msgstr ""
"Project-Id-Version: PACKAGE VERSION\n"
"POT-Creation-Date: 2014-04-08 10:38+0900\n"
-"PO-Revision-Date: 2015-08-23 12:53+0900\n"
+"PO-Revision-Date: 2015-10-10 22:02+0900\n"
"Last-Translator: Chonan Yoichi <cyoichi@maple.ocn.ne.jp>\n"
"Language-Team: Linux JM project <linuxjm-discuss@lists.osdn.me>\n"
"Language: \n"
#. type: menuentry
#: coreutils.texi:347
msgid "Report file system disk space usage"
-msgstr "ファイルシステムのディスク使用状量を報告する"
+msgstr "ファイルシステムのディスク使用状態を報告する"
#. type: node
#: coreutils.texi:347 coreutils.texi:11063 coreutils.texi:11365
#. type: menuentry
#: coreutils.texi:448
msgid "Run a command with modified I/O buffering"
-msgstr "I/O バッファリングを変更して、コマンドを実行する"
+msgstr "入出力バッファリングを変更して、コマンドを実行する"
#. type: node
#: coreutils.texi:448 coreutils.texi:16028 coreutils.texi:16558
"The GNU utilities documented here are mostly compatible with the POSIX "
"standard."
msgstr ""
-"ã\81\93ã\81®ã\83\9eã\83\8bã\83¥ã\82¢ã\83«ã\81§èª¬æ\98\8eしている GNU ユーティリティは、POSIX の規格に\n"
+"ã\81\93ã\81®ã\83\9eã\83\8bã\83¥ã\82¢ã\83«ã\81§è§£èª¬している GNU ユーティリティは、POSIX の規格に\n"
"おおむね準拠している。"
#. type: cindex
msgid ""
"Use @var{directory} as the directory component of each destination file name."
msgstr ""
-"@var{directory} を出力先ファイルすべてのディレクトリ部分として使用する。"
+"@var{directory} を、出力されるファイルすべてのディレクトリ部分として\n"
+"使用する。"
#. type: table
#: coreutils.texi:1257
msgstr ""
"ほとんどのプログラムで、コマンドラインの扱いは次のようになって\n"
"いる。オプションや、一定数の (0 個のこともある) 位置の固定した\n"
-"å¼\95æ\95°ã\81®å\87¦ç\90\86ã\81\8cçµ\82ã\82\8fã\82\8cã\81°ã\80\81å¼\95æ\95°ã\83ªã\82¹ã\83\88ã\81«ã\81¯ã\82\82ã\81\86ä½\95ã\82\82æ®\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\81¯ã\81\9aã\81§ã\81\82ã\82\8a、\n"
-"もし、残っているとすれば、それは、すべて同じように処理される項目 \n"
-"(通常はファイル) のリストである。@command{xargs} プログラムは、こうした\n"
-"約束ごとに沿ってうまく動くように作られている。"
+"å¼\95æ\95°ã\81®å\87¦ç\90\86ã\81\8cçµ\82ã\82\8fã\82\8cã\81°ã\80\81å¼\95æ\95°ã\83ªã\82¹ã\83\88ã\81«ã\81¯ã\82\82ã\81\86ä½\95ã\82\82æ®\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\81\8b、\n"
+"残っているとすれば、それはすべて同じように処理されることになる\n"
+"項目 (通常はファイル) のリストのはずある。@command{xargs} プログラムは、\n"
+"こうした約束ごとに沿ってうまく動くように作られている。"
#. type: table
#: coreutils.texi:1267
"には、実行対象コマンド (訳注: ここでは、@command{mv}) を起動するたびに\n"
"最後の引数を特別に指定するためのすっきりした方法がないからである。\n"
"(あるシェル・コマンドを駆使すれば、やることができるが、それでは、\n"
-"人間の労力と脳力を不当に要求することになる。)"
+"人間の労力と脳力を過当に要求することになる。)"
#. type: table
#: coreutils.texi:1272
"@samp{-} modifier will enable left-aligned @option{--padding} and the width "
"modifier will enable right-aligned @option{--padding}."
msgstr ""
-"浮動小数点数を表す printf 形式の @var{format} 文字列を使用する。文字列 \n"
-"@var{format} には、1 個の @samp{%f} 変換指定子が含まれていなければならない。\n"
-"ã\81ªã\81\8aã\80\81ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9fã\81\91ã\82\8cã\81°ã\80\81@samp{'} ã\82\84 @samp{-} 修飾å\90ã\80\81ã\81\82ã\82\8bã\81\84ã\81¯ã\80\81ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89å¹\85\n"
-"修飾子 (訳注: 数値) を @samp{%f} に付けることもできる。@samp{'} 修飾子は \n"
-"@option{--grouping} オプションを有効にし、@samp{-} 修飾子は @option{--padding} \n"
-"ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92左詰ã\82\81ã\81§æ\9c\89å\8a¹ã\81«ã\80\81ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89å¹\85修飾å\90ã\81¯ @option{--padding} \n"
-"オプションを右詰めで有効にする。(訳注: @samp{-} 修飾子は、数値である\n"
-"フィールド幅修飾子と併せて用いなければならない。)"
+"浮動小数点数を表す printf 形式の @var{format} 文字列を出力の整形に\n"
+"使用する。文字列 @var{format} には、1 個の @samp{%f} 変換指定子が含まれて\n"
+"ã\81\84ã\81ªã\81\91ã\82\8cã\81°ã\81ªã\82\89ã\81ªã\81\84ã\80\82ã\81ªã\81\8aã\80\81ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9fã\81\91ã\82\8cã\81°ã\80\81@samp{'} ã\82\84 @samp{-} 修飾å\90ã\80\81\n"
+"あるいは、フィールド幅修飾子 (訳注: 数値) を @samp{%f} に付けることも\n"
+"できる。@samp{'} 修飾子は @option{--grouping} オプションを有効にし、@samp{-} 修飾子\n"
+"ã\81¯ @option{--padding} ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92左詰ã\82\81ã\81§æ\9c\89å\8a¹ã\81«ã\80\81ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89å¹\85修飾å\90ã\81¯ \n"
+"@option{--padding} オプションを右詰めで有効にする。(訳注: @samp{-} 修飾子は、\n"
+"数値であるフィールド幅修飾子と併せて用いなければならない。)"
#. type: item
#: coreutils.texi:2291
"(デフォルトはスペース) が置かれる。多段組みの出力では、@option{-J} オプション\n"
"を使用しないかぎり、各行は常に @var{page_width} (デフォルトは 72) 文字までに\n"
"切り詰められる (訳注: これは、各段や段間の空白などを合計した 1 行の\n"
-"長さが、最長でも @var{page_width} 文字までになるということであって、格段が\n"
+"長さが、最長でも @var{page_width} 文字までになるということであって、各段が\n"
"それぞれ @var{page_width} 文字になるということではない)。1 段のみの出力では、\n"
"デフォルトでは行の切り詰めは行われない。その場合でも、行の切り詰めを\n"
"行うには、@option{-W} を使用する。"
"compliant) options @option{-w} and @option{-s} along with the three column "
"options."
msgstr ""
-"長い行は長いまま結合する。段組みオプション @option{-@var{column}}, @option{-"
-"a -@var{column}}, \n"
-"@option{-m} と併せて使用する。@option{-W/-w} による行の切り詰めが無効になる。"
-"段の\n"
-"整列も行わなくなる。@option{--sep-string[=@var{string}]} と併せて使ってもよ"
-"い。\n"
-"@option{-J} というオプションが (@option{-W} や @option{--sep-string} と一緒"
-"に) 新たに\n"
-"設けられたのは、@option{-w} や @option{-s} という、前からある (POSIX に準拠し"
-"た) \n"
-"オプションを 3 種の段組みオプションと組み合わせて使う場合の混乱を\n"
-"解決するためである。"
+"長い行は長いまま結合する。段組みオプション @option{-@var{column}}, @option{-a -@var{column}}, \n"
+"@option{-m} と併せて使用する。@option{-W/-w} による行の切り詰めが無効になる。段の\n"
+"整列も行わなくなる。@option{--sep-string[=@var{string}]} と併せて使ってもよい。\n"
+"@option{-J} というオプションが (@option{-W} や @option{--sep-string} とともに) 新たに\n"
+"設けられたのは、@option{-w} や @option{-s} という、前からある (POSIX に準拠した) \n"
+"オプションを 3 種の段組みオプションと組み合わせて使ったときの混乱を\n"
+"解消するためである。"
#. type: item
#: coreutils.texi:2742
"である。しかし、多段組みの出力では、「出力される段の幅が同じになる」\n"
"ことが優先されるため (POSIX の仕様)、タブの幅は、最初の段における\n"
"値に固定され、左の余白の値が変わっても、変化することはない。従って、\n"
-"@var{number-separator} ã\81®ã\82¿ã\83\96ã\81®ä½\8dç½®ã\81«ã\81¯ã\80\81常ã\81«ä¸\80å®\9aæ\95°ã\81®ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\81\8c表示ã\81\95ã\82\8cã\82\8b\n"
-"ã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\82\92ã\82¿ã\83\96ã\81«ç½®ã\81\8dæ\8f\9bã\81\88ã\82\8bã\81\8bã\81©ã\81\86ã\81\8bã\81¯ã\80\81å\87ºå\8a\9bã\81\95ã\82\8cã\82\8bä½\8d置次第\n"
-"である。"
+"@var{number-separator} ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\82¿ã\83\96ã\81®ä½\8dç½®ã\81«ã\81¯ã\80\81常ã\81«ä¸\80å®\9aæ\95°ã\81®ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\81\8c表示\n"
+"ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\82\92ã\82¿ã\83\96ã\81«ç½®ã\81\8dæ\8f\9bã\81\88ã\82\8bã\81\8bã\81©ã\81\86ã\81\8bã\81¯ã\80\81å\87ºå\8a\9bã\81\95ã\82\8cã\82\8b\n"
+"位置次第である。"
#. type: item
#: coreutils.texi:2791
"options (@option{-COLUMN}|@option{-a -COLUMN}|@option{-m}) unless @option{-"
"w} is set. This is a POSIX-compliant formulation."
msgstr ""
-"段ã\81¨æ®µã\81®å\8cºå\88\87ã\82\8aã\81« 1 å\80\8bã\81®æ\96\87å\97 @var{char} ã\82\92使ã\81\86ã\80\82@option{-s} ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81®\n"
-"デフォルトの @var{char} は、@option{-w} オプションを同時に指定しなければ\n"
-"タブ、指定すれば「なし」である。なお、@option{-s} オプションを指定\n"
-"ã\81\97ã\81ªã\81\84å ´å\90\88ã\80\81ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81®ã\82»ã\83\91ã\83¬ã\83¼ã\82¿ã\81¯ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82@option{-s[char]} \n"
-"オプションを使用すると、@option{-w} も同時に指定しないかぎり、3 種の\n"
-"段組みオプション (@option{-COLUMN}|@option{-a -COLUMN}|@option{-m}) のすべて"
-"ã\81«ã\81\8aã\81\84ã\81¦ã\80\81\n"
-"行の切り詰めが行われない。これは、POSIX に準拠した仕様である。"
+"段ã\81¨æ®µã\81®å\8cºå\88\87ã\82\8aã\81« 1 å\80\8bã\81®æ\96\87å\97 @var{char} ã\82\92使ã\81\86ã\80\82@option{-s} ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92\n"
+"指定したときのデフォルトの @var{char} は、@option{-w} オプションを同時に\n"
+"指定しなければタブ、指定すれば「なし」である。なお、@option{-s} \n"
+"ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81ªã\81\84å ´å\90\88ã\81®ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81®ã\82»ã\83\91ã\83¬ã\83¼ã\82¿ã\81¯ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\81 ã\80\82\n"
+"@option{-s[char]} オプションを使用すると、@option{-w} も同時に指定しないかぎり、\n"
+"3 種の段組みオプション (@option{-COLUMN}|@option{-a -COLUMN}|@option{-m}) \n"
+"ã\81®ã\81\99ã\81¹ã\81¦ã\81«ã\81\8aã\81\84ã\81¦ã\80\81è¡\8cã\81®å\88\87ã\82\8aè©°ã\82\81ã\81\8cè¡\8cã\82\8fã\82\8cã\81ªã\81\84ã\80\82\n"
+"これは、POSIX に準拠した仕様である。"
#. type: item
#: coreutils.texi:2828
"compliant formulation."
msgstr ""
"本文を多段組み出力にしたときのみ、ページの幅を @var{page_width} 文字に\n"
-"する (@var{page_width} のデフォルトは 72 字)。多段組みで @option{-w} オプショ"
-"ン\n"
-"を同時に指定せずに @option{-s[CHAR]} オプションを指定すると、デフォルトの\n"
-"ページ幅は無効になり、行の切り詰めや段の整列も行われない。すなわち、\n"
-"多段組みのオプションが指定されているのに、各行が長いものは長いまま\n"
-"結合されるてしまうのである。なお、1 段組みの出力では、@var{page_width} の\n"
-"指定はできない。以上は、POSIX に準拠した仕様である。"
+"する (@var{page_width} のデフォルトは 72 字)。多段組みで @option{-w} オプション\n"
+"を指定せず、@option{-s[CHAR]} オプションだけ指定すると、デフォルトの\n"
+"ページ幅が無効になり、行の切り詰めや段の整列も行われなくなる。\n"
+"すなわち、多段組みのオプションが指定されているのに、各行が、\n"
+"長いものは長いまま結合されてしまうのだ。なお、1 段組みの出力では、\n"
+"@var{page_width} の指定はできない。以上は、POSIX に準拠した仕様である。"
#. type: item
#: coreutils.texi:2877
"standard input if none are given, to standard output, breaking long lines. "
"Synopsis:"
msgstr ""
-"@command{fold} は、各 @var{file} (@option{-} は標準入力を表す) を、長い行は折"
-"り返して、標準\n"
+"@command{fold} は、各 @var{file} (@option{-} は標準入力を表す) を、長い行は折り返して、標準\n"
"出力に書き出す。@var{file} が指定されていない場合は、標準入力を対象にする。\n"
-"(訳注: @command{fold} の日本語対応は完全ではない。)\n"
+"(訳注: @command{fold} の日本語対応は完全ではない。出力行の長さによっては、\n"
+"あるいは、日本語にアルファベットが混じると、文字化けすることがある。)\n"
"@sp 1\n"
"書式:"
"ファイルの末端まで達しても、さらに文字を読み込もうとして、無限\n"
"ループする。たぶん、ファイルのサイズが増加し続けているからである。\n"
"複数のファイルが指定されている場合、@command{tail} は、異なるファイル\n"
-"ã\81\8bã\82\89å\87ºå\8a\9bã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\81\9fã\81³ã\81«ã\80\81ã\81\9dã\81®å\87ºå\8a\9bã\81\8cã\81©ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8bã\82\89æ\9d¥ã\81\9fã\81®ã\81\8bã\81\8cわかる\n"
+"ã\81\8bã\82\89å\87ºå\8a\9bã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\81\9fã\81³ã\81«ã\80\81ã\81\9dã\81®å\87ºå\8a\9bã\81\8cã\81©ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8bã\82\89æ\9d¥ã\81\9fã\82\82ã\81®ã\81\8bわかる\n"
"ように、ヘッダを表示する。"
#. type: table
"command:"
msgstr ""
"このオプションを使用すると、各出力は、そのままファイルに書き出さ\n"
-"れるのではなく、パイプを通して一つづつ、指定されたシェルコマンド、\n"
+"れるのではなく、パイプを通して一つづつ、指定されたシェルコマンド \n"
"@var{command} に引き渡される。@var{command} 中では、環境変数 $FILE を使用する\n"
"べきであり、この変数には、シェルコマンドを実行するごとに、異なる\n"
"出力ファイル名が代入される。たとえば、1TiB の圧縮ファイルがあると\n"
msgstr ""
"サイズ 0 の出力ファイルができないようにする。そうしたものが生成\n"
"されることがあるのは、@option{--number} を使ったときである。入力ファイル\n"
-"が (短縮されて) 指定された数に分割するには分量が足りなくなって\n"
-"いる場合や、1 行が長すぎて、後続する「部分」をすっぽり飲み込んで\n"
-"いる場合などがそれに当たる。このオプションが指定されているときでも、\n"
-"出力ファイルの連続番号が、順番に増えていくことに変わりはない。"
+"が (短縮されて) 指定された数の出力ファイルを作るには分量が\n"
+"足りなくなっている場合や、1 行が長すぎて、後続する「部分」を\n"
+"すっぽり飲み込んでしまっている場合などがそれに当たる。この\n"
+"オプションが指定されているときでも、出力ファイルの連続番号が、\n"
+"順番に増えていくことに変わりはない。"
#. type: opindex
#: coreutils.texi:3438 coreutils.texi:3440
"inconsistent with the associated file, or if no valid line is found, @command"
"{md5sum} exits with nonzero status. Otherwise, it exits successfully."
msgstr ""
-"各 @var{file} から (@var{file} が指定されなかった場合は、標準入力から)、"
-"ファ\n"
+"各 @var{file} から (@var{file} が指定されなかった場合は、標準入力から)、ファ\n"
"イル名とチェックサム情報を読み込み (@var{file} をチェックサム計算の対象と\n"
"なるデータとして読み込むわけはない)、そのチェックサム情報が、名前を\n"
"挙げられているファイルの内容に対応しているかどうかを報告する。この\n"
-"モードの @command{md5sum} に対する入力は、たいていの場合、事前に @samp"
-"{md5sum} \n"
+"モードの @command{md5sum} に対する入力は、たいていの場合、事前に @samp{md5sum} \n"
"を実行してチェックサムを作成したときの出力である。入力の有効な行は\n"
"それぞれ、MD5 チェックサム、バイナリかテキストかのフラグ、ファイル\n"
"名の順になっている。バイナリモードには @samp{*} の指標が付き、テキスト\n"
-"モードには、@samp{ } (空白) の指標が付く。そうした各行に対して、@command"
-"{md5sum} \n"
+"モードには、@samp{ } (空白) の指標が付く。そうした各行に対して、@command{md5sum} \n"
"は、そこに名前を挙げられたファイルを読み込み、その MD5 チェックサム\n"
"を計算する。そして、算出したメッセージダイジェストが、そのファイル名\n"
"と同じ行にあるチェックサムと一致しない場合は、そのファイルがテストに\n"
-"失敗したことを通告するのである。両者が一致した場合は、テストにパス\n"
+"失敗したことを報告するのである。両者が一致した場合は、テストにパス\n"
"したことになる。デフォルトでは、有効な各行に対して標準出力にメッ\n"
"セージを 1 行づつ書き出し、指名されたファイルがテストにパスしたか\n"
"どうかを明かにする。また、すべてのチェックが完了したとき、テストに\n"
"lines. This option is useful only if all but a few lines in the checked "
"input are valid."
msgstr ""
-"チェックサムを照合する際、MD5 チェックサムを記載した行の書式が\n"
-"正しくないと、警告を発する。このオプションが役に立つのは、チェック\n"
-"される入力中の、数行を除いたすべての行が、有効なときだけである。"
+"チェックサムを照合する際、MD5 チェックサムを記載した行の書式に\n"
+"正しくないものがあると、その旨警告を発する。このオプションが\n"
+"役に立つのは、チェックされる入力中の、数行を除いたすべての行が、\n"
+"有効なときだけである。"
#. type: opindex
#: coreutils.texi:4076 coreutils.texi:4077
"output, and when given the @option{-d} option it must decompress standard "
"input to standard output."
msgstr ""
-"@var{prog} プログラムは、引数を一つも指定しない場合に、標準入力を圧縮\n"
-"して、標準出力に書き出すものでなければならない。またそのとき、@option{-d} \n"
-"オプションの指定があれば、標準入力を展開して、標準出力に書き出す\n"
-"ものでなければならない。"
+"@var{prog} プログラムは、引数が一つも存在しない場合に、標準入力を圧縮\n"
+"して標準出力に書き出し、@option{-d} オプションの指定があれば、標準入力を\n"
+"展開して標準出力に書き出すものでなければならない。"
#. type: table
#: coreutils.texi:4478
"hash function to use with the @option{-R} option. @xref{Random sources}."
msgstr ""
"@var{file} をランダムデータのソースとして使用する。そのランダムデータは、\n"
-"@option{-R} オプションでどのランダムハッシュ関数を使うかを決定するのに\n"
-"使用される。 @xref{Random sources}."
+"@option{-R} オプションでどのランダムハッシュ関数を使うかを決めるのに使用\n"
+"される。 @xref{Random sources}."
#. type: opindex
#: coreutils.texi:4568 coreutils.texi:4570
"For the @option{--check} (@option{-c} or @option{-C}) option, check that no "
"pair of consecutive lines compares equal."
msgstr ""
-"通常は、比較して等価と評価された複数の行の内、最初のもののみを\n"
-"出力する。@option{--check} (@option{-c} または @option{-C}) オプションが指定されている\n"
-"場合は、等価な行が連続して 2 行存在していないかをチェックする \n"
-"(訳注: 等価な行の連続があると、終了ステータスが 1 になる)。"
+"通常は、等価と評価される複数の行の内、最初のもののみを出力する。\n"
+"@option{--check} (@option{-c} または @option{-C}) オプションが指定されている場合は、\n"
+"等価と評価される行が、2 行連続していないかをチェックする (訳注: \n"
+"等価な行の連続があると、終了ステータスが 1 になる)。"
#. type: table
#: coreutils.texi:4654
"あり、入力ファイルはすべて順番に、あたかもすべてのファイルが結合されて\n"
"いるかのように読み込まれる。とは言え、各ファイル同士は文脈的に完全に分離\n"
"しており、参照先情報の自動作成を指定している場合に、参照先のファイル名や\n"
-"è¡\8cç\95ªå\8f·ã\81\8cæ\8c\87ã\81\97示ã\81\99ã\81®ã\81¯ã\80\81å\80\8bã\80\85ã\81®å\85¥å\8a\9bã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®ã\81\9dã\82\8cã\81«ã\81ªる。どの場合\n"
+"è¡\8cç\95ªå\8f·ã\81\8cæ\8c\87ã\81\97示ã\81\99ã\81®ã\81¯ã\80\81å\80\8bã\80\85ã\81®å\85¥å\8a\9bã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®ã\81\9dã\82\8cã\81§ã\81\82る。どの場合\n"
"でも、@command{ptx} は、パミューテド・インデックスを標準出力に出力する。"
#. type: Plain text
"指定できる。パラメータがない場合、プログラムは標準入力を読み込んで、\n"
"標準出力にパミューテド・インデックスを出力する。パラメータが 1 個だけ\n"
"の場合、それが示しているのは、標準入力の代わりに読み込まれるテキスト\n"
-"ファイル (上記書式の @var{input}) の名前である。パラメータが二つある場合、\n"
-"それぞれが示しているのは、読み込み対象の @var{input} ファイルと出力先の \n"
-"@var{output} ファイルの名前だ。この場合、二番目のパラメータによって指定\n"
+"ファイル (訳注: 上記書式の @var{input}) の名前である。パラメータが二つある\n"
+"場合、それぞれが示しているのは、読み込み対象の @var{input} ファイルと出力先\n"
+"の @var{output} ファイルの名前だ。この場合、二番目のパラメータによって指定\n"
"されたファイルの内容が破壊されることに、くれぐれも気をつけていただき\n"
"たい。この動作は、System V の @command{ptx} との互換性を維持するために必要に\n"
"なっているものだが、通常 GNU の規格では、オプションによって指定される\n"
msgstr ""
"このオプションで指名するファイルには、出力するコンコーダンスで\n"
"キーワードとして採用する単語のリストを入れておく。このファイルに\n"
-"書かれていないどんな単語も、キーワードとして取り上げられることは\n"
-"ã\81ªã\81\84ã\82\8fã\81\91ã\81 ã\80\82ã\81\93ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¯ã\80\81@dfn{Only file} ã\81¨å\91¼ã\81°ã\82\8cã\82\8bã\80\82ã\81\93ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«\n"
-"ã\81¯ã\80\811 è¡\8c 1 å\8d\98èª\9eã\81®å½¢å¼\8fã\81§ã\81\82ã\82\8aã\80\81å\8d\98èª\9eã\81®å\88\86é\9b¢ã\81¯å¸¸ã\81«è¡\8cæ\9c«ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦è¡\8cã\82\8fã\82\8cã\81¦ã\80\81\n"
-"@option{-S} オプションの値の影響を受けることはない。"
+"書かれていないどんな単語も、キーワードとして採用されることはない。\n"
+"ã\81\93ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¯ã\80\81@dfn{Only file} ã\81¨å\91¼ã\81°ã\82\8cã\82\8bã\80\82ã\81\93ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¯ã\80\811 è¡\8c 1 å\8d\98èª\9e\n"
+"ã\81®å½¢å¼\8fã\81§ã\81\82ã\82\8aã\80\81å\8d\98èª\9eã\81®å\88\86é\9b¢ã\81¯å¸¸ã\81«è¡\8cæ\9c«ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦è¡\8cã\82\8fã\82\8cã\81¦ã\80\81@option{-S} ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³\n"
+"の値の影響を受けることはない。"
#. type: table
#: coreutils.texi:5452
"キーワードが入力行や入力文の末尾近くにあると、出力する文脈行の\n"
"行末に、使用しない領域がしばしば生ずる。@command{ptx} プログラムは、\n"
"その文脈を折り返して、そうした不使用領域を埋めようと試みる。\n"
-"すなわち、その入力行や入力文の後続する部分を使って、出力する行の\n"
-"左にある不使用領域を埋め、その入力行や入力文の先行する部分を\n"
-"使って、出力する行の右にある不使用領域を埋めるのである。"
+"すなわち、その入力行や入力文の後続する部分 (@var{tail}) を使って、\n"
+"出力する行の左にある不使用領域を埋め、その入力行や入力文の\n"
+"先行する部分 (@var{head}) を使って、出力する行の右にある不使用領域を\n"
+"埋めるのである。"
#. type: table
#: coreutils.texi:5512
"processing. Each output line will look like:"
msgstr ""
"出力フォーマットとして、@command{nroff} や @command{troff} で処理するのに適した\n"
-"形式を選択する。各出力行は次のようになる。"
+"形式を選択する。各出力行は次のようになる。\n"
+"@sp 1\n"
+"(訳注: 下記の @var{tail} と @var{head} については、前節 @option{--sentence-regexp} \n"
+"オプションの説明の終わりから 2 番目のパラグラフをご覧いただきたい。\n"
+"@var{ref} は参照先情報である。)"
#. type: smallexample
#: coreutils.texi:5638
"will look like:"
msgstr ""
"出力フォーマットとして、@TeX{} で処理するのに適した形式を選択する。\n"
-"各出力行は、次のようになる。"
+"各出力行は、次のようになる。\n"
+"@sp 1\n"
+"(訳注: 下記の @var{tail} と @var{head} については、前節 @option{--sentence-regexp} \n"
+"オプションの説明の終わりから 2 番目のパラグラフをご覧いただきたい。\n"
+"@var{ref} は参照先情報である。)"
#. type: smallexample
#: coreutils.texi:5659
msgstr ""
"このプログラムは、出力行の長さを System V の @command{ptx} より上手に処理\n"
"する。GNU の拡張が無効になっている場合、このプログラムは System V \n"
-"ã\81® @command{ptx} ã\81®å\8b\95ä½\9cã\82\92ã\81§ã\81\8dã\81\9fã\82\89真似ようとするが、それでも、System V の\n"
+"ã\81® @command{ptx} ã\81®å\8b\95ä½\9cã\82\92ã\81ªã\82\8bã\81¹ã\81\8f真似ようとするが、それでも、System V の\n"
"ちょっとした癖のいくつかは、完全には再現できない。"
#. type: itemize
#: coreutils.texi:5794
msgid "will produce the output"
msgstr ""
-"(訳注: 上の例は、\"a b/c d/e f/b c/d e\" という組を作っている。)@*\n"
+"(訳注: 上の例は、\"a b/c d/e f/b c/d e\" という組を与えている。)\n"
+"@sp 1\n"
"出力は、こうなる。"
#. type: example
"fields are replaced with the @option{-e} option and extra fields are "
"discarded."
msgstr ""
-"キーワードの @samp{auto} が指定されると、@command{join} は各ファイルの最初"
-"の\n"
-"行を元にして、出力フォーマットを推測する。それは、デフォルトの出力\n"
-"フォーマットとほぼ同じだが、それに加えて、各行に必ず同数のフィー\n"
-"ルドを出力するようにしている。また、欠けているフィールドがあれば、 \n"
+"キーワードの @samp{auto} が指定されると、@command{join} は各ファイルの最初の\n"
+"行を元にして、出力フォーマットを推測する。それは、デフォルトの\n"
+"出力フォーマットとほぼ同じだが、それだけでなく、各行に必ず同数の\n"
+"フィールドを出力するようにする。また、欠けているフィールドがあれば、 \n"
"@option{-e} オプションの指定する文字列で補う。余分なフィールドは除去する。"
#. type: table
msgstr ""
"@samp{0} というフィールド指定は、共通フィールドを指している。ほとんどの\n"
"場合、@samp{0} というフィールド指定と同じことが、共通フィールドを明示的\n"
-"に @var{m.n} で示すことでも、実現できるだろう。しかしながら、(@option{-a} オ"
-"プ\n"
+"に @var{m.n} で示すことでも、実現できるだろう。しかしながら、(@option{-a} オプ\n"
"ションなり @option{-v} オプションなりを使用して)、対にならない行を表示\n"
"する場合、対にならない行が両方のファイルに存在すると、@var{field-list} で \n"
-"@var{m.n} をどう使おうと、共通フィールドを指定できないのだ。@command{join} で"
-"共通\n"
-"フィールドの指定が常に可能になるように、POSIX は @samp{0} というフィー\n"
-"ルド指定法を考案したのである。"
+"@var{m.n} をどう使おうとも、共通フィールドを指定できないのだ。@command{join} で\n"
+"共通フィールドの指定が常に可能になるように、POSIX は @samp{0} という\n"
+"フィールド指定法を考案したのである。"
#. type: table
#: coreutils.texi:6290
"considered, matching the default operation of sort. If @samp{-t '\\0'} is "
"specified then the ASCII NUL character is used to delimit the fields."
msgstr ""
-"入出力のフィールドの区切りに、文字 @var{char} を使用する。@var{char} は、入"
-"力\n"
-"ファイルに現れる一つ一つが、有意なものとして扱われる。@samp{sort -t @var"
-"{char}} \n"
+"入出力のフィールドの区切りに、文字 @var{char} を使用する。@var{char} は、入力\n"
+"ファイルに現れる一つ一つが、有意なものとして扱われる。@samp{sort -t @var{char}} \n"
"を @option{-b} なしで実行すれば、このオプションに対応する順序に行を\n"
"並べることができる。@samp{join -t ''} を指定すると、行全体が共通フィー\n"
"ルドとして考慮の対象になり、これは sort のデフォルトの動作に対応\n"
-"ã\81\99ã\82\8bã\80\82@samp{-t '\\0'} ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81ASCII NUL æ\96\87å\97ã\81\8cã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89ã\81®å\8cºå\88\87ã\82\8aã\81«\n"
-"使用される。"
+"ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\80\82@samp{-t '\\0'} ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81ASCII NUL æ\96\87å\97ã\81\8cã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89ã\81®\n"
+"区切りに使用される。"
#. type: item
#: coreutils.texi:6303
#. type: table
#: coreutils.texi:6505
msgid "Punctuation characters."
