msgstr ""
"Project-Id-Version: PACKAGE VERSION\n"
"POT-Creation-Date: 2017-01-21 11:35+0900\n"
-"PO-Revision-Date: 2017-03-29 20:01+0900\n"
+"PO-Revision-Date: 2017-06-23 12:45+0900\n"
"Last-Translator: Chonan Yoichi <cyoichi@maple.ocn.ne.jp>\n"
"Language-Team: Linux JM project <linuxjm-discuss@lists.osdn.me>\n"
"Language: \n"
"@command{sort} や @command{date} コマンドの動作に疑問がある場合は、@option{--debug} \n"
"オプションを試してみていただきたい。\n"
"その出力が手がかりになって、バグレポートに対する回答を待つまでもなく、\n"
-"問題の在り処を突き止め、それを解決できることも多いからだ。\n"
+"問題の在り処を突き止め、解決できることも多いからだ。\n"
"デバッグの出力が問題を自分で解決するのに十分でないときは、\n"
"それを圧縮して、提出するバグレポートに添付していただきたい。"
"Append @var{suffix} to each backup file made with @option{-b}. @xref{Backup "
"options}."
msgstr ""
-"@option{-b} によって作られる各バックアップファイルの後ろに @var{suffix} を\n"
-"付ける。 @xref{Backup options}."
+"@option{-b} によって作られる各バックアップファイルの後ろに \n"
+"@var{suffix} を付ける。 @xref{Backup options}."
#. type: item
#: coreutils.texi:579 coreutils.texi:1304
"浮動小数点数を受け取ったり、生成したりするコマンドは、\n"
"下層で動いているシステムの浮動小数点表現法を使用しており、\n"
"丸めエラー、オーバーフローなど、浮動小数点にかかわる問題をかかえている。\n"
-"最近のシステムでは、ほとんどすべてが IEEE-754 の浮動小数点を採用しているの"
-"で、\n"
+"最近のシステムでは、ほとんどすべてが IEEE-754 の浮動小数点を採用しているので、\n"
"今日では IEEE-754 の動作を想定しておけば、たいていどこでも問題がない。\n"
"IEEE-754 には、正と負の無限があり、正と負のゼロを区別する。\n"
-"また、NaN (訳注: not a number) という特別な値を使って、\n"
+"また、NaN (訳注: Not a Number) という特別な値を使って、\n"
"ゼロをゼロで割るといった無効な演算を表現する。\n"
"より詳しい情報については、デイビッド・ゴールドバーグの論文 \n"
"@uref{http://@/www.validlab.com/@/goldberg/@/paper.pdf, \n"
-"\"What Every Computer Scientist Should Know About Floating-Point Arithmetic"
-"\"} をご覧になるとよい。"
+"\"What Every Computer Scientist Should Know About Floating-Point Arithmetic\"} をご覧になるとよい。"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:1092
"POSIX 1003.1-2001, POSIX 1003.1-2008 を表している。\n"
"一例を挙げよう。御使用のシステムが POSIX 1003.1-2001 \n"
"に準拠しているのに、動かしているソフトウェアが @samp{sort +1} や @samp{tail +10} \n"
-"ã\81¨ã\81\84ã\81£ã\81\9fæ\97§æ\9d¥ã\81®ç\94¨æ³\95ã\82\92持っている場合には、環境に @samp{_POSIX2_VERSION=200809} \n"
+"ã\81¨ã\81\84ã\81£ã\81\9fæ\97§æ\9d¥ã\81®ç\94¨æ³\95ã\82\82持っている場合には、環境に @samp{_POSIX2_VERSION=200809} \n"
"を設定することで、互換性の問題を回避することができる。"
#. type: section
msgstr ""
"@command{coreutils} コマンドは個々のユーティリティ・プログラムを呼び出す。\n"
"呼び出されるユーティリティ・プログラムは、@command{coreutils} \n"
-"を呼び出すために使ったファイル名の最後の要素によって @command{coreutils} \n"
-"が自動的にに選んだものか、あるいは、@option{--coreutils-prog} \n"
-"オプションを使って明示的に指定されたものである。\n"
-"@sp 1\n"
-"書式"
+"を呼び出すために使ったファイル名の最後の要素によって自動的に選ばれたものか、\n"
+"あるいは、@option{--coreutils-prog} オプションを使って明示的に指定されたものである。\n"
+"\n"
+"書式:"
#. type: example
#: coreutils.texi:1548
"@command{cat} は、各 @var{file} (@samp{-} は標準入力を意味する) を標準出力に"
"コピーする。\n"
"@var{file} が一つも指定されていない場合は、標準入力から読み込む。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@command{tac} は、各 @var{file} (@samp{-} は標準入力を意味する) を、@var{file} ごとにレコード \n"
"(records、デフォルトでは行) の順番を逆にして、標準出力にコピーする。\n"
"@var{file} が一つも指定されていない場合は、標準入力から読み込む。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@command{nl} は、各 @var{file} (@samp{-} は標準入力を意味する) \n"
"を、すべての行、または、一部の行に行番号を付けて、標準出力に書き出す。\n"
"@var{file} が一つも指定されていない場合は、標準入力から読み込む。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"曖昧さの余地がない形で標準出力に書き出す。@var{file} が一つも指定されていない"
"場合は、\n"
"標準入力から読み込む。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: smallexample
#: coreutils.texi:1997
msgid "If @var{bytes} is omitted with @option{--strings}, the default is 3."
msgstr ""
-"@option{--strings} に続く @var{bytes} が省略された場合、デフォルトは 3 であ"
-"る。"
+"@option{--strings} に続く @var{bytes} が省略された場合、デフォルトは 3 である。\n"
+"(訳注: 短縮形の @option{-S} では @var{bytes} を省略できない。)"
#. type: item
#: coreutils.texi:1998 coreutils.texi:16174 coreutils.texi:16240
"@command{base64} はファイル、または標準入力から読み込んだデータを、\n"
"base64 でエンコードした形式に変換する (あるいは、その逆を行う)。\n"
"base64 でエンコードした形式は、表示可能な ASCII 文字を用いて、バイナリデータを表現する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: smallexample
"@command{fmt} は行を折り返したり、結合したりして、出力する各行が指定された文字数に納まるように調整する。\n"
"1 行のデフォルトはアスキー文字で 75 文字である。\n"
"(訳注: 日本語のテキストは、通常単語を空白で区切らないので、うまく整形できない。)\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"を標準出力に書き出す。@var{file} が指定されていない場合は、標準入力を対象にする。\n"
"その際、ページ付けを行い、指定があれば段組みをして出力する。また、すべての \n"
"@var{file} を一つに統合し、1 段 1 ファイルの形式で平行して表示することもできる。\n"
+"\n"
"(訳注: @command{pr} はページ構成をするコマンドであって、\n"
"長い行の折り返しなどの整形をするわけではない。そうしたことは、@command{fmt} や \n"
"@command{fold} の仕事である。なお、@command{pr} の日本語対応は十分ではない。\n"
"とくに段組みがうまくいかない。)\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"options set. No @var{page_width} setting is possible with single column "
"output. A POSIX-compliant formulation."
msgstr ""
-"本文を多段組み出力にしたときのみ、ページの幅を @var{page_width} 文字にする\n"
-"(@var{page_width} のデフォルトは 72 字)。各段の幅が等しくなるようにするた"
-"め、\n"
+"本文を多段組み出力にしたときにのみ、ページの幅を @var{page_width} 文字にする\n"
+"(@var{page_width} のデフォルトは 72 字)。各段の幅が等しくなるようにするため、\n"
"ページ幅が指定した @var{page_width} より狭くなることがある。\n"
-"多段組みで @option{-w} オプションを指定せず、@option{-s[CHAR]}\n"
+"多段組みで @option{-w} オプションを指定せず、@option{-s[CHAR]} \n"
"オプションだけ指定すると、デフォルトのページ幅が無効になり、\n"
"行の切り詰めや段の整列も行われなくなる。\n"
-"すなわち、各段の長い行が長いまま結合されてしまうのだ。なお、1 段組みの出力で"
-"は、\n"
+"すなわち、各段の長い行が長いまま結合されてしまうのだ。なお、1 段組みの出力では、\n"
"@var{page_width} の指定はできない。以上は、POSIX に準拠した仕様である。"
#. type: item
"@command{fold} は、各 @var{file} (@option{-} は標準入力を表す) \n"
"を、長い行は折り返して、標準出力に書き出す。\n"
"@var{file} が指定されていない場合は、標準入力を対象にする。\n"
-"(訳注: @command{fold} の日本語対応は完全ではない。出力行の長さによっては、\n"
-"あるいは、日本語にアルファベットが混じると、文字化けすることがある。\n"
-"なお、日本語の漢字やかなは、たいていの場合 1 字 3 桁として計算されているようだ。)\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
+"(訳注: @command{fold} の日本語対応は完全ではない。\n"
+"UTF-8 の漢字やかなは、たいていの場合 1 文字 が 3 桁として計算され、\n"
+"実際の画面では 2 桁分を占める。だから、UTF-8 の文字がすべて \n"
+"3 ビットで表現されるものなら、@samp{fold -w 105} で日本語のテキストが 1 行 35 字 \n"
+"(70 桁) できちんと表示される。だが、出力行の長さが不適切だったり、ASCII 文字や \n"
+"4 ビットで表現される UTF-8 の文字が交じたっりすると、文字化けすることになる。)\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"る。\n"
"ファイルが指定されていない場合や、@var{file} として \n"
"@option{-} が指定されている場合は、標準入力から読み込む。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"る。\n"
"ファイルが指定されていない場合や、@var{file} として \n"
"@samp{-} が指定されている場合は、標準入力から読み込む。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"後者は後述の「ラウンド・ロビン方式」である。@option{-n} オプションを参照)。\n"
"@var{input} が指定されていない場合や、@samp{-} である場合には、標準入力から読"
"み込む。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@command{csplit} は、入力ファイル @var{input} を分割して 0 個以上の出力ファイ"
"ルを生成する。\n"
"@var{input} が @samp{-} である場合は、標準入力から読み込む。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"(訳注: 空白、タブ、改行など) で区切られた単語数、改行数を算出する。\n"
"@var{file} が指定されなかった場合や、@var{file} として @samp{-} \n"
"が指定された場合は、標準入力を対象とする。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"Display widths of wide characters are considered. Non-printable characters "
"are given 0 width."
