8 Stewは、JDBCを使った小規模なデータベースフロントエンドです。
9 コマンドラインのようなインターフェイスを持っていて、SQLを入力して実行したりできます。
10 ちょっとした処理であれば、バッチのように使用することもできます。
12 概要については、README_ja.mdをご覧ください。
21 パスワードは、デフォルトではそのまま保存します。
22 生のパスワードを保存したくない場合は、暗号化を利用できます。
24 詳しくは、[使い方-接続設定](#接続設定)を参照してください。
27 ### コネクション切断時はrollbackしない
29 デフォルトでは、disconnectコマンドによりコネクションを切断するとき、rollbackを発行しません。
30 DBMSによっては、トランザクションが自動的にコミットされてしまうことがありますので注意が必要です。
32 「切断時に自動ロールバック」を設定すると、disconnectの際に自動的にrollbackを発行します。
33 詳細は、[使い方-接続設定](#接続設定)を参照してください。
38 プロジェクトサイトにて追加説明を行っていますので、あわせてご利用ください。
40 <http://stew.sourceforge.jp/>
41 <http://argius.net/wiki/index.php?Stew%20tutorial> (argius.net)
47 Java実行環境バージョン6(JRE6)以上がインストールされている必要があります。
48 また、利用するデータベースのJDBCドライバが必要です。
50 リリースパッケージ(通常はzipファイル)を任意のディレクトリに展開します。
53 リリースパッケージに含まれている"stew.jar"だけを展開してください。
55 起動コマンドの設定は、次の起動方法を参照してください。
61 GUIモードで起動する場合は、以下のコマンドを実行します。
63 > java -jar stew.jar --gui
65 CUIモードで起動する場合は、以下のコマンドを実行します。
67 > java -jar stew.jar --cui
70 起動スクリプトもしくはショートカットやエイリアスを作成しておくと便利です。
71 UNIX系OSの場合は"stew.sh"を、Windowsの場合は"stew.bat"を参照してください。
73 Stewを実行すると、システムディレクトリ".stew"が作成され、設定の保存に使用されます。
74 ".stew"ディレクトリは、デフォルトではカレントディレクトリに作成されます。
80 インストールしたファイルと".stew"ディレクトリを削除してください。
83 ----------------------------------------------------------------------------------------------------
87 Stewを使用するには、JDBC接続が可能なデータベースと、JDBCドライバが必要です。
88 JDBCドライバ自体の詳細については、各データベースの説明書などを参照してください。
93 CUIの場合は、起動時に--editオプションを指定、またはコマンドとして--editを実行すると、
96 GUIの場合は、メニューの"接続設定"を実行すると、編集ダイアログが開きます。
102 : connectコマンドなどに渡すIDです。英数字のみ指定できます。
105 : プロンプトに表示される接続名です。文字制限は特にありません。
108 : JDBCドライバのクラスパスを指定します。Javaの-CLASSPATHオプションと同じ形式で指定します。
111 : JDBCドライバのDriver実装クラスを指定します。GUIの場合、クラスパスが指定されていれば、
115 : JDBCのURL(DriverManager.getConnection(url)に指定するurlと同じもの)を指定します。
118 : JDBCのURLと同時に指定するユーザIDを指定します。
124 : パスワードの保存方法を選択します。次項"パスワードの保存について"を参照してください。
127 : コネクションをREADONLYに設定し、更新の有るコマンドを実行できないようにします。
131 : 設定すると、切断時に自動でロールバックします。
133 これらの情報は、".stew/connectors.properties"に保存されます。
134 手動で編集することもできますが、その際は注意して行ってください。
139 パスワードは設定ファイルに保存されるため、そのまま保存すると都合が悪い場合があります。
141 パスワードの保存方法は、暗号化処理を選択することができます。
