OSDN Git Service

(split) LDP: Release pages for LDP v3.39.
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man4 / console_ioctl.4
index fd7fe03..974bb83 100644 (file)
 .\"     VT_UNLOCKSWITCH (since 1.3.47, needs CAP_SYS_TTY_CONFIG)
 .\"     VT_GETHIFONTMASK (since 2.6.18)
 .\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 1996,1997 TAKAHASHI Mutsuji
-.\"                               1998      ISHIKAWA Mutsumi
-.\"                               all rights reserved.
-.\" Translated Sun Jan 11 03:24:14 JST 1998
-.\"         by TAKAHASHI Mutsuji <muz@ilp.iijnet.or.jp>
-.\"            and ISHIKAWA Mutsumi <ishikawa@linux.or.jp>
+.\"*******************************************************************
 .\"
-.\" Japanese Version Last Modified Thu Feb  5 17:35:37 JST 1998
-.\"    by ISHIKAWA Mutsumi <ishikawa@linux.or.jp>
-.\" Updated & Modefied Sat Feb 27 1999 by Shouichi Saito
-.\" Updated Tue Jan 28 JST 2003 by Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org>
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
 .\"
-.TH CONSOLE_IOCTL 4 2009-02-28 "Linux" "Linux Programmer's Manual"
+.\"*******************************************************************
+.TH CONSOLE_IOCTL 4 2009\-02\-28 Linux "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 console_ioctl \- コンソール端末と仮想コンソールの ioctl
 .SH 説明
-次のような Linux 固有の
-.BR ioctl (2)
-がサポートされている。
-それぞれ3番目の引数が必要である、ここでは \fIargp\fP とする。
+次のような Linux 固有の \fBioctl\fP(2)  がサポートされている。 それぞれ3番目の引数が必要である、ここでは \fIargp\fP とする。
 .IP \fBKDGETLED\fP
-LED の状態を取得する。
-\fIargp\fP は \fIchar\fP のポインターである。
-\fI*argp\fP の下位 3 ビットに以下のように LED の状態がセットされる。
+LED の状態を取得する。 \fIargp\fP は \fIchar\fP のポインターである。 \fI*argp\fP の下位 3 ビットに以下のように LED
+の状態がセットされる。
 
     LED_CAP       0x04   キャピタルロックが点灯
     LEC_NUM       0x02   ナンバーロックが点灯
     LED_SCR       0x01   スクロールロックが点灯
 .IP \fBKDSETLED\fP
-LEDを点灯させる。LEDは \fIargp\fP の下位 3 ビットに従い点灯される。
-しかし、より高位のビットがセットされている時には、キャピタルロック、
-ナンバーロック、スクロールロックのキーボード機能の状態を表示する LED は
-通常状態に戻る。
+LEDを点灯させる。LEDは \fIargp\fP の下位 3 ビットに従い点灯される。 しかし、より高位のビットがセットされている時には、キャピタルロック、
+ナンバーロック、スクロールロックのキーボード機能の状態を表示する LED は 通常状態に戻る。
 .LP
-カーネル 1.1.54 以前は、LED はそれぞれのキーボードフラグの状態を反映する
-だけで、KDGETLED/KDSETLED もキーボードフラグを変更するだけであった。
-カーネルl 1.1.54 からは LED に任意の表示をする事ができるようになったが、
-デフォルトではキーボードフラグを表示する。
-次に示す 2 つの ioctl はキーボードフラグにアクセスするのに用いられる。
+カーネル 1.1.54 以前は、LED はそれぞれのキーボードフラグの状態を反映する だけで、KDGETLED/KDSETLED
+もキーボードフラグを変更するだけであった。 カーネルl 1.1.54 からは LED に任意の表示をする事ができるようになったが、
+デフォルトではキーボードフラグを表示する。 次に示す 2 つの ioctl はキーボードフラグにアクセスするのに用いられる。
 .IP \fBKDGKBLED\fP
-キャピタルロック、ナンバーロック、スクロールロックの(LED の表示では
-なく)キーボードフラグを得る。
-\fIargp\fP はフラグの状態がセットされる文字変数を指す。
-(0x7)でマスクして得られる下位 3 ビットが現在のフラグの状態を示し、
-(0x70)でマスクして得られる次の 3 ビットがデフォルトのフラグの状態を
-示す。(カーネル 1.1.54以降)
+キャピタルロック、ナンバーロック、スクロールロックの(LED の表示では なく)キーボードフラグを得る。 \fIargp\fP
+はフラグの状態がセットされる文字変数を指す。 (0x7)でマスクして得られる下位 3 ビットが現在のフラグの状態を示し、
+(0x70)でマスクして得られる次の 3 ビットがデフォルトのフラグの状態を 示す。(カーネル 1.1.54以降)
 .IP \fBKDSKBLED\fP
-キャピタルロック、ナンバーロック、スクロールロックの(LED の表示ではなく)
-キーボードフラグをセットする。
-\fIargp\fP がセットしたいフラグである。
-(0x7)でマスクして得られる下位 3 ビットがフラグの状態で、(0x70)でマスクして
-得られる次の 3 ビットがデフォルトのフラグの状態である。(カーネル
-1.1.54以降)
+キャピタルロック、ナンバーロック、スクロールロックの(LED の表示ではなく)  キーボードフラグをセットする。 \fIargp\fP
+がセットしたいフラグである。 (0x7)でマスクして得られる下位 3 ビットがフラグの状態で、(0x70)でマスクして 得られる次の 3
+ビットがデフォルトのフラグの状態である。(カーネル 1.1.54以降)
 .IP \fBKDGKBTYPE\fP
 キーボードの種類を得る。これは値 0x02 と定義されている KB_101を返す。
 .IP \fBKDADDIO\fP
@@ -96,72 +75,46 @@ I/Oポートを有効な物として加える。これは \fIioperm(arg,1,1)\fP
 .IP \fBKDDELIO\fP
 I/Oポートを有効な物から外す。これは \fIioperm(arg,1,0)\fP と等価である。
 .IP \fBKDENABIO\fP
-ビデオボードへの I/O を可能にする。
-これは \fIioperm(0x3b4, 0x3df-0x3b4+1, 1)\fP と等価である。
+ビデオボードへの I/O を可能にする。 これは \fIioperm(0x3b4, 0x3df\-0x3b4+1, 1)\fP と等価である。
 .IP \fBKDDISABIO\fP
-ビデオボードへの I/O を不可能にする。
-これは \fIioperm(0x3b4, 0x3df-0x3b4+1, 0)\fP と等価である。
+ビデオボードへの I/O を不可能にする。 これは \fIioperm(0x3b4, 0x3df\-0x3b4+1, 0)\fP と等価である。
 .IP \fBKDSETMODE\fP
-テキスト/グラフィクスモードを設定する。
-\fIargp\fP は次のうちのどれか:
+テキスト/グラフィクスモードを設定する。 \fIargp\fP は次のうちのどれか:
 