msgstr ""
-"最長表示行の長さのみを表示する。タブは 8 桁ごとの位置ににあるものとする。\n"
-"ワイド・キャラクタについては、表示される幅を考慮する。非表示文字の幅は 0 とす"
-"る。"
+"最長表示行の長さのみを表示する。タブ位置は 8 桁ごとにあるものとする。\n"
+"ワイド・キャラクタについては、表示される幅を考慮する。非表示文字の幅は 0 とする。"
#. type: opindex
#: coreutils.texi:3655 coreutils.texi:3656
"@var{file} が指定されなかった場合や、@var{file} として @samp{-} が指定された"
"場合は、\n"
"標準入力を対象とする。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@var{file} が指定されなかった場合や、@var{file} として @samp{-} が指定された"
"場合は、\n"
"標準入力を対象とする。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@command{md5sum} can also determine whether a file and checksum are "
"consistent. Synopsis:"
msgstr ""
-"指定された @var{file} が @samp{-} の場合や、ファイルが全く指定されなかった場"
-"合は、\n"
-"@command{md5sum} は標準入力のチェックサムを計算する。また、@command{md5sum} "
-"は、\n"
-"ファイルとチェックサムの間に矛盾がないかどうかを判定することもできる。\n"
-"@sp 1\n"
+"指定された @var{file} が @samp{-} の場合や、ファイルが全く指定されなかった場合は、\n"
+"@command{md5sum} は標準入力のチェックサムを計算する。また、@command{md5sum} \n"
+"は、ファイルとチェックサムの間に矛盾がないかどうかを判定することもできる。\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@samp{-}, standard input is read."
msgstr ""
"各 @var{file} に対して @samp{md5sum} は、デフォルトでは \n"
-"MD5 チェックサム、一個の空白、入力モードがバイナリかテキストかを示すフラ"
-"グ、\n"
+"MD5 チェックサム、一個の空白、入力モードがバイナリかテキストかを示すフラグ、\n"
"それにファイル名を出力する。バイナリモードの指標は @samp{*} であり、\n"
"テキストモードの指標は @samp{ } (空白) である。\n"
-"ã\83\90ã\82¤ã\83\8aã\83ªã\83¢ã\83¼ã\83\89ã\81¯ã\80\81ã\81\9dã\81®å\8cºå\88¥ã\81«æ\84\8få\91³ã\81®ã\81\82ã\82\8bã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81§ã\81¯デフォルトだが、\n"
+"ã\83¢ã\83¼ã\83\89ã\81®å\8cºå\88¥ã\81«æ\84\8få\91³ã\81®ã\81\82ã\82\8bã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\83\90ã\82¤ã\83\8aã\83ªã\83¢ã\83¼ã\83\89ã\81\8cデフォルトだが、\n"
"そうでないシステムではテキストモードがデフォルトである。\n"
-"@var{file} にバックスラッシュや改行文字が含まれている場合は、出力する行の先頭"
-"にバックスラッシュを付け、\n"
+"@var{file} にバックスラッシュや改行文字が含まれている場合は、出力する行の先頭にバックスラッシュを付け、\n"
"さらに、ファイル名中の問題のある各文字をバックスラッシュでエスケープする。\n"
-"そうすることで、わがままなファイル名があっても、出力に誤解の余地がないように"
-"しているわけだ。\n"
-"@var{file} が指定されていなかったり、@samp{-} という形で指定されている場合"
-"は、\n"
+"そうすることで、わがままなファイル名があっても、出力に誤解の余地がないようにしているのだ。\n"
+"@var{file} が指定されていなかったり、@samp{-} という形で指定されている場合は、\n"
"標準入力から読み込む。"
#. type: opindex
"associated file, or if no valid line is found, @command{md5sum} exits with "
"nonzero status. Otherwise, it exits successfully."
msgstr ""
-"そうした入力ファイルの各行に対して、@command{md5sum} は、そこに名前を記載され"
-"たファイルを読み込み、\n"
+"そうした入力ファイルの各行に対して、@command{md5sum} は、そこに名前を記載されたファイルを読み込み、\n"
"その MD5 チェックサムを計算する。そして、算出したメッセージダイジェストが、\n"
"そのファイル名と同じ行にあるチェックサムと一致しなかった場合は、\n"
-"ã\81\9dã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¯テストに失敗したものとするのである。\n"
+"ã\81\9dã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92テストに失敗したものとするのである。\n"
"両者が一致した場合は、テストにパスしたことになる。\n"
"デフォルトでは、有効な各行に対して標準出力にメッセージを 1 行づつ書き出し、\n"
-"指名されたファイルがテストにパスしたかどうかを報告する。\n"
-"また、すべてのチェックが完了したとき、テストに失敗したものが一つでもあれ"
-"ば、\n"
+"指名されているファイルがテストにパスしたかどうかを報告する。\n"
+"また、すべてのチェックが完了したとき、テストに失敗したものが一つでもあれば、\n"
"警告メッセージを標準エラーに出力する。\n"
"この出力を抑制したければ、@option{--status} オプションを使用すればよい。\n"
-"リストされたファイルの中に、オープンできなかったり、読み込めなかったりするも"
-"のがあった場合や、\n"
-"有効な行に書いてあるチェックサムが対応するファイルの実際の値と一致しなかった"
-"場合、\n"
-"それに、有効な行が全く存在しなかった場合は、@command{md5sum} は 0 以外のス"
-"テータスで終了する。\n"
+"リストされたファイルの中に、オープンできなかったり、読み込めなかったりするものがあった場合や、\n"
+"有効な行に書いてあるチェックサムが対応するファイルの実際の値と一致しなかった場合、\n"
+"それに、有効な行が全く存在しなかった場合は、@command{md5sum} は 0 以外のステータスで終了する。\n"
"それ以外の場合は正常終了することになる。"
#. type: opindex
"checksums."
msgstr ""
"このオプションが役に立つのは、チェックサムの照合をするときだけである。\n"
-"このオプションを指定すると、チェックサムを照合する際、ファイルが存在しなくて"
-"も、\n"
+"このオプションを指定すると、チェックサムを照合する際にファイルが存在しなくても、\n"
"実行に失敗したり、ステータス情報を出したりしなくなる。\n"
"ダウンロードしたファイルにチェックサムの長大なリストが付いているとき、\n"
"一部のファイルの照合をするのに便利である。"
"ファイルが一つも指定されなかった場合や、@var{file} として @samp{-} \n"
"が指定された場合は、標準入力から読み込む。デフォルトでは、@command{sort} \n"
"は結果を標準出力に書き出す。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"別の指定がなされていないかぎり、すべての比較は、@env{LC_COLLATE} \n"
"のロケールによって指定されている文字の照合順序で行われる。@footnote{POSIX \n"
"以外のロケールを使用すると (たとえば、@env{LC_ALL} を @samp{en_US} \n"
-"に設定すると)、@command{sort} の出力が、見慣れない順序でソートされたものにな"
-"るかもしれない。\n"
+"に設定すると)、@command{sort} の出力が、見慣れない順序でソートされたものになるかもしれない。\n"
"その場合は、環境変数 @env{LC_ALL} を @samp{C} にすればよい。\n"
-"注意すべきは、@env{LC_COLLATE} だけを設定したのでは、二つの問題が生じてしまう"
-"ということだ。\n"
+"注意すべきは、@env{LC_COLLATE} だけを設定したのでは、二つの問題が生じてしまうということだ。\n"
"一つは、@env{LC_ALL} も設定されている場合、@env{LC_COLLATE} \n"
"は無効だということ。二つ目は、@env{LC_CTYPE} が \n"
"(@env{LC_CTYPE} が設定されていないときは、@env{LANG} が) \n"
-"@env{LC_COLLATE} と矛盾する値に設定されている場合、動作が未定義だということで"
-"ある。\n"
+"@env{LC_COLLATE} と矛盾する値に設定されている場合、動作が未定義だということである。\n"
"たとえば、@env{LC_CTYPE} が @code{ja_JP.PCK} であるのに、\n"
-"@env{LC_COLLATE} が @code{en_US.UTF-8} の場合、@command{sort} の動作は未定義"
-"なのである。}\n"
+"@env{LC_COLLATE} が @code{en_US.UTF-8} の場合、@command{sort} の動作は未定義なのである。}\n"
"行末の改行は、比較に当たっては、行の一部として扱われない。\n"
-"入力ファイルの最後のバイトが改行でなければ、GNU の @command{sort} は黙って改"
-"行を追加する。\n"
-"GNU の @command{sort} では (GNU のすべてのユーティリティについて規定されてい"
-"るとおり)、\n"
-"入力行の長さに上限がない。言い換えれば、各行に含まれるバイト数に制限がない。"
+"入力ファイルの最後のバイトが改行でなければ、GNU の @command{sort} は黙って改行を追加する。\n"
+"GNU の @command{sort} では (GNU のすべてのユーティリティについて規定されているとおり)、\n"
+"入力行の長さに上限がない。すなわち、各行に含まれるバイト数に制限がない。"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:4089
"@command{shuf} は、入力された行をランダムに並べ替えてから出力することによっ"
"て、\n"
"入力のシャッフルを行う。どの並び替えが出力されるかは、確率的に等しい。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"き出す。\n"
"ファイルが指定されていない場合や、@var{input} として \n"
"@samp{-} が指定されている場合は、標準入力を対象とする。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@command{comm} は、二つの入力ファイルの共通する行と独自な行を、標準出力に区別"
"して書き出す。\n"
"@samp{-} というファイル名は、標準入力を意味している。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"が指定されている場合は、標準入力を対象にする。\n"
"より詳しい説明や、このコマンドが作成された経緯については、次節「@command{tsort}: \n"
"誕生の背景」を御覧になっていただきたい。 @ref{tsort background}\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"す。\n"
"ファイルが指定されていない場合や、ファイル名として @samp{-} \n"
"が指定されている場合は、標準入力を対象とする。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@command{join} は、二つの入力ファイルを対象に、同一の共通フィールド \n"
"(join field) を持つことで「対」になっている各行を、\n"
"1 行にまとめて、標準出力に書き出す。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"その際にタブ文字を適切な数のスペースに変換する。\n"
"@var{file} が指定されていない場合や、@var{file} として @samp{-} \n"
"が指定されている場合は、標準入力を対象にする。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"標準入力を対象にする。デフォルトの POSIX ロケールでは、空白 (@dfn{blank}) \n"
"とは、スペースかタブのことである。\n"
"他のロケールでは、ほかの空白文字が追加されているかもしれない。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgstr ""
"引用符を付加するクォート方式を使用している場合には (たとえば、\n"
"@option{--quoting-style=c})、引用符もオフセットの示す範囲に含まれる。\n"
-"そこで、ユーザが環境変数 @env{QUOTING_STYLE} を設定して、\n"
-"そうしたクォート方式を選択しているかもしれないことに気を付けなければならな"
-"い。\n"
-"要するに、@option{--dired} を使用するアプリケーションでは、\n"
+"そこで、そうしたクォート方式が、環境変数 @env{QUOTING_STYLE} \n"
+"によって選択されている可能性も考慮に入れておくべきだ。\n"
+"すなわち、@option{--dired} を使用するアプリケーションでは、\n"
"コマンドラインで明示的に @option{--quoting-style=literal} \n"
-"オプションを指定するか (@option{-N} や @option{--literal} と指定しても同じこ"
-"とだ)、\n"
+"オプションを指定するか (@option{-N} や @option{--literal} と指定しても同じことだ)、\n"
"あるいは、エスケープされた名前を解析できるするようにしておくか、\n"
"どちらかをするべきだということである。"
msgid ""
"If the set-user-ID or set-group-ID bit and the corresponding executable bit "
"are both set."
