.SH 説明
.\" FIXME . POSIX says: Local timezone information is used as though
.\" strftime() called tzset(). But this doesn't appear to be the case
-\fBstrftime\fP() 関数 は、要素別の時刻 \fItm\fP の内容を \fIformat\fP で指定された書式指定にしたがって変換し、 長さ
-\fImax\fP の文字列 \fIs\fP に書き込む。要素別の時刻構造体 \fItm\fP は \fI<time.h>\fP で定義されている。
-\fBctime\fP(3) も参照。
+\fBstrftime\fP() 関数 は、要素別の時刻 \fItm\fP の内容を \fIformat\fP で指定された書式指定にしたがって変換し、長さ \fImax\fP
+の文字列 \fIs\fP に書き込む。要素別の時刻構造体 \fItm\fP は \fI<time.h>\fP で定義されている。 \fBctime\fP(3)
+も参照。
.PP
-書式指定はヌル終端された文字列であり、 「変換指定 (conversion specification)」と呼ばれる特別な文字列を含めることができる。
-各々の変換指定は \(aq%\(aq 文字で始まり、 「変換指定文字 (conversion specifier character)」と呼ばれる
-何らか他の文字で終端される。上記以外の全ての文字列は 「通常の文字列 (ordinary character sequence)」となる。
+書式指定はヌル終端された文字列であり、「変換指定 (conversion
+specification)」と呼ばれる特別な文字列を含めることができる。各々の変換指定は \(aq%\(aq 文字で始まり、「変換指定文字
+(conversion specifier character)」と呼ばれる何らか他の文字で終端される。上記以外の全ての文字列は「通常の文字列
+(ordinary character sequence)」となる。
.PP
-(NULL バイトも含む) 通常の文字列内の文字は、 そのまま \fIformat\fP から \fIs\fP にコピーされる。
-一方、変換指定の文字は以下のリストに示すように置換される。このリストでは、 \fItm\fP 構造体のフィールドが参照される場合、その情報も記載している。
+(NULL バイトも含む) 通常の文字列内の文字は、そのまま \fIformat\fP から \fIs\fP
+にコピーされる。一方、変換指定の文字は以下のリストに示すように置換される。このリストでは、 \fItm\fP
+構造体のフィールドが参照される場合、その情報も記載している。
.TP
\fB%a\fP
-現在のロケールにおける曜日の省略名。 (\fItm_wday\fP から計算される。) (現在のロケールで使用される具体的な名前は、 引き数に
-\fBABDAY_\fP{\fB1\fP\(en\fB7\fP} を指定して \fBnl_langinfo\fP(3) を呼び出すことで取得できる。)
+現在のロケールにおける曜日の省略名。 \fItm_wday\fP から計算される。現在のロケールで使用される具体的な名前は、引き数に
+\fBABDAY_\fP{\fB1\fP\(en\fB7\fP} を指定して \fBnl_langinfo\fP(3) を呼び出すことで取得できる。
.TP
\fB%A\fP
-現在のロケールにおける曜日の完全な名前。 (\fItm_wday\fP から計算される。) (現在のロケールで使用される具体的な名前は、 引き数に
-\fBDAY_\fP{\fB1\fP\(en\fB7\fP} を指定して \fBnl_langinfo\fP(3) を呼び出すことで取得できる。)
+現在のロケールにおける曜日の完全な名前。 \fItm_wday\fP から計算される。現在のロケールで使用される具体的な名前は、引き数に
+\fBDAY_\fP{\fB1\fP\(en\fB7\fP} を指定して \fBnl_langinfo\fP(3) を呼び出すことで取得できる。
.TP
\fB%b\fP
-現在のロケールにおける月の省略名。 (\fItm_mon\fP から計算される。) (現在のロケールで使用される具体的な名前は、 引き数に
-\fBABMON_\fP{\fB1\fP\(en\fB12\fP} を指定して \fBnl_langinfo\fP(3) を呼び出すことで取得できる。)
+現在のロケールにおける月の省略名。 \fItm_mon\fP から計算される。現在のロケールで使用される具体的な名前は、引き数に
+\fBABMON_\fP{\fB1\fP\(en\fB12\fP} を指定して \fBnl_langinfo\fP(3) を呼び出すことで取得できる。
.TP
\fB%B\fP
-現在のロケールにおける月の完全な名前。 (\fItm_mon\fP から計算される。) (現在のロケールで使用される具体的な名前は、 引き数に
-\fBMON_\fP{\fB1\fP\(en\fB12\fP} を指定して \fBnl_langinfo\fP(3) を呼び出すことで取得できる。)
+現在のロケールにおける月の完全な名前。 \fItm_mon\fP から計算される。現在のロケールで使用される具体的な名前は、引き数に
+\fBMON_\fP{\fB1\fP\(en\fB12\fP} を指定して \fBnl_langinfo\fP(3) を呼び出すことで取得できる。
.TP
\fB%c\fP
-現在のロケールにおいて一般的な日付・時刻の表記。 (現在のロケールで使用される具体的なフォーマットは、 \fB%c\fP 変換指定の場合は
-\fBD_T_FMT\fP を、 \fB%Ec\fP 変換指定の場合は \fBERA_D_T_FMT\fP を引き数に指定して \fBnl_langinfo\fP(3)
-を呼び出すことで取得できる。) (POSIX ロケールでは \fB%a %b %e %H:%M:%S %Y\fP と等価である。)
+現在のロケールにおいて一般的な日付・時刻の表記。現在のロケールで使用される具体的なフォーマットは、 \fB%c\fP 変換指定の場合は \fBD_T_FMT\fP
+を、 \fB%Ec\fP 変換指定の場合は \fBERA_D_T_FMT\fP を引き数に指定して \fBnl_langinfo\fP(3) を呼び出すことで取得できる。
+POSIX ロケールでは \fB%a %b %e %H:%M:%S %Y\fP と等価である。
.TP
\fB%C\fP
-2 桁の世紀を表す数字 (year/100; 西暦年の上 2 桁)。 (SU) (\fB%EC\fP 変換指定は年代 (era) の名前に対応する。)
-(\fItm_year\fP から計算される)
+世紀に対応する 2 桁の整数 (year/1000)。 \fB%EC\fP 変換指定は、西暦以外の年数表記 ("era") の名前に対応する。
+\fItm_year\fP から計算される。 (SU)
.TP
\fB%d\fP
-月内通算日 (10 進数表記) (01\-31)。 (\fItm_mday\fP から計算される)
+月内通算日 (10 進数表記) (01\-31)。 \fItm_mday\fP から計算される。
.TP
\fB%D\fP
\fB%m/%d/%y\fP と等価。(うえっ、アメリカ専用だ。アメリカ以外の国では \fB%d/%m/%y\fP
の方が一般的だ。紛らわしいので、使用すべきではない。) (SU)
.TP
\fB%e\fP
-\fB%d\fP と同様に月内通算日を 10 進数で表現するが、 1 桁の場合 10 の位にゼロを置かずスペースを置く。(SU) (\fItm_mday\fP
