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(split) LDP: Release pages for LDP v3.39.
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man4 / mouse.4
index 1647ccc..ee142fa 100644 (file)
@@ -1,5 +1,5 @@
 .\" t
-.\" roff.\" Copyright
+.\"roff.\" Copyright
 .\" This manpage is Copyright (C) 1996 Michael Haardt.
 .\" Updates Nov 1998, Andries Brouwer
 .\"
 .\"
 .\" Formatted or processed versions of this manual, if unaccompanied by
 .\" the source, must acknowledge the copyright and authors of this work.
+.\"*******************************************************************
 .\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 1996,1997,1998
-.\"         ISHIKAWA Mutsumi,TAKAHASHI Mutsuji
-.\"         all rights reserved.
-.\" Translated Tue Feb 14 00:47:44 JST 1997
-.\"         by ISHIKAWA Mutsumi <ishikawa@linux.or.jp.jp>
-.\"            and TAKAHASHI Mutsuji <muz@ilp.iijnet.or.jp>
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
 .\"
-.\" Japanese Version Last Modified Sun Jan 11 03:55:54 1998
-.\"    by ISHIKAWA Mutsumi <ishikawa@linux.or.jp>
-.\" Updated & Modefied Sat Feb 27 1999 by Shouichi Saito
-.\"
-.\" WORD:      serial mouse            シリアルマウス
-.\" WORD:      interface               インターフェース
-.\" WORD:      RS232/V24               RS232/V24
-.\" WORD:      dialout line            ダイアルアウトライン
-.\" WORD:      pinout                  ピン配列
-.\" WORD:      Microsoft-compatible    マイクロソフト互換
-.\"
-.TH MOUSE 4 1996-02-10 "Linux" "Linux Programmer's Manual"
+.\"*******************************************************************
+.TH MOUSE 4 1996\-02\-10 Linux "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 mouse \- シリアルマウスインターフェース
 .SH 設定
-シリアルマウスは RS232/V24 ダイアルアウトラインに接続される。
-RS232/V24 ダイアルアウトライン については
-.BR ttyS (4)
+シリアルマウスは RS232/V24 ダイアルアウトラインに接続される。 RS232/V24 ダイアルアウトライン については \fBttyS\fP(4)
 を参照のこと。
 .SH 説明
 .SS 概説
@@ -65,15 +49,13 @@ pin name    used for
 
 これは仕様書であり、実際はほとんどのマウスでは 9 V で十分である。
 .PP
-マウスドライバは RTS をロー(low)に落し、再び上げることによって、マウスを認識でき
-る。およそ 14 ms 後、マウスはデータライン上に 0x4D (\(aqM\(aq) を送るだろう。さら
\81« 63ms ã\81\82ã\81¨ã\80\81ã\83\9eã\82¤ã\82¯ã\83­ã\82½ã\83\95ã\83\88äº\92æ\8f\9b 3ã\83\9cã\82¿ã\83³ã\83\9eã\82¦ã\82¹ã\81¯ 0x33 (\(aq3\(aq) ã\82\92é\80\81ã\82\8bã\80\82
+マウスドライバは RTS をロー(low)に落し、再び上げることによって、マウスを認識でき る。およそ 14 ms 後、マウスはデータライン上に
+0x4D (\(aqM\(aq) を送るだろう。さら に 63ms あと、マイクロソフト互換 3ボタンマウスは 0x33 (\(aq3\(aq)
+を送る。
 .PP
 マウスの相対的な移動は、\fIdx\fP(正が右)と\fIdy\fP(正が下)として伝えられる。
-各種のマウスは異なったスピードで操作できる。スピードを選択するには、
-下の表の2文字を送ってから 0.1 秒待つことで、9600, 4800, 2400, 1200
-bit/s を順に選べる。
-以下の表では選択可能なスピードとそれを選択するための文字列を示している。
+各種のマウスは異なったスピードで操作できる。スピードを選択するには、 下の表の2文字を送ってから 0.1 秒待つことで、9600, 4800,
+2400, 1200 bit/s を順に選べる。 以下の表では選択可能なスピードとそれを選択するための文字列を示している。
 .TS
 center;
 l l.
@@ -86,11 +68,9 @@ bit/s        string
 