144 : (デフォルト)パスワードをそのまま保存します。
147 : PBE暗号を使用してパスワードを保存します。
148 [メニュー-暗号鍵の入力](#コマンドc---暗号鍵の入力k)で暗号鍵を入力した後、
149 接続設定でパスワードを入力して保存すると、暗号化された状態で保存します。
150 次回起動時、再度暗号鍵を入力するまで、パスワードが復号できなくなります。
152 独自のパスワード暗号化を追加することもできます。
153 (実装詳細:Passwordインタフェースの実装クラスを追加します。)
159 ドライバが特定できるようになっている必要があります。(次の段落で説明)
161 > connect <user>/<password>@<URL>
164 > connect user/password1@jdbc:firebirdsql://127.0.0.1//home/argius/test.fdb
166 最も簡単な方法は、ドライバファイルを起動ディレクトリに置くだけです。
167 ドライバ名が指定されていない場合は、このファイルの中を探索してドライバ名を特定します。
168 但し、この探索は時間がかかるので、時間を節約するには"jdbc.drivers"システムプロパティを
174 通常の起動では、対話モードでの操作となります。
175 対話モードでは、コマンド入力待ち状態になった時にコマンドを入力し、
176 処理が終わると再びコマンド入力待ちになります。
179 ### 一行完結モード(One-Liner)
182 "stew"コマンドを設定していると仮定すると、次のような形式で実行します。
184 > stew <connector-id> <command>
186 実行すると、<connector-id>の接続設定で接続を開始し、その接続を使用してコマンドを実行します。
187 コマンド実行後、接続を切断して終了します。
189 このモードでは、ご利用のshell環境の制約(例えば、ワイルドカード,リダイレクト など)を
195 長いコマンドに別名(alias)をつけて、短縮コマンドとして利用できます。
196 詳しくは、コマンド[alias](#alias - エイリアス(コマンド別名)の登録 (組み込みコマンド)),
197 [unalias](#unalias - エイリアス(コマンド別名)の解除 (組み込みコマンド))を参照してください。
200 ----------------------------------------------------------------------------------------------------
204 組み込みコマンドは、Stewから切り離すことができないコマンドです。
205 それ以外は、追加コマンドとして実装されています。
206 (実装詳細:追加コマンドはCommandクラスのサブクラスによる実装ですが、
207 組み込みコマンドはCommand.invokeメソッドに直接書かれている処理です。)
209 コマンドでない文が指定された場合は、SQLとして実行されます。
210 バインド変数のあるSQL文を使う場合は、最後に";"(セミコロン)をつけ、
211 それ以降にカンマ区切りでパラメータを指定できます。
212 この機能は、一部のコマンドでも利用できます。
214 組み込みコマンドのうち、connect/-e/-f/alias/unalias/exitは接続時以外でも使用できます。
217 ### connect - データベースに接続する (組み込みコマンド)
219 > connect <connector-id>
222 予め用意した接続設定を使用して、データベースに接続します。
224 対話モードでは、disconnectまたは強制的に切断されるまで、接続が維持されます。
225 すでに接続中の場合は、その接続を切断してから接続を行います。
228 ### disconnect - データベースとの接続を切断する (組み込みコマンド)
235 接続設定でrollbackを指定している場合は、rollbackを試みます。
238 ### commit - トランザクションのコミット (組み込みコマンド)
240 現在のトランザクションでの変更をコミットします。
242 **コミットする際は、誤って必要なデータを削除しないよう注意してください。**
245 ### rollback - トランザクションのロールバック (組み込みコマンド)
247 現在のトランザクションでの変更をロールバックします。
250 ### -e - 複数コマンドの評価 (組み込みコマンド)
252 > -e <コマンド> -e <コマンド> ...