-から計算される)
+\fB%d\fP と同様に月内通算日を 10 進数で表現するが、 1 桁の場合 10 の位にゼロを置かずスペースを置く。 \fItm_mday\fP
+から計算される。 (SU)
.TP
\fB%E\fP
-別形式 ("era\-based"; 「年代表記」) を使用する際の修飾子。下記参照。 (SU)
+別形式 (西暦以外の年数表記; "era") を使用する際の修飾子。下記参照。 (SU)
.TP
\fB%F\fP
\fB%Y\-%m\-%d\fP と等価 (ISO\ 8601 形式の日付フォーマット)。 (C99)
.TP
\fB%G\fP
-ISO\ 8601 週単位表記の年 (week\-based year; 「注意」の節を参照)。 世紀も 10 進数で表す。 ISO 週番号 (\fB%V\fP
-を参照) に対応した 4 桁の西暦年。 これは基本的には \fB%Y\fP と同じ形式だが、ISO 週数が前年や翌年になる
-場合にはその年が使用される点が異なる。(TZ) (\fItm_year\fP, \fItm_yday\fP, \fItm_wday\fP から計算される)
+ISO\ 8601 の週 (ISO\ 8601 week) に基づく年の表示。「注意」の節を参照)。世紀も 10 進数で表す。 ISO 週番号
+(\fB%V\fP を参照) に対応した 4 桁の西暦年。 これは基本的には \fB%Y\fP と同じ形式だが、ISO
+週数が前年や翌年になる場合にはその年が使用される点が異なる。 \fItm_year\fP, \fItm_yday\fP, \fItm_wday\fP から計算される。
+(TZ)
.TP
\fB%g\fP
-\fB%G\fP と同様。但し、世紀を含まず下 2 桁のみを表示 (00\(en99)。 (TZ) (\fItm_year\fP, \fItm_yday\fP,
-\fItm_wday\fP から計算される)
+\fB%G\fP と同様。ただし、世紀を含まず下 2 桁のみを表示 (00\(en99)。 \fItm_year\fP, \fItm_yday\fP,
+\fItm_wday\fP から計算される。 (TZ)
.TP
\fB%h\fP
\fB%b\fP と等価 (SU)
.TP
\fB%H\fP
-24 時間表記での時 (hour)。 (00\-23) (\fItm_hour\fP から計算される)
+24 時間表記での時 (hour) (00\-23)。 \fItm_hour\fP から計算される。
.TP
\fB%I\fP
-12 時間表記での時 (hour)。 (01\-12) (\fItm_hour\fP から計算される)
+12 時間表記での時 (hour) (01\-12)。 \fItm_hour\fP から計算される。
.TP
\fB%j\fP
-年の初めから通算の日数。 (001\-366) (\fItm_yday\fP から計算される)
+年の初めから通算の日数 (001\-366)。 \fItm_yday\fP から計算される。
.TP
\fB%k\fP
-24 時間表記での時 (0\-23)。 1 桁の場合には前にゼロでなくスペースが置かれる。 (\fB%H\fP も参照) (\fItm_hour\fP
-から計算される) (TZ)
+24 時間表記での時 (0\-23)。 1 桁の場合には前にゼロでなくスペースが置かれる。 \fB%H\fP も参照。 \fItm_hour\fP から計算される。
+(TZ)
.TP
\fB%l\fP
-12 時間表記での時 (0\-12)。 1 桁の場合には前にゼロでなくスペースが置かれる。 (\fB%I\fP も参照) (\fItm_hour\fP
-から計算される) (TZ)
+12 時間表記での時 (0\-12)。 1 桁の場合には前にゼロでなくスペースが置かれる。 \fB%I\fP も参照。 \fItm_hour\fP から計算される。
+(TZ)
.TP
\fB%m\fP
-10 進数表記の月 (01\-12) (\fItm_mon\fP から計算される)
+10 進数表記の月 (01\-12)。 \fItm_mon\fP から計算される。
.TP
\fB%M\fP
-10 進数表記の分 (00\-59) (\fItm_min\fP から計算される)
+10 進数表記の分 (00\-59)。 \fItm_min\fP から計算される。
.TP
\fB%n\fP
-改行。 (SU)
+改行 (SU)
.TP
\fB%O\fP
別の数値シンボルを使用する際の修飾子。下記参照。 (SU)
.TP
\fB%p\fP
現在のロケールにおける「午前」「午後」に相当する文字列。 英語の場合には "AM" または "PM" となる。
-正午は「午後」、真夜中は「午前」として扱われる。 (\fItm_hour\fP から計算される) (現在のロケールで "AM" と "PM"
+正午は「午後」、真夜中は「午前」として扱われる。 \fItm_hour\fP から計算される。現在のロケールで "AM" と "PM"
に対応する文字列表現は、それぞれ \fBAM_STR\fP と \fBPM_STR\fP を指定して \fBnl_langinfo\fP(3)
-を呼び出すことで取得できる。)
+を呼び出すことで取得できる。
.TP
\fB%P\fP
-\fB%p\fP と同様であるが小文字が使用される。 "am" や "pm"、もしくは現在のロケールでの対応する文字列となる。 (\fItm_hour\fP
-から計算される) (GNU)
+\fB%p\fP と同様であるが小文字が使用される。 "am" や "pm"、もしくは現在のロケールでの対応する文字列となる。 \fItm_hour\fP
+から計算される。 (GNU)
.TP
\fB%r\fP
-午前・午後形式での時刻。 (現在のロケールで使用される具体的なフォーマットは、 引き数に \fBT_FMT_AMPM\fP を指定して
-\fBnl_langinfo\fP(3) を呼び出すことで取得できる。) (POSIX ロケールでは \fB%I:%M:%S %p\fP と等価である。) (SU)
+午前・午後形式での時刻。現在のロケールで使用される具体的なフォーマットは、引き数に \fBT_FMT_AMPM\fP を指定して
+\fBnl_langinfo\fP(3) を呼び出すことで取得できる。 POSIX ロケールでは \fB%I:%M:%S %p\fP と等価である。 (SU)
.TP
\fB%R\fP
24 時間表記での時刻、秒は表示しない (\fB%H:%M\fP)。 秒を含んだものは以下の \fB%T\fP を参照すること。(SU)
.TP
\fB%s\fP
-紀元 (Epoch; 1970\-01\-01 00:00:00 +0000 (UTC)) からの秒数。 (TZ) (\fImktime(tm)\fP
-から計算される)
+紀元 (Epoch; 1970\-01\-01 00:00:00 +0000 (UTC)) からの秒数。 \fImktime(tm)\fP から計算される。
+(TZ)
.TP
\fB%S\fP
-秒 (10 進数表記) (00\-60) (時々ある閏秒に対応するため、値の範囲は 60 までとなっている) (\fItm_sec\fP から計算される)
+秒 (10 進数表記) (00\-60)。時々ある閏秒に対応するため、値の範囲は 60 までとなっている。 \fItm_sec\fP から計算される。
.TP
\fB%t\fP
タブ文字 (SU)
24 時間表記の時間 (\fB%H:%M:%S\fP) (SU)
.TP
\fB%u\fP
-週の何番目の日 (10 進数表記) か。月曜日を 1 とする (1\-7)。 \fB%w\fP も参照。 (\fItm_wday\fP から計算される) (SU)
