1 .\" DO NOT MODIFY THIS FILE! It was generated by help2man 1.40.4.
2 .TH TAIL "1" "2012年4月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
4 tail \- ファイルの最後の部分を出力する
7 [\fIオプション\fR]... [\fIファイル\fR]...
9 .\" Add any additional description here
11 各々の FILE の最後の 10 行を標準出力に書き込みます。複数の FILE が指定され
12 た場合、ファイル名がヘッダ情報として出力されます。FILE が指定されないか、
13 FILE が \- の場合は、標準入力から読み込まれます。
14 長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。
16 \fB\-c\fR, \fB\-\-bytes\fR=\fIK\fR
17 最後の K バイトを出力する。\-c +K という形式で指定した
18 場合は各ファイルの先頭から K 番目のバイト以降を出力する
20 \fB\-f\fR, \fB\-\-follow[=\fR{name|descriptor}]
21 ファイルが大きくなるに合わせて出力にデータを追加する
22 \fB\-f\fR, \fB\-\-follow\fR および \fB\-\-follow\fR=\fIdescriptor\fR
25 \fB\-F\fR \fB\-\-follow\fR=\fIname\fR \fB\-\-retry\fR と等価
27 \fB\-n\fR, \fB\-\-lines\fR=\fIK\fR
28 最後の 10 行ではなく K 行を出力する。\-n +K という形式で指定
31 \fB\-\-max\-unchanged\-stats\fR=\fIN\fR
32 \fB\-\-follow\fR=\fIname\fR と併せて使用し、N (デフォルトでは 5)回 stat
33 を繰り返してもファイルサイズが変わっていない場合は、ファイ
34 ルの削除や名前の変更が行われていないかを確認するために FILE
36 (ログファイルがローテートされた時にこのような状態が発生する)。
37 inotify と併せて使用した場合はほとんど有効ではない
39 \fB\-\-pid\fR=\fIPID\fR \fB\-f\fR と併せて使用し、PID のプロセスが終了した後に終了する
41 \fB\-q\fR, \fB\-\-quiet\fR, \fB\-\-silent\fR
45 ファイルがアクセスできるか否かに関わらずファイルを開く
46 ことを試みる。これは \fB\-\-follow\fR=\fIname\fR と併せて使用し、
49 \fB\-s\fR, \fB\-\-sleep\-interval\fR=\fIN\fR \fB\-f\fR と併せて使用し、繰り返しの間隔を約 N 秒
51 inotify および \fB\-\-pid\fR=\fIP\fR と併せて使用した場合、
52 最低 N 秒間に 1 回、プロセス P の確認を行う。
54 \fB\-v\fR, \fB\-\-verbose\fR
63 If the first character of K (the number of bytes or lines) is a '+',
64 print beginning with the Kth item from the start of each file, otherwise,
65 print the last K items in the file. K may have a multiplier suffix:
66 b 512, kB 1000, K 1024, MB 1000*1000, M 1024*1024,
67 GB 1000*1000*1000, G 1024*1024*1024, and so on for T, P, E, Z, Y.
69 \fB\-\-follow\fR (\fB\-f\fR) を使用すると、tail はデフォルトでファイル記述子を追跡します。
70 このため tail で追跡しているファイルの名前が変更されたとしても、 tail は
71 元のファイルの終端を追跡し続けます。このデフォルトの動作はファイル記述子
72 ではなく、実際にある名前を持つファイルを追跡する場合には望ましくありませ
73 ん (例: ログのローテーションなど)。そのような場合には \fB\-\-follow\fR=\fIname\fR を使
74 用してください。これにより名前の変更、削除、作成などにあわせて名前のついた
77 作者 Paul Rubin、 David MacKenzie、 Ian Lance Taylor、
80 tail のバグを発見した場合は bug\-coreutils@gnu.org に報告してください。
81 GNU coreutils のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
82 GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/>
83 tail の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
84 完全な文書を参照する場合は info coreutils 'tail invocation' を実行してください。
86 Copyright \(co 2012 Free Software Foundation, Inc.
87 ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
88 This is free software: you are free to change and redistribute it.
89 There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
92 の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、
96 のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
100 を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。