-msgstr "句読点。"
+msgstr "句読点 (訳注: 引用符なども含む)。"
#. type: opindex
#: coreutils.texi:6505 coreutils.texi:6506
"single spaces. Tab stops can be separated by blanks as well as by commas."
msgstr ""
"タブ位置 (tab stop) が一つだけ指定された場合には、(訳注: 入力行に\n"
-"おける) タブ位置を @var{tab1} 桁ごとにする (デフォルトは 8 桁ごと)。\n"
-"それ以外の場合は、タブ位置を @var{tab1}, @var{tab2}, @dots{} 桁目に置き (行頭"
-"を \n"
-"0 桁目として数える)、指定された最後のタブ位置より後ろにあるタブは \n"
-"1 個のスペースで置き換える。タブ位置の指定は、コンマで区切っても\n"
-"よく、空白で区切ってもよい。"
+"おける) タブ位置が @var{tab1} 桁ごとあるものとする (デフォルトは 8 \n"
+"桁ごと)。それ以外の場合は、タブ位置を @var{tab1}, @var{tab2}, @dots{} 桁目に置き \n"
+"(行頭を 0 桁目として数える)、指定された最後のタブ位置より後ろに\n"
+"あるタブは 1 個のスペースで置き換える。タブ位置の指定は、コンマで\n"
+"区切ってもよく、空白で区切ってもよい。"
#. type: table
#: coreutils.texi:6747
"imply @option{-a}.) New scripts should use @option{--first-only -t @var"
"{tab1}[,@var{tab2}]@dots{}} instead."
msgstr ""
-"互換性を考慮して、GNU の @command{unexpand} は、@option{-@var{tab1}[,@var"
-"{tab2}]@dots{}} という、\n"
+"互換性を考慮して、GNU の @command{unexpand} は、@option{-@var{tab1}[,@var{tab2}]@dots{}} という、\n"
"このオプションの古い書式も認めている。そちらを使う場合は、タブ位置を\n"
"必ずコンマで区切らなければならない。なお、@option{-t} とは違って、この古い\n"
"オプションは、@option{-a} を自動的に設定しない。新しいスクリプトでは \n"
-"(訳注: 古い書式と同じ動作をさせたいなら)、古い書式に代えて、\n"
+"(訳注: 古い書式と同じ動作をさせたい場合)、古い書式に代えて、\n"
"@option{--first-only -t @var{tab1}[,@var{tab2}]@dots{}} を使うべきである。"
#. type: opindex
msgstr ""
"ディレクトリについても、ディレクトリ内容の一覧ではなく、他のタイプ\n"
"のファイルの場合と同じように、名前だけを表示する。また、\n"
-"@option{--dereference-command-line} (@option{-H}), @option{--dereference} "
-"(@option{-L}), \n"
+"@option{--dereference-command-line} (@option{-H}), @option{--dereference} (@option{-L}), \n"
"@option{--dereference-command-line-symlink-to-dir} といったオプションが\n"
-"æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\81\8bã\81\8eã\82\8aã\80\81ã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83³ã\81§ã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83»ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81\8cæ\8c\87å®\9a\n"
+"指定されていないかぎり、コマンドラインでシンボリックリンクが指定\n"
"されても、それをたどらない。"
#. type: opindex
"If a command line argument specifies a symbolic link, show information for "
"the file the link references rather than for the link itself."
msgstr ""
-"ã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83³å¼\95æ\95°ã\81\8cã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83»ã\83ªã\83³ã\82¯ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\80\81ã\83ªã\83³ã\82¯\n"
+"コマンドライン引数がシンボリックリンクを指定している場合、リンク\n"
"そのものではなく、リンクが参照しているファイルの情報を表示する。"
#. type: opindex
"dereference-command-line} (@option{-H}))."
msgstr ""
"原則としてシンボリックリンクの参照を行わないが、一つだけ例外が\n"
-"ã\81\82ã\82\8bã\80\82ã\81\99ã\81ªã\82\8fã\81¡ã\80\81ã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83³å¼\95æ\95°ã\81\8cã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83»ã\83ªã\83³ã\82¯ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\80\81\n"
+"ある。すなわち、コマンドライン引数がシンボリックリンクを指定し、\n"
"それがディレクトリを指している場合は、リンクそのものではなく、\n"
"そのディレクトリの情報を表示する。この動作は、リンクの参照に関係\n"
"する他のオプションが全く指定されていないときの、@command{ls} のデフォルトの\n"
msgid "Do not create the output file; the output file must already exist."
msgstr ""
"出力ファイルを作成しない。言い換えれば、出力ファイルは前もって\n"
-"存在していなければならないということ。"
+"å\98å\9c¨ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\91ã\82\8cã\81°ã\81ªã\82\89ã\81ªã\81\84ã\81¨ã\81\84ã\81\86ã\81\93ã\81¨ã\81 ã\80\82"
#. type: table
#: coreutils.texi:8690
"コンテキストについて、そのどれもが指定されているものと同一で\n"
"あるときは、インストール先ファイルを全く変更しない。このオプ\n"
"ションは、@option{--user}, @option{--group}, @option{--mode} オプションと組み合わせて\n"
-"使ã\81\86ã\81®ã\81\8cã\80\81æ\9c\80å\96\84ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9fã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92使ã\81\88ã\81°ã\80\81@command{install} \n"
-"コマンドが (たとえば、ディレクトリに setgid が付いているか否かや、\n"
-"POSIX のデフォルトの ACL を顧慮しないせいで)、インストールされる\n"
-"ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81§æ\8c\81ã\81¤ã\81¯ã\81\9aã\81®å±\9eæ\80§ã\82\92ä¸\8dæ£ç¢ºã\81«æ±ºã\82\81ã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\86ã\81\93ã\81¨ã\81\8c\n"
-"なくなる。そういうことがあると、無駄なコピーが行われたり、属性が\n"
-"正しいデフォルト値に設定し直されなかったりといった不都合が生じ\n"
-"かねないのだ。"
+"使ã\81\86ã\81®ã\81\8cã\80\81æ\9c\80å\96\84ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9fã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¨çµ\84ã\81¿å\90\88ã\82\8fã\81\9bã\81¦ä½¿ã\81\88ã\81°ã\80\81\n"
+"@command{install} コマンドが、(たとえば、ディレクトリに setgid が付いて\n"
+"いるか否かや、POSIX のデフォルトの ACL を顧慮しないせいで)、\n"
+"ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81§æ\8c\81ã\81¤ã\81¯ã\81\9aã\81®å±\9eæ\80§ã\82\92ä¸\8dæ£ç¢ºã\81«\n"
+"決めてしまうのを避けることができる。そういうことがあると、\n"
+"無駄なコピーが行われたり、属性が正しいデフォルト値に設定し直され\n"
+"ã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\82\8aã\81¨ã\81\84ã\81£ã\81\9fä¸\8dé\83½å\90\88ã\81\8cç\94\9fã\81\98ã\81\8bã\81ã\81ªã\81\84ã\81®ã\81 ã\80\82"
#. type: table
#: coreutils.texi:9015
msgstr ""
"インストールするファイルやディレクトリのモードビットを @var{mode} に\n"
"設定する。@var{mode} の指定は、@samp{a=} (誰にもアクセスを許さない) を\n"
-"基点として行い、8 進数でも、@command{chmod} で使うようなシンボリック・\n"
+"基点として行い、8 進数でも、@command{chmod} で使うようなシンボリック\n"
"モードでもよい (@pxref{File permissions})。デフォルトのモードは、\n"
"@samp{u=rwx,go=rx,a-s} である。すなわち、所有者には読み、書き、実行を\n"
"許可し、グループとその他のユーザには読みと実行のみを許可、\n"
"truncate or remove the output file. This default is more suitable for "
"devices, which typically cannot be truncated and should not be removed."
msgstr ""
-"@command{shred} は、バックアップに対して何の対処もしないのと全く同様、\n"
-"ã\83\90ã\83\83ã\83\89ã\82»ã\82¯ã\82¿ã\83¼ã\81®å\95\8fé¡\8cã\81«ã\81¤ã\81\84ã\81¦ã\82\82、検知しようともしないし、通知しよう\n"
+"@command{shred} は、バックアップに対して何の対処も行おうとしないが、バッド\n"
+"ã\82»ã\82¯ã\82¿ã\83¼ã\81®å\95\8fé¡\8cã\81«ã\81¤ã\81\84ã\81¦ã\82\82å\85¨ã\81\8få\90\8cæ§\98ã\81§、検知しようともしないし、通知しよう\n"
"ともしない。それでも、@command{shred} はファイルに対して行うより、デバイスに\n"
-"対して行う方が信頼できるので、デフォルトでは、出力ファイルをサイズ 0 \n"
-"に短縮したり、削除したりしないようになっている。このデフォルトは、\n"
-"ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\88ã\82\8aã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ã\81«é\81©ã\81\97ã\81\9få\8b\95ä½\9cã\81 ã\80\82ã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ã\81¯ä¸\80è\88¬ã\81«ç\9f縮ã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84ã\81\97ã\80\81\n"
-"削除するべきでもないからである。"
+"対して行う方が信頼できるので、デフォルトでは、出力ファイルをサイズ 0 に\n"
+"短縮したり、削除したりしないようになっている。このデフォルトは、ファイル\n"
+"ã\82\88ã\82\8aã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ã\81«é\81©ã\81\97ã\81\9få\8b\95ä½\9cã\81 ã\80\82ã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ã\81¯ä¸\80è\88¬ã\81«ç\9f縮ã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84ã\81\97ã\80\81å\89\8aé\99¤ã\81\99ã\82\8bã\81¹ã\81\8d\n"
+"でもないからである。"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:9532
msgstr ""
"最後になったが、バックアップやミラーの持つリスクも考慮した方がよい。\n"
"削除することのできないファイルのコピーが、ファイルシステムのバックアップ\n"
-"ã\82\84ã\83ªã\83¢ã\83¼ã\83\88ã\81®ã\83\9fã\83©ã\83¼ã\81«æ®\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\8bã\82\82ã\81\97ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\81®ã\81 。そして、そうしたものが\n"
+"ã\82\84ã\83ªã\83¢ã\83¼ã\83\88ã\81®ã\83\9fã\83©ã\83¼ã\81«æ®\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\82\82ã\81\82ã\82\8aã\81\88ã\82\8b。そして、そうしたものが\n"
"残っていれば、@command{shred} で破壊したファイルを後日復元することが可能に\n"
-"ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\81 ã\81\8bã\82\89ã\80\81å¾\8cã\81§ @command{shred} ã\82\92使ã\81£ã\81¦æ\8a¹æ¶\88ã\81\97ã\81\9fã\81\8fã\81ªã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81ªã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\81\8cã\81\82ã\82\8b\n"
-"場合には、そのバックアップやミラーがないことを確認するべきなのである。"
+"ã\81ªã\82\8bã\81®ã\81 ã\80\82ã\81 ã\81\8bã\82\89ã\80\81å¾\8cã\81§ @command{shred} ã\82\92使ã\81£ã\81¦æ\8a¹æ¶\88ã\81\97ã\81\9fã\81\8fã\81ªã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81ªã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\81\8c\n"
+"ある場合には、そのバックアップやミラーがないことを確認すべきなのである。"
#. type: example
#: coreutils.texi:9535
"パラメータに @samp{unlink} を指定した場合は、お定まりの unlink の\n"
"呼び出しをするだけだが、@samp{wipe} を指定すると、unlink する前に\n"
"ファイル名を構成するバイトの難読化を行う。@samp{wipesync} を指定した\n"
-"場合は、さらに、難読化したファイル名の各バイトをディスクに sync \n"
-"することまで行う。留意していただきたいのは、@samp{wipesync} はデフォルト\n"
-"の方法だが、すべてのファイルのすべての文字ごとに sync を行うことに\n"
-"なるので、負荷が重くなるかもしれないということである。それは、\n"
-"ファイルの数が多い場合には、無視できない負荷になるかもしれない。\n"
-"また、使用しているシステムがメタデータの同期アップデートを提供\n"
-"している場合には、やらないでもよいことかもしれない。(@option{--remove} \n"
-"に 対する @var{how} パラメータの指定は、coreutils-8.22 の新機能)"
+"場合は、ファイル名を難読化するだけでなく、それを 1 バイトづつ\n"
+"ディスクに sync することまで行う。留意していただきたいのは、\n"
+"@samp{wipesync} はデフォルトの方法だが、すべてのファイル名のすべての\n"
+"文字ごとに sync を行うことになるので、負荷が重くなるかもしれない\n"
+"ということである。ファイル数が多い場合には、無視できない負荷に\n"
+"なるかもしれない。また、使用しているシステムがメタデータの\n"
+"同期アップデートを提供している場合には、やらないでもよいこと\n"
+"かもしれない。(@option{--remove} に対する @var{how} パラメータの指定は、\n"
+"coreutils-8.22 の新機能)"
#. type: table
#: coreutils.texi:9600
msgstr ""
"通常、@command{shred} は、最後の 1 回でもランダムデータを書き込む。\n"
"そんなファイルがハードディスクにあると、(たとえば、暗号化された\n"
-"ã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\81«è¦\8bã\81\88ã\81¦) ç\9b®ç«\8bã\81¤ã\81®ã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\84ã\81\8bã\81¨æ\80\9dã\81\86ã\81®ã\81ªã\82\89ã\80\81ã\81\82ã\82\8bã\81\84ã\81¯ã\80\81å\8d\98ã\81«\n"
-"そっちの方がもっとすっきりしていると思うのなら、@option{--zero} オプション\n"
-"ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81¦ã\80\81ã\82\82ã\81\86ä¸\80å\9b\9eã\80\81 ã\81\99ã\81¹ã\81¦ 0 ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81§ä¸\8aæ\9b¸ã\81\8dã\81\95ã\81\9bã\82\8cã\81°ã\82\88ã\81\84ã\80\82\n"
-"ã\81\93ã\82\8cã\81¯ã\80\81@option{--iterations} ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81§æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81\9fä¸\8aæ\9b¸ã\81\8då\9b\9eæ\95°ã\81®ã\81»ã\81\8bã\81«ã\80\81\n"
-"もう一回ということである。"
+"ã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\81«è¦\8bã\81\88ã\81¦) ç\9b®ç«\8bã\81£ã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\86ã\81®ã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\84ã\81\8bã\81¨æ\80\9dã\81\86ã\81®ã\81ªã\82\89ã\80\81ã\81\82ã\82\8bã\81\84ã\81¯ã\80\81\n"
+"単にそっちの方がもっとすっきりしていると思うのなら、@option{--zero} \n"
+"ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81¦ã\80\81ã\82\82ã\81\86ä¸\80å\9b\9eã\80\81 ã\81\99ã\81¹ã\81¦ 0 ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81§ä¸\8aæ\9b¸ã\81\8dã\81\95ã\81\9bã\82\8cã\81°\n"
+"ã\82\88ã\81\84ã\80\82ã\81\93ã\82\8cã\81¯ã\80\81@option{--iterations} ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81§æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81\9fä¸\8aæ\9b¸ã\81\8då\9b\9eæ\95°ã\81®\n"
+"ã\81»ã\81\8bã\81«ã\80\81ã\82\82ã\81\86ä¸\80å\9b\9eã\81¨ã\81\84ã\81\86ã\81\93ã\81¨ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:9630
"ワークでつながったファイルシステムにあるような場合には)、リンクが\n"
"指しているファイルは、必ずしも同じではないかもしれない。相対パスの\n"
"シンボリックリンクの方は、それが存在しているディレクトリからの相対パス\n"
-"ã\81§å\8f\82ç\85§å\85\88ã\81\8c決ã\81¾ã\82\8bã\80\82ã\81\9dã\81\93ã\81§ã\80\81ã\83\8dã\83\83ã\83\88ã\83¯ã\83¼ã\82¯ã\81§ã\81¤ã\81ªã\81\8cã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\83\9eã\82·ã\83³ã\81\8bã\82\89\n"
-"ã\83ªã\83³ã\82¯ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\82¢ã\82¯ã\82»ã\82¹ã\81\95ã\82\8cã\82\8bå ´å\90\88ã\81«ã\80\81ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81¨å\90\8cã\81\98ã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ä¸\8aã\81«å\98å\9c¨ã\81\99ã\82\8b\n"
-"ファイルを、そのデバイスのマウントポイントが何という名前かを気にせずに\n"
-"æ\8c\87ã\81\99ことができて、便利であることが多い。"
+"ã\81§å\8f\82ç\85§å\85\88ã\81\8c決ã\81¾ã\82\8bã\80\82ã\81\9dã\81\93ã\81§ã\80\81ã\83ªã\83³ã\82¯ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\83\8dã\83\83ã\83\88ã\83¯ã\83¼ã\82¯ã\81§ã\81¤ã\81ªã\81\8cã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8b\n"
+"ã\83\9eã\82·ã\83³ã\81\8bã\82\89ã\82¢ã\82¯ã\82»ã\82¹ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81\82ã\82\8bå ´å\90\88ã\81«ã\80\81ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81¨å\90\8cã\81\98ã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ä¸\8aã\81«\n"
+"存在するファイルを、そのデバイスのマウントポイントが何という名前かを\n"
+"æ°\97ã\81«ã\81\9bã\81\9aã\81«æ\8c\87示ã\81\99ã\82\8bことができて、便利であることが多い。"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:9847
"write and execute allowed for everyone) for the point of the departure. "
"@xref{File permissions}."
msgstr ""
-"作成するディレクトリの許可属性ビットを @var{mode} に設定する。@var{mode} に"
-"は\n"
-"@command{chmod} と同じ書式を使用し、@samp{a=rwx} (すべてのユーザに、読み、書"
-"き、\n"
-"実効を許可する) を基点とする。@xref{File permissions}. "
+"作成するディレクトリの許可属性ビットを @var{mode} に設定する。@var{mode} には\n"
+"@command{chmod} と同じ書式を使用し、@samp{a=rwx} (すべてのユーザに、読み、書き、\n"
+"実行を許可する) を基点とする。@xref{File permissions}. "
#. type: table
#: coreutils.texi:10050
"parent directories, and do not change their file permission bits."
msgstr ""
"各引数について、存在していない親ディレクトリがあれば、それを作成し、\n"
-"その許可属性ビットを、@samp{u+wx} になるように調整した umask を基にして\n"
-"è¨å®\9aã\81\99ã\82\8bã\80\82親ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\81\8cã\81\99ã\81§ã\81«å\98å\9c¨ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\81¯ã\80\81ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³\n"
-"ã\81¯ä½\95ã\82\82ã\81\9bã\81\9aã\80\81ã\81\9dã\81®è¨±å\8f¯å±\9eæ\80§ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\82\92å¤\89æ\9b´ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\82\82ã\81ªã\81\84ã\80\82"
+"その許可属性ビットを umask を基にして @samp{u+wx} になるように設定する。\n"
+"親ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\81\8cã\81\99ã\81§ã\81«å\98å\9c¨ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\81¯ã\80\81ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¯ä½\95ã\82\82ã\81\9bã\81\9aã\80\81\n"
+"その許可属性ビットを変更することもない。"
#. type: table
#: coreutils.texi:10070
"Do not print the output delimiter, when a single @var{file} is specified. "
"Print a warning if specified along with multiple @var{file}s."
msgstr ""
-"@var{file} ã\81\8c 1 å\80\8bã\81 ã\81\91æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81¯ã\80\81ã\83\87ã\83ªã\83\9fã\82¿ã\82\92å\87ºå\8a\9bã\81\97ã\81ªã\81\84ã\80\82è¤\87æ\95°ã\81® \n"
-"@var{file} とともに、このオプションが指定されたときは、 警告メッセージ\n"
-"を出す。"
+"@var{file} ã\81\8c 1 å\80\8bã\81\97ã\81\8bæ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81¯ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8då\90\8c士ã\82\92å\8cºå\88\87ã\82\8b\n"
+"デリミタを出力しない。複数の @var{file} とともに、このオプションが\n"
+"指定されたときは、 警告メッセージを出す。"
#. type: table
#: coreutils.texi:10282
#: coreutils.texi:10509
msgid ""
"Do not print error messages about files whose ownership cannot be changed."
-msgstr ""
-"所有者を変更できないファイルがあっても、エラーメッセージを表示\n"
-"しない。"
+msgstr "所有者を変更できないファイルがあっても、エラーメッセージを出さない。"
#. type: w{#1}
#: coreutils.texi:10510
msgid "Do not print error messages about files whose group cannot be changed."
msgstr ""
"グループを変更できないファイルがあっても、エラーメッセージを\n"
-"表示しない。"
+"出さない。"
#. type: cindex
#: coreutils.texi:10681
"@command{chmod} の実行に成功したとき、通常ファイルの set-group-ID ビットが\n"
"消えることがあるが、それは、ファイルのグループ ID が、@command{chmod} を実行\n"
"したユーザの実効グループ ID や、補助グループ ID の一つに一致しなかった\n"
-"場合である。もっとも、そのユーザがしかるべき特権を持っている場合は、\n"
+"å ´å\90\88ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82ã\82\82ã\81£ã\81¨ã\82\82ã\80\81ã\81\9dã\81®ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\81\8cã\81\97ã\81\8bã\82\8bã\81¹ã\81\8dç\89¹æ¨©ã\82\92æ\8c\81ã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\81«ã\81¯ã\80\81\n"
"set-group-ID ビットが消えることはない。また、制限事項が他にも存在して、\n"
"指定した @var{mode} 中や @var{ref_file} の、set-user-ID ビットや set-group-ID \n"
"ビットが無視されることもある。そうした動作は、裏で動いている @code{chmod} \n"
"Do not print error messages about files whose permissions cannot be changed."
msgstr ""
"アクセス権が変更できないファイルがあっても、エラーメッセージを\n"
-"表示しない。"
+"出さない。"
#. type: table
#: coreutils.texi:10831
#: coreutils.texi:11067
#, no-wrap
msgid "@command{df}: Report file system disk space usage"
-msgstr "@command{df}: ファイルシステムのディスク使用状量を報告する"
+msgstr "@command{df}: ファイルシステムのディスク使用状態を報告する"
#. type: pindex
#: coreutils.texi:11069
"reports on the file system containing each argument @var{file}."
msgstr ""
"引数を指定しないと、@command{df} は、現在マウントされているすべてのファイル\n"
-"ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 (ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®ã\82¿ã\82¤ã\83\97ã\81¯問わない) について、使用されている\n"
+"ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 (ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®ã\82¿ã\82¤ã\83\97ã\82\92問わない) について、使用されている\n"
"ディスク容量と、利用可能なディスク容量を報告する。引数が指定されている\n"
-"場合は、引数として指定された各 @var{file} が存在するファイルシステムについ"
-"て\n"
+"場合は、引数として指定された各 @var{file} が存在するファイルシステムについて\n"
"報告する。"
#. type: Plain text
msgstr ""
"@var{field_list} は、@command{df} の出力に含まれることになる、コンマで区切った\n"
"列のリストであり、このリストによって出力する列の順序を制御する\n"
-"ことが可能である。従って、各フィールドは任意の場所に置くことが\n"
-"できるが、一度しか使うことができない。"
+"ことができる。従って、各フィールドは任意の場所に置くことができるが、\n"
+"一度しか使うことができない。"
#. type: table
#: coreutils.texi:11196
"x} is used together with a file name argument."
msgstr ""
"ファイルシステムのタイプを判断するには、ファイルシステムのリスト \n"
-"(@var{mtab}) が必要である。従って、実行の失敗には、ファイルシステムのリスト"
-"を\n"
-"読み込むことができないときに、ファイル名引数とともに @option{-a}, @option{-"
-"l}, @option{-t}, \n"
-"@option{-x} といったオプションが一つ以上使われた場合が含まれる。"
+"(@var{mtab}) が必要になる。従って、ファイルシステムのリストを読み込む\n"
+"ことができないときに、ファイル名引数とともに @option{-a}, @option{-l}, @option{-t}, @option{-x} \n"
+"といったオプションが一つ以上使われた場合、@command{df} は実行に失敗する。"
#. type: section
#: coreutils.texi:11366
msgstr ""
"@samp{+} => @var{size} だけ増やす\n"
"@samp{-} => @var{size} だけ減らす\n"
-"@samp{<} => @var{size} 以下\n"
-"@samp{>} => @var{size} 以上\n"
+"@samp{<} => @var{size} 以下に\n"
+"@samp{>} => @var{size} 以上に\n"
"@samp{/} => @var{size} の倍数に切り下げる\n"
"@samp{%} => @var{size} の倍数に切り上げる\n"
"Conversion Syntax,, @command{printf} format directives, libc, The GNU C "
"Library Reference Manual}, for details. The differences are listed below."
msgstr ""
-"@command{printf} は、文字列 @var{format} を表示する。その際、C の @samp"
-"{printf} 関数と\n"
-"ほとんど同じやり方で、@samp{%} 書式指定子と @samp{\\} エスケープシーケンスを"
-"解釈\n"
-"して、数値や文字列の引数を整形する。詳細については、次の項目を参照する\n"
-"こと。 @xref{Output Conversion Syntax,, @command{printf} format directives, "
-"libc, The GNU C Library Reference Manual}. \n"
-"C の関数との相違点については、以下の箇条書きのとおりである。"
+"@command{printf} は、文字列 @var{format} を表示する。その際、C の @samp{printf} 関数と\n"
+"ほとんど同じやり方で、@samp{%} 書式指定子と @samp{\\} エスケープシーケンスを解釈\n"
+"して、数値や文字列の引数 (上記書式の @var{argument}) を整形する。詳細に\n"
+"ついては、次の項目を参照すること。\n"
+"@xref{Output Conversion Syntax,, @command{printf} format directives, libc, \n"
+"The GNU C Library Reference Manual}. C の関数との相違点については、\n"
+"以下の箇条書きのとおりである。"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:12101
"@samp{printf \"%d\" \"'a\"} outputs @samp{97} on hosts that use the ASCII "
"character set, since @samp{a} has the numeric value 97 in ASCII."
msgstr ""
-"数値が期待される引数の先頭文字が @samp{\"} や @samp{'} である場合、その引数"
-"の\n"
+"数値が期待される引数の先頭文字が @samp{\"} や @samp{'} である場合、その引数の\n"
"値は、引用符の直後に来る文字の数値である (訳注: すなわち、一般に\n"
"は、その文字の ASCII コードの 10 進数表記が出力される)。その後に\n"
-"さらに文字が続く場合は、@env{POSIXLY_CORRECT} が設定されていれば、ただ\n"
-"単に無視され、設定されていなければ、警告が出される。一例を挙げて\n"
-"おくと、@samp{printf \"%d\" \"'a\"} は、ASCII 文字セットを使用しているホス"
-"ト\n"
-"では、@samp{97} を出力する。ASCII における @samp{a} の数値は、10 進数表記"
-"で \n"
-"97 だからだ。"
+"さらに文字が続く場合は、環境変数 @env{POSIXLY_CORRECT} が設定されて\n"
+"いれば、ただ単に無視され、設定されていなければ、警告が出される。\n"
+"一例を挙げておくと、@samp{printf \"%d\" \"'a\"} は、ASCII 文字セットを使用\n"
+"しているホストでは、@samp{97} を出力する。ASCII における @samp{a} の数値は、\n"
+"10 進数表記で 97 だからだ。"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:12161
"ninth bit. For example, @samp{printf '\\400'} is equivalent to @samp{printf "
"'\\0'}."
msgstr ""
-"@command{printf} は、@var{format} 中の @samp{\\@var{ooo}} を (@var{ooo} が 1 "
-"から 3 桁の 8 進数なら\n"
-"ば)、表示する 1 バイトを指定している 8 進数と見なす。また、@samp{\\x@var"
-"{hh}} を \n"
-"(@var{hh} が 1 から 2 桁の 16 進数ならば)、表示する文字を指定している \n"
-"16 進数だと解釈する。ただし、注意していただきたいが、@samp{\\@var{ooo}} が "
-"255 より\n"
+"@command{printf} は、@var{format} 中の @samp{\\@var{ooo}} を (@var{ooo} が 1 から 3 桁の 8 進数なら\n"
+"ば) 表示すべき 1 バイトを指定している 8 進数と見なす。また、@samp{\\x@var{hh}} \n"
+"を (@var{hh} が 1 から 2 桁の 16 進数ならば) 表示すべき 1 文字を指定している \n"
+"16 進数だと解釈する。ただし、注意していただきたいが、@samp{\\@var{ooo}} が 255 より\n"
"大きな 10 進数に相当するときは、@command{printf} は 9 ビット目を無視する。\n"
-"従って、たとえば、@samp{printf '\\400'} は、@samp{printf '\\0'} と同じであ"
-"る。"
+"従って、たとえば、@samp{printf '\\400'} は @samp{printf '\\0'} と同じである。"
#. type: kindex
#: coreutils.texi:12172
#. type: menuentry
#: coreutils.texi:12402
msgid "! -a -o"
-msgstr "@command{test} の論理演算子 (! -a -o)"
+msgstr "@command{test} の論理結合演算子 (! -a -o)"
#. type: cindex
#: coreutils.texi:12408
"These options test string characteristics. You may need to quote @var"
"{string} arguments for the shell. For example:"
msgstr ""
-"以下のオプションは、文字列の特性を検査する。シェルに対して @var{string} を\n"
+"以下のオプションは、文字列の特性を検査する。シェルに対して引数 @var{string} を\n"
"引用符で保護する必要があるかもしれない。たとえば、こんなふうにだ。"
#. type: example
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:12652
msgid "The usual logical connectives."