+週の何番目の日 (10 進数表記) か。月曜日を 1 とする (1\-7)。 \fB%w\fP も参照。 \fItm_wday\fP から計算される。 (SU)
.TP
\fB%U\fP
年の初めからの通算の週番号 (10 進数表記) (00\-53)。 その年の最初の日曜日を、第 1 週の始まりとして計算する。 \fB%V\fP と \fB%W\fP
-も参照すること。 (\fItm_yday\fP と \fItm_wday\fP から計算される)
+も参照すること。 \fItm_yday\fP と \fItm_wday\fP から計算される。
.TP
\fB%V\fP
-ISO\ 8601 形式での年の始めからの週番号 (「注意」の節を参照)。 10 進数表記で、01 から 53 の値となる。週番号は、
-新しい年が少なくとも 4 日以上含まれる最初の週を 1 として計算する。 \fB%U\fP と \fB%W\fP も参照のこと。 (\fItm_year\fP,
-\fItm_yday\fP, \fItm_wday\fP から計算される) (SU)
+ISO\ 8601 形式での年の始めからの週番号 (「注意」の節を参照)。 10 進数表記で、01 から 53
+の値となる。週番号は、新しい年が少なくとも 4 日以上含まれる最初の週を 1 として計算する。 \fB%U\fP と \fB%W\fP も参照のこと。
+\fItm_year\fP, \fItm_yday\fP, \fItm_wday\fP から計算される。 (SU)
.TP
\fB%w\fP
-週の何番目の日 (10 進数表記) か。日曜日を 0 とする。(0\-6)。 \fB%u\fP も参照。 (\fItm_wday\fP から計算される)
+週の何番目の日 (10 進数表記) か。日曜日を 0 とする。(0\-6)。 \fB%u\fP も参照。 \fItm_wday\fP から計算される。
.TP
\fB%W\fP
年の初めからの通算の週番号 (10 進数表記) (00\-53)。 その年の最初の月曜日を、第 1 週の始まりとして計算する。 \fB%V\fP と \fB%W\fP
-も参照すること。 (\fItm_yday\fP と \fItm_wday\fP から計算される)
+も参照すること。 \fItm_yday\fP と \fItm_wday\fP から計算される。
.TP
\fB%x\fP
-現在のロケールで一般的な日付表記。時刻は含まない。 (現在のロケールで使用される具体的なフォーマットは、 \fB%x\fP 変換指定の場合は \fBD_FMT\fP
-を、 \fB%Ex\fP 変換指定の場合は \fBERA_D_FMT\fP を引き数に指定して、 \fBnl_langinfo\fP(3) を呼び出すことで取得できる。)
-(POSIX ロケールでは、これは \fB%m/%d/%y\fP と等価である。)
+現在のロケールで一般的な日付表記。時刻は含まない。現在のロケールで使用される具体的なフォーマットは、 \fB%x\fP 変換指定の場合は \fBD_FMT\fP
+を、 \fB%Ex\fP 変換指定の場合は \fBERA_D_FMT\fP を引き数に指定して、 \fBnl_langinfo\fP(3) を呼び出すことで取得できる。
+POSIX ロケールでは、これは \fB%m/%d/%y\fP と等価である。
.TP
\fB%X\fP
-現在のロケールで一般的な時刻表記。日付は含まない。 (現在のロケールで使用される具体的なフォーマットは、 \fB%X\fP 変換指定の場合は \fBT_FMT\fP
-を、 \fB%EX\fP 変換指定の場合は \fBERA_T_FMT\fP を引き数に指定して、 \fBnl_langinfo\fP(3) を呼び出すことで取得できる。)
-(POSIX ロケールでは、これは \fB%H:%M:%S\fP と等価である。)
+現在のロケールで一般的な時刻表記。日付は含まない。現在のロケールで使用される具体的なフォーマットは、 \fB%X\fP 変換指定の場合は \fBT_FMT\fP
+を、 \fB%EX\fP 変換指定の場合は \fBERA_T_FMT\fP を引き数に指定して、 \fBnl_langinfo\fP(3) を呼び出すことで取得できる。
+POSIX ロケールでは、これは \fB%H:%M:%S\fP と等価である。
.TP
\fB%y\fP
-西暦の下 2 桁 (世紀部分を含まない年) (00 から 99)。 (\fB%Ey\fP 変換指定は \fB%EC\fP
-変換指定で指定された年代の初めからの年数に対応する。) (\fItm_year\fP から計算される)
+西暦の下 2 桁 (世紀部分を含まない年) (00 から 99)。 \fB%Ey\fP 変換指定は。 \fB%EC\fP 変換指定で示される西暦以外の年数表記
+("era") における初めからの年数に対応する。 \fItm_year\fP から計算される。
.TP
\fB%Y\fP
-世紀部分を含めた 10 進表記の西暦年。 (\fB%EY\fP 変換指定は別形式の年表記の完全な表現に対応する。) (\fItm_year\fP から計算される)
+世紀部分を含めた 10 進表記の西暦年。 \fB%EY\fP 変換指定は別形式の年表記の完全な表現に対応する。 \fItm_year\fP から計算される。
.TP
\fB%z\fP
\fI+hhmm\fP や \fI\-hhmm\fP の形式のタイムゾーン (UTC へのオフセット時間)。(SU)
\fB%+\fP
.\" Nov 05 -- Not in Linux/glibc, but is in some BSDs (according to
.\" their man pages)
-\fBdate\fP(1) 形式での日時。(TZ) (glibc2 ではサポートされていない)
+\fBdate\fP(1) 形式での日時。 glibc2 ではサポートされていない。 (TZ)
.TP
\fB%%\fP
-\(aq%\(aq 文字。
+\(aq%\(aq 文字
.PP
いくつかの変換指定では、変換指定文字の前に \fBE\fP や \fBO\fP 「修飾子」を置くことによって別書式を使用するように指定することができる。
現在のロケールにおいて別書式が存在しない場合には、 通常の変換指定が使用されたかのように動作する (SU)。 統一 UNIX 規格 (Single
に格納されたバイト数を返す (このバイト数に終端のヌルバイトは含まれない)。 終端のヌルバイトを含めた結果の文字列の長さが \fImax\fP
バイトを超える場合には、 \fBstrftime\fP() は 0 を返し、配列の内容は不定となる。
.PP
-返り値 0 は必ずしもエラーを意味している訳ではないので注意すること。 例えば、多くのロケールでは \fB%p\fP は空文字列を返す。 同様に、空の
+返り値 0 は必ずしもエラーを意味している訳ではないので注意すること。例えば、多くのロケールでは \fB%p\fP は空文字列を返す。同様に、空の
\fIformat\fP 文字列は空文字列を返す。
.SH 環境変数
環境変数 \fBTZ\fP と \fBLC_TIME\fP が使用される。 (訳注: \fBLC_ALL\fP が設定されている場合には \fBLC_TIME\fP
l l l.
インターフェース 属性 値
T{
- \fBstrftime\fP()
+\fBstrftime\fP()
T} Thread safety MT\-Safe env locale
.TE
.SH 準拠
.\" FIXME strftime() is in POSIX.1-2001 and POSIX.1-2008, but the details
.\" in the standards changed across versions. Investigate and
.\" write up.
