% This file is part of the pLaTeX2e system.
% -----------------------------------------
%
-% \fi
+% \fi
%
% \CheckSum{4475}
%% \CharacterTable
% \cs{section},\cs{subsection},\cs{subsubsection}の前後空きの伸縮幅を修正。
% (ありがとうございます、鈴木た@MILNさん)}
% \changes{v1.6}{2006/06/27}{フォントコマンドを修正。ありがとう、ymtさん。}
-% \changes{v1.6-ltj}{2011/09/27}{jclasses.dtx v1.6 をベースに Lua\LaTeX-ja 用に修正。}
+% \changes{v1.6-ltj}{2011/09/27}{jclasses.dtx v1.6 をベースにLua\LaTeX-ja用に修正。}
% \fi
%
% \iffalse
\documentclass{ltjltxdoc}
\GetFileInfo{ltjclasses.dtx}
\usepackage[unicode]{hyperref}
-\title{Lua\LaTeX-ja用 \texttt{jclasses} 互換クラス}
-\author{Lua\TeX-ja プロジェクト}
+\title{Lua\LaTeX-ja用\texttt{jclasses}互換クラス}
+\author{Lua\TeX-jaプロジェクト}
\date{\filedate}
\begin{document}
\maketitle
% \fi
%
% \section{はじめに}
-% このファイルは、Lua\LaTeX-ja 用の |jclasses| 互換クラスファイルです。
-% v1.6 をベースに作成しています。
+% このファイルは、Lua\LaTeX-ja用の|jclasses|互換クラスファイルです。
+% v1.6をベースに作成しています。
% \dst{}プログラムによって、横組用のクラスファイルと縦組用のクラスファイル
% を作成することができます。
%
% \MakeShortVerb{\|}
%
% \subsection{\texttt{jclasses.dtx} からの主な変更点}
-% 全ての変更点を知りたい場合は、|jclasses.dtx| と |ltjclasses.dtx| で |diff| を
+% 全ての変更点を知りたい場合は、|jclasses.dtx|と|ltjclasses.dtx|で|diff|を
% とって下さい。
% \begin{itemize}
-% \item |disablejfam| オプションを無効化。もし
+% \item |disablejfam|オプションを無効化。もし
% \begin{quotation}
% |! LaTeX Error: Too many math alphabets used in version ****.|
% \end{quotation}
-% のエラーが起こった場合は、|lualatex-math| パッケージを読み込んでみて下さい。
-% \item 出力 PDF の用紙サイズが自動的に設定されるようにしてあります。
+% のエラーが起こった場合は、|lualatex-math|パッケージを読み込んでみて下さい。
+% \item 出力PDFの用紙サイズが自動的に設定されるようにしてあります。
% \item \cs{if西暦}、\cs{西暦}、\cs{和暦}をそれぞれ\cs{ifSeireki}, \cs{Seireki},
-% \cs{Wareki} に変更してあります。これはデフォルトの漢字のカテゴリコードが12で
+% \cs{Wareki}に変更してあります。これはデフォルトの漢字のカテゴリコードが12で
% あるためです。
% \end{itemize}
%
% \section{Lua\TeX-ja の読み込み}
-% 最初に |luatexja| を読み込みます。
+% 最初に|luatexja|を読み込みます。
% \begin{macrocode}
%<*article|report|book>
\RequirePackage{luatexja}
%
% \begin{macro}{\c@@paper}
% 用紙サイズを示すために使います。
-% A4, A5, B4, B5 用紙はそれぞれ、1, 2, 3, 4 として表されます。
+% A4, A5, B4, B5用紙はそれぞれ、1, 2, 3, 4として表されます。
% \begin{macrocode}
\newcounter{@paper}
% \end{macrocode}
%
% \begin{macro}{\@ptsize}
% 組版をするポイント数の一の位を保存するために使います。
-% 0, 1, 2 のいずれかです。
+% 0, 1, 2のいずれかです。
% \begin{macrocode}
\newcommand{\@ptsize}{}
% \end{macrocode}
%
% \subsection{組方向オプション}
% このオプションが指定されると、縦組で組版をします。
-% しかし Lua\TeX-ja ではまだ縦組は未対応なのでコメントアウトします。
+% しかしLua\TeX-jaではまだ縦組は未対応なのでコメントアウトします。
% \changes{v1.0g}{1997/01/25}{Insert \cs{hbox}, to switch tate-mode.}
% \changes{v1.1d}{1997/02/05}{開始ページがおかしくなるのを修正}
% \changes{v1.1f}{1997/07/08}{縦組時にベースラインがおかしくなるのを修正}
%
% \subsection{日本語ファミリ宣言の抑制、和欧文両対応の数式文字}
% p\TeX では数式ファミリの数が16個だったので日本語ファミリ宣言を抑制する
-% |disablejfam| オプションが用意されていましたが、Lua\TeX では Omega 拡張が
+% |disablejfam|オプションが用意されていましたが、Lua\TeX ではOmega拡張が
% 取り込まれて数式ファミリは256個まで使用できるため、このオプションは必要ありません。
% ただし、\LaTeXe カーネルでは未だに数式ファミリの数は16個に制限されているので、
-% 実際に使用可能な数式ファミリの数を増やすためには |lualatex-math| パッケージを
+% 実際に使用可能な数式ファミリの数を増やすためには|lualatex-math|パッケージを
% 読み込む必要があることに注意が必要です。
