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(split) LDP: Release pages for LDP v3.39.
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man4 / dsp56k.4
index 2c99b0b..9a55052 100644 (file)
@@ -1,4 +1,4 @@
-'\" t
+.\" t
 .\" Copyright (c) 2000 lars brinkhoff <lars@nocrew.org>
 .\"
 .\" This is free documentation; you can redistribute it and/or
 .\"
 .\" Modified, Thu Jan 27 19:16:19 CET 2000, lars@nocrew.org
 .\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 2000 Yuichi SATO
-.\"         all rights reserved.
-.\" Translated Tue Jul 11 20:05:48 JST 2000
-.\"         by Yuichi SATO <sato@complex.eng.hokudai.ac.jp>
+.\"*******************************************************************
 .\"
-.\"WORD:       handshake       ハンドシェイク
-.\"WORD:       device          デバイス
-.\"WORD:       processer       プロセッサー
-.\"WORD:       transmit        送信
-.\"WORD:       recieve         受信
-.\"WORD:       quantity        単位
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
 .\"
-.TH DSP56K 4 2000-03-01 "Linux" "Linux Programmer's Manual"
+.\"*******************************************************************
+.TH DSP56K 4 2000\-03\-01 Linux "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 dsp56k \- DSP56001 のインターフェース・デバイス
 .SH 書式
 .nf
 #include <asm/dsp56k.h>
 .sp
-.BI "ssize_t read(int " fd ", void *" data ", size_t " length );
-.BI "ssize_t write(int " fd ", void *" data ", size_t " length );
+\fBssize_t read(int \fP\fIfd\fP\fB, void *\fP\fIdata\fP\fB, size_t \fP\fIlength\fP\fB);\fP
+\fBssize_t write(int \fP\fIfd\fP\fB, void *\fP\fIdata\fP\fB, size_t \fP\fIlength\fP\fB);\fP
 
-.BI "int ioctl(int " fd ", DSP56K_UPLOAD, struct dsp56k_upload *" program );
-.BI "int ioctl(int " fd ", DSP56K_SET_TX_WSIZE, int " wsize );
-.BI "int ioctl(int " fd ", DSP56K_SET_RX_WSIZE, int " wsize );
-.BI "int ioctl(int " fd ", DSP56K_HOST_FLAGS, struct dsp56k_host_flags *" flags );
-.BI "int ioctl(int " fd ", DSP56K_HOST_CMD, int " cmd );
+\fBint ioctl(int \fP\fIfd\fP\fB, DSP56K_UPLOAD, struct dsp56k_upload *\fP\fIprogram\fP\fB);\fP
+\fBint ioctl(int \fP\fIfd\fP\fB, DSP56K_SET_TX_WSIZE, int \fP\fIwsize\fP\fB);\fP
+\fBint ioctl(int \fP\fIfd\fP\fB, DSP56K_SET_RX_WSIZE, int \fP\fIwsize\fP\fB);\fP
+\fBint ioctl(int \fP\fIfd\fP\fB, DSP56K_HOST_FLAGS, struct dsp56k_host_flags *\fP\fIflags\fP\fB);\fP
+\fBint ioctl(int \fP\fIfd\fP\fB, DSP56K_HOST_CMD, int \fP\fIcmd\fP\fB);\fP
 .fi
 .SH 設定
-dsp56k デバイスは、メジャー番号 55、マイナー番号 0 の
-キャラクター・デバイスである。
+dsp56k デバイスは、メジャー番号 55、マイナー番号 0 の キャラクター・デバイスである。
 .SH 説明
-Motorola DSP56001 は、Atari Falcon030 互換のコンピュータで使われている
-フルプログラマブルな 24 ビットのデジタルシグナルプロセッサーである。
-スペシャルファイル \fIdsp56k\fP は、DSP56001 の制御と
+Motorola DSP56001 は、Atari Falcon030 互換のコンピュータで使われている フルプログラマブルな 24
+ビットのデジタルシグナルプロセッサーである。 スペシャルファイル \fIdsp56k\fP は、DSP56001 の制御と
 双方向ハンドシェイクホストポートでのデータの送受信のために使われる。
 .PP
-データストリームをシグナルプロセッサーに送信するためには、
-デバイスに対して
-.BR write (2)
-を使うこと。
-処理されたデータを受信するためには、
-.BR read (2)
-を使うこと。
-ホスト側では、データは 8, 16, 24, 32 ビット単位で送受信できるが、
