.\" OpenGroup's Single UNIX specification http://www.UNIX-systems.org/online.html
.\" ISO/IEC 9899:1999
.\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 1999 HANATAKA Shinya
-.\" all rights reserved.
-.\" Translated Tue Jan 11 00:55:43 JST 2000
-.\" by HANATAKA Shinya <hanataka@abyss.rim.or.jp>
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.\"
-.TH UNGETWC 3 1999-09-19 "GNU" "Linux Programmer's Manual"
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
+.\"
+.\"*******************************************************************
+.TH UNGETWC 3 1999\-09\-19 GNU "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
ungetwc \- ワイド文字を FILE ストリームへ戻す
.SH 書式
.nf
-.B #include <wchar.h>
+\fB#include <wchar.h>\fP
.sp
-.BI "wint_t ungetwc(wint_t " wc ", FILE *" stream );
+\fBwint_t ungetwc(wint_t \fP\fIwc\fP\fB, FILE *\fP\fIstream\fP\fB);\fP
.fi
.SH 説明
-.BR ungetwc ()
-関数は
-.BR ungetc (3)
-関数のワイド文字版である。
-この関数はワイド文字を \fIstream\fP へ戻して、それを返す。
+\fBungetwc\fP() 関数は \fBungetc\fP(3) 関数のワイド文字版である。 この関数はワイド文字を \fIstream\fP
+へ戻して、それを返す。
.PP
-\fIwc\fP が \fBWEOF\fP の場合、 \fBWEOF\fP を返す。
-\fIwc\fP が不正なワイド文字の場合、
-\fIerrno\fP に \fBEILSEQ\fP を設定して \fBWEOF\fP を返す。
+\fIwc\fP が \fBWEOF\fP の場合、 \fBWEOF\fP を返す。 \fIwc\fP が不正なワイド文字の場合、 \fIerrno\fP に \fBEILSEQ\fP
+を設定して \fBWEOF\fP を返す。
.PP
\fIwc\fP が有効なワイド文字の場合、それをストリームへと戻して後の
-ワイド文字読み込み操作で取得できるようにする。ファイル位置(file-position)
-指示子は1以上戻される。ファイル終端(end-of-file)指示子はクリアされる。
-そのファイルの背後にある記憶媒体は影響を受けない。
+ワイド文字読み込み操作で取得できるようにする。ファイル位置(file\-position)
+指示子は1以上戻される。ファイル終端(end\-of\-file)指示子はクリアされる。 そのファイルの背後にある記憶媒体は影響を受けない。
.PP
-注意: \fIwc\fP はストリームから読み込んだ最後のワイド文字である必要はない。
-有効なワイド文字ならば何でも良い。
+注意: \fIwc\fP はストリームから読み込んだ最後のワイド文字である必要はない。 有効なワイド文字ならば何でも良い。
.PP
-続けて複数のワイド文字を戻すことをサポートしている実装の場合は、
-戻したワイド文字は、戻したのとは逆の順番で読み込まれる。
+続けて複数のワイド文字を戻すことをサポートしている実装の場合は、 戻したワイド文字は、戻したのとは逆の順番で読み込まれる。
しかしこの場合でも一段階の戻ししか保証されていない。
.SH 返り値
-.BR ungetwc ()
-関数は成功した場合には \fIwc\fP を返す。
-失敗した場合には \fBWEOF\fP を返す。
+\fBungetwc\fP() 関数は成功した場合には \fIwc\fP を返す。 失敗した場合には \fBWEOF\fP を返す。
.SH 準拠
C99.
.SH 注意
-.BR ungetwc ()
-関数の動作は現在のロケールの
-.B LC_CTYPE
-カテゴリに依存している。
+\fBungetwc\fP() 関数の動作は現在のロケールの \fBLC_CTYPE\fP カテゴリに依存している。
.SH 関連項目
-.BR fgetwc (3)
+\fBfgetwc\fP(3)