     KD_TEXT       0x00
     KD_GRAPHICS   0x01
 .IP \fBKDGETMODE\fP
-テキスト/グラフィクスモードを取得する。
-\fIargp\fP が指す \fIlong\fP 型変数に
-上述の値のどちらかがセットされる。
+テキスト/グラフィクスモードを取得する。 \fIargp\fP が指す \fIlong\fP 型変数に 上述の値のどちらかがセットされる。
 .IP \fBKDMKTONE\fP
-指定された長さのトーンを発生する。
-\fIargp\fP の下位 16 ビットはクロックサイクルを単位にして周期を指定し、
-上位 16 ビットが msec の単位で表した、(トーンを発生させる)時間を指定する。
-トーンを発生させる時間がゼロのときは、サウンドはオフになる。
-制御は直ちに戻る。
-例えば、\fIargp\fP = (125<<16) + 0x637 とすれば、通常 ctrl-G を押した時に
-発生する音になる。
-(カーネル 0.99pl1 以降;この機能は カーネル 2.1.49 から
-2.1.50 ではバグのため動作しない)
+指定された長さのトーンを発生する。 \fIargp\fP の下位 16 ビットはクロックサイクルを単位にして周期を指定し、 上位 16 ビットが msec
+の単位で表した、(トーンを発生させる)時間を指定する。 トーンを発生させる時間がゼロのときは、サウンドはオフになる。 制御は直ちに戻る。
+例えば、\fIargp\fP = (125<<16) + 0x637 とすれば、通常 ctrl\-G を押した時に 発生する音になる。
+(カーネル 0.99pl1 以降;この機能は カーネル 2.1.49 から 2.1.50 ではバグのため動作しない)
 .IP \fBKIOCSOUND\fP
-音の発生の開始や停止を行う。
-\fIargp\fP の下位 16 ビットはクロックサイクルを単位として周期を示す。
-(つまり \fIargp\fP = 1193180/周波数)。
-\fIargp\fP = 0 の場合、サウンドはオフになる。
-どちらの場合でも、ただちに制御は戻る。
+音の発生の開始や停止を行う。 \fIargp\fP の下位 16 ビットはクロックサイクルを単位として周期を示す。 (つまり \fIargp\fP =
+1193180/周波数)。 \fIargp\fP = 0 の場合、サウンドはオフになる。 どちらの場合でも、ただちに制御は戻る。
 .IP \fBGIO_CMAP\fP
 現在のデフォルトのカラーマップをカーネルより取得する。
 .IP \fBPIO_CMAP\fP
-デフォルトのテキストモードのカラーマップを変更する。
-\fIargp\fP が指す 48 バイトの配列中には、16 の可能なスクリーンの色を、
-赤、緑、青の順に 0 をオフ、255を最大強度とした値として納める。
-デフォルトの色は順に、黒、濃い赤、濃い緑、茶、濃い青、濃い紫、濃いシアン、
-明るい灰色、濃い灰色、明るい赤、明るい緑、黄、明るい青、明るい紫、
-明るいシアン、白である。(カーネル 1.3.3以降)
+デフォルトのテキストモードのカラーマップを変更する。 \fIargp\fP が指す 48 バイトの配列中には、16 の可能なスクリーンの色を、
+赤、緑、青の順に 0 をオフ、255を最大強度とした値として納める。 デフォルトの色は順に、黒、濃い赤、濃い緑、茶、濃い青、濃い紫、濃いシアン、
+明るい灰色、濃い灰色、明るい赤、明るい緑、黄、明るい青、明るい紫、 明るいシアン、白である。(カーネル 1.3.3以降)
 .IP \fBGIO_FONT\fP
-拡張された形式で 256 文字のスクリーンフォントを得る。
-\fIargp\fP は 8192 バイトの配列を指す。
-現在ロードされているフォントが 512 文字のフォントであるか、コンソールが
-テキストモードでない時には失敗し \fBEINVAL\fP のエラーコードを返す。
+拡張された形式で 256 文字のスクリーンフォントを得る。 \fIargp\fP は 8192 バイトの配列を指す。 現在ロードされているフォントが 512
+文字のフォントであるか、コンソールが テキストモードでない時には失敗し \fBEINVAL\fP のエラーコードを返す。
 .IP \fBGIO_FONTX\fP
-スクリーンフォントとそれに関連した情報を取得する。
-\fIargp\fP は構造体 consolefontdesc (\fBPIO_FONTX\fP を参照のこと)を指す。
-関数呼び出しのときには、\fIcharcount\fP には、\fIchardata\fP が指す
-バッファにおさまる最大の文字数をセットしなければならない。
-関数呼び出しから戻った時には \fIcharcount\fP と \fIcharheight\fP には、
-現在ロードされているフォントの該当するデータが収められている。
-配列 \fIchardata\fP には、最初に \fIcharcount\fP にいれた値によって
-フォントを収めるのに十分なスペースがあるとわかればフォントデータが収められる。
-そうでない時には、バッファは変更されず、 \fIerrno\fP に \fBENOMEM\fP が
-セットされる(カーネル 1.3.1 以降)。
+スクリーンフォントとそれに関連した情報を取得する。 \fIargp\fP は構造体 consolefontdesc (\fBPIO_FONTX\fP
+を参照のこと)を指す。 関数呼び出しのときには、\fIcharcount\fP には、\fIchardata\fP が指す
+バッファにおさまる最大の文字数をセットしなければならない。 関数呼び出しから戻った時には \fIcharcount\fP と \fIcharheight\fP
+には、 現在ロードされているフォントの該当するデータが収められている。 配列 \fIchardata\fP には、最初に \fIcharcount\fP
+にいれた値によって フォントを収めるのに十分なスペースがあるとわかればフォントデータが収められる。 そうでない時には、バッファは変更されず、
+\fIerrno\fP に \fBENOMEM\fP が セットされる(カーネル 1.3.1 以降)。
 .IP \fBPIO_FONT\fP
-256 文字のフォントをセットする。EGA/VGA キャラクタージェネレーター
-(character generator) にフォントをロードする。
-\fIargp\fP は、8192 バイト(一文字 32 バイト)のマップを指す。
-マップのうち、最初の \fIN\fP のみが 8x\fIN\fP のフォントのために
-用いられる(0 < \fIN\fP <= 32)。
-この呼び出しをすると Unicode のマッピングが無効になる。
+256 文字のフォントをセットする。EGA/VGA キャラクタージェネレーター (character generator) にフォントをロードする。
+\fIargp\fP は、8192 バイト(一文字 32 バイト)のマップを指す。 マップのうち、最初の \fIN\fP のみが 8x\fIN\fP のフォントのために
+用いられる(0 < \fIN\fP <= 32)。 この呼び出しをすると Unicode のマッピングが無効になる。
 .IP \fBPIO_FONTX\fP
-スクリーンフォントと、それに関連するレンダリング情報をセットする。
-\fIargp\fP は、以下の構造体を指す。
+スクリーンフォントと、それに関連するレンダリング情報をセットする。 \fIargp\fP は、以下の構造体を指す。
 
