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(split) LDP: Release pages for LDP v3.39.
[linuxjm/LDP_man-pages.git] / release / man5 / hosts.5
1 .\" Hey, Emacs! This is an -*- nroff -*- source file.
2 .\" Copyright (c) 2000 Manoj Srivastava <srivasta@debian.org>
3 .\"
4 .\" This is free documentation; you can redistribute it and/or
5 .\" modify it under the terms of the GNU General Public License as
6 .\" published by the Free Software Foundation; either version 2 of
7 .\" the License, or (at your option) any later version.
8 .\"
9 .\" The GNU General Public License's references to "object code"
10 .\" and "executables" are to be interpreted as the output of any
11 .\" document formatting or typesetting system, including
12 .\" intermediate and printed output.
13 .\"
14 .\" This manual is distributed in the hope that it will be useful,
15 .\" but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of
16 .\" MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.  See the
17 .\" GNU General Public License for more details.
18 .\"
19 .\" You should have received a copy of the GNU General Public
20 .\" License along with this manual; if not, write to the Free
21 .\" Software Foundation, Inc., 675 Mass Ave, Cambridge, MA 02139,
22 .\" USA.
23 .\"
24 .\" Minor polishing, aeb
25 .\" Modified, 2002-06-16, Mike Coleman
26 .\"
27 .\"*******************************************************************
28 .\"
29 .\" This file was generated with po4a. Translate the source file.
30 .\"
31 .\"*******************************************************************
32 .TH HOSTS 5 2002\-06\-16 Linux "Linux Programmer's Manual"
33 .SH 名前
34 hosts \- ホスト名の静的なルックアップテーブル
35 .SH 書式
36 \fB/etc/hosts\fP
37 .SH 説明
38 このマニュアルページは、 \fI/etc/hosts\fP ファイルのフォーマットについて記述している。 このファイルは簡単なテキストファイルで、1 行に 1
39 つの IP アドレスがあり、 IP アドレスとホスト名を関連づけている。 各ホストについて、次のような情報が 1 行で与えられる。
40 .RS
41 .PP
42 IPアドレス 正式なホスト名 [エイリアス...]
43 .RE
44 .PP
45 エントリのフィールドは、空白またはタブ (複数でも可) で区切られる。 "#" 文字から行末までのテキストはコメントとして無視される。
46 ホスト名は英数字・マイナス記号 ("\-")・ピリオド (".") を含むことができる。 ホスト名は英文字 (alphabetic character)
47 で始まって、 英数字 (alphanumeric characte) で終わらなければならない。 エイリアスはオプションであり、名前の変更、別のスペル、
48 短いホスト名、一般的に使われるホスト名 (例えば \fIlocalhost\fP)  などのために用意されている。
49 .PP
50 Berkeley Internet Name Domain (BIND) サーバは、 UNIX
51 システムのためのインターネットネームサーバを実装している。 これは、 \fI/etc/hosts\fP
52 ファイルやホスト名ルックアップを拡張したり置き換えたりするものである。 これにより各ホストは \fI/etc/hosts\fP
53 を最新かつ完全に保たなくてもよくなる。
54 .PP
55 ホストテーブルは、DNS にとって代わられたにもかかわらず、 現在のシステムにおいて次のような用途で広く使われている。
56 .TP 
57 \fBブート時\fP
58 大部分のシステムは、ローカルネットワークにおいて重要なホストの 名前とアドレスが含まれた小さなホストテーブルを持っている。
59 これは、システムのブート時などの DNS が稼働していないときに役立つ。
60 .TP 
61 \fBNIS\fP
62 NIS を使用しているサイトは、ホストテーブルを NIS ホストデータベースの入力として用いる。 NIS を DNS と共に使用できるにもかかわらず、
63 大部分の NIS サイトは未だに、 全てのローカルホストのエントリをもつホストテーブルを バックアップとして使用している。
64 .TP 
65 \fB隔絶されたノード\fP
66 ネットワークから隔絶された非常に小さなサイトは、 DNS の代わりにホストテーブルを使用している。 ローカル情報が稀にしか変更されず、
67 ネットワークがインターネットと接続されていない場合、 DNS にそれほどの利点はない。
68 .SH ファイル
69 \fI/etc/hosts\fP
70 .SH 注意
71 このファイルへの変更は通常すぐに反映される。但し、アプリケーション によりファイルの内容がキャッシュされている場合はこの限りではない。
72 .SS 歴史的な経緯
73 ホストテーブルのフォーマットはその後変更されているが、 元々のフォーマットは RFC\ 952 には記載されている。
74
75 DNS の登場以前、ホストテーブルは、駆け出したばかりのインターネットにおける ホスト名解決の唯一の方法であった。 実際、このファイルは Network
76 Information Control Center (NIC) によって 管理される公式ホストデータベースから作成することができた。
77 しかし、非公式なエイリアスや不明なホストを扱えるように、 最新に保つためのローカルな変更が頻繁に必要とされた。 NIC は既に hosts.txt
78 を管理していないが、 これを書いている (2000 年頃の) 時点で調べてみると、 WWW 上に歴史的な hosts.txt が存在する。 92,
79 94, 95 年のものが見つかった。
80 .SH 例
81 .nf
82 127.0.0.1       localhost
83 192.168.1.10    foo.mydomain.org       foo
84 192.168.1.13    bar.mydomain.org       bar
85 146.82.138.7    master.debian.org      master
86 209.237.226.90  www.opensource.org
87 .fi
88 .SH 関連項目
89 \fBhostname\fP(1), \fBresolver\fP(3), \fBresolver\fP(5), \fBhostname\fP(7), \fBnamed\fP(8),
90 Internet RFC\ 952
91 .\" .SH AUTHOR
92 .\" This manual page was written by Manoj Srivastava <srivasta@debian.org>,
93 .\" for the Debian GNU/Linux system.