255 exportなどを同時に実行する場合や、コマンドラインからの実行の場合に使います。
258 ### -f - ファイル内容をコマンドとして実行 (組み込みコマンド)
262 ファイルの内容をコマンドとして実行します。
263 再帰的に指定できますが、無限ループは検知できないので注意してください。
266 ### -s - ファイル内容をスクリプトとして実行 (組み込みコマンド)
270 ファイルの内容をスクリプト(JavaScript)として実行します。
272 スクリプト内では、以下の変数が定義済みになります。
274 * 接続中のコネクション: connection, conn
275 * パラメーター: parameter, p
276 * 出力制御: outputProcessor, op
279 ### cd - カレントディレクトリの移動 (組み込みコマンド)
283 カレントディレクトリを指定したディレクトリに移動します。
284 (このカレントディレクトリはStew内部で管理するものです。)
287 ### @ - 場所の表示 (組み込みコマンド)
291 カレントディレクトリとシステムディレクトリの場所を表示します。
294 ### alias - エイリアス(コマンド別名)の登録 (組み込みコマンド)
296 > alias [<エイリアス> [<コマンド>]]
299 引数が1つで実行した場合は、既に設定されたコマンド内容を表示します。
300 引数なしで実行した場合は、すべての定義済みエイリアスを表示します。
302 登録または表示の前にファイルからメモリ上の情報を最新化します。
303 ファイルを直接修正したり、他のスレッドで変更した内容を反映させたい場合は、
305 (実装詳細:循環参照などの無限ループ抑制のために、展開の深さは最大100。)
309 > alias search select # from
310 > alias count select count(#) from
312 alias search=[select # from]
314 >> select # from table1
315 (select # from table1 の結果)
319 ### unalias - エイリアス(コマンド別名)の解除 (組み込みコマンド)
323 コマンド別名を解除します。解除する対象がない場合は何もしません。
324 解除対象の有無にかかわらず、ファイルからメモリ上の情報を最新化します。
327 ### exit - 終了 (組み込みコマンド)
331 Stewを終了します。確認待ちは行いません。
333 接続中の全てのコネクションは自動的に切断されます。
334 ロールバックは、自動ロールバックを設定しているコネクタのみ行われます。
335 自動ロールバックについては、[使い方-接続設定](#接続設定)を参照してください。
340 > load [<SQLファイル> | <データファイル> <テーブル名> [ HEADER ]]
342 指定されたファイルを読み込んで、SQLを実行します。
344 パラメータが1個の場合は、ファイルをSQL文と見なして実行します。
346 パラメータが2個以上の場合は、ファイルをデータファイルと見なして、インポートを実行します。
347 ファイルの拡張子によって、ファイル形式が自動的に選択されます。
348 (実装詳細:基本的にはimportと同じ動作ですが、バッチ実行ではなく1件ずつ処理されます。)
351 *. .xml : XML形式(定義:src/net/argius/stew/io/stew-table.dtd)
352 *. 上記以外 : TAB区切りテキスト形式
355 ### import - ファイルのインポート
357 > import [<データファイル> <テーブル名> [ HEADER ]]
359 ファイルをデータファイルと見なして、インポートを実行します。
360 ファイルの拡張子によって、ファイル形式が自動的に選択されます。
361 (実装詳細:基本的には、loadのパラメータ2個以上指定した時と同じ動作ですが、
362 Statement.addBatch()を使用します。)
365 * .xml : XML形式(定義:src/net/argius/stew/io/stew-table.dtd)
366 * 上記以外 : TAB区切りテキスト形式
368 一括で処理する件数を[#property.Import.batch.limit:プロパティ]で設定することができます。
371 ### export - 検索結果のエクスポート
373 > export <ファイル> [ HEADER ] [command(select|find|report)]
375 指定したファイルに、コマンドの検索結果を出力します。
376 ファイルの拡張子によって、ファイル形式が自動的に選択されます。
378 * .htm,.html : HTML形式
380 * .xml : XML形式(定義:src/net/argius/stew/io/stew-table.dtd)
381 * 上記以外 : TAB区切りテキスト形式
388 指定したSQL文を実行し、その実行時間を計測して表示します。
390 回数が指定された場合は、回数分SQLを繰り返し実行して、
391 「合計」「平均」「最大」「最小」を集計します。
392 回数を指定しない場合は、1回の実行時間を表示します。
394 > time select # from EMPLOYEE
396 > time 100 select # from EMPLOYEE
406 > find <テーブル名パターン> [<テーブル種別パターン> [<スキーマ名パターン> [<カタログ名パターン> [ FULL ]]]]
409 "パターン"というキーワードを含むパラメータは、ワイルドカード(#,?)が指定できます。
412 ### report - データベース情報表示
414 > report - | <テーブル名> [ PK | INDEX ]
416 接続中のコネクションに関する情報を表示します。
418 -(ハイフン)が指定された場合は、DBとJDBCドライバの名称とバージョン、
421 テーブル名のみが指定された場合は、テーブルの列情報が表示されます。
423 テーブル名とオプションが指定された場合は、PKを指定するとプライマリキーの一覧が、
424 INDEXを指定するとインデックスキーの一覧が、それぞれ表示されます。
427 ### download - 1データごとにダウンロード
429 > download <ルートディレクトリ> SELECT <ダウンロードするデータの列> [, ファイルパス...] FROM ...