 .in +4n
 .nf
@@ -169,45 +122,34 @@ struct consolefontdesc {
     unsigned short charcount;  /* フォントの文字数
                                   (256 または 512) */
     unsigned short charheight; /* 一文字の走査線の数
-                                  (1-32) */
+                                  (1\-32) */
     char          *chardata;   /* 展開されたフォントデータ */
 };
 .fi
 .in
 
-必要ならスクリーンは適当にサイズ変更され、\fBSIGWINCH\fP が適切な
-プロセスに送られる。
-このコールにより Unicode のマッピングが無効になる。
+必要ならスクリーンは適当にサイズ変更され、\fBSIGWINCH\fP が適切な プロセスに送られる。 このコールにより Unicode
+のマッピングが無効になる。
 .IP \fBPIO_FONTRESET\fP
-スクリーンフォント、サイズ、 Unicode マッピングをブート時のデフォルト値に
-リセットする。\fIargp\fP は用いられないが、将来のバージョンの
+スクリーンフォント、サイズ、 Unicode マッピングをブート時のデフォルト値に リセットする。\fIargp\fP は用いられないが、将来のバージョンの
 Linux との互換性を保つために NULL にセットすべきである。
 .IP \fBGIO_SCRNMAP\fP
 スクリーンマッピングをカーネルより取得する。\fIargp\fP はサイズ E_TABSZ の
-領域を指す。その領域には各キャラクターを表示するのに用いられるフォントの
-位置がロードされている。
-この呼び出しは現在ロードされているフォントが 256 文字よりも多い時には
-無意味な情報を返す事が多い。
+領域を指す。その領域には各キャラクターを表示するのに用いられるフォントの 位置がロードされている。 この呼び出しは現在ロードされているフォントが 256
+文字よりも多い時には 無意味な情報を返す事が多い。
 .IP \fBGIO_UNISCRNMAP\fP
-フル Unicode スクリーンマッピングをカーネルより取得する。
-\fIargp\fP はサイズ E_TABSZ*sizeof(unsigned short) の領域を指す。
-その領域には各キャラクターを示す Unicode がロードされている。
-U+F000 に始まる Unicode の特別な集合は、「フォント直接な(direct to font)」
-マッピングを示すのに用いられる(カーネル 1.3.1 以降)。
+フル Unicode スクリーンマッピングをカーネルより取得する。 \fIargp\fP はサイズ E_TABSZ*sizeof(unsigned
+short) の領域を指す。 その領域には各キャラクターを示す Unicode がロードされている。 U+F000 に始まる Unicode
+の特別な集合は、「フォント直接な(direct to font)」 マッピングを示すのに用いられる(カーネル 1.3.1 以降)。
 .IP \fBPIO_SCRNMAP\fP
 「ユーザー定義可能な(user definable)」(4番目の)テーブルをカーネルに
-ロードする。そのテーブルは各バイトをスクリーンシンボルにマッピングする。
-\fIargp\fP はサイズE_TABSZの領域を指す。
+ロードする。そのテーブルは各バイトをスクリーンシンボルにマッピングする。 \fIargp\fP はサイズE_TABSZの領域を指す。
 .IP \fBPIO_UNISCRNMAP\fP
-「ユーザー定義可能な」(4番目の)テーブルをカーネルにロードする。
-そのテーブルは各バイトをユニコードにマッピングし、その後、
-現在ロードされているユニコードからフォントへのマップに従い
-スクリーンシンボルに変換される。
-U+F000 に始まるユニコードは直接フォントシンボルにマッピングするのに
-使える(カーネル 1.3.1 以降)
+「ユーザー定義可能な」(4番目の)テーブルをカーネルにロードする。 そのテーブルは各バイトをユニコードにマッピングし、その後、
