.\" 386BSD man pages
.\" Modified Sat Jul 24 17:46:57 1993 by Rik Faith (faith@cs.unc.edu)
.\" Modified 2001-11-17, aeb
+.\"*******************************************************************
.\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 Tenkou N. Hattori
-.\" all rights reserved.
-.\" Translated Sat Jan 18 16:51:59 JST 1997
-.\" by Tenkou N. Hattori <tnh@alpsmap.co.jp>
-.\" Updated & Modified Sun Dec 9 15:25:20 JST 2001
-.\" by Yuichi SATO <ysato@h4.dion.ne.jp>
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
.\"
-.TH TMPFILE 3 2008-07-14 "" "Linux Programmer's Manual"
+.\"*******************************************************************
+.TH TMPFILE 3 2008\-07\-14 "" "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
tmpfile \- テンポラリファイルを作成する
.SH 書式
.nf
-.B #include <stdio.h>
+\fB#include <stdio.h>\fP
.sp
-.B FILE *tmpfile(void);
+\fBFILE *tmpfile(void);\fP
.fi
.SH 説明
-.BR tmpfile ()
-関数はユニークなテンポラリファイルを
-バイナリリードライトモード (w+b) でオープンする。
+\fBtmpfile\fP() 関数はユニークなテンポラリファイルを バイナリリードライトモード (w+b) でオープンする。
このファイルはクローズ時またはプログラムの終了時に自動的に削除される。
.SH 返り値
-.BR tmpfile ()
-関数はファイルポインタを返すか、
-ユニークなファイルが作れなかったかオープンできなかった場合は NULL を返す。
+\fBtmpfile\fP() 関数はファイルポインタを返すか、 ユニークなファイルが作れなかったかオープンできなかった場合は NULL を返す。
後者の場合、エラーを表す \fIerrno\fP を設定する。
.SH エラー
-.TP
-.B EACCES
+.TP
+\fBEACCES\fP
ファイルのあるディレクトリにサーチのアクセス権 (search permission) がない。
-.TP
-.B EEXIST
+.TP
+\fBEEXIST\fP
ユニークなファイル名が作成できなかった。
-.TP
-.B EINTR
+.TP
+\fBEINTR\fP
呼び出しがシグナルによって中断された。
-.TP
-.B EMFILE
+.TP
+\fBEMFILE\fP
1 つのプロセスで使用可能なファイルディスクリプタ数を超過した。
-.TP
-.B ENFILE
+.TP
+\fBENFILE\fP
システム全体でオープン可能なファイル数を超過した。
-.TP
-.B ENOSPC
+.TP
+\fBENOSPC\fP
ディレクトリに新しいファイルを追加するための空き領域がない。
-.TP
-.B EROFS
+.TP
+\fBEROFS\fP
読みだし専用ファイルシステムである。
.SH 準拠
-SVr4, 4.3BSD, C89, C99, SUSv2, POSIX.1-2001.
+SVr4, 4.3BSD, C89, C99, SUSv2, POSIX.1\-2001.
.SH 注意
-POSIX.1-2001 では、
-ストリームをオープンできなかった場合、
-\fIstdout\fP にエラーメッセージが書き出される、と規定されている。
+POSIX.1\-2001 では、 ストリームをオープンできなかった場合、 \fIstdout\fP にエラーメッセージが書き出される、と規定されている。
.LP
-規格では
-.BR tmpfile ()
-が使うディレクトリは指定されていない。
-glibc では \fI<stdio.h>\fP で定義されている
-\fIP_tmpdir\fP をパスの先頭に使おうとする。
-これが失敗した場合は、ディレクトリ \fI/tmp\fP を使う。
+規格では \fBtmpfile\fP() が使うディレクトリは指定されていない。 glibc では \fI<stdio.h>\fP
+で定義されている \fIP_tmpdir\fP をパスの先頭に使おうとする。 これが失敗した場合は、ディレクトリ \fI/tmp\fP を使う。
.SH 関連項目
-.BR exit (3),
-.BR mkstemp (3),
-.BR mktemp (3),
-.BR tempnam (3),
-.BR tmpnam (3)
+\fBexit\fP(3), \fBmkstemp\fP(3), \fBmktemp\fP(3), \fBtempnam\fP(3), \fBtmpnam\fP(3)