-msgstr ""
-"set-user-ID ビット、または set-group-ID ビットと、対応する実行ビットの両方が"
-"立っている場合。"
+msgstr "set-user-ID ビットまたは set-group-ID ビットと、対応する実行ビットの両方が立っている場合。"
#. type: table
#: coreutils.texi:7197
"If the set-user-ID or set-group-ID bit is set but the corresponding "
"executable bit is not set."
msgstr ""
-"set-user-ID ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\80\81ã\81¾ã\81\9fã\81¯ set-group-ID ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81\8cç«\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\8cã\80\81\n"
+"set-user-ID ビットまたは set-group-ID ビットが立っているが、\n"
"対応する実行ビットは立っていない場合。"
#. type: table
"are both set. The restricted deletion flag is another name for the sticky "
"bit. @xref{Mode Structure}."
msgstr ""
-"å\89\8aé\99¤å\88¶é\99\90ã\83\95ã\83©ã\82°ã\80\81ã\81¾ã\81\9fã\81¯ã\82¹ã\83\86ã\82£ã\82ã\83¼ã\83»ã\83\93ã\83\83ã\83\88 (sticky bit) ã\81¨ã\80\81\n"
+"削除制限フラグまたはスティキー・ビット (sticky bit) と、\n"
"その他のユーザ (other) の実行ビットの両方が立っている場合。\n"
"削除制限フラグは、スティッキー・ビットの別名である。 @xref{Mode Structure}."
"If the restricted deletion flag or sticky bit is set but the other-"
"executable bit is not set."
msgstr ""
-"å\89\8aé\99¤å\88¶é\99\90ã\83\95ã\83©ã\82°ã\80\81ã\81¾ã\81\9fã\81¯ã\82¹ã\83\86ã\82£ã\82ã\83¼ã\83»ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81\8cç«\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\8cã\80\81\n"
+"削除制限フラグまたはスティキー・ビットが立っているが、\n"
"その他のユーザの実行ビットが立っていない場合。"
#. type: table
"@command{ls} のデフォルトである。\n"
"ファイル名中に改行文字があっても、それをそのまま出力してしまわないようにするには、\n"
"@option{-b} や @option{-q} オプションも参照していただきたい。\n"
-"(訳注: @option{-1} オプションを指定しても、標準出力が端末なら、改行文字を \n"
-"@samp{?} 記号で表示するか、ファイル名を @samp{shell-escape} \n"
-"スタイルでクォートするか、どちらかをやってくれる。)"
+"\n"
+"(訳注: @option{-1} オプションを指定しても、標準出力が端末ならば、\n"
+"ファイル名中の改行文字を @samp{?} 記号で表示するか、ファイル名を \n"
+"@samp{shell-escape} スタイルでクォートするか、どちらかをやってくれるはずだ。\n"
+"上の注意書きは、標準出力が端末でないときの話である。)"
#. type: itemx
#: coreutils.texi:7446
"そのとき、環境変数でそれ以外のどんな値が設定されていても、\n"
"それを上書きする (@pxref{Block size})。このオプション自身も、\n"
"@option{--block-size}, @option{--human-readable} (@option{-h}), \n"
-"@option{--si} オプションが現れれば、それによって上書きされる。"
+"@option{--si} オプションがあれば、それによって上書きされる。"
#. type: table
#: coreutils.texi:7558
"Quote nongraphic characters in file names using alphabetic and octal "
"backslash sequences like those used in C."
msgstr ""
-"ファイル名中の非表示文字 (nongraphic characters) を、C 言語で使うような、\n"
-"バックスラッシュにアルファベットや 8 進数を続ける方法を使用して、クォートす"
-"る。"
+"ファイル名中の非表示文字を、C 言語で使うような、バックスラッシュにアルファベットや \n"
+"8 進数を続ける方法を使用して、クォートする (訳注: \n"
+"このオプションでは、タブや改行だけでなく、空白 (Ox20)\n"
+"もバックスラッシュでクォートされる)。"
#. type: opindex
#: coreutils.texi:7757 coreutils.texi:7760
"Print question marks instead of nongraphic characters in file names. This "
"is the default if the output is a terminal and the program is @command{ls}."
msgstr ""
-"ファイル名中の非表示文字に代えて、疑問符を表示する、この動作は、\n"
-"出力先が端末で、プログラムが @command{ls} の場合のデフォルトである。\n"
+"ファイル名中の非表示文字に代えて、疑問符を表示する。\n"
+"この動作は、出力先が端末で、プログラムが @command{ls} \n"
+"の場合のデフォルトである。\n"
+"\n"
"(訳注: このオプションの現在の動作は変わっているかもしれない。\n"
-"すなわち、非表示文字を疑問符ではなく、@samp{$''} という書式で表示するかもしれない。\n"
+"すなわち、出力先が端末以外の場合は、上記の通り、非表示文字を疑問符で表示するが、\n"
+"出力先が端末の場合は、非表示文字を疑問符ではなく、@samp{$''} \n"
+"という形で表示し、空白 (0x20) を含むファイル名はファイル名全体をシングルクォートで囲むかもしれない。\n"
"@option{--quoting-style} の説明の末尾の訳注もご覧になっていただきたい。)"
#. type: opindex
"proposed @samp{$''} syntax suitable for most shells."
