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2 .TH TEST "1" "2016年2月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
4 test \- ファイル種別の確認や値の比較を行う
21 .\" Add any additional description here
23 終了ステータスは EXPRESSION によって決まります
31 EXPRESSION が省略されるとデフォルトでは偽 (false) になります。それ以外
32 の場合は EXPRESSION が真 (true) か偽 (false) かによって終了ステータス
33 が設定されます。これは次のうちの一つになります:
41 EXPRESSION1 \fB\-a\fR EXPRESSION2
42 EXPRESSION1 と EXPRESSION2 の両方が真
44 EXPRESSION1 \fB\-o\fR EXPRESSION2
45 EXPRESSION1 と EXPRESSION2 のいずれかが真
62 INTEGER1 \fB\-eq\fR INTEGER2
63 INTEGER1 が INTEGER2 に等しい
65 INTEGER1 \fB\-ge\fR INTEGER2
66 INTEGER1 が INTEGER2 以上
68 INTEGER1 \fB\-gt\fR INTEGER2
69 INTEGER1 が INTEGER2 より大きい
71 INTEGER1 \fB\-le\fR INTEGER2
72 INTEGER1 が INTEGER2 以下
74 INTEGER1 \fB\-lt\fR INTEGER2
75 INTEGER1 が INTEGER2 未満
77 INTEGER1 \fB\-ne\fR INTEGER2
78 INTEGER1 が INTEGER2 に等しくない
80 FILE1 \fB\-ef\fR FILE2
81 FILE1 と FILE2 が同じデバイスで inode も等しい
83 FILE1 \fB\-nt\fR FILE2
84 FILE1 が FILE2 より (更新された時刻が) 新しい
86 FILE1 \fB\-ot\fR FILE2
90 FILE が存在し、かつブロックデバイスである
93 FILE が存在し、かつキャラクタデバイスである
102 FILE が存在し、かつ通常ファイルである
105 FILE が存在し、かつ set\-group\-ID されている
108 FILE が存在し、かつ実効グループ ID によって所有されている
111 FILE が存在し、かつシンボリックリンクである (\fB\-L\fR と同じ)
114 FILE が存在し、かつスティッキービットが立っている
117 FILE が存在し、かつシンボリックリンクである (\fB\-h\fR と同じ)
120 FILE が存在し、かつ実効ユーザ ID によって所有されている
123 FILE が存在し、かつ名前付きパイプである
126 FILE が存在し、かつ読み込みが許可されている
129 FILE が存在し、かつ大きさが 0 より大きい
135 ファイル記述子 FD がターミナル上で開いている
138 FILE が存在し、かつ set\-user\-ID bit が立っている
141 FILE が存在し、かつ書き込みが許可されている
144 FILE が存在し、かつ実行 (または検索) が許可されている
146 \fB\-h\fR および \fB\-L\fR を除き、全ての FILE 関連のテストはシンボリックリンクを辿ります。
147 小括弧はシェルに対して (バックスラッシュなどによって) エスケープが必要なこと
148 に注意してください。INTEGER は文字列の長さを返す \fB\-l\fR STRING を使うことも可能です。
150 備考: [ では \fB\-\-help\fR および \fB\-\-version\fR オプションを使えますが、test では
151 使えません。 test はそれらを空でない STRING として扱います。
153 注意: 使用しているシェルによっては組み込みコマンドとして test および/または [ を持っている場合
154 があり、通常はここで記述しているバージョンより優先的に使用されます。シェルの
155 文書を参照してオプションなどの詳細を確認してください。
157 GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
158 [ の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
159 完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/[> にあります。
160 ローカルでは info '(coreutils) test invocation' で参照できます。
162 作者 Kevin Braunsdorf および Matthew Bradburn。
164 Copyright \(co 2016 Free Software Foundation, Inc.
165 ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
167 This is free software: you are free to change and redistribute it.
168 There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
171 の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、
175 のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
179 を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。