431 1つの列のデータをダウンロードしてファイルに保存します。
434 長めのテキスト項目やラージオブジェクト(BLOB,CLOB)を一挙にファイルに保存する場合などに有用です。
436 ファイルは、複数ファイルをダウンロードできるようにするため、
437 データからファイル名を生成できるようになっています。
439 ファイル名は、2列目以降の列を文字列として結合したものとなります。
440 これはプライマリキーと拡張子を指定することを想定しています。
442 > download emp select FULL_NAME, JOB_COUNTRY, '/', EMP_NO, '.txt' from EMPLOYEE
443 ディレクトリ[./emp/USA]を作成しました。
444 ダウンロードされました。 (0.014 Kbytes, file=[./emp/USA/2.txt])
445 ダウンロードされました。 (0.012 Kbytes, file=[./emp/USA/4.txt])
449 ダウンロードされました。 (0.012 Kbytes, file=[./emp/USA/24.txt])
450 ディレクトリ[./emp/England]を作成しました。
451 ダウンロードされました。 (0.011 Kbytes, file=[./emp/England/28.txt])
455 ダウンロードされました。 (0.018 Kbytes, file=[./emp/USA/145.txt])
458 データが1件の場合は、データ列のみ指定すれば、
459 ファイルパスの前半部分がそのままファイル名となります。
461 同名のファイルが存在したり、ディレクトリ作成時に権限が無い場合はエラーとなり、
465 ### upload - ファイル内容を1データとして登録
467 > upload <ファイルパス> <INSERT文 or UPDATE文>
469 SQLのプレースホルダで指定された列にファイル内容を登録します。
478 連続したコマンドを実行する場合などに使えるかもしれません。
484 GUIモードのメニューについての説明です。
487 ### ファイル(F) - 新しいウィンドウ(N) Ctrl-N
491 新しいウィンドウは、元のウィンドウとは独立した接続で処理が行われます。
494 ### ファイル(F) - 閉じる(C) Ctrl-W
497 コネクションが接続中の場合は、確認ダイアログを表示します。
499 開いているウィンドウが1つの場合は、終了(X)と同じ動作となります。
502 ### ファイル(F) - 終了(X) Ctrl-Q
505 確認ダイアログが表示され、"はい"を選択すると終了します。
508 ### 編集(E) - 切り取り(T) Ctrl-X
510 選択範囲をクリップボードにコピーして、選択された部分を削除します。
511 (基本的に、一般的なアプリケーションと同じ処理です。)
514 ### 編集(E) - コピー(C) Ctrl-C
517 (基本的に、一般的なアプリケーションと同じ処理です。)
520 ### 編集(E) - 貼り付け(P) Ctrl-V
522 カーソル位置にクリップボードの内容を貼り付けます。
523 (基本的に、一般的なアプリケーションと同じ処理です。)
526 ### 編集(E) - すべて選択(A) Ctrl-A
528 選択している領域(テーブルまたは入出力欄)を全選択状態にします。
531 ### 編集(E) - 検索(F) Ctrl-F
533 選択している領域(テーブル、テーブル列名、入出力欄、情報ツリー)内の文字列を検索します。
535 テーブル、テーブル列名はセル単位で検索します。
537 情報ツリーは、選択しているノードと同じ深さのノードとそれらのサブノード単位で検索します。
539 オプションで、「正規表現を使用する」「大文字と小文字を区別しない」が指定できます。
542 ### 編集(E) - フォーカス切替(G) Ctrl-G
544 検索結果エリアと入力欄のフォーカスを入れ替えます(toggle)。
547 ### 編集(E) - メッセージのクリア
552 ### 表示(V) - ステータス バー(B)
554 選択された場合、ウィンドウの下部にステータスバーを表示します。
