.SS "レコードとブロック (Device blocking)"
.TP
\fB\-b\fP, \fB\-\-blocking\-factor\fP=\fIBLOCKS\fP
-レコードサイズを \fIBLOCKS\fPx\fB512\fP バイトにする。
+レコードサイズを \fIBLOCKS\fPx\fB512\fP バイトにする
+(訳注: \fIBLOCKS\fP は 1 レコードを構成する 512
+バイトのブロックの数、すなわち、ブロッキング係数。たいていの場合、デフォルトは
+20 になっている)。
.TP
\fB\-B\fP, \fB\-\-read\-full\-records\fP
内容表示や抽出をする際、ファイルの末尾を示すマーカーを含むレコードが、1
-ã\83¬ã\82³ã\83¼ã\83\89ã\81«æº\80ã\81\9fã\81ªã\81\84ä¸\8då®\8cå\85¨ã\81ªå\85¥å\8a\9bã\83¬ã\82³ã\83¼ã\83\89ã\81§も許容する。
+ã\83¬ã\82³ã\83¼ã\83\89ã\81®å¤§ã\81\8dã\81\95ã\81«æº\80ã\81\9fã\81ªã\81\84ä¸\8då®\8cå\85¨ã\81ªå\85¥å\8a\9bã\83¬ã\82³ã\83¼ã\83\89ã\81§ã\81\82ã\81£ã\81¦も許容する。
(訳注: \fBtar\fP はアーカイブの読み書きをレコード単位で行う。このオプションは、1
レコードの大きさに達しない入力に対する処理を指定している。\fBinfo tar Reading\fP
を参照していただきたい)。
512 バイトブロックが 2 個連続すると、それはファイルの末尾 (EOF)
を意味し、これに出会うと tar は読み込みを止める。
このオプションを指定すると、0 のブロックに出会っても読み込みを続けるので、
-\fB\-A\fP ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92ä»\98ã\81\91ã\81¦ä½\9cæ\88\90ã\81\95ã\82\8cたアーカイブを読み込むとき役に立つ。
+\fB\-A\fP ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92ä»\98ã\81\91ã\81¦ä½\9cæ\88\90ã\81\97たアーカイブを読み込むとき役に立つ。
.TP
\fB\-\-record\-size\fP=\fINUMBER\fP
レコードサイズを設定する。\fINUMBER\fP は 1
--- /dev/null
+po4a/tar-ja.po は、
+
+ $ po4a-gettextize -f man -m (original-dir)/tar.1 -p tar-ja.po
+
+で作成した po ファイルを翻訳したものである。原文にある整形の不備も
+含めて、原文と完全に対応している。
+
+その po ファイルに対し、
+
+ $ po4a-translate -f man -m (original-dir)/tar.1 -p tar-ja.po -l tar.1
+
+を実行したものが、draft ディレクトリにある tar.1 であり (今回は
+draft ディレクトリをそういう風に使った)、それにパッチ tar-ja.patch
+を当てて、原文にある整形の不備を訂正し、翻訳履歴、独立した訳注
+などを加えたものが、release/man1/tar.1 だ。
+
+tar-ja.po は、整形の不備も含めて原文と完全に対応しているので、
+tar の新バージョンが出て、原文が新しくなったときは、新しい原文の
+tar.1 とこの tar-ja.po を使って、
+
+ $ po4a-updatepo -f man -m (new-original-dir)/tar.1 -p tar-ja.po
+
+を実行すれば、新旧が同一な部分については翻訳が済んだ新しい翻訳用の
+po ファイルの原型が作れると思う。パッチ tar-ja.po もたぶん使える
+だろう。リジェクトされる部分もあるだろうけれど。
+
+2020/02/27 長南洋一
+
---- tar.1.orig 2020-02-27 09:57:23.596199766 +0900
-+++ tar.1 2020-02-27 10:01:20.890533225 +0900
+--- tar.1.orig 2020-02-28 10:00:26.144323617 +0900
++++ tar.1 2020-02-28 10:00:54.469564759 +0900
@@ -18,6 +18,15 @@
.\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
.\"
.RS
指定された info script が失敗した場合、\fBtar\fP
-@@ -720,6 +768,12 @@
+@@ -723,6 +771,12 @@
を付けて、アーカイブを作成する。
内容表示や抽出をする際にこのオプションを指定した場合は、\fITEXT\fP
をボリューム名の glob パターンとして使用する。
.SS 圧縮オプション
.TP
\fB\-a\fP, \fB\-\-auto\-compress\fP
