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(split) LDP: Release pages for LDP v3.39.
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man3 / remquo.3
index 2094234..79af4ba 100644 (file)
 .\" Distributed under GPL
 .\" based on glibc infopages
 .\" polished, aeb
+.\"*******************************************************************
 .\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 2005 Yuichi SATO
-.\" and Copyright (c) 2008 Akihiro MOTOKI
-.\" Translated Tue Feb  1 06:39:08 JST 2005
-.\"         by Yuichi SATO <ysato444@yahoo.co.jp>
-.\" Updated 2008-09-16, Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
 .\"
-.TH REMQUO 3 2010-09-20 "GNU" "Linux Programmer's Manual"
+.\"*******************************************************************
+.TH REMQUO 3 2010\-09\-20 GNU "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 remquo, remquof, remquol \- 商の一部と剰余を求める
 .SH 書式
 .nf
-.B #include <math.h>
+\fB#include <math.h>\fP
 .sp
-.BI "double remquo(double " x ", double " y ", int *" quo );
+\fBdouble remquo(double \fP\fIx\fP\fB, double \fP\fIy\fP\fB, int *\fP\fIquo\fP\fB);\fP
 .br
-.BI "float remquof(float " x ", float " y ", int *" quo );
+\fBfloat remquof(float \fP\fIx\fP\fB, float \fP\fIy\fP\fB, int *\fP\fIquo\fP\fB);\fP
 .br
-.BI "long double remquol(long double " x ", long double " y ", int *" quo );
+\fBlong double remquol(long double \fP\fIx\fP\fB, long double \fP\fIy\fP\fB, int *\fP\fIquo\fP\fB);\fP
 .fi
 .sp
 \fI\-lm\fP でリンクする。
 .sp
 .in -4n
-glibc 向けの機能検査マクロの要件
-.RB ( feature_test_macros (7)
-参照):
+glibc 向けの機能検査マクロの要件 (\fBfeature_test_macros\fP(7)  参照):
 .in
 .sp
 .ad l
-.BR remquo (),
-.BR remquof (),
-.BR remquol ():
+\fBremquo\fP(), \fBremquof\fP(), \fBremquol\fP():
 .RS 4
-_XOPEN_SOURCE\ >=\ 600 || _ISOC99_SOURCE ||
-_POSIX_C_SOURCE\ >=\ 200112L;
+_XOPEN_SOURCE\ >=\ 600 || _ISOC99_SOURCE || _POSIX_C_SOURCE\ >=\ 200112L;
 .br
-or
-.I cc\ -std=c99
+or \fIcc\ \-std=c99\fP
 .RE
 .ad
 .SH 説明
-これらの関数は
-.I x
-を
-.I y
-で割ったときの商の一部と剰余を計算する。
-商のいくつかのビットが
-.I quo
-ポインタを使って格納される。
+これらの関数は \fIx\fP を \fIy\fP で割ったときの商の一部と剰余を計算する。 商のいくつかのビットが \fIquo\fP ポインタを使って格納される。
 剰余は関数の結果として返される。
 
-剰余の値は
-.BR remainder (3)
-関数で計算されるものと同じである。
+剰余の値は \fBremainder\fP(3)  関数で計算されるものと同じである。
 
-.I quo
-ポインタを使って格納される値には、
-.I "x\ /\ y"
-の符号と最低でも商の下位 3 ビットが含まれる。
+\fIquo\fP ポインタを使って格納される値には、 \fIx\ /\ y\fP の符号と最低でも商の下位 3 ビットが含まれる。
 
-たとえば \fIremquo(29.0,\ 3.0)\fP は \-1.0 を返し、
-(訳注: quo の指しているものには) 2 が格納される。
-実際の商が整数値にならない点に注意すること。
-.\" この関数を利用するアプリケーションとしては、
-.\" sin(x) の計算などがあるかもしれない。
-.\" sin(x) では remquo(x, pi/2, &quo) などを計算する。
+.\" A possible application of this function might be the computation
+.\" of sin(x). Compute remquo(x, pi/2, &quo) or so.
 .\"
-.\" glibc, UnixWare: 3 ビットを返す。
-.\" MacOS 10: 7 ビットを返す。
+.\" glibc, UnixWare: return 3 bits
+.\" MacOS 10: return 7 bits
+たとえば \fIremquo(29.0,\ 3.0)\fP は \-1.0 を返し、 (訳注: quo の指しているものには) 2 が格納される。
+実際の商が整数値にならない点に注意すること。
 .SH 返り値
-成功すると、これらの関数は
-.BR remainder (3)
-に書かれている同様の関数と同じ値を返す。
+成功すると、これらの関数は \fBremainder\fP(3)  に書かれている同様の関数と同じ値を返す。
 
-.I x
-か
-.I y
-が NaN の場合、NaN が返される。
+\fIx\fP か \fIy\fP が NaN の場合、NaN が返される。
 
-.I x
-が無限大で
-.I y
-が NaN でない場合、
-領域エラー (domain error) が発生し、NaN が返される。
+\fIx\fP が無限大で \fIy\fP が NaN でない場合、 領域エラー (domain error) が発生し、NaN が返される。
 
-.I y
-がゼロで
-.I x
-が NaN でない場合、
-領域エラー (domain error) が発生し、NaN が返される。
+\fIy\fP がゼロで \fIx\fP が NaN でない場合、 領域エラー (domain error) が発生し、NaN が返される。
 .SH エラー
-これらの関数を呼び出した際にエラーが発生したかの判定方法についての情報は
-.BR math_error (7)
-を参照のこと。
+これらの関数を呼び出した際にエラーが発生したかの判定方法についての情報は \fBmath_error\fP(7)  を参照のこと。
 .PP
 以下のエラーが発生する可能性がある。
-.TP
-領域エラー (domain error): \fIx\fP が無限大か \fIy\fP が 0 で、 \
-他の引き数が NaN でない
+.TP 
+領域エラー (domain error): \fIx\fP が無限大か \fIy\fP が 0 で、 他の引き数が NaN でない
 .\" .I errno
 .\" is set to
 .\" .BR EDOM .
-不正 (invalid) 浮動小数点例外
-.RB ( FE_INVALID )
-が上がる。
+不正 (invalid) 浮動小数点例外 (\fBFE_INVALID\fP)  が上がる。
 .PP
-これらの関数は
-.I errno
-を設定しない。
 .\" FIXME . Is it intentional that these functions do not set errno?
 .\" Bug raised: http://sources.redhat.com/bugzilla/show_bug.cgi?id=6802
+これらの関数は \fIerrno\fP を設定しない。
 .SH バージョン
 これらの関数は glibc バージョン 2.1 で初めて登場した。
 .SH 準拠
-C99, POSIX.1-2001.
+C99, POSIX.1\-2001.
 .SH 関連項目
-.BR fmod (3),
-.BR logb (3),
-.BR remainder (3)
+\fBfmod\fP(3), \fBlogb\fP(3), \fBremainder\fP(3)