+現在ロードされているユニコードからフォントへのマップに従い スクリーンシンボルに変換される。 U+F000
+に始まるユニコードは直接フォントシンボルにマッピングするのに 使える(カーネル 1.3.1 以降)
 .IP \fBGIO_UNIMAP\fP
-Unicode からフォントへのマッピングをカーネルから取得する。
-\fIargp\fP は、
+Unicode からフォントへのマッピングをカーネルから取得する。 \fIargp\fP は、
 
 .in +4n
 .nf
@@ -218,8 +160,7 @@ struct unimapdesc {
 .fi
 .in
 
-という構造体を指す。
-ここで \fIentries\fP は、
+という構造体を指す。 ここで \fIentries\fP は以下の構造体の配列へのポインターである。
 
 .in +4n
 .nf
@@ -230,14 +171,13 @@ struct unipair {
 .fi
 .in
 
-という構造体の配列へのポインターである。
 (カーネル 1.1.92 以降)
 .IP \fBPIO_UNIMAP\fP
-Unicode からフォントへのマッピングをカーネルにセットする。\fIargp\fP
-は構造体 \fIstruct unimapdesc\fP へのポインターである。(カーネル 1.1.92 以降)
+Unicode からフォントへのマッピングをカーネルにセットする。
+\fIargp\fP は構造体 \fIstruct unimapdesc\fP へのポインターである。
+(カーネル 1.1.92 以降)
 .IP \fBPIO_UNIMAPCLR\fP
-テーブルをクリアし、その事をハシュアルゴリズムに伝える。
-\fIargp\fPは
+テーブルをクリアし、その事をハシュアルゴリズムに伝える。 \fIargp\fPは
 
 .in +4n
 .nf
@@ -249,32 +189,26 @@ struct unimapinit {
 .fi
 .in
 
-という構造体を指すポインターである。
 (カーネル 1.1.92 以降)
 .IP \fBKDGKBMODE\fP
-現在のキーボードモードを取得する。\fIargp\fP の指す \fIlong\fP 型変数が、
-次のうちのどれかに設定される。
+現在のキーボードモードを取得する。\fIargp\fP の指す \fIlong\fP 型変数が、 次のうちのどれかに設定される。
 
     K_RAW         0x00
     K_XLATE       0x01
     K_MEDIUMRAW   0x02
     K_UNICODE     0x03
 .IP \fBKDSKBMODE\fP
-現在のキーボードモードを設定する。
-\fIargp\fP は上記の値のうちのどれかに等しい \fIlong\fP にする。
+現在のキーボードモードを設定する。 \fIargp\fP は上記の値のうちのどれかに等しい \fIlong\fP にする。
 .IP \fBKDGKBMETA\fP
-メタキーハンドリングモード(meta key handling mode)を取得する。
-\fIargp\fP が指す \fIlong\fP 型変数は、次のうちのどれかに設定される。
+メタキーハンドリングモード(meta key handling mode)を取得する。 \fIargp\fP が指す \fIlong\fP
+型変数は、次のうちのどれかに設定される。
 
     K_METABIT     0x03   set high order bit
     K_ESCPREFIX   0x04   escape prefix
 .IP \fBKDSKBMETA\fP
-メタキーハンドリングモードを設定する。
-\fIargp\fP は上記の値のどれかに等しい \fIlong\fP にする。
+メタキーハンドリングモードを設定する。 \fIargp\fP は上記の値のどれかに等しい \fIlong\fP にする。
 .IP \fBKDGKBENT\fP
-キーコードをアクションコードに変換するキー変換表のエントリーの一つを
-取得する。
-\fIargp\fP は、
+キーコードをアクションコードに変換するキー変換表のエントリーの一つを 取得する。 \fIargp\fP は、
 
