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2 .TH PR "1" "2014年5月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
4 pr \- テキストファイルを印刷用に変換する
7 [\fIオプション\fR]... [\fIファイル\fR]...
9 .\" Add any additional description here
11 印字のために、ページ付けや段組を行ないます。
13 長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。
15 +FIRST_PAGE[:LAST_PAGE], \fB\-\-pages\fR=\fIFIRST_PAGE[\fR:LAST_PAGE]
16 FIRST_PAGE から印字を開始し LAST_PAGE までを印字する
17 LAST_PAGE を省略した場合, 最後まで印字する
19 \fB\-COLUMN\fR, \fB\-\-columns\fR=\fICOLUMN\fR
20 \fB\-a\fR を使用しない限り、 COLUMN 段の段組を生成し、段の下方に
21 向けて出力する。ページ毎にカラム内の行数を調整する
23 \fB\-a\fR, \fB\-\-across\fR
24 各行を段組の横方向へ順に出力する。\-COLUMN オプションと共に
27 \fB\-c\fR, \fB\-\-show\-control\-chars\fR
28 制御文字にハットをつけ (例: ^G)、その他の印字不能な文字
31 \fB\-d\fR, \fB\-\-double\-space\fR
34 \fB\-D\fR, \fB\-\-date\-format\fR=\fIFORMAT\fR
35 ヘッダの日付の形式として FORMAT を用いる
37 \fB\-e[CHAR[WIDTH]]\fR, \fB\-\-expand\-tabs\fR[=\fICHAR[WIDTH]\fR]
38 入力された CHAR を幅 WIDTH の空白に拡げる
39 CHAR, WIDTH の指定がなければ CHAR は TAB,
42 \fB\-F\fR, \fB\-f\fR, \fB\-\-form\-feed\fR
43 改ページの際に改行ではなく、改ページコードを使用
44 (\fB\-f\fR と共に 3 行分、 \fB\-f\fR を指定しない場合 5 行分のヘッダを出力)
46 \fB\-h\fR, \fB\-\-header\fR=\fIHEADER\fR
47 ページヘッダとしてファイル名の代わりに中央に配置した HEADER を使用
48 する。 \fB\-h\fR "" は空行を表示する。 \fB\-h\fR"" を使用してはならない
50 \fB\-i[CHAR[WIDTH]]\fR, \fB\-\-output\-tabs\fR[=\fICHAR[WIDTH]\fR]
51 スペースをタブ幅 WIDTH (8) の CHAR (TAB) で置換する
53 \fB\-J\fR, \fB\-\-join\-lines\fR
54 全ての行を併合し、\-W による行切り詰めをオフ、列配置を無効、区切り
55 文字を \fB\-\-sep\-string\fR[=\fISTRING\fR] に設定する
57 \fB\-l\fR, \fB\-\-length\fR=\fIPAGE_LENGTH\fR
58 1ページの行数を PAGE_LENGTH (66) にする (デフォルトは
59 56 行で、 \fB\-F\fR を使用したときは 63 行)
61 \fB\-m\fR, \fB\-\-merge\fR
62 全てのファイルを並列に印刷する。 1 ファイル 1 列とし、
63 \fB\-J\fR オプションで行を結合した場合を除き、行を切り詰める。
65 \fB\-n[SEP[DIGITS]]\fR, \fB\-\-number\-lines\fR[=\fISEP[DIGITS]\fR]
66 行番号を付ける。その際には DIGITS (5) 桁とし、その後
67 に SEP (TAB) を使用する。デフォルトでは入力ファイルの
70 \fB\-N\fR, \fB\-\-first\-line\-number\fR=\fINUMBER\fR
71 表示した最初のページの 1 行目を NUMBER として数え始め
74 \fB\-o\fR, \fB\-\-indent\fR=\fIMARGIN\fR
75 各行のオフセットを MARGIN (zero) 個のスペースとする。
76 \fB\-w\fR または \fB\-W\fR には影響しない。 MARGIN は PAGE_WIDTH に
79 \fB\-r\fR, \fB\-\-no\-file\-warnings\fR
80 ファイルを開けなかったときに警告を表示しない
82 \fB\-s[CHAR]\fR, \fB\-\-separator\fR[=\fICHAR\fR]
83 列の区切りに単一の文字 CHAR を使用する。\-w を併せて指定しない
84 場合、CHAR のデフォルトは <TAB> 文字となる。\-w を併せて指定し
85 た場合、'文字なし' となる。\-s[CHAR] は全ての 3 列オプション
86 (\fB\-COLUMN\fR|\-a \fB\-COLUMN\fR|\-m) で \fB\-w\fR を指定している場合を除き切り詰
89 \fB\-S[STRING]\fR, \fB\-\-sep\-string\fR[=\fISTRING\fR]
91 \fB\-S\fR なしで \fB\-J\fR を指定した場合、デフォルトの区切り文字は <TAB> で、
92 それ以外の場合、区切り文字は <space> (\fB\-S\fR" " と同じ) である。
95 \fB\-t\fR, \fB\-\-omit\-header\fR
98 \fB\-T\fR, \fB\-\-omit\-pagination\fR
99 ヘッダや本文の余白を省略し、入力ファイル中の改ページを
102 \fB\-v\fR, \fB\-\-show\-nonprinting\fR
103 バックスラッシュ(\e) エスケープの 8 進数表記を使用する
105 \fB\-w\fR PAGE_WIDTH, \fB\-\-width\fR=\fIPAGE_WIDTH\fR
106 複数列の出力時のみページ幅を PAGE_WIDTH (72)
107 文字に設定する。 \fB\-s[char]\fR は無効になる
109 \fB\-W\fR, \fB\-\-page\-width\fR=\fIPAGE_WIDTH\fR
110 \fB\-J\fR オプションを併せて指定しない場合、ページ幅を常に
111 PAGE_WIDTH (72) 文字に設定し、行を切り詰める。\-S ま
112 たは \fB\-s\fR オプションには影響しない
120 PAGE_LENGTH <= 10 の場合は \fB\-t\fR が暗黙的に利用されます。FILE を指定しないか、 FILE
121 が \- の時は標準入力から読み込みます。
123 作者 Pete TerMaat および Roland Huebner。
125 pr のバグを発見した場合は bug\-coreutils@gnu.org に報告してください。
127 GNU coreutils のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
129 GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/>
130 pr の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
131 完全な文書を参照する場合は info coreutils 'pr invocation' を実行してください。
133 Copyright \(co 2013 Free Software Foundation, Inc.
134 ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
136 This is free software: you are free to change and redistribute it.
137 There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
140 の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、
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148 を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。