1 .\" DO NOT MODIFY THIS FILE! It was generated by help2man 1.40.4.
2 .TH DF "1" "2012年4月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
4 df \- ファイルシステムのディスク使用量を報告する
7 [\fIオプション\fR]... [\fIファイル\fR]...
9 このマニュアルページでは GNU バージョンの \fBdf\fP について説明しています。
10 \fBdf\fP は、引き数で指定された各ファイル名を含むファイルシステムで
12 ファイル名が指定されなかった場合、現在マウントされている全ての
13 ファイルシステムについて利用可能なディスク容量を表示します。
14 ディスク容量はデフォルトでは 1K ブロック単位で表示されます。
15 環境変数 POSIXLY_CORRECT が設定されている場合は、デフォルトで
18 引き数がマウントされたファイルシステムが含まれる
19 ディスクデバイスノードの絶対ファイル名であった場合には、
20 デバイスノードを含むファイルシステムではなく、
21 指定されたファイルシステムの利用可能な容量を表示します
22 (デバイスノードを含むファイルシステムは常に root ファイルシステムになります)。
25 ではマウントされていないファイルシステムの利用可能な容量は表示できません。
26 これを行うためには、ほとんどのシステムで、ファイルシステムの構造に関する
27 細かな情報が必要であり、その情報はシステム間で互換性のある形にはなって
31 各 FILE が存在するファイルシステムに関する情報を表示します。
32 または、デフォルトでは全てのファイルシステムについて表示します。
34 長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。
36 \fB\-a\fR, \fB\-\-all\fR
39 \fB\-B\fR, \fB\-\-block\-size\fR=\fISIZE\fR
40 SIZE の倍数として表示する。例えば、'\-BM' では
41 1,048,576 バイトの倍数としてサイズを表示する。
47 \fB\-h\fR, \fB\-\-human\-readable\fR
48 人間が読みやすい形式でサイズを表示する (例: 1K 234M 2G)
50 \fB\-H\fR, \fB\-\-si\fR
51 同様だが、1024 倍ではなく 1000 倍の値を使用する
53 \fB\-i\fR, \fB\-\-inodes\fR
54 ブロック使用量の代わりに iノード情報を表示する
56 \fB\-k\fR \fB\-\-block\-size\fR=\fI1K\fR と同様
58 \fB\-l\fR, \fB\-\-local\fR
59 ローカルファイルシステムのみ表示するように制限する
62 使用量の情報を得る前に sync を行わない (デフォルト)
64 \fB\-P\fR, \fB\-\-portability\fR
68 使用量の情報を得る前に sync を実行する
70 \fB\-t\fR, \fB\-\-type\fR=\fITYPE\fR
71 種類が TYPE のファイルシステムのみ表示する
73 \fB\-T\fR, \fB\-\-print\-type\fR
76 \fB\-x\fR, \fB\-\-exclude\-type\fR=\fITYPE\fR
77 種類が TYPE ではないファイルシステムのみ表示する
88 \fB\-\-block\-size\fR で指定した SIZE, DF_BLOCK_SIZE, BLOCK_SIZE およびBLOCKSIZE 環境変数
89 のうち、最初に指定されているサイズ単位で値が表示されます。それ以外の場合、デフォ
90 ルトの単位は 1024 バイトになります (POSIXLY_CORRECT が設定されている場合 512 バ
93 SIZE は整数で、追加で単位を指定できます
94 (例えば、10M は 10*1024*1024 です)。
95 単位には K, M, G, T, P, E, Z, Y (1024 の累乗) や
96 KB, MB, ... (1000 の累乗) が使用できます。
98 作者 Torbjörn Granlund、 David MacKenzie、および Paul Eggert。
100 df のバグを発見した場合は bug\-coreutils@gnu.org に報告してください。
101 GNU coreutils のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
102 GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/>
103 df の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
104 完全な文書を参照する場合は info coreutils 'df invocation' を実行してください。
106 Copyright \(co 2012 Free Software Foundation, Inc.
107 ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
108 This is free software: you are free to change and redistribute it.
109 There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
112 の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、
116 のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
120 を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。