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2 .TH MKTEMP "1" "2016年2月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
4 mktemp \- 一時ファイルや一時ディレクトリを作成する
7 [\fIOPTION\fR]... [\fITEMPLATE\fR]
9 .\" Add any additional description here
11 一時ファイルまたは一時ディレクトリを安全に作成し、その名前を表示します。
12 TEMPLATE 文字列は最後に連続した 'X' を最低 3 個は含まなければいけません。
13 TEMPLATE が指定されない場合、tmp.XXXXXXXXXX が使用され、
14 \fB\-\-tmpdir\fR が暗黙のうちに指定されます。
15 ファイルは u+rw から umask の設定を差し引いたものが作成されます。
16 ディレクトリは u+rwx から umask の設定を差し引いたものが作成されます。
18 \fB\-d\fR, \fB\-\-directory\fR
21 \fB\-u\fR, \fB\-\-dry\-run\fR
22 名前のみ表示し、何も作成しない (安全ではない)
24 \fB\-q\fR, \fB\-\-quiet\fR
25 ファイルまたはディレクトリ作成失敗のメッセージを抑止する
27 \fB\-\-suffix\fR=\fISUFF\fR
28 TEMPLATE に SUFF を追加する。 SUFF にスラッシュ (/) が含まれては
29 いけない。 TEMPLATE の最後に X が含まれていない場合、
32 \fB\-p\fR DIR, \fB\-\-tmpdir\fR[=\fIDIR\fR]
33 TEMPLATE を DIR に対する相対パスとして扱う。DIR が指定
34 されていない場合、 $TMPDIR が設定されていれば $TMPDIR が使用され、
35 設定されていなければ \fI/tmp\fP が使用される。
36 このオプションを使用する場合、 TEMPLATE は絶対パスであってはならない。
37 \fB\-t\fR と異なり、 TEMPLATE にはスラッシュ (/) を含めることができるが、
38 mktemp は最後の要素のみ作成し、途中のディレクトリは作成しない。
41 TEMPLATE を (ディレクトリ部分を含まない) ファイル名として解釈する。
42 $TMPDIR が設定されている場合には $TMPDIR、そうでない場合は
43 \fB\-p\fR オプションで指されているディレクトリが使用され、
44 どちらも指定されていない場合は \fI/tmp\fP (非推奨)、
53 GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
54 mktemp の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
55 完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/mktemp> にあります。
56 ローカルでは info '(coreutils) mktemp invocation' で参照できます。
58 作者 Jim Meyering および Eric Blake。
60 Copyright \(co 2016 Free Software Foundation, Inc.
61 ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
63 This is free software: you are free to change and redistribute it.
64 There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
66 mkstemp(3), mkdtemp(3), mktemp(3)
69 の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、
73 のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
77 を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。