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2 .TH DATE "1" "2016年2月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
4 date \- システムの日付や時刻の表示、設定を行う
7 [\fIOPTION\fR]... [\fI+FORMAT\fR]
10 [\fI-u|--utc|--universal\fR] [\fIMMDDhhmm\fR[[\fICC\fR]\fIYY\fR][\fI.ss\fR]]
12 .\" Add any additional description here
14 指定された FORMAT で現在時刻を表示します。またはシステム時刻を設定します。
16 長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。
18 \fB\-d\fR, \fB\-\-date\fR=\fISTRING\fR
19 現在時刻ではなく STRING で指定された時刻を表示する
21 \fB\-f\fR, \fB\-\-file\fR=\fIDATEFILE\fR
22 DATEFILE の各行に対して \fB\-\-date\fR と同様に動作する
24 \fB\-I[FMT]\fR, \fB\-\-iso\-8601\fR[=\fIFMT\fR]
25 日付/時刻を ISO 8601 形式で出力する。
27 \&'date', 'hours', 'minutes', 'seconds', 'ns' が指定できる。
28 \&'date' がデフォルトで、日付のみを出力する。
29 例: 2006\-08\-14T02:34:56\-0600
31 \fB\-R\fR, \fB\-\-rfc\-2822\fR
32 RFC 2822 形式で日付と時刻を出力する
33 例: Mon, 14 Aug 2006 02:34:56 \fB\-0600\fR
35 \fB\-\-rfc\-3339\fR=\fIFMT\fR
36 RFC 3339 形式で日付と時刻を出力する
38 \&'date', 'seconds', 'ns' が使用できる。
39 例: 2006\-08\-14 02:34:56\-06:00
41 \fB\-r\fR, \fB\-\-reference\fR=\fIFILE\fR
44 \fB\-s\fR, \fB\-\-set\fR=\fISTRING\fR
47 \fB\-u\fR, \fB\-\-utc\fR, \fB\-\-universal\fR
48 協定標準時 (Coordinated Universal Time) を表示、設定する
56 FORMAT で出力を制御します。解釈される文字列は次の通りです。
62 ロケール表示による曜日の省略名 (例: Sun、日)
65 ロケール表示での曜日の完全名 (例: Sunday、日曜日)
68 ロケール表示での月の省略名 (例: Jan)
71 ロケール表示での月の完全名 (例: January)
74 ロケール表示での日付と時刻 (例: Thu Mar 3 23:05:25 2005)
77 世紀。%Y と同様だが下2桁が省略される (例: 20)
86 スペースで字幅調整された月の中の何日目かを表す値。%_d と同様
89 完全形式の日付。 %Y\-%m\-%d と同様
95 ISO 週番号の年部分 (%V 参照)。通常は %V と同時に使用される
107 年の開始日からの日数 (001..366)
110 スペース詰めの時 ( 0..23)。 %_H と同様
113 スペース詰めの時 ( 1..12)。 %_I と同様
125 ナノ秒 (000000000..999999999)
128 AM または PM のロケールでの表示。不明な場合は空白
134 ロケール12時間表示での時刻 (例 11:11:04 PM)
137 24時間表示での時および分。%H:%M と同様
140 1970\-01\-01 00:00:00 UTC からの秒数
152 週の何日目かを表す値 (1..7); 1 が月曜日
155 日曜日を週初めとした週番号 (00..53)
158 ISO 週番号。月曜日を週初めとする (01..53)
161 週の何日目かを表す値 (0..6); 0 を日曜日とする
164 月曜日を週初めとした週番号 (00..53)
167 ロケール表示での日付 (例: 12/31/99)
170 ロケール表示での時刻 (例: 23:13:48)
179 +hhmm 形式でのタイムゾーン (例: \fB\-0400\fR)
182 +hh:mm 形式でのタイムゾーン (例: \fB\-04\fR:00)
185 +hh:mm:ss 形式でのタイムゾーン (例: \fB\-04\fR:00:00)
188 必要な精度に応じて : が使用されるタイムゾーン表示 (例: \fB\-04\fR, +05:30)
191 英字でのタイムゾーン省略形 (例: EDT)
193 デフォルトでは0で日付の空白部分が埋められます。
194 次のオプションフラグを '%' の後に続けることができます:
200 (アンダースコア) フィールドの空白をスペースで埋める
211 フラグの後にオプションでフィールド幅を10 進数で指定できます。その後にオプションで
213 E はロケールで代替の表記が利用可能な時には代替表記を利用します。
214 O はロケールで代替の数字が利用可能なときには代替数字を利用します。
216 紀元 (Epoch; 1970\-01\-01 UTC) からの秒数を日時に変換する場合
218 \f(CW$ date --date='@2147483647'\fR
220 米国西海岸のタイムゾーンで日時を表示する場合 (TZ を探すには tzselect(1) を使用します)
222 \f(CW$ TZ='America/Los_Angeles' date\fR
224 ローカル時間の次の金曜日午前9時を米国西海岸のタイムゾーンで表示する場合
226 \f(CW$ date --date='TZ="America/Los_Angeles" 09:00 next Fri'\fR
228 GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
229 date の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
230 完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/date> にあります。
231 ローカルでは info '(coreutils) date invocation' で参照できます。
233 .\" NOTE: keep this paragraph in sync with the one in touch.x
234 \-\-date=STRING は、ほぼフリーフォーマットで人間が読みやすい日付文字列です。
235 "Sun, 29 Feb 2004 16:21:42 \-0800" や "2004\-02\-29 16:21:42" などが使用でき、
236 "next Thursday" といった指定もできます。
237 日付文字列には、カレンダーの日付、1 日の時刻、タイムゾーン、
238 週の曜日、相対的な時刻、相対的な日付、数字を表す要素を含めることができます。
240 日付文字列の書式は、ここで説明できるほど簡単ではないが、
241 info 文書には完全な説明が載っています。
245 Copyright \(co 2016 Free Software Foundation, Inc.
246 ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
248 This is free software: you are free to change and redistribute it.
249 There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
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256 のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
260 を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。