msgstr ""
"@samp{shell} に似ているが、非表示文字のクォーティングに POSIX 提唱の \n"
-"@samp{$''} という書式を使用する。ほとんどのシェルに適している。"
+"@samp{$''} という書式を使用する。ほとんどのシェルに適している。\n"
+"(訳注: ファイル名中に空白 (0x20) がある場合は、ファイル名全体をシングルクォートで囲む。)"
#. type: item
#: coreutils.texi:7807
"\n"
"(訳注: 上記の説明からは、デフォルトの端末に対する出力のスタイルは、\n"
"@samp{shell-escape} であるように読める。しかし、@option{--hide-control-chars} \n"
-"の説明や、@command{ls} の章の冒頭では、非表示文字を疑問符として表示するのが、\n"
-"デフォルトの端末に対する出力だと言っている。info マニュアルの説明に少し混乱があり、\n"
-"部分的に古い記述が残っているらしい。実のところ、coreutils \n"
+"(@option{-q}) の説明や、@command{ls} の章全体の冒頭では、\n"
+"非表示文字を疑問符として表示するのが、デフォルトの端末に対する出力だと言っている。\n"
+"info マニュアルの説明に少し混乱があり、部分的に古い記述が残っているらしい。実のところ、coreutils \n"
"の開発元では、バージョン 8.25 あたりから、デフォルトの端末に対する出力を \n"
"@option{--quoting-style=shell-escape} にしている。\n"
-"たとえば、ファイル名にタブが含まれている場合、@command{ls} \n"
-"は @samp{aaa?bbb} ではなく @samp{'aaa'$'\\t''bbb'}\n"
-"のように端末に表示するのである。しかし、ディストリビューションによっては、\n"
-"バージョン 8.26 でも、デフォルトの端末に対する出力を \n"
+"たとえば、ファイル名にタブが含まれている場合、オプションなしの \n"
+"@command{ls} は、@samp{aaa?bbb} ではなく @samp{'aaa'$'\\t''bbb'}\n"
+"のように端末に表示するのである。また、ファイル名中に空白がある場合は、\n"
+"ファイル名全体をシングルクォートで囲って、@samp{'/misc/xxx yyy'} \n"
+"のように表示する。しかし、ディストリビューションによっては、バージョン \n"
+"8.26 でも、デフォルトの端末に対する出力を \n"
"@option{--quoting-style=literal} にしていることもある。\n"
-"ã\81\9dã\81®æ\96¹ã\81\8cè¦\8bã\82\84ã\81\99ã\81\84ã\81\8bã\82\82ã\81\97ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\81®ã\81§ã\80\81ã\81\9dã\82\8cã\82\82ä¸\80è¦\8bè\98ã\81 ã\82\8dã\81\86ã\80\82\n"
-"ご自分のところではどうなっているか、一度お確かめになっておくとよい。)"
+"ã\81\9dã\81®æ\96¹ã\81\8cè¦\8bã\82\84ã\81\99ã\81\84ã\81\8bã\82\82ã\81\97ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\81®ã\81§ã\80\81ã\81\9dã\82\8cã\82\82ä¸\80è¦\8bè\98ã\81 ã\81¨æ\80\9dã\81\86ã\80\82端æ\9c«ã\81«å¯¾ã\81\99ã\82\8bã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81®å\87ºå\8a\9bã\82\84 \n"
+"@option{-q} オプションの動作が、ご自分のところではどうなっているか、一度お確かめになっておくとよい。)"
#. type: table
#: coreutils.texi:7842
msgstr ""
"ファイル名中の非表示文字に手を加えず、そのまま出力する。\n"
"この動作は、出力先が端末ではない場合や、プログラムが @command{ls} \n"
-"ではない場合のデフォルトである。"
+"ではない場合のデフォルトである。\n"
+"\n"
+"(訳注: 開発元配布のバージョン 8.26 では、@option{--show-contrls-chars} \n"
+"を指定した場合も、出力先が端末だと、非表示文字を @samp{$''} の書式で表示している。\n"
+"出力先が端末以外なら、上の説明どおり、非表示文字がそのまま出力される。\n"
+"しかし、ディストリビューション配布の @command{ls} \n"
+"では、出力先が端末の場合に上記説明通りの動作をするものもある。\n"
+"これも、お手元で実際の動作を確かめておいていただきたい。)"
#. type: section
#: coreutils.texi:7847
"一つのファイルを別のファイルにコピーすることもできるし、\n"
"好きなだけたくさんのファイルをコピー先のディレクトリに一遍にコピーすることも"
"できる。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@command{dd} はファイルをコピーする (デフォルトでは、標準入力から標準出力へコピーする)。\n"
"その際、入出力のブロックサイズを変更することができる。\n"
"また、データ形式の変換を行いつつコピーすることもできる。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"POSIX が規定している変換テーブルを使って、EBCDIC を ASCII に変換する。\n"
"変換テーブル中の 256 バイトのすべてについて、1 対 1 の変換が行われる。\n"
"このオプションを指定すると、@samp{conv=unblock} も指定されることになる。\n"
-"入力はまず ASCII に変換され、その後で末尾のスペースが削除される。"
+"入力はまず ASCII に変換され、その後で末尾のスペースが除去される。"
#. type: item
#: coreutils.texi:8585
"各ブロックが一杯になるまで入力から読み込む。@code{read} システムコールは、\n"
"入力がブロックの分量に足りない場合、早めに戻ってくることがある。\n"
"そうした場合に、@code{read} の呼び出しを繰り返して、ブロックの残りを埋めようとする。\n"
-"このフラグは、@code{iflag} でのみ使える。\n"
+"このフラグは、@code{iflag} でのみ使用できる。\n"
"このフラグが役に立つのは、たとえばパイプと組み合わせて使うときである。\n"
"パイプとの組み合わせでは、入力からの読み込みがブロックの大きさに足りないことがあるからだ。\n"
"そうした場合に、@samp{count=} の引数が、読み込み動作の回数ではなく、\n"
"trap '' USR1\n"
"\n"
msgstr ""
-"# ã\82·ã\82§ã\83«ã\81®子プロセスである dd をうっかり終了させてしまうことが\n"
+"# ã\82·ã\82§ã\83«ã\81\8c子プロセスである dd をうっかり終了させてしまうことが\n"
"# 絶対にないように、USR1 シグナルを「無視する」にしておく。\n"
"# なお、SIGINFO が利用できる場合は、これをやる必要はない。\n"
"trap '' USR1\n"
"@command{install} はファイルをコピーするとき、ファイルのモードビット \n"
"(訳注: 一般にアクセス権とか、許可属性と言われるもの) をセットし、可能ならば、\n"
"所有者やグループも設定する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"the correct defaults."
msgstr ""
"インストール元とインストール先の対応するファイルを比較し、\n"
-"ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«å\85\88ã\81«ã\81\82ã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«å\85\83ã\81¨å\90\8cã\81\98å\86\85容ã\82\92æ\8c\81ã\81¡、\n"
+"ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«å\85\88ã\81«ã\81\82ã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«å\85\83ã\81¨å\86\85容ã\81\8cå\90\8cã\81\98ã\81§、\n"
"しかも、所有者、グループ、許可属性、場合によっては SELinux \n"
"コンテキストについて、そのどれもが指定されているものと同一であるときは、\n"
"インストール先ファイルを全く変更しない。\n"
"このオプションは、@option{--user}, @option{--group}, @option{--mode} \n"
-"オプションと組み合わせて使うのが、最善である。そうしたオプションと組み合わせて使えば、\n"
+"オプションと併せて使うとき、最も役に立つ。そうしない場合、\n"
"@command{install} コマンドが、(たとえば、ディレクトリに \n"
-"setgid ã\81\8cä»\98ã\81\84ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\8bå\90¦ã\81\8bや、POSIX のデフォルトの ACL を顧慮しないせいで)、\n"
-"ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81§æ\8c\81ã\81¤ã\81¯ã\81\9aã\81®å±\9eæ\80§ã\82\92ä¸\8dæ£ç¢ºã\81«æ±ºã\82\81ã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\86ã\81®ã\82\92é\81¿ã\81\91ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81§ã\81\8dã\82\8b。\n"
-"ã\81\9dã\81\86ã\81\84ã\81\86ことがあると、無駄なコピーが行われたり、\n"
-"å±\9eæ\80§ã\81\8cæ£ã\81\97ã\81\84ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88å\80¤ã\81«è¨å®\9aã\81\97ç\9b´ã\81\95ã\82\8cã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\82\8aã\81¨ã\81\84ã\81£ã\81\9fä¸\8dé\83½å\90\88ã\81\8cç\94\9fã\81\98ã\81\8bã\81ã\81ªã\81\84ã\81®ã\81 。"
+"setgid ã\81\8cä»\98ã\81\84ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\93ã\81¨や、POSIX のデフォルトの ACL を顧慮しないせいで)、\n"
+"ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81§æ\8c\81ã\81¤ã\81¯ã\81\9aã\81®å±\9eæ\80§ã\82\92ä¸\8dæ£ç¢ºã\81«æ±ºã\82\81ã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\86ã\81\8bã\82\82ã\81\97ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\81®ã\81 。\n"
+"ã\81\9dã\82\93ã\81ªことがあると、無駄なコピーが行われたり、\n"
+"å±\9eæ\80§ã\81®ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88å\80¤ã\81\8cæ£ã\81\97ã\81\8fã\81ªã\81\84ã\82\82ã\81®ã\81«è¨å®\9aã\81\97ç\9b´ã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\82\8aã\81¨ã\81\84ã\81£ã\81\9fä¸\8dé\83½å\90\88ã\81\8cç\94\9fã\81\98ã\81\8bã\81ã\81ªã\81\84。"
#. type: table
#: coreutils.texi:9037
"The default is the process's current group. @var{group} may be either a "
"group name or a numeric group ID."
msgstr ""
-"インストールするファイルやディレクトリの所有グループを @var{group} に設定する。\n"
-"ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81¯ã\80\81ã\83\97ã\83ã\82»ã\82¹ã\81®ç\8f¾å\9c¨ã\81®ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81§ã\81\82る。\n"
+"インストールするファイルやディレクトリの所有グループを @var{group} にする。\n"
+"ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\83\97ã\83ã\82»ã\82¹ã\81®ç\8f¾å\9c¨ã\81®ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81«ã\81ªる。\n"
"@var{group} は、グループ名でも、グループの ID 番号でもよい。"
#. type: item
"preserving set-user-ID and set-group-ID on directories. @xref{Directory "
"Setuid and Setgid}."
msgstr ""
-"インストールするファイルやディレクトリのモードビットを @var{mode} に設定する。\n"
+"インストールするファイルやディレクトリのモードビットを @var{mode} にする。\n"
"@var{mode} の指定は、@samp{a=} (誰にもアクセスを許さない) を基点として行い、\n"
"8 進数でも、@command{chmod} で使うようなシンボリックモードでもよい \n"
"(@pxref{File permissions})。デフォルトのモードは、\n"
msgstr ""
"@command{install} が適切な権限を持っている場合に \n"
"(つまり、root 権限で実行されている場合に)、インストールするファイルやディレクトリの所有者を \n"
-"@var{owner} に設定する。デフォルトは @code{root} である。@var{owner} \n"
+"@var{owner} にする。デフォルトでは @code{root} になる。@var{owner} \n"
"の指定は、ユーザ名でも、ユーザの ID 番号でもよい。"
#. type: opindex
msgid "@command{mv} moves or renames files (or directories). Synopses:"
msgstr ""
"@command{mv} は、ファイル (やディレクトリ) の移動、または名前の変更を行う。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgstr ""
"@command{rm} は、指定された各ファイルを削除する。\n"
"デフォルトでは、ディレクトリの削除は行わない。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@xref{Treating / specially}."
