.\" OpenGroup's Single UNIX specification http://www.UNIX-systems.org/online.html
.\" ISO/IEC 9899:1999
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.\"
-.TH WCTYPE 3 1999-07-25 "GNU" "Linux Programmer's Manual"
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+.\"*******************************************************************
+.TH WCTYPE 3 1999\-07\-25 GNU "Linux Programmer's Manual"
.SH 名前
wctype \- ワイド文字の分類
.SH 書式
.nf
-.B #include <wctype.h>
+\fB#include <wctype.h>\fP
.sp
-.BI "wctype_t wctype(const char *" name );
+\fBwctype_t wctype(const char *\fP\fIname\fP\fB);\fP
.fi
.SH 説明
-.I wctype_t
-型は、ワイド文字が持っている、あるいは持っていない属性を表現する。
-言い換えると、
-.I wctype_t
-型はワイド文字のクラスを表現する。
-この型は本質的に実装依存であるが、特殊な値
-.I "(wctype_t) 0"
-は不正な属性を示す。
-0 でない値を持つ
-.I wctype_t
-を
-.BR iswctype (3)
-関数に渡
-すことによって、与えられたワイド文字がその属性を持つかどうかを実際にテ
-ストすることができる。
-x.PP
-.BR wctype ()
-関数は、名前によって与えられる属性を返す。有効な名前の集
-合は現在のロケールの
-.B LC_CTYPE
+\fIwctype_t\fP 型は、ワイド文字が持っている、あるいは持っていない属性を表現する。 言い換えると、 \fIwctype_t\fP
+型はワイド文字のクラスを表現する。 この型は本質的に実装依存であるが、特殊な値 \fI(wctype_t) 0\fP は不正な属性を示す。 0 でない値を持つ
+\fIwctype_t\fP を \fBiswctype\fP(3) 関数に渡すことによって、 与えられたワイド文字がその属性を持つかどうかを実際に
+テストすることができる。
+.PP
+\fBwctype\fP() 関数は、名前によって与えられる属性を返す。有効な名前の集 合は現在のロケールの \fBLC_CTYPE\fP
カテゴリに依存するが、以下の名前は全てのロケールで有効である。
-.sp
.nf
"alnum" \- クラス化関数 \fBisalnum\fP(3) を実現する
"alpha" \- クラス化関数 \fBisalpha\fP(3) を実現する
"xdigit" \- クラス化関数 \fBisxdigit\fP(3) を実現する
.fi
.SH 返り値
-.BR wctype ()
-関数は、
-.I name
-が有効ならば属性記述子を返す。
-有効でなければ
-.I "(wctype_t) 0"
-を返す。
+\fBwctype\fP() 関数は、 \fIname\fP が有効ならば属性記述子を返す。 有効でなければ \fI(wctype_t) 0\fP を返す。
.SH 準拠
C99.
.SH 注意
-.BR wctype ()
-の動作は、現在のロケールの
-.B LC_CTYPE
-カテゴリに依存する。
+\fBwctype\fP() の動作は、現在のロケールの \fBLC_CTYPE\fP カテゴリに依存する。
.SH 関連項目
-.BR iswctype (3)
+\fBiswctype\fP(3)