-%
+%
% |mathrmmc|オプションは、
% |\mathrm|と|\mathbf|を和欧文両対応にするためのクラスオプションです。
% \changes{v1.1d}{1992/02/04}{disablejfamの判断を間違えてたのを修正}
%<!book&yoko>\input{ltjsize1\@ptsize.clo}
% \end{macrocode}
% 縦組用クラスファイルの場合は、ここで\file{plext.sty}が読み込まれていました。
-% Lua\TeX-ja でどうなるかは未定です。
+% Lua\TeX-jaでどうなるかは未定です。
% \changes{v1.0e}{1996/03/21}{\cs{usepackage} to \cs{RequirePackage}}
% \begin{macrocode}
%<tate>%\RequirePackage{plext}
% \section{フォント}
%
% Lua\LaTeX-jaの標準では、OTFパッケージ由来のメトリックが使われるようになっています。
-% 本クラスでは、「p\TeX の組版と互換性をできだけ持たせる」例を提示するため、
+% æ\9c¬ã\82¯ã\83©ã\82¹ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\80\8cp\TeX ã\81®çµ\84ç\89\88ã\81¨äº\92æ\8f\9bæ\80§ã\82\92ã\81§ã\81\8dã\82\8bã\81 ã\81\91æ\8c\81ã\81\9fã\81\9bã\82\8bã\80\8dä¾\8bã\82\92æ\8f\90示ã\81\99ã\82\8bã\81\9fã\82\81ã\80\81
% \begin{itemize}
% \item メトリックを\texttt{min10.tfm}ベースの\texttt{jfm-min.lua}に変更。
% \item 明朝とゴシックは両方とも\texttt{jfm-min.lua}を用いるが、
% 和文処理用グルー挿入時には「違うメトリックを使用」として思わせる。
% \item p\TeX と同様に、「異なるメトリックの2つの和文文字」の間には、両者から定める
% グルーを両方挿入する。
-% \item calllback を利用し、標準で用いる\texttt{jfm-min.lua}を、段落始めの括弧が全角二分下がりになるように内部で変更している。
-%
+% \item calllbackを利用し、標準で用いる\texttt{jfm-min.lua}を、段落始めの括弧が全角二分下がりになるように内部で変更している。
+%
% \end{itemize}
%
% \begin{macrocode}
%<*article|report|book>
-\directlua{luatexbase.add_to_callback('luatexja.load_jfm',
- function (ji, jn) ji.chars['parbdd'] = 0; return ji end,
+\directlua{luatexbase.add_to_callback('luatexja.load_jfm',
+ function (ji, jn) ji.chars['parbdd'] = 0; return ji end,
'ltj.jclasses_load_jfm', 1)}
{\jfont\g=psft:Ryumin-Light:jfm=min } % loading jfm-min.lua
\expandafter\let\csname JY3/mc/m/n/10\endcsname\relax
%
% \begin{macro}{\pdfpagewidth}
% \begin{macro}{\pdfpageheight}
-% 出力の PDF の用紙サイズをここで設定しておきます。
-% |tombow| が真のときは2インチ足しておきます。
+% 出力のPDFの用紙サイズをここで設定しておきます。
+% |tombow|が真のときは2インチ足しておきます。
% \begin{macrocode}
\setlength{\@tempdima}{\paperwidth}
\setlength{\@tempdimb}{\paperheight}
%
% \section{ページスタイル}\label{sec:pagestyle}
% つぎの6種類のページスタイルを使用できます。
-% \pstyle{empty}は\file{latex.dtx}で定義されています。
+% \pstyle{empty}は\file{latex.dtx}で定義されています。
%
% \begin{tabular}{ll}
% empty & ヘッダにもフッタにも出力しない\\
% ヘッダに見出しを、フッタにページ番号を出力します。
%
% このスタイルは、両面印刷と片面印刷とで形式が異なります。
-% \changes{v1.0d}{1995/08/23}{横組の evenfoot が中央揃えになっていたのを修正}
+% \changes{v1.0d}{1995/08/23}{横組のevenfootが中央揃えになっていたのを修正}
% \changes{v1.0d}{1996/03/05}{横組で偶数ページと奇数ページの設定が逆なのを修正}
% \begin{macrocode}
\if@twoside
%
% \changes{v1.6}{2006/06/27}{フォントコマンドを修正。ありがとう、ymtさん。}
% \LaTeX{} 2.09
-% compatibility mode では和文数式フォントfam が2重定義されていた
+% compatibility mode では和文数式フォントfamが2重定義されていた
% ので、その部分を変更しました。
% \begin{macrocode}
\if@compatibility\else
%<*yoko>
\if@twoside
\@mparswitchtrue
-\else
+\else
\@mparswitchfalse
\fi
%</yoko>
%<*driver>
\ProvidesFile{ltjsclasses.dtx}
%</driver>
- [2012/04/24]
+ [2012/04/24 ]
%<*driver>
\documentclass{ltjsarticle}
\usepackage{doc}
%
% \fi
%
-% \title{Lua\LaTeX-ja 用 \texttt{jsclasses} 互換クラス}
-% \author{Lua\TeX-ja プロジェクト}
+% \title{Lua\LaTeX-ja用\texttt{jsclasses}互換クラス}