 .in +4n
 .nf
@@ -286,17 +220,14 @@ struct kbentry {
 .fi
 .in
 
-へのポインターである。
-最初の2つの要素、\fIkb_table\fP には選択するキーテーブル (0 <=
-\fIkb_table\fP < MAX_NR_KEYMAPS)、\fIkb_index\fP にはキーコード(0 <=
-\fIkb_index\fP < NR_KEYS)を設定する。
-\fIkb_value\fP は対応するアクションコード、または、そのようなキーが
-ないときには K_HOLE、\fIkb_table\fP が無効な時には K_NOSUCHMAP に設定される。
+へのポインターである。 最初の2つの要素、\fIkb_table\fP には選択するキーテーブル (0 <= \fIkb_table\fP <
+MAX_NR_KEYMAPS)、\fIkb_index\fP にはキーコード(0 <= \fIkb_index\fP <
+NR_KEYS)を設定する。 \fIkb_value\fP は対応するアクションコード、または、そのようなキーが ないときには
+K_HOLE、\fIkb_table\fP が無効な時には K_NOSUCHMAP に設定される。
 .IP \fBKDSKBENT\fP
-変換テーブルのエントリーの一つを設定する。\fIargp\fP は
-構造体 \fIstruct kbentry\fP へのポインターである。
+変換テーブルのエントリーの一つを設定する。\fIargp\fP は 構造体 \fIstruct kbentry\fP へのポインターである。
 .IP \fBKDGKBSENT\fP
-ファンクションキーの文字列を取得する。\fIargp\fP は
+ファンクションキーの文字列を取得する。\fIargp\fP は 以下の構造体へのポインターである。
 
 .in +4n
 .nf
@@ -307,15 +238,12 @@ struct kbsentry {
 .fi
 .in
 
-という構造体へのポインターである。
-
-\fIkb_func\fP 番目のファンクションキーのアクションコードに対応する
-(NULL で終端された)文字列が \fIkb_string\fP に設定される。
+\fIkb_func\fP 番目のファンクションキーのアクションコードに対応する (NULL で終端された) 文字列が \fIkb_string\fP
+に設定される。
 .IP \fBKDSKBSENT\fP
-ファンクションキーの文字列のエントリーを設定する。\fIargp\fP は、
-構造体 \fIstruct kbsentry\fP へのポインターである。
+ファンクションキーの文字列のエントリーを設定する。\fIargp\fP は、 構造体 \fIstruct kbsentry\fP へのポインターである。
 .IP \fBKDGKBDIACR\fP
-カーネルのアクセントテーブル(accent table)を読み込む。\fIargp\fPは、
+カーネルのアクセントテーブル(accent table)を読み込む。\fIargp\fPは、 次の構造体へのポインターである。
 
 .in +4n
 .nf
@@ -326,8 +254,7 @@ struct kbdiacrs {
 .fi
 .in
 
-という構造体へのポインターである。
-ここで、\fIkb_cnt\fP は配列中のエントリーの個数で、個々のエントリーは、
+ここで、\fIkb_cnt\fP は配列中のエントリーの個数で、個々のエントリーは 以下の構造体である。
 
 .in +4n
 .nf
@@ -338,12 +265,8 @@ struct kbdiacr {
 };
 .fi
 .in
-
-という構造体である。
 .IP \fBKDGETKEYCODE\fP
-カーネルの(スキャンコードからキーコードへ
-変換する)キーコードテーブルエントリーを読み込む。
-\fIargp\fP は、
+カーネルの(スキャンコードからキーコードへ 変換する)キーコードテーブルエントリーを読み込む。 \fIargp\fP は、
 
 .in +4n
 .nf
@@ -354,23 +277,18 @@ struct kbkeycode {
 .fi
 .in
 
-へのポインターである。
-\fIkeycode\fP は、\fIscancode\fP に対応した値に設定される。(ただし、89
-<= \fIscancode\fP <= 255 のみについて。1 <= \fIscancode\fP <= 88 では
-\fIkeycode\fP == \fIscancode\fP である。)
-(カーネル 1.1.63 以降)
+へのポインターである。 \fIkeycode\fP は、\fIscancode\fP に対応した値に設定される。(ただし、89 <= \fIscancode\fP
+<= 255 のみについて。1 <= \fIscancode\fP <= 88 では \fIkeycode\fP ==
+\fIscancode\fP である。)  (カーネル 1.1.63 以降)
 .IP \fBKDSETKEYCODE\fP
-カーネルのキーコードテーブルエントリーを書き込む。\fIargp\fP は構造体
-\fIstruct kbkeycode\fP へのポインターである。
-(カーネル 1.1.63 以降)
+カーネルのキーコードテーブルエントリーを書き込む。\fIargp\fP は構造体 \fIstruct kbkeycode\fP へのポインターである。 (カーネル
+1.1.63 以降)
 .IP \fBKDSIGACCEPT\fP
-この関数呼び出しは、特別な組合せでキーを押した時に発生するシグナル
-\fIargp\fP (1 <= \fIargp\fP <= NSIG) を進んで受け付けるかどうかを示す。
-(linux/drivers/char/keyboard.c の Spawn_console() を見よ。)
+この関数呼び出しは、特別な組合せでキーを押した時に発生するシグナル \fIargp\fP (1 <= \fIargp\fP <= NSIG)
+を進んで受け付けるかどうかを示す。 (linux/drivers/char/keyboard.c の Spawn_console() を見よ。)
 .IP \fBVT_OPENQRY\fP
-最初の空いている(まだオープンされていない)コンソールを返す。
-\fIargp\fP の指す \fIint\fP 型の整数には、vt の番号がセットされる
-(1 <= \fI*argp\fP <= MAX_NR_CONSOLES)。
+最初の空いている(まだオープンされていない)コンソールを返す。 \fIargp\fP の指す \fIint\fP 型の整数には、vt の番号がセットされる (1
+<= \fI*argp\fP <= MAX_NR_CONSOLES)。
 .IP \fBVT_GETMODE\fP
 アクティブな vt のモードを取得する。\fIargp\fPは、
 
