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2 .TH NUMFMT "1" "2016年2月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
4 numfmt \- 数字から人が読みやすい文字列への変換と、その逆変換
7 [\fIOPTION\fR]... [\fINUMBER\fR]...
9 .\" Add any additional description here
11 NUMBER (複数可) を変換する。何も指定されなかった場合は標準入力から
14 長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。
19 \fB\-d\fR, \fB\-\-delimiter\fR=\fIX\fR
20 フィールド区切りとしてホワイトスペースではなく X を使用する
22 \fB\-\-field\fR=\fIFIELDS\fR
23 入力フィールド N の数字を変換する (デフォルトは 1)
26 \fB\-\-format\fR=\fIFORMAT\fR
27 printf 形式の浮動小数点フォーマットとして FORMAT を使う。
30 \fB\-\-from\fR=\fIUNIT\fR
31 入力された数字を UNIT に自動スケーリングする。
32 デフォルトは 'none' である。下記の UNIT の項を参照
34 \fB\-\-from\-unit\fR=\fIN\fR
35 入力単位のサイズの指定 (デフォルトは 1)
38 ロケールで定義された桁のグルーピングを使う (例: 1,000,000)。
39 (したがって C/POSIX ロケールではこのオプションは効果がない)
41 \fB\-\-header\fR[=\fIN\fR]
42 最初の N 行のヘッダーを (変換せずに) 出力する。
43 N が指定されなかった場合 N は 1 になる
45 \fB\-\-invalid\fR=\fIMODE\fR
46 無効な数字入力時の失敗モード; MODE に指定できるのは
47 abort (デフォルト), fail, warn, ignore
49 \fB\-\-padding\fR=\fIN\fR
52 出力の幅が N より大きい場合パディングは無視される。
53 デフォルトの動作では、ホワイトスペースがあった場合に
56 \fB\-\-round\fR=\fIMETHOD\fR
57 スケーリング時の丸め方法として METHOD を使用する
58 METHOD に指定できるのは up, down,
59 from\-zero (デフォルト), towards\-zero, nearest
61 \fB\-\-suffix\fR=\fISUFFIX\fR
63 また、入力する数字で接尾辞 SUFFIX を受け付ける
65 \fB\-\-to\fR=\fIUNIT\fR
66 出力する数字を UNIT に自動スケーリングする。
69 \fB\-\-to\-unit\fR=\fIN\fR
70 出力単位のサイズの指定 (デフォルトは 1)
72 \fB\-z\fR, \fB\-\-zero\-terminated\fR
83 自動スケーリングを行わない。接尾辞があるとエラーが発生する。
114 FIELDS では cut(1) と同様の形式のフィールドの範囲指定が使用できます。
123 N 番目から M 番目 (これも含まれる) のフィールド
126 行頭から M 番目のフィールド (これも含まれる)
131 コンマで区切って複数のフィールドや範囲を指定できます。
133 FORMAT は浮動小数点引数 '%f' を出力できるものでなければいけません。
134 クォートを付けると (%'f) (現在のロケールでサポートされていれば) \fB\-\-grouping\fR
135 が有効になります。幅を示す数字を指定すると (%10f) パディングが付与されます。
136 0 を幅の指定に付けると (%010f) 数字は指定の幅まで 0 が付与されます。
137 負の幅を指定すると (%\-10f) 出力が左寄せされます。
138 精度を指定すると (%.1f) 入力から決定される精度を上書きされます。
140 入力されたすべての数字が正常に変換された場合、終了ステータスは 0 です。
141 デフォルトでは、 numfmt は変換エラーが最初に起こった時点で終了ステータス 2 で
142 終了します。 \fB\-\-invalid=\fR'fail' が指定された場合、変換エラーそれぞれについて
143 警告が表示され、終了ステータスは 2 になります。 \fB\-\-invalid=\fR'warn' の場合、
144 変換エラーそれぞれについてメッセージが表示されますが、終了ステータスは
145 0 になります。 \fB\-\-invalid=\fR'ignore' の場合、変換エラーは表示されず、終了
149 \f(CW$ numfmt --to=si 1000\fR
153 \f(CW$ numfmt --to=iec 2048\fR
157 \f(CW$ numfmt --to=iec-i 4096\fR
161 \f(CW$ echo 1K | numfmt --from=si\fR
165 \f(CW$ echo 1K | numfmt --from=iec\fR
169 \f(CW$ df -B1 | numfmt --header --field 2-4 --to=si\fR
171 \f(CW$ ls -l | numfmt --header --field 5 --to=iec\fR
173 \f(CW$ ls -lh | numfmt --header --field 5 --from=iec --padding=10\fR
175 \f(CW$ ls -lh | numfmt --header --field 5 --from=iec --format %10f\fR
177 GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
178 numfmt の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
179 完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/numfmt> にあります。
180 ローカルでは info '(coreutils) numfmt invocation' で参照できます。
184 Copyright \(co 2016 Free Software Foundation, Inc.
185 ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
187 This is free software: you are free to change and redistribute it.
188 There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
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