+% \author{Lua\TeX-jaプロジェクト}
% \date{\filedate}
% \maketitle
% \tableofcontents
%
% \section{はじめに}
%
-% これは奥村晴彦先生による |jsclasses.dtx| を Lua\LaTeX-ja 用に改変したものです。
+% これは奥村晴彦先生による |jsclasses.dtx| をLua\LaTeX-ja用に改変したものです。
% 次のドキュメントクラス(スタイルファイル)を生成します。
% \begin{quote}
% \begin{tabular}{lll}
% ミティブで全体的に拡大するという手を使って,9ポイントや21,25,30,36,
% 43ポイント,12Q,14Qの指定を可能にしています。
%
-% \subsection{\texttt{jsclasses.dtx} からの主な変更点}
+% \subsection{\texttt{jsclasses.dtx}からの主な変更点}
% 全ての変更点を知りたい場合は,|jsclasses.dtx| と |ltjsclasses.dtx| で |diff| を
% とって下さい。
% \begin{itemize}
-% \item フォントメトリック関係のオプション |winjis| は単に無視されます。
+% \item フォントメトリック関係のオプション |winjis |は単に無視されます。
% \item 標準では |jfm-ujis.lua|(Lua\TeX-ja標準のメトリック,OTFパッケージのものがベース)を使用します。
% \item |uplatex| オプションを削除してあります。
% \item |disablejfam| オプションが無効になっています。もし
% |! LaTeX Error: Too many math alphabets used in version ****.|
% \end{quotation}
% のエラーが起こった場合は,|lualatex-math| パッケージを読み込んでみて下さい。
-% \item |papersize| オプションの指定に関わらず PDF のページサイズは適切に
+% \item |papersize| オプションの指定に関わらずPDFのページサイズは適切に
% 設定されます。
-% \item Lua\TeX-ja 同梱のメトリックを用いる限りは,段落の頭にグルーは挿入されません。
-% そのため,オリジナルの |jsclasses.dtx| 内にあったhack(|\everyparhook|)は不要になったので,
+% \item Lua\TeX-ja同梱のメトリックを用いる限りは,段落の頭にグルーは挿入されません。
+% そのため,オリジナルの |jsclasses.dtx| 内にあったhack (|\everyparhook|)は不要になったので,
% 削除しました。
-% \item 「\texttt{amsmath} との衝突の回避」のコードは,上流で既に対処されているうえ,
+% \item 「\texttt{amsmath}との衝突の回避」のコードは,上流で既に対処されているうえ,
% これがあると |grfext.sty| を読み込んだ際にエラーを引き起こすので削除しました。
% \item |\小|,|\上小|,|\if西暦|,|\西暦|,|\和暦|をそれぞれ
% |\Shou|, |\UeShou|, |\ifSeireki|, |\Seireki|, |\Wareki| に変更してあります。
% \StopEventually
%
% 以下では実際のコードに即して説明します。
-% \section{Lua\TeX-ja の読み込み}
+% \section{Lua\TeX-jaの読み込み}
%
% まず,|luatexja| を読み込みます。
% \begin{macrocode}
%
% \paragraph{用紙サイズ}
%
-% JISやISOのA0判は面積 $1\,\mathrm{m}^2$,縦横比 $1:\sqrt{2}$
-% の長方形の辺の長さを mm 単位に切り捨てたものです。
-% これを基準として順に半截しては mm 単位に切り捨てたものがA1,A2,…です。
+% JISやISOのA0判は面積$1\,\mathrm{m}^2$,縦横比$1:\sqrt{2}$
+% の長方形の辺の長さをmm単位に切り捨てたものです。
+% これを基準として順に半截してはmm単位に切り捨てたものがA1,A2,…です。
%
% B判はJISとISOで定義が異なります。
-% JISではB0判の面積が $1.5\,\mathrm{m}^2$ ですが,
+% JISではB0判の面積が$1.5\,\mathrm{m}^2$ですが,
% ISOではB1判の辺の長さがA0判とA1判の辺の長さの幾何平均です。
-% したがってISOのB0判は $1000\,\mathrm{mm} \times 1414\,\mathrm{mm}$ です。
-% このため,\LaTeXe の \texttt{b5paper}
-% は $250\,\mathrm{mm} \times 176\,\mathrm{mm}$ ですが,
-% \pLaTeXe の \texttt{b5paper}
-% は $257\,\mathrm{mm} \times 182\,\mathrm{mm}$ になっています。
+% したがってISOのB0判は$1000\,\mathrm{mm} \times 1414\,\mathrm{mm}$です。
+% このため,\LaTeXe の\texttt{b5paper}
+% は$250\,\mathrm{mm} \times 176\,\mathrm{mm}$ですが,
+% \pLaTeXe の\texttt{b5paper}
+% は$257\,\mathrm{mm} \times 182\,\mathrm{mm}$になっています。
% ここでは\pLaTeXe にならってJISに従いました。
%
% デフォルトは \texttt{a4paper} です。
%
% \paragraph{slide}
%
-% オプション \texttt{slide} を新設しました。
+% オプション\texttt{slide}を新設しました。
%
% \begin{macrocode}
\newif\if@slide
%
% \paragraph{サイズオプション}
%
-% 10pt,11pt,12pt のほかに,8pt,9pt,14pt,17pt,21pt,25pt,30pt,36pt,43pt を追加しました。
-% これは等比数列になるように選んだものです(従来の 20pt も残しました)。