@@ -386,17 +304,13 @@ struct vt_mode {
 .fi
 .in
 
-という構造体を指すポインタであり、アクティブな vt のモードが
-セットされる。
-\fImode\fP は次のどれかに設定される:
+という構造体を指すポインタであり、アクティブな vt のモードが セットされる。 \fImode\fP は次のどれかに設定される:
 
    VT_AUTO       自動vt切替え
    VT_PROCESS    プロセスコントロール切替え
    VT_ACKACQ     アクノリッジ切替え
 .IP \fBVT_SETMODE\fP
-アクティブな vt のモードを設定する。\fIargp\fP は構造体
-\fIstruct vt_mode\fP への
-ポインターである。
+アクティブな vt のモードを設定する。\fIargp\fP は構造体 \fIstruct vt_mode\fP への ポインターである。
 .IP \fBVT_GETSTATE\fP
 グローバルな vt の状態の情報を取得する。\fIargp\fPは、
 
@@ -410,10 +324,8 @@ struct vt_stat {
 .fi
 .in
 
-へのポインターである。
-使用されているそれぞれの vt につき \fIv_state\fP の対応するビットが
-セットされる。
-(カーネルl 1.0 から 1.1.92 まで)
+へのポインターである。 使用されているそれぞれの vt につき \fIv_state\fP の対応するビットが セットされる。 (カーネルl 1.0 から
+1.1.92 まで)
 .IP \fBVT_RELDISP\fP
 ディスプレーを解放する。
 .IP \fBVT_ACTIVATE\fP
@@ -421,8 +333,7 @@ struct vt_stat {
 .IP \fBVT_WAITACTIVE\fP
 \fIargp\fPの vt がアクティブになるまで待つ。
 .IP \fBVT_DISALLOCATE\fP
-\fIargp\fP の vt に結びつけられたメモリーを解放する。
-(カーネル 1.1.54 以降)
+\fIargp\fP の vt に結びつけられたメモリーを解放する。 (カーネル 1.1.54 以降)
 .IP \fBVT_RESIZE\fP
 カーネルが認識するスクリーンサイズを設定する。\fIargp\fP は、
 
@@ -436,12 +347,9 @@ struct vt_sizes {
 .fi
 .in
 
-へのポインターである。
-これはビデオモードを変更しない事に注意。
-.BR resizecons (8)
-を見よ(カーネル 1.1.54 以降)。
+へのポインターである。 これはビデオモードを変更しない事に注意。 \fBresizecons\fP(8)  を見よ(カーネル 1.1.54 以降)。
 .IP \fBVT_RESIZEX\fP
-カーネルが認識する各種のスクリーンパラメータを設定する。\fIargp\fP は、
+カーネルが認識する各種のスクリーンパラメータを設定する。\fIargp\fP は、 以下の構造体へのポインターである。
 
 .in +4n
 .nf
@@ -460,27 +368,19 @@ struct vt_consize {
 .fi
 .in
 
-へのポインターである。
-
-パラメータはゼロであってもよい。そのときは「変更しないこと」を
-意味するが、複数のパラメータが設定された時にはそれらの間で矛盾が
-ないようにしなければならない。
-この関数呼び出しによってもビデオモードは変更されない事に注意。
-.BR resizecons (8)
-を参照の事(カーネル 1.3.3 以降)。
+パラメータはゼロであってもよい。そのときは「変更しないこと」を 意味するが、複数のパラメータが設定された時にはそれらの間で矛盾が
+ないようにしなければならない。 この関数呼び出しによってもビデオモードは変更されない事に注意。 \fBresizecons\fP(8)  を参照の事(カーネル
+1.3.3 以降)。
 .PP
-以下の ioctl がどのように動作をするかは、\fIargp\fP が指す構造体の
-最初のバイト(ここでは \fIsubcode\fP と呼ぶ)に依存する。
+以下の ioctl がどのように動作をするかは、\fIargp\fP が指す構造体の 最初のバイト(ここでは \fIsubcode\fP と呼ぶ)に依存する。
 これらの呼出しは、スーパーユーザーか現在の tty のオーナにのみ許される。
 .IP "\fBTIOCLINUX, subcode=0\fP"
-スクリーンをダンプ(dump)する
-カーネル 1.1.92 以降でなくなった(1.1.92 以降では、代わりに /dev/vcsN
-または /dev/vcsaN より読み込む)。
+スクリーンをダンプ(dump)する カーネル 1.1.92 以降でなくなった(1.1.92 以降では、代わりに /dev/vcsN または
+/dev/vcsaN より読み込む)。
 .IP "\fBTIOCLINUX, subcode=1\fP"
 タスク情報を取得する。カーネル 1.1.92 でなくなった。
 .IP "\fBTIOCLINUX, subcode=2\fP"
-選択を設定する。
-\fIargp\fP が指すのは、
+選択を設定する。 \fIargp\fP が指すのは、
 .in +4n
 .nf
 
