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(split) LDP: Release pages for LDP v3.39.
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man5 / charmap.5
index df863a8..3c02b23 100644 (file)
 .\" along with this program; if not, write to the Free Software
 .\" Foundation, Inc., 59 Temple Place, Suite 330, Boston, MA 02111, USA.
 .\"
-.\" Japanese Version Copyright (c) 1997 HANATAKA Shinya
-.\"         all rights reserved.
-.\" Translated Thu Feb  5 21:12:56 JST 1998
-.\"         by HANATAKA Shinya <hanataka@abyss.rim.or.jp>
-.\" Updated Wed Jan  9 JST 2001 by Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org>
+.\"*******************************************************************
 .\"
-.TH CHARMAP 5 1994-11-28 "" "Linux User Manual"
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
+.\"
+.\"*******************************************************************
+.TH CHARMAP 5 1994\-11\-28 "" "Linux User Manual"
 .SH 名前
 charmap \- 文字符号化を定義するための文字シンボル
-.SH 書式
-文字集合記述 (charmap) は使用できる文字集合とその符号化を定義する。
-サポートされる全ての文字集合は妥当なサブセットとして
-.B "共通文字集合 (portable character set)"
-を持たなければならない。
-.\" 以下はもはや正しくない:
-.\" 共通文字集合は参照用に
+.SH 説明
+.\" Not true anymore:
+.\" The portable character set is defined in the file
 .\" .I /usr/lib/nls/charmap/POSIX
 .\" .I /usr/share/i18n/charmap/POSIX
-.\" ファイルに定義されている。
+.\" for reference purposes.
+文字集合記述 (charmap) は使用できる文字集合とその符号化を定義する。 サポートされる全ての文字集合は妥当なサブセットとして \fB共通文字集合
+(portable character set)\fP を持たなければならない。
 .SS 文法
 charmap ファイルは以下のキーワードからなるヘッダーで始まる:
-.TP
-.I <codeset>
+.TP 
+\fI<codeset>\fP
 はコードセットの名前を指定する。
-.TP
-.I <mb_cur_max>
-は複数バイト文字の一文字あたりの最大バイト数を指定する。
-複数バイト文字は現在のところサポートされていない。デフォルトは 1 である。
-.TP
-.I <mb_cur_min>
-は一文字あたりの最低バイト数を指定する。この値は
-.B mb_cur_max
-以下でなければならない。
-もし指定されなければデフォルトは
-.B mb_cur_max
-と同じである。
-.TP
-.I <escape_char>
-ファイルの残りの部分でエスケープ・キャラクターとして使用する文字
-を指定する。これで特殊な意味に解釈される文字をエスケープする。
-デフォルトはバックスラッシュ
-.RB ( \e )
-である。
-.TP
-.I <comment_char>
-はファイルの残りの部分でコメント・キャラクターとして使用する文字
-を指定する。デフォルトではシャープ
-.RB ( # )
-である。
+.TP 
+\fI<mb_cur_max>\fP
+は複数バイト文字の一文字あたりの最大バイト数を指定する。 複数バイト文字は現在のところサポートされていない。デフォルトは 1 である。
+.TP 
+\fI<mb_cur_min>\fP
+は一文字あたりの最低バイト数を指定する。この値は \fBmb_cur_max\fP 以下でなければならない。 もし指定されなければデフォルトは
+\fBmb_cur_max\fP と同じである。
+.TP 
+\fI<escape_char>\fP
+ファイルの残りの部分でエスケープ・キャラクターとして使用する文字 を指定する。これで特殊な意味に解釈される文字をエスケープする。
+デフォルトはバックスラッシュ (\fB\e\fP)  である。
+.TP 
+\fI<comment_char>\fP
+はファイルの残りの部分でコメント・キャラクターとして使用する文字 を指定する。デフォルトではシャープ (\fB#\fP)  である。
 .PP
-charmap の定義そのものは第一カラムにキーワード
-.B CHARMAP
-を置くことで始める。
+charmap の定義そのものは第一カラムにキーワード \fBCHARMAP\fP を置くことで始める。
 
 以下の行は文字の符号化を定義するための二つの方法である:
-.TP
-.I <symbolic-name> <encoding> <comments>
+.TP 
+\fI<symbolic\-name> <encoding> <comments>\fP
 これは一つの文字とその符号化を定義する。
-.TP
-.I <symbolic-name>...<symbolic-name> <encoding> <comments>
-この形式は複数の文字を定義する。これは複数バイト文字 (現在は実装されていない)
-のみで有用である。
+.TP 
+\fI<symbolic\-name>...<symbolic\-name> <encoding> <comments>\fP
+この形式は複数の文字を定義する。これは複数バイト文字 (現在は実装されていない)  のみで有用である。
 .PP
-charmap の定義の最後の行は
-.B END CHARMAP
-を置く。
+charmap の定義の最後の行は \fBEND CHARMAP\fP を置く。
 .SS シンボル名
-文字の
-.B シンボル名 (symbolic name)
-は
-.B 共通文字集合(portable character set)
-の文字のみを含んでいる。
-この名前はかぎかっこ < > で挟む。
-.B <escape_char>
-に続く文字はそれ自身として解釈される。例えば
-.B "<\e\e\e>>"
-のような文字列は
-.B "\e>"
+文字の \fBシンボル名 (symbolic name)\fP は \fB共通文字集合(portable character set)\fP
+の文字のみを含んでいる。 この名前はかぎかっこ < > で挟む。 \fB<escape_char>\fP
+に続く文字はそれ自身として解釈される。例えば \fB<\e\e\e>>\fP のような文字列は \fB\e>\fP
 というシンボル名をかぎかっこで狭んで表現している。
 .SS 文字符号化
 符号化は以下の三つの形式のどれかで表す:
-.TP
-.I <escape_char>d<数字>
+.TP 
+\fI<escape_char>d<数字>\fP
 は 10 進の数値を表す。
-.TP
-.I <escape_char>x<数字>
+.TP 
+\fI<escape_char>x<数字>\fP
 は 16 進の数値を表す。
-.TP
-.I <escape_char><数字>
-は 8 進の数値を表す。
+.TP 
+\fI<escape_char><数字>\fP
 .\" FIXME comments
 .\" FIXME char ... char
+は 8 進の数値を表す。
 .SH ファイル
-.I /usr/share/i18n/charmaps/*
-.\" .SH 著者
+.\" .SH AUTHOR
 .\" Jochen Hein (jochen.hein@delphi.central.de)
+\fI/usr/share/i18n/charmaps/*\fP
 .SH 準拠
 POSIX.2.
 .SH 関連項目
-.BR locale (1),
-.BR localedef (1),
-.BR localeconv (3),
-.BR setlocale (3),
-.BR locale (5)
+\fBlocale\fP(1), \fBlocaledef\fP(1), \fBlocaleconv\fP(3), \fBsetlocale\fP(3),
+\fBlocale\fP(5)