msgstr ""
"@option{--recursive} オプションと一緒に使った場合、ルートディレクトリ \n"
-"(@file{/}) ã\82\92å\89\8aé\99¤ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\81«ã\81ªる。これがデフォルトの動作である。\n"
+"(@file{/}) ã\82\92å\89\8aé\99¤ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\97ã\81\9fæ\99\82ç\82¹ã\81§ã\80\81å®\9fè¡\8cã\81«å¤±æ\95\97ã\81\99る。これがデフォルトの動作である。\n"
"@xref{Treating / specially}.\n"
"\n"
"(訳注: 確かに @option{--preserve-root} が有効になっていれば、@code{rm -rf /} \n"
"@xref{Hard Links, , , libc, The GNU C Library Reference Manual}. \n"
"従って、より一般に使われる @command{ln} コマンドのような、様々な付加機能をあえて備えていない \n"
"(@pxref{ln invocation})。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@command{ln} はファイル間のリンクを作成する。デフォルトではハードリンクを作成するが、\n"
"@option{-s} オプションを指定すると、シンボリックリンク (@dfn{soft} linkとも言う) \n"
"を作ることになる。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"たいていのシステムでは、ディレクトリに対するハードリンクの作成は禁じられている。\n"
"許可されているシステムでも、それができるのは、スーパーユーザだけである \n"
"(その場合でも、ファイルシステムにループが生じると、\n"
-"ほかの様々なユーティリティ・プログラムで問題が起きるので、慎重にやらなければならない)。\n"
+"ほかの様々なユーティリティ・プログラムで問題が起きるので、慎重に行わなければならない)。\n"
"なお、ハードリンクは、ファイルシステムの境界を越えることができない。\n"
"(もっとも、ハードリンクに対するこうした制限は、POSIX で規定されているわけではない。)"
"@command{mkdir} creates directories with the specified names. Synopsis:"
msgstr ""
"@command{mkdir} は、指定された名前でディレクトリを作成する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgstr ""
"@command{mkfifo} は、指定された名前で FIFO (名前付きパイプ @dfn{named pipes} \n"
"とも言う) を作成する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgstr ""
"@command{mknod} は、指定された名前で FIFO、キャラクター・スペシャルファイル、\n"
"ブロック・スペシャルファイルを作成する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgid "@command{rmdir} removes empty directories. Synopsis:"
msgstr ""
"@command{rmdir} は、空のディレクトリを削除する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@xref{Deleting Files, , , libc, The GNU C Library Reference Manual}.\n"
"従って、より一般に使われる @command{rm} コマンドのような、様々な付加機能をあえて備えていない \n"
"(@pxref{rm invocation})。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:\n"
#. type: example
"@command{chown} は、指定された各 @var{file} の所有者や所有グループを \n"
"@var{new-owner} に変更する。所有者とグループを、存在する参照用ファイル \n"
"(reference file) のそれと同じものに変更することもできる。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"Without @option{--recursive}, this option has no effect. @xref{Treating / "
"specially}."
msgstr ""
-"ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ª (@file{/}) ã\82\92å\86\8d帰ç\9a\84ã\81«å¤\89æ\9b´ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81\n"
-"エラーになる。@option{--recursive} オプションを指定していない場合、\n"
-"このオプションは効果がない。 @xref{Treating / specially}."
+"ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ª (@file{/}) ã\82\92å\86\8d帰ç\9a\84ã\81«å¤\89æ\9b´ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\97ã\81\9fæ\99\82ç\82¹ã\81§ã\80\81å®\9fè¡\8cã\81«å¤±æ\95\97ã\81\99ã\82\8bã\80\82\n"
+"@option{--recursive} オプションを指定していない場合、このオプションは効果がない。\n"
+"@xref{Treating / specially}."
#. type: cindex
#: coreutils.texi:10602 coreutils.texi:10732 coreutils.texi:10854
"に変更する (@var{group} は、グループ名でもグループ ID 番号でもよい)。\n"
"所有グループを、存在する参照用ファイル (reference file) \n"
"のグループと同じものに変更することもできる。 @xref{chown invocation}.\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@command{chmod} changes the access permissions of the named files. Synopsis:"
msgstr ""
"@command{chmod} は、名前を指定したファイルのアクセス権を変更する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgstr ""
"@command{touch} は指定されたファイルのアクセス日時 (access time) や更新日時 \n"
"(modification time) を変更する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@command{touch} uses to set a file's timestamp to an arbitrary value."
msgstr ""
"@command{touch} コマンドは、ファイルのタイムスタンプを、\n"
-"ユーザが指定した日時よりも精度が高くならない範囲で、表現できる最大の値にセットする。\n"
+"ユーザが指定した日時よりも精度が高くならない範囲で、表現できる最も精密な値にセットする。\n"
"この値がユーザが指定した日時と違うことがあるが、それにはいくつかの理由がある。\n"
"第一に、ユーザが指定した日時が、サポートされている精度を越えていることがある。\n"
"第二に、ファイルシステムが、日時のタイプによって別の精度を使っていることがある。\n"
"the file it refers to."
msgstr ""
"シンボリックリンクが参照しているファイルではなく、シンボリックリンクのタイムスタンプの変更を試みる。\n"
-"ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92使ç\94¨ã\81\99ã\82\8bã\81¨、空のファイルは作成されないが、\n"
+"ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92使ç\94¨ã\81\97ã\81\9få ´å\90\88、空のファイルは作成されないが、\n"
"ファイルが存在しないという警告まで出ないようにするには、@option{-c} オプションも併せて使用する必要がある。\n"
"すべてのシステムが、シンボリックリンクのタイムスタンプの変更をサポートしているわけではない。\n"
"なぜならば、POSIX 2008 までは、下層で動いているシステムに対して、\n"
-"ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9få\8b\95ä½\9cã\81®ã\82µã\83\9dã\83¼ã\83\88ã\82\92è¦\81æ±\82ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\81\8bã\82\89ã\81§ã\81\82ã\82\8b。\n"
+"ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9få\8b\95ä½\9cã\81®ã\82µã\83\9dã\83¼ã\83\88ã\82\92è¦\81æ±\82ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\81\8bã\82\89ã\81 。\n"
"また、システムによっては、シンボリックリンクは、調べるだけでアクセス日時が変わってしまうので、\n"
"変更の結果が後々まで残って観察できるのは、更新日時だけだというものもある。\n"
"なお、このオプションを @option{-r} オプションと一緒に使用すると、\n"
"systems. Synopsis:"
msgstr ""
"@command{df} は、ファイルシステムごとに、使用されているディスク容量と利用可能なディスクス容量を報告する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"intimate knowledge of file system structures."
msgstr ""
"引数 @var{file} がスペシャルファイルに還元され、\n"
-"そのスペシャルファイル上に存在するファイルシステムが現在マウントされている場"
-"合、\n"
+"そのスペシャルファイル上に存在するファイルシステムが現在マウントされている場合、\n"
"@command{df} が表示するのは、そのファイルシステムの利用可能な容量であって、\n"
-"デバイス・ノードが存在するファイルシステムの利用可能な容量ではない。また、"
-"GNU の \n"
-"@command{df} は、マウントされていないファイルシステムのディスク使用量を測定し"
-"ようとはしない。\n"
+"デバイス・ノードが存在するファイルシステムの利用可能な容量ではない。また、GNU の \n"
+"@command{df} は、マウントされていないファイルシステムのディスク使用量を測定しようとはしない。\n"
"なぜなら、ほとんどのファイルシステムにおいて、そういうことを行うには、\n"
-"ファイルシステムの構造について他と全く共通性のない内奥の知識が必要だからであ"
-"る。"
+"ファイルシステムの構造について他と全く共通性のない緻密な情報が必要だからである。"
#. type: cindex
#: coreutils.texi:11148
"@command{du} は、指定した一連のファイルのディスク使用量を報告する。\n"
"引数がディレクトリの場合は、サブディレクトリごとのディスク使用量も報告す"
"る。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@command{stat} displays information about the specified file(s). Synopsis:"
msgstr ""
"@command{stat} は指定されたファイルに関する情報を表示する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"When discarding excess precision, time stamps are truncated toward minus "
"infinity."
msgstr ""
-"@samp{%W}, @samp{%X}, @samp{%Y}, @samp{%Z} では、ピリオドに続けて精度を書くこ"
-"とで、\n"
+"@samp{%W}, @samp{%X}, @samp{%Y}, @samp{%Z} では、ピリオドに続けて精度を書くことで、\n"
"小数点以下何桁まで表示するかを指定することができる。たとえば、@samp{%.3X} \n"
"と指定すると、最終アクセス日時がミリ秒の精度で出力される。ピリオド\n"
"だけ指定して、精度を省略すると、@command{stat} は 9 桁を使用する。従って、\n"
-"@samp{%.X} は @samp{%.9X} と同じことになるわけだ。なお、余分な精度を捨てる"
-"際、\n"
-"タイムスタンプは負の無限大方向に切り下げられる (訳注: 日常の言葉で\n"
-"言うと、タイムスタンプのような正の数値の場合、指定された桁数より下の\n"
-"部分は切り捨てられるということ。以下の例を参照)。"
+"@samp{%.X} は @samp{%.9X} と同じことになるわけだ。なお、余分な精度を捨てる際、\n"
+"タイムスタンプは負の無限大方向に切り下げられる (訳注: 平たく言うと、\n"
+"タイムスタンプのような正の数値の場合、指定された桁数より下の部分は切り捨てられるということ。\n"
+"以下の例を参照)。"
#. type: example
#: coreutils.texi:11899
"@command{sync} synchronizes in memory files or file systems to persistent "
"storage. Synopsis:"
msgstr ""
-"@command{sync} は、メモリ中のファイルやファイルシステムを永続的な記憶装置に同"
-"期する。"
+"@command{sync} は、メモリ中のファイルやファイルシステムを永続的な記憶装置に同期する。\n"
+"\n"
+"書式:"
#. type: example
#: coreutils.texi:11957
"arguments passed to fsync(2) may provide greater guarantees through write "
"barriers, than a global sync(2) used when no arguments are provided."