+% 10pt,11pt,12ptのほかに,8pt,9pt,14pt,17pt,21pt,25pt,30pt,36pt,43ptを追加しました。
+% これは等比数列になるように選んだものです(従来の20ptも残しました)。
% |\@ptsize| の定義が変だったのでご迷惑をおかけしましたが,
% 標準的なドキュメントクラスと同様にポイント数から10を引いたものに直しました。
%
%
% \paragraph{トンボオプション}
%
-% トンボ(crop marks)を出力します。
+% トンボ(crop marks)を出力します。
% 実際の処理は |lltjcore.sty| で行います。
-% オプション \texttt{tombow} で日付付きのトンボ,
-% オプション \texttt{tombo} で日付なしのトンボを出力します。
+% オプション\texttt{tombow}で日付付きのトンボ,
+% オプション\texttt{tombo}で日付なしのトンボを出力します。
% これらはアスキー版のままです。
% カウンタ |\hour|,|\minute| は |luatexja-compat.sty| で宣言されています。
%
%
% \paragraph{面付け}
%
-% オプション \texttt{mentuke} で幅ゼロのトンボを出力します。
+% オプション\texttt{mentuke}で幅ゼロのトンボを出力します。
% 面付けに便利です。これもアスキー版のままです。
%
% \begin{macrocode}
%
% \paragraph{両面,片面オプション}
%
-% \texttt{twoside} で奇数ページ・偶数ページのレイアウトが変わります。
+% \texttt{twoside}で奇数ページ・偶数ページのレイアウトが変わります。
%
-% [2003-04-29] \texttt{vartwoside} でどちらのページも傍注が右側になります。
+% [2003-04-29] \texttt{vartwoside}でどちらのページも傍注が右側になります。
%
% \begin{macrocode}
\DeclareOption{oneside}{\@twosidefalse \@mparswitchfalse}
%
% \paragraph{二段組}
%
-% \texttt{twocolumn} で二段組になります。
+% \texttt{twocolumn}で二段組になります。
%
% \begin{macrocode}
\DeclareOption{onecolumn}{\@twocolumnfalse}
%
% \paragraph{表題ページ}
%
-% \texttt{titlepage} で表題・概要を独立したページに出力します。
+% \texttt{titlepage}で表題・概要を独立したページに出力します。
%
% \begin{macrocode}
\DeclareOption{titlepage}{\@titlepagetrue}
% \paragraph{右左起こし}
%
% 書籍では章は通常は奇数ページ起こしになりますが,
-% \texttt{openany} で偶数ページからでも始まるようになります。
+% \texttt{openany}で偶数ページからでも始まるようになります。
%
% \begin{macrocode}
%<book>\DeclareOption{openright}{\@openrighttrue}
% \end{macrocode}
% \end{environment}
%
-% \texttt{leqno} で数式番号が左側になります。
-% \texttt{fleqn} で数式が本文左端から一定距離のところに出力されます。
+% \texttt{leqno}で数式番号が左側になります。
+% \texttt{fleqn}で数式が本文左端から一定距離のところに出力されます。
% 森本さんにしたがって訂正しました。
%
% \begin{macrocode}
% \paragraph{数式フォントとして和文フォントを登録しないオプション}
%
% p\TeX では数式中では16通りのフォントしか使えませんでしたが,Lua\TeX では
-% Omega 拡張が取り込まれていて256通りのフォントが使えます。
+% Omega拡張が取り込まれていて256通りのフォントが使えます。
% ただし,\LaTeXe カーネルでは未だに数式ファミリの数は16個に制限されているので,
% 実際に使用可能な数式ファミリの数を増やすためには |lualatex-math| パッケージを
% 読み込む必要があることに注意が必要です。
%
% \paragraph{ドラフト}
%
-% \texttt{draft} でoverfull boxの起きた行末に5ptの罫線を引きます。
+% \texttt{draft}でoverfull boxの起きた行末に5ptの罫線を引きます。
%
% \begin{macrocode}
\newif\ifdraft
%
% \paragraph{和文フォントメトリックの選択}
%
-% ここではOTFパッケージのメトリックを元とした,|jfm-ujis.lua|メトリックを標準で使います。
-% 古い \texttt{min10},\texttt{goth10} 互換のメトリックを使いたいときは \texttt{mingoth}
+% ここではOTFパッケージのメトリックを元とした,|jfm-ujis.lua| メトリックを標準で使います。
+% 古い\texttt{min10},\texttt{goth10}互換のメトリックを使いたいときは\texttt{mingoth}
% というオプションを指定します。
-% p\TeX でよく利用される \texttt{jis} フォントメトリックと互換のメトリックを使いたい場合は,
-% \texttt{ptexjis} というオプションを指定します。
-% \texttt{winjis} メトリックは用済みのため,\texttt{winjis} オプションは無視されます。
+% p\TeX でよく利用される\texttt{jis}フォントメトリックと互換のメトリックを使いたい場合は,
+% \texttt{ptexjis}というオプションを指定します。
+% \texttt{winjis}メトリックは用済みのため,\texttt{winjis}オプションは無視されます。
%
% \begin{macrocode}
\newif\ifmingoth
% \paragraph{papersizeスペシャルの利用}
%
% |ltjsclasses| では |papersize| オプションの有無に関わらず,
-% PDF のページサイズは適切に設定されます。
