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(split) LDP: Release pages for LDP v3.39.
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man3 / setlogmask.3
index 81a6506..af5670a 100644 (file)
 .\" Formatted or processed versions of this manual, if unaccompanied by
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 .\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 2001 Akihiro MOTOKI
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-.\" Translated Sat Nov  3 01:46:03 JST 2001
-.\"         by Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
+.\"*******************************************************************
 .\"
-.\"WORD:       logging         ログ収集
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 .\"
-.TH SETLOGMASK 3  2001-10-05 "" "Linux Programmer's Manual"
+.\"*******************************************************************
+.TH SETLOGMASK 3 2001\-10\-05 "" "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 setlogmask \- ログの優先度マスクを設定する
 .SH 書式
 .nf
-.B #include <syslog.h>
+\fB#include <syslog.h>\fP
 .sp
-.BI "int setlogmask(int " mask );
+\fBint setlogmask(int \fP\fImask\fP\fB);\fP
 .fi
 .SH 説明
-プロセスにはログ優先度マスク(log priority mask)が用意されていて、
-これを用いて
-.BR syslog (3)
-が呼び出された場合にログ記録を行うかどうかを決定する。
-他のすべての関数が呼び出された場合はログ記録が行われない。
-.I mask
-の各ビットは優先度に対応しており、対応するビットが 1 にセットされている
-優先度に対してログ収集(logging)が有効になる。
+プロセスにはログ優先度マスク(log priority mask)が用意されていて、 これを用いて \fBsyslog\fP(3)
+が呼び出された場合にログ記録を行うかどうかを決定する。 他のすべての関数が呼び出された場合はログ記録が行われない。 \fImask\fP
+の各ビットは優先度に対応しており、対応するビットが 1 にセットされている 優先度に対してログ収集(logging)が有効になる。
 マスクの初期値は、すべての優先度に対してログ収集が有効になるような値である。
 .LP
-.BR setlogmask ()
-関数は、呼び出し元のプロセスに対するログマスクを設定し、
-変更前のマスクを返す。
-.I mask
-引き数が 0 ならば、現在のログマスクは変更されない。
+\fBsetlogmask\fP()  関数は、呼び出し元のプロセスに対するログマスクを設定し、 変更前のマスクを返す。 \fImask\fP 引き数が 0
+ならば、現在のログマスクは変更されない。
 .LP
-以下の8レベルの優先度が定義されている(優先度の高い順):
-.BR LOG_EMERG ,
-.BR LOG_ALERT ,
-.BR LOG_CRIT ,
-.BR LOG_ERR ,
-.BR LOG_WARNING ,
-.BR LOG_NOTICE ,
-.BR LOG_INFO ,
-.BR LOG_DEBUG 。
-優先度 \fIp\fP に対応するビット列は \fBLOG_MASK\fP(\fIp\fP) によって求められる。
-優先度 \fIp\fP 以上のすべての優先度 (\fIp\fP を含む) のマスクビットを
-求めることができるマクロ \fBLOG_UPTO\fP(\fIp\fP) を使用できるシステムもある。
+以下の8レベルの優先度が定義されている(優先度の高い順): \fBLOG_EMERG\fP, \fBLOG_ALERT\fP, \fBLOG_CRIT\fP,
+\fBLOG_ERR\fP, \fBLOG_WARNING\fP, \fBLOG_NOTICE\fP, \fBLOG_INFO\fP, \fBLOG_DEBUG\fP。 優先度
+\fIp\fP に対応するビット列は \fBLOG_MASK\fP(\fIp\fP) によって求められる。 優先度 \fIp\fP 以上のすべての優先度 (\fIp\fP を含む)
+のマスクビットを 求めることができるマクロ \fBLOG_UPTO\fP(\fIp\fP) を使用できるシステムもある。
 .SH 返り値
 変更前のログ優先度マスクの値を返す。
 .SH エラー
+.\" .SH NOTES
+.\" The glibc logmask handling was broken in versions before glibc 2.1.1.
 なし。
-.SH 注意
-glibc 2.1.1 より前のバージョンでは glibc のログマスクの扱いに不具合がある。
 .SH 準拠
-POSIX.1-2001.
-POSIX.1-2001 での説明には欠陥があることに注意すること。
+POSIX.1\-2001.  POSIX.1\-2001 での説明には欠陥があることに注意すること。
 .SH 関連項目
-.BR closelog (3),
-.BR openlog (3),
-.BR syslog (3)
+\fBcloselog\fP(3), \fBopenlog\fP(3), \fBsyslog\fP(3)