-msgstr "おなじみの論理演算子である。"
+msgstr "おなじみの論理結合演算子である。"
#. type: item
#: coreutils.texi:12655
"Multiplication, division, remainder. Both arguments are converted to "
"integers; an error occurs if this cannot be done."
msgstr ""
-"ä¹\97ç®\97ã\80\81é\99¤ç®\97ã\80\81å\89°ä½\99æ¼\94ç®\97ã\80\81左右の項は両方とも整数に変換される。整数に\n"
+"ä¹\97ç®\97ã\80\81é\99¤ç®\97ã\80\81å\89°ä½\99æ¼\94ç®\97ã\80\82左右の項は両方とも整数に変換される。整数に\n"
"変換できない場合は、エラーになる。"
#. type: subsection
msgstr ""
"このテクニックは、パイプから入ってくるデータの圧縮したコピーを作り\n"
"たいときにも、役に立つ。@samp{du -ak} の出力するディスク使用量のデータを\n"
-"è¦\81ç´\84ã\81\97ã\81¦ã\80\81ã\82°ã\83©ã\83\95ã\82£ã\82«ã\83«ã\81«è¡¨ç¤ºã\81\97ã\81¦ã\81\8fã\82\8cるツールを考えていただきたい。\n"
+"è¦\81ç´\84ã\81\97ã\81¦ã\80\81ã\82°ã\83©ã\83\95ã\82£ã\82«ã\83«ã\81«è¡¨ç¤ºã\81\99るツールを考えていただきたい。\n"
"ディレクトリ階層が膨大だと、@samp{du -ak} は実行に長い時間がかかるだろう\n"
"し、いともたやすくテラバイトのデータを作成してくれるだろう。そこで、\n"
"@samp{du} コマンドをむやみに再実行することはやりたくない。また、圧縮される\n"
"limits for portability."
msgstr ""
"ファイル名の長さや、その構成要素の一つの長さが、POSIX の規格で\n"
-"可搬性のために最小限必要とされている長さを越えている。"
+"可搬性のために最小限サポートすべしとされている長さを越えている。"
#. type: table
#: coreutils.texi:13327
"従って、ログイン後にグループ・データベースを変更しても、現在のログイン\n"
"セッションが続いている間は、@command{\\cmd\\} コマンドはその変更を反映しない。\n"
"しかし、\\arg\\を指定して @command{\\cmd\\} を実行した場合は、ユーザ・\n"
-"データベースやグループ・データベースの参照が、改めて行われるので、\n"
+"データベースやグループ・データベースの参照が改めて行われるので、\n"
"変更した結果が表示されることになる。"
#. type: Plain text
"@samp{who am i}."
msgstr ""
"オプション以外の引数を二つ指定すると、@command{who} は、自分を実行している\n"
-"ユーザのエントリのみを (自分が接続している標準入力からユーザの見当を\n"
-"付けて)、ホスト名を前に付けて表示する。渡される二つの引数は、全体\n"
-"として @samp{who am i} になるように、@samp{am i} とするのが慣例である。 "
+"ユーザの情報のみを (自分が接続している標準入力からユーザの見当を\n"
+"付けて)、ホスト名を前に付けて表示する。渡される二つの引数は、\n"
+"全体として @samp{who am i} になるように、@samp{am i} とするのが慣例である。 "
#. type: table
#: coreutils.texi:14743
"List only the entries that correspond to processes via which the system is "
"waiting for a user to login. The user name is always @samp{LOGIN}."
msgstr ""
-"システムがユーザのログインを待ち受ける窓口になっているプロセスに\n"
-"関する情報のみを表示する。ユーザ名は常に @samp{LOGIN} である。"
+"現在システムがログインの窓口としてユーザを待ち受けているプロセス\n"
+"に関する情報のみを表示する。ユーザ名は常に @samp{LOGIN} である。"
#. type: opindex
#: coreutils.texi:14769 coreutils.texi:14770
"is not the default because it can cause significant delays on systems with "
"automatic dial-up internet access."
msgstr ""
-"utmp で見つかったホスト名について DNS を検索して正式名を取得しよう\n"
-"ã\81¨ã\81\99ã\82\8bã\80\82ã\81\93ã\82\8cã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81«ã\81ªã\81£ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\81®ã\81¯ã\80\81ã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\83\8dã\83\83ã\83\88ã\81«è\87ªå\8b\95\n"
+"utmp で見つかったホスト名について DNS を検索して正規名を得ようと\n"
+"する。これがデフォルトになっていないのは、インターネットに自動\n"
"ダイアルアップで接続しているシステムでは、深刻な遅滞を招きかねない\n"
"からである。"
"has been idle. @samp{.} means the user was active in the last minute. @samp"
"{old} means the user has been idle for more than 24 hours."
msgstr ""
-"ログイン日時の後ろに、ユーザが何時間何分アイドル状態でいるかを\n"
-"表示する。@samp{.} は、ユーザがここ 1 分間アクティブだったことを意味\n"
-"する。@samp{old} は、ユーザが 24 時間以上アイドル状態だいうことである。"
+"ログイン日時の後ろに、ユーザが何時間何分端末を使用していないかを\n"
+"(idle 状態かを) 表示する。@samp{.} は、ユーザがここ 1 分以内に端末操作\n"
+"をしたことを意味する。@samp{old} は、ユーザが 24 時間以上端末を使用\n"
+"していないいうことである。"
#. type: opindex
#: coreutils.texi:14817 coreutils.texi:14822
"その場合は、日付を表す文字列で @samp{UTC} を省略することができる。\n"
"とは言え、@option{--utc} を使う方法は、@samp{%s} を始め、多くの書式文字列では、\n"
"日付文字列で @samp{UTC} を使うのと同じ結果をもたらすものの、協定世界時\n"
-"からの時差が 0 ではないタイムゾーンで @samp{%z} など、タイムゾーンに\n"
-"ã\82\88ã\81£ã\81¦å\80¤ã\81\8cå¤\89ã\82\8fã\81£ã\81¦ã\81\8fã\82\8bæ\9b¸å¼\8fæ\96\87å\97å\88\97ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81\9få ´å\90\88ã\81«ã\81¯ã\80\81ç\95°ã\81ªã\82\8bçµ\90æ\9e\9cã\82\92\n"
-"出力することになるだろう。"
+"からの時差が 0 ではないタイムゾーンでは、@samp{%z} など、タイムゾーン\n"
+"ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å\80¤ã\81\8cå¤\89ã\82\8fã\81£ã\81¦ã\81\8fã\82\8bæ\9b¸å¼\8fæ\96\87å\97å\88\97ã\81«å¯¾ã\81\97ã\81¦ã\81¯ã\80\81ç\95°ã\81ªã\82\8bçµ\90æ\9e\9cã\82\92ã\82\82ã\81\9fã\82\89ã\81\99\n"
+"ことになるだろう。"
#. type: example
#: coreutils.texi:15494
"etc."
msgstr ""
"この章で説明するコマンドは、他のコマンドを現在の条件とは違った条件で\n"
-"実行する。たとえば、環境を変更して実行する、別のユーザとして実行する\n"
-"といったことである。"
+"実行するものである。たとえば、環境を変更して実行する、別のユーザとして\n"
+"実行するといったコマンドだ。\n"
+"@sp 1\n"
+"(訳注: 「別のユーザとして実行する」というのは、@command{chroot} の \n"
+"@option{--userspec} オプションを指していると考えられなくもないが、元々は \n"
+"@command{su} コマンドのことを言っていたのだと思う。@command{su} も以前はこの章で説明されて\n"
+"いたが、現在では coreutils に収録されていない。)"
#. type: menuentry
#: coreutils.texi:16028
"process. Use this option to run it as a different @var{user} and/or with a "
"different primary @var{group}."
msgstr ""
-"デフォルトでは、@var{command} は、呼び出し側のプロセスと同じ資格情報を\n"
-"使って、実行される。このオプションを使えば、@var{command} を別の @var"
-"{user} \n"
-"として実行することができる。別の基本 @var{group} を指定することも可能だ。"
+"デフォルトでは、@var{command} は呼び出し側のプロセスと同じ資格情報を\n"
+"使って実行されるが、このオプションを使えば、@var{command} を別の @var{user} \n"
+"として実行することができる。別の基本 @var{group} を指定することも可能だ。\n"
+"(訳注: coreutils-8.22 では、場合によっては @var{user} や @var{group} を名前\n"
+"ではなく、ID 番号で指定しなければならないことがある。)"
#. type: item
#: coreutils.texi:16072
msgstr ""
"このオプションを使えば、新しいプロセスが使用する補助 @var{groups} を指定\n"
"することができる。グループのリスト (名前でも ID 番号でもよい) は、\n"
-"コンマで区切られていなければならない。"
+"コンマで区切られていなければならない。(訳注: coreutils-8.22 では、\n"
+"このオプションが使用できない場合もある。)"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:16085
"\"@command{nice} はプロセスの @dfn{niceness} を表示したり、niceness を変更して\n"
"コマンドを実行したりする。@dfn{niceness} は、プロセスがシステム中でどの程度\n"
"優先的にスケジュールされるかに影響を与える。(訳注: niceness を「スケ\n"
-"ã\82¸ã\83¥ã\83¼ã\83«優先度」と訳さない理由については、三つほど下のパラグラフを\n"
+"ã\82¸ã\83¥ã\83¼ã\83ªã\83³ã\82°優先度」と訳さない理由については、三つほど下のパラグラフを\n"
"御覧いただきたい。)\n"
"@sp 1\n"
"書式:"
#: coreutils.texi:16470
#, no-wrap
msgid "@command{stdbuf}: Run a command with modified I/O stream buffering"
-msgstr "@command{stdbuf}: I/O ストリームのバッファリングを変更して、コマンドを実行する"
+msgstr "@command{stdbuf}: 入出力ストリームのバッファリングを変更して、コマンドを実行する"
#. type: pindex
#: coreutils.texi:16472
"@command{stdbuf} allows one to modify the buffering operations of the three "
"standard I/O streams associated with a program. Synopsis:"
msgstr ""
-"@command{stdbuf} を使用すると、プログラムと結びついている 3 種類の標準 I/O \n"
+"@command{stdbuf} を使用すると、プログラムと結びついている 3 種類の標準入出力\n"
"ストリームに対して、そのバッファリング動作を変更することができる。\n"
"@sp 1\n"
"書式:"
"a specific exit status indicating a timeout. This is useful if the managed "
"@var{command} supports running for an indeterminite amount of time."
msgstr ""
-"ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¢ã\82¦ã\83\88ã\81\97ã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81«ã\80\81ã\81\84ã\81\8bã\81ªã\82\8bã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¢ã\82¦ã\83\88ã\81\8bを示す @command{timeout} \n"
+"ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¢ã\82¦ã\83\88ã\81\97ã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81«ã\80\81ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¢ã\82¦ã\83\88ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\81\93ã\81¨を示す @command{timeout} \n"
"コマンドの終了ステータスではなく、@command{timeout} が管理している \n"
"@var{command} の終了ステータスを返す。このオプションが役に立つのは、\n"
"管理される @var{command} が無期限の続行時間をサポートしている場合である。"
"descriptions. This form of the @command{kill} command succeeds if all @var"
"{signal} arguments are valid and if there is no output error."
msgstr ""
-"@command{kill} コマンドの二番目の書式では、シグナルに関する情報が表示され"
-"る。\n"
-"@option{-l} または @option{--list}、あるいは、@option{-t} または @option{--"
-"table} オプションの\n"
-"指定は必須である。引数 @var{signal} を付けないと、サポートされているすべて"
-"の\n"
-"シグナルがリストされる。@option{-l} や @option{--list} の出力は、シグナル名の"
-"リスト\n"
-"であり、1 行に一つづつ表示される。なお、引数 @var{signal} がすでにシグナル"
-"名\n"
-"である場合は、名前ではなく、シグナル番号が表示される。@option{-t} や @option"
-"{--table} \n"
-"の出力は、シグナル番号、シグナル名、その説明からなる表である。この書式の \n"
-"@command{kill} コマンドは、すべての @var{signal} 引数が有効なものであり、出力"
-"エラーが\n"
-"なかったとき、成功のステータスで終了する。"
+"@command{kill} コマンドの二番目の書式では、シグナルに関する情報が表示される。\n"
+"@option{-l} または @option{--list}、あるいは、@option{-t} または @option{--table} オプションの\n"
+"指定は必須である。引数 @var{signal} を一つも指定しないと、サポートされている\n"
+"すべてのシグナルがリストされる。@option{-l} や @option{--list} の出力は、シグナル名の\n"
+"リストであり、1 行に一つづつ表示される。ただし、引数 @var{signal} がすでに\n"
+"シグナル名である場合に表示されるのは、名前ではなく、シグナル番号だ。\n"
+"@option{-t} や @option{--table} の出力は、シグナル番号、シグナル名、その説明からなる\n"
+"表である。この書式の @command{kill} コマンドは、引数として指定されたすべての \n"
+"@var{signal} が有効なものであり、出力エラーがなかったとき、成功のステータスで\n"
+"終了する。"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:16719
"If no @var{number} is specified on the command line, @command{factor} reads "
"numbers from standard input, delimited by newlines, tabs, or spaces."
msgstr ""
-"@var{number} がコマンドラインで指定されていない場合、@command{factor} は、標"
-"準入力\n"
+"@var{number} がコマンドラインで指定されていない場合、@command{factor} は標準入力\n"
"から数値を読み込む。このとき、改行、タブ、空白で区切って複数の数値を\n"
-"入力できる。"
+"å\85¥å\8a\9bã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81§ã\81\8dã\82\8bã\80\82"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:16814
"している Pollard Rho アルゴリズムは、比較的小さな因数を持つ数値に\n"
"対してとりわけ効率がよい。もし、小さな因数を持たない大きな数値 (たと\n"
"えば、二つの大きな素数の積からなる数値) の素因数分解をなさりたいのなら、\n"
-"ä»\96ã\81®æ\89\8bæ³\95ã\81®æ\96¹ã\81\8cã\81\9aã\81£ã\81¨é\81©ã\81\97ている。"
+"ä»\96ã\81®æ\96¹æ³\95ã\81®æ\96¹ã\81\8cã\81\9aã\81£ã\81¨ã\81\99ã\81\90ã\82\8cている。"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:16851
ディスク使用量
-* df invocation:: ファイルシステムのディスク使用状量を報告する
+* df invocation:: ファイルシステムのディスク使用状態を報告する
* du invocation:: ファイルのディスク使用量を概算する
* stat invocation:: ファイルやファイルシステムの状態を報告する
* sync invocation:: ディスク上のデータをメモリと同期する
* arch invocation:: マシンのハードウェア名を表示する
* date invocation:: システムの日付や時刻を表示、設定する
-* nproc invocation:: Print the number of processors
+* nproc invocation:: プロセッサ数を表示する
* uname invocation:: システムについて情報を表示する
* hostname invocation:: システム名を表示、設定する
* hostid invocation:: 数値によるホストの識別名を表示する
* env invocation:: 変更した環境でコマンドを実行する
* nice invocation:: niceness を変更して、コマンドを実行する
* nohup invocation:: ハングアップ・シグナルで終了しないコマンドを実行する
-* stdbuf invocation:: I/O バッファリングを変更して、コマンドを実行する
+* stdbuf invocation:: 入出力バッファリングを変更して、コマンドを実行する
* timeout invocation:: タイムリミット付きでコマンドを実行する
プロセス制御
いただきたい。そうしていただければ、GNU コミュニティ全体が恩恵に浴する
ことになる。
- ã\81\93ã\81®ã\83\9eã\83\8bã\83¥ã\82¢ã\83«ã\81§èª¬æ\98\8eしている GNU ユーティリティは、POSIX の規格に
+ ã\81\93ã\81®ã\83\9eã\83\8bã\83¥ã\82¢ã\83«ã\81§è§£èª¬している GNU ユーティリティは、POSIX の規格に
おおむね準拠している。 バグの報告は、<bug-coreutils@gnu.org> になさって
いただきたい。そのとき、バージョン番号、マシンのアーキテクチャ、入力に
使ったファイルといった情報はもとより、バグの再現に必要な他のいかなる
`-t DIRECTORY'
`--target-directory=DIRECTORY'
- DIRECTORY を出力先ファイルすべてのディレクトリ部分として使用する。
+ DIRECTORY を、出力されるファイルすべてのディレクトリ部分として
+ 使用する。
ほとんどのプログラムで、コマンドラインの扱いは次のようになって
いる。オプションや、一定数の (0 個のこともある) 位置の固定した
- å¼\95æ\95°ã\81®å\87¦ç\90\86ã\81\8cçµ\82ã\82\8fã\82\8cã\81°ã\80\81å¼\95æ\95°ã\83ªã\82¹ã\83\88ã\81«ã\81¯ã\82\82ã\81\86ä½\95ã\82\82æ®\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\81¯ã\81\9aã\81§ã\81\82ã\82\8a、
- もし、残っているとすれば、それは、すべて同じように処理される項目
- (通常はファイル) のリストである。`xargs' プログラムは、こうした
- 約束ごとに沿ってうまく動くように作られている。
+ å¼\95æ\95°ã\81®å\87¦ç\90\86ã\81\8cçµ\82ã\82\8fã\82\8cã\81°ã\80\81å¼\95æ\95°ã\83ªã\82¹ã\83\88ã\81«ã\81¯ã\82\82ã\81\86ä½\95ã\82\82æ®\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\81\8b、
+ 残っているとすれば、それはすべて同じように処理されることになる
+ 項目 (通常はファイル) のリストのはずある。`xargs' プログラムは、
+ こうした約束ごとに沿ってうまく動くように作られている。
`mv' ファミリーのコマンドが変わっているのは、引数の数が不定であり、
しかも最後の引数を特別扱いするという点である (すなわちターゲット・
には、実行対象コマンド (訳注: ここでは、`mv') を起動するたびに
最後の引数を特別に指定するためのすっきりした方法がないからである。
(あるシェル・コマンドを駆使すれば、やることができるが、それでは、
- 人間の労力と脳力を不当に要求することになる。)
+ 人間の労力と脳力を過当に要求することになる。)
`--target-directory' (`-t') オプションを使用すると、`cp', `mv',
`ln', `install' といったプログラムを `xargs' と一緒に使うとき、
N 番目の入力フィールドの数値を変換する (N のデフォルトは 1)。
`--format=FORMAT'
- 浮動小数点数を表す printf 形式の FORMAT 文字列を使用する。文字列
- FORMAT には、1 個の `%f' 変換指定子が含まれていなければならない。
- ã\81ªã\81\8aã\80\81ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9fã\81\91ã\82\8cã\81°ã\80\81`'' ã\82\84 `-' 修飾å\90ã\80\81ã\81\82ã\82\8bã\81\84ã\81¯ã\80\81ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89å¹\85
- 修飾子 (訳注: 数値) を `%f' に付けることもできる。`'' 修飾子は
- `--grouping' オプションを有効にし、`-' 修飾子は `--padding'
- ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92左詰ã\82\81ã\81§æ\9c\89å\8a¹ã\81«ã\80\81ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89å¹\85修飾å\90ã\81¯ `--padding'
- オプションを右詰めで有効にする。(訳注: `-' 修飾子は、数値である
- フィールド幅修飾子と併せて用いなければならない。)
+ 浮動小数点数を表す printf 形式の FORMAT 文字列を出力の整形に
+ 使用する。文字列 FORMAT には、1 個の `%f' 変換指定子が含まれて
+ ã\81\84ã\81ªã\81\91ã\82\8cã\81°ã\81ªã\82\89ã\81ªã\81\84ã\80\82ã\81ªã\81\8aã\80\81ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9fã\81\91ã\82\8cã\81°ã\80\81`'' ã\82\84 `-' 修飾å\90ã\80\81
+ あるいは、フィールド幅修飾子 (訳注: 数値) を `%f' に付けることも
+ できる。`'' 修飾子は `--grouping' オプションを有効にし、`-' 修飾子
+ ã\81¯ `--padding' ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92左詰ã\82\81ã\81§æ\9c\89å\8a¹ã\81«ã\80\81ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89å¹\85修飾å\90ã\81¯
+ `--padding' オプションを右詰めで有効にする。(訳注: `-' 修飾子は、
+ 数値であるフィールド幅修飾子と併せて用いなければならない。)
`--from=UNIT'
入力された数値の大きさや桁数を UNIT に従って自動調整 (auto-scaling)
(デフォルトはスペース) が置かれる。多段組みの出力では、`-J' オプション
を使用しないかぎり、各行は常に PAGE_WIDTH (デフォルトは 72) 文字までに
切り詰められる (訳注: これは、各段や段間の空白などを合計した 1 行の
-長さが、最長でも PAGE_WIDTH 文字までになるということであって、格段が
+長さが、最長でも PAGE_WIDTH 文字までになるということであって、各段が
それぞれ PAGE_WIDTH 文字になるということではない)。1 段のみの出力では、
デフォルトでは行の切り詰めは行われない。その場合でも、行の切り詰めを
行うには、`-W' を使用する。
長い行は長いまま結合する。段組みオプション `-COLUMN', `-a -COLUMN',
`-m' と併せて使用する。`-W/-w' による行の切り詰めが無効になる。段の
整列も行わなくなる。`--sep-string[=STRING]' と併せて使ってもよい。
- `-J' というオプションが (`-W' や `--sep-string' と一緒に) 新たに
+ `-J' というオプションが (`-W' や `--sep-string' とともに) 新たに
設けられたのは、`-w' や `-s' という、前からある (POSIX に準拠した)
- ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92 3 種ã\81®æ®µçµ\84ã\81¿ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¨çµ\84ã\81¿å\90\88ã\82\8fã\81\9bã\81¦ä½¿ã\81\86å ´å\90\88の混乱を
- 解決するためである。
+ ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92 3 種ã\81®æ®µçµ\84ã\81¿ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¨çµ\84ã\81¿å\90\88ã\82\8fã\81\9bã\81¦ä½¿ã\81£ã\81\9fã\81¨ã\81\8dの混乱を
+ 解æ¶\88するためである。
`-l PAGE_LENGTH'
`--length=PAGE_LENGTH'
である。しかし、多段組みの出力では、「出力される段の幅が同じになる」
ことが優先されるため (POSIX の仕様)、タブの幅は、最初の段における
値に固定され、左の余白の値が変わっても、変化することはない。従って、
- NUMBER-SEPARATOR ã\81®ã\82¿ã\83\96ã\81®ä½\8dç½®ã\81«ã\81¯ã\80\81常ã\81«ä¸\80å®\9aæ\95°ã\81®ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\81\8c表示ã\81\95ã\82\8cã\82\8b
- ã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\82\92ã\82¿ã\83\96ã\81«ç½®ã\81\8dæ\8f\9bã\81\88ã\82\8bã\81\8bã\81©ã\81\86ã\81\8bã\81¯ã\80\81å\87ºå\8a\9bã\81\95ã\82\8cã\82\8bä½\8d置次第
- である。
+ NUMBER-SEPARATOR ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\82¿ã\83\96ã\81®ä½\8dç½®ã\81«ã\81¯ã\80\81常ã\81«ä¸\80å®\9aæ\95°ã\81®ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\81\8c表示
+ ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\82\92ã\82¿ã\83\96ã\81«ç½®ã\81\8dæ\8f\9bã\81\88ã\82\8bã\81\8bã\81©ã\81\86ã\81\8bã\81¯ã\80\81å\87ºå\8a\9bã\81\95ã\82\8cã\82\8b
+ 位置次第である。
`-N LINE_NUMBER'
`--first-line-number=LINE_NUMBER'
`-s[CHAR]'
`--separator[=CHAR]'
- 段と段の区切りに 1 個の文字 CHAR を使う。`-s' オプションの
- デフォルトの CHAR は、`-w' オプションを同時に指定しなければ
- タブ、指定すれば「なし」である。なお、`-s' オプションを指定
- しない場合、デフォルトのセパレータはスペースである。`-s[char]'
- オプションを使用すると、`-w' も同時に指定しないかぎり、3 種の
- 段組みオプション (`-COLUMN'|`-a -COLUMN'|`-m') のすべてにおいて、
- 行の切り詰めが行われない。これは、POSIX に準拠した仕様である。
+ 段と段の区切りに 1 個の文字 CHAR を使う。`-s' オプションを
+ 指定したときのデフォルトの CHAR は、`-w' オプションを同時に
+ 指定しなければタブ、指定すれば「なし」である。なお、`-s'
+ オプションを指定しない場合のデフォルトのセパレータはスペースだ。
+ `-s[char]' オプションを使用すると、`-w' も同時に指定しないかぎり、
+ 3 種の段組みオプション (`-COLUMN'|`-a -COLUMN'|`-m')
+ のすべてにおいて、行の切り詰めが行われない。 これは、POSIX
+ に準拠した仕様である。
`-S[STRING]'
`--sep-string[=STRING]'
`--width=PAGE_WIDTH'
本文を多段組み出力にしたときのみ、ページの幅を PAGE_WIDTH 文字に
する (PAGE_WIDTH のデフォルトは 72 字)。多段組みで `-w' オプション
- を同時に指定せずに `-s[CHAR]' オプションを指定すると、デフォルトの
- ã\83\9aã\83¼ã\82¸å¹\85ã\81¯ç\84¡å\8a¹ã\81«ã\81ªã\82\8aã\80\81è¡\8cã\81®å\88\87ã\82\8aè©°ã\82\81ã\82\84段ã\81®æ\95´å\88\97ã\82\82è¡\8cã\82\8fã\82\8cã\81ªã\81\84ã\80\82ã\81\99ã\81ªã\82\8fã\81¡ã\80\81
- 多段組みのオプションが指定されているのに、各行が長いものは長いまま
- 結合されるてしまうのである。なお、1 段組みの出力では、PAGE_WIDTH の
- 指定はできない。以上は、POSIX に準拠した仕様である。
+ を指定せず、`-s[CHAR]' オプションだけ指定すると、デフォルトの
+ ã\83\9aã\83¼ã\82¸å¹\85ã\81\8cç\84¡å\8a¹ã\81«ã\81ªã\82\8aã\80\81è¡\8cã\81®å\88\87ã\82\8aè©°ã\82\81ã\82\84段ã\81®æ\95´å\88\97ã\82\82è¡\8cã\82\8fã\82\8cã\81ªã\81\8fã\81ªã\82\8bã\80\82
+ すなわち、多段組みのオプションが指定されているのに、各行が、
+ 長いものは長いまま結合されてしまうのだ。なお、1 段組みの出力では、
+ PAGE_WIDTH の指定はできない。以上は、POSIX に準拠した仕様である。
`-W PAGE_WIDTH'
`--page_width=PAGE_WIDTH'
`fold' は、各 FILE (`-' は標準入力を表す) を、長い行は折り返して、標準
出力に書き出す。FILE が指定されていない場合は、標準入力を対象にする。
-(訳注: `fold' の日本語対応は完全ではない。)
+(訳注: `fold' の日本語対応は完全ではない。出力行の長さによっては、
+あるいは、日本語にアルファベットが混じると、文字化けすることがある。)
書式:
ファイルの末端まで達しても、さらに文字を読み込もうとして、無限
ループする。たぶん、ファイルのサイズが増加し続けているからである。
複数のファイルが指定されている場合、`tail' は、異なるファイル
- ã\81\8bã\82\89å\87ºå\8a\9bã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\81\9fã\81³ã\81«ã\80\81ã\81\9dã\81®å\87ºå\8a\9bã\81\8cã\81©ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8bã\82\89æ\9d¥ã\81\9fã\81®ã\81\8bã\81\8cわかる
+ ã\81\8bã\82\89å\87ºå\8a\9bã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\81\9fã\81³ã\81«ã\80\81ã\81\9dã\81®å\87ºå\8a\9bã\81\8cã\81©ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8bã\82\89æ\9d¥ã\81\9fã\82\82ã\81®ã\81\8bわかる
ように、ヘッダを表示する。
このオプションを使ってファイルの追跡をするとき、二つの方法が選択
`--filter=COMMAND'
このオプションを使用すると、各出力は、そのままファイルに書き出さ
- れるのではなく、パイプを通して一つづつ、指定されたシェルコマンド、
+ れるのではなく、パイプを通して一つづつ、指定されたシェルコマンド
COMMAND に引き渡される。COMMAND 中では、環境変数 $FILE を使用する
べきであり、この変数には、シェルコマンドを実行するごとに、異なる
出力ファイル名が代入される。たとえば、1TiB の圧縮ファイルがあると
`--elide-empty-files'
サイズ 0 の出力ファイルができないようにする。そうしたものが生成
されることがあるのは、`--number' を使ったときである。入力ファイル
- が (短縮されて) 指定された数に分割するには分量が足りなくなって
- いる場合や、1 行が長すぎて、後続する「部分」をすっぽり飲み込んで
- いる場合などがそれに当たる。このオプションが指定されているときでも、
- 出力ファイルの連続番号が、順番に増えていくことに変わりはない。
+ が (短縮されて) 指定された数の出力ファイルを作るには分量が
+ 足りなくなっている場合や、1 行が長すぎて、後続する「部分」を
+ すっぽり飲み込んでしまっている場合などがそれに当たる。この
+ オプションが指定されているときでも、出力ファイルの連続番号が、
+ 順番に増えていくことに変わりはない。
`-u'
`--unbuffered'
は、そこに名前を挙げられたファイルを読み込み、その MD5 チェックサム
を計算する。そして、算出したメッセージダイジェストが、そのファイル名
と同じ行にあるチェックサムと一致しない場合は、そのファイルがテストに
- 失敗したことを通告するのである。両者が一致した場合は、テストにパス
+ 失敗したことを報告するのである。両者が一致した場合は、テストにパス
したことになる。デフォルトでは、有効な各行に対して標準出力にメッ
セージを 1 行づつ書き出し、指名されたファイルがテストにパスしたか
どうかを明かにする。また、すべてのチェックが完了したとき、テストに
`-w'
`--warn'
- チェックサムを照合する際、MD5 チェックサムを記載した行の書式が
- 正しくないと、警告を発する。このオプションが役に立つのは、チェック
- される入力中の、数行を除いたすべての行が、有効なときだけである。
+ チェックサムを照合する際、MD5 チェックサムを記載した行の書式に
+ 正しくないものがあると、その旨警告を発する。このオプションが
+ 役に立つのは、チェックされる入力中の、数行を除いたすべての行が、
+ 有効なときだけである。
`--strict'
チェックサムを照合する際、無効な入力行が 1 行でもあれば、そうした
`--compress-program=PROG'
テンポラリ・ファイルを PROG というプログラムで圧縮する。
- PROG プログラムは、引数を一つも指定しない場合に、標準入力を圧縮
- して、標準出力に書き出すものでなければならない。またそのとき、`-d'
- オプションの指定があれば、標準入力を展開して、標準出力に書き出す
- ものでなければならない。
+ PROG プログラムは、引数が一つも存在しない場合に、標準入力を圧縮
+ して標準出力に書き出し、`-d' オプションの指定があれば、標準入力を
+ 展開して標準出力に書き出すものでなければならない。
PROG が 0 以外のステータスで終了した場合は、エラーメッセージを
出して、`sort' の実行を中止する。
`--random-source=FILE'
FILE をランダムデータのソースとして使用する。そのランダムデータは、
- `-R' オプションでどのランダムハッシュ関数を使うかを決定するのに
- 使用される。 *Note Random sources::.
+ `-R' オプションでどのランダムハッシュ関数を使うかを決めるのに使用
+ される。 *Note Random sources::.
`-s'
`--stable'
`-u'
`--unique'
- 通常は、比較して等価と評価された複数の行の内、最初のもののみを
- 出力する。`--check' (`-c' または `-C') オプションが指定されている
- 場合は、等価な行が連続して 2 行存在していないかをチェックする
- (訳注: 等価な行の連続があると、終了ステータスが 1 になる)。
+ 通常は、等価と評価される複数の行の内、最初のもののみを出力する。
+ `--check' (`-c' または `-C') オプションが指定されている場合は、
+ 等価と評価される行が、2 行連続していないかをチェックする (訳注:
+ 等価な行の連続があると、終了ステータスが 1 になる)。
また、このオプションを指定すると、デフォルトでは実行する、最後の
手段の比較を行わなくなる。
あり、入力ファイルはすべて順番に、あたかもすべてのファイルが結合されて
いるかのように読み込まれる。とは言え、各ファイル同士は文脈的に完全に分離
しており、参照先情報の自動作成を指定している場合に、参照先のファイル名や
-è¡\8cç\95ªå\8f·ã\81\8cæ\8c\87ã\81\97示ã\81\99ã\81®ã\81¯ã\80\81å\80\8bã\80\85ã\81®å\85¥å\8a\9bã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®ã\81\9dã\82\8cã\81«ã\81ªる。どの場合
+è¡\8cç\95ªå\8f·ã\81\8cæ\8c\87ã\81\97示ã\81\99ã\81®ã\81¯ã\80\81å\80\8bã\80\85ã\81®å\85¥å\8a\9bã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®ã\81\9dã\82\8cã\81§ã\81\82る。どの場合
でも、`ptx' は、パミューテド・インデックスを標準出力に出力する。
GNU による拡張が有効になっていない場合、すなわち、プログラムが従来
指定できる。パラメータがない場合、プログラムは標準入力を読み込んで、
標準出力にパミューテド・インデックスを出力する。パラメータが 1 個だけ
の場合、それが示しているのは、標準入力の代わりに読み込まれるテキスト
-ファイル (上記書式の INPUT) の名前である。パラメータが二つある場合、
-それぞれが示しているのは、読み込み対象の INPUT ファイルと出力先の
-OUTPUT ファイルの名前だ。この場合、二番目のパラメータによって指定
+ファイル (訳注: 上記書式の INPUT) の名前である。パラメータが二つある
+場合、それぞれが示しているのは、読み込み対象の INPUT ファイルと出力先
+の OUTPUT ファイルの名前だ。この場合、二番目のパラメータによって指定
されたファイルの内容が破壊されることに、くれぐれも気をつけていただき
たい。この動作は、System V の `ptx' との互換性を維持するために必要に
なっているものだが、通常 GNU の規格では、オプションによって指定される
`--only-file=FILE'
このオプションで指名するファイルには、出力するコンコーダンスで
キーワードとして採用する単語のリストを入れておく。このファイルに
- 書かれていないどんな単語も、キーワードとして取り上げられることは
- ã\81ªã\81\84ã\82\8fã\81\91ã\81 ã\80\82ã\81\93ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¯ã\80\81"Only file" ã\81¨å\91¼ã\81°ã\82\8cã\82\8bã\80\82ã\81\93ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«
- ã\81¯ã\80\811 è¡\8c 1 å\8d\98èª\9eã\81®å½¢å¼\8fã\81§ã\81\82ã\82\8aã\80\81å\8d\98èª\9eã\81®å\88\86é\9b¢ã\81¯å¸¸ã\81«è¡\8cæ\9c«ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦è¡\8cã\82\8fã\82\8cã\81¦ã\80\81
- `-S' オプションの値の影響を受けることはない。
+ 書かれていないどんな単語も、キーワードとして採用されることはない。
+ ã\81\93ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¯ã\80\81"Only file" ã\81¨å\91¼ã\81°ã\82\8cã\82\8bã\80\82ã\81\93ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¯ã\80\811 è¡\8c 1 å\8d\98èª\9e
+ ã\81®å½¢å¼\8fã\81§ã\81\82ã\82\8aã\80\81å\8d\98èª\9eã\81®å\88\86é\9b¢ã\81¯å¸¸ã\81«è¡\8cæ\9c«ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦è¡\8cã\82\8fã\82\8cã\81¦ã\80\81`-S' ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³
+ の値の影響を受けることはない。
Only file として使われるデフォルトのファイルは存在しない。Only file
と Ignore file の両方が指定されている場合に、ある単語がキーワードと
キーワードが入力行や入力文の末尾近くにあると、出力する文脈行の
行末に、使用しない領域がしばしば生ずる。`ptx' プログラムは、
その文脈を折り返して、そうした不使用領域を埋めようと試みる。
- すなわち、その入力行や入力文の後続する部分を使って、出力する行の
- 左にある不使用領域を埋め、その入力行や入力文の先行する部分を
- 使って、出力する行の右にある不使用領域を埋めるのである。
+ すなわち、その入力行や入力文の後続する部分 (TAIL) を使って、
+ 出力する行の左にある不使用領域を埋め、その入力行や入力文の
+ 先行する部分 (HEAD) を使って、出力する行の右にある不使用領域を
+ 埋めるのである。
このオプションの引数中では、ユーザーの便宜のために、C 言語由来の
よく使うバックスラッシュ・エスケープシーケンスの多くが、`ptx'
出力フォーマットとして、`nroff' や `troff' で処理するのに適した
形式を選択する。各出力行は次のようになる。
+ (訳注: 下記の TAIL と HEAD については、前節 `--sentence-regexp'
+ オプションの説明の終わりから 2 番目のパラグラフをご覧いただきたい。
+ REF は参照先情報である。)
+
.xx "TAIL" "BEFORE" "KEYWORD_AND_AFTER" "HEAD" "REF"
従って、あとは、出力の整形を担当する roff のマクロ `.xx' を出力
出力フォーマットとして、TeX で処理するのに適した形式を選択する。
各出力行は、次のようになる。
+ (訳注: 下記の TAIL と HEAD については、前節 `--sentence-regexp'
+ オプションの説明の終わりから 2 番目のパラグラフをご覧いただきたい。
+ REF は参照先情報である。)
+
\xx {TAIL}{BEFORE}{KEYWORD}{AFTER}{HEAD}{REF}
従って、あとは、出力の整形を担当する `\xx' コマンドの定義を
* このプログラムは、出力行の長さを System V の `ptx' より上手に処理
する。GNU の拡張が無効になっている場合、このプログラムは System V
- ã\81® `ptx' ã\81®å\8b\95ä½\9cã\82\92ã\81§ã\81\8dã\81\9fã\82\89真似ようとするが、それでも、System V の
+ ã\81® `ptx' ã\81®å\8b\95ä½\9cã\82\92ã\81ªã\82\8bã\81¹ã\81\8f真似ようとするが、それでも、System V の
ちょっとした癖のいくつかは、完全には再現できない。
* ユーザは Ignore file と Only file の両方を指定することができる。
b c d e
EOF
-(訳注: 上の例は、"a b/c d/e f/b c/d e" という組を作っている。)
-出力は、こうなる。
+(訳注: 上の例は、"a b/c d/e f/b c/d e" という組を与えている。)
+
+ 出力は、こうなる。
a
b
`-o FIELD-LIST'
`-o auto'
キーワードの `auto' が指定されると、`join' は各ファイルの最初の
- 行を元にして、出力フォーマットを推測する。それは、デフォルトの出力
- フォーマットとほぼ同じだが、それに加えて、各行に必ず同数のフィー
- ã\83«ã\83\89ã\82\92å\87ºå\8a\9bã\81\99ã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\97ã\81¦ã\81\84る。また、欠けているフィールドがあれば、
+ 行を元にして、出力フォーマットを推測する。それは、デフォルトの
+ 出力フォーマットとほぼ同じだが、それだけでなく、各行に必ず同数の
+ ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89ã\82\92å\87ºå\8a\9bã\81\99ã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\99る。また、欠けているフィールドがあれば、
`-e' オプションの指定する文字列で補う。余分なフィールドは除去する。
`auto' が指定されていない場合は、FIELD-LIST のフォーマットに従っ
に M.N で示すことでも、実現できるだろう。しかしながら、(`-a' オプ
ションなり `-v' オプションなりを使用して)、対にならない行を表示
する場合、対にならない行が両方のファイルに存在すると、FIELD-LIST で
- M.N ã\82\92ã\81©ã\81\86使ã\81\8aã\81\86ã\81¨ã\80\81å\85±é\80\9aã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84ã\81®ã\81 ã\80\82`join' ã\81§å\85±é\80\9a
- フィールドの指定が常に可能になるように、POSIX は `0' というフィー
- ルド指定法を考案したのである。
+ M.N ã\82\92ã\81©ã\81\86使ã\81\8aã\81\86ã\81¨ã\82\82ã\80\81å\85±é\80\9aã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84ã\81®ã\81 ã\80\82`join' ã\81§
+ 共通フィールドの指定が常に可能になるように、POSIX は `0' という
+ ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89æ\8c\87å®\9aæ³\95ã\82\92è\80\83æ¡\88ã\81\97ã\81\9fã\81®ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82
FIELD-LIST の各要素は、コンマ、または空白で区切られる。区切りに空白
を使用するときは、シェルによって解釈されないように、たいていの場合
CHAR' を `-b' なしで実行すれば、このオプションに対応する順序に行を
並べることができる。`join -t ''' を指定すると、行全体が共通フィー
ルドとして考慮の対象になり、これは sort のデフォルトの動作に対応
- ã\81\99ã\82\8bã\80\82`-t '\0'' ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81ASCII NUL æ\96\87å\97ã\81\8cã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89ã\81®å\8cºå\88\87ã\82\8aã\81«
- 使用される。
+ ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\80\82`-t '\0'' ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81ASCII NUL æ\96\87å\97ã\81\8cã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89ã\81®
+ 区切りに使用される。
`-v FILE-NUMBER'
通常の出力はせず、FILE-NUMBER (`1' か `2' である) のファイルに存在
スペース (0x20) は含む)。
`punct'
- 句読点。
+ 句読点 (訳注: 引用符なども含む)。
`space'
水平方向や垂直方向の空白 (Horizontal or vertical whitespace)。
`-t TAB1[,TAB2]...'
`--tabs=TAB1[,TAB2]...'
タブ位置 (tab stop) が一つだけ指定された場合には、(訳注: 入力行に
- ã\81\8aã\81\91ã\82\8b) ã\82¿ã\83\96ä½\8dç½®ã\82\92 TAB1 æ¡\81ã\81\94ã\81¨ã\81«ã\81\99ã\82\8b (ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81¯ 8 æ¡\81ã\81\94ã\81¨)ã\80\82
- それ以外の場合は、タブ位置を TAB1, TAB2, ... 桁目に置き (行頭を 0
- 桁目として数える)、指定された最後のタブ位置より後ろにあるタブは 1
- 個のスペースで置き換える。タブ位置の指定は、コンマで区切っても
- よく、空白で区切ってもよい。
+ ã\81\8aã\81\91ã\82\8b) ã\82¿ã\83\96ä½\8dç½®ã\81\8c TAB1 æ¡\81ã\81\94ã\81¨ã\81\82ã\82\8bã\82\82ã\81®ã\81¨ã\81\99ã\82\8b (ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81¯ 8
+ 桁ごと)。それ以外の場合は、タブ位置を TAB1, TAB2, ... 桁目に置き
+ (行頭を 0 桁目として数える)、指定された最後のタブ位置より後ろに
+ あるタブは 1 個のスペースで置き換える。タブ位置の指定は、コンマで
+ 区切ってもよく、空白で区切ってもよい。
互換性を考慮して、GNU の `expand' は、`-TAB1[,TAB2]...' という、
このオプションの古い書式も認めている。新しいスクリプトでは、 `-t
このオプションの古い書式も認めている。そちらを使う場合は、タブ位置を
必ずコンマで区切らなければならない。なお、`-t' とは違って、この古い
オプションは、`-a' を自動的に設定しない。新しいスクリプトでは
- (訳注: 古い書式と同じ動作をさせたいなら)、古い書式に代えて、
+ (訳注: 古い書式と同じ動作をさせたい場合)、古い書式に代えて、
`--first-only -t TAB1[,TAB2]...' を使うべきである。
`-a'
のファイルの場合と同じように、名前だけを表示する。また、
`--dereference-command-line' (`-H'), `--dereference' (`-L'),
`--dereference-command-line-symlink-to-dir' といったオプションが
- æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\81\8bã\81\8eã\82\8aã\80\81ã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83³ã\81§ã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83»ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81\8cæ\8c\87å®\9a
+ 指定されていないかぎり、コマンドラインでシンボリックリンクが指定
されても、それをたどらない。
`-H'
`--dereference-command-line'
- ã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83³å¼\95æ\95°ã\81\8cã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83»ã\83ªã\83³ã\82¯ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\80\81ã\83ªã\83³ã\82¯
+ コマンドライン引数がシンボリックリンクを指定している場合、リンク
そのものではなく、リンクが参照しているファイルの情報を表示する。
`--dereference-command-line-symlink-to-dir'
原則としてシンボリックリンクの参照を行わないが、一つだけ例外が
- ã\81\82ã\82\8bã\80\82ã\81\99ã\81ªã\82\8fã\81¡ã\80\81ã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83³å¼\95æ\95°ã\81\8cã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83»ã\83ªã\83³ã\82¯ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\80\81
+ ある。すなわち、コマンドライン引数がシンボリックリンクを指定し、
それがディレクトリを指している場合は、リンクそのものではなく、
そのディレクトリの情報を表示する。この動作は、リンクの参照に関係
する他のオプションが全く指定されていないときの、`ls' のデフォルトの
`nocreat'
出力ファイルを作成しない。言い換えれば、出力ファイルは前もって
- 存在していなければならないということ。
+ å\98å\9c¨ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\91ã\82\8cã\81°ã\81ªã\82\89ã\81ªã\81\84ã\81¨ã\81\84ã\81\86ã\81\93ã\81¨ã\81 ã\80\82
`excl' と `nocreat' は、どちらか一方しか指定できない。
コンテキストについて、そのどれもが指定されているものと同一で
あるときは、インストール先ファイルを全く変更しない。このオプ
ションは、`--user', `--group', `--mode' オプションと組み合わせて
- 使ã\81\86ã\81®ã\81\8cã\80\81æ\9c\80å\96\84ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9fã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92使ã\81\88ã\81°ã\80\81`install'
- コマンドが (たとえば、ディレクトリに setgid が付いているか否かや、
- POSIX のデフォルトの ACL を顧慮しないせいで)、インストールされる
- ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81§æ\8c\81ã\81¤ã\81¯ã\81\9aã\81®å±\9eæ\80§ã\82\92ä¸\8dæ£ç¢ºã\81«æ±ºã\82\81ã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\86ã\81\93ã\81¨ã\81\8c
- なくなる。そういうことがあると、無駄なコピーが行われたり、属性が
- 正しいデフォルト値に設定し直されなかったりといった不都合が生じ
- かねないのだ。
+ 使ã\81\86ã\81®ã\81\8cã\80\81æ\9c\80å\96\84ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9fã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¨çµ\84ã\81¿å\90\88ã\82\8fã\81\9bã\81¦ä½¿ã\81\88ã\81°ã\80\81
+ `install' コマンドが、(たとえば、ディレクトリに setgid が付いて
+ いるか否かや、POSIX のデフォルトの ACL を顧慮しないせいで)、
+ ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81§æ\8c\81ã\81¤ã\81¯ã\81\9aã\81®å±\9eæ\80§ã\82\92ä¸\8dæ£ç¢ºã\81«
+ 決めてしまうのを避けることができる。そういうことがあると、
+ 無駄なコピーが行われたり、属性が正しいデフォルト値に設定し直され
+ ã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\82\8aã\81¨ã\81\84ã\81£ã\81\9fä¸\8dé\83½å\90\88ã\81\8cç\94\9fã\81\98ã\81\8bã\81ã\81ªã\81\84ã\81®ã\81 ã\80\82
`-c'
無視する。Unix の古いバージョンの `install' との互換性のために
`--mode=MODE'
インストールするファイルやディレクトリのモードビットを MODE に
設定する。MODE の指定は、`a=' (誰にもアクセスを許さない) を
- 基点として行い、8 進数でも、`chmod' で使うようなシンボリック・
+ 基点として行い、8 進数でも、`chmod' で使うようなシンボリック
モードでもよい (*note File permissions::)。デフォルトのモードは、
`u=rwx,go=rx,a-s' である。すなわち、所有者には読み、書き、実行を
許可し、グループとその他のユーザには読みと実行のみを許可、
ようにしている。そこで、バッドセクターに他人に見られたくないデータが
ある場合、`shred' はそれを破壊できないことになる。
- `shred' は、バックアップに対して何の対処もしないのと全く同様、
-ã\83\90ã\83\83ã\83\89ã\82»ã\82¯ã\82¿ã\83¼ã\81®å\95\8fé¡\8cã\81«ã\81¤ã\81\84ã\81¦ã\82\82、検知しようともしないし、通知しよう
+ `shred' は、バックアップに対して何の対処も行おうとしないが、バッド
+ã\82»ã\82¯ã\82¿ã\83¼ã\81®å\95\8fé¡\8cã\81«ã\81¤ã\81\84ã\81¦ã\82\82å\85¨ã\81\8få\90\8cæ§\98ã\81§、検知しようともしないし、通知しよう
ともしない。それでも、`shred' はファイルに対して行うより、デバイスに
-対して行う方が信頼できるので、デフォルトでは、出力ファイルをサイズ 0
-に短縮したり、削除したりしないようになっている。このデフォルトは、
-ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\88ã\82\8aã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ã\81«é\81©ã\81\97ã\81\9få\8b\95ä½\9cã\81 ã\80\82ã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ã\81¯ä¸\80è\88¬ã\81«ç\9f縮ã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84ã\81\97ã\80\81
-削除するべきでもないからである。
+対して行う方が信頼できるので、デフォルトでは、出力ファイルをサイズ 0 に
+短縮したり、削除したりしないようになっている。このデフォルトは、ファイル
+ã\82\88ã\82\8aã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ã\81«é\81©ã\81\97ã\81\9få\8b\95ä½\9cã\81 ã\80\82ã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ã\81¯ä¸\80è\88¬ã\81«ç\9f縮ã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84ã\81\97ã\80\81å\89\8aé\99¤ã\81\99ã\82\8bã\81¹ã\81\8d
+でもないからである。
最後になったが、バックアップやミラーの持つリスクも考慮した方がよい。
削除することのできないファイルのコピーが、ファイルシステムのバックアップ
-ã\82\84ã\83ªã\83¢ã\83¼ã\83\88ã\81®ã\83\9fã\83©ã\83¼ã\81«æ®\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\8bã\82\82ã\81\97ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\81®ã\81 。そして、そうしたものが
+ã\82\84ã\83ªã\83¢ã\83¼ã\83\88ã\81®ã\83\9fã\83©ã\83¼ã\81«æ®\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\82\82ã\81\82ã\82\8aã\81\88ã\82\8b。そして、そうしたものが
残っていれば、`shred' で破壊したファイルを後日復元することが可能に
-ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\81 ã\81\8bã\82\89ã\80\81å¾\8cã\81§ `shred' ã\82\92使ã\81£ã\81¦æ\8a¹æ¶\88ã\81\97ã\81\9fã\81\8fã\81ªã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81ªã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\81\8cã\81\82ã\82\8b
-場合には、そのバックアップやミラーがないことを確認するべきなのである。
+ã\81ªã\82\8bã\81®ã\81 ã\80\82ã\81 ã\81\8bã\82\89ã\80\81å¾\8cã\81§ `shred' ã\82\92使ã\81£ã\81¦æ\8a¹æ¶\88ã\81\97ã\81\9fã\81\8fã\81ªã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81ªã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\81\8c
+ある場合には、そのバックアップやミラーがないことを確認すべきなのである。
shred [OPTION]... FILE[...]
パラメータに `unlink' を指定した場合は、お定まりの unlink の
呼び出しをするだけだが、`wipe' を指定すると、unlink する前に
ファイル名を構成するバイトの難読化を行う。`wipesync' を指定した
- 場合は、さらに、難読化したファイル名の各バイトをディスクに sync
- することまで行う。留意していただきたいのは、`wipesync' はデフォルト
- の方法だが、すべてのファイルのすべての文字ごとに sync を行うことに
- なるので、負荷が重くなるかもしれないということである。それは、
- ファイルの数が多い場合には、無視できない負荷になるかもしれない。
- また、使用しているシステムがメタデータの同期アップデートを提供
- している場合には、やらないでもよいことかもしれない。(`--remove' に
- 対する HOW パラメータの指定は、coreutils-8.22 の新機能)
+ 場合は、ファイル名を難読化するだけでなく、それを 1 バイトづつ
+ ディスクに sync することまで行う。留意していただきたいのは、
+ `wipesync' はデフォルトの方法だが、すべてのファイル名のすべての
+ 文字ごとに sync を行うことになるので、負荷が重くなるかもしれない
+ ということである。ファイル数が多い場合には、無視できない負荷に
+ なるかもしれない。また、使用しているシステムがメタデータの
+ 同期アップデートを提供している場合には、やらないでもよいこと
+ かもしれない。(`--remove' に対する HOW パラメータの指定は、
+ coreutils-8.22 の新機能)
`-v'
`--verbose'
`--zero'
通常、`shred' は、最後の 1 回でもランダムデータを書き込む。
そんなファイルがハードディスクにあると、(たとえば、暗号化された
- ã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\81«è¦\8bã\81\88ã\81¦) ç\9b®ç«\8bã\81¤ã\81®ã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\84ã\81\8bã\81¨æ\80\9dã\81\86ã\81®ã\81ªã\82\89ã\80\81ã\81\82ã\82\8bã\81\84ã\81¯ã\80\81å\8d\98ã\81«
- そっちの方がもっとすっきりしていると思うのなら、`--zero' オプション
- ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81¦ã\80\81ã\82\82ã\81\86ä¸\80å\9b\9eã\80\81 ã\81\99ã\81¹ã\81¦ 0 ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81§ä¸\8aæ\9b¸ã\81\8dã\81\95ã\81\9bã\82\8cã\81°ã\82\88ã\81\84ã\80\82
- ã\81\93ã\82\8cã\81¯ã\80\81`--iterations' ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81§æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81\9fä¸\8aæ\9b¸ã\81\8då\9b\9eæ\95°ã\81®ã\81»ã\81\8bã\81«ã\80\81
- もう一回ということである。
+ ã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\81«è¦\8bã\81\88ã\81¦) ç\9b®ç«\8bã\81£ã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\86ã\81®ã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\84ã\81\8bã\81¨æ\80\9dã\81\86ã\81®ã\81ªã\82\89ã\80\81ã\81\82ã\82\8bã\81\84ã\81¯ã\80\81
+ 単にそっちの方がもっとすっきりしていると思うのなら、`--zero'
+ ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81¦ã\80\81ã\82\82ã\81\86ä¸\80å\9b\9eã\80\81 ã\81\99ã\81¹ã\81¦ 0 ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81§ä¸\8aæ\9b¸ã\81\8dã\81\95ã\81\9bã\82\8cã\81°
+ ã\82\88ã\81\84ã\80\82ã\81\93ã\82\8cã\81¯ã\80\81`--iterations' ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81§æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81\9fä¸\8aæ\9b¸ã\81\8då\9b\9eæ\95°ã\81®
+ ã\81»ã\81\8bã\81«ã\80\81ã\82\82ã\81\86ä¸\80å\9b\9eã\81¨ã\81\84ã\81\86ã\81\93ã\81¨ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82
第 1 ドライブのフロッピーディスクに作成したファイルシステムを跡形
ワークでつながったファイルシステムにあるような場合には)、リンクが
指しているファイルは、必ずしも同じではないかもしれない。相対パスの
シンボリックリンクの方は、それが存在しているディレクトリからの相対パス
-ã\81§å\8f\82ç\85§å\85\88ã\81\8c決ã\81¾ã\82\8bã\80\82ã\81\9dã\81\93ã\81§ã\80\81ã\83\8dã\83\83ã\83\88ã\83¯ã\83¼ã\82¯ã\81§ã\81¤ã\81ªã\81\8cã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\83\9eã\82·ã\83³ã\81\8bã\82\89
-ã\83ªã\83³ã\82¯ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\82¢ã\82¯ã\82»ã\82¹ã\81\95ã\82\8cã\82\8bå ´å\90\88ã\81«ã\80\81ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81¨å\90\8cã\81\98ã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ä¸\8aã\81«å\98å\9c¨ã\81\99ã\82\8b
-ファイルを、そのデバイスのマウントポイントが何という名前かを気にせずに
-æ\8c\87ã\81\99ことができて、便利であることが多い。
+ã\81§å\8f\82ç\85§å\85\88ã\81\8c決ã\81¾ã\82\8bã\80\82ã\81\9dã\81\93ã\81§ã\80\81ã\83ªã\83³ã\82¯ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\83\8dã\83\83ã\83\88ã\83¯ã\83¼ã\82¯ã\81§ã\81¤ã\81ªã\81\8cã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8b
+ã\83\9eã\82·ã\83³ã\81\8bã\82\89ã\82¢ã\82¯ã\82»ã\82¹ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81\82ã\82\8bå ´å\90\88ã\81«ã\80\81ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81¨å\90\8cã\81\98ã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ä¸\8aã\81«
+存在するファイルを、そのデバイスのマウントポイントが何という名前かを
+æ°\97ã\81«ã\81\9bã\81\9aã\81«æ\8c\87示ã\81\99ã\82\8bことができて、便利であることが多い。
相対パスのシムリンクをカレントディレクトリ以外の場所に作成すると、
そのシムリンクが実際に指しているファイルは、同じ文字列がカレント
`--mode=MODE'
作成するディレクトリの許可属性ビットを MODE に設定する。MODE には
`chmod' と同じ書式を使用し、`a=rwx' (すべてのユーザに、読み、書き、
- 実効を許可する) を基点とする。*Note File permissions::.
+ 実行を許可する) を基点とする。*Note File permissions::.
通常、ディレクトリには、作成された時点で、要求したとおりのファイル
モードビットが付く。GNU の拡張として、MODE で特殊モードビットも指定
`-p'
`--parents'
各引数について、存在していない親ディレクトリがあれば、それを作成し、
- その許可属性ビットを、`u+wx' になるように調整した umask を基にして
- è¨å®\9aã\81\99ã\82\8bã\80\82親ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\81\8cã\81\99ã\81§ã\81«å\98å\9c¨ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\81¯ã\80\81ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³
- ã\81¯ä½\95ã\82\82ã\81\9bã\81\9aã\80\81ã\81\9dã\81®è¨±å\8f¯å±\9eæ\80§ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\82\92å¤\89æ\9b´ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\82\82ã\81ªã\81\84ã\80\82
+ その許可属性ビットを umask を基にして `u+wx' になるように設定する。
+ 親ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\81\8cã\81\99ã\81§ã\81«å\98å\9c¨ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\81¯ã\80\81ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¯ä½\95ã\82\82ã\81\9bã\81\9aã\80\81
+ その許可属性ビットを変更することもない。
新たに作成するいかなる親ディレクトリの許可属性ビットも、`u+wx'
を含むある一定の値に設定するには、`mkdir' を実行する前に、umask
`-n'
`--no-newline'
- FILE ã\81\8c 1 å\80\8bã\81 ã\81\91æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81¯ã\80\81ã\83\87ã\83ªã\83\9fã\82¿ã\82\92å\87ºå\8a\9bã\81\97ã\81ªã\81\84ã\80\82è¤\87æ\95°ã\81®
- FILE とともに、このオプションが指定されたときは、 警告メッセージ
- を出す。
+ FILE ã\81\8c 1 å\80\8bã\81\97ã\81\8bæ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81¯ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8då\90\8c士ã\82\92å\8cºå\88\87ã\82\8b
+ デリミタを出力しない。複数の FILE とともに、このオプションが
+ 指定されたときは、 警告メッセージを出す。
`-s'
`-q'
`-f'
`--silent'
`--quiet'
- 所有者を変更できないファイルがあっても、エラーメッセージを表示
- しない。
+ 所有者を変更できないファイルがあっても、エラーメッセージを出さない。
`--from=OLD-OWNER'
FILE が OLD-OWNER で指定された属性を現在持っているときにのみ、
`--silent'
`--quiet'
グループを変更できないファイルがあっても、エラーメッセージを
- 表示しない。
+ 出さない。
`--dereference'
シンボリックリンクそのものを動作の対象とせず、リンクが指している
`chmod' の実行に成功したとき、通常ファイルの set-group-ID ビットが
消えることがあるが、それは、ファイルのグループ ID が、`chmod' を実行
したユーザの実効グループ ID や、補助グループ ID の一つに一致しなかった
-場合である。もっとも、そのユーザがしかるべき特権を持っている場合は、
+å ´å\90\88ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82ã\82\82ã\81£ã\81¨ã\82\82ã\80\81ã\81\9dã\81®ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\81\8cã\81\97ã\81\8bã\82\8bã\81¹ã\81\8dç\89¹æ¨©ã\82\92æ\8c\81ã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\81«ã\81¯ã\80\81
set-group-ID ビットが消えることはない。また、制限事項が他にも存在して、
指定した MODE 中や REF_FILE の、set-user-ID ビットや set-group-ID
ビットが無視されることもある。そうした動作は、裏で動いている `chmod'
`--silent'
`--quiet'
アクセス権が変更できないファイルがあっても、エラーメッセージを
- 表示しない。
+ 出さない。
`--preserve-root'
ルートディレクトリ (`/') を再帰的に変更しようとすると、
\1f
File: coreutils-ja.info, Node: df invocation, Next: du invocation, Up: Disk usage
-14.1 `df': ファイルシステムのディスク使用状量を報告する
+14.1 `df': ファイルシステムのディスク使用状態を報告する
=============================================================================
`df' は、ファイルシステムごとに、使用されているディスク容量と利用可能な
df [OPTION]... [FILE]...
引数を指定しないと、`df' は、現在マウントされているすべてのファイル
-ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 (ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®ã\82¿ã\82¤ã\83\97ã\81¯問わない) について、使用されている
+ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 (ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®ã\82¿ã\82¤ã\83\97ã\82\92問わない) について、使用されている
ディスク容量と、利用可能なディスク容量を報告する。引数が指定されている
場合は、引数として指定された各 FILE が存在するファイルシステムについて
報告する。
FIELD_LIST は、`df' の出力に含まれることになる、コンマで区切った
列のリストであり、このリストによって出力する列の順序を制御する
- ことが可能である。従って、各フィールドは任意の場所に置くことが
- できるが、一度しか使うことができない。
+ ことができる。従って、各フィールドは任意の場所に置くことができるが、
+ 一度しか使うことができない。
FIELD_LIST で使える有効なフィールドの名前は、次のものである。
`source'
コマンドを実行して、終了ステータスを検査すればよい。
ファイルシステムのタイプを判断するには、ファイルシステムのリスト
-(MTAB) ã\81\8cå¿\85è¦\81ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82å¾\93ã\81£ã\81¦ã\80\81å®\9fè¡\8cã\81®å¤±æ\95\97ã\81«ã\81¯ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®ã\83ªã\82¹ã\83\88ã\82\92
-読み込むことができないときに、ファイル名引数とともに `-a', `-l', `-t',
-`-x' といったオプションが一つ以上使われた場合が含まれる。
+(MTAB) ã\81\8cå¿\85è¦\81ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82å¾\93ã\81£ã\81¦ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®ã\83ªã\82¹ã\83\88ã\82\92èªã\81¿è¾¼ã\82\80
+ことができないときに、ファイル名引数とともに `-a', `-l', `-t', `-x'
+といったオプションが一つ以上使われた場合、`df' は実行に失敗する。
\1f
File: coreutils-ja.info, Node: du invocation, Next: stat invocation, Prev: df invocation, Up: Disk usage
FILE のサイズを 調節することができる。
`+' => SIZE だけ増やす
`-' => SIZE だけ減らす
- `<' => SIZE 以下
- `>' => SIZE 以上
+ `<' => SIZE 以下に
+ `>' => SIZE 以上に
`/' => SIZE の倍数に切り下げる
`%' => SIZE の倍数に切り上げる
`printf' は、文字列 FORMAT を表示する。その際、C の `printf' 関数と
ほとんど同じやり方で、`%' 書式指定子と `\' エスケープシーケンスを解釈
-して、数値や文字列の引数を整形する。詳細については、次の項目を参照する
-こと。 *Note `printf' format directives: (libc)Output Conversion Syntax.
-C の関数との相違点については、以下の箇条書きのとおりである。
+して、数値や文字列の引数 (上記書式の ARGUMENT) を整形する。詳細に
+ついては、次の項目を参照すること。 *Note `printf' format directives:
+(libc)Output Conversion Syntax. C の関数との相違点については、
+以下の箇条書きのとおりである。
シェルの組み込み機能の `printf' やエイリアスのために、`printf' に何の
修飾も付けずに対話的に使ったり、スクリプトの中で使ったりすると、動作が
* 数値が期待される引数の先頭文字が `"' や `'' である場合、その引数の
値は、引用符の直後に来る文字の数値である (訳注: すなわち、一般に
は、その文字の ASCII コードの 10 進数表記が出力される)。その後に
- さらに文字が続く場合は、`POSIXLY_CORRECT' が設定されていれば、ただ
- 単に無視され、設定されていなければ、警告が出される。一例を挙げて
- おくと、`printf "%d" "'a"' は、ASCII 文字セットを使用しているホスト
- ã\81§ã\81¯ã\80\81`97' ã\82\92å\87ºå\8a\9bã\81\99ã\82\8bã\80\82ASCII ã\81«ã\81\8aã\81\91ã\82\8b `a' ã\81®æ\95°å\80¤ã\81¯ã\80\8110 é\80²æ\95°è¡¨è¨\98ã\81§
- 97 だからだ。
+ さらに文字が続く場合は、環境変数 `POSIXLY_CORRECT' が設定されて
+ いれば、ただ単に無視され、設定されていなければ、警告が出される。
+ 一例を挙げておくと、`printf "%d" "'a"' は、ASCII 文字セットを使用
+ ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\83\9bã\82¹ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81`97' ã\82\92å\87ºå\8a\9bã\81\99ã\82\8bã\80\82ASCII ã\81«ã\81\8aã\81\91ã\82\8b `a' ã\81®æ\95°å\80¤ã\81¯ã\80\81
+ 10 進数表記で 97 だからだ。
引数が浮動小数点数の場合は、小数部の前にはピリオドを置かなければ
`printf %g 3,14' というコマンドはエラーになる。 *Note Floating point::.
`printf' は、FORMAT 中の `\OOO' を (OOO が 1 から 3 桁の 8 進数なら
-ば)、表示する 1 バイトを指定している 8 進数と見なす。また、`\xHH' を
-(HH が 1 から 2 桁の 16 進数ならば)、表示する文字を指定している 16
+ば) 表示すべき 1 バイトを指定している 8 進数と見なす。また、`\xHH' を
+(HH が 1 から 2 桁の 16 進数ならば) 表示すべき 1 文字を指定している 16
進数だと解釈する。ただし、注意していただきたいが、`\OOO' が 255 より
大きな 10 進数に相当するときは、`printf' は 9 ビット目を無視する。
-従って、たとえば、`printf '\400'' は、`printf '\0'' と同じである。
+従って、たとえば、`printf '\400'' は `printf '\0'' と同じである。
`printf' は、ISO C 99 で導入された 2 種類のキャラクタ・シンタクス
(訳注: 要するに、コードによる文字の指定法) を解釈することができる。
* File characteristic tests:: ファイル特性のテスト (-e -s -nt -ot -ef)。
* String tests:: 文字列のテスト (-z -n = == !=)。
* Numeric tests:: 数値のテスト (-eq -ne -lt -le -gt -ge)。
-* Connectives for test:: `test' の論理演算子 (! -a -o)。
+* Connectives for test:: `test' の論理結合演算子 (! -a -o)。
\1f
File: coreutils-ja.info, Node: File type tests, Next: Access permission tests, Up: test invocation
-16.3.1 ファイルタイプのテスト
-----------------------------------------
+16.3.1 File type tests
+----------------------
以下のオプションは、ある特定のファイルタイプか否かの検査を行う。(Unix
では、あらゆるものがファイルだ。だが、ファイルならみんな同じだという
16.3.4 文字列のテスト
----------------------------
-以下のオプションは、文字列の特性を検査する。シェルに対して STRING を
+以下のオプションは、文字列の特性を検査する。シェルに対して引数 STRING を
引用符で保護する必要があるかもしれない。たとえば、こんなふうにだ。
test -n "$V"
\1f
File: coreutils-ja.info, Node: Connectives for test, Prev: Numeric tests, Up: test invocation
-16.3.6 `test' の論理演算子
---------------------------------
+16.3.6 `test' の論理結合演算子
+--------------------------------------
-おなじみの論理演算子である。
+おなじみの論理結合演算子である。
`! EXPR'
EXPR が偽ならば、真。
場合は、エラーになる。
`* / %'
- ä¹\97ç®\97ã\80\81é\99¤ç®\97ã\80\81å\89°ä½\99æ¼\94ç®\97ã\80\81左右の項は両方とも整数に変換される。整数に
+ ä¹\97ç®\97ã\80\81é\99¤ç®\97ã\80\81å\89°ä½\99æ¼\94ç®\97ã\80\82左右の項は両方とも整数に変換される。整数に
変換できない場合は、エラーになる。
このテクニックは、パイプから入ってくるデータの圧縮したコピーを作り
たいときにも、役に立つ。`du -ak' の出力するディスク使用量のデータを
-è¦\81ç´\84ã\81\97ã\81¦ã\80\81ã\82°ã\83©ã\83\95ã\82£ã\82«ã\83«ã\81«è¡¨ç¤ºã\81\97ã\81¦ã\81\8fã\82\8cるツールを考えていただきたい。
+è¦\81ç´\84ã\81\97ã\81¦ã\80\81ã\82°ã\83©ã\83\95ã\82£ã\82«ã\83«ã\81«è¡¨ç¤ºã\81\99るツールを考えていただきたい。
ディレクトリ階層が膨大だと、`du -ak' は実行に長い時間がかかるだろう
し、いともたやすくテラバイトのデータを作成してくれるだろう。そこで、
`du' コマンドをむやみに再実行することはやりたくない。また、圧縮される
されている。
3. ファイル名の長さや、その構成要素の一つの長さが、POSIX の規格で
- 可搬性のために最小限必要とされている長さを越えている。
+ 可搬性のために最小限サポートすべしとされている長さを越えている。
`-P'
ファイル名が空だったり、`-' で始まる構成要素を含んでいたりすると、
従って、ログイン後にグループ・データベースを変更しても、現在のログイン
セッションが続いている間は、`id' コマンドはその変更を反映しない。
しかし、引数にユーザの名前を指定して `id' を実行した場合は、ユーザ・
-データベースやグループ・データベースの参照が、改めて行われるので、
+データベースやグループ・データベースの参照が改めて行われるので、
変更した結果が表示されることになる。
終了ステータス 0 は成功を示し、0 以外の値は失敗を示す。
従って、ログイン後にグループ・データベースを変更しても、現在のログイン
セッションが続いている間は、`groups' コマンドはその変更を反映しない。
しかし、ユーザのリストを指定して `groups' を実行した場合は、ユーザ・
-データベースやグループ・データベースの参照が、改めて行われるので、
+データベースやグループ・データベースの参照が改めて行われるので、
変更した結果が表示されることになる。
終了ステータス 0 は成功を示し、0 以外の値は失敗を示す。
誰がログインしたかを調べるのはよくあることである。
オプション以外の引数を二つ指定すると、`who' は、自分を実行している
-ユーザのエントリのみを (自分が接続している標準入力からユーザの見当を
-付けて)、ホスト名を前に付けて表示する。渡される二つの引数は、全体
-として `who am i' になるように、`am i' とするのが慣例である。
+ユーザの情報のみを (自分が接続している標準入力からユーザの見当を
+付けて)、ホスト名を前に付けて表示する。渡される二つの引数は、
+全体として `who am i' になるように、`am i' とするのが慣例である。
タイムスタンプは、タイムゾーンのルールに従って表示されるが、その
ルールを指定しているのは、環境変数 `TZ' である。`TZ' が設定されて
`-l'
`--login'
- システムがユーザのログインを待ち受ける窓口になっているプロセスに
- 関する情報のみを表示する。ユーザ名は常に `LOGIN' である。
+ 現在システムがログインの窓口としてユーザを待ち受けているプロセス
+ に関する情報のみを表示する。ユーザ名は常に `LOGIN' である。
`--lookup'
- utmp で見つかったホスト名について DNS を検索して正式名を取得しよう
- ã\81¨ã\81\99ã\82\8bã\80\82ã\81\93ã\82\8cã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81«ã\81ªã\81£ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\81®ã\81¯ã\80\81ã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\83\8dã\83\83ã\83\88ã\81«è\87ªå\8b\95
+ utmp で見つかったホスト名について DNS を検索して正規名を得ようと
+ する。これがデフォルトになっていないのは、インターネットに自動
ダイアルアップで接続しているシステムでは、深刻な遅滞を招きかねない
からである。
システムクロックを最後に変更した日時を表示する。
`-u'
- ログイン日時の後ろに、ユーザが何時間何分アイドル状態でいるかを
- 表示する。`.' は、ユーザがここ 1 分間アクティブだったことを意味
- する。`old' は、ユーザが 24 時間以上アイドル状態だいうことである。
+ ログイン日時の後ろに、ユーザが何時間何分端末を使用していないかを
+ (idle 状態かを) 表示する。`.' は、ユーザがここ 1 分以内に端末操作
+ をしたことを意味する。`old' は、ユーザが 24 時間以上端末を使用
+ していないいうことである。
`-w'
`-T'
その場合は、日付を表す文字列で `UTC' を省略することができる。
とは言え、`--utc' を使う方法は、`%s' を始め、多くの書式文字列では、
日付文字列で `UTC' を使うのと同じ結果をもたらすものの、協定世界時
- からの時差が 0 ではないタイムゾーンで `%z' など、タイムゾーンに
- ã\82\88ã\81£ã\81¦å\80¤ã\81\8cå¤\89ã\82\8fã\81£ã\81¦ã\81\8fã\82\8bæ\9b¸å¼\8fæ\96\87å\97å\88\97ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81\9få ´å\90\88ã\81«ã\81¯ã\80\81ç\95°ã\81ªã\82\8bçµ\90æ\9e\9cã\82\92
- 出力することになるだろう。
+ からの時差が 0 ではないタイムゾーンでは、`%z' など、タイムゾーン
+ ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å\80¤ã\81\8cå¤\89ã\82\8fã\81£ã\81¦ã\81\8fã\82\8bæ\9b¸å¼\8fæ\96\87å\97å\88\97ã\81«å¯¾ã\81\97ã\81¦ã\81¯ã\80\81ç\95°ã\81ªã\82\8bçµ\90æ\9e\9cã\82\92ã\82\82ã\81\9fã\82\89ã\81\99
+ ことになるだろう。
date -u --date=2000-01-01 +%s
946684800
************************************
この章で説明するコマンドは、他のコマンドを現在の条件とは違った条件で
-実行する。たとえば、環境を変更して実行する、別のユーザとして実行する
-といったことである。
+実行するものである。たとえば、環境を変更して実行する、別のユーザとして
+実行するといったコマンドだ。
+
+ (訳注: 「別のユーザとして実行する」というのは、`chroot' の
+`--userspec' オプションを指していると考えられなくもないが、元々は `su'
+コマンドのことを言っていたのだと思う。`su' も以前はこの章で説明されて
+いたが、現在では coreutils に収録されていない。)
* Menu:
options::. オプションはオペランドの前に置かなければならない。
`--userspec=USER[:GROUP]'
- デフォルトでは、COMMAND は、呼び出し側のプロセスと同じ資格情報を
- 使って、実行される。このオプションを使えば、COMMAND を別の USER
+ デフォルトでは、COMMAND は呼び出し側のプロセスと同じ資格情報を
+ 使って実行されるが、このオプションを使えば、COMMAND を別の USER
として実行することができる。別の基本 GROUP を指定することも可能だ。
+ (訳注: coreutils-8.22 では、場合によっては USER や GROUP を名前
+ ではなく、ID 番号で指定しなければならないことがある。)
`--groups=GROUPS'
このオプションを使えば、新しいプロセスが使用する補助 GROUPS を指定
することができる。グループのリスト (名前でも ID 番号でもよい) は、
- コンマで区切られていなければならない。
+ コンマで区切られていなければならない。(訳注: coreutils-8.22 では、
+ このオプションが使用できない場合もある。)
chroot を使う上でよくある問題を避けることができるように、ちょっと
"`nice' はプロセスの "niceness" を表示したり、niceness を変更して
コマンドを実行したりする。"niceness" は、プロセスがシステム中でどの程度
優先的にスケジュールされるかに影響を与える。(訳注: niceness を「スケ
-ã\82¸ã\83¥ã\83¼ã\83«優先度」と訳さない理由については、三つほど下のパラグラフを
+ã\82¸ã\83¥ã\83¼ã\83ªã\83³ã\82°優先度」と訳さない理由については、三つほど下のパラグラフを
御覧いただきたい。)
書式:
\1f
File: coreutils-ja.info, Node: stdbuf invocation, Next: timeout invocation, Prev: nohup invocation, Up: Modified command invocation
-23.5 `stdbuf': I/O ストリームのバッファリングを変更して、コマンドを実行する
-=======================================================================================================
+23.5 `stdbuf': 入出力ストリームのバッファリングを変更して、コマンドを実行する
+============================================================================================================
-`stdbuf' を使用すると、プログラムと結びついている 3 種類の標準 I/O
+`stdbuf' を使用すると、プログラムと結びついている 3 種類の標準入出力
ストリームに対して、そのバッファリング動作を変更することができる。
書式:
options::. オプションはオペランドの前に置かなければならない。
`--preserve-status'
- ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¢ã\82¦ã\83\88ã\81\97ã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81«ã\80\81ã\81\84ã\81\8bã\81ªã\82\8bã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¢ã\82¦ã\83\88ã\81\8bを示す `timeout'
+ ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¢ã\82¦ã\83\88ã\81\97ã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81«ã\80\81ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¢ã\82¦ã\83\88ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\81\93ã\81¨を示す `timeout'
コマンドの終了ステータスではなく、`timeout' が管理している COMMAND
の終了ステータスを返す。このオプションが役に立つのは、 管理される
COMMAND が無期限の続行時間をサポートしている場合である。
`kill' コマンドの二番目の書式では、シグナルに関する情報が表示される。
`-l' または `--list'、あるいは、`-t' または `--table' オプションの
-指定は必須である。引数 SIGNAL を付けないと、サポートされているすべての
-シグナルがリストされる。`-l' や `--list' の出力は、シグナル名のリスト
-であり、1 行に一つづつ表示される。なお、引数 SIGNAL がすでにシグナル名
-である場合は、名前ではなく、シグナル番号が表示される。`-t' や `--table'
-の出力は、シグナル番号、シグナル名、その説明からなる表である。この書式の
-`kill' コマンドは、すべての SIGNAL 引数が有効なものであり、出力エラーが
-なかったとき、成功のステータスで終了する。
+指定は必須である。引数 SIGNAL を一つも指定しないと、サポートされている
+すべてのシグナルがリストされる。`-l' や `--list' の出力は、シグナル名の
+リストであり、1 行に一つづつ表示される。ただし、引数 SIGNAL がすでに
+シグナル名である場合に表示されるのは、名前ではなく、シグナル番号だ。
+`-t' や `--table' の出力は、シグナル番号、シグナル名、その説明からなる
+表である。この書式の `kill' コマンドは、引数として指定されたすべての
+SIGNAL が有効なものであり、出力エラーがなかったとき、成功のステータスで
+終了する。
`kill' コマンドでは、`--help' や `--version' オプションも使用できる。
*Note Common options::.
factor [NUMBER]...
factor OPTION
- NUMBER がコマンドラインで指定されていない場合、`factor' は、標準入力
+ NUMBER がコマンドラインで指定されていない場合、`factor' は標準入力
から数値を読み込む。このとき、改行、タブ、空白で区切って複数の数値を
-入力できる。
+å\85¥å\8a\9bã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81§ã\81\8dã\82\8bã\80\82
`factor' コマンドで使えるオプションは、いくつもない。
している Pollard Rho アルゴリズムは、比較的小さな因数を持つ数値に
対してとりわけ効率がよい。もし、小さな因数を持たない大きな数値 (たと
えば、二つの大きな素数の積からなる数値) の素因数分解をなさりたいのなら、
-ä»\96ã\81®æ\89\8bæ³\95ã\81®æ\96¹ã\81\8cã\81\9aã\81£ã\81¨é\81©ã\81\97ている。
+ä»\96ã\81®æ\96¹æ³\95ã\81®æ\96¹ã\81\8cã\81\9aã\81£ã\81¨ã\81\99ã\81\90ã\82\8cている。
`factor' が GNU MP を使用せずにビルドされている場合は、単精度の
算術しか利用できない。従って、大きな数値 (一般には 2^64 以上)
2. ファイルの実行時に、そのプロセスの実効グループ ID をファイルの
グループのものにする ("set-group-ID bit" とか "setgid bit" と
呼ばれる)。ほとんどのシステムでは、ディレクトリに set-group-ID
- ã\82\92ä»\98ã\81\91ã\82\8bã\81¨ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®ä½\9cæ\88\90è\80\85ã\81\8cã\81©ã\82\93ã\81ªã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81«å±\9eã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\82\82ã\80\81
- ã\81\9dã\81®ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªä¸ã\81§ä½\9cæ\88\90ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81\8cã\80\81ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ª
- ã\81®ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81¨å\90\8cã\81\98ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\81¾ã\81\9fã\80\81æ\96°ã\81\97ã\81\8fä½\9cæ\88\90ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\82µã\83\96ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\81«
- set-group-ID ビットが付く。
+ ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\82\92ä»\98ã\81\91ã\82\8bã\81¨ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®ä½\9cæ\88\90è\80\85ã\81\8cã\81©ã\82\93ã\81ªã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81«å±\9eã\81\97ã\81¦
+ ã\81\84ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\82\82ã\80\81ã\81\9dã\81®ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªä¸ã\81§ä½\9cæ\88\90ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81\8cã\80\81
+ ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\81®ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81¨å\90\8cã\81\98ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\81¾ã\81\9fã\80\81æ\96°ã\81\97ã\81\8fä½\9cæ\88\90ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\82µã\83\96
+ ディレクトリに set-group-ID ビットが付く。
3. 特権を持たないユーザ (訳注: 要するに、root 以外の一般ユーザ) に
対して、自分が所有するファイルやディレクトリを除き、ディレクトリ
いる。(ファイルのグループに属さないユーザには、ファイルに対する許可を
一切与えていない。)
- 二つのモードを組み合わせて使うこともできる。
+ 複数の変更を行う二つの方法を組み合わせて使うこともできる。
a+r,g+x-w
できないのだ。ディレクトリの set-user-ID ビットと set-group-ID ビット
は、この一般的な制限の対象外である。 *Note Directory Setuid and
Setgid::. なお、演算子付き数値モードを使えば、ファイルの変更前のモード
-ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\82\92è¸\8fã\81¾ã\81\88ã\81\9fæ\8c\87å®\9aã\81\8cå\8f¯è\83½ã\81§ã\81\82る。 *Note Operator Numeric Modes::.
+ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\82\92è¸\8fã\81¾ã\81\88ã\81\9fæ\8c\87å®\9aã\81\8cå\8f¯è\83½ã\81«ã\81ªる。 *Note Operator Numeric Modes::.
ファイルの所有者、ファイルのグループに所属する他のユーザ、それ以外の
一般ユーザ、この 3 種のユーザに与える許可属性には、それぞれ 3 ビットを
`date' コマンドの出力だからと言って、必ずしも日付文字列として
プログラムに渡せるとはかぎらない。言語の問題のせいばかりではない。
`IST' のようなタイムゾーン項目には、標準的な意味が存在しないからでも
-ある。`date' を使用して日付文字列を生成し、それに対して後で構文解析
-を行うつもりなら、日付の書式には、言語が何であるかに依存せず、`UTC' と
-`Z' 以外のタイムゾーン項目を使用しないものを指定するべきだ。それを行う
-方法をいくつか挙げておく。
+ある。後でプログラムに構文解析をさせる予定の日付文字列を、`date'
+を使用して生成するのなら、日付の書式には、言語が何であるかに依存せず、
+`UTC' と `Z' 以外のタイムゾーン項目を使用しないものを指定するべきだ。
+それを行う方法をいくつか挙げておく。
$ LC_ALL=C TZ=UTC0 date
Mon Mar 1 00:21:42 UTC 2004
行末に余計な文字が入ることがある。そうしたときは、`C-l' を押して
(Ctrl と l (エル) キーを同時に押す)、画面の再描画を行っていただき
たい。表示が正常になるはずである。Emacs の info リーダーでは、この
- å\95\8fé¡\8cã\81¯ã\81\9fã\81¶ã\82\93起きない。
+ å\95\8fé¡\8cã\81¯ã\82\81ã\81£ã\81\9fã\81«起きない。
2. 現在のところ、`info' コマンドでは、`s' や `/' で日本語の単語を検索
できないようだ。`C-s' による日本語の検索は、単語によっては成功する
coreutils-8.22 を元に増補・改訂 by 長南洋一
numfmt, ptx, tsort, chcon, runcon を翻訳
- * 2015-08-25
- numfmt の章の構成を修正。訳文の細かい変更 by 長南洋一
+ * 2015-10-09
+ numfmt の章の構成を修正。訳文の訂正と細かい変更 by 長南洋一
\1f
File: coreutils-ja.info, Node: GNU Free Documentation License, Next: Concept index, Prev: About the translation, Up: Top
(line 9)
* !=: String tests. (line 28)
* %: Numeric expressions. (line 15)
-* %b: printf invocation. (line 41)
+* %b: printf invocation. (line 42)
* &: Relations for expr. (line 17)
* *: Numeric expressions. (line 15)
* + <1>: Numeric expressions. (line 11)
* --backup <3>: install invocation. (line 46)
* --backup <4>: cp invocation. (line 96)
* --backup: Backup options. (line 14)
-* --batch-size: sort invocation. (line 292)
+* --batch-size: sort invocation. (line 291)
* --before: tac invocation. (line 23)
* --binary: md5sum invocation. (line 43)
* --block-size <1>: du invocation. (line 55)
* --boot: who invocation. (line 41)
* --bourne-shell: dircolors invocation.
(line 36)
-* --buffer-size: sort invocation. (line 354)
+* --buffer-size: sort invocation. (line 353)
* --bytes <1>: du invocation. (line 61)
* --bytes <2>: cut invocation. (line 31)
* --bytes <3>: wc invocation. (line 47)
* --bytes <4>: split invocation. (line 47)
* --bytes <5>: tail invocation. (line 34)
* --bytes <6>: head invocation. (line 26)
-* --bytes: fold invocation. (line 26)
+* --bytes: fold invocation. (line 27)
* --c-shell: dircolors invocation.
(line 43)
* --canonicalize: readlink invocation. (line 28)
* --dereference <2>: stat invocation. (line 26)
* --dereference <3>: du invocation. (line 129)
* --dereference <4>: chgrp invocation. (line 33)
-* --dereference <5>: chown invocation. (line 110)
+* --dereference <5>: chown invocation. (line 109)
* --dereference <6>: cp invocation. (line 175)
* --dereference: Which files are listed.
(line 90)
* --error: stdbuf invocation. (line 36)
* --escape: Formatting the file names.
(line 11)
-* --exact: shred invocation. (line 163)
+* --exact: shred invocation. (line 164)
* --exclude-from=FILE: du invocation. (line 284)
* --exclude-type: df invocation. (line 257)
* --exclude=PATTERN: du invocation. (line 289)
* --expand-tabs: pr invocation. (line 108)
* --field: General options in numfmt.
(line 20)
-* --field-separator: sort invocation. (line 371)
+* --field-separator: sort invocation. (line 370)
* --fields: cut invocation. (line 48)
* --file <1>: Options for date. (line 26)
* --file: stty invocation. (line 34)
* --file-type: General output formatting.
(line 67)
* --files0-from=FILE <1>: du invocation. (line 86)
-* --files0-from=FILE <2>: sort invocation. (line 248)
+* --files0-from=FILE <2>: sort invocation. (line 247)
* --files0-from=FILE: wc invocation. (line 66)
* --filter: split invocation. (line 68)
* --first-line-number: pr invocation. (line 186)
* --format: od invocation. (line 94)
* --format=FORMAT <1>: seq invocation. (line 28)
* --format=FORMAT: stat invocation. (line 39)
-* --from <1>: chown invocation. (line 84)
+* --from <1>: chown invocation. (line 83)
* --from: General options in numfmt.
(line 33)
* --from-unit: General options in numfmt.
(line 53)
* --grouping: General options in numfmt.
(line 49)
-* --groups <1>: chroot invocation. (line 34)
+* --groups <1>: chroot invocation. (line 36)
* --groups: id invocation. (line 34)
* --hardware-platform: uname invocation. (line 43)
* --head-count: shuf invocation. (line 34)
* --kernel-name: uname invocation. (line 74)
* --kernel-release: uname invocation. (line 70)
* --kernel-version: uname invocation. (line 85)
-* --key: sort invocation. (line 265)
+* --key: sort invocation. (line 264)
* --kibibytes: General output formatting.
(line 93)
* --kill-after: timeout invocation. (line 43)
* --max-unchanged-stats: tail invocation. (line 170)
* --merge <1>: sort invocation. (line 39)
* --merge: pr invocation. (line 151)
-* --mesg: who invocation. (line 97)
-* --message: who invocation. (line 97)
+* --mesg: who invocation. (line 98)
+* --message: who invocation. (line 98)
* --mode <1>: mknod invocation. (line 56)
* --mode <2>: mkfifo invocation. (line 24)
* --mode <3>: mkdir invocation. (line 22)
* --no-dereference <2>: du invocation. (line 144)
* --no-dereference <3>: touch invocation. (line 111)
* --no-dereference <4>: chgrp invocation. (line 38)
-* --no-dereference <5>: chown invocation. (line 115)
+* --no-dereference <5>: chown invocation. (line 114)
* --no-dereference <6>: ln invocation. (line 125)
* --no-dereference: cp invocation. (line 189)
* --no-file-warnings: pr invocation. (line 198)
* --no-preserve-root <1>: chcon invocation. (line 45)
* --no-preserve-root <2>: chmod invocation. (line 60)
* --no-preserve-root <3>: chgrp invocation. (line 53)
-* --no-preserve-root <4>: chown invocation. (line 130)
+* --no-preserve-root <4>: chown invocation. (line 129)
* --no-preserve-root: rm invocation. (line 103)
* --no-renumber: nl invocation. (line 110)
* --no-symlinks: realpath invocation. (line 57)
* --numeric-suffixes: split invocation. (line 130)
* --numeric-uid-gid: What information is listed.
(line 246)
-* --omit-header: pr invocation. (line 225)
-* --omit-pagination: pr invocation. (line 237)
+* --omit-header: pr invocation. (line 226)
+* --omit-pagination: pr invocation. (line 238)
* --one-file-system <1>: du invocation. (line 295)
* --one-file-system <2>: rm invocation. (line 74)
* --one-file-system: cp invocation. (line 429)
* --output <1>: stdbuf invocation. (line 32)
* --output <2>: df invocation. (line 121)
* --output <3>: shuf invocation. (line 39)
-* --output: sort invocation. (line 319)
+* --output: sort invocation. (line 318)
* --output-delimiter: cut invocation. (line 82)
* --output-duplicates: od invocation. (line 165)
* --output-tabs: pr invocation. (line 128)
* --owner: install invocation. (line 103)
* --padding: General options in numfmt.
(line 67)
-* --page_width: pr invocation. (line 256)
+* --page_width: pr invocation. (line 257)
* --pages=PAGE_RANGE: pr invocation. (line 45)
-* --parallel: sort invocation. (line 400)
+* --parallel: sort invocation. (line 399)
* --parents <1>: rmdir invocation. (line 24)
* --parents <2>: mkdir invocation. (line 36)
* --parents: cp invocation. (line 284)
* --preserve-root <1>: chcon invocation. (line 40)
* --preserve-root <2>: chmod invocation. (line 55)
* --preserve-root <3>: chgrp invocation. (line 48)
-* --preserve-root <4>: chown invocation. (line 125)
+* --preserve-root <4>: chown invocation. (line 124)
* --preserve-root: rm invocation. (line 92)
* --preserve-status: timeout invocation. (line 20)
* --preserve-timestamps: install invocation. (line 116)
* --random-sort: sort invocation. (line 215)
* --random-source <1>: shred invocation. (line 125)
* --random-source <2>: shuf invocation. (line 45)
-* --random-source: sort invocation. (line 335)
+* --random-source: sort invocation. (line 334)
* --range <1>: runcon invocation. (line 47)
* --range: chcon invocation. (line 82)
* --read-bytes: od invocation. (line 80)
* --recursive <1>: chcon invocation. (line 37)
* --recursive <2>: chmod invocation. (line 76)
* --recursive <3>: chgrp invocation. (line 71)
-* --recursive <4>: chown invocation. (line 149)
+* --recursive <4>: chown invocation. (line 148)
* --recursive <5>: rm invocation. (line 110)
* --recursive <6>: cp invocation. (line 298)
* --recursive: Which files are listed.
* --reference <4>: touch invocation. (line 132)
* --reference <5>: chmod invocation. (line 69)
* --reference <6>: chgrp invocation. (line 57)
-* --reference: chown invocation. (line 134)
+* --reference: chown invocation. (line 133)
* --reflink[=WHEN]: cp invocation. (line 314)
* --regex: tac invocation. (line 28)
* --relative: ln invocation. (line 159)
* --runlevel: who invocation. (line 77)
* --save: stty invocation. (line 47)
* --section-delimiter: nl invocation. (line 71)
-* --sep-string: pr invocation. (line 213)
+* --sep-string: pr invocation. (line 214)
* --separate-dirs: du invocation. (line 149)
* --separator <1>: pr invocation. (line 203)
* --separator: tac invocation. (line 32)
(line 83)
* --show-control-chars: pr invocation. (line 78)
* --show-ends: cat invocation. (line 29)
-* --show-nonprinting <1>: pr invocation. (line 242)
+* --show-nonprinting <1>: pr invocation. (line 243)
* --show-nonprinting: cat invocation. (line 53)
* --show-tabs: cat invocation. (line 46)
* --si <1>: du invocation. (line 157)
* --sleep-interval: tail invocation. (line 135)
* --sort <1>: Sorting the output. (line 34)
* --sort: sort invocation. (line 123)
-* --spaces: fold invocation. (line 32)
+* --spaces: fold invocation. (line 33)
* --sparse=WHEN: cp invocation. (line 346)
* --split-only: fmt invocation. (line 52)
* --squeeze-blank: cat invocation. (line 38)
-* --stable: sort invocation. (line 341)
+* --stable: sort invocation. (line 340)
* --starting-line-number: nl invocation. (line 119)
* --status: md5sum invocation. (line 88)
-* --strict: md5sum invocation. (line 125)
+* --strict: md5sum invocation. (line 126)
* --strings: od invocation. (line 85)
* --strip <1>: realpath invocation. (line 57)
* --strip: install invocation. (line 126)
* --target-directory <3>: install invocation. (line 140)
* --target-directory <4>: cp invocation. (line 400)
* --target-directory: Target directory. (line 35)
-* --temporary-directory: sort invocation. (line 391)
+* --temporary-directory: sort invocation. (line 390)
* --terse: stat invocation. (line 60)
* --text: md5sum invocation. (line 110)
* --threshold: du invocation. (line 171)
* --type <1>: runcon invocation. (line 43)
* --type <2>: chcon invocation. (line 78)
* --type: df invocation. (line 223)
-* --unbuffered: split invocation. (line 152)
+* --unbuffered: split invocation. (line 153)
* --uniform-spacing: fmt invocation. (line 58)
* --unique <1>: uniq invocation. (line 138)
-* --unique: sort invocation. (line 408)
+* --unique: sort invocation. (line 407)
* --universal: Options for date. (line 111)
* --unset: env invocation. (line 96)
* --update <1>: mv invocation. (line 92)
* --verbose <1>: chcon invocation. (line 66)
* --verbose <2>: chmod invocation. (line 65)
* --verbose <3>: chgrp invocation. (line 63)
-* --verbose <4>: chown invocation. (line 141)
+* --verbose <4>: chown invocation. (line 140)
* --verbose <5>: rmdir invocation. (line 33)
* --verbose <6>: readlink invocation. (line 60)
* --verbose <7>: mkdir invocation. (line 53)
* --verbose <8>: ln invocation. (line 208)
-* --verbose <9>: shred invocation. (line 158)
+* --verbose <9>: shred invocation. (line 159)
* --verbose <10>: rm invocation. (line 114)
* --verbose <11>: mv invocation. (line 103)
* --verbose <12>: install invocation. (line 150)
* --verbose <13>: cp invocation. (line 425)
-* --verbose <14>: split invocation. (line 156)
+* --verbose <14>: split invocation. (line 157)
* --verbose <15>: tail invocation. (line 193)
* --verbose: head invocation. (line 54)
* --version: Common options. (line 43)
* --warn: md5sum invocation. (line 120)
* --width <1>: General output formatting.
(line 133)
-* --width <2>: fold invocation. (line 38)
-* --width <3>: pr invocation. (line 246)
+* --width <2>: fold invocation. (line 39)
+* --width <3>: pr invocation. (line 247)
* --width <4>: fmt invocation. (line 64)
* --width: od invocation. (line 172)
* --words: wc invocation. (line 55)
* --wrap: base64 invocation. (line 25)
-* --writable: who invocation. (line 97)
+* --writable: who invocation. (line 98)
* --zero <1>: id invocation. (line 58)
* --zero <2>: realpath invocation. (line 65)
* --zero <3>: dirname invocation. (line 34)
* --zero <4>: basename invocation. (line 46)
* --zero <5>: readlink invocation. (line 64)
-* --zero: shred invocation. (line 174)
+* --zero: shred invocation. (line 175)
* --zero-terminated <1>: join invocation. (line 171)
* --zero-terminated <2>: uniq invocation. (line 150)
* --zero-terminated <3>: shuf invocation. (line 61)
-* --zero-terminated: sort invocation. (line 424)
+* --zero-terminated: sort invocation. (line 423)
* -0 <1>: env invocation. (line 89)
* -0 <2>: printenv invocation. (line 20)
* -0: du invocation. (line 27)
* -b <3>: md5sum invocation. (line 43)
* -b <4>: csplit invocation. (line 70)
* -b <5>: split invocation. (line 47)
-* -b <6>: fold invocation. (line 26)
+* -b <6>: fold invocation. (line 27)
* -b <7>: od invocation. (line 188)
* -b <8>: nl invocation. (line 49)
* -b <9>: tac invocation. (line 23)
* -h: touch invocation. (line 111)
* -H: chgrp invocation. (line 74)
* -h: chgrp invocation. (line 38)
-* -H: chown invocation. (line 152)
-* -h: chown invocation. (line 115)
+* -H: chown invocation. (line 151)
+* -h: chown invocation. (line 114)
* -H: cp invocation. (line 155)
* -h: What information is listed.
(line 122)
* -k <4>: df invocation. (line 103)
* -k <5>: General output formatting.
(line 93)
-* -k <6>: sort invocation. (line 265)
+* -k <6>: sort invocation. (line 264)
* -k <7>: csplit invocation. (line 90)
* -k: Block size. (line 151)
* -l <1>: runcon invocation. (line 47)
* -L: du invocation. (line 129)
* -l: df invocation. (line 109)
* -L <1>: chgrp invocation. (line 79)
-* -L <2>: chown invocation. (line 157)
+* -L <2>: chown invocation. (line 156)
* -L <3>: ln invocation. (line 118)
* -L: cp invocation. (line 175)
* -l <1>: cp invocation. (line 170)
* -o <3>: What information is listed.
(line 250)
* -o <4>: shuf invocation. (line 39)
-* -o <5>: sort invocation. (line 319)
+* -o <5>: sort invocation. (line 318)
* -o <6>: pr invocation. (line 191)
* -o: od invocation. (line 207)
* -ot: File characteristic tests.
* -P <1>: du invocation. (line 144)
* -P <2>: df invocation. (line 187)
* -P <3>: chgrp invocation. (line 84)
-* -P: chown invocation. (line 162)
+* -P: chown invocation. (line 161)
* -p <1>: rmdir invocation. (line 24)
* -p: mkdir invocation. (line 36)
* -P: ln invocation. (line 147)
* -r: touch invocation. (line 132)
* -R <1>: chmod invocation. (line 76)
* -R <2>: chgrp invocation. (line 71)
-* -R: chown invocation. (line 149)
+* -R: chown invocation. (line 148)
* -r: ln invocation. (line 159)
* -R: rm invocation. (line 110)
* -r <1>: rm invocation. (line 110)
* -s <2>: paste invocation. (line 52)
* -s <3>: cut invocation. (line 77)
* -s: uniq invocation. (line 43)
-* -S: sort invocation. (line 354)
-* -s <1>: sort invocation. (line 341)
+* -S: sort invocation. (line 353)
+* -s <1>: sort invocation. (line 340)
* -s <2>: sum invocation. (line 34)
* -s <3>: csplit invocation. (line 113)
-* -s: fold invocation. (line 32)
-* -S: pr invocation. (line 213)
+* -s: fold invocation. (line 33)
+* -S: pr invocation. (line 214)
* -s <1>: pr invocation. (line 203)
* -s <2>: fmt invocation. (line 52)
* -s: od invocation. (line 210)
* -s BYTES: shred invocation. (line 131)
* -t <1>: runcon invocation. (line 43)
* -t: chcon invocation. (line 78)
-* -T: who invocation. (line 97)
+* -T: who invocation. (line 98)
* -t <1>: who invocation. (line 85)
* -t <2>: mktemp invocation. (line 135)
* -t <3>: File type tests. (line 35)
* -t <1>: Sorting the output. (line 38)
* -t <2>: unexpand invocation. (line 28)
* -t: expand invocation. (line 24)
-* -T: sort invocation. (line 391)
-* -t <1>: sort invocation. (line 371)
+* -T: sort invocation. (line 390)
+* -t <1>: sort invocation. (line 370)
* -t: md5sum invocation. (line 110)
-* -T: pr invocation. (line 237)
-* -t <1>: pr invocation. (line 225)
+* -T: pr invocation. (line 238)
+* -t <1>: pr invocation. (line 226)
* -t <2>: fmt invocation. (line 45)
* -t: od invocation. (line 94)
* -T: cat invocation. (line 46)
* -U: Sorting the output. (line 53)
* -u <1>: Sorting the output. (line 45)
* -u <2>: uniq invocation. (line 138)
-* -u <3>: sort invocation. (line 408)
-* -u <4>: split invocation. (line 152)
+* -u <3>: sort invocation. (line 407)
+* -u <4>: split invocation. (line 153)
* -u <5>: fmt invocation. (line 58)
* -u: cat invocation. (line 49)
* -v <1>: chcon invocation. (line 66)
* -v <2>: uname invocation. (line 85)
* -v <3>: chmod invocation. (line 65)
* -v <4>: chgrp invocation. (line 63)
-* -v <5>: chown invocation. (line 141)
+* -v <5>: chown invocation. (line 140)
* -v <6>: rmdir invocation. (line 33)
* -v <7>: readlink invocation. (line 60)
* -v <8>: mkdir invocation. (line 53)
* -v <9>: ln invocation. (line 208)
-* -v <10>: shred invocation. (line 158)
+* -v <10>: shred invocation. (line 159)
* -v <11>: rm invocation. (line 114)
* -v <12>: mv invocation. (line 103)
* -v <13>: install invocation. (line 150)
* -V: sort invocation. (line 202)
* -v <1>: tail invocation. (line 193)
* -v <2>: head invocation. (line 54)
-* -v <3>: pr invocation. (line 242)
+* -v <3>: pr invocation. (line 243)
* -v <4>: od invocation. (line 165)
* -v <5>: nl invocation. (line 119)
* -v: cat invocation. (line 53)
-* -w <1>: who invocation. (line 97)
+* -w <1>: who invocation. (line 98)
* -w <2>: Access permission tests.
(line 21)
* -w <3>: General output formatting.
* -w <4>: uniq invocation. (line 144)
* -w <5>: md5sum invocation. (line 120)
* -w <6>: wc invocation. (line 55)
-* -w: fold invocation. (line 38)
-* -W: pr invocation. (line 256)
-* -w <1>: pr invocation. (line 246)
+* -w: fold invocation. (line 39)
+* -W: pr invocation. (line 257)
+* -w <1>: pr invocation. (line 247)
* -w <2>: fmt invocation. (line 64)
* -w <3>: base64 invocation. (line 25)
* -w <4>: od invocation. (line 172)
(line 24)
* -x <2>: du invocation. (line 295)
* -x <3>: df invocation. (line 257)
-* -x <4>: shred invocation. (line 163)
+* -x <4>: shred invocation. (line 164)
* -x <5>: cp invocation. (line 429)
* -x: General output formatting.
(line 116)
* -Z <1>: mknod invocation. (line 63)
* -Z <2>: mkfifo invocation. (line 32)
* -Z: mkdir invocation. (line 58)
-* -z: shred invocation. (line 174)
+* -z: shred invocation. (line 175)
* -Z <1>: mv invocation. (line 126)
* -Z <2>: install invocation. (line 154)
* -Z <3>: cp invocation. (line 435)
* -z <1>: join invocation. (line 171)
* -z <2>: uniq invocation. (line 150)
* -z <3>: shuf invocation. (line 61)
-* -z <4>: sort invocation. (line 424)
+* -z <4>: sort invocation. (line 423)
* -z: csplit invocation. (line 102)
* /: Numeric expressions. (line 15)
* 128-bit checksum: md5sum invocation. (line 6)
* \( regexp operator: String expressions. (line 24)
* \+ regexp operator: String expressions. (line 27)
* \? regexp operator: String expressions. (line 27)
-* \c: printf invocation. (line 32)
-* \OOO: printf invocation. (line 70)
-* \uhhhh: printf invocation. (line 77)
-* \Uhhhhhhhh: printf invocation. (line 77)
-* \xHH: printf invocation. (line 70)
+* \c: printf invocation. (line 33)
+* \OOO: printf invocation. (line 71)
+* \uhhhh: printf invocation. (line 78)
+* \Uhhhhhhhh: printf invocation. (line 78)
+* \xHH: printf invocation. (line 71)
* \| regexp operator: String expressions. (line 27)
* _POSIX2_VERSION <1>: touch invocation. (line 150)
* _POSIX2_VERSION <2>: uniq invocation. (line 48)
-* _POSIX2_VERSION <3>: sort invocation. (line 461)
+* _POSIX2_VERSION <3>: sort invocation. (line 460)
* _POSIX2_VERSION <4>: tail invocation. (line 204)
* _POSIX2_VERSION: Standards conformance.
(line 20)
* built-in shell commands, conflicts with <5>: test invocation.
(line 28)
* built-in shell commands, conflicts with <6>: printf invocation.
- (line 18)
+ (line 19)
* built-in shell commands, conflicts with <7>: echo invocation.
(line 13)
* built-in shell commands, conflicts with <8>: stat invocation.
* conflicts with shell built-ins <3>: nice invocation. (line 43)
* conflicts with shell built-ins <4>: pwd invocation. (line 33)
* conflicts with shell built-ins <5>: test invocation. (line 28)
-* conflicts with shell built-ins <6>: printf invocation. (line 18)
+* conflicts with shell built-ins <6>: printf invocation. (line 19)
* conflicts with shell built-ins <7>: echo invocation. (line 13)
* conflicts with shell built-ins <8>: stat invocation. (line 18)
* conflicts with shell built-ins: mknod invocation. (line 27)
(line 9)
* existing backup method: Backup options. (line 41)
* exit status commands: Conditions. (line 6)
-* exit status of chroot: chroot invocation. (line 67)
+* exit status of chroot: chroot invocation. (line 70)
* exit status of env: env invocation. (line 104)
* exit status of expr: expr invocation. (line 48)
* exit status of false: false invocation. (line 6)
* fat file system file: df invocation. (line 252)
* fdatasync: dd invocation. (line 174)
* ffN: Output. (line 64)
-* field separator character: sort invocation. (line 371)
+* field separator character: sort invocation. (line 370)
* fields, padding numeric: Padding and other flags.
(line 6)
* FIFOs, creating: mkfifo invocation. (line 6)
* ISO 8601 date and time of day format: Combined date and time of day items.
(line 6)
* ISO 8601 date format: Calendar date items. (line 32)
-* ISO/IEC 10646: printf invocation. (line 77)
+* ISO/IEC 10646: printf invocation. (line 78)
* iso9660 file system type: df invocation. (line 248)
* ISO9660 file system type: df invocation. (line 248)
* ispeed: Special. (line 17)
* LC_COLLATE <3>: comm invocation. (line 13)
* LC_COLLATE <4>: uniq invocation. (line 23)
* LC_COLLATE: sort invocation. (line 58)
-* LC_CTYPE <1>: printf invocation. (line 77)
+* LC_CTYPE <1>: printf invocation. (line 78)
* LC_CTYPE: sort invocation. (line 91)
* LC_MESSAGES: pr invocation. (line 16)
-* LC_NUMERIC <1>: printf invocation. (line 64)
+* LC_NUMERIC <1>: printf invocation. (line 65)
* LC_NUMERIC <2>: sort invocation. (line 123)
* LC_NUMERIC <3>: Floating point. (line 17)
* LC_NUMERIC: Block size. (line 64)
* lcase: Combination. (line 71)
* lcase, converting to: dd invocation. (line 118)
* lchown <1>: chgrp invocation. (line 33)
-* lchown: chown invocation. (line 110)
+* lchown: chown invocation. (line 109)
* leading directories, creating missing: install invocation. (line 77)
* leading directory components, stripping: basename invocation.
(line 6)
* merging files: paste invocation. (line 6)
* merging files in parallel: pr invocation. (line 6)
* merging sorted files: sort invocation. (line 39)
-* message status: who invocation. (line 97)
+* message status: who invocation. (line 98)
* message-digest, 128-bit: md5sum invocation. (line 6)
* message-digest, 160-bit: sha1sum invocation. (line 6)
* message-digest, 224-bit: sha2 utilities. (line 6)
* multiple changes to permissions: Multiple Changes. (line 6)
* multiplication: Numeric expressions. (line 15)
* multipliers after numbers: dd invocation. (line 326)
-* multithreaded sort: sort invocation. (line 400)
+* multithreaded sort: sort invocation. (line 399)
* mv: mv invocation. (line 6)
* name follow option: tail invocation. (line 51)
* name of kernel: uname invocation. (line 74)
* nproc: nproc invocation. (line 6)
* NTFS file system: df invocation. (line 252)
* ntfs file system file: df invocation. (line 252)
-* number of inputs to merge, nmerge: sort invocation. (line 292)
+* number of inputs to merge, nmerge: sort invocation. (line 291)
* numbered backup method: Backup options. (line 37)
* numbering lines: nl invocation. (line 6)
* numbers, written-out: General date syntax. (line 28)
* output settings: Output. (line 6)
* output tabs: pr invocation. (line 128)
* overwriting of input, allowed <1>: shuf invocation. (line 39)
-* overwriting of input, allowed: sort invocation. (line 319)
+* overwriting of input, allowed: sort invocation. (line 318)
* owned by effective group ID check: Access permission tests.
(line 32)
* owned by effective user ID check: Access permission tests.
* POSIX: Introduction. (line 12)
* POSIX output format: df invocation. (line 187)
* POSIXLY_CORRECT <1>: id invocation. (line 16)
-* POSIXLY_CORRECT <2>: printf invocation. (line 54)
+* POSIXLY_CORRECT <2>: printf invocation. (line 55)
* POSIXLY_CORRECT <3>: echo invocation. (line 81)
* POSIXLY_CORRECT <4>: dd invocation. (line 371)
-* POSIXLY_CORRECT <5>: sort invocation. (line 329)
+* POSIXLY_CORRECT <5>: sort invocation. (line 328)
* POSIXLY_CORRECT <6>: pr invocation. (line 95)
* POSIXLY_CORRECT <7>: Standards conformance.
(line 6)
* process zero-terminated items <1>: join invocation. (line 171)
* process zero-terminated items <2>: uniq invocation. (line 150)
* process zero-terminated items <3>: shuf invocation. (line 61)
-* process zero-terminated items: sort invocation. (line 424)
+* process zero-terminated items: sort invocation. (line 423)
* processes, commands for controlling: Process control. (line 6)
* prompting, and ln: ln invocation. (line 113)
* prompting, and mv: mv invocation. (line 44)
* random sort: sort invocation. (line 215)
* random source for shredding: shred invocation. (line 125)
* random source for shuffling: shuf invocation. (line 45)
-* random source for sorting: sort invocation. (line 335)
+* random source for sorting: sort invocation. (line 334)
* random sources: Random sources. (line 6)
* ranges: Character sets. (line 50)
* raw: Combination. (line 42)
* recursive directory listing: Which files are listed.
(line 98)
* recursively changing access permissions: chmod invocation. (line 76)
-* recursively changing file ownership: chown invocation. (line 149)
+* recursively changing file ownership: chown invocation. (line 148)
* recursively changing group ownership: chgrp invocation. (line 71)
* recursively copying directories: cp invocation. (line 115)
* redirection: Redirection. (line 6)
* root directory, allow recursive modification <2>: chgrp invocation.
(line 53)
* root directory, allow recursive modification: chown invocation.
- (line 130)
+ (line 129)
* root directory, disallow recursive destruction: rm invocation.
(line 92)
* root directory, disallow recursive modification <1>: chmod invocation.
* root directory, disallow recursive modification <2>: chgrp invocation.
(line 48)
* root directory, disallow recursive modification: chown invocation.
- (line 125)
+ (line 124)
* root directory, running a program in a specified: chroot invocation.
(line 6)
* rows: Special. (line 23)
(line 23)
* sane: Combination. (line 25)
* scheduling, affecting: nice invocation. (line 6)
-* screen columns: fold invocation. (line 17)
+* screen columns: fold invocation. (line 18)
* seconds since the epoch: Time conversion specifiers.
(line 42)
* section delimiters of pages: nl invocation. (line 71)
* single-column output of files: General output formatting.
(line 10)
* size: Special. (line 30)
-* size for main memory sorting: sort invocation. (line 354)
+* size for main memory sorting: sort invocation. (line 353)
* size of file to shred: shred invocation. (line 131)
* size of files, reporting: What information is listed.
(line 256)
* socket check: File type tests. (line 32)
* software flow control: Input. (line 46)
* sort: sort invocation. (line 6)
-* sort field: sort invocation. (line 265)
+* sort field: sort invocation. (line 264)
* sort stability: sort invocation. (line 46)
* sort's last-resort comparison: sort invocation. (line 46)
* sorted files, operations on: Operating on sorted files.
* symbolic link to directory, never traverse <2>: chgrp invocation.
(line 84)
* symbolic link to directory, never traverse <3>: chown invocation.
- (line 162)
+ (line 161)
* symbolic link to directory, never traverse: Traversing symlinks.
(line 29)
* symbolic link to directory, traverse each that is encountered <1>: chcon invocation.
* symbolic link to directory, traverse each that is encountered <2>: chgrp invocation.
(line 79)
* symbolic link to directory, traverse each that is encountered <3>: chown invocation.
- (line 157)
+ (line 156)
* symbolic link to directory, traverse each that is encountered: Traversing symlinks.
(line 25)
* symbolic link to directory, traverse if on the command line <1>: chcon invocation.
* symbolic link to directory, traverse if on the command line <2>: chgrp invocation.
(line 74)
* symbolic link to directory, traverse if on the command line <3>: chown invocation.
- (line 152)
+ (line 151)
* symbolic link to directory, traverse if on the command line: Traversing symlinks.
(line 20)
* symbolic link, defined: ln invocation. (line 49)
* symbolic links and pwd: pwd invocation. (line 28)
* symbolic links, changing group: chgrp invocation. (line 38)
* symbolic links, changing owner <1>: chgrp invocation. (line 33)
-* symbolic links, changing owner: chown invocation. (line 84)
+* symbolic links, changing owner: chown invocation. (line 83)
* symbolic links, changing time: touch invocation. (line 111)
* symbolic links, copying: cp invocation. (line 130)
* symbolic links, copying with: cp invocation. (line 387)
* tebibyte, definition of: Block size. (line 116)
* tee: tee invocation. (line 6)
* telephone directory order: sort invocation. (line 100)
-* temporary directory: sort invocation. (line 391)
+* temporary directory: sort invocation. (line 390)
* temporary files and directories: mktemp invocation. (line 6)
* terabyte, definition of: Block size. (line 112)
* terminal check: File type tests. (line 35)
* uname: uname invocation. (line 6)
* unblock: dd invocation. (line 112)
* unexpand: unexpand invocation. (line 6)
-* Unicode: printf invocation. (line 77)
+* Unicode: printf invocation. (line 78)
* uniq: uniq invocation. (line 6)
* unique lines, outputting: uniq invocation. (line 138)
* uniquify files: uniq invocation. (line 6)
-* uniquifying output: sort invocation. (line 408)
+* uniquifying output: sort invocation. (line 407)
* unlink: unlink invocation. (line 6)
* unprintable characters, ignoring: sort invocation. (line 166)
* unsorted directory listing: Sorting the output. (line 20)
(line 21)
* write permission: Mode Structure. (line 17)
* write permission, symbolic: Setting Permissions. (line 60)
-* write, allowed: who invocation. (line 97)
+* write, allowed: who invocation. (line 98)
* wtmp <1>: who invocation. (line 16)
* wtmp: users invocation. (line 16)
* xcase: Local. (line 37)
\1f
Tag Table:
Node: Top\7f9795
-Node: Introduction\7f27937
-Node: Common options\7f30433
-Node: Exit status\7f35368
-Node: Backup options\7f36539
-Node: Block size\7f39655
-Node: Floating point\7f47749
-Node: Signal specifications\7f49563
-Node: Disambiguating names and IDs\7f52996
-Ref: Disambiguating names and IDs-Footnote-1\7f55528
-Node: Random sources\7f55630
-Node: Target directory\7f57986
-Node: Trailing slashes\7f63301
-Node: Traversing symlinks\7f65032
-Node: Treating / specially\7f66834
-Node: Special built-in utilities\7f69606
-Node: Standards conformance\7f71951
-Node: Output of entire files\7f74220
-Node: cat invocation\7f75004
-Node: tac invocation\7f77426
-Node: nl invocation\7f79203
-Node: od invocation\7f84533
-Node: base64 invocation\7f94340
-Node: Formatting file contents\7f96351
-Node: fmt invocation\7f96963
-Node: numfmt invocation\7f101211
-Node: General options in numfmt\7f102613
-Node: Possible UNITs\7f108450
-Node: Examples of using numfmt\7f112377
-Node: pr invocation\7f116617
-Node: fold invocation\7f134177
-Node: Output of parts of files\7f136147
-Node: head invocation\7f136700
-Node: tail invocation\7f140000
-Node: split invocation\7f155522
-Node: csplit invocation\7f166414
-Node: Summarizing files\7f173737
-Node: wc invocation\7f174638
-Node: sum invocation\7f179209
-Node: cksum invocation\7f181319
-Node: md5sum invocation\7f182873
-Node: sha1sum invocation\7f192377
-Node: sha2 utilities\7f193443
-Node: Operating on sorted files\7f194257
-Node: sort invocation\7f195024
-Ref: sort invocation-Footnote-1\7f235126
-Node: shuf invocation\7f235991
-Node: uniq invocation\7f240473
-Node: comm invocation\7f249137
-Node: ptx invocation\7f252661
-Node: General options in ptx\7f258563
-Node: Charset selection in ptx\7f259292
-Node: Input processing in ptx\7f260782
-Node: Output formatting in ptx\7f269923
-Node: Compatibility in ptx\7f280134
-Node: tsort invocation\7f284991
-Node: tsort background\7f289405
-Node: Operating on fields\7f292282
-Node: cut invocation\7f292718
-Node: paste invocation\7f298651
-Node: join invocation\7f300795
-Node: Operating on characters\7f311149
-Node: tr invocation\7f311600
-Node: Character sets\7f314138
-Node: Translating\7f320821
-Node: Squeezing\7f323840
-Node: expand invocation\7f328300
-Node: unexpand invocation\7f330505
-Node: Directory listing\7f333952
-Node: ls invocation\7f334564
-Ref: ls invocation-Footnote-1\7f338160
-Node: Which files are listed\7f338461
-Node: What information is listed\7f344065
-Node: Sorting the output\7f357773
-Node: Details about version sort\7f361436
-Node: General output formatting\7f363790
-Node: Formatting file timestamps\7f371318
-Node: Formatting the file names\7f379153
-Node: dir invocation\7f383448
-Node: vdir invocation\7f384070
-Node: dircolors invocation\7f384572
-Node: Basic operations\7f387058
-Node: cp invocation\7f387911
-Node: dd invocation\7f416308
-Node: install invocation\7f437046
-Node: mv invocation\7f446150
-Node: rm invocation\7f453611
-Node: shred invocation\7f461088
-Node: Special file types\7f475523
-Node: link invocation\7f478015
-Node: ln invocation\7f479786
-Node: mkdir invocation\7f494548
-Node: mkfifo invocation\7f498583
-Node: mknod invocation\7f500837
-Node: readlink invocation\7f505035
-Node: rmdir invocation\7f508111
-Node: unlink invocation\7f509796
-Node: Changing file attributes\7f511156
-Node: chown invocation\7f512364
-Node: chgrp invocation\7f521470
-Node: chmod invocation\7f525977
-Node: touch invocation\7f530163
-Node: Disk usage\7f541612
-Node: df invocation\7f542632
-Node: du invocation\7f557330
-Node: stat invocation\7f574461
-Node: sync invocation\7f584888
-Node: truncate invocation\7f586389
-Node: Printing text\7f588886
-Node: echo invocation\7f589352
-Node: printf invocation\7f593148
-Node: yes invocation\7f602042
-Node: Conditions\7f602971
-Node: false invocation\7f603717
-Node: true invocation\7f605391
-Node: test invocation\7f607342
-Node: File type tests\7f610427
-Node: Access permission tests\7f611707
-Node: File characteristic tests\7f612874
-Node: String tests\7f613865
-Node: Numeric tests\7f614807
-Node: Connectives for test\7f616026
-Node: expr invocation\7f616435
-Node: String expressions\7f620407
-Node: Numeric expressions\7f623940
-Node: Relations for expr\7f624701
-Node: Examples of expr\7f626190
-Node: Redirection\7f627207
-Node: tee invocation\7f627882
-Node: File name manipulation\7f634849
-Node: basename invocation\7f635552
-Node: dirname invocation\7f638326
-Node: pathchk invocation\7f640571
-Node: mktemp invocation\7f643264
-Node: realpath invocation\7f652559
-Node: Working context\7f657535
-Node: pwd invocation\7f658326
-Node: stty invocation\7f660300
-Node: Control\7f664372
-Node: Input\7f665988
-Node: Output\7f668359
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-Node: Characters\7f675281
-Node: Special\7f677625
-Node: printenv invocation\7f679810
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-Node: users invocation\7f689247
-Node: who invocation\7f690546
-Node: System context\7f694764
-Node: date invocation\7f695618
-Node: Time conversion specifiers\7f697812
-Node: Date conversion specifiers\7f701507
-Node: Literal conversion specifiers\7f705307
-Node: Padding and other flags\7f705655
-Node: Setting the time\7f708595
-Node: Options for date\7f710368
-Node: Examples of date\7f715968
-Ref: %s-examples\7f717694
-Node: arch invocation\7f721933
-Node: nproc invocation\7f722507
-Node: uname invocation\7f723940
-Node: hostname invocation\7f727931
-Node: hostid invocation\7f728730
-Node: uptime invocation\7f729685
-Node: SELinux context\7f731281
-Node: chcon invocation\7f731753
-Node: runcon invocation\7f735048
-Node: Modified command invocation\7f737398
-Node: chroot invocation\7f738289
-Ref: chroot invocation-Footnote-1\7f742324
-Node: env invocation\7f742864
-Node: nice invocation\7f748429
-Node: nohup invocation\7f754260
-Node: stdbuf invocation\7f758062
-Node: timeout invocation\7f761711
-Node: Process control\7f765476
-Node: kill invocation\7f765714
-Node: Delaying\7f770562
-Node: sleep invocation\7f770779
-Node: Numeric operations\7f772231
-Node: factor invocation\7f772574
-Node: seq invocation\7f774805
-Node: File permissions\7f780409
-Node: Mode Structure\7f781362
-Node: Symbolic Modes\7f787323
-Node: Setting Permissions\7f788902
-Node: Copying Permissions\7f792996
-Node: Changing Special Mode Bits\7f794084
-Node: Conditional Executability\7f797195
-Node: Multiple Changes\7f798104
-Node: Umask and Protection\7f800524
-Node: Numeric Modes\7f802462
-Node: Operator Numeric Modes\7f805498
-Node: Directory Setuid and Setgid\7f806940
-Node: Date input formats\7f812812
-Node: General date syntax\7f816697
-Node: Calendar date items\7f820949
-Node: Time of day items\7f823679
-Node: Time zone items\7f826628
-Node: Combined date and time of day items\7f828463
-Node: Day of week items\7f829605
-Node: Relative items in date strings\7f831377
-Node: Pure numbers in date strings\7f835172
-Node: Seconds since the Epoch\7f836637
-Node: Specifying time zone rules\7f838992
-Node: Authors of parse_datetime\7f842480
-Ref: Authors of get_date\7f842668
-Node: Opening the software toolbox\7f843940
-Node: Toolbox introduction\7f844768
-Node: I/O redirection\7f848985
-Node: The who command\7f853565
-Node: The cut command\7f854812
-Node: The sort command\7f856245
-Node: The uniq command\7f857231
-Node: Putting the tools together\7f858209
-Ref: Putting the tools together-Footnote-1\7f875557
-Node: About the translation\7f875665
-Node: GNU Free Documentation License\7f884129
-Node: Concept index\7f909318
+Node: Introduction\7f27945
+Node: Common options\7f30441
+Node: Exit status\7f35376
+Node: Backup options\7f36547
+Node: Block size\7f39663
+Node: Floating point\7f47757
+Node: Signal specifications\7f49571
+Node: Disambiguating names and IDs\7f53004
+Ref: Disambiguating names and IDs-Footnote-1\7f55536
+Node: Random sources\7f55638
+Node: Target directory\7f57994
+Node: Trailing slashes\7f63322
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+Node: Standards conformance\7f71972
+Node: Output of entire files\7f74241
+Node: cat invocation\7f75025
+Node: tac invocation\7f77447
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+Node: base64 invocation\7f94361
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+Node: pr invocation\7f116659
+Node: fold invocation\7f134241
+Node: Output of parts of files\7f136350
+Node: head invocation\7f136903
+Node: tail invocation\7f140203
+Node: split invocation\7f155725
+Node: csplit invocation\7f166647
+Node: Summarizing files\7f173970
+Node: wc invocation\7f174871
+Node: sum invocation\7f179442
+Node: cksum invocation\7f181552
+Node: md5sum invocation\7f183106
+Node: sha1sum invocation\7f192640
+Node: sha2 utilities\7f193706
+Node: Operating on sorted files\7f194520
+Node: sort invocation\7f195287
+Ref: sort invocation-Footnote-1\7f235314
+Node: shuf invocation\7f236179
+Node: uniq invocation\7f240661
+Node: comm invocation\7f249325
+Node: ptx invocation\7f252849
+Node: General options in ptx\7f258760
+Node: Charset selection in ptx\7f259489
+Node: Input processing in ptx\7f260979
+Node: Output formatting in ptx\7f270127
+Node: Compatibility in ptx\7f280798
+Node: tsort invocation\7f285655
+Node: tsort background\7f290073
+Node: Operating on fields\7f292950
+Node: cut invocation\7f293386
+Node: paste invocation\7f299319
+Node: join invocation\7f301463
+Node: Operating on characters\7f311823
+Node: tr invocation\7f312274
+Node: Character sets\7f314812
+Node: Translating\7f321530
+Node: Squeezing\7f324549
+Node: expand invocation\7f329009
+Node: unexpand invocation\7f331226
+Node: Directory listing\7f334673
+Node: ls invocation\7f335285
+Ref: ls invocation-Footnote-1\7f338881
+Node: Which files are listed\7f339182
+Node: What information is listed\7f344777
+Node: Sorting the output\7f358485
+Node: Details about version sort\7f362148
+Node: General output formatting\7f364502
+Node: Formatting file timestamps\7f372030
+Node: Formatting the file names\7f379865
+Node: dir invocation\7f384160
+Node: vdir invocation\7f384782
+Node: dircolors invocation\7f385284
+Node: Basic operations\7f387770
+Node: cp invocation\7f388623
+Node: dd invocation\7f417020
+Node: install invocation\7f437761
+Node: mv invocation\7f446895
+Node: rm invocation\7f454356
+Node: shred invocation\7f461833
+Node: Special file types\7f476305
+Node: link invocation\7f478797
+Node: ln invocation\7f480568
+Node: mkdir invocation\7f495351
+Node: mkfifo invocation\7f499372
+Node: mknod invocation\7f501626
+Node: readlink invocation\7f505824
+Node: rmdir invocation\7f508943
+Node: unlink invocation\7f510628
+Node: Changing file attributes\7f511988
+Node: chown invocation\7f513196
+Node: chgrp invocation\7f522293
+Node: chmod invocation\7f526797
+Node: touch invocation\7f530983
+Node: Disk usage\7f542432
+Node: df invocation\7f543452
+Node: du invocation\7f558137
+Node: stat invocation\7f575268
+Node: sync invocation\7f585695
+Node: truncate invocation\7f587196
+Node: Printing text\7f589699
+Node: echo invocation\7f590165
+Node: printf invocation\7f593961
+Node: yes invocation\7f602902
+Node: Conditions\7f603831
+Node: false invocation\7f604577
+Node: true invocation\7f606251
+Node: test invocation\7f608202
+Node: File type tests\7f611293
+Node: Access permission tests\7f612537
+Node: File characteristic tests\7f613704
+Node: String tests\7f614695
+Node: Numeric tests\7f615643
+Node: Connectives for test\7f616862
+Node: expr invocation\7f617289
+Node: String expressions\7f621261
+Node: Numeric expressions\7f624794
+Node: Relations for expr\7f625555
+Node: Examples of expr\7f627044
+Node: Redirection\7f628061
+Node: tee invocation\7f628736
+Node: File name manipulation\7f635694
+Node: basename invocation\7f636397
+Node: dirname invocation\7f639171
+Node: pathchk invocation\7f641416
+Node: mktemp invocation\7f644124
+Node: realpath invocation\7f653419
+Node: Working context\7f658395
+Node: pwd invocation\7f659186
+Node: stty invocation\7f661160
+Node: Control\7f665232
+Node: Input\7f666848
+Node: Output\7f669219
+Node: Local\7f671085
+Node: Combination\7f673392
+Node: Characters\7f676141
+Node: Special\7f678485
+Node: printenv invocation\7f680670
+Node: tty invocation\7f682021
+Node: User information\7f682928
+Node: id invocation\7f683748
+Node: logname invocation\7f687026
+Node: whoami invocation\7f687839
+Node: groups invocation\7f688385
+Node: users invocation\7f690101
+Node: who invocation\7f691400
+Node: System context\7f695650
+Node: date invocation\7f696504
+Node: Time conversion specifiers\7f698698
+Node: Date conversion specifiers\7f702393
+Node: Literal conversion specifiers\7f706193
+Node: Padding and other flags\7f706541
+Node: Setting the time\7f709481
+Node: Options for date\7f711254
+Node: Examples of date\7f716854
+Ref: %s-examples\7f718580
+Node: arch invocation\7f722812
+Node: nproc invocation\7f723386
+Node: uname invocation\7f724819
+Node: hostname invocation\7f728810
+Node: hostid invocation\7f729609
+Node: uptime invocation\7f730564
+Node: SELinux context\7f732160
+Node: chcon invocation\7f732632
+Node: runcon invocation\7f735927
+Node: Modified command invocation\7f738277
+Node: chroot invocation\7f739537
+Ref: chroot invocation-Footnote-1\7f743839
+Node: env invocation\7f744379
+Node: nice invocation\7f749944
+Node: nohup invocation\7f755781
+Node: stdbuf invocation\7f759583
+Node: timeout invocation\7f763247
+Node: Process control\7f767012
+Node: kill invocation\7f767250
+Node: Delaying\7f772145
+Node: sleep invocation\7f772362
+Node: Numeric operations\7f773814
+Node: factor invocation\7f774157
+Node: seq invocation\7f776403
+Node: File permissions\7f782007
+Node: Mode Structure\7f782960
+Node: Symbolic Modes\7f788931
+Node: Setting Permissions\7f790510
+Node: Copying Permissions\7f794604
+Node: Changing Special Mode Bits\7f795692
+Node: Conditional Executability\7f798803
+Node: Multiple Changes\7f799712
+Node: Umask and Protection\7f802153
+Node: Numeric Modes\7f804091
+Node: Operator Numeric Modes\7f807127
+Node: Directory Setuid and Setgid\7f808569
+Node: Date input formats\7f814441
+Node: General date syntax\7f818326
+Node: Calendar date items\7f822587
+Node: Time of day items\7f825317
+Node: Time zone items\7f828266
+Node: Combined date and time of day items\7f830101
+Node: Day of week items\7f831243
+Node: Relative items in date strings\7f833015
+Node: Pure numbers in date strings\7f836810
+Node: Seconds since the Epoch\7f838275
+Node: Specifying time zone rules\7f840630
+Node: Authors of parse_datetime\7f844118
+Ref: Authors of get_date\7f844306
+Node: Opening the software toolbox\7f845578
+Node: Toolbox introduction\7f846406
+Node: I/O redirection\7f850623
+Node: The who command\7f855203
+Node: The cut command\7f856450
+Node: The sort command\7f857883
+Node: The uniq command\7f858869
+Node: Putting the tools together\7f859847
+Ref: Putting the tools together-Footnote-1\7f877195
+Node: About the translation\7f877303
+Node: GNU Free Documentation License\7f885779
+Node: Concept index\7f910968
\1f
End Tag Table
ディスク使用量
-* df invocation:: ファイルシステムのディスク使用状量を報告する
+* df invocation:: ファイルシステムのディスク使用状態を報告する
* du invocation:: ファイルのディスク使用量を概算する
* stat invocation:: ファイルやファイルシステムの状態を報告する
* sync invocation:: ディスク上のデータをメモリと同期する
* arch invocation:: マシンのハードウェア名を表示する
* date invocation:: システムの日付や時刻を表示、設定する
-* nproc invocation:: Print the number of processors
+* nproc invocation:: プロセッサ数を表示する
* uname invocation:: システムについて情報を表示する
* hostname invocation:: システム名を表示、設定する
* hostid invocation:: 数値によるホストの識別名を表示する
* env invocation:: 変更した環境でコマンドを実行する
* nice invocation:: niceness を変更して、コマンドを実行する
* nohup invocation:: ハングアップ・シグナルで終了しないコマンドを実行する
-* stdbuf invocation:: I/O バッファリングを変更して、コマンドを実行する
+* stdbuf invocation:: 入出力バッファリングを変更して、コマンドを実行する
* timeout invocation:: タイムリミット付きでコマンドを実行する
プロセス制御
ことになる。
@cindex POSIX
-ã\81\93ã\81®ã\83\9eã\83\8bã\83¥ã\82¢ã\83«ã\81§èª¬æ\98\8eしている GNU ユーティリティは、POSIX の規格に
+ã\81\93ã\81®ã\83\9eã\83\8bã\83¥ã\82¢ã\83«ã\81§è§£èª¬している GNU ユーティリティは、POSIX の規格に
おおむね準拠している。
@cindex bugs, reporting
バグの報告は、@email{bug-coreutils@@gnu.org} になさって
@opindex --target-directory
@cindex target directory
@cindex destination directory
-@var{directory} を出力先ファイルすべてのディレクトリ部分として使用する。
+@var{directory} を、出力されるファイルすべてのディレクトリ部分として
+使用する。
ほとんどのプログラムで、コマンドラインの扱いは次のようになって
いる。オプションや、一定数の (0 個のこともある) 位置の固定した
-å¼\95æ\95°ã\81®å\87¦ç\90\86ã\81\8cçµ\82ã\82\8fã\82\8cã\81°ã\80\81å¼\95æ\95°ã\83ªã\82¹ã\83\88ã\81«ã\81¯ã\82\82ã\81\86ä½\95ã\82\82æ®\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\81¯ã\81\9aã\81§ã\81\82ã\82\8a、
-もし、残っているとすれば、それは、すべて同じように処理される項目
-(通常はファイル) のリストである。@command{xargs} プログラムは、こうした
-約束ごとに沿ってうまく動くように作られている。
+å¼\95æ\95°ã\81®å\87¦ç\90\86ã\81\8cçµ\82ã\82\8fã\82\8cã\81°ã\80\81å¼\95æ\95°ã\83ªã\82¹ã\83\88ã\81«ã\81¯ã\82\82ã\81\86ä½\95ã\82\82æ®\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\81\8b、
+残っているとすれば、それはすべて同じように処理されることになる
+項目 (通常はファイル) のリストのはずある。@command{xargs} プログラムは、
+こうした約束ごとに沿ってうまく動くように作られている。
@command{mv} ファミリーのコマンドが変わっているのは、引数の数が不定であり、
しかも最後の引数を特別扱いするという点である (すなわちターゲット・
には、実行対象コマンド (訳注: ここでは、@command{mv}) を起動するたびに
最後の引数を特別に指定するためのすっきりした方法がないからである。
(あるシェル・コマンドを駆使すれば、やることができるが、それでは、
-人間の労力と脳力を不当に要求することになる。)
+人間の労力と脳力を過当に要求することになる。)
@w{@kbd{--target-directory}} (@option{-t}) オプションを使用すると、@command{cp},
@command{mv},
@item --format=@var{format}
@opindex --format
-浮動小数点数を表す printf 形式の @var{format} 文字列を使用する。文字列
-@var{format} には、1 個の @samp{%f} 変換指定子が含まれていなければならない。
-ã\81ªã\81\8aã\80\81ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9fã\81\91ã\82\8cã\81°ã\80\81@samp{'} ã\82\84 @samp{-} 修飾å\90ã\80\81ã\81\82ã\82\8bã\81\84ã\81¯ã\80\81ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89å¹\85
-修飾子 (訳注: 数値) を @samp{%f} に付けることもできる。@samp{'} 修飾子は
-@option{--grouping} オプションを有効にし、@samp{-} 修飾子は @option{--padding}
-ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92左詰ã\82\81ã\81§æ\9c\89å\8a¹ã\81«ã\80\81ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89å¹\85修飾å\90ã\81¯ @option{--padding}
-オプションを右詰めで有効にする。(訳注: @samp{-} 修飾子は、数値である
-フィールド幅修飾子と併せて用いなければならない。)
+浮動小数点数を表す printf 形式の @var{format} 文字列を出力の整形に
+使用する。文字列 @var{format} には、1 個の @samp{%f} 変換指定子が含まれて
+ã\81\84ã\81ªã\81\91ã\82\8cã\81°ã\81ªã\82\89ã\81ªã\81\84ã\80\82ã\81ªã\81\8aã\80\81ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9fã\81\91ã\82\8cã\81°ã\80\81@samp{'} ã\82\84 @samp{-} 修飾å\90ã\80\81
+あるいは、フィールド幅修飾子 (訳注: 数値) を @samp{%f} に付けることも
+できる。@samp{'} 修飾子は @option{--grouping} オプションを有効にし、@samp{-} 修飾子
+ã\81¯ @option{--padding} ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92左詰ã\82\81ã\81§æ\9c\89å\8a¹ã\81«ã\80\81ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89å¹\85修飾å\90ã\81¯
+@option{--padding} オプションを右詰めで有効にする。(訳注: @samp{-} 修飾子は、
+数値であるフィールド幅修飾子と併せて用いなければならない。)
@item --from=@var{unit}
@opindex --from
(デフォルトはスペース) が置かれる。多段組みの出力では、@option{-J} オプション
を使用しないかぎり、各行は常に @var{page_width} (デフォルトは 72) 文字までに
切り詰められる (訳注: これは、各段や段間の空白などを合計した 1 行の
-長さが、最長でも @var{page_width} 文字までになるということであって、格段が
+長さが、最長でも @var{page_width} 文字までになるということであって、各段が
それぞれ @var{page_width} 文字になるということではない)。1 段のみの出力では、
デフォルトでは行の切り詰めは行われない。その場合でも、行の切り詰めを
行うには、@option{-W} を使用する。
長い行は長いまま結合する。段組みオプション @option{-@var{column}}, @option{-a -@var{column}},
@option{-m} と併せて使用する。@option{-W/-w} による行の切り詰めが無効になる。段の
整列も行わなくなる。@option{--sep-string[=@var{string}]} と併せて使ってもよい。
-@option{-J} というオプションが (@option{-W} や @option{--sep-string} と一緒に) 新たに
+@option{-J} というオプションが (@option{-W} や @option{--sep-string} とともに) 新たに
設けられたのは、@option{-w} や @option{-s} という、前からある (POSIX に準拠した)
-ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92 3 種ã\81®æ®µçµ\84ã\81¿ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¨çµ\84ã\81¿å\90\88ã\82\8fã\81\9bã\81¦ä½¿ã\81\86å ´å\90\88の混乱を
-解決するためである。
+ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92 3 種ã\81®æ®µçµ\84ã\81¿ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¨çµ\84ã\81¿å\90\88ã\82\8fã\81\9bã\81¦ä½¿ã\81£ã\81\9fã\81¨ã\81\8dの混乱を
+解æ¶\88するためである。
@item -l @var{page_length}
である。しかし、多段組みの出力では、「出力される段の幅が同じになる」
ことが優先されるため (POSIX の仕様)、タブの幅は、最初の段における
値に固定され、左の余白の値が変わっても、変化することはない。従って、
-@var{number-separator} ã\81®ã\82¿ã\83\96ã\81®ä½\8dç½®ã\81«ã\81¯ã\80\81常ã\81«ä¸\80å®\9aæ\95°ã\81®ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\81\8c表示ã\81\95ã\82\8cã\82\8b
-ã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\82\92ã\82¿ã\83\96ã\81«ç½®ã\81\8dæ\8f\9bã\81\88ã\82\8bã\81\8bã\81©ã\81\86ã\81\8bã\81¯ã\80\81å\87ºå\8a\9bã\81\95ã\82\8cã\82\8bä½\8d置次第
-である。
+@var{number-separator} ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\82¿ã\83\96ã\81®ä½\8dç½®ã\81«ã\81¯ã\80\81常ã\81«ä¸\80å®\9aæ\95°ã\81®ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\81\8c表示
+ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\82¹ã\83\9aã\83¼ã\82¹ã\82\92ã\82¿ã\83\96ã\81«ç½®ã\81\8dæ\8f\9bã\81\88ã\82\8bã\81\8bã\81©ã\81\86ã\81\8bã\81¯ã\80\81å\87ºå\8a\9bã\81\95ã\82\8cã\82\8b
+位置次第である。
@item -N @var{line_number}
@itemx --first-line-number=@var{line_number}
@itemx --separator[=@var{char}]
@opindex -s
@opindex --separator
-段と段の区切りに 1 個の文字 @var{char} を使う。@option{-s} オプションの
-デフォルトの @var{char} は、@option{-w} オプションを同時に指定しなければ
-タブ、指定すれば「なし」である。なお、@option{-s} オプションを指定
-しない場合、デフォルトのセパレータはスペースである。@option{-s[char]}
-オプションを使用すると、@option{-w} も同時に指定しないかぎり、3 種の
-段組みオプション (@option{-COLUMN}|@option{-a -COLUMN}|@option{-m}) のすべてにおいて、
-行の切り詰めが行われない。これは、POSIX に準拠した仕様である。
+段と段の区切りに 1 個の文字 @var{char} を使う。@option{-s} オプションを
+指定したときのデフォルトの @var{char} は、@option{-w} オプションを同時に
+指定しなければタブ、指定すれば「なし」である。なお、@option{-s}
+オプションを指定しない場合のデフォルトのセパレータはスペースだ。
+@option{-s[char]} オプションを使用すると、@option{-w} も同時に指定しないかぎり、
+3 種の段組みオプション (@option{-COLUMN}|@option{-a -COLUMN}|@option{-m})
+のすべてにおいて、行の切り詰めが行われない。
+これは、POSIX に準拠した仕様である。
@item -S[@var{string}]
@opindex --width
本文を多段組み出力にしたときのみ、ページの幅を @var{page_width} 文字に
する (@var{page_width} のデフォルトは 72 字)。多段組みで @option{-w} オプション
-を同時に指定せずに @option{-s[CHAR]} オプションを指定すると、デフォルトの
-ã\83\9aã\83¼ã\82¸å¹\85ã\81¯ç\84¡å\8a¹ã\81«ã\81ªã\82\8aã\80\81è¡\8cã\81®å\88\87ã\82\8aè©°ã\82\81ã\82\84段ã\81®æ\95´å\88\97ã\82\82è¡\8cã\82\8fã\82\8cã\81ªã\81\84ã\80\82ã\81\99ã\81ªã\82\8fã\81¡ã\80\81
-多段組みのオプションが指定されているのに、各行が長いものは長いまま
-結合されるてしまうのである。なお、1 段組みの出力では、@var{page_width} の
-指定はできない。以上は、POSIX に準拠した仕様である。
+を指定せず、@option{-s[CHAR]} オプションだけ指定すると、デフォルトの
+ã\83\9aã\83¼ã\82¸å¹\85ã\81\8cç\84¡å\8a¹ã\81«ã\81ªã\82\8aã\80\81è¡\8cã\81®å\88\87ã\82\8aè©°ã\82\81ã\82\84段ã\81®æ\95´å\88\97ã\82\82è¡\8cã\82\8fã\82\8cã\81ªã\81\8fã\81ªã\82\8bã\80\82
+すなわち、多段組みのオプションが指定されているのに、各行が、
+長いものは長いまま結合されてしまうのだ。なお、1 段組みの出力では、
+@var{page_width} の指定はできない。以上は、POSIX に準拠した仕様である。
@item -W @var{page_width}
@itemx --page_width=@var{page_width}
@command{fold} は、各 @var{file} (@option{-} は標準入力を表す) を、長い行は折り返して、標準
出力に書き出す。@var{file} が指定されていない場合は、標準入力を対象にする。
-(訳注: @command{fold} の日本語対応は完全ではない。)
+(訳注: @command{fold} の日本語対応は完全ではない。出力行の長さによっては、
+あるいは、日本語にアルファベットが混じると、文字化けすることがある。)
@sp 1
書式:
ファイルの末端まで達しても、さらに文字を読み込もうとして、無限
ループする。たぶん、ファイルのサイズが増加し続けているからである。
複数のファイルが指定されている場合、@command{tail} は、異なるファイル
-ã\81\8bã\82\89å\87ºå\8a\9bã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\81\9fã\81³ã\81«ã\80\81ã\81\9dã\81®å\87ºå\8a\9bã\81\8cã\81©ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8bã\82\89æ\9d¥ã\81\9fã\81®ã\81\8bã\81\8cわかる
+ã\81\8bã\82\89å\87ºå\8a\9bã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\81\9fã\81³ã\81«ã\80\81ã\81\9dã\81®å\87ºå\8a\9bã\81\8cã\81©ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8bã\82\89æ\9d¥ã\81\9fã\82\82ã\81®ã\81\8bわかる
ように、ヘッダを表示する。
このオプションを使ってファイルの追跡をするとき、二つの方法が選択
@item --filter=@var{command}
@opindex --filter
このオプションを使用すると、各出力は、そのままファイルに書き出さ
-れるのではなく、パイプを通して一つづつ、指定されたシェルコマンド、
+れるのではなく、パイプを通して一つづつ、指定されたシェルコマンド
@var{command} に引き渡される。@var{command} 中では、環境変数 $FILE を使用する
べきであり、この変数には、シェルコマンドを実行するごとに、異なる
出力ファイル名が代入される。たとえば、1TiB の圧縮ファイルがあると
@opindex --elide-empty-files
サイズ 0 の出力ファイルができないようにする。そうしたものが生成
されることがあるのは、@option{--number} を使ったときである。入力ファイル
-が (短縮されて) 指定された数に分割するには分量が足りなくなって
-いる場合や、1 行が長すぎて、後続する「部分」をすっぽり飲み込んで
-いる場合などがそれに当たる。このオプションが指定されているときでも、
-出力ファイルの連続番号が、順番に増えていくことに変わりはない。
+が (短縮されて) 指定された数の出力ファイルを作るには分量が
+足りなくなっている場合や、1 行が長すぎて、後続する「部分」を
+すっぽり飲み込んでしまっている場合などがそれに当たる。この
+オプションが指定されているときでも、出力ファイルの連続番号が、
+順番に増えていくことに変わりはない。
@item -u
@itemx --unbuffered
は、そこに名前を挙げられたファイルを読み込み、その MD5 チェックサム
を計算する。そして、算出したメッセージダイジェストが、そのファイル名
と同じ行にあるチェックサムと一致しない場合は、そのファイルがテストに
-失敗したことを通告するのである。両者が一致した場合は、テストにパス
+失敗したことを報告するのである。両者が一致した場合は、テストにパス
したことになる。デフォルトでは、有効な各行に対して標準出力にメッ
セージを 1 行づつ書き出し、指名されたファイルがテストにパスしたか
どうかを明かにする。また、すべてのチェックが完了したとき、テストに
@opindex -w
@opindex --warn
@cindex verifying MD5 checksums
-チェックサムを照合する際、MD5 チェックサムを記載した行の書式が
-正しくないと、警告を発する。このオプションが役に立つのは、チェック
-される入力中の、数行を除いたすべての行が、有効なときだけである。
+チェックサムを照合する際、MD5 チェックサムを記載した行の書式に
+正しくないものがあると、その旨警告を発する。このオプションが
+役に立つのは、チェックされる入力中の、数行を除いたすべての行が、
+有効なときだけである。
@item --strict
@opindex --strict
@item --compress-program=@var{prog}
テンポラリ・ファイルを @var{prog} というプログラムで圧縮する。
-@var{prog} プログラムは、引数を一つも指定しない場合に、標準入力を圧縮
-して、標準出力に書き出すものでなければならない。またそのとき、@option{-d}
-オプションの指定があれば、標準入力を展開して、標準出力に書き出す
-ものでなければならない。
+@var{prog} プログラムは、引数が一つも存在しない場合に、標準入力を圧縮
+して標準出力に書き出し、@option{-d} オプションの指定があれば、標準入力を
+展開して標準出力に書き出すものでなければならない。
@var{prog} が 0 以外のステータスで終了した場合は、エラーメッセージを
出して、@command{sort} の実行を中止する。
@opindex --random-source
@cindex random source for sorting
@var{file} をランダムデータのソースとして使用する。そのランダムデータは、
-@option{-R} オプションでどのランダムハッシュ関数を使うかを決定するのに
-使用される。 @xref{Random sources}.
+@option{-R} オプションでどのランダムハッシュ関数を使うかを決めるのに使用
+される。 @xref{Random sources}.
@item -s
@itemx --stable
@opindex --unique
@cindex uniquifying output
-通常は、比較して等価と評価された複数の行の内、最初のもののみを
-出力する。@option{--check} (@option{-c} または @option{-C}) オプションが指定されている
-場合は、等価な行が連続して 2 行存在していないかをチェックする
-(訳注: 等価な行の連続があると、終了ステータスが 1 になる)。
+通常は、等価と評価される複数の行の内、最初のもののみを出力する。
+@option{--check} (@option{-c} または @option{-C}) オプションが指定されている場合は、
+等価と評価される行が、2 行連続していないかをチェックする (訳注:
+等価な行の連続があると、終了ステータスが 1 になる)。
また、このオプションを指定すると、デフォルトでは実行する、最後の
手段の比較を行わなくなる。
あり、入力ファイルはすべて順番に、あたかもすべてのファイルが結合されて
いるかのように読み込まれる。とは言え、各ファイル同士は文脈的に完全に分離
しており、参照先情報の自動作成を指定している場合に、参照先のファイル名や
-è¡\8cç\95ªå\8f·ã\81\8cæ\8c\87ã\81\97示ã\81\99ã\81®ã\81¯ã\80\81å\80\8bã\80\85ã\81®å\85¥å\8a\9bã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®ã\81\9dã\82\8cã\81«ã\81ªる。どの場合
+è¡\8cç\95ªå\8f·ã\81\8cæ\8c\87ã\81\97示ã\81\99ã\81®ã\81¯ã\80\81å\80\8bã\80\85ã\81®å\85¥å\8a\9bã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®ã\81\9dã\82\8cã\81§ã\81\82る。どの場合
でも、@command{ptx} は、パミューテド・インデックスを標準出力に出力する。
GNU による拡張が有効になっていない場合、すなわち、プログラムが従来
指定できる。パラメータがない場合、プログラムは標準入力を読み込んで、
標準出力にパミューテド・インデックスを出力する。パラメータが 1 個だけ
の場合、それが示しているのは、標準入力の代わりに読み込まれるテキスト
-ファイル (上記書式の @var{input}) の名前である。パラメータが二つある場合、
-それぞれが示しているのは、読み込み対象の @var{input} ファイルと出力先の
-@var{output} ファイルの名前だ。この場合、二番目のパラメータによって指定
+ファイル (訳注: 上記書式の @var{input}) の名前である。パラメータが二つある
+場合、それぞれが示しているのは、読み込み対象の @var{input} ファイルと出力先
+の @var{output} ファイルの名前だ。この場合、二番目のパラメータによって指定
されたファイルの内容が破壊されることに、くれぐれも気をつけていただき
たい。この動作は、System V の @command{ptx} との互換性を維持するために必要に
なっているものだが、通常 GNU の規格では、オプションによって指定される
このオプションで指名するファイルには、出力するコンコーダンスで
キーワードとして採用する単語のリストを入れておく。このファイルに
-書かれていないどんな単語も、キーワードとして取り上げられることは
-ã\81ªã\81\84ã\82\8fã\81\91ã\81 ã\80\82ã\81\93ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¯ã\80\81@dfn{Only file} ã\81¨å\91¼ã\81°ã\82\8cã\82\8bã\80\82ã\81\93ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«
-ã\81¯ã\80\811 è¡\8c 1 å\8d\98èª\9eã\81®å½¢å¼\8fã\81§ã\81\82ã\82\8aã\80\81å\8d\98èª\9eã\81®å\88\86é\9b¢ã\81¯å¸¸ã\81«è¡\8cæ\9c«ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦è¡\8cã\82\8fã\82\8cã\81¦ã\80\81
-@option{-S} オプションの値の影響を受けることはない。
+書かれていないどんな単語も、キーワードとして採用されることはない。
+ã\81\93ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¯ã\80\81@dfn{Only file} ã\81¨å\91¼ã\81°ã\82\8cã\82\8bã\80\82ã\81\93ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¯ã\80\811 è¡\8c 1 å\8d\98èª\9e
+ã\81®å½¢å¼\8fã\81§ã\81\82ã\82\8aã\80\81å\8d\98èª\9eã\81®å\88\86é\9b¢ã\81¯å¸¸ã\81«è¡\8cæ\9c«ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦è¡\8cã\82\8fã\82\8cã\81¦ã\80\81@option{-S} ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³
+の値の影響を受けることはない。
Only file として使われるデフォルトのファイルは存在しない。Only file
と Ignore file の両方が指定されている場合に、ある単語がキーワードと
キーワードが入力行や入力文の末尾近くにあると、出力する文脈行の
行末に、使用しない領域がしばしば生ずる。@command{ptx} プログラムは、
その文脈を折り返して、そうした不使用領域を埋めようと試みる。
-すなわち、その入力行や入力文の後続する部分を使って、出力する行の
-左にある不使用領域を埋め、その入力行や入力文の先行する部分を
-使って、出力する行の右にある不使用領域を埋めるのである。
+すなわち、その入力行や入力文の後続する部分 (@var{tail}) を使って、
+出力する行の左にある不使用領域を埋め、その入力行や入力文の
+先行する部分 (@var{head}) を使って、出力する行の右にある不使用領域を
+埋めるのである。
このオプションの引数中では、ユーザーの便宜のために、C 言語由来の
よく使うバックスラッシュ・エスケープシーケンスの多くが、@command{ptx}
出力フォーマットとして、@command{nroff} や @command{troff} で処理するのに適した
形式を選択する。各出力行は次のようになる。
+@sp 1
+(訳注: 下記の @var{tail} と @var{head} については、前節 @option{--sentence-regexp}
+オプションの説明の終わりから 2 番目のパラグラフをご覧いただきたい。
+@var{ref} は参照先情報である。)
@smallexample
.xx "@var{tail}" "@var{before}" "@var{keyword_and_after}"@c
出力フォーマットとして、@TeX{} で処理するのに適した形式を選択する。
各出力行は、次のようになる。
+@sp 1
+(訳注: 下記の @var{tail} と @var{head} については、前節 @option{--sentence-regexp}
+オプションの説明の終わりから 2 番目のパラグラフをご覧いただきたい。
+@var{ref} は参照先情報である。)
@smallexample
\xx @{@var{tail}@}@{@var{before}@}@{@var{keyword}@}@c
@item
このプログラムは、出力行の長さを System V の @command{ptx} より上手に処理
する。GNU の拡張が無効になっている場合、このプログラムは System V
-ã\81® @command{ptx} ã\81®å\8b\95ä½\9cã\82\92ã\81§ã\81\8dã\81\9fã\82\89真似ようとするが、それでも、System V の
+ã\81® @command{ptx} ã\81®å\8b\95ä½\9cã\82\92ã\81ªã\82\8bã\81¹ã\81\8f真似ようとするが、それでも、System V の
ちょっとした癖のいくつかは、完全には再現できない。
@item
@end example
@noindent
-(訳注: 上の例は、"a b/c d/e f/b c/d e" という組を作っている。)@*
+(訳注: 上の例は、"a b/c d/e f/b c/d e" という組を与えている。)
+@sp 1
出力は、こうなる。
@example
@item -o @var{field-list}
@itemx -o auto
キーワードの @samp{auto} が指定されると、@command{join} は各ファイルの最初の
-行を元にして、出力フォーマットを推測する。それは、デフォルトの出力
-フォーマットとほぼ同じだが、それに加えて、各行に必ず同数のフィー
-ã\83«ã\83\89ã\82\92å\87ºå\8a\9bã\81\99ã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\97ã\81¦ã\81\84る。また、欠けているフィールドがあれば、
+行を元にして、出力フォーマットを推測する。それは、デフォルトの
+出力フォーマットとほぼ同じだが、それだけでなく、各行に必ず同数の
+ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89ã\82\92å\87ºå\8a\9bã\81\99ã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\99る。また、欠けているフィールドがあれば、
@option{-e} オプションの指定する文字列で補う。余分なフィールドは除去する。
@samp{auto} が指定されていない場合は、@var{field-list} のフォーマットに従っ
に @var{m.n} で示すことでも、実現できるだろう。しかしながら、(@option{-a} オプ
ションなり @option{-v} オプションなりを使用して)、対にならない行を表示
する場合、対にならない行が両方のファイルに存在すると、@var{field-list} で
-@var{m.n} ã\82\92ã\81©ã\81\86使ã\81\8aã\81\86ã\81¨ã\80\81å\85±é\80\9aã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84ã\81®ã\81 ã\80\82@command{join} ã\81§å\85±é\80\9a
-フィールドの指定が常に可能になるように、POSIX は @samp{0} というフィー
-ルド指定法を考案したのである。
+@var{m.n} ã\82\92ã\81©ã\81\86使ã\81\8aã\81\86ã\81¨ã\82\82ã\80\81å\85±é\80\9aã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84ã\81®ã\81 ã\80\82@command{join} ã\81§
+共通フィールドの指定が常に可能になるように、POSIX は @samp{0} という
+ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89æ\8c\87å®\9aæ³\95ã\82\92è\80\83æ¡\88ã\81\97ã\81\9fã\81®ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82
@var{field-list} の各要素は、コンマ、または空白で区切られる。区切りに空白
を使用するときは、シェルによって解釈されないように、たいていの場合
を @option{-b} なしで実行すれば、このオプションに対応する順序に行を
並べることができる。@samp{join -t ''} を指定すると、行全体が共通フィー
ルドとして考慮の対象になり、これは sort のデフォルトの動作に対応
-ã\81\99ã\82\8bã\80\82@samp{-t '\0'} ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81ASCII NUL æ\96\87å\97ã\81\8cã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89ã\81®å\8cºå\88\87ã\82\8aã\81«
-使用される。
+ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\80\82@samp{-t '\0'} ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81ASCII NUL æ\96\87å\97ã\81\8cã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89ã\81®
+区切りに使用される。
@item -v @var{file-number}
通常の出力はせず、@var{file-number} (@samp{1} か @samp{2} である) のファイルに存在
スペース (0x20) は含む)。
@item punct
@opindex punct
-句読点。
+句読点 (訳注: 引用符なども含む)。
@item space
@opindex space
水平方向や垂直方向の空白 (Horizontal or vertical whitespace)。
@opindex --tabs
@cindex tab stops, setting
タブ位置 (tab stop) が一つだけ指定された場合には、(訳注: 入力行に
-ã\81\8aã\81\91ã\82\8b) ã\82¿ã\83\96ä½\8dç½®ã\82\92 @var{tab1} æ¡\81ã\81\94ã\81¨ã\81«ã\81\99ã\82\8b (ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81¯ 8 æ¡\81ã\81\94ã\81¨)ã\80\82
-それ以外の場合は、タブ位置を @var{tab1}, @var{tab2}, @dots{} 桁目に置き (行頭を
-0 桁目として数える)、指定された最後のタブ位置より後ろにあるタブは
-1 個のスペースで置き換える。タブ位置の指定は、コンマで区切っても
-よく、空白で区切ってもよい。
+ã\81\8aã\81\91ã\82\8b) ã\82¿ã\83\96ä½\8dç½®ã\81\8c @var{tab1} æ¡\81ã\81\94ã\81¨ã\81\82ã\82\8bã\82\82ã\81®ã\81¨ã\81\99ã\82\8b (ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81¯ 8
+桁ごと)。それ以外の場合は、タブ位置を @var{tab1}, @var{tab2}, @dots{} 桁目に置き
+(行頭を 0 桁目として数える)、指定された最後のタブ位置より後ろに
+あるタブは 1 個のスペースで置き換える。タブ位置の指定は、コンマで
+区切ってもよく、空白で区切ってもよい。
互換性を考慮して、GNU の @command{expand} は、@option{-@var{tab1}[,@var{tab2}]@dots{}}
という、
このオプションの古い書式も認めている。そちらを使う場合は、タブ位置を
必ずコンマで区切らなければならない。なお、@option{-t} とは違って、この古い
オプションは、@option{-a} を自動的に設定しない。新しいスクリプトでは
-(訳注: 古い書式と同じ動作をさせたいなら)、古い書式に代えて、
+(訳注: 古い書式と同じ動作をさせたい場合)、古い書式に代えて、
@option{--first-only -t @var{tab1}[,@var{tab2}]@dots{}} を使うべきである。
@item -a
@option{--dereference-command-line} (@option{-H}), @option{--dereference}
(@option{-L}),
@option{--dereference-command-line-symlink-to-dir} といったオプションが
-æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\81\8bã\81\8eã\82\8aã\80\81ã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83³ã\81§ã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83»ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81\8cæ\8c\87å®\9a
+指定されていないかぎり、コマンドラインでシンボリックリンクが指定
されても、それをたどらない。
@item -H
@opindex -H
@opindex --dereference-command-line
@cindex symbolic links, dereferencing
-ã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83³å¼\95æ\95°ã\81\8cã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83»ã\83ªã\83³ã\82¯ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\80\81ã\83ªã\83³ã\82¯
+コマンドライン引数がシンボリックリンクを指定している場合、リンク
そのものではなく、リンクが参照しているファイルの情報を表示する。
@item --dereference-command-line-symlink-to-dir
@opindex --dereference-command-line-symlink-to-dir
@cindex symbolic links, dereferencing
原則としてシンボリックリンクの参照を行わないが、一つだけ例外が
-ã\81\82ã\82\8bã\80\82ã\81\99ã\81ªã\82\8fã\81¡ã\80\81ã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83³å¼\95æ\95°ã\81\8cã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83»ã\83ªã\83³ã\82¯ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\80\81
+ある。すなわち、コマンドライン引数がシンボリックリンクを指定し、
それがディレクトリを指している場合は、リンクそのものではなく、
そのディレクトリの情報を表示する。この動作は、リンクの参照に関係
する他のオプションが全く指定されていないときの、@command{ls} のデフォルトの
@opindex nocreat
@cindex creating output file, avoiding
出力ファイルを作成しない。言い換えれば、出力ファイルは前もって
-存在していなければならないということ。
+å\98å\9c¨ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\91ã\82\8cã\81°ã\81ªã\82\89ã\81ªã\81\84ã\81¨ã\81\84ã\81\86ã\81\93ã\81¨ã\81 ã\80\82
@samp{excl} と @samp{nocreat} は、どちらか一方しか指定できない。
コンテキストについて、そのどれもが指定されているものと同一で
あるときは、インストール先ファイルを全く変更しない。このオプ
ションは、@option{--user}, @option{--group}, @option{--mode} オプションと組み合わせて
-使ã\81\86ã\81®ã\81\8cã\80\81æ\9c\80å\96\84ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9fã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92使ã\81\88ã\81°ã\80\81@command{install}
-コマンドが (たとえば、ディレクトリに setgid が付いているか否かや、
-POSIX のデフォルトの ACL を顧慮しないせいで)、インストールされる
-ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81§æ\8c\81ã\81¤ã\81¯ã\81\9aã\81®å±\9eæ\80§ã\82\92ä¸\8dæ£ç¢ºã\81«æ±ºã\82\81ã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\86ã\81\93ã\81¨ã\81\8c
-なくなる。そういうことがあると、無駄なコピーが行われたり、属性が
-正しいデフォルト値に設定し直されなかったりといった不都合が生じ
-かねないのだ。
+使ã\81\86ã\81®ã\81\8cã\80\81æ\9c\80å\96\84ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9fã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¨çµ\84ã\81¿å\90\88ã\82\8fã\81\9bã\81¦ä½¿ã\81\88ã\81°ã\80\81
+@command{install} コマンドが、(たとえば、ディレクトリに setgid が付いて
+いるか否かや、POSIX のデフォルトの ACL を顧慮しないせいで)、
+ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81§æ\8c\81ã\81¤ã\81¯ã\81\9aã\81®å±\9eæ\80§ã\82\92ä¸\8dæ£ç¢ºã\81«
+決めてしまうのを避けることができる。そういうことがあると、
+無駄なコピーが行われたり、属性が正しいデフォルト値に設定し直され
+ã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\82\8aã\81¨ã\81\84ã\81£ã\81\9fä¸\8dé\83½å\90\88ã\81\8cç\94\9fã\81\98ã\81\8bã\81ã\81ªã\81\84ã\81®ã\81 ã\80\82
@item -c
@opindex -c
@cindex permissions of installed files, setting
インストールするファイルやディレクトリのモードビットを @var{mode} に
設定する。@var{mode} の指定は、@samp{a=} (誰にもアクセスを許さない) を
-基点として行い、8 進数でも、@command{chmod} で使うようなシンボリック・
+基点として行い、8 進数でも、@command{chmod} で使うようなシンボリック
モードでもよい (@pxref{File permissions})。デフォルトのモードは、
@samp{u=rwx,go=rx,a-s} である。すなわち、所有者には読み、書き、実行を
許可し、グループとその他のユーザには読みと実行のみを許可、
ようにしている。そこで、バッドセクターに他人に見られたくないデータが
ある場合、@command{shred} はそれを破壊できないことになる。
-@command{shred} は、バックアップに対して何の対処もしないのと全く同様、
-ã\83\90ã\83\83ã\83\89ã\82»ã\82¯ã\82¿ã\83¼ã\81®å\95\8fé¡\8cã\81«ã\81¤ã\81\84ã\81¦ã\82\82、検知しようともしないし、通知しよう
+@command{shred} は、バックアップに対して何の対処も行おうとしないが、バッド
+ã\82»ã\82¯ã\82¿ã\83¼ã\81®å\95\8fé¡\8cã\81«ã\81¤ã\81\84ã\81¦ã\82\82å\85¨ã\81\8få\90\8cæ§\98ã\81§、検知しようともしないし、通知しよう
ともしない。それでも、@command{shred} はファイルに対して行うより、デバイスに
-対して行う方が信頼できるので、デフォルトでは、出力ファイルをサイズ 0
-に短縮したり、削除したりしないようになっている。このデフォルトは、
-ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\88ã\82\8aã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ã\81«é\81©ã\81\97ã\81\9få\8b\95ä½\9cã\81 ã\80\82ã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ã\81¯ä¸\80è\88¬ã\81«ç\9f縮ã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84ã\81\97ã\80\81
-削除するべきでもないからである。
+対して行う方が信頼できるので、デフォルトでは、出力ファイルをサイズ 0 に
+短縮したり、削除したりしないようになっている。このデフォルトは、ファイル
+ã\82\88ã\82\8aã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ã\81«é\81©ã\81\97ã\81\9få\8b\95ä½\9cã\81 ã\80\82ã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ã\81¯ä¸\80è\88¬ã\81«ç\9f縮ã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84ã\81\97ã\80\81å\89\8aé\99¤ã\81\99ã\82\8bã\81¹ã\81\8d
+でもないからである。
最後になったが、バックアップやミラーの持つリスクも考慮した方がよい。
削除することのできないファイルのコピーが、ファイルシステムのバックアップ
-ã\82\84ã\83ªã\83¢ã\83¼ã\83\88ã\81®ã\83\9fã\83©ã\83¼ã\81«æ®\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\8bã\82\82ã\81\97ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\81®ã\81 。そして、そうしたものが
+ã\82\84ã\83ªã\83¢ã\83¼ã\83\88ã\81®ã\83\9fã\83©ã\83¼ã\81«æ®\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\82\82ã\81\82ã\82\8aã\81\88ã\82\8b。そして、そうしたものが
残っていれば、@command{shred} で破壊したファイルを後日復元することが可能に
-ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\81 ã\81\8bã\82\89ã\80\81å¾\8cã\81§ @command{shred} ã\82\92使ã\81£ã\81¦æ\8a¹æ¶\88ã\81\97ã\81\9fã\81\8fã\81ªã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81ªã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\81\8cã\81\82ã\82\8b
-場合には、そのバックアップやミラーがないことを確認するべきなのである。
+ã\81ªã\82\8bã\81®ã\81 ã\80\82ã\81 ã\81\8bã\82\89ã\80\81å¾\8cã\81§ @command{shred} ã\82\92使ã\81£ã\81¦æ\8a¹æ¶\88ã\81\97ã\81\9fã\81\8fã\81ªã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81ªã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\81\8c
+ある場合には、そのバックアップやミラーがないことを確認すべきなのである。
@example
shred [@var{option}]@dots{} @var{file}[@dots{}]
パラメータに @samp{unlink} を指定した場合は、お定まりの unlink の
呼び出しをするだけだが、@samp{wipe} を指定すると、unlink する前に
ファイル名を構成するバイトの難読化を行う。@samp{wipesync} を指定した
-場合は、さらに、難読化したファイル名の各バイトをディスクに sync
-することまで行う。留意していただきたいのは、@samp{wipesync} はデフォルト
-の方法だが、すべてのファイルのすべての文字ごとに sync を行うことに
-なるので、負荷が重くなるかもしれないということである。それは、
-ファイルの数が多い場合には、無視できない負荷になるかもしれない。
-また、使用しているシステムがメタデータの同期アップデートを提供
-している場合には、やらないでもよいことかもしれない。(@option{--remove}
-に 対する @var{how} パラメータの指定は、coreutils-8.22 の新機能)
+場合は、ファイル名を難読化するだけでなく、それを 1 バイトづつ
+ディスクに sync することまで行う。留意していただきたいのは、
+@samp{wipesync} はデフォルトの方法だが、すべてのファイル名のすべての
+文字ごとに sync を行うことになるので、負荷が重くなるかもしれない
+ということである。ファイル数が多い場合には、無視できない負荷に
+なるかもしれない。また、使用しているシステムがメタデータの
+同期アップデートを提供している場合には、やらないでもよいこと
+かもしれない。(@option{--remove} に対する @var{how} パラメータの指定は、
+coreutils-8.22 の新機能)
@item -v
@itemx --verbose
@opindex --zero
通常、@command{shred} は、最後の 1 回でもランダムデータを書き込む。
そんなファイルがハードディスクにあると、(たとえば、暗号化された
-ã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\81«è¦\8bã\81\88ã\81¦) ç\9b®ç«\8bã\81¤ã\81®ã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\84ã\81\8bã\81¨æ\80\9dã\81\86ã\81®ã\81ªã\82\89ã\80\81ã\81\82ã\82\8bã\81\84ã\81¯ã\80\81å\8d\98ã\81«
-そっちの方がもっとすっきりしていると思うのなら、@option{--zero} オプション
-ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81¦ã\80\81ã\82\82ã\81\86ä¸\80å\9b\9eã\80\81 ã\81\99ã\81¹ã\81¦ 0 ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81§ä¸\8aæ\9b¸ã\81\8dã\81\95ã\81\9bã\82\8cã\81°ã\82\88ã\81\84ã\80\82
-ã\81\93ã\82\8cã\81¯ã\80\81@option{--iterations} ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81§æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81\9fä¸\8aæ\9b¸ã\81\8då\9b\9eæ\95°ã\81®ã\81»ã\81\8bã\81«ã\80\81
-もう一回ということである。
+ã\83\87ã\83¼ã\82¿ã\81«è¦\8bã\81\88ã\81¦) ç\9b®ç«\8bã\81£ã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\86ã\81®ã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\84ã\81\8bã\81¨æ\80\9dã\81\86ã\81®ã\81ªã\82\89ã\80\81ã\81\82ã\82\8bã\81\84ã\81¯ã\80\81
+単にそっちの方がもっとすっきりしていると思うのなら、@option{--zero}
+ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81¦ã\80\81ã\82\82ã\81\86ä¸\80å\9b\9eã\80\81 ã\81\99ã\81¹ã\81¦ 0 ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81§ä¸\8aæ\9b¸ã\81\8dã\81\95ã\81\9bã\82\8cã\81°
+ã\82\88ã\81\84ã\80\82ã\81\93ã\82\8cã\81¯ã\80\81@option{--iterations} ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81§æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81\9fä¸\8aæ\9b¸ã\81\8då\9b\9eæ\95°ã\81®
+ã\81»ã\81\8bã\81«ã\80\81ã\82\82ã\81\86ä¸\80å\9b\9eã\81¨ã\81\84ã\81\86ã\81\93ã\81¨ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82
@end table
ワークでつながったファイルシステムにあるような場合には)、リンクが
指しているファイルは、必ずしも同じではないかもしれない。相対パスの
シンボリックリンクの方は、それが存在しているディレクトリからの相対パス
-ã\81§å\8f\82ç\85§å\85\88ã\81\8c決ã\81¾ã\82\8bã\80\82ã\81\9dã\81\93ã\81§ã\80\81ã\83\8dã\83\83ã\83\88ã\83¯ã\83¼ã\82¯ã\81§ã\81¤ã\81ªã\81\8cã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\83\9eã\82·ã\83³ã\81\8bã\82\89
-ã\83ªã\83³ã\82¯ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\82¢ã\82¯ã\82»ã\82¹ã\81\95ã\82\8cã\82\8bå ´å\90\88ã\81«ã\80\81ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81¨å\90\8cã\81\98ã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ä¸\8aã\81«å\98å\9c¨ã\81\99ã\82\8b
-ファイルを、そのデバイスのマウントポイントが何という名前かを気にせずに
-æ\8c\87ã\81\99ことができて、便利であることが多い。
+ã\81§å\8f\82ç\85§å\85\88ã\81\8c決ã\81¾ã\82\8bã\80\82ã\81\9dã\81\93ã\81§ã\80\81ã\83ªã\83³ã\82¯ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\83\8dã\83\83ã\83\88ã\83¯ã\83¼ã\82¯ã\81§ã\81¤ã\81ªã\81\8cã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8b
+ã\83\9eã\82·ã\83³ã\81\8bã\82\89ã\82¢ã\82¯ã\82»ã\82¹ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81\82ã\82\8bå ´å\90\88ã\81«ã\80\81ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81¨å\90\8cã\81\98ã\83\87ã\83\90ã\82¤ã\82¹ä¸\8aã\81«
+存在するファイルを、そのデバイスのマウントポイントが何という名前かを
+æ°\97ã\81«ã\81\9bã\81\9aã\81«æ\8c\87示ã\81\99ã\82\8bことができて、便利であることが多い。
相対パスのシムリンクをカレントディレクトリ以外の場所に作成すると、
そのシムリンクが実際に指しているファイルは、同じ文字列がカレント
@cindex modes of created directories, setting
作成するディレクトリの許可属性ビットを @var{mode} に設定する。@var{mode} には
@command{chmod} と同じ書式を使用し、@samp{a=rwx} (すべてのユーザに、読み、書き、
-実効を許可する) を基点とする。@xref{File permissions}.
+実行を許可する) を基点とする。@xref{File permissions}.
通常、ディレクトリには、作成された時点で、要求したとおりのファイル
モードビットが付く。GNU の拡張として、@var{mode} で特殊モードビットも指定
@opindex --parents
@cindex parent directories, creating
各引数について、存在していない親ディレクトリがあれば、それを作成し、
-その許可属性ビットを、@samp{u+wx} になるように調整した umask を基にして
-è¨å®\9aã\81\99ã\82\8bã\80\82親ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\81\8cã\81\99ã\81§ã\81«å\98å\9c¨ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\81¯ã\80\81ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³
-ã\81¯ä½\95ã\82\82ã\81\9bã\81\9aã\80\81ã\81\9dã\81®è¨±å\8f¯å±\9eæ\80§ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\82\92å¤\89æ\9b´ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\82\82ã\81ªã\81\84ã\80\82
+その許可属性ビットを umask を基にして @samp{u+wx} になるように設定する。
+親ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\81\8cã\81\99ã\81§ã\81«å\98å\9c¨ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\81¯ã\80\81ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¯ä½\95ã\82\82ã\81\9bã\81\9aã\80\81
+その許可属性ビットを変更することもない。
新たに作成するいかなる親ディレクトリの許可属性ビットも、@samp{u+wx}
を含むある一定の値に設定するには、@command{mkdir} を実行する前に、umask
@itemx --no-newline
@opindex -n
@opindex --no-newline
-@var{file} ã\81\8c 1 å\80\8bã\81 ã\81\91æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81¯ã\80\81ã\83\87ã\83ªã\83\9fã\82¿ã\82\92å\87ºå\8a\9bã\81\97ã\81ªã\81\84ã\80\82è¤\87æ\95°ã\81®
-@var{file} とともに、このオプションが指定されたときは、 警告メッセージ
-を出す。
+@var{file} ã\81\8c 1 å\80\8bã\81\97ã\81\8bæ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81¯ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8då\90\8c士ã\82\92å\8cºå\88\87ã\82\8b
+デリミタを出力しない。複数の @var{file} とともに、このオプションが
+指定されたときは、 警告メッセージを出す。
@item -s
@itemx -q
@opindex --silent
@opindex --quiet
@cindex error messages, omitting
-所有者を変更できないファイルがあっても、エラーメッセージを表示
-しない。
+所有者を変更できないファイルがあっても、エラーメッセージを出さない。
@item @w{@kbd{--from}=@var{old-owner}}
@opindex --from
@opindex --quiet
@cindex error messages, omitting
グループを変更できないファイルがあっても、エラーメッセージを
-表示しない。
+出さない。
@item --dereference
@opindex --dereference
@command{chmod} の実行に成功したとき、通常ファイルの set-group-ID ビットが
消えることがあるが、それは、ファイルのグループ ID が、@command{chmod} を実行
したユーザの実効グループ ID や、補助グループ ID の一つに一致しなかった
-場合である。もっとも、そのユーザがしかるべき特権を持っている場合は、
+å ´å\90\88ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82ã\82\82ã\81£ã\81¨ã\82\82ã\80\81ã\81\9dã\81®ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\81\8cã\81\97ã\81\8bã\82\8bã\81¹ã\81\8dç\89¹æ¨©ã\82\92æ\8c\81ã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\81«ã\81¯ã\80\81
set-group-ID ビットが消えることはない。また、制限事項が他にも存在して、
指定した @var{mode} 中や @var{ref_file} の、set-user-ID ビットや set-group-ID
ビットが無視されることもある。そうした動作は、裏で動いている @code{chmod}
@opindex --quiet
@cindex error messages, omitting
アクセス権が変更できないファイルがあっても、エラーメッセージを
-表示しない。
+出さない。
@item --preserve-root
@opindex --preserve-root
@node df invocation
-@section @command{df}: ファイルシステムのディスク使用状量を報告する
+@section @command{df}: ファイルシステムのディスク使用状態を報告する
@pindex df
@cindex file system disk usage
@end example
引数を指定しないと、@command{df} は、現在マウントされているすべてのファイル
-ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 (ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®ã\82¿ã\82¤ã\83\97ã\81¯問わない) について、使用されている
+ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 (ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®ã\82¿ã\82¤ã\83\97ã\82\92問わない) について、使用されている
ディスク容量と、利用可能なディスク容量を報告する。引数が指定されている
場合は、引数として指定された各 @var{file} が存在するファイルシステムについて
報告する。
@var{field_list} は、@command{df} の出力に含まれることになる、コンマで区切った
列のリストであり、このリストによって出力する列の順序を制御する
-ことが可能である。従って、各フィールドは任意の場所に置くことが
-できるが、一度しか使うことができない。
+ことができる。従って、各フィールドは任意の場所に置くことができるが、
+一度しか使うことができない。
@var{field_list} で使える有効なフィールドの名前は、次のものである。
@table @samp
コマンドを実行して、終了ステータスを検査すればよい。
ファイルシステムのタイプを判断するには、ファイルシステムのリスト
-(@var{mtab}) ã\81\8cå¿\85è¦\81ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82å¾\93ã\81£ã\81¦ã\80\81å®\9fè¡\8cã\81®å¤±æ\95\97ã\81«ã\81¯ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®ã\83ªã\82¹ã\83\88ã\82\92
-読み込むことができないときに、ファイル名引数とともに @option{-a}, @option{-l}, @option{-t},
-@option{-x} といったオプションが一つ以上使われた場合が含まれる。
+(@var{mtab}) ã\81\8cå¿\85è¦\81ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82å¾\93ã\81£ã\81¦ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®ã\83ªã\82¹ã\83\88ã\82\92èªã\81¿è¾¼ã\82\80
+ことができないときに、ファイル名引数とともに @option{-a}, @option{-l}, @option{-t}, @option{-x}
+といったオプションが一つ以上使われた場合、@command{df} は実行に失敗する。
@node du invocation
@example
@samp{+} => @var{size} だけ増やす
@samp{-} => @var{size} だけ減らす
-@samp{<} => @var{size} 以下
-@samp{>} => @var{size} 以上
+@samp{<} => @var{size} 以下に
+@samp{>} => @var{size} 以上に
@samp{/} => @var{size} の倍数に切り下げる
@samp{%} => @var{size} の倍数に切り上げる
@end example
@command{printf} は、文字列 @var{format} を表示する。その際、C の @samp{printf} 関数と
ほとんど同じやり方で、@samp{%} 書式指定子と @samp{\} エスケープシーケンスを解釈
-して、数値や文字列の引数を整形する。詳細については、次の項目を参照する
-こと。 @xref{Output Conversion Syntax,, @command{printf} format directives,
-libc, The GNU C Library Reference Manual}.
-C の関数との相違点については、以下の箇条書きのとおりである。
+して、数値や文字列の引数 (上記書式の @var{argument}) を整形する。詳細に
+ついては、次の項目を参照すること。
+@xref{Output Conversion Syntax,, @command{printf} format directives, libc,
+The GNU C Library Reference Manual}. C の関数との相違点については、
+以下の箇条書きのとおりである。
@mayConflictWithShellBuiltIn{printf}
数値が期待される引数の先頭文字が @samp{"} や @samp{'} である場合、その引数の
値は、引用符の直後に来る文字の数値である (訳注: すなわち、一般に
は、その文字の ASCII コードの 10 進数表記が出力される)。その後に
-さらに文字が続く場合は、@env{POSIXLY_CORRECT} が設定されていれば、ただ
-単に無視され、設定されていなければ、警告が出される。一例を挙げて
-おくと、@samp{printf "%d" "'a"} は、ASCII 文字セットを使用しているホスト
-ã\81§ã\81¯ã\80\81@samp{97} ã\82\92å\87ºå\8a\9bã\81\99ã\82\8bã\80\82ASCII ã\81«ã\81\8aã\81\91ã\82\8b @samp{a} ã\81®æ\95°å\80¤ã\81¯ã\80\8110 é\80²æ\95°è¡¨è¨\98ã\81§
-97 だからだ。
+さらに文字が続く場合は、環境変数 @env{POSIXLY_CORRECT} が設定されて
+いれば、ただ単に無視され、設定されていなければ、警告が出される。
+一例を挙げておくと、@samp{printf "%d" "'a"} は、ASCII 文字セットを使用
+ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\83\9bã\82¹ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81@samp{97} ã\82\92å\87ºå\8a\9bã\81\99ã\82\8bã\80\82ASCII ã\81«ã\81\8aã\81\91ã\82\8b @samp{a} ã\81®æ\95°å\80¤ã\81¯ã\80\81
+10 進数表記で 97 だからだ。
@end itemize
@kindex \x@var{hh}
@command{printf} は、@var{format} 中の @samp{\@var{ooo}} を (@var{ooo} が 1 から 3
桁の 8 進数なら
-ば)、表示する 1 バイトを指定している 8 進数と見なす。また、@samp{\x@var{hh}} を
-(@var{hh} が 1 から 2 桁の 16 進数ならば)、表示する文字を指定している
+ば) 表示すべき 1 バイトを指定している 8 進数と見なす。また、@samp{\x@var{hh}}
+を (@var{hh} が 1 から 2 桁の 16 進数ならば) 表示すべき 1 文字を指定している
16 進数だと解釈する。ただし、注意していただきたいが、@samp{\@var{ooo}} が 255 より
大きな 10 進数に相当するときは、@command{printf} は 9 ビット目を無視する。
-従って、たとえば、@samp{printf '\400'} は、@samp{printf '\0'} と同じである。
+従って、たとえば、@samp{printf '\400'} は @samp{printf '\0'} と同じである。
@kindex \uhhhh
@kindex \Uhhhhhhhh
* File characteristic tests:: ファイル特性のテスト (-e -s -nt -ot -ef)。
* String tests:: 文字列のテスト (-z -n = == !=)。
* Numeric tests:: 数値のテスト (-eq -ne -lt -le -gt -ge)。
-* Connectives for test:: @command{test} の論理演算子 (! -a -o)。
+* Connectives for test:: @command{test} の論理結合演算子 (! -a -o)。
@end menu
@node File type tests
-@subsection ファイルタイプのテスト
+@subsection File type tests
@cindex file type tests
@cindex string tests
-以下のオプションは、文字列の特性を検査する。シェルに対して @var{string} を
+以下のオプションは、文字列の特性を検査する。シェルに対して引数 @var{string} を
引用符で保護する必要があるかもしれない。たとえば、こんなふうにだ。
@example
@node Connectives for test
-@subsection @command{test} の論理演算子
+@subsection @command{test} の論理結合演算子
@cindex logical connectives
@cindex connectives, logical
-おなじみの論理演算子である。
+おなじみの論理結合演算子である。
@table @samp
@cindex multiplication
@cindex division
@cindex remainder
-ä¹\97ç®\97ã\80\81é\99¤ç®\97ã\80\81å\89°ä½\99æ¼\94ç®\97ã\80\81左右の項は両方とも整数に変換される。整数に
+ä¹\97ç®\97ã\80\81é\99¤ç®\97ã\80\81å\89°ä½\99æ¼\94ç®\97ã\80\82左右の項は両方とも整数に変換される。整数に
変換できない場合は、エラーになる。
@end table
このテクニックは、パイプから入ってくるデータの圧縮したコピーを作り
たいときにも、役に立つ。@samp{du -ak} の出力するディスク使用量のデータを
-è¦\81ç´\84ã\81\97ã\81¦ã\80\81ã\82°ã\83©ã\83\95ã\82£ã\82«ã\83«ã\81«è¡¨ç¤ºã\81\97ã\81¦ã\81\8fã\82\8cるツールを考えていただきたい。
+è¦\81ç´\84ã\81\97ã\81¦ã\80\81ã\82°ã\83©ã\83\95ã\82£ã\82«ã\83«ã\81«è¡¨ç¤ºã\81\99るツールを考えていただきたい。
ディレクトリ階層が膨大だと、@samp{du -ak} は実行に長い時間がかかるだろう
し、いともたやすくテラバイトのデータを作成してくれるだろう。そこで、
@samp{du} コマンドをむやみに再実行することはやりたくない。また、圧縮される
@item
ファイル名の長さや、その構成要素の一つの長さが、POSIX の規格で
-可搬性のために最小限必要とされている長さを越えている。
+可搬性のために最小限サポートすべしとされている長さを越えている。
@end enumerate
@item -P
従って、ログイン後にグループ・データベースを変更しても、現在のログイン
セッションが続いている間は、@command{\cmd\} コマンドはその変更を反映しない。
しかし、\arg\を指定して @command{\cmd\} を実行した場合は、ユーザ・
-データベースやグループ・データベースの参照が、改めて行われるので、
+データベースやグループ・データベースの参照が改めて行われるので、
変更した結果が表示されることになる。
@end macro
@primaryAndSupplementaryGroups{id,引数にユーザの名前}
@opindex am i
@opindex who am i
オプション以外の引数を二つ指定すると、@command{who} は、自分を実行している
-ユーザのエントリのみを (自分が接続している標準入力からユーザの見当を
-付けて)、ホスト名を前に付けて表示する。渡される二つの引数は、全体
-として @samp{who am i} になるように、@samp{am i} とするのが慣例である。
+ユーザの情報のみを (自分が接続している標準入力からユーザの見当を
+付けて)、ホスト名を前に付けて表示する。渡される二つの引数は、
+全体として @samp{who am i} になるように、@samp{am i} とするのが慣例である。
@vindex TZ
タイムスタンプは、タイムゾーンのルールに従って表示されるが、その
@itemx --login
@opindex -l
@opindex --login
-システムがユーザのログインを待ち受ける窓口になっているプロセスに
-関する情報のみを表示する。ユーザ名は常に @samp{LOGIN} である。
+現在システムがログインの窓口としてユーザを待ち受けているプロセス
+に関する情報のみを表示する。ユーザ名は常に @samp{LOGIN} である。
@item --lookup
@opindex --lookup
-utmp で見つかったホスト名について DNS を検索して正式名を取得しよう
-ã\81¨ã\81\99ã\82\8bã\80\82ã\81\93ã\82\8cã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81«ã\81ªã\81£ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84ã\81®ã\81¯ã\80\81ã\82¤ã\83³ã\82¿ã\83¼ã\83\8dã\83\83ã\83\88ã\81«è\87ªå\8b\95
+utmp で見つかったホスト名について DNS を検索して正規名を得ようと
+する。これがデフォルトになっていないのは、インターネットに自動
ダイアルアップで接続しているシステムでは、深刻な遅滞を招きかねない
からである。
@item -u
@opindex -u
@cindex idle time
-ログイン日時の後ろに、ユーザが何時間何分アイドル状態でいるかを
-表示する。@samp{.} は、ユーザがここ 1 分間アクティブだったことを意味
-する。@samp{old} は、ユーザが 24 時間以上アイドル状態だいうことである。
+ログイン日時の後ろに、ユーザが何時間何分端末を使用していないかを
+(idle 状態かを) 表示する。@samp{.} は、ユーザがここ 1 分以内に端末操作
+をしたことを意味する。@samp{old} は、ユーザが 24 時間以上端末を使用
+していないいうことである。
@item -w
@itemx -T
その場合は、日付を表す文字列で @samp{UTC} を省略することができる。
とは言え、@option{--utc} を使う方法は、@samp{%s} を始め、多くの書式文字列では、
日付文字列で @samp{UTC} を使うのと同じ結果をもたらすものの、協定世界時
-からの時差が 0 ではないタイムゾーンで @samp{%z} など、タイムゾーンに
-ã\82\88ã\81£ã\81¦å\80¤ã\81\8cå¤\89ã\82\8fã\81£ã\81¦ã\81\8fã\82\8bæ\9b¸å¼\8fæ\96\87å\97å\88\97ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81\9få ´å\90\88ã\81«ã\81¯ã\80\81ç\95°ã\81ªã\82\8bçµ\90æ\9e\9cã\82\92
-出力することになるだろう。
+からの時差が 0 ではないタイムゾーンでは、@samp{%z} など、タイムゾーン
+ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å\80¤ã\81\8cå¤\89ã\82\8fã\81£ã\81¦ã\81\8fã\82\8bæ\9b¸å¼\8fæ\96\87å\97å\88\97ã\81«å¯¾ã\81\97ã\81¦ã\81¯ã\80\81ç\95°ã\81ªã\82\8bçµ\90æ\9e\9cã\82\92ã\82\82ã\81\9fã\82\89ã\81\99
+ことになるだろう。
@example
date -u --date=2000-01-01 +%s
@cindex commands for invoking other commands
この章で説明するコマンドは、他のコマンドを現在の条件とは違った条件で
-実行する。たとえば、環境を変更して実行する、別のユーザとして実行する
-といったことである。
+実行するものである。たとえば、環境を変更して実行する、別のユーザとして
+実行するといったコマンドだ。
+@sp 1
+(訳注: 「別のユーザとして実行する」というのは、@command{chroot} の
+@option{--userspec} オプションを指していると考えられなくもないが、元々は
+@command{su} コマンドのことを言っていたのだと思う。@command{su} も以前はこの章で説明されて
+いたが、現在では coreutils に収録されていない。)
@menu
* chroot invocation:: ルート・ディレクトリを変更する。
@item --userspec=@var{user}[:@var{group}]
@opindex --userspec
-デフォルトでは、@var{command} は、呼び出し側のプロセスと同じ資格情報を
-使って、実行される。このオプションを使えば、@var{command} を別の @var{user}
+デフォルトでは、@var{command} は呼び出し側のプロセスと同じ資格情報を
+使って実行されるが、このオプションを使えば、@var{command} を別の @var{user}
として実行することができる。別の基本 @var{group} を指定することも可能だ。
+(訳注: coreutils-8.22 では、場合によっては @var{user} や @var{group} を名前
+ではなく、ID 番号で指定しなければならないことがある。)
@item --groups=@var{groups}
@opindex --groups
このオプションを使えば、新しいプロセスが使用する補助 @var{groups} を指定
することができる。グループのリスト (名前でも ID 番号でもよい) は、
-コンマで区切られていなければならない。
+コンマで区切られていなければならない。(訳注: coreutils-8.22 では、
+このオプションが使用できない場合もある。)
@end table
"@command{nice} はプロセスの @dfn{niceness} を表示したり、niceness を変更して
コマンドを実行したりする。@dfn{niceness} は、プロセスがシステム中でどの程度
優先的にスケジュールされるかに影響を与える。(訳注: niceness を「スケ
-ã\82¸ã\83¥ã\83¼ã\83«優先度」と訳さない理由については、三つほど下のパラグラフを
+ã\82¸ã\83¥ã\83¼ã\83ªã\83³ã\82°優先度」と訳さない理由については、三つほど下のパラグラフを
御覧いただきたい。)
@sp 1
書式:
@node stdbuf invocation
-@section @command{stdbuf}: I/O ストリームのバッファリングを変更して、コマンドを実行する
+@section @command{stdbuf}: 入出力ストリームのバッファリングを変更して、コマンドを実行する
@pindex stdbuf
@cindex standard streams, buffering
@cindex line buffered
-@command{stdbuf} を使用すると、プログラムと結びついている 3 種類の標準 I/O
+@command{stdbuf} を使用すると、プログラムと結びついている 3 種類の標準入出力
ストリームに対して、そのバッファリング動作を変更することができる。
@sp 1
書式:
@table @samp
@item --preserve-status
@opindex --preserve-status
-ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¢ã\82¦ã\83\88ã\81\97ã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81«ã\80\81ã\81\84ã\81\8bã\81ªã\82\8bã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¢ã\82¦ã\83\88ã\81\8bを示す @command{timeout}
+ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¢ã\82¦ã\83\88ã\81\97ã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81«ã\80\81ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¢ã\82¦ã\83\88ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\81\93ã\81¨を示す @command{timeout}
コマンドの終了ステータスではなく、@command{timeout} が管理している
@var{command} の終了ステータスを返す。このオプションが役に立つのは、
管理される @var{command} が無期限の続行時間をサポートしている場合である。
@command{kill} コマンドの二番目の書式では、シグナルに関する情報が表示される。
@option{-l} または @option{--list}、あるいは、@option{-t} または @option{--table} オプションの
-指定は必須である。引数 @var{signal} を付けないと、サポートされているすべての
-シグナルがリストされる。@option{-l} や @option{--list} の出力は、シグナル名のリスト
-であり、1 行に一つづつ表示される。なお、引数 @var{signal} がすでにシグナル名
-である場合は、名前ではなく、シグナル番号が表示される。@option{-t} や @option{--table}
-の出力は、シグナル番号、シグナル名、その説明からなる表である。この書式の
-@command{kill} コマンドは、すべての @var{signal} 引数が有効なものであり、出力エラーが
-なかったとき、成功のステータスで終了する。
+指定は必須である。引数 @var{signal} を一つも指定しないと、サポートされている
+すべてのシグナルがリストされる。@option{-l} や @option{--list} の出力は、シグナル名の
+リストであり、1 行に一つづつ表示される。ただし、引数 @var{signal} がすでに
+シグナル名である場合に表示されるのは、名前ではなく、シグナル番号だ。
+@option{-t} や @option{--table} の出力は、シグナル番号、シグナル名、その説明からなる
+表である。この書式の @command{kill} コマンドは、引数として指定されたすべての
+@var{signal} が有効なものであり、出力エラーがなかったとき、成功のステータスで
+終了する。
@command{kill} コマンドでは、@option{--help} や @option{--version} オプションも使用できる。
@xref{Common options}.
factor @var{option}
@end example
-@var{number} がコマンドラインで指定されていない場合、@command{factor} は、標準入力
+@var{number} がコマンドラインで指定されていない場合、@command{factor} は標準入力
から数値を読み込む。このとき、改行、タブ、空白で区切って複数の数値を
-入力できる。
+å\85¥å\8a\9bã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81§ã\81\8dã\82\8bã\80\82
@command{factor} コマンドで使えるオプションは、いくつもない。
している Pollard Rho アルゴリズムは、比較的小さな因数を持つ数値に
対してとりわけ効率がよい。もし、小さな因数を持たない大きな数値 (たと
えば、二つの大きな素数の積からなる数値) の素因数分解をなさりたいのなら、
-ä»\96ã\81®æ\89\8bæ³\95ã\81®æ\96¹ã\81\8cã\81\9aã\81£ã\81¨é\81©ã\81\97ている。
+ä»\96ã\81®æ\96¹æ³\95ã\81®æ\96¹ã\81\8cã\81\9aã\81£ã\81¨ã\81\99ã\81\90ã\82\8cている。
@command{factor} が GNU MP を使用せずにビルドされている場合は、単精度の
算術しか利用できない。従って、大きな数値 (一般には @math{2^{64}} 以上)
行末に余計な文字が入ることがある。そうしたときは、@kbd{C-l} を押して
(Ctrl と l (エル) キーを同時に押す)、画面の再描画を行っていただき
たい。表示が正常になるはずである。Emacs の info リーダーでは、この
-å\95\8fé¡\8cã\81¯ã\81\9fã\81¶ã\82\93起きない。
+å\95\8fé¡\8cã\81¯ã\82\81ã\81£ã\81\9fã\81«起きない。
@item
現在のところ、@command{info} コマンドでは、@kbd{s} や @kbd{/} で日本語の単語を検索
numfmt, ptx, tsort, chcon, runcon を翻訳
@item
-2015-08-25@*
-numfmt の章の構成を修正。訳文の細かい変更 by 長南洋一
+2015-10-09@*
+numfmt の章の構成を修正。訳文の訂正と細かい変更 by 長南洋一
@end itemize
@node GNU Free Documentation License