 データパケットの第 1 バイトは同期をとるのに利用できる。
 .SS "マイクロソフト プロトコル(Microsoft Protocol)"
-\fBマイクロソフト\fPプロトコルは、1200 bits/sec のスピードで、1 ス
-タートビット(1 start bit)、7 データビット(7 data bits)、パリティな
-し、1 ストップビット(1 stop bit)である。
-データは RxD に 3 バイトのパケットとして送られる。\fIdx\fP と \fIdy\fP
-の動きは 2 の補数表示で送られ、左(右)のボタンが押された時には \fIlb\fP
+\fBマイクロソフト\fPプロトコルは、1200 bits/sec のスピードで、1 ス タートビット(1 start bit)、7 データビット(7
+data bits)、パリティな し、1 ストップビット(1 stop bit)である。 データは RxD に 3
+バイトのパケットとして送られる。\fIdx\fP と \fIdy\fP の動きは 2 の補数表示で送られ、左(右)のボタンが押された時には \fIlb\fP
 (\fIrb\fP)がセットされる。
 .TS
 center;
@@ -100,26 +80,18 @@ byte       d6      d5      d4      d3      d2      d1      d0
 2      0       dx5     dx4     dx3     dx2     dx1     dx0
 3      0       dy5     dy4     dy3     dy2     dy1     dy0
 .TE
-.SS "3つボタン マイクロソフト プロトコル(3-button Microsoft protocol)"
-本来のマイクロソフトマウスは 2 つのボタンしか持たない。しかし、3 つボタン
-のマウスでマイクロソフトプロトコルの物も存在する。真中のボタンを押す、
-または放すということは、動きゼロでボタンが押されていないというパケット
-を送ることで伝えられる。(従って他の二つのボタンと違い、真中のボタ
+.SS "3つボタン マイクロソフト プロトコル(3\-button Microsoft protocol)"
+本来のマイクロソフトマウスは 2 つのボタンしか持たない。しかし、3 つボタン のマウスでマイクロソフトプロトコルの物も存在する。真中のボタンを押す、
+または放すということは、動きゼロでボタンが押されていないというパケット を送ることで伝えられる。(従って他の二つのボタンと違い、真中のボタ
 ンのステータスは、それぞれのパケットからは伝わって来ない。)
 .SS "ロジテック プロトコル(Logitech protocol)"
-ロジテック シリアル 3つボタンマウスは、マイクロソフト プロトコルとは
-異なった拡張をしている。:真中のボタンが押されてないと、上記 3バイトの
-パケットが送られる。真中のボタンが押されていると、4バイトのパケットが
-送られる。第4バイトは 0x20 の値を持っている(あるいは、少なくとも 0x20
-ビットがセットされている)。 但し、他のボタンが押されていない状態で、
-真中のボタンが押されると、0,0,0,0x20 と伝えられる。
+ロジテック シリアル 3つボタンマウスは、マイクロソフト プロトコルとは 異なった拡張をしている。:真中のボタンが押されてないと、上記 3バイトの
+パケットが送られる。真中のボタンが押されていると、4バイトのパケットが 送られる。第4バイトは 0x20 の値を持っている(あるいは、少なくとも
+0x20 ビットがセットされている)。 但し、他のボタンが押されていない状態で、 真中のボタンが押されると、0,0,0,0x20 と伝えられる。
 .SS "マウスシステムズ プロトコル(Mousesystems protocol)"
-\fBマウスシステムズ\fPプロトコルは、1200 bits/secで、1 スタートビット、
-8 データビット、パリティなし、2 ストップビットである。
-データは、RxD に 5 バイトのパケットとして送られる。\fIdx\fP は 2 つの
-2 の補数の和として送られ、\fIdy\fP は 2 つの 2 の補数の和の否定
-として送られる。左(中、右)のボタンが押された時には\fIlb\fP
-(\fImb\fP, \fIrb\fP) がクリアされる。
+\fBマウスシステムズ\fPプロトコルは、1200 bits/secで、1 スタートビット、 8 データビット、パリティなし、2 ストップビットである。
+データは、RxD に 5 バイトのパケットとして送られる。\fIdx\fP は 2 つの 2 の補数の和として送られ、\fIdy\fP は 2 つの 2
+の補数の和の否定 として送られる。左(中、右)のボタンが押された時には\fIlb\fP (\fImb\fP, \fIrb\fP) がクリアされる。
 .TS
 center;
 r c c c c c c c c.
@@ -133,14 +105,11 @@ byte      d7      d6      d5      d4      d3      d2      d1      d0
 
 第 4,5 バイトには、第 2,3 バイトが送られたあと生じた変更が記述される。
 .SS "サン プロトコル(Sun protocol)"
-\fBサン\fP プロトコルは、上記の 5 バイト マウスシステムプロトコルの 3
-バイト版です。後の 2 バイトは送られません。
+\fBサン\fP プロトコルは、上記の 5 バイト マウスシステムプロトコルの 3 バイト版です。後の 2 バイトは送られません。
 .SS "MM プロトコル(MM protocol)"
-\fBMM\fP プロトコルは 1200 bits/sec で 1 スタートビット、8 データビッ
-ト、奇数パリティ、 1 ストップビットを使う。データは RxD に 3 バイトのパ
-ケットとして送られる。\fIdx\fP と \fIdy\fP は一つの符号つきの値として
-送られ、サインビットは負の値を表す。左(中、右)のボタンが押された時には
-\fIlb\fP (\fImb\fP, \fIrb\fP)がセットされる。
+\fBMM\fP プロトコルは 1200 bits/sec で 1 スタートビット、8 データビッ ト、奇数パリティ、 1 ストップビットを使う。データは
+RxD に 3 バイトのパ ケットとして送られる。\fIdx\fP と \fIdy\fP は一つの符号つきの値として
+送られ、サインビットは負の値を表す。左(中、右)のボタンが押された時には \fIlb\fP (\fImb\fP, \fIrb\fP)がセットされる。
 .TS
 center;
 r c c c c c c c c.
@@ -150,9 +119,8 @@ byte        d7      d6      d5      d4      d3      d2      d1      d0
 3      0       dy6     dy5     dy4     dy3     dy2     dy1     dy0
 .TE
 .SH ファイル
-.TP
-.I /dev/mouse
+.TP 
+\fI/dev/mouse\fP
 一般的にマウスデバイスをさすのに使われるシンボリックリンク
 .SH 関連項目
-.BR ttyS (4),
-.BR gpm (8)
+\fBttyS\fP(4), \fBgpm\fP(8)