-@@ -781,9 +835,9 @@
+@@ -784,9 +838,9 @@
.TP
\fBnever\fP, \fBsimple\fP
常に単純形式のバックアップを行う。
\fICONTROL\fP が指定されない場合、環境変数 \fBVERSION_CONTROL\fP
から値を取得する。それも指定されていない場合は、\fBexisting\fP
が指定されているものと見なされる。
-@@ -816,6 +870,13 @@
+@@ -819,6 +873,13 @@
ディレクトリをダンプする前に、\fIFILE\fP というファイルがそこに含まれているかを調べる。
含まれている場合は、そのファイルから除外パターンを読み込む。
このパターンは、そのディレクトリにのみ影響する。
.TP
\fB\-\-exclude\-ignore\-recursive=\fP\fIFILE\fP
\fB\-\-exclude\-ignore\fP と同様であるが、\fIFILE\fP
-@@ -859,6 +920,20 @@
+@@ -862,6 +923,20 @@
.TP
\fB\-\-no\-recursion\fP
ディレクトリにおいて自動的な下降をしないようにする。
.TP
\fB\-\-no\-unquote\fP
指定された入力ファイル名やメンバー名中の、バックスラッシュでクォートされたシーケンスを解釈・変換しない
-@@ -883,6 +958,15 @@
+@@ -886,6 +961,15 @@
(つまり、\fB\-T\fP オプションでダッシュで始まる名前の特別扱いをしなくなる)。
\fB\-\-verbatim\-files\-from\fP も参照すること。
.TP
\fB\-N\fP, \fB\-\-newer\fP=\fIDATE\fP, \fB\-\-after\-date\fP=\fIDATE\fP
DATE より新しいファイルのみを格納する。 \fIDATE\fP が \fB/\fP または \fB.\fP で始まっている場合は、
-@@ -908,11 +992,23 @@
+@@ -911,11 +995,23 @@
別の指定がないかぎり、\fIFILE\fP の内容は、ASCII \fBLF\fP で区切られた名前のリストでなければならない (つまり、1 行に 1
個の名前だ)。 読み込まれた名前は、コマンドラインの引き数と同じやり方で処理される。 すなわち、引用符が除去され、単語に分割され、そして、ダッシュ
(\fB\-\fP) で始まる文字列があれば、\fBtar\fP のコマンドラインオプションとして処理される。
.TP
\fB\-\-unquote\fP
指定された入力ファイル名やメンバー名中の、バックスラッシュでクォートされたシーケンスを解釈・変換する
-@@ -1011,7 +1107,7 @@
+@@ -1014,7 +1110,7 @@
内容表示や抽出をする際、検索の基準にマッチしないディレクトリに出会うごとに、その旨表示する
(訳注: 要するに、何らかの理由で、内容表示や抽出をスキップするディレクトリがあれば、
それを知らせるということ。\fBinfo tar verbose\fP
.TP
\fB\-\-show\-transformed\-names\fP, \fB\-\-show\-stored\-names\fP
ファイル名やアーカイブ名を表示する際、\fB\-\-strip\fP や \fB\-\-transform\fP オプションで変更した後の名前を使う (訳注:
-@@ -1221,9 +1317,18 @@
+@@ -1129,6 +1225,7 @@
+ .EX
+ $ tar \-\-warning=decompress\-program \-x \-f archive.Z
+ tar (child): cannot run compress: No such file or directory
++.br
+ tar (child): trying gzip
+ .EE
+
+@@ -1224,9 +1321,18 @@
.ad
This is free software: you are free to change and redistribute it. There is
NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
msgstr ""
"Project-Id-Version: PACKAGE VERSION\n"
"POT-Creation-Date: 2020-01-01 19:44+0900\n"
-"PO-Revision-Date: 2020-02-26 10:29+0900\n"
+"PO-Revision-Date: 2020-02-28 10:12+0900\n"
"Last-Translator: FULL NAME <EMAIL@ADDRESS>\n"
"Language-Team: Linux JM project <linuxjm-discuss@lists.osdn.me>\n"
"Language: \n"
#. type: Plain text
#: tar.man:737
msgid "Set record size to I<BLOCKS>xB<512> bytes."
-msgstr "レコードサイズを I<BLOCKS>xB<512> バイトにする。"
+msgstr ""
+"レコードサイズを I<BLOCKS>xB<512> バイトにする\n"
+"(訳注: I<BLOCKS> は 1 レコードを構成する 512\n"
+"バイトのブロックの数、すなわち、ブロッキング係数。たいていの場合、デフォルトは\n"
+"20 になっている)。"
#. type: TP
#: tar.man:737
"end-of-file marker."
msgstr ""
"内容表示や抽出をする際、ファイルの末尾を示すマーカーを含むレコードが、1\n"
-"ã\83¬ã\82³ã\83¼ã\83\89ã\81«æº\80ã\81\9fã\81ªã\81\84ä¸\8då®\8cå\85¨ã\81ªå\85¥å\8a\9bã\83¬ã\82³ã\83¼ã\83\89ã\81§も許容する。\n"
+"ã\83¬ã\82³ã\83¼ã\83\89ã\81®å¤§ã\81\8dã\81\95ã\81«æº\80ã\81\9fã\81ªã\81\84ä¸\8då®\8cå\85¨ã\81ªå\85¥å\8a\9bã\83¬ã\82³ã\83¼ã\83\89ã\81§ã\81\82ã\81£ã\81¦も許容する。\n"
"(訳注: B<tar> はアーカイブの読み書きをレコード単位で行う。このオプションは、1\n"
"レコードの大きさに達しない入力に対する処理を指定している。B<info tar Reading>\n"
"を参照していただきたい)。"
"512 バイトブロックが 2 個連続すると、それはファイルの末尾 (EOF)\n"
"を意味し、これに出会うと tar は読み込みを止める。\n"
"このオプションを指定すると、0 のブロックに出会っても読み込みを続けるので、\n"
-"B<-A> ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92ä»\98ã\81\91ã\81¦ä½\9cæ\88\90ã\81\95ã\82\8cたアーカイブを読み込むとき役に立つ。"
+"B<-A> ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92ä»\98ã\81\91ã\81¦ä½\9cæ\88\90ã\81\97たアーカイブを読み込むとき役に立つ。"
#. type: TP
#: tar.man:747
.SS "レコードとブロック (Device blocking)"
.TP
\fB\-b\fP, \fB\-\-blocking\-factor\fP=\fIBLOCKS\fP
-レコードサイズを \fIBLOCKS\fPx\fB512\fP バイトにする。
+レコードサイズを \fIBLOCKS\fPx\fB512\fP バイトにする
+(訳注: \fIBLOCKS\fP は 1 レコードを構成する 512
+バイトのブロックの数、すなわち、ブロッキング係数。たいていの場合、デフォルトは
+20 になっている)。
.TP
\fB\-B\fP, \fB\-\-read\-full\-records\fP
内容表示や抽出をする際、ファイルの末尾を示すマーカーを含むレコードが、1
-ã\83¬ã\82³ã\83¼ã\83\89ã\81«æº\80ã\81\9fã\81ªã\81\84ä¸\8då®\8cå\85¨ã\81ªå\85¥å\8a\9bã\83¬ã\82³ã\83¼ã\83\89ã\81§も許容する。
+ã\83¬ã\82³ã\83¼ã\83\89ã\81®å¤§ã\81\8dã\81\95ã\81«æº\80ã\81\9fã\81ªã\81\84ä¸\8då®\8cå\85¨ã\81ªå\85¥å\8a\9bã\83¬ã\82³ã\83¼ã\83\89ã\81§ã\81\82ã\81£ã\81¦も許容する。
(訳注: \fBtar\fP はアーカイブの読み書きをレコード単位で行う。このオプションは、1
レコードの大きさに達しない入力に対する処理を指定している。\fBinfo tar Reading\fP
を参照していただきたい)。
512 バイトブロックが 2 個連続すると、それはファイルの末尾 (EOF)
を意味し、これに出会うと tar は読み込みを止める。
このオプションを指定すると、0 のブロックに出会っても読み込みを続けるので、
-\fB\-A\fP ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92ä»\98ã\81\91ã\81¦ä½\9cæ\88\90ã\81\95ã\82\8cたアーカイブを読み込むとき役に立つ。
+\fB\-A\fP ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92ä»\98ã\81\91ã\81¦ä½\9cæ\88\90ã\81\97たアーカイブを読み込むとき役に立つ。
.TP
\fB\-\-record\-size\fP=\fINUMBER\fP
レコードサイズを設定する。\fINUMBER\fP は 1
.EX
$ tar \-\-warning=decompress\-program \-x \-f archive.Z
tar (child): cannot run compress: No such file or directory
+.br
tar (child): trying gzip
.EE