OSDN Git Service

coreutils (8.22): Update release
[linuxjm/coreutils.git] / release / man1 / install.1
1 .\" DO NOT MODIFY THIS FILE!  It was generated by help2man 1.43.3.
2 .TH INSTALL "1" "2014年5月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
3 .SH 名前
4 install \- install 8.22 のマニュアルページ
5 .SH 書式
6 .B install
7 [\fIOPTION\fR]... [\fI-T\fR] \fISOURCE DEST\fR
8 .br
9 .B install
10 [\fIOPTION\fR]... \fISOURCE\fR... \fIDIRECTORY\fR
11 .br
12 .B install
13 [\fIOPTION\fR]... \fI-t DIRECTORY SOURCE\fR...
14 .br
15 .B install
16 [\fIOPTION\fR]... \fI-d DIRECTORY\fR...
17 .SH 説明
18 .\" Add any additional description here
19 .PP
20 install プログラムは選択したコピー先にファイルをコピーします (通常は直前に
21 コンパイルしたファイル)。 GNU/Linux システムですぐに使用できるパッケージ
22 をダウンロードしてインストールしたい場合は yum(1) または apt\-get(1) の
23 ようなパッケージ管理プログラムを代わりに使用してください。
24 .PP
25 最初の 3 個の形式は SOURCE から DEST へ、または複数の SOURCE を既存の DIRECTORY
26 にパーミッションおよび所有権、グループを設定しながらコピーします。
27 4 番目の形式は指定された DIRECTORY 全ての構成要素を作成します。
28 .PP
29 長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。
30 .TP
31 \fB\-\-backup\fR[=\fICONTROL\fR]
32 コピー先にファイルが存在する場合は各ファイルのバック
33 アップを作成する
34 .HP
35 \fB\-b\fR                  \fB\-\-backup\fR と同様だが引数を取ることができない
36 .TP
37 \fB\-c\fR
38 (無視される)
39 .TP
40 \fB\-C\fR, \fB\-\-compare\fR
41 コピー元とコピー先の組をそれぞれ比較する。それらが同じ
42 場合はコピー先を変更しない
43 .TP
44 \fB\-d\fR, \fB\-\-directory\fR
45 全ての引数をディレクトリとして扱う。指定したディレクトリ
46 の構成要素を全て作成する
47 .TP
48 \fB\-D\fR
49 DEST の前にあるすべての構成要素のうち最後のものを除いたもの
50 を作成し、それから SOURCE から DEST へコピーする
51 .TP
52 \fB\-g\fR, \fB\-\-group\fR=\fIGROUP\fR
53 ファイルのグループを現在のプロセスグループの代わりに
54 GROUP に設定する
55 .TP
56 \fB\-m\fR, \fB\-\-mode\fR=\fIMODE\fR
57 パーミッションを rwxr\-xr\-x ではなく MODE (chmod と同じ
58 指定方法) に設定する
59 .TP
60 \fB\-o\fR, \fB\-\-owner\fR=\fIOWNER\fR
61 所有権を設定する (スーパーユーザーのみ)
62 .TP
63 \fB\-p\fR, \fB\-\-preserve\-timestamps\fR
64 SOURCE ファイルのアクセス時刻、変更時刻を
65 コピー先の対応するファイルに設定する
66 .TP
67 \fB\-s\fR, \fB\-\-strip\fR
68 シンボルテーブルを strip する
69 .TP
70 \fB\-\-strip\-program\fR=\fIPROGRAM\fR
71 バイナリを strip する時に使用されるプログラム
72 .TP
73 \fB\-S\fR, \fB\-\-suffix\fR=\fISUFFIX\fR
74 バックアップ接尾子を SUFFIX にする
75 .TP
76 \fB\-t\fR, \fB\-\-target\-directory\fR=\fIDIRECTORY\fR
77 全ての SOURCE 引数を DIRECTORY にコピーする
78 .TP
79 \fB\-T\fR, \fB\-\-no\-target\-directory\fR
80 DEST を通常ファイルとして扱う
81 .TP
82 \fB\-v\fR, \fB\-\-verbose\fR
83 ディレクトリを作成したときにその名前を表示する
84 .TP
85 \fB\-\-preserve\-context\fR
86 SELinux セキュリティコンテキストを保持する
87 .TP
88 \fB\-Z\fR, \fB\-\-context\fR[=\fICTX\fR]
89 コピー先ファイルの SELinux セキュリティコンテキストを
90 デフォルトタイプに、指定された場合は CTX に、設定する
91 .TP
92 \fB\-\-help\fR
93 この使い方を表示して終了する
94 .TP
95 \fB\-\-version\fR
96 バージョン情報を表示して終了する
97 .PP
98 \fB\-\-suffix\fR も環境変数 SIMPLE_BACKUP_SUFFIX も設定されていない場合、
99 バックアップ接尾辞は '~' になります。
100 バージョン管理方法は \fB\-\-backup\fR オプションや VERSION_CONTROL 環境変数で
101 選択できます。以下の値を指定できます:
102 .TP
103 none, off
104 バックアップを作成しない (\fB\-\-backup\fR を付けた時でも)
105 .TP
106 numbered, t
107 番号付きバックアップを作成する
108 .TP
109 existing, nil
110 番号付きバックアップがあれば番号付き、
111 .IP
112 そうでなければ、simple で作成する
113 .TP
114 simple, never
115 常に簡易バックアップを作成
116 .PP
117 GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
118 install の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
119 完全な文書を参照する場合は info coreutils 'install invocation' を実行してください。
120 .SH 作者
121 作者 David MacKenzie。
122 .SH 著作権
123 Copyright \(co 2013 Free Software Foundation, Inc.
124 ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
125 .br
126 This is free software: you are free to change and redistribute it.
127 There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
128 .SH 関連項目
129 .B install
130 の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、
131 .B info
132 および
133 .B install
134 のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
135 .IP
136 .B info install
137 .PP
138 を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。