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2 .TH SORT "1" "2012年4月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
4 sort \- テキストファイルの行の並び替えを行う
7 [\fIOPTION\fR]... [\fIFILE\fR]...
10 [\fIOPTION\fR]... \fI--files0-from=F\fR
12 .\" Add any additional description here
14 ファイルの内容をソートして標準出力に書き込みます。入力ファイルが複数の場合、
17 長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。
20 \fB\-b\fR, \fB\-\-ignore\-leading\-blanks\fR
23 \fB\-d\fR, \fB\-\-dictionary\-order\fR
26 \fB\-f\fR, \fB\-\-ignore\-case\fR
29 \fB\-g\fR, \fB\-\-general\-numeric\-sort\fR
32 \fB\-i\fR, \fB\-\-ignore\-nonprinting\fR
35 \fB\-M\fR, \fB\-\-month\-sort\fR
36 月名でソートする。(不明) < 'JAN' < ... < 'DEC' の順
38 \fB\-h\fR, \fB\-\-human\-numeric\-sort\fR
39 人間が読むことができる形式の数値を比較する (例: 2K 1G)
41 \fB\-n\fR, \fB\-\-numeric\-sort\fR
44 \fB\-R\fR, \fB\-\-random\-sort\fR
47 \fB\-\-random\-source\fR=\fIFILE\fR
50 \fB\-r\fR, \fB\-\-reverse\fR
53 \fB\-\-sort\fR=\fIWORD\fR
54 WORD に応じてソートする。WORD の候補は次の通り:
55 general\-numeric \fB\-g\fR, human\-numeric \fB\-h\fR, month \fB\-M\fR,
56 numeric \fB\-n\fR, random \fB\-R\fR, version \fB\-V\fR
58 \fB\-V\fR, \fB\-\-version\-sort\fR
63 \fB\-\-batch\-size\fR=\fINMERGE\fR
64 一度に最大 NMERGE 行、併合を行う。それ以上の場合
67 \fB\-c\fR, \fB\-\-check\fR, \fB\-\-check\fR=\fIdiagnose\-first\fR
71 \fB\-C\fR, \fB\-\-check\fR=\fIquiet\fR, \fB\-\-check\fR=\fIsilent\fR \fB\-c\fR と同様だが、正しくソートされていない最初
74 \fB\-\-compress\-program\fR=\fIPROG\fR
75 PROG を使用して一時ファイルを圧縮し、PROG \fB\-d\fR を
79 ソートに使用されている行の一部に注釈をつけて、不確かな
80 使用方法について標準エラー出力に警告を表示する
82 \fB\-\-files0\-from\fR=\fIF\fR
83 ファイル F に含まれた NULL 文字で区切られた文字列を
84 ファイル名として扱い、それらのファイルの中身を入力行
85 として読み込む。ファイル F に \- を指定した時は、ファ
88 \fB\-k\fR, \fB\-\-key\fR=\fIKEYDEF\fR
89 指定されたキーでソートする。KEYDEF では場所と並び替え種別を指定する
91 \fB\-m\fR, \fB\-\-merge\fR
92 ソートされたファイルを併合する。ソート自体は行わない
94 \fB\-o\fR, \fB\-\-output\fR=\fIFILE\fR
95 結果を標準出力の代わりに FILE に書き込む
97 \fB\-s\fR, \fB\-\-stable\fR
98 前の比較結果に頼らない安定的な並び替えを行う
100 \fB\-S\fR, \fB\-\-buffer\-size\fR=\fISIZE\fR
101 主記憶のバッファの大きさとして SIZE を使用する
103 \fB\-t\fR, \fB\-\-field\-separator\fR=\fISEP\fR フィールド区切り文字として空白の代わりに SEP を使用する
105 \fB\-T\fR, \fB\-\-temporary\-directory\fR=\fIDIR\fR
106 一時ディレクトリとして $TMPDIR または /tmp ではなく
107 DIR を使用する。オプションを複数指定すると、複数のディ
110 \fB\-\-parallel\fR=\fIN\fR
111 同時に実行するソートの数を N に変更する
113 \fB\-u\fR, \fB\-\-unique\fR \fB\-c\fR と併せて使用した場合、厳密に順序を確認する。\-c を付け
114 ずに使用した場合、最初の同一行のみ出力する
116 \fB\-z\fR, \fB\-\-zero\-terminated\fR
117 文字列の最後に改行でなく NULL 文字を付加する
125 KEYDEF は F[.C][OPTS][,F[.C][OPTS]] の書式で、開始位置と停止位置を指定します。
126 F はフィールド番号で、 C はフィールド内の文字位置です。両方とも開始番号は 1 です。
127 停止位置はデフォルトでは行末です。\-t と \fB\-b\fR の両方とも指定がない場合、
128 フィールド内の文字は、前にある空白の開始から数えられます。
129 OPTS には、1 文字の並び替えオプション [bdfgiMhnRrV] を一つ以上指定します。
130 OPTS で指定されたキーの並び替えオプションは、グローバルな並び替えオプション
131 より優先されます。キーが指定されない場合、行全体がキーとして使用されます。
133 SIZE には以下の倍数などを指定する接尾辞を続けることが出来ます:
134 % はメモリの何 % を使用するか。b は 1倍、K は 1024倍 (標準)。同様に M, G, T, P, E, Z, T
138 環境変数によって指定されたロケールで並び替え順序が変わります。
139 本来のバイト単位の値を使用した伝統的な並び替え順にしたい場合、
142 作者 Mike Haertel および Paul Eggert。
144 sort のバグを発見した場合は bug\-coreutils@gnu.org に報告してください。
145 GNU coreutils のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
146 GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/>
147 sort の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
148 完全な文書を参照する場合は info coreutils 'sort invocation' を実行してください。
150 Copyright \(co 2012 Free Software Foundation, Inc.
151 ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
152 This is free software: you are free to change and redistribute it.
153 There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
156 の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、
160 のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
164 を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。