.\" http://www.UNIX-systems.org/online.html
.\" ISO/IEC 9899:1999
.\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 1999 HANATAKA Shinya
-.\" all rights reserved.
-.\" Translated Tue Jan 11 00:55:58 JST 2000
-.\" by HANATAKA Shinya <hanataka@abyss.rim.or.jp>
-.\" Updated Sat Nov 3 JST 2001 by Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org>
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.\"
-.TH PUTWCHAR 3 1999-07-25 "GNU" "Linux Programmer's Manual"
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
+.\"
+.\"*******************************************************************
+.TH PUTWCHAR 3 1999\-07\-25 GNU "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
putwchar \- ワイド文字を標準出力へ書き出す
.SH 書式
.nf
-.B #include <wchar.h>
+\fB#include <wchar.h>\fP
.sp
-.BI "wint_t putwchar(wchar_t " wc );
+\fBwint_t putwchar(wchar_t \fP\fIwc\fP\fB);\fP
.fi
.SH 説明
-.BR putwchar ()
-関数は
-.BR putchar ()
-のワイド文字版である。
-この関数は \fIwc\fP を \fIstdout\fP へと書き出す。\fIferror(stdout)\fP が
-真ならば
-.B WEOF
-を返す。ワイド文字の変換に失敗した場合には \fIerrno\fP に
-\fBEILSEQ\fP を設定して
-.B WEOF
-を返す。それ以外の場合は \fIwc\fP を返す。
+\fBputwchar\fP() 関数は \fBputchar\fP() のワイド文字版である。 この関数は \fIwc\fP を \fIstdout\fP
+へと書き出す。\fIferror(stdout)\fP が 真ならば \fBWEOF\fP を返す。ワイド文字の変換に失敗した場合には \fIerrno\fP に
+\fBEILSEQ\fP を設定して \fBWEOF\fP を返す。それ以外の場合は \fIwc\fP を返す。
.PP
-これらの処理をロックせずに行いたいときは、
-.BR unlocked_stdio (3)
-を参照のこと。
+これらの処理を停止せずに行いたいときは、 \fBunlocked_stdio\fP(3) を参照のこと。
.SH 返り値
-エラーが起きなかった場合、
-.BR putwchar ()
-関数は \fIwc\fP を返す。
-エラーが起きた場合は
-.B WEOF
-を返す。
+エラーが起きなかった場合、 \fBputwchar\fP() 関数は \fIwc\fP を返す。 エラーが起きた場合は \fBWEOF\fP を返す。
.SH 準拠
C99.
.SH 注意
-.BR putwchar ()
-の動作は現在のロケールの
-.B LC_CTYPE
-カテゴリに依存している。
+\fBputwchar\fP() の動作は現在のロケールの \fBLC_CTYPE\fP カテゴリに依存している。
.PP
-.BR putwchar ()
-が実際にはワイド文字 \fIwc\fP と等価なマルチバイト文字を
-書き出すことを期待してもよい。
+\fBputwchar\fP() が実際にはワイド文字 \fIwc\fP と等価なマルチバイト文字を 書き出すことを期待してもよい。
.SH 関連項目
-.BR fputwc (3),
-.BR unlocked_stdio (3)
+\fBfputwc\fP(3), \fBunlocked_stdio\fP(3)