559 ### 表示(V) - 列番号を表示(C)
561 選択された場合、検索結果の列名に番号を付けます。
564 ### 表示(V) - 情報ツリーペインを表示(I)
566 選択された場合、データベース情報ツリーペインを表示します。
569 ### 表示(V) - 常に手前に表示(T)
571 選択された場合、ウィンドウを常に手前に表示するようにします。
574 ### 表示(V) - 最新状態に更新(R) F5
576 検索結果を表示した際のクエリを再発行して、最新状態を表示します。
579 ### 表示(V) - 列幅を拡大(W) Ctrl-.(period)
581 検索結果の列幅をそれぞれ1.5倍に拡大します。
584 ### 表示(V) - 列幅を縮小(N) Ctrl-,(comma)
586 検索結果の列幅をそれぞれ2/3に縮小します。
589 ### 表示(V) - 列幅を調整(A) Ctrl-/(slash)
591 検索結果の列幅を自動調整します。次項の「列幅自動調整」で選択されたモードで調整されます。
594 ### 表示(V) - 列幅自動調整(M)
596 検索結果表示時に、検索結果の列幅を自動調整するモードを選択します。
598 * なし(N) : 自動調整を行いません。
599 * ヘッダ基準(H) : ヘッダ名のサイズを基準に、各列幅を自動調整します。
600 * 値基準(V) : 列の中で最も長い値のサイズを基準に、各列幅を自動調整します。
601 * ヘッダと値基準(A) : ヘッダを含めて、列の中で最も長い値のサイズを基準に、各列幅を自動調整します。
604 ### コマンド(C) - 実行(X) Ctrl-M
606 コマンドを実行します。入出力欄でエンターキーを押したのと同じ効果があります。
609 ### コマンド(C) - 中断(B) Ctrl-Pause(Break)
611 コマンドを中断します。サーバ側の処理はキャンセルされません。
614 ### コマンド(C) - 前のコマンド履歴(P) Ctrl-↑
619 ### コマンド(C) - 次のコマンド履歴(N) Ctrl-↓
624 ### コマンド(C) - ロールバック(R)
626 確認ダイアログを表示し、OKを押すとロールバックを実行します。
629 ### コマンド(C) - コミット(M)
631 確認ダイアログを表示し、OKを押すとコミットを実行します。
634 ### コマンド(C) - 接続(C) Ctrl-E
637 接続リストで接続したい接続IDを選択して"了解"を押すと、connectと同じ処理が実行されます。
640 ### コマンド(C) - 切断(D) Ctrl-D
642 接続を切断します。disconnectコマンドと同じです。
645 ### コマンド(C) - 終了処理(0)
647 コマンドが終了した時、そのウィンドウが非アクティブの場合に
648 通知のために発生させるアクションを設定します。
651 * フォーカス(F) : ウィンドウをフォーカス状態にします。
652 ただし、同じプロセス内のほかのウィンドウがアクティブの場合に限ります。
653 他のプロセスがアクティブの場合はフォーカスされません。
654 * 振動(S) : ウィンドウを振動させます。
655 * 点滅(B) : ウィンドウ内を点滅(緑色)させます。
658 ### コマンド(C) - 暗号鍵の入力(K)
660 起動中のプロセスで接続設定のパスワード暗号化に使用される秘密鍵を入力します。
663 ### コマンド(C) - 接続設定(E)
668 ### データ(D) - 並び替え(S) Alt-S
671 検索結果が表示されている場合のみ有効です。
674 ### データ(D) - インポート(I)
676 検索結果のテーブルにファイルをインポートします。
677 importコマンドとは独立した処理です。検索結果が表示されている場合のみ有効です。
680 ### データ(D) - エクスポート(E) Ctrl-Shift-S
683 exportコマンドとは独立した処理です。検索結果が表示されている場合のみ有効です。
686 ### ヘルプ(H) - ヘルプを表示(H)
688 ヘルプ(このファイル)をデフォルトブラウザで表示します。
