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-.\" Japanese Version Copyright (c) 2003 Akihiro MOTOKI
-.\" all rights reserved.
-.\" Translated Sat Jul 19 03:06:35 JST 2003
-.\" by Akihiro MOTOKI <amotoki@dd.iij4u.or.jp>
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-.TH TCGETSID 3 2010-09-10 "GNU" "Linux Programmer's Manual"
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+.\"*******************************************************************
+.TH TCGETSID 3 2010\-09\-10 GNU "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
tcgetsid \- セッションID を取得する
.SH 書式
-.nf
-.BR "#define _XOPEN_SOURCE 500" " /* feature_test_macros(7) 参照 */"
+\fB#define _XOPEN_SOURCE 500\fP /* feature_test_macros(7) 参照 */
.br
-.B "#include <termios.h>"
+\fB#include <termios.h>\fP
.sp
-.BI "pid_t tcgetsid(int " fd );
-.fi
+\fBpid_t tcgetsid(int \fP\fIfd\fP\fB);\fP
.SH 説明
-関数
-.BR tcgetsid ()
-は、制御端末として
-.I fd
-に対応する端末を持つカレント・セッションのセッションID を返す。
-この端末は \fBtcgetsid\fR() の呼び出しを行うプロセスの制御端末で
-なければならない。
+関数 \fBtcgetsid\fP() は、制御端末として \fIfd\fP に対応する端末を持つカレント・セッションのセッションID を返す。 この端末は
+\fBtcgetsid\fP() の呼び出しを行うプロセスの制御端末で なければならない。
.SH 返り値
-.I fd
-が呼び出しを行ったセッションの制御端末を参照している場合、
-関数
-.BR tcgetsid ()
-はこのセッションのセッションID を返す。
-そうでない場合、 \-1 が返され、
-.I errno
-が適切に設定される。
+\fIfd\fP が呼び出しを行ったセッションの制御端末を参照している場合、 関数 \fBtcgetsid\fP() はこのセッションのセッションID を返す。
+そうでない場合、 \-1 が返され、 \fIerrno\fP が適切に設定される。
.SH エラー
-.TP
-.B EBADF
-.I fd
-は有効なファイル記述子でない。
-.TP
-.B ENOTTY
-呼び出しを行ったプロセスが制御端末を持っていない、もしくは
-制御端末を持っているが
-.I fd
-で参照されるものとは異なる。
+.TP
+\fBEBADF\fP
+\fIfd\fP が有効なファイルディスクリプタではない。
+.TP
+\fBENOTTY\fP
+呼び出しを行ったプロセスが制御端末を持っていない、もしくは 制御端末を持っているが \fIfd\fP で参照されるものとは異なる。
.SH バージョン
-.BR tcgetsid ()
-は、バージョン 2.1 以降の glibc で提供されている。
+\fBtcgetsid\fP() は、バージョン 2.1 以降の glibc で提供されている。
.SH 準拠
-POSIX.1-2001.
+POSIX.1\-2001.
.SH 注意
-この関数は
-.B TIOCGSID
-.BR ioctl (2)
-経由で実現されており、
-Linux 2.1.71 以降で存在する。
+この関数は \fBTIOCGSID\fP \fBioctl\fP(2) 経由で実現されており、 Linux 2.1.71 以降で存在する。
.SH 関連項目
-.BR getsid (2)
+\fBgetsid\fP(2)