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(split) LDP: Release pages for LDP v3.39.
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man8 / nscd.8
index c01b7ce..f453ef9 100644 (file)
 .\" 2008-12-05 Petr Baudis <pasky@suse.cz>
 .\"    Rewrite the NOTES section to reflect modern reality
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-.\" Japanese Version Copyright (c) 2001, 2005 Yuichi SATO
-.\"         all rights reserved.
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-.\"         by Yuichi SATO <ysato@h4.dion.ne.jp>
-.\" Updated & Modified Sat Jan 22 14:11:51 JST 2005
-.\"         by Yuichi SATO <ysato444@yahoo.co.jp>
-.\" Updated 2009-03-05 by Kentaro Shirakata <argrath@ub32.org>
+.\"*******************************************************************
 .\"
-.TH NSCD 8 2008-12-05 "GNU" "Linux Programmer's Manual"
+.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
+.\"
+.\"*******************************************************************
+.TH NSCD 8 2008\-12\-05 GNU "Linux Programmer's Manual"
 .SH 名前
 /usr/sbin/nscd \- ネームサービスキャッシュデーモン
 .SH 説明
-nscd は一般的なネームサービスに必要な多くのものを
-キャッシュとして提供するデーモンである。
-デフォルトの設定ファイル
-.I /etc/nscd.conf
-でキャッシュデーモンの動作を決定する。
-.BR nscd.conf (5)
-を見よ。
+nscd は一般的なネームサービスに必要な多くのものを キャッシュとして提供するデーモンである。 デフォルトの設定ファイル
+\fI/etc/nscd.conf\fP でキャッシュデーモンの動作を決定する。 \fBnscd.conf\fP(5)  を見よ。
 
-nscd は
-.BR passwd (5),
-.BR group (5),
-.BR hosts (5)
-データベースへのアクセスのキャッシュを
-.BR getpwnam (3),
-.BR getpwuid (3),
-.BR getgrnam (3),
-.BR getgrgid (3),
-.BR gethostbyname (3)
-などの標準 libc インターフェースを通して提供する。
+nscd は \fBpasswd\fP(5), \fBgroup\fP(5), \fBhosts\fP(5)  データベースへのアクセスのキャッシュを
+\fBgetpwnam\fP(3), \fBgetpwuid\fP(3), \fBgetgrnam\fP(3), \fBgetgrgid\fP(3),
+\fBgethostbyname\fP(3)  などの標準 libc インターフェースを通して提供する。
 
-各データベースには 2 つのキャッシュがある。
-肯定的 (positive) なキャッシュは見つかったアイテムをキャッシュし、
-否定的 (negative) なキャッシュは見つからなかったアイテムをキャッシュする。
-各キャッシュはデータの TTL (time-to-live, 生存時間) を個別に持っている。
-特例として shadow ファイルはキャッシュされない点に注意すること。
-.BR getspnam (3)
+各データベースには 2 つのキャッシュがある。 肯定的 (positive) なキャッシュは見つかったアイテムをキャッシュし、 否定的
+(negative) なキャッシュは見つからなかったアイテムをキャッシュする。 各キャッシュはデータの TTL (time\-to\-live, 生存時間)
+を個別に持っている。 特例として shadow ファイルはキャッシュされない点に注意すること。 \fBgetspnam\fP(3)
 を呼び出しても結果としてキャッシュされないままになる。
 .SH オプション
-.TP
-.B "\-\-help"
+.TP 
+\fB\-\-help\fP
 全てのオプションとその動作をリストして表示する。
 .SH 注意
-デーモンは(
-.I passwd
-データベースについては
-.IR /etc/passwd 、
-.I hosts
-データベースについては
-.I /etc/hosts
-と
-.I /etc/resolv.conf
-というような)それぞれのデータベースのための設定ファイルを見張って、
-これらが変更されるとキャッシュをフラッシュする。
-しかし、これは(
-.BR inotify (7)
-が利用可能で、glibc 2.9 以降が利用可能な場合を除いて)
-短い遅延の後に起こり、またこの自動検出は非標準 NSS モジュールが
-.I /etc/nsswitch.conf
-で指定されている場合はその設定ファイルには対応しない。
-この場合、データベースの設定ファイルを変更した後、
-.B nscd
+デーモンは( \fIpasswd\fP データベースについては \fI/etc/passwd\fP、 \fIhosts\fP データベースについては
+\fI/etc/hosts\fP と \fI/etc/resolv.conf\fP というような)それぞれのデータベースのための設定ファイルを見張って、
+これらが変更されるとキャッシュをフラッシュする。 しかし、これは( \fBinotify\fP(7)  が利用可能で、glibc 2.9
+以降が利用可能な場合を除いて)  短い遅延の後に起こり、またこの自動検出は非標準 NSS モジュールが \fI/etc/nsswitch.conf\fP
+で指定されている場合はその設定ファイルには対応しない。 この場合、データベースの設定ファイルを変更した後、 \fBnscd\fP
 のキャッシュを無効にするために以下のコマンドを実行する必要がある:
 
-    $ \fBnscd -i\fP \fI<database>\fP
+    $ \fBnscd \-i\fP \fI<database>\fP
 .SH 関連項目
-.BR nscd.conf (5),
-.BR nsswitch.conf (5)
-.\" .SH 著者
+\fBnscd.conf\fP(5), \fBnsswitch.conf\fP(5)
+.\" .SH AUTHOR
 .\" .B nscd
-.\" は Thorsten Kukuk と Ulrich Drepper によって書かれた。
+.\" was written by Thorsten Kukuk and Ulrich Drepper.