@@ -492,119 +392,77 @@ struct {
 
 .fi
 .in
-であり、ここで
-\fIxs\fP と \fIys\fP は始めの桁と行で、\fIxe\fP と \fIye\fP は終りの桁と
-行である。
-(左上の隅が 桁=行=1 )
-\fIsel_mode\fP は 0 が文字毎の選択で、1は語毎の選択、2は行毎の選択を
-意味する。
-示されたスクリーン上の文字はハイライト表示され devices/char/console.c の
-静的配列 sel_buffer に保存される。
+であり、ここで \fIxs\fP と \fIys\fP は始めの桁と行で、\fIxe\fP と \fIye\fP は終りの桁と 行である。 (左上の隅が 桁=行=1 )
+\fIsel_mode\fP は 0 が文字毎の選択で、1は語毎の選択、2は行毎の選択を 意味する。 示されたスクリーン上の文字はハイライト表示され
+devices/char/console.c の 静的配列 sel_buffer に保存される。
 .IP "\fBTIOCLINUX, subcode=3\fP"
-選択したものをペーストする。
-選択バッファ中の文字 が \fIfd\fP に書き出される。
+選択したものをペーストする。 選択バッファ中の文字 が \fIfd\fP に書き出される。
 .IP "\fBTIOCLINUX, subcode=4\fP"
 スクリーンをアンブランク(unblank)する。
 .IP "\fBTIOCLINUX, subcode=5\fP"
-語毎の選択のための「語」中の文字を規定している 256 ビットのルックアップ
-テーブルの内容を設定する(カーネル 1.1.32 以降)。
+語毎の選択のための「語」中の文字を規定している 256 ビットのルックアップ テーブルの内容を設定する(カーネル 1.1.32 以降)。
 .IP "\fBTIOCLINUX, subcode=6\fP"
-\fIargp\fP は文字変数を指すポインタで、その内容がカーネル変数
-\fIshift_state\fPの値に設定される(カーネル 1.1.32 以降)。
+\fIargp\fP は文字変数を指すポインタで、その内容がカーネル変数 \fIshift_state\fPの値に設定される(カーネル 1.1.32 以降)。
 .IP "\fBTIOCLINUX, subcode=7\fP"
-\fIargp\fP は文字変数を指すポインタで、その内容がカーネル変数
-\fIreport_mouse\fP の値に設定される(カーネル 1.1.33 以降)。
+\fIargp\fP は文字変数を指すポインタで、その内容がカーネル変数 \fIreport_mouse\fP の値に設定される(カーネル 1.1.33 以降)。
 .IP "\fBTIOCLINUX, subcode=8\fP"
-スクリーン幅、スクリーン高さ、カーソル位置、全ての文字属性の組をダンプする
-(カーネル 1.1.67 から 1.1.91までのみ。
-カーネル 1.1.92 以降では /dev/vcsa*より読み込む)。
+スクリーン幅、スクリーン高さ、カーソル位置、全ての文字属性の組をダンプする (カーネル 1.1.67 から 1.1.91までのみ。 カーネル
+1.1.92 以降では /dev/vcsa*より読み込む)。
 .IP "\fBTIOCLINUX, subcode=9\fP"
-スクリーン幅、スクリーン高さ、カーソル位置、全ての文字属性の組を復元する
-(カーネル 1.1.67 から 1.1.91 までのみ。
-カーネル 1.1.92 以降では /dev/vcsa* に書き込む)。
+スクリーン幅、スクリーン高さ、カーソル位置、全ての文字属性の組を復元する (カーネル 1.1.67 から 1.1.91 までのみ。 カーネル
+1.1.92 以降では /dev/vcsa* に書き込む)。
 .IP "\fBTIOCLINUX, subcode=10\fP"
-新世代モニターのパワーセーブ機能を制御する。
-VESA スクリーンブランキングモードが \fIargp\fP[1]に設定される。
-その値はスクリーンブランキングがどのように行われるかを示す。以下がその
-値である。
+新世代モニターのパワーセーブ機能を制御する。 VESA スクリーンブランキングモードが \fIargp\fP[1]に設定される。
+その値はスクリーンブランキングがどのように行われるかを示す。以下がその 値である。
 
-       \fI0\fP: スクリーンブランキングなし。
+    \fI0\fP: スクリーンブランキングなし。
 
-       \fI1\fP:現在のビデオアダプターレジスタが保存されたあと、
-コントローラは垂直同期パルスをオフにするようプログラムされる。これにより
-モニターは「スタンバイ」モードにはいる。
-モニターに Off_Mode タイマが備わっておれば、最終的にはモニターが自分で
-電源を落す。
+    \fI1\fP:現在のビデオアダプターレジスタが保存されたあと、
+コントローラは垂直同期パルスをオフにするようプログラムされる。
\81\93ã\82\8cã\81«ã\82\88ã\82\8a ã\83¢ã\83\8bã\82¿ã\83¼ã\81¯ã\80\8cã\82¹ã\82¿ã\83³ã\83\90ã\82¤ã\80\8dã\83¢ã\83¼ã\83\89ã\81«ã\81¯ã\81\84ã\82\8bã\80\82
+モニターに Off_Mode タイマが備わっておれば、
+最終的にはモニターが自分で電源を落す。
 