+% PDFのページサイズは適切に設定されます。
%
% \begin{macrocode}
\newif\ifpapersize
%
% \paragraph{英語化}
%
-% オプション \texttt{english} を新設しました。
+% オプション\texttt{english}を新設しました。
%
% \begin{macrocode}
\newif\if@english
%
% \paragraph{ltjsreport相当}
%
-% オプション \texttt{report} を新設しました。
+% オプション\texttt{report}を新設しました。
%
% \begin{macrocode}
%<*book>
\setlength\paperheight{\inv@mag\paperheight}%
% \end{macrocode}
%
-% \paragraph{PDF の用紙サイズの設定}
+% \paragraph{PDFの用紙サイズの設定}
%
% \begin{macro}{\pdfpagewidth}
% \begin{macro}{\pdfpageheight}
-% 出力の PDF の用紙サイズをここで設定しておきます。
+% 出力のPDFの用紙サイズをここで設定しておきます。
% |tombow| が真のときは2インチ足しておきます。
% \begin{macrocode}
\setlength{\@tempdima}{\paperwidth}
% 1インチは定義により25.4mmです。
%
% \pTeX (アスキーが日本語化した\TeX )では,例えば従来のフォントメトリック
-% \texttt{min10} やJISフォントメトリックでは「公称10ポイントの和文フォントは,
+% \texttt{min10}やJISフォントメトリックでは「公称10ポイントの和文フォントは,
% 実際には9.62216ptで出力される(メトリック側で0.962216倍される)」という
% 仕様になっています。
% 一方,Lua\TeX-jaの提供するメトリックでは,そのようなことはありません。
% 公称10ポイントの和文フォントは,10ポイントで出力されます。
%
-% この|ltjsclasses|でも,派生元の|jsclasses|と同じように,
+% この |ltjsclasses| でも,派生元の |jsclasses| と同じように,
% この公称10ポイントのフォントをここでは13級に縮小して
-% 使うことにします。そのためには,$13\,\textrm{Q}/10\,\textrm{pt}\simeq 0.924872$ 倍
+% 使うことにします。そのためには,$13\,\textrm{Q}/10\,\textrm{pt}\simeq 0.924872$倍
% すればいいことになります。
%
%
%
% 某学会誌では,
% 和文フォントをPostScriptの9ポイントにするために,
-% $0.9*72.27/72 \simeq 0.903375$ 倍します。
+% $0.9*72.27/72 \simeq 0.903375$倍します。
%
% \begin{macrocode}
%<*jspf>
% Lua\TeX-jaでは和文組版に伴うグルーはノードベースで挿入するようになり,また
% 欧文・和文間のグルーとイタリック補正は干渉しないようになりました。
% まだ「和文の斜体」についてはLua\LaTeX カーネル側でまともな対応がされていませんが,
-% |jsclasses.dtx|で行われていた|\textmc|, |\textgt|の再定義は不要のように思われます。
+% |jsclasses.dtx| で行われていた |\textmc|, |\textgt| の再定義は不要のように思われます。
%
% |jsclasses.dtx| 中で行われていた |\reDeclareMathAlphabet| の再定義は削除。
%
%
% これは |\pounds| 命令で実際に呼び出される文字です。
% 従来からのOT1エンコーディングでは |\$| のイタリック体が |\pounds|
-% なので \texttt{cmti} が使われていましたが,
-% 1994年春からは \texttt{cmu}(upright italic,直立イタリック体)
+% なので\texttt{cmti}が使われていましたが,
+% 1994年春からは\texttt{cmu}(upright italic,直立イタリック体)
% に変わりました。
-% しかし \texttt{cmu} はその性格からして実験的なものであり,
+% しかし\texttt{cmu}はその性格からして実験的なものであり,
% |\pounds| 以外で使われるとは思えないので,
-% ここでは \texttt{cmti} に戻してしまいます。
+% ここでは\texttt{cmti}に戻してしまいます。
%
% [2003-08-20] Computer Modernフォントを使う機会も減り,T1エンコーディング
% が一般的になってきました。この定義はもうあまり意味がないので消します。
% \end{macrocode}
%
% 「CやC++では……」と書くと,C++の直後に四分アキが入らないのでバランスが悪くなります。
-% 四分アキが入るようにしました。\% の両側も同じです。
+% 四分アキが入るようにしました。\%の両側も同じです。
%
% \begin{macrocode}
\ltjsetparameter{alxspmode={`+,3}}
% \begin{macro}{\@}
%
% \LaTeX の |\def\@{\spacefactor\@m}| という定義(|\@m| は1000)
-% では |I watch TV\@.| と書くと V とピリオドのペアカーニングが効かなくなります。
+% では |I watch TV\@.| と書くとVとピリオドのペアカーニングが効かなくなります。
% そこで,次のような定義に直し,|I watch TV.\@| と書くことにします。
%
% \begin{macrocode}
% 和文文字間のスペース |kanjiskip|,
% 和文・欧文間のスペース |xkanjiskip| を変更しています。
%
-% |kanjiskip| は |luatexja-latex.sty| で |0pt plus 0.4pt minus 0.4pt| に
+% |kanjiskip| は |ltj-latex.sty| で |0pt plus 0.4pt minus 0.4pt| に
% 設定していますが,
% これはそもそも文字サイズの変更に応じて変わるべきものです。
% それに,プラスになったりマイナスになったりするのは,
