release/man2/create_module.2

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   5 .\" 2006-02-09, some reformatting by Luc Van Oostenryck; some
   6 .\" reformatting and rewordings by mtk
   7 .\"
   8 .\"*******************************************************************
   9 .\"
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  11 .\"
  12 .\"*******************************************************************
  13 .TH CREATE_MODULE 2 2007\-06\-03 Linux "Linux Programmer's Manual"
  14 .SH 名前
  15 create_module \- ローダブルモジュールのエントリを作成する
  16 .SH 書式
  17 .nf
  18 \fB#include <linux/module.h>\fP
  19 .sp
  20 \fBcaddr_t create_module(const char *\fP\fIname\fP\fB, size_t \fP\fIsize\fP\fB);\fP
  21 .fi
  22 .SH 説明
  23 \fBcreate_module\fP()  は、ローダブルモジュールのエントリを作成し、そのモジュールの保持に必要な カーネルメモリを予約しようとする。
  24 このシステムコールを使うには特権が必要である。
  25 .SH 返り値
  26 成功すると、モジュールが配置されるカーネル空間のアドレスを返す。 エラーの場合 \-1 を返し、 \fIerrno\fP を適切に設定する。
  27 .SH エラー
  28 .TP
  29 \fBEEXIST\fP
  30 その名前のモジュールがすでに存在する。
  31 .TP
  32 \fBEFAULT\fP
  33 \fIname\fP がプログラムがアクセスできるアドレス空間の外部にある。
  34 .TP
  35 \fBEINVAL\fP
  36 要求したサイズが小さすぎて、モジュールのヘッダ情報すら格納できない。
  37 .TP
  38 \fBENOMEM\fP
  39 モジュールを格納するのに必要な大きさの連続したメモリブロックを カーネルが確保できなかった。
  40 .TP
  41 \fBENOSYS\fP
  42 \fBcreate_module\fP()  がこのバージョンのカーネルではサポートされていない。
  43 .TP
  44 \fBEPERM\fP
  45 呼び出し元が特権 (\fBCAP_SYS_MODULE\fP ケーパビリティ) を持っていなかった。
  46 .SH バージョン
  47 .\" Removed in Linux 2.5.48
  48 このシステムコールが存在するのはカーネル 2.4 までの Linux だけである。 Linux 2.6 では削除された。
  49 .SH 準拠
  50 \fBcreate_module\fP()  は Linux 固有である。
  51 .SH 関連項目
  52 \fBdelete_module\fP(2), \fBinit_module\fP(2), \fBquery_module\fP(2)