-SVr4, C89, C99. 個々の変換が厳密にどの規格に含まれるかは、 ANSI C (印なし)、統一 UNIX 規格 (SU印)、Olson の
-timezone パッケージ (TZ印)、 glibc 独自 (GNU印) で示している。glibc2 では \fB%+\fP はサポートされていないが、
-ã\81\84ã\81\8fã\81¤ã\81\8bã\81®æ\8b¡å¼µã\81\8cè¡\8cã\82\8fã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\80\82POSIX.1 ã\81§ã\81¯ ANSI C ã\81®ã\81¿ã\82\92å\8f\82ç\85§ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\80\82 POSIX.2 ã\81® \fBdate\fP(1)
-のところに記述されている幾つかの拡張は \fBstrftime\fP() にも適用できるだろう。 \fB%F\fP 変換は C99 と POSIX.1\-2001
-にある。
+SVr4, C89, C99. 個々の変換が厳密にどの規格に含まれるかをマークで示している。「マークなし」は ANSI C、「SU」は統一 UNIX
+規格を、「TZ」は Olson の timezone パッケージ、「GNU」は glibc を示す。 glibc2 では \fB%+\fP
+ã\81¯ã\82µã\83\9dã\83¼ã\83\88ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\81\8cã\80\81 ã\81\84ã\81\8fã\81¤ã\81\8bã\81®æ\8b¡å¼µã\81\8cè¡\8cã\82\8fã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\80\82POSIX.1 ã\81§ã\81¯ ANSI C ã\81®ã\81¿ã\82\92å\8f\82ç\85§ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\80\82 POSIX.2 ã\81®
+\fBdate\fP(1) のところに記述されている幾つかの拡張は \fBstrftime\fP() にも適用できるだろう。 \fB%F\fP 変換は C99 と
+POSIX.1\-2001 にある。
.PP
-SUSv2 では、 \fB%S\fP は 00 から 61 の範囲をとると規定されている。 これは、1分間のうち閏秒が 2つ入る可能性が理論的にはあることを
-考慮してのものである (実際には、このような状況はこれまで一度も 起こっていない)。
+SUSv2 では、 \fB%S\fP は 00 から 61 の範囲をとると規定されている。 これは、1 分間のうち閏秒が 2
+つ入る可能性が理論的にはあることを考慮してのものである (実際には、このような状況はこれまで一度も 起こっていない)。
.SH 注意
-.SS "ISO\ 8601 の週・曜日表記 (Week Dates)"
+.SS "ISO\ 8601 の暦週日付"
\fB%G\fP, \fB%g\fP, \fB%V\fP は、ISO\ 8601 標準により定義された週単位表記の年により 計算される値を出力する。 ISO\ 8601
標準の週単位表記では、週は月曜日から開始され、 週番号は、年の最初の週が 01 となり、最後の週は 52 か 53 となる。 週 01 は、新しい年が
4 日以上含まれる最初の週である。 言い換えると、週 01 は、その年の木曜日を含む最初の週、 つまり 1 月 4 日を含む週ということである。
他のいくつかのシステムで同様の機能が提供されている)。 \(aq%\(aq 文字と変換指定文字の間に、オプションとして \fIフラグ\fP とフィールドの
\fI幅\fP を指定できる (これらを指定する場合には \fBE\fP や \fBO\fP 修飾子の前に置く)。
.PP
-以下のフラグ文字が使用できる:
+以下のフラグ文字が使用できる。
.TP
\fB_\fP
(下線) 数値の結果文字列のパディング (穴埋め) をスペース (空白文字) で行う。
\fB#\fP
結果文字列の大文字・小文字を入れ替える (このフラグは特定の変換指定文字でしか機能しない。その中でも 本当に有用なのは \fB%Z\fP の場合だけである)。
.PP
-オプションの10進数の幅指定子はフラグの後ろに置くことができる (フラグはなくてもよい)。フィールドの本来の大きさが指定された幅よりも
+オプションの 10 進数の幅指定子はフラグの後ろに置くことができる (フラグはなくてもよい)。フィールドの本来の大きさが指定された幅よりも
小さい場合、結果文字列の左側は指定された幅までパディングされる。
.SH バグ
出力文字列が \fImax\fP バイトを超えてしまう場合、 \fIerrno\fP は設定「されない」。 このため、このエラーと、 \fIformat\fP
.EE
.in
.SS サンプルプログラム
-以下のプログラムを使うと \fBstrftime\fP() の実験ができる。
+以下のプログラムを使うと \fBstrftime\fP() の実験ができる。
.PP
-以下に、 \fBstrftime\fP() の glibc 実装が生成する結果の例をいくつか示す:
+以下に \fBstrftime\fP() の glibc 実装が生成する結果の例をいくつか示す。
.PP
.in +4n
.EX
msgstr ""
"Project-Id-Version: PACKAGE VERSION\n"
"POT-Creation-Date: 2021-03-12 14:01+0900\n"
-"PO-Revision-Date: 2021-04-13 19:33+0900\n"
+"PO-Revision-Date: 2021-05-02 05:13+0900\n"
"Last-Translator: FULL NAME <EMAIL@ADDRESS>\n"
"Language-Team: LANGUAGE <LL@li.org>\n"
"Language: \n"
"the format specification I<format> and places the result in the character "
"array I<s> of size I<max>. The broken-down time structure I<tm> is defined "
"in I<E<lt>time.hE<gt>>. See also B<ctime>(3)."
-msgstr "B<strftime>() 関数 は、要素別の時刻 I<tm> の内容を I<format> で指定された書式指定にしたがって変換し、 長さ I<max> の文字列 I<s> に書き込む。要素別の時刻構造体 I<tm> は I<E<lt>time.hE<gt>> で定義されている。 B<ctime>(3) も参照。"
+msgstr "B<strftime>() 関数 は、要素別の時刻 I<tm> の内容を I<format> で指定された書式指定にしたがって変換し、長さ I<max> の文字列 I<s> に書き込む。要素別の時刻構造体 I<tm> は I<E<lt>time.hE<gt>> で定義されている。 B<ctime>(3) も参照。"
#. type: Plain text
#: build/C/man3/strftime.3:76
"introduced by a \\(aq%\\(aq character and terminated by some other character "
"known as a I<conversion specifier character>. All other character sequences "
"are I<ordinary character sequences>."
-msgstr "書式指定はヌル終端された文字列であり、 「変換指定 (conversion specification)」と呼ばれる特別な文字列を含めることができる。 各々の変換指定は \\(aq%\\(aq 文字で始まり、 「変換指定文字 (conversion specifier character)」と呼ばれる 何らか他の文字で終端される。上記以外の全ての文字列は 「通常の文字列 (ordinary character sequence)」となる。"
+msgstr "書式指定はヌル終端された文字列であり、「変換指定 (conversion specification)」と呼ばれる特別な文字列を含めることができる。各々の変換指定は \\(aq%\\(aq 文字で始まり、「変換指定文字 (conversion specifier character)」と呼ばれる何らか他の文字で終端される。上記以外の全ての文字列は「通常の文字列 (ordinary character sequence)」となる。"
#. type: Plain text
#: build/C/man3/strftime.3:87
"are copied verbatim from I<format> to I<s>. However, the characters of "
"conversion specifications are replaced as shown in the list below. In this "
"list, the field(s) employed from the I<tm> structure are also shown."
-msgstr "(NULL バイトも含む) 通常の文字列内の文字は、 そのまま I<format> から I<s> にコピーされる。 一方、変換指定の文字は以下のリストに示すように置換される。このリストでは、 I<tm> 構造体のフィールドが参照される場合、その情報も記載している。"
+msgstr "(NULL バイトも含む) 通常の文字列内の文字は、そのまま I<format> から I<s> にコピーされる。一方、変換指定の文字は以下のリストに示すように置換される。このリストでは、 I<tm> 構造体のフィールドが参照される場合、その情報も記載している。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:87
"locale. (Calculated from I<tm_wday>.) (The specific names used in the "
"current locale can be obtained by calling B<nl_langinfo>(3) with "
"B<ABDAY_>{B<1>\\(enB<7>} as an argument.)"
-msgstr "現在のロケールにおける曜日の省略名。 (I<tm_wday> から計算される。) (現在のロケールで使用される具体的な名前は、 引き数に B<ABDAY_>{B<1>\\(enB<7>} を指定して B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。)"
+msgstr "現在のロケールにおける曜日の省略名。 I<tm_wday> から計算される。現在のロケールで使用される具体的な名前は、引き数に B<ABDAY_>{B<1>\\(enB<7>} を指定して B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:97
"(Calculated from I<tm_wday>.) (The specific names used in the current "
"locale can be obtained by calling B<nl_langinfo>(3) with B<DAY_>{B<1>"
"\\(enB<7>} as an argument.)"
-msgstr "現在のロケールにおける曜日の完全な名前。 (I<tm_wday> から計算される。) (現在のロケールで使用される具体的な名前は、 引き数に B<DAY_>{B<1>\\(enB<7>} を指定して B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。)"
+msgstr "現在のロケールにおける曜日の完全な名前。 I<tm_wday> から計算される。現在のロケールで使用される具体的な名前は、引き数に B<DAY_>{B<1>\\(enB<7>} を指定して B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:107
"from I<tm_mon>.) (The specific names used in the current locale can be "
"obtained by calling B<nl_langinfo>(3) with B<ABMON_>{B<1>\\(enB<12>} as an "
"argument.)"
-msgstr "現在のロケールにおける月の省略名。 (I<tm_mon> から計算される。) (現在のロケールで使用される具体的な名前は、 引き数に B<ABMON_>{B<1>\\(enB<12>} を指定して B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。)"
+msgstr "現在のロケールにおける月の省略名。 I<tm_mon> から計算される。現在のロケールで使用される具体的な名前は、引き数に B<ABMON_>{B<1>\\(enB<12>} を指定して B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:117
"The full month name according to the current locale. (Calculated from "
"I<tm_mon>.) (The specific names used in the current locale can be obtained "
"by calling B<nl_langinfo>(3) with B<MON_>{B<1>\\(enB<12>} as an argument.)"
-msgstr "現在のロケールにおける月の完全な名前。 (I<tm_mon> から計算される。) (現在のロケールで使用される具体的な名前は、 引き数に B<MON_>{B<1>\\(enB<12>} を指定して B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。)"
+msgstr "現在のロケールにおける月の完全な名前。 I<tm_mon> から計算される。現在のロケールで使用される具体的な名前は、引き数に B<MON_>{B<1>\\(enB<12>} を指定して B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:127 build/C/man3/strptime.3:127
"specification, and with B<ERA_D_T_FMT> for the B<%Ec> conversion "
"specification.) (In the POSIX locale this is equivalent to B<%a %b %e %H:%M:"
"%S %Y>.)"
-msgstr "現在のロケールにおいて一般的な日付・時刻の表記。 (現在のロケールで使用される具体的なフォーマットは、 B<%c> 変換指定の場合は B<D_T_FMT> を、 B<%Ec> 変換指定の場合は B<ERA_D_T_FMT> を引き数に指定して B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。) (POSIX ロケールでは B<%a %b %e %H:%M:%S %Y> と等価である。)"
+msgstr "現在のロケールにおいて一般的な日付・時刻の表記。現在のロケールで使用される具体的なフォーマットは、 B<%c> 変換指定の場合は B<D_T_FMT> を、 B<%Ec> 変換指定の場合は B<ERA_D_T_FMT> を引き数に指定して B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。 POSIX ロケールでは B<%a %b %e %H:%M:%S %Y> と等価である。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:143 build/C/man3/strptime.3:130
"The century number (year/100) as a 2-digit integer. (SU) (The B<%EC> "
"conversion specification corresponds to the name of the era.) (Calculated "
"from I<tm_year>.)"
-msgstr "2 桁の世紀を表す数字 (year/100; 西暦年の上 2 桁)。 (SU) (B<%EC> 変換指定は年代 (era) の名前に対応する。) (I<tm_year> から計算される)"
+msgstr "世紀に対応する 2 桁の整数 (year/1000)。 B<%EC> 変換指定は、西暦以外の年数表記 (\"era\") の名前に対応する。 I<tm_year> から計算される。 (SU)"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:151
msgid ""
"The day of the month as a decimal number (range 01 to 31). (Calculated from "
"I<tm_mday>.)"
-msgstr "月内通算日 (10 進数表記) (01-31)。 (I<tm_mday> から計算される)"
+msgstr "月内通算日 (10 進数表記) (01-31)。 I<tm_mday> から計算される。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:156 build/C/man3/strptime.3:136
"note that in other countries B<%d/%m/%y> is rather common. This means that "
"in international context this format is ambiguous and should not be used.) "
"(SU)"
-msgstr ""
-"B<%m/%d/%y> と等価。(うえっ、アメリカ専用だ。アメリカ以外の国では B<%d/%m/"
-"%y> の方が一般的だ。紛らわしいので、使用すべきではない。) (SU)"
+msgstr "B<%m/%d/%y> と等価。(うえっ、アメリカ専用だ。アメリカ以外の国では B<%d/%m/%y> の方が一般的だ。紛らわしいので、使用すべきではない。) (SU)"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:166 build/C/man1/time.1:144
msgid ""
"Like B<%d>, the day of the month as a decimal number, but a leading zero is "
"replaced by a space. (SU) (Calculated from I<tm_mday>.)"
-msgstr "B<%d> と同様に月内通算日を 10 進数で表現するが、 1 桁の場合 10 の位にゼロを置かずスペースを置く。(SU) (I<tm_mday> から計算される)"
+msgstr "B<%d> と同様に月内通算日を 10 進数で表現するが、 1 桁の場合 10 の位にゼロを置かずスペースを置く。 I<tm_mday> から計算される。 (SU)"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:174 build/C/man1/time.1:141
#. type: Plain text
#: build/C/man3/strftime.3:177
msgid "Modifier: use alternative (\"era-based\") format, see below. (SU)"
-msgstr "別形式 (\"era-based\"; 「年代表記」) を使用する際の修飾子。下記参照。 (SU)"
+msgstr "別形式 (西暦以外の年数表記; \"era\") を使用する際の修飾子。下記参照。 (SU)"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:177 build/C/man3/strptime.3:361
"This has the same format and value as B<%Y>, except that if the ISO week "
"number belongs to the previous or next year, that year is used instead. "
"(TZ) (Calculated from I<tm_year>, I<tm_yday>, and I<tm_wday>.)"
-msgstr "ISO\\ 8601 週単位表記の年 (week-based year; 「注意」の節を参照)。 世紀も 10 進数で表す。 ISO 週番号 (B<%V> を参照) に対応した 4 桁の西暦年。 これは基本的には B<%Y> と同じ形式だが、ISO 週数が前年や翌年になる 場合にはその年が使用される点が異なる。(TZ) (I<tm_year>, I<tm_yday>, I<tm_wday> から計算される)"
+msgstr "ISO\\ 8601 の週 (ISO\\ 8601 week) に基づく年の表示。「注意」の節を参照)。世紀も 10 進数で表す。 ISO 週番号 (B<%V> を参照) に対応した 4 桁の西暦年。 これは基本的には B<%Y> と同じ形式だが、ISO 週数が前年や翌年になる場合にはその年が使用される点が異なる。 I<tm_year>, I<tm_yday>, I<tm_wday> から計算される。 (TZ)"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:196 build/C/man3/strptime.3:366
msgid ""
"Like B<%G>, but without century, that is, with a 2-digit year (00\\(en99). "
"(TZ) (Calculated from I<tm_year>, I<tm_yday>, and I<tm_wday>.)"
-msgstr "B<%G> と同様。但し、世紀を含まず下 2 桁のみを表示 (00\\(en99)。 (TZ) (I<tm_year>, I<tm_yday>, I<tm_wday> から計算される)"
+msgstr "B<%G> と同様。ただし、世紀を含まず下 2 桁のみを表示 (00\\(en99)。 I<tm_year>, I<tm_yday>, I<tm_wday> から計算される。 (TZ)"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:206
msgid ""
"The hour as a decimal number using a 24-hour clock (range 00 to 23). "
"(Calculated from I<tm_hour>.)"
-msgstr "24 時間表記での時 (hour)。 (00-23) (I<tm_hour> から計算される)"
+msgstr "24 時間表記での時 (hour) (00-23)。 I<tm_hour> から計算される。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:216 build/C/man3/strptime.3:149
msgid ""
"The hour as a decimal number using a 12-hour clock (range 01 to 12). "
"(Calculated from I<tm_hour>.)"
-msgstr "12 時間表記での時 (hour)。 (01-12) (I<tm_hour> から計算される)"
+msgstr "12 時間表記での時 (hour) (01-12)。 I<tm_hour> から計算される。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:221 build/C/man3/strptime.3:152
msgid ""
"The day of the year as a decimal number (range 001 to 366). (Calculated "
"from I<tm_yday>.)"
-msgstr "年の初めから通算の日数。 (001-366) (I<tm_yday> から計算される)"
+msgstr "年の初めから通算の日数 (001-366)。 I<tm_yday> から計算される。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:226 build/C/man1/time.1:225
"The hour (24-hour clock) as a decimal number (range 0 to 23); single digits "
"are preceded by a blank. (See also B<%H>.) (Calculated from I<tm_hour>.) "
"(TZ)"
-msgstr "24 時間表記での時 (0-23)。 1 桁の場合には前にゼロでなくスペースが置かれる。 (B<%H> も参照) (I<tm_hour> から計算される) (TZ)"
+msgstr "24 時間表記での時 (0-23)。 1 桁の場合には前にゼロでなくスペースが置かれる。 B<%H> も参照。 I<tm_hour> から計算される。 (TZ)"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:235
"The hour (12-hour clock) as a decimal number (range 1 to 12); single digits "
"are preceded by a blank. (See also B<%I>.) (Calculated from I<tm_hour>.) "
"(TZ)"
-msgstr "12 時間表記での時 (0-12)。 1 桁の場合には前にゼロでなくスペースが置かれる。 (B<%I> も参照) (I<tm_hour> から計算される) (TZ)"
+msgstr "12 時間表記での時 (0-12)。 1 桁の場合には前にゼロでなくスペースが置かれる。 B<%I> も参照。 I<tm_hour> から計算される。 (TZ)"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:244 build/C/man3/strptime.3:155
#: build/C/man3/strftime.3:249
msgid ""
"The month as a decimal number (range 01 to 12). (Calculated from I<tm_mon>.)"
-msgstr "10 進数表記の月 (01-12) (I<tm_mon> から計算される)"
+msgstr "10 進数表記の月 (01-12)。 I<tm_mon> から計算される。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:249 build/C/man3/strptime.3:158
msgid ""
"The minute as a decimal number (range 00 to 59). (Calculated from "
"I<tm_min>.)"
-msgstr "10 進数表記の分 (00-59) (I<tm_min> から計算される)"
+msgstr "10 進数表記の分 (00-59)。 I<tm_min> から計算される。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:254 build/C/man3/strptime.3:161
#. type: Plain text
#: build/C/man3/strftime.3:257
msgid "A newline character. (SU)"
-msgstr "改行。 (SU)"
+msgstr "改行 (SU)"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:257 build/C/man1/time.1:216
"representations used for \"AM\" and \"PM\" in the current locale can be "
"obtained by calling B<nl_langinfo>(3) with B<AM_STR> and B<PM_STR>, "
"respectively.)"
-msgstr "現在のロケールにおける「午前」「午後」に相当する文字列。 英語の場合には \"AM\" または \"PM\" となる。 正午は「午後」、真夜中は「午前」として扱われる。 (I<tm_hour> から計算される) (現在のロケールで \"AM\" と \"PM\" に対応する文字列表現は、それぞれ B<AM_STR> と B<PM_STR> を指定して B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。)"
+msgstr "現在のロケールにおける「午前」「午後」に相当する文字列。 英語の場合には \"AM\" または \"PM\" となる。 正午は「午後」、真夜中は「午前」として扱われる。 I<tm_hour> から計算される。現在のロケールで \"AM\" と \"PM\" に対応する文字列表現は、それぞれ B<AM_STR> と B<PM_STR> を指定して B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:273 build/C/man1/time.1:155
msgid ""
"Like B<%p> but in lowercase: \"am\" or \"pm\" or a corresponding string for "
"the current locale. (Calculated from I<tm_hour>.) (GNU)"
-msgstr "B<%p> と同様であるが小文字が使用される。 \"am\" や \"pm\"、もしくは現在のロケールでの対応する文字列となる。 (I<tm_hour> から計算される) (GNU)"
+msgstr "B<%p> と同様であるが小文字が使用される。 \"am\" や \"pm\"、もしくは現在のロケールでの対応する文字列となる。 I<tm_hour> から計算される。 (GNU)"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:282 build/C/man3/strptime.3:168
"current locale can be obtained by calling B<nl_langinfo>(3) with "
"B<T_FMT_AMPM> as an argument.) (In the POSIX locale this is equivalent to B<"
"%I:%M:%S %p>.)"
-msgstr "午前・午後形式での時刻。 (現在のロケールで使用される具体的なフォーマットは、 引き数に B<T_FMT_AMPM> を指定して B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。) (POSIX ロケールでは B<%I:%M:%S %p> と等価である。) (SU)"
+msgstr "午前・午後形式での時刻。現在のロケールで使用される具体的なフォーマットは、引き数に B<T_FMT_AMPM> を指定して B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。 POSIX ロケールでは B<%I:%M:%S %p> と等価である。 (SU)"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:293 build/C/man3/strptime.3:179
msgid ""
"The number of seconds since the Epoch, 1970-01-01 00:00:00 +0000 (UTC). "
"(TZ) (Calculated from I<mktime(tm)>.)"
-msgstr "紀元 (Epoch; 1970-01-01 00:00:00 +0000 (UTC)) からの秒数。 (TZ) (I<mktime(tm)> から計算される)"
+msgstr "紀元 (Epoch; 1970-01-01 00:00:00 +0000 (UTC)) からの秒数。 I<mktime(tm)> から計算される。 (TZ)"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:306 build/C/man3/strptime.3:183
msgid ""
"The second as a decimal number (range 00 to 60). (The range is up to 60 to "
"allow for occasional leap seconds.) (Calculated from I<tm_sec>.)"
-msgstr "秒 (10 進数表記) (00-60) (時々ある閏秒に対応するため、値の範囲は 60 までとなっている) (I<tm_sec> から計算される)"
+msgstr "秒 (10 進数表記) (00-60)。時々ある閏秒に対応するため、値の範囲は 60 までとなっている。 I<tm_sec> から計算される。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:312 build/C/man3/strptime.3:187
msgid ""
"The day of the week as a decimal, range 1 to 7, Monday being 1. See also B<"
"%w>. (Calculated from I<tm_wday>.) (SU)"
-msgstr "週の何番目の日 (10 進数表記) か。月曜日を 1 とする (1-7)。 B<%w> も参照。 (I<tm_wday> から計算される) (SU)"
+msgstr "週の何番目の日 (10 進数表記) か。月曜日を 1 とする (1-7)。 B<%w> も参照。 I<tm_wday> から計算される。 (SU)"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:328 build/C/man3/strptime.3:194
"The week number of the current year as a decimal number, range 00 to 53, "
"starting with the first Sunday as the first day of week 01. See also B<%V> "
"and B<%W>. (Calculated from I<tm_yday> and I<tm_wday>.)"
-msgstr "年の初めからの通算の週番号 (10 進数表記) (00-53)。 その年の最初の日曜日を、第 1 週の始まりとして計算する。 B<%V> と B<%W> も参照すること。 (I<tm_yday> と I<tm_wday> から計算される)"
+msgstr "年の初めからの通算の週番号 (10 進数表記) (00-53)。 その年の最初の日曜日を、第 1 週の始まりとして計算する。 B<%V> と B<%W> も参照すること。 I<tm_yday> と I<tm_wday> から計算される。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:341 build/C/man3/strptime.3:377
"number, range 01 to 53, where week 1 is the first week that has at least 4 "
"days in the new year. See also B<%U> and B<%W>. (Calculated from "
"I<tm_year>, I<tm_yday>, and I<tm_wday>.) (SU)"
-msgstr "ISO\\ 8601 形式での年の始めからの週番号 (「注意」の節を参照)。 10 進数表記で、01 から 53 の値となる。週番号は、 新しい年が少なくとも 4 日以上含まれる最初の週を 1 として計算する。 B<%U> と B<%W> も参照のこと。 (I<tm_year>, I<tm_yday>, I<tm_wday> から計算される) (SU)"
+msgstr "ISO\\ 8601 形式での年の始めからの週番号 (「注意」の節を参照)。 10 進数表記で、01 から 53 の値となる。週番号は、新しい年が少なくとも 4 日以上含まれる最初の週を 1 として計算する。 B<%U> と B<%W> も参照のこと。 I<tm_year>, I<tm_yday>, I<tm_wday> から計算される。 (SU)"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:356 build/C/man3/strptime.3:198
msgid ""
"The day of the week as a decimal, range 0 to 6, Sunday being 0. See also B<"
"%u>. (Calculated from I<tm_wday>.)"
-msgstr "週の何番目の日 (10 進数表記) か。日曜日を 0 とする。(0-6)。 B<%u> も参照。 (I<tm_wday> から計算される)"
+msgstr "週の何番目の日 (10 進数表記) か。日曜日を 0 とする。(0-6)。 B<%u> も参照。 I<tm_wday> から計算される。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:363 build/C/man3/strptime.3:201
"The week number of the current year as a decimal number, range 00 to 53, "
"starting with the first Monday as the first day of week 01. (Calculated "
"from I<tm_yday> and I<tm_wday>.)"
-msgstr "年の初めからの通算の週番号 (10 進数表記) (00-53)。 その年の最初の月曜日を、第 1 週の始まりとして計算する。 B<%V> と B<%W> も参照すること。 (I<tm_yday> と I<tm_wday> から計算される)"
+msgstr "年の初めからの通算の週番号 (10 進数表記) (00-53)。 その年の最初の月曜日を、第 1 週の始まりとして計算する。 B<%V> と B<%W> も参照すること。 I<tm_yday> と I<tm_wday> から計算される。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:371 build/C/man3/strptime.3:205
"B<nl_langinfo>(3) with B<D_FMT> as an argument for the B<%x> conversion "
"specification, and with B<ERA_D_FMT> for the B<%Ex> conversion "
"specification.) (In the POSIX locale this is equivalent to B<%m/%d/%y>.)"
-msgstr "現在のロケールで一般的な日付表記。時刻は含まない。 (現在のロケールで使用される具体的なフォーマットは、 B<%x> 変換指定の場合は B<D_FMT> を、 B<%Ex> 変換指定の場合は B<ERA_D_FMT> を引き数に指定して、 B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。) (POSIX ロケールでは、これは B<%m/%d/%y> と等価である。)"
+msgstr "現在のロケールで一般的な日付表記。時刻は含まない。現在のロケールで使用される具体的なフォーマットは、 B<%x> 変換指定の場合は B<D_FMT> を、 B<%Ex> 変換指定の場合は B<ERA_D_FMT> を引き数に指定して、 B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。 POSIX ロケールでは、これは B<%m/%d/%y> と等価である。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:387 build/C/man3/strptime.3:208
"B<nl_langinfo>(3) with B<T_FMT> as an argument for the B<%X> conversion "
"specification, and with B<ERA_T_FMT> for the B<%EX> conversion "
"specification.) (In the POSIX locale this is equivalent to B<%H:%M:%S>.)"
-msgstr "現在のロケールで一般的な時刻表記。日付は含まない。 (現在のロケールで使用される具体的なフォーマットは、 B<%X> 変換指定の場合は B<T_FMT> を、 B<%EX> 変換指定の場合は B<ERA_T_FMT> を引き数に指定して、 B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。) (POSIX ロケールでは、これは B<%H:%M:%S> と等価である。)"
+msgstr "現在のロケールで一般的な時刻表記。日付は含まない。現在のロケールで使用される具体的なフォーマットは、 B<%X> 変換指定の場合は B<T_FMT> を、 B<%EX> 変換指定の場合は B<ERA_T_FMT> を引き数に指定して、 B<nl_langinfo>(3) を呼び出すことで取得できる。 POSIX ロケールでは、これは B<%H:%M:%S> と等価である。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:403 build/C/man3/strptime.3:211
"%Ey> conversion specification corresponds to the year since the beginning of "
"the era denoted by the B<%EC> conversion specification.) (Calculated from "
"I<tm_year>)"
-msgstr "西暦の下 2 桁 (世紀部分を含まない年) (00 から 99)。 (B<%Ey> 変換指定は B<%EC> 変換指定で指定された年代の初めからの年数に対応する。) (I<tm_year> から計算される)"
+msgstr "西暦の下 2 桁 (世紀部分を含まない年) (00 から 99)。 B<%Ey> 変換指定は。 B<%EC> 変換指定で示される西暦以外の年数表記 (\"era\") における初めからの年数に対応する。 I<tm_year> から計算される。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:414 build/C/man3/strptime.3:217
"The year as a decimal number including the century. (The B<%EY> conversion "
"specification corresponds to the full alternative year representation.) "
"(Calculated from I<tm_year>)"
-msgstr "世紀部分を含めた 10 進表記の西暦年。 (B<%EY> 変換指定は別形式の年表記の完全な表現に対応する。) (I<tm_year> から計算される)"
+msgstr "世紀部分を含めた 10 進表記の西暦年。 B<%EY> 変換指定は別形式の年表記の完全な表現に対応する。 I<tm_year> から計算される。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:422 build/C/man3/strptime.3:384
#: build/C/man3/strftime.3:440
msgid ""
"The date and time in B<date>(1) format. (TZ) (Not supported in glibc2.)"
-msgstr "B<date>(1) 形式での日時。(TZ) (glibc2 ではサポートされていない)"
+msgstr "B<date>(1) 形式での日時。 glibc2 ではサポートされていない。 (TZ)"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:440 build/C/man3/strptime.3:114
#. type: Plain text
#: build/C/man3/strftime.3:443
msgid "A literal \\(aq%\\(aq character."
-msgstr "\\(aq%\\(aq 文字。"
+msgstr "\\(aq%\\(aq 文字"
#. type: Plain text
#: build/C/man3/strftime.3:489
"Note that the return value 0 does not necessarily indicate an error. For "
"example, in many locales B<%p> yields an empty string. An empty I<format> "
"string will likewise yield an empty string."
-msgstr ""
-"返り値 0 は必ずしもエラーを意味している訳ではないので注意すること。 例えば、"
-"多くのロケールでは B<%p> は空文字列を返す。 同様に、空の I<format> 文字列は空"
-"文字列を返す。"
+msgstr "返り値 0 は必ずしもエラーを意味している訳ではないので注意すること。例えば、多くのロケールでは B<%p> は空文字列を返す。同様に、空の I<format> 文字列は空文字列を返す。"
#. type: Plain text
#: build/C/man3/strftime.3:523
#: build/C/man3/strftime.3:533
#, no-wrap
msgid "B<strftime>()"
-msgstr " B<strftime>()"
+msgstr "B<strftime>()"
#. FIXME strftime() is in POSIX.1-2001 and POSIX.1-2008, but the details
#. in the standards changed across versions. Investigate and
"to ANSI C; POSIX.2 describes under B<date>(1) several extensions that could "
"apply to B<strftime>() as well. The B<%F> conversion is in C99 and "
"POSIX.1-2001."
-msgstr ""
-"SVr4, C89, C99. 個々の変換が厳密にどの規格に含まれるかは、 ANSI C (印なし)、"
-"統一 UNIX 規格 (SU印)、Olson の timezone パッケージ (TZ印)、 glibc 独自 (GNU"
-"印) で示している。glibc2 では B<%+> はサポートされていないが、 いくつかの拡張"
-"が行われている。POSIX.1 では ANSI C のみを参照している。 POSIX.2 の "
-"B<date>(1) のところに記述されている幾つかの拡張は B<strftime>() にも適用で"
-"きるだろう。 B<%F> 変換は C99 と POSIX.1-2001 にある。"
+msgstr "SVr4, C89, C99. 個々の変換が厳密にどの規格に含まれるかをマークで示している。「マークなし」は ANSI C、「SU」は統一 UNIX 規格を、「TZ」は Olson の timezone パッケージ、「GNU」は glibc を示す。 glibc2 では B<%+> はサポートされていないが、 いくつかの拡張が行われている。POSIX.1 では ANSI C のみを参照している。 POSIX.2 の B<date>(1) のところに記述されている幾つかの拡張は B<strftime>() にも適用できるだろう。 B<%F> 変換は C99 と POSIX.1-2001 にある。"
#. type: Plain text
#: build/C/man3/strftime.3:562
"In SUSv2, the B<%S> specifier allowed a range of 00 to 61, to allow for the "
"theoretical possibility of a minute that included a double leap second "
"(there never has been such a minute)."
-msgstr ""
-"SUSv2 では、 B<%S> は 00 から 61 の範囲をとると規定されている。 これは、1分間"
-"のうち閏秒が 2つ入る可能性が理論的にはあることを 考慮してのものである (実際に"
-"は、このような状況はこれまで一度も 起こっていない)。"
+msgstr "SUSv2 では、 B<%S> は 00 から 61 の範囲をとると規定されている。 これは、1 分間のうち閏秒が 2 つ入る可能性が理論的にはあることを考慮してのものである (実際には、このような状況はこれまで一度も 起こっていない)。"
#. type: SS
#: build/C/man3/strftime.3:563
#, no-wrap
msgid "ISO 8601 week dates"
-msgstr "ISO\\ 8601 の週・曜日表記 (Week Dates)"
+msgstr "ISO\\ 8601 の暦週日付"
#. type: Plain text
#: build/C/man3/strftime.3:590
#. type: Plain text
#: build/C/man3/strftime.3:608
msgid "The following flag characters are permitted:"
-msgstr "以下のフラグ文字が使用できる:"
+msgstr "以下のフラグ文字が使用できる。"
#. type: TP
#: build/C/man3/strftime.3:608
"An optional decimal width specifier may follow the (possibly absent) flag. "
"If the natural size of the field is smaller than this width, then the result "
"string is padded (on the left) to the specified width."
-msgstr ""
-"オプションの10進数の幅指定子はフラグの後ろに置くことができる (フラグはなくて"
-"もよい)。フィールドの本来の大きさが指定された幅よりも 小さい場合、結果文字列"
-"の左側は指定された幅までパディングされる。"
+msgstr "オプションの 10 進数の幅指定子はフラグの後ろに置くことができる (フラグはなくてもよい)。フィールドの本来の大きさが指定された幅よりも 小さい場合、結果文字列の左側は指定された幅までパディングされる。"
#. type: Plain text
#: build/C/man3/strftime.3:651
#. type: Plain text
#: build/C/man3/strftime.3:705
msgid "The program below can be used to experiment with B<strftime>()."
-msgstr "以下のプログラムを使うと B<strftime>() の実験ができる。"
+msgstr "以下のプログラムを使うと B<strftime>() の実験ができる。"
#. type: Plain text
#: build/C/man3/strftime.3:709
msgid ""
"Some examples of the result string produced by the glibc implementation of "
"B<strftime>() are as follows:"
-msgstr "以下に、 B<strftime>() の glibc 実装が生成する結果の例をいくつか示す:"
+msgstr "以下に B<strftime>() の glibc 実装が生成する結果の例をいくつか示す。"
#. type: Plain text
#: build/C/man3/strftime.3:718