%
% |\parindent| については,0(以下)でなければ全角幅(|1\zw|)に直します。
%
-% [2008-02-18] |english| オプションで |\parindent| を 1em にしました。
+% [2008-02-18] |english| オプションで |\parindent| を1emにしました。
%
% \begin{macrocode}
\def\@setfontsize#1#2#3{%
% 公称10ポイントの和文フォントが約9.25ポイント
% (アスキーのものの0.961倍)であることもあり,
% 行送りがかなりゆったりとしたと思います。
-% 実際,$16/9.25 \approx 1.73$ であり,
+% 実際,$16/9.25 \approx 1.73$であり,
% 和文の推奨値の一つ「二分四分」(1.75)
% に近づきました。
%
% \begin{macro}{\Chs}
%
% 基準となる長さの設定をします。
-% \texttt{lltjfont.dtx} で宣言されている
+% \texttt{lltjfont.dtx}で宣言されている
% パラメータに実際の値を設定します。
% たとえば |\Cwd| は |\normalfont| の全角幅(|1\zw|)です。
%
%
% |\small| も |\normalsize| と同様に設定します。
% 行送りは,|\normalsize| が16ポイントなら,
-% 割合からすれば $16 \times 0.9 = 14.4$ ポイントになりますが,
+% 割合からすれば$16 \times 0.9 = 14.4$ポイントになりますが,
% |\small| の使われ方を考えて,ここでは和文13ポイント,
% 欧文11ポイントとします。
-% また,|\topsep| と |\parsep| は,元はそれぞれ $4 \pm 2$,$2 \pm 1$
+% また,|\topsep| と |\parsep| は,元はそれぞれ$4 \pm 2$,$2 \pm 1$
% ポイントでしたが,ここではゼロ(|\z@|)にしました。
%
% \begin{macrocode}
% \begin{macro}{\footnotesize}
%
% |\footnotesize| も同様です。
-% |\topsep| と |\parsep| は,元はそれぞれ $3 \pm 1$,$2 \pm 1$
+% |\topsep| と |\parsep| は,元はそれぞれ$3 \pm 1$,$2 \pm 1$
% ポイントでしたが,ここではゼロ(|\z@|)にしました。
%
% \begin{macrocode}
% 上下の行の文字が |\lineskiplimit| より接近したら,
% |\lineskip| より近づかないようにします。
% 元は0ptでしたが1ptに変更しました。
-% \texttt{normal...} の付いた方は保存用です。
+% \texttt{normal...}の付いた方は保存用です。
%
% \begin{macrocode}
\setlength\lineskip{1\p@}
% \begin{macro}{\parindent}
%
% |\parskip| は段落間の追加スペースです。
-% 元は 0pt plus 1pt になっていましたが,ここではゼロにしました。
+% 元は0pt plus 1ptになっていましたが,ここではゼロにしました。
% |\parindent| は段落の先頭の字下げ幅です。
%
% \begin{macrocode}
%
% \begin{macro}{\interlinepenalty}
%
-% 段落中の改ページのペナルティです。デフォルトは 0 です。
+% 段落中の改ページのペナルティです。デフォルトは0です。
%
% \begin{macrocode}
% \interlinepenalty 0
% \begin{macro}{\brokenpenalty}
%
% ページの最後の行がハイフンで終わる際のペナルティです。
-% デフォルトは 100 です。
+% デフォルトは100です。
%
% \begin{macrocode}
% \brokenpenalty 100
% \begin{macro}{\topskip}
%
% |\topskip| は本文領域上端と本文1行目のベースラインとの距離です。
-% あまりぎりぎりの値にすると,本文中に $\int$ のような高い文字が
+% あまりぎりぎりの値にすると,本文中に$\int$のような高い文字が
% 入ったときに1行目のベースラインが他のページより下がってしまいます。
% ここでは本文の公称フォントサイズ(10pt)にします。
%
% \begin{macro}{\footskip}
%
% |\footskip| は本文領域下端とフッタ下端との距離です。
-% 標準クラスファイルでは,book で0.35in(約8.89mm),
-% book 以外で30pt(約10.54mm)となっていましたが,
+% 標準クラスファイルでは,bookで0.35in(約8.89mm),
+% book以外で30pt(約10.54mm)となっていましたが,
% ここではA4判のときちょうど1cmとなるように,
% |\paperheight| の0.03367倍(最小 |\baselineskip|)としました。
% 書籍については,フッタは使わないことにして,ゼロにしました。
% \begin{macro}{\headsep}
%
% |\headsep| はヘッダ下端と本文領域上端との距離です。
-% 元は book で18pt(約6.33mm),
+% 元はbookで18pt(約6.33mm),
% それ以外で25pt(約8.79mm)になっていました。
-% ここでは article は |\footskip| $-$ |\topskip| としました。
+% ここではarticleは |\footskip| $-$ |\topskip| としました。
%
% \begin{macrocode}
%<*article>
\newdimen\fullwidth
% \end{macrocode}
%
-% この |\fullwidth| は article では紙幅 |\paperwidth|の0.76倍を超えない
+% この |\fullwidth| はarticleでは紙幅 |\paperwidth|の0.76倍を超えない
% 全角幅の整数倍(二段組では全角幅の偶数倍)にします。0.76倍という数値は
% A4縦置きの場合に紙幅から約2インチを引いた値になるように選びました。
-% book では紙幅から36ミリを引いた値にしました。