690 環境によっては表示できない場合があります。
693 ### ヘルプ(H) - Stew について(A)
705 「元に戻す」「やり直す」「切り取り」「コピー」「貼り付け」「すべて選択」の
708 これらは、コンテキストメニューからも操作できます。
713 検索コマンドを実行したときに、結果を表示します。
714 最左列は行番号が表示されます。列幅自動調整が設定されていれば、列幅が自動的に調整されます。
716 セルを編集すると、テーブルに反映(UPDATE)されます。
717 行番号が"+"になっている行は「非リンク行」です。
718 非リンク行については、コンテキストメニューを参照。
723 コマンドの入力とメッセージの出力が同居する、コマンドラインのようなインターフェイスです。
725 エンターキーを押すと、プロンプトから末尾までがコマンドとして解釈され実行されます。
726 カーソルが末尾にない場合は、カーソルが末尾に移動します。
727 プロンプトより前の部分は編集不可となっています。
729 デスクトップからファイルをドロップすると、
730 「パスの貼り付け」「内容の貼り付け」のいずれかが実行できます。
735 直前のコマンドとその実行時間が表示されます。
736 実行時間は、timeコマンドとは異なり、コマンドの開始から終了までの所要時間となります。
741 マウスの右クリックにより、そのコントロールに即した機能のメニューが表示されます。
742 表示されるメニュー内容は、入力部分ごとに異なります。
747 : 右クリックした列(選択されている列では無く)をソートします。
748 同じ列を続けてソートすると、逆順でソートします。
751 : 選択しているセルを、タブ区切りテキスト形式でクリップボードに送ります。
755 : 選択しているセルを、エスケープ付のタブ区切りテキスト形式でクリップボードに送ります。
756 値に改行文字が含まれている場合でも、直接スプレッドシートなどに貼り付けることができます。
759 : 選択したセルに、クリップボードのデータを貼り付けます(UPDATE)。
761 データより選択範囲が大きい場合でも、貼り付けは繰返されません。
767 : データ型にかかわらず、選択したセルにNullを設定します(UPDATE)。
770 : 選択したセルに現在時刻を設定します(UPDATE)。
773 : 現在表示しているヘッダの値を、タブ区切りテキスト形式でクリップボードに送ります。
776 : 現在表示しているヘッダの文字列から列名を検索します。
780 この時点では、データベースへの反映は行われません(非リンク行)。
781 値を入力した後で「行をデータベースへリンク」を実行すると、データベースへ反映されます。
784 : クリップボードのタブ区切りテキストを、データベースに連続して追加します(INSERT)。
786 中断は強制終了以外できませんので、データ量が多い場合はimportコマンドを推奨します。
789 : 表の最後に選択した行のコピーを追加します。
790 この時点では、データベースへの反映は行われません(非リンク行)。
791 値を入力した後で「行をデータベースへリンク」を実行すると、データベースへ反映されます。
794 : 非リンク行をデータベースへ反映します(INSERT)。
797 : 選択行を削除するのと同時にデータベース上のテーブルから削除します(DELETE)。
798 (非リンク行の場合はDELETEは実行されません。)
801 ※COMMIT,ROLLBACKは手動です。
806 データベースのテーブルなどの情報をツリー表示します。
815 : ノードを表す単純な名称をコピーします。
818 : カタログ名、スキーマ名を完全修飾した名称をコピーします。
821 : 選択したノードの情報を再読み込みして最新状態に更新します。
824 : 選択した列の情報からWHERE句より後の部分を生成します。
827 : 選択したテーブルと列の情報からSELECT文を生成します。
831 : 選択したテーブルと列の情報からUPDATE文を生成します。
836 : 選択したテーブルと列の情報からINSERT文を生成します。
840 : 結果セットに同じ列名がある場合はその列にジャンプします。
