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[linuxjm/coreutils.git] / release / man1 / runcon.1
1 .\" DO NOT MODIFY THIS FILE!  It was generated by help2man 1.44.1.
2 .TH RUNCON "1" "2016年2月" "GNU coreutils" "ユーザーコマンド"
3 .SH 名前
4 runcon \- 指定されたセキュリティコンテキストでコマンドを実行する
5 .SH 書式
6 .B runcon
7 \fICONTEXT COMMAND \fR[\fIargs\fR]
8 .br
9 .B runcon
10 [ \fI-c \fR] [\fI-u USER\fR] [\fI-r ROLE\fR] [\fI-t TYPE\fR] [\fI-l RANGE\fR] \fICOMMAND \fR[\fIargs\fR]
11 .SH 説明
12 指定したセキュリティコンテキストで COMMAND を実行します。
13 セキュリティコンテキストは、完全に指定する方法と、
14 現在もしくは遷移セキュリティコンテキストを元に
15 変更する LEVEL, ROLE, TYPE, USER を指定する方法があります。
16 .PP
17 \fI-c\fR, \fI-t\fR, \fI-u\fR, \fI-r\fR, \fI-l\fR がどれも指定されていない場合、
18 最初の引き数が完全なコンテキストとして使用されます。
19 \fICOMMAND\fR より後ろに追加で引き数を指定することができ、
20 これらは実行するコマンドへの引き数として渡されます。
21 .PP
22 実行が成功するには、コンテキストを注意深く選択しなければならない点に
23 注意して下さい。
24 .PP
25 プログラムを異なるセキュリティコンテキストで実行します。
26 CONTEXT も COMMAND も指定しない場合は現在のセキュリティコンテキストを表示
27 します。
28 .PP
29 長いオプションで必須となっている引数は短いオプションでも必須です。
30 .TP
31 CONTEXT
32 完全なセキュリティコンテキスト
33 .TP
34 \fB\-c\fR, \fB\-\-compute\fR
35 修正前にコンテキスト移行処理を計算する
36 .TP
37 \fB\-t\fR, \fB\-\-type\fR=\fITYPE\fR
38 タイプ (親のロールと同じにするために使用する)
39 .TP
40 \fB\-u\fR, \fB\-\-user\fR=\fIUSER\fR
41 ユーザ識別情報
42 .TP
43 \fB\-r\fR, \fB\-\-role\fR=\fIROLE\fR
44 ロール
45 .TP
46 \fB\-l\fR, \fB\-\-range\fR=\fIRANGE\fR
47 レバレッジ
48 .TP
49 \fB\-\-help\fR
50 この使い方を表示して終了する
51 .TP
52 \fB\-\-version\fR
53 バージョン情報を表示して終了する
54 .PP
55 GNU coreutils のオンラインヘルプ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/>
56 runcon の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html> に連絡してください。
57 完全な文書は <http://www.gnu.org/software/coreutils/runcon> にあります。
58 ローカルでは info '(coreutils) runcon invocation' で参照できます。
59 .SH 作者
60 作者 Russell Coker。
61 .SH 著作権
62 Copyright \(co 2016 Free Software Foundation, Inc.
63 ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>.
64 .br
65 This is free software: you are free to change and redistribute it.
66 There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.
67 .SH 関連項目
68 .B runcon
69 の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、
70 .B info
71 および
72 .B runcon
73 のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
74 .IP
75 .B info runcon
76 .PP
77 を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。