msgstr ""
-"指定したファイルが存在するファイルシステムに対して I/O 待ちになっているすべて"
-"のデータを \n"
+"指定したファイルが存在するファイルシステムに対して I/O 待ちになっているすべてのデータを \n"
"syncfs(2) システムコールを使用して、同期する。\n"
-"注意していただきたいが、たとえば @samp{/dev/sda} といったデバイスノードを引数"
-"として渡すときは、\n"
+"注意していただきたいが、たとえば @samp{/dev/sda} といったデバイスノードを引数として渡すときは、\n"
"このオプションを普通は指定しないはずである。\n"
"そんなことをすると、@samp{/dev/sda} で参照されるファイルシステムではなく、\n"
"デバイスノードが存在するファイルシステムの同期が行われてしまうからだ。\n"
-"また、システムによっては、個々のデバイスノードやファイルを引数として渡すの"
-"と、全く引数を使用しないのとでは、\n"
+"また、システムによっては、個々のデバイスノードやファイルを引数として渡すのと、全く引数を使用しないのとでは、\n"
"同期のあり方が違うかもしれないことにも気をつけていただきたい。\n"
-"すなわち、fsync(2) に渡される引数がある場合は、書き込みバリア (write "
-"barrier) \n"
-"が使われることによって、引数を指定しなかったときに使われるグローバルな "
-"sync(2) よりも、\n"
+"すなわち、fsync(2) に渡される引数がある場合は、書き込みバリア (write barrier) \n"
+"が使われることによって、引数を指定しなかったときに使用されるグローバルな sync(2) よりも、\n"
"より確実な保証をもたらすかもしれないのである。"
#. type: section
"specified size. Synopsis:"
msgstr ""
"@command{truncate} は、各 @var{file} のサイズを指定したサイズにまで短縮したり、引き伸ばしたりする。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgstr ""
"@samp{+} => @var{size} だけ増やす\n"
"@samp{-} => @var{size} だけ減らす\n"
-"@samp{<} => @var{size} 以下に\n"
-"@samp{>} => @var{size} 以上に\n"
+"@samp{<} => 最大でも @var{size} までにする\n"
+"@samp{>} => 最小でも @var{size} にはする\n"
"@samp{/} => @var{size} の倍数に切り下げる\n"
"@samp{%} => @var{size} の倍数に切り上げる\n"
msgstr ""
"@command{echo} は、指定された @var{string} を標準出力に書き出す。その際、各 @var{string} \n"
"の間に 1 個のスペースを置き、行末に改行を付け加える。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgid "@command{printf} does formatted printing of text. Synopsis:"
msgstr ""
"@command{printf} は、テキストを整形して表示する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgstr ""
"@command{test} には、@samp{test} で始める書式のほかに、一対の角カッコを使用するもう一つの書式がある。\n"
"たとえば、@samp{test -d /} の代わりに、@samp{[ -d / ]} \n"
-"と書いても構わない。角カッコは、それぞれ独立した引数でなければならない \n"
-"(訳注: 言い換えれば、他の引数と空白で分離されていなければならない)。\n"
-"ã\81 ã\81\8bã\82\89ã\80\81ã\81\9fã\81¨ã\81\88ã\81°ã\80\81@samp{[-d /]} ã\81§ã\81¯ã\80\81æ\9c\9bã\81¿ã\81®çµ\90æ\9e\9cã\82\92å¾\97ã\82\89ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\82\8fã\81\91ã\81 。\n"
+"と書いてもよい。角カッコは、独立した引数でなければならない \n"
+"(訳注: すなわち、他の引数と空白で分離されていなければならない)。\n"
+"ã\81 ã\81\8bã\82\89ã\80\81ã\81\9fã\81¨ã\81\88ã\81°ã\80\81@samp{[-d /]} ã\81§ã\81¯ã\80\81æ\9c\9bã\81¿ã\81®çµ\90æ\9e\9cã\82\92å¾\97ã\82\89ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8b。\n"
"@samp{test @var{expression}} と @samp{[ @var{expression} ]} \n"
"は、同じ意味なので、以下では前者の書式についてのみ解説する。"
"link."
msgstr ""
"@var{file} が存在し、シンボリックリンクならば、真。\n"
-"ファイル関係の他のすべてのテストとは違って、このテストは、@var{file} \n"
+"ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«é\96¢ä¿\82ã\81®ä»\96ã\81®ã\81\99ã\81¹ã\81¦ã\81®ã\83\86ã\82¹ã\83\88ã\81¨ã\81¯é\81\95ã\81£ã\81¦ã\80\81ã\81\93ã\81®ã\83\86ã\82¹ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81@var{file} \n"
"がシンボリックリンクの場合、リンクの参照を行わない。"
#. type: item
"The quotes here prevent the wrong arguments from being passed to "
"@command{test} if @samp{$V} is empty or contains special characters."
msgstr ""
-"ã\81\93ã\81\93ã\81§引用符は、@samp{$V} が空だったり、特殊文字を含んでいたりする場合に、\n"
+"ã\81\93ã\81\86ã\81\97ã\81\9f引用符は、@samp{$V} が空だったり、特殊文字を含んでいたりする場合に、\n"
"意図に反した引数が @command{test} に渡ることを防いでいる。"
#. type: item
"@command{tee} コマンドは、標準入力を標準出力にコピーするとともに、\n"
"引数として指定されたファイル (複数可) にもコピーする。\n"
"これは、あるデータをパイプに送るだけでなく、同時にそのコピーを保存したい場合に、便利である。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgstr ""
"@command{basename} は、@var{name} の先頭にディレクトリ部分があれば、それを取"
"り除く。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"される。\n"
"@var{name} を構成する文字列にスラッシュが一つも含まれない場合、\n"
"@command{dirname} は (カレントディレクトリを意味する) @samp{.} を表示する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgstr ""
"@command{pathchk} は、ファイル名が有効かどうか、可搬性があるかどうかを検査す"
"る。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"these conditions is true:"
msgstr ""
"@command{pathchk} は各 @var{name} に対して、以下の条件のどれかが真ならば、\n"
-"エラーメッセージを表示する。"
+"エラーメッセージを出す。"
#. type: enumerate
#: coreutils.texi:13462
"error message if any of these conditions is true:"
msgstr ""
"実際に使用しているファイルシステムに基づいて検査を行うのではなく、\n"
-"以下の条件を調べて、そのどれかが真ならば、エラーメッセージを表示する。"
+"以下の条件を調べて、そのどれかが真ならば、エラーメッセージを出す。"
#. type: enumerate
#: coreutils.texi:13486
msgid ""
"Print an error message if a file name is empty, or if it contains a "
"component that begins with @samp{-}."
-msgstr ""
-"ファイル名が空だったり、@samp{-} で始まる構成要素を含んでいたりすると、\n"
-"エラーメッセージを表示する。"
+msgstr "ファイル名が空だったり、@samp{-} で始まる構成要素を含んでいたりすると、エラーメッセージを出す。"
#. type: table
#: coreutils.texi:13506
"Print an error message if a file name is not portable to all POSIX hosts. "
"This option is equivalent to @samp{-p -P}."
msgstr ""
-"ファイル名が POSIX に準拠しているすべてのホストで使えるものでなければ、\n"
-"ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\82\92表示ã\81\99ã\82\8bã\80\82ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¯ã\80\81@samp{-p -P} ã\81¨å\90\8cã\81\98ã\81\93ã\81¨ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82"
+"ファイル名が POSIX に準拠しているすべてのホストで使えるものでなければ、エラーメッセージを出す。\n"
+"このオプションは、@samp{-p -P} と同じことである。"
#. type: cindex
#: coreutils.texi:13509
msgstr ""
"@command{mktemp} は、テンポラリファイルやテンポラリディレクトリの作成を行"
"う。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"> @}\n"
msgstr ""
"$ file=$(mktemp -q) && @{\n"
-"> # $file ã\81®ä½¿ç\94¨ã\82\92ã\81\93ã\81®ã\83\96ã\83ã\83\83ã\82¯ã\81®å\86\85å\81´ã\81«é\99\90å®\9aã\81\97ã\81¦ã\81\8aã\81\91ば、\n"
+"> # $file ã\82\92ã\81\93ã\81®ã\83\96ã\83ã\83\83ã\82¯ã\81®å\86\85å\81´ã\81§ã\81®ã\81¿ä½¿ç\94¨ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81\99ã\82\8cば、\n"
"> # 安全である。$file を引用符で囲んでいるのは、$TMPDIR が、\n"
"> # 従って、$file が、ホワイトスペースを含んでいるかも\n"
"> # しれないからだ。\n"
"はスラッシュを含んでいてはならない。@option{--suffix} を指定する場合、\n"
"@var{template} は @samp{X} で終わっていなければならない。\n"
"@option{--suffix} が指定されていない場合は、@var{template} \n"
-"中の最後の @samp{X} の位置を調べることで、@var{suffix} としてふさわしいものを割り出す。\n"
+"中の最後の @samp{X} の位置を調べることで、@var{suffix} としてふさわしいものを推測する。\n"
"このオプションが存在するのは、デフォルトの @var{template} を使用しているとき、\n"
"@samp{X} で始まる @var{suffix} を付けられるようにするためである。"
"@samp{/./} や @samp{/../} に対する参照を解決する。\n"
"さらに、余分な @samp{/} 文字の削除も行う。デフォルトでは、\n"
"指定したファイル名のうち、最後の要素以外のすべての要素が実在していなければならない。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgid "@command{pwd} prints the name of the current directory. Synopsis:"
msgstr ""
"@command{pwd} は、カレントディレクトリの名前を表示する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@command{stty} は、たとえばボーレート (baud rate) のような、端末の諸特性を表"
"示、\n"
"または変更する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgid "@command{printenv} prints environment variable values. Synopsis:"
msgstr ""
"@command{printenv} は、環境変数の値を表示する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgstr ""
"@command{tty} は、自分の標準入力に接続している端末のファイル名を表示する。\n"
"標準入力が端末ではない場合は、@samp{not a tty} というメッセージを出す。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@command{id} は、指定されたユーザについて情報を表示する。\n"
"ユーザが指定されていない場合は、@command{id} を実行しているプロセスについて情"
"報を表示する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"SELinux or SMACK is enabled then print a warning and set the exit status to "
"1."
msgstr ""
-"プロセスのセキュリティ・コンテキストのみを表示する。\n"
-"たいていの場合、それは、親プロセスから継承したユーザのセキュリティ・コンテキ"
-"ストである。\n"
+"現プロセスのセキュリティ・コンテキストのみを表示する。\n"
+"たいていの場合、それは、親プロセスから継承したユーザのセキュリティ・コンテキストである。\n"
"SELinux と SMACK のどちらも有効になっていない場合は、\n"
"警告メッセージを出し、終了ステータスを 1 にする。"
"ユーザ名が指定されていなければ、現在のプロセスの基本グループ名と補助グループ名を表示する。\n"
"複数の名前が指定されている場合は、\n"
"各ユーザの名前がグループのリストの前に置かれ、両者の間はコロンで区切られる。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"ユーザ名はログインセッションごとに表示されるので、\n"
"あるユーザが複数のログインセッションを行っていれば、\n"
"そのユーザの名前はログインセッションの数だけ出力に現れることになる。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"Synopsis:"
msgstr ""
"@command{who} は、現在ログインしているユーザについての情報を表示する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@samp{-06}, @samp{+05:30}, or @samp{-04:56:02}), or nothing if no time zone "
"is determinable. This is a GNU extension."