844 : 列ノードの番号表示/非表示を切り替えます。
847 接続したときに自動で指定したノードを展開する機能があります(実験的機能)。
849 システムディレクトリに"autoexpansion.tsv"という名前でファイルを作成します。
850 内容は、展開したいノードのリストを1行毎にTSV形式で記載します。
851 実際にツリーに表示されるノード文字列をTABでつないだものになります。
853 # 例: コネクタ"H2 DB1"(IDでなく接続名)のCATALOG1.PUBLIC.TABLE1を展開する
854 H2 DB1(TAB)CATALOG1(TAB)PUBLIC(TAB)TABLE(TAB)TABLE1
859 以下の設定が、ウィンドウを閉じたとき(終了したときではない)に保存され、
860 次回以降のウィンドウの設定として使用されます。
874 システムディレクトリに"keybind.conf"という名前のファイルを作成し、
875 内容には"メニューのアクション名=KeyStrokeの文字列表現"を設定すると、
878 メニュー以外(コンテキストメニューなど)には適用できません。
881 # アクション名はsrc/net/argius/stew/ui/window/messages.u8pのMenu.#を参照
890 Javaのシステムプロパティ(Javaの-Dオプション)で指定するか、stew.propertiesファイルに記述します。
891 "設定値"は、設定する値についての説明です。設定値のカッコ内の値は既定値です。
895 ### net.argius.stew.properties - プロパティファイルの場所
899 stew.propertiesファイルを優先的に検索する場所を指定します。
901 指定されたパスがファイルの場合は、そのファイルをstew.propertiesの代わりに
904 指定されたパスがディレクトリの場合は、そこにstew.propertiesがあるものとみなされます。
906 指定されない場合は、クラスパス、システムディレクトリの順に検索されます。
907 無い場合はプロパティファイルが無いものとみなされます。
910 ### net.argius.stew.directory - 作業ディレクトリ
912 設定値:ディレクトリパス(カレントディレクトリ)
914 コマンドで使用するディレクトリの開始時のパスを指定します。
915 デフォルトシステムディレクトリとは異なります。
918 ### net.argius.stew.query.timeout - クエリのタイムアウト値
922 コマンド内のクエリが発行時に設定するタイムアウト値を指定します。
923 0以下はタイムアウト未指定とみなされます。
925 (実装詳細:java.sql.Statement#setQueryTimeoutに設定する値。)
928 ### net.argius.stew.rowcount.limit - 出力件数の上限
930 設定値:上限値(Max=Integer.MAX_VALUE≒2,147,000,000)
932 検索結果を出力する上限件数を設定します。exportなどには適用されません。
935 ### net.argius.stew.command.Import.batch.limit - Importのバッチ数の上限値
939 Importコマンドで一度に実行する件数の上限値を決定します。
942 ### net.argius.stew.ui.window.resident - Windowの常駐
948 指定した分ごとに画面の再描画を行い、アプリケーションがスワップアウトしないようにします。
953 Stew4は標準のLoggingAPIを(ラップして)使用しています。
955 ログ出力を有効にする場合は、システムプロパティ"java.util.logging.config.file"を設定します。
959 -Djava.util.logging.config.file=logging.properties
962 ----------------------------------------------------------------------------------------------------