+% bookでは紙幅から36ミリを引いた値にしました。
%
% \begin{macro}{\textwidth}
%
% \begin{macro}{\footins}
%
% |\skip\footins| は本文の最終行と最初の脚注との間の距離です。
-% 標準の10ポイントクラスでは 9 plus 4 minus 2 ポイントになっていますが,
+% 標準の10ポイントクラスでは9 plus 4 minus 2ポイントになっていますが,
% 和文の行送りを考えてもうちょっと大きくします。
%
% \begin{macrocode}
% \begin{macro}{\topfraction}
%
% 本文ページ上部のフロートが占有できる最大の割合です。
-% フロートが入りやすいように,元の値 0.7 を 0.8 [2003-08-23: 0.85] に変えてあります。
+% フロートが入りやすいように,元の値0.7を0.8 [2003-08-23: 0.85]に変えてあります。
%
% \begin{macrocode}
\renewcommand{\topfraction}{.85}
%
% \begin{macro}{\bottomfraction}
%
-% 本文ページ下部のフロートが占有できる最大の割合です。元は 0.3 でした。
+% 本文ページ下部のフロートが占有できる最大の割合です。元は0.3でした。
%
% \begin{macrocode}
\renewcommand{\bottomfraction}{.8}
% \begin{macro}{\textfraction}
%
% 本文ページに最低限入らなければならない本文の割合です。
-% フロートが入りやすいように元の 0.2 を 0.1 に変えました。
+% フロートが入りやすいように元の0.2を0.1に変えました。
%
% \begin{macrocode}
\renewcommand{\textfraction}{.1}
% \begin{macro}{\floatpagefraction}
%
% フロートだけのページでのフロートの最小割合です。
-% これも 0.5 を 0.8 に変えてあります。
+% これも0.5を0.8に変えてあります。
%
% \begin{macrocode}
\renewcommand{\floatpagefraction}{.8}
%
% 二段組のとき本文ページ上部に出力できる
% 段抜きフロートが占めうる最大の割合です。
-% 0.7 を 0.8 に変えてあります。
+% 0.7を0.8に変えてあります。
%
% \begin{macrocode}
\renewcommand{\dbltopfraction}{.8}
%
% 二段組のときフロートだけのページに入るべき
% 段抜きフロートの最小割合です。
-% 0.5 を 0.8 に変えてあります。
+% 0.5を0.8に変えてあります。
%
% \begin{macrocode}
\renewcommand{\dblfloatpagefraction}{.8}
% |headings| スタイルはヘッダに見出しとページ番号を出力します。
% ここではヘッダにアンダーラインを引くようにしてみました。
%
-% まず article の場合です。
+% まずarticleの場合です。
%
% \begin{macrocode}
%<*article|kiyou>
%</article|kiyou>
% \end{macrocode}
%
-% 次は book の場合です。
+% 次はbookの場合です。
%
% \begin{macrocode}
%<*book>
%
% 見出し番号のカウンタです。
% |\newcounter| の第1引数が新たに作るカウンタです。
-% これは第2引数が増加するたびに 0 に戻されます。
+% これは第2引数が増加するたびに0に戻されます。
% 第2引数は定義済みのカウンタです。
%
% \begin{macrocode}
% 部の見出しを出力します。
% |\bfseries| を |\headfont| に変えました。
%
-% |book| クラス以外では |secnumdepth| が $-1$ より大きいとき
+% |book| クラス以外では |secnumdepth| が$-1$より大きいとき
% 部番号を付けます。
%
% \begin{macrocode}
%</!book>
% \end{macrocode}
%
-% |book| クラスでは |secnumdepth| が $-2$ より大きいとき部番号を付けます。
+% |book| クラスでは |secnumdepth| が$-2$より大きいとき部番号を付けます。
%
% \begin{macrocode}
%<*book>
%
% 章の最初のページスタイルは,全体が |empty| でなければ |plain| に
% します。
-% また,|\@topnum| を 0 にして,
+% また,|\@topnum| を0にして,
% 章見出しの上に図や表が来ないようにします。
%
% \begin{macrocode}
%
% \subsection{リスト環境}
%
-% 第 $k$ レベルのリストの初期化をするのが |\@list|$k$ です
+% 第$k$レベルのリストの初期化をするのが |\@list|$k$です
% ($k = \mathtt{i}, \mathtt{ii}, \mathtt{iii}, \mathtt{iv}$)。
-% |\@list|$k$ は |\leftmargin| を |\leftmargin|$k$ に設定します。
+% |\@list|$k$は |\leftmargin| を |\leftmargin|$k$に設定します。
%
% \begin{macro}{\leftmargini}
%
-% 二段組であるかないかに応じてそれぞれ 2em,2.5em でしたが,
+% 二段組であるかないかに応じてそれぞれ2em,2.5emでしたが,
% ここでは全角幅の2倍にしました。
%
% [2002-05-11] |3\zw| に変更しました。
% \begin{macro}{\leftmarginvi}
%
% |ii|,|iii|,|iv| は |\labelsep| と
-% それぞれ `(m)',`vii.',`M.' の幅との和より大きくする
+% それぞれ`(m)',`vii.',`M.'の幅との和より大きくする
% ことになっています。ここでは全角幅の整数倍に丸めました。
%
% \begin{macrocode}
% リスト環境の前に空行がある場合,
% |\parskip| と |\topsep| に |\partopsep| を
% 加えた値だけ縦方向の空白ができます。
-% 0 に改変しました。
+% 0に改変しました。
%
% \begin{macrocode}
\setlength\partopsep{\z@} % {2\p@ \@plus 1\p@ \@minus 1\p@}
% トップレベルの |itemize|,|enumerate| 環境でだけ
% 最初と最後に行送りの半分の空きが入るようになっていました。
%
-% [2004-09-27] |\topsep| のグルー $_{-0.1}^{+0.2}$ |\baselineskip|
+% [2004-09-27] |\topsep| のグルー$_{-0.1}^{+0.2}$ |\baselineskip|
% を思い切って外しました。
%
% \begin{macrocode}
% \paragraph{enumerate環境}
%
% |enumerate| 環境はカウンタ |enumi|,|enumii|,|enumiii|,
-% |enumiv| を使います。|enum|$n$ は第 $n$ レベルの番号です。
+% |enumiv| を使います。|enum|$n$は第$n$レベルの番号です。
%
% \begin{macro}{\theenumi}
% \begin{macro}{\theenumii}
% \begin{macro}{\theenumiv}
%
% 出力する番号の書式を設定します。
-% これらは\LaTeX 本体(\texttt{ltlists.dtx} 参照)で定義済みですが,
+% これらは\LaTeX 本体(\texttt{ltlists.dtx}参照)で定義済みですが,
% ここでは表し方を変えています。
% |\@arabic|,|\@alph|,|\@roman|,|\@Alph| はそれぞれ
% 算用数字,小文字アルファベット,小文字ローマ数字,大文字アルファベット
% \begin{macro}{\p@enumiii}
% \begin{macro}{\p@enumiv}
%
-% |\p@enum|$n$ は |\ref| コマンドで |enumerate| 環境の第 $n$ レベルの
+% |\p@enum|$n$は |\ref| コマンドで |enumerate| 環境の第$n$レベルの
% 項目が参照されるときの書式です。
% これも第2レベルは和文用かっこにしました。
%
% \begin{macro}{\labelitemii}
% \begin{macro}{\labelitemiii}
% \begin{macro}{\labelitemiv}
-% |itemize| 環境の第 $n$ レベルのラベルを作るコマンドです。
+% |itemize| 環境の第$n$レベルのラベルを作るコマンドです。
% \begin{macrocode}
\newcommand\labelitemi{\textbullet}
\newcommand\labelitemii{\normalfont\bfseries \textendash}
% \begin{environment}{quotation}
%
% 段落の頭の字下げ量を1.5emから |\parindent| に変えました。
-% また,右マージンを 0 にしました。
+% また,右マージンを0にしました。
%
% \begin{macrocode}
\newenvironment{quotation}{%
%
% \begin{macro}{\@dotsep}
%
-% 点の間隔です(単位 mu)。
+% 点の間隔です(単位mu)。
%
% \begin{macro}{\c@tocdepth}
%
% \begin{macro}{\bibindent}
%
% オープンスタイルの参考文献で使うインデント幅です。
-% 元は 1.5em でした。
+% 元は1.5emでした。
%
% \begin{macrocode}
\newdimen\bibindent
% \begin{macro}{\@cite}
% \begin{macro}{\@citex}
%
-% 文献の番号を出力する部分は \texttt{ltbibl.dtx} で定義されていますが,
+% 文献の番号を出力する部分は\texttt{ltbibl.dtx}で定義されていますが,
% コンマとかっこを和文フォントにするには次のようにします。
% とりあえずコメントアウトしておきましたので,必要に応じて生かしてください。
% かっこの前後に入るグルーを |\inhibitglue| で取っていますので,
%
% 段落頭のかぎかっこなどを見かけ1字半下げから全角1字下げに直します。
%
-% [2012-04-24] LuaTeX-ja では JFM に段落開始時の括弧類の字下げ幅をコントロール
+% [2012-04-24] LuaTeX-jaではJFMに段落開始時の括弧類の字下げ幅をコントロール
% する機能がありますが,|\item| 直後ではラベル用のボックスが段落先頭になる
% ため,うまく働きませんでした.形を変えて復活させます.
%
% \begin{macro}{\TeX}
% \begin{macro}{\LaTeX}
%
-% これらは \texttt{ltlogos.dtx} で定義されていますが,
+% これらは\texttt{ltlogos.dtx}で定義されていますが,
% TimesやHelveticaでも見栄えがするように若干変更しました。
%
% [2003-06-12] Palatinoも加えました(要調整)。
%
% |\LaTeXe| コマンドの |\mbox{\m@th ...| で始まる新しい定義では
% 直後の和文との間に |xkanjiskip| が入りません。また,
-% |mathptmx| パッケージなどと併用すると,最後の $\varepsilon$ が
+% |mathptmx| パッケージなどと併用すると,最後の$\varepsilon$が
% 下がりすぎてしまいます。そのため,ちょっと手を加えました。
%
% \begin{macrocode}
%
% \begin{macro}{\AmSTeX}
%
-% \texttt{amstex.sty} で定義されています。
+% \texttt{amstex.sty}で定義されています。
%
% \begin{macrocode}
\def\AmSTeX{\protect\AmS-\protect\TeX{}}
% \begin{macro}{\BibTeX}
% \begin{macro}{\SliTeX}
%
-% これらは \texttt{doc.dtx} から取ったものです。
+% これらは\texttt{doc.dtx}から取ったものです。
% ただし,|\BibTeX| だけはちょっと修正しました。
%
% \begin{macrocode}