msgstr ""
-"@samp{:} ã\82\92使ç\94¨ã\81\99ã\82\8bæ\95°å\80¤ã\81«ã\82\88ã\82\8bã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¾ã\83¼ã\83³ã\81§ã\80\81æ\99\82é\96\93ã\81®ç²¾åº¦ã\81¯必要最小限で済ます \n"
+"@samp{:} ã\82\92使ç\94¨ã\81\99ã\82\8bæ\95°å\80¤ã\81«ã\82\88ã\82\8bã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¾ã\83¼ã\83³ã\81§ã\80\81æ\99\82é\96\93ã\81®ç²¾åº¦ã\82\92必要最小限で済ます \n"
"(たとえば、@samp{-06}, @samp{+05:30}, @samp{-04:56:02})。\n"
"タイムゾーンが特定できない場合は、空になる。これは GNU による拡張である。"
"the format @samp{%Y-%m-%d}."
msgstr ""
"年から始まる日付だけを表示する。たとえば、@samp{2005-09-14}。\n"
-"これは、@samp{%Y-%m-%d} という書式と等価ある。"
+"ã\81\93ã\82\8cã\81¯ã\80\81@samp{%Y-%m-%d} ã\81¨ã\81\84ã\81\86æ\9b¸å¼\8fã\81¨ç\89価ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82"
#. type: table
#: coreutils.texi:15571
"@samp{uname -m}. Synopsis:"
msgstr ""
"@command{arch} は、マシンのハードウェア名を表示する。@samp{uname -m} と同じことである。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"そうした情報が取得できない場合は、搭載されているプロセッサの数を表示する。\n"
"環境変数 @env{OMP_NUM_THREADS} が設定されている場合は、\n"
"その変数が、返される値を決めることになる。なお、結果は必ず 0 より大きくなる。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgstr ""
"@command{uname} は、自分がその上で実行されているマシンとオペレーティング・システムについて情報を表示する。\n"
"オプションが一つも指定されない場合は、@option{-s} オプションが指定されたかのように振る舞う。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"引数を一つ付けて実行すると、指定した文字列を使用しているホストの名前として設"
"定する。\n"
"ホストの名前を設定するには、しかるべき権限が必要である。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgstr ""
"@command{chcon} は、指定されたファイルの SELinux セキュリティ・コンテキストを"
"変更する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: smallexample
#. type: table
#: coreutils.texi:16227
msgid "Compute process transition context before modifying."
-msgstr "ã\82»ã\82ã\83¥ã\83ªã\83\86ã\82£ã\83»ã\82³ã\83³ã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\81®å¤\89æ\9b´ã\82\92è¡\8cã\81\86å\89\8dã\81«ã\80\81ã\83\97ã\83ã\82»ã\82¹ã\81®é\81·ç§»ã\81«ã\82\88ã\82\8bã\82³ã\83³ã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\82\92æ±\82ã\82\81ã\81¦ã\81\8aã\81\8f。"
+msgstr "ã\82»ã\82ã\83¥ã\83ªã\83\86ã\82£ã\83»ã\82³ã\83³ã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\81®å¤\89æ\9b´ã\82\92è¡\8cã\81\86å\89\8dã\81«ã\80\81ã\83\97ã\83ã\82»ã\82¹ã\81®é\81·ç§»ã\81«ã\82\88ã\82\8bã\82³ã\83³ã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\82\92æ±\82ã\82\81ã\82\8b。"
#. type: cindex
#: coreutils.texi:16254
"コマンドは @code{chroot} システムコールを使わないで済まそうとする。\n"
"これは、非特権ユーザにもそういったことが許されているシステムとの一貫性を保つ"
"ためである。}\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgid "@command{env} runs a command with a modified environment. Synopses:"
msgstr ""
"@command{env} は、環境を変更して、コマンドを実行する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"に影響を及ぼす。\n"
"(訳注: niceness を「スケジューリング優先度」と訳さない理由については、\n"
"三つほど下のパラグラフを御覧いただきたい。)\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"指定されたコマンドがハングアップ・シグナルを無視するようになる。\n"
"従って、そのコマンドは、ユーザがログアウトした後でも、バックグラウンドで実行"
"を継続することができる。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"use @samp{nohup @var{command} [@var{arg}]@dots{} 0>/dev/null} instead."
msgstr ""
"標準入力が端末の場合は、標準入力がリダイレクトされる。\n"
-"その結果、端末セッションとしては、@command{nohup} \n"
-"から実行されているコマンドが、端末を使用していると勘違いしないですむ。\n"
+"@command{nohup} から実行されているコマンドが端末を使用していると、\n"
+"端末で行われるセッションが誤解しないようにするためである。\n"
"さらに、標準入力の代わりになるファイルのファイル・ディスクリプタを読み込み不可にする。\n"
"@command{nohup} から実行されているコマンドが、誤って標準入力から読み込を行おうとした場合に、\n"
-"ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\82\92å\87ºã\81\99ã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81§ã\81\8dã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\99ã\82\8bã\81\9fã\82\81ã\81§ã\81\82ã\82\8b。\n"
+"ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\82\92å\87ºã\81\99ã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81§ã\81\8dã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\99ã\82\8bã\81\9fã\82\81ã\81 。\n"
"このリダイレクションは GNU の拡張である。\n"
"GNU 以外のホストでも使うことを考えているプログラムでは、GNU の拡張を当てにせず、\n"
"@samp{nohup @var{command} [@var{arg}]@dots{} 0>/dev/null} を使えばよい。"
"created by @command{nohup} is made readable and writable only to the user, "
"regardless of the current umask settings."
msgstr ""
-"標準出力が端末の場合、コマンドの標準出力は、@file{nohup.out} \n"
-"というファイルに追加されて行く。そのファイルに書き込めない場合は、"
-"@file{$HOME/nohup.out} \n"
-"に追記されることになる。そのファイルにも書き込めない場合は、コマンドの実行が"
-"行われない。\n"
+"標準出力が端末の場合、コマンドの標準出力は、(訳注: カレントディレクトリの) \n"
+"@file{nohup.out} というファイルに追加されて行く。\n"
+"そのファイルに書き込めない場合は、@file{$HOME/nohup.out} \n"
+"に追記されることになる。そのファイルにも書き込めない場合は、コマンドの実行が行われない。\n"
"@command{nohup} によって作成されるのが @file{nohup.out} であれ、\n"
-"@file{$HOME/nohup.out} であれ、それは、ファイルの所有者にのみ読み書き可能なも"
-"のになる。\n"
+"@file{$HOME/nohup.out} であれ、それは、ファイルの所有者にのみ読み書き可能なものになる。\n"
"現在の umask の設定の影響は受けない。"
#. type: Plain text
"@command{stdbuf} を使用すると、プログラムと結びついている \n"
"3 種類の標準入出力ストリームに対して、そのバッファリング動作を変更することが"
"できる。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgstr ""
"@command{timeout} は渡されたコマンドを実行し、\n"
"指定された時間が経過してもまだ実行が続いていたら、そのコマンドを終了させる。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgstr ""
"@command{kill} コマンドは、プロセスにシグナルを送る。\n"
"シグナルを送られたプロセスは、終了するか、\n"
-"あるいは、シグナルを受け取った瞬間に他の何らかの形で反応する。\n"
+"あるいは、シグナルを受け取った時点で他の何らかの形で反応する。\n"
"また、@command{kill} は、シグナルに関する情報を一覧表示する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"descriptions. This form of the @command{kill} command succeeds if all "
"@var{signal} arguments are valid and if there is no output error."
msgstr ""
-"@command{kill} コマンドの二番目の書式では、シグナルに関する情報が表示され"
-"る。\n"
-"@option{-l} または @option{--list}、あるいは、@option{-t} または @option{--"
-"table} \n"
+"@command{kill} コマンドの二番目の書式では、シグナルに関する情報が表示される。\n"
+"@option{-l} または @option{--list}、あるいは、@option{-t} または @option{--table} \n"
"オプションの指定は必須である。引数 @var{signal} を一つも指定しないと、\n"
-"サポートされているすべてのシグナルがリストされる。@option{-l} や @option{--"
-"list} \n"
+"サポートされているすべてのシグナルがリストされる。@option{-l} や @option{--list} \n"
"の出力は、シグナル名のリストであり、1 行に一つづつ表示される。\n"
-"ただし、引数 @var{signal} がすでにシグナル名である場合に表示されるのは、名前"
-"ではなく、シグナル番号だ。\n"
-"@option{-t} や @option{--table} の出力は、シグナル番号、シグナル名、その説明"
-"からなる表である。\n"
+"ただし、引数 @var{signal} がすでにシグナル名である場合は、名前ではなく、シグナル番号の表示になる。\n"
+"@option{-t} や @option{--table} の出力は、シグナル番号、シグナル名、その説明からなる表である。\n"
"この書式の @command{kill} コマンドは、引数として指定されたすべての \n"
-"@var{signal} が有効なものであり、出力エラーがなかったとき、成功のステータスで"
-"終了する。"
+"@var{signal} が有効なものであり、出力エラーがなかったとき、成功のステータスで終了する。"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:17013
msgstr ""
"@command{sleep} は、コマンドラインで引数として指定された値を合計した時間だけ"
"停止する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
msgid "@command{factor} prints prime factors. Synopses:"
msgstr ""
"@command{factor} は、素因数を表示する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"precision determined from the input data or set due to @option{--to} option "
"auto scaling."