-       \fI2\fP:現在の設定を保存した後、垂直、水平同期パルスがオフになる。
+    \fI2\fP:現在の設定を保存した後、垂直、水平同期パルスがオフになる。
 これによりモニターは「オフ」モードになる。
 モニターに Off_Mode タイマーがない時、または、blank_timer がタイムアウトしたら
 すぐにモニターの電源を落したいときにこの選択肢を選ぶ。
 (注意:頻繁にモニターの電源を切るとモニターを痛める。)
 
 (カーネル 1.1.76 以降)
-
-.SH 戻り値
-成功時には 0 が返される。エラーに対しては \-1 が返され、
-\fIerrno\fP が設定される。
+.SH 返り値
+成功時には 0 が返される。エラーに対しては \-1 が返され、 \fIerrno\fP が設定される。
 .SH エラー
 \fIerrno\fP は次のような値をとる:
-.TP
-.B EBADF
+.TP 
+\fBEBADF\fP
 ファイルディスクリプタが無効。
-.TP
-.B ENOTTY
-ファイルディスクリプタがキャラクタ・スペシャルデバイスと関連付けられて
-いない。または、要求されたものがそれに当てはまらない。
-.TP
-.B EINVAL
+.TP 
+\fBENOTTY\fP
+ファイルディスクリプタがキャラクタ・スペシャルデバイスと関連付けられて いない。または、要求されたものがそれに当てはまらない。
+.TP 
+\fBEINVAL\fP
 ファイルディスクリプタまたは \fIargp\fP が無効。
-.TP
-.B EPERM
+.TP 
+\fBEPERM\fP
 権限が不十分。
-
 .SH 注意
-.BR 警告 :
-このマニュアルページを Linux のコンソール ioctl を文書化したものと思わない事。
-これは、興味がある人がソースを読むことの代わりになるように用意した物である。
-ioctl は文書化されない Linux の内部機能であって、警告なしに
-変更されることがある。
-(そして、このページはカーネル 1.1.94 のときの状況を記述した物で、それは
-以前のバージョンと比べれば、多くの違いがある)
-
-ioctl はカーネルと、ある特定のよく知られたプログラムとの情報交換のために
-導入される事が非常に多い(fdisk, hdparm, setserial,tunelp, loadkeys,
-selection, setfont など)。そのため ioctl の動作は、その特定のプログラムが
-必要とした時には変更になる。
-
-これらの ioctl を使ったプログラムは他のバージョンの UNIX との互換性が
-ないし、古いバージョンの Linux では、走らない。さらに将来のバージョンの
-Linux では走らなくなるかも知れない。
+\fB警告\fP: このマニュアルページを Linux のコンソール ioctl を文書化したものと思わない事。
+これは、興味がある人がソースを読むことの代わりになるように用意した物である。 ioctl は文書化されない Linux の内部機能であって、警告なしに
+変更されることがある。 (そして、このページはカーネル 1.1.94 のときの状況を記述した物で、それは 以前のバージョンと比べれば、多くの違いがある)
+
+ioctl はカーネルと、ある特定のよく知られたプログラムとの情報交換のために 導入される事が非常に多い(fdisk, hdparm,
+setserial,tunelp, loadkeys, selection, setfont など)。そのため ioctl
+の動作は、その特定のプログラムが 必要とした時には変更になる。
+
+これらの ioctl を使ったプログラムは他のバージョンの UNIX との互換性が ないし、古いバージョンの Linux
+では、走らない。さらに将来のバージョンの Linux では走らなくなるかも知れない。
 
 POSIX 機能を使いなさい。
 .SH 関連項目
-.BR dumpkeys (1),
-.BR kbd_mode (1),
-.BR loadkeys (1),
-.BR mknod (1),
-.BR setleds (1),
-.BR setmetamode (1),
-.BR execve (2),
-.BR fcntl (2),
-.BR ioperm (2),
-.BR termios (3),
-.BR console (4),
-.BR console_codes (4),
-.BR mt (4),
-.BR sd (4),
-.BR tty (4),
-.BR tty_ioctl (4),
-.BR ttyS (4),
-.BR vcs (4),
-.BR vcsa (4),
-.BR charsets (7),
-.BR mapscrn (8),
-.BR resizecons (8),
-.BR setfont (8),
-.IR /usr/include/linux/kd.h ,
-.I /usr/include/linux/vt.h
+\fBdumpkeys\fP(1), \fBkbd_mode\fP(1), \fBloadkeys\fP(1), \fBmknod\fP(1), \fBsetleds\fP(1),
+\fBsetmetamode\fP(1), \fBexecve\fP(2), \fBfcntl\fP(2), \fBioperm\fP(2), \fBtermios\fP(3),
+\fBconsole\fP(4), \fBconsole_codes\fP(4), \fBmt\fP(4), \fBsd\fP(4), \fBtty\fP(4),
+\fBtty_ioctl\fP(4), \fBttyS\fP(4), \fBvcs\fP(4), \fBvcsa\fP(4), \fBcharsets\fP(7),
+\fBmapscrn\fP(8), \fBresizecons\fP(8), \fBsetfont\fP(8), \fI/usr/include/linux/kd.h\fP,
+\fI/usr/include/linux/vt.h\fP