-DSP56001 内では、24 ビット単位で扱われる。
+データストリームをシグナルプロセッサーに送信するためには、 デバイスに対して \fBwrite\fP(2)  を使うこと。
+処理されたデータを受信するためには、 \fBread\fP(2)  を使うこと。 ホスト側では、データは 8, 16, 24, 32
+ビット単位で送受信できるが、 DSP56001 内では、24 ビット単位で扱われる。
 .PP
-次の
-.BR ioctl (2)
-コールが \fIdsp56k\fP デバイスを制御するために使われる。
+次の \fBioctl\fP(2)  コールが \fIdsp56k\fP デバイスを制御するために使われる。
 .IP \fBDSP56K_UPLOAD\fP
-DSP56001 をリセットし、プログラムをアップロードする。
-.BR ioctl (2)
-の 3 番目の引き数は、
-構造体 \fIstruct dsp56k_binary\fP へのポインタでなければならない。
-構造体のメンバー \fIbin\fP は DSP56001 バイナリプログラムを指し、
-構造体のメンバー \fIlen\fP は 24 ビットワードで数えた
-プログラムの長さに設定されていなければならない。
+DSP56001 をリセットし、プログラムをアップロードする。 \fBioctl\fP(2)  の 3 番目の引き数は、 構造体 \fIstruct
+dsp56k_binary\fP へのポインタでなければならない。 構造体のメンバー \fIbin\fP は DSP56001 バイナリプログラムを指し、
+構造体のメンバー \fIlen\fP は 24 ビットワードで数えた プログラムの長さに設定されていなければならない。
 .IP \fBDSP56K_SET_TX_WSIZE\fP
-送信ワードサイズを設定する。
-設定できる値は 1 〜 4 の範囲で、このバイト数分だけ 1 度に DSP56001 に送信する。
-このデータ単位は、DSP56001 本来の 24 ビットデータ形式に合わせるため、
-ゼロのバイトで埋められたり、切り詰められたりする。
+送信ワードサイズを設定する。 設定できる値は 1 〜 4 の範囲で、このバイト数分だけ 1 度に DSP56001 に送信する。
+このデータ単位は、DSP56001 本来の 24 ビットデータ形式に合わせるため、 ゼロのバイトで埋められたり、切り詰められたりする。
 .IP \fBDSP56K_SET_RX_WSIZE\fP
-受信ワードサイズを設定する。
-設定できる値は 1 〜 4 の範囲で、
-このバイト数分だけ 1 度に DSP56001 から受信する。
-このデータ単位は、DSP56001 本来の 24 ビットデータ形式に合わせるため、
-切り詰められたり、NULL バイト (\(aq\\0\(aq) で埋められたりする。
+受信ワードサイズを設定する。 設定できる値は 1 〜 4 の範囲で、 このバイト数分だけ 1 度に DSP56001 から受信する。
+このデータ単位は、DSP56001 本来の 24 ビットデータ形式に合わせるため、 切り詰められたり、NULL バイト (\(aq\e0\(aq)
+で埋められたりする。
 .IP \fBDSP56K_HOST_FLAGS\fP
-ホストフラグを読み書きする。
-ホストフラグは、一般的な目的で使うことのできるビットで、
-ホストコンピュータと DSP56001 の両方から読むことができる。
-ビット 0 と 1 は、ホストによって書き込むことができ、
-ビット 2 と 3 は、DSP56001 によって書き込むことができる。
+ホストフラグを読み書きする。 ホストフラグは、一般的な目的で使うことのできるビットで、 ホストコンピュータと DSP56001
+の両方から読むことができる。 ビット 0 と 1 は、ホストによって書き込むことができ、 ビット 2 と 3 は、DSP56001
+によって書き込むことができる。
 
-ホストフラグにアクセスするためには、
-.BR ioctl (2)
-の 3 番目の引き数が
-構造体 \fIstruct dsp56k_host_flags\fP へのポインタでなければならない。
-この構造体のメンバー \fIdir\fP のビット 0 または 1 が設定されると、
-メンバー \fIout\fP の対応するビットの値がホストフラグに書き込まれる。
-すべてのホストフラグの状態は、構造体のメンバー \fIstatus\fP の
-下から 4 ビットとして返される。
+ホストフラグにアクセスするためには、 \fBioctl\fP(2)  の 3 番目の引き数が 構造体 \fIstruct dsp56k_host_flags\fP
+へのポインタでなければならない。 この構造体のメンバー \fIdir\fP のビット 0 または 1 が設定されると、 メンバー \fIout\fP
+の対応するビットの値がホストフラグに書き込まれる。 すべてのホストフラグの状態は、構造体のメンバー \fIstatus\fP の 下から 4
+ビットとして返される。
 .IP \fBDSP56K_HOST_CMD\fP
-ホストコマンドを送信する。
-送信できる値は 0 〜 31 の範囲で、DSP56001 で動作しているプログラムによって
+ホストコマンドを送信する。 送信できる値は 0 〜 31 の範囲で、DSP56001 で動作しているプログラムによって
 処理されるユーザー定義コマンドである。
 .SH ファイル
-/dev/dsp56k
-.\" .SH 著者
+.\" .SH AUTHORS
 .\" Fredrik Noring <noring@nocrew.org>, lars brinkhoff <lars@nocrew.org>,
 .\" Tomas Berndtsson <tomas@nocrew.org>.
+/dev/dsp56k
 .SH 関連項目
-.IR linux/include/asm-m68k/dsp56k.h ,
-.IR linux/drivers/char/dsp56k.c ,
-.IR http://dsp56k.nocrew.org/ ,
-DSP56000/DSP56001 Digital Signal Processor User's Manual
+\fIlinux/include/asm\-m68k/dsp56k.h\fP, \fIlinux/drivers/char/dsp56k.c\fP,
+\fIhttp://dsp56k.nocrew.org/\fP, DSP56000/DSP56001 Digital Signal Processor
+User's Manual