msgstr ""
-"浮動小数点数を表す printf 形式の @var{format} 文字列を出力の整形に使用す"
-"る。\n"
-"文字列 @var{format} には、1 個の @samp{%f} 変換指定子が含まれていなければなら"
-"ない。\n"
+"浮動小数点数を表す printf 形式の @var{format} 文字列を出力の整形に使用する。\n"
+"文字列 @var{format} には、1 個の @samp{%f} 変換指定子が含まれていなければならない。\n"
"なお、そうしたければ、@samp{'}, @samp{-}, @samp{0} といった修飾子や、\n"
-"フィールド幅修飾子 (訳注: 数値)、精度修飾子を @samp{%f} に付けることもでき"
-"る。\n"
-"@samp{'} 修飾子は @option{--grouping} オプションを有効にし、@samp{-} 修飾子"
-"は \n"
+"フィールド幅修飾子 (訳注: 数値)、精度修飾子を @samp{%f} に付けることもできる。\n"
+"@samp{'} 修飾子は @option{--grouping} オプションを有効にし、@samp{-} 修飾子は \n"
"@option{--padding} オプションを左詰めで有効に、フィールド幅修飾子は \n"
-"@option{--padding} オプションを右詰めで有効にする (訳注: @samp{-} 修飾子"
-"は、\n"
+"@option{--padding} オプションを右詰めで有効にする (訳注: @samp{-} 修飾子は、\n"
"数値であるフィールド幅修飾子と併せて用いなければならない)。\n"
-"@samp{0} フィールド幅修飾子を使うと (@samp{-} も同時に指定されていなけれ"
-"ば)、\n"
+"@samp{0} フィールド幅修飾子を使うと (@samp{-} も同時に指定されていなければ)、\n"
"指定された幅になるまで数値の前に 0 を付けることになる。\n"
-"@samp{%.1f} のような精度指定は、入力データから引き出される精度や、@option{--"
-"to} \n"
-"オプションを使用したときの数値の大きさや桁数の自動調整 (auto-scaling) \n"
+"@samp{%.1f} のような精度指定は、入力データから引き出される精度や、@option{--to} \n"
+"オプションを使用したときの、数値の大きさや桁数の自動調整 (auto-scaling) \n"
"によって決められた精度を上書きする。"
#. type: item
"automatically aligned based on the input line's width (only with the default "
"delimiter)."
msgstr ""
-"出力する数値が @var{n} 字分を占めるように、スペースを加えることでパディングを"
-"する。\n"
-"@var{n} が正の数の場合は、数値が右詰めになり、負の数の場合は、数値が左詰めに"
-"なる。\n"
+"出力する数値が @var{n} 字分を占めるように、スペースを加えることでパディングを行う。\n"
+"@var{n} が正の数の場合は、数値が右詰めになり、負の数の場合は、数値が左詰めになる。\n"
"デフォルトでは、数値は、入力行の幅に基づいて \n"
-"(訳注: 詳しく言うと、入力各行の数値のあるフィールドが固定幅の場合、その幅に基"
-"づいて)、\n"
-"自動的に揃えられる (これが行われるのは、フィールドの区切り文字がデフォルトの"
-"場合だけである)。"
+"(訳注: 詳しく言うと、入力各行の変換する数値のあるフィールドが固定幅の場合、\n"
+"その幅を使用して) 自動的に揃えられる \n"
+"(ただし、それが行われるのは、フィールドの区切り文字がデフォルトの場合だけである)。"
#. type: item
#: coreutils.texi:17255
"@command{seq} prints a sequence of numbers to standard output. Synopses:"
msgstr ""
"@command{seq} は、数列を標準出力に表示する。\n"
-"@sp 1\n"
+"\n"
"書式:"
#. type: example
"@var{last} より大きくなってしまう時点である。だから、@code{seq 1 10 10} \n"
"は、@samp{1} しか表示しない。@var{increment} の値には @samp{0} を指定できない。\n"
"同じ数を繰り返し出力したかったら、@command{yes} を使うべきである。また、@var{first}, \n"
-"@var{increment}, @var{last} の値は、@code{NaN} であってはならない。\n"
-"数値には浮動小数点数を指定することもできる。@xref{Floating point}."
+"@var{increment}, @var{last} の値は、@code{NaN} (訳注: Not a Number) \n"
+"であってはならない。数値には浮動小数点数を指定することもできる。\n"
+"@xref{Floating point}."
#. type: item
#: coreutils.texi:17523
msgstr ""
"デフォルトの表示形式は、@var{first}, @var{increment}, @var{last} \n"
"がどういう表記を使用しているかよって決まる。そのすべてが固定小数点の \n"
-"10 進数表記を使用しているならば、デフォルトの表示形式は @samp{%.@var{p}f} に"
-"なる。\n"
-"ここで @var{p} は、出力する数値を過不足なく表現できる最小の精度である。\n"
+"10 進数表記を使用しているならば、デフォルトの表示形式は @samp{%.@var{p}f} になる。\n"
+"この @var{p} には、出力する数値を過不足なく表現できる最小の精度が来る。\n"
"それ以外の場合、デフォルトの表示形式は @samp{%g} になる。"
#. type: itemx
"二番目の @command{tr} コマンドは、リストされた文字の補集合を操作対象にしている。\n"
"すなわち、アルファベットのすべての文字、数字、アンダースコア、空白以外を対象にするわけだ。\n"
"@samp{\\n} は改行文字のことであり、これもそのまま残さなければならない。\n"
-"(å¸\82販ã\81®ã\82¢ã\83\97ã\83ªã\81§ä½¿ã\81\86ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\83\88ã\81ªã\82\89ã\80\81念ã\81®ã\81\9fã\82\81 ASCII ã\82¿ã\83\96æ\96\87å\97ã\82\82å\90«ã\82\81た方がよいだろう。)"
+"(å®\9fç\94¨ã\81«ä¾\9bã\81\99ã\82\8bã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\81¤ã\81\84ã\81§ã\81« ASCII ã\82¿ã\83\96æ\96\87å\97ã\82\82æ®\8bã\81\97た方がよいだろう。)"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:18026
"にしかない行と、両方のファイルにある行が排除される。1 番目のファイル \n"
"(標準入力、すなわち、自分が使った単語のリストだ) にしかない行は、辞書に存在しない単語だ。\n"
"そうした単語は、綴りを間違えている可能性がかなり高いわけである。\n"
-"ご覧に入れたこのパイプラインは、Unix における市販のスペルチェッカーに対する最初の一太刀だったのである。"
+"ご覧に入れたこのパイプラインは、Unix における本格的なスペルチェッカーへの最初の一歩だったのである。"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:18123
‘sort’ や ‘date’ コマンドの動作に疑問がある場合は、‘--debug’ オプショ
ンを試してみていただきたい。 その出力が手がかりになって、バグレポートに
-対する回答を待つまでもなく、 問題の在り処を突き止め、それを解決できるこ
-ã\81¨ã\82\82å¤\9aã\81\84ã\81\8bã\82\89ã\81 ã\80\82 ã\83\87ã\83\90ã\83\83ã\82°ã\81®å\87ºå\8a\9bã\81\8cå\95\8fé¡\8cã\82\92è\87ªå\88\86ã\81§è§£æ±ºã\81\99ã\82\8bã\81®ã\81«å\8d\81å\88\86ã\81§ã\81ªã\81\84ã\81¨ã\81\8d
-ã\81¯ã\80\81 ã\81\9dã\82\8cã\82\92å\9c§ç¸®ã\81\97ã\81¦ã\80\81æ\8f\90å\87ºã\81\99ã\82\8bã\83\90ã\82°ã\83¬ã\83\9dã\83¼ã\83\88ã\81«æ·»ä»\98ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\81\9fã\81 ã\81\8dã\81\9fã\81\84ã\80\82
+対する回答を待つまでもなく、 問題の在り処を突き止め、解決できることも多
+ã\81\84ã\81\8bã\82\89ã\81 ã\80\82 ã\83\87ã\83\90ã\83\83ã\82°ã\81®å\87ºå\8a\9bã\81\8cå\95\8fé¡\8cã\82\92è\87ªå\88\86ã\81§è§£æ±ºã\81\99ã\82\8bã\81®ã\81«å\8d\81å\88\86ã\81§ã\81ªã\81\84ã\81¨ã\81\8dã\81¯ã\80\81 ã\81\9d
+れを圧縮して、提出するバグレポートに添付していただきたい。
差分の投稿は歓迎するが、何がどう問題なのかの説明もやはり付けていただ
きたい。 推測するのが難しいこともあるからだ。 *Note (gcc)Bugs::.
ど、浮動小数点にかかわる問題をかかえている。 最近のシステムでは、ほとん
どすべてが IEEE-754 の浮動小数点を採用しているので、 今日では IEEE-754 の
動作を想定しておけば、たいていどこでも問題がない。 IEEE-754 には、正と負
-の無限があり、正と負のゼロを区別する。 また、NaN (訳注: not a number) と
+の無限があり、正と負のゼロを区別する。 また、NaN (訳注: Not a Number) と
いう特別な値を使って、 ゼロをゼロで割るといった無効な演算を表現する。 よ
り詳しい情報については、デイビッド・ゴールドバーグの論文 "What Every
Computer Scientist Should Know About Floating-Point Arithmetic"
れぞれ POSIX 1003.2-1992, POSIX 1003.1-2001, POSIX 1003.1-2008 を表して
いる。 一例を挙げよう。御使用のシステムが POSIX 1003.1-2001 に準拠してい
るのに、動かしているソフトウェアが ‘sort +1’ や ‘tail +10’ といった旧来
-ã\81®ç\94¨æ³\95ã\82\92持っている場合には、環境に ‘_POSIX2_VERSION=200809’ を設定するこ
+ã\81®ç\94¨æ³\95ã\82\82持っている場合には、環境に ‘_POSIX2_VERSION=200809’ を設定するこ
とで、互換性の問題を回避することができる。
\1f
‘coreutils’ コマンドは個々のユーティリティ・プログラムを呼び出す。 呼び
出されるユーティリティ・プログラムは、‘coreutils’ を呼び出すために使った
-ファイル名の最後の要素によって ‘coreutils’ が自動的にに選んだものか、あ
-るいは、‘--coreutils-prog’ オプションを使って明示的に指定されたものであ
-る。
+ファイル名の最後の要素によって自動的に選ばれたものか、 あるいは、
+‘--coreutils-prog’ オプションを使って明示的に指定されたものである。
- 書式
+ 書式:
coreutils --coreutils-prog=PROGRAM ...
けると、 ‘-j’ オプションの場合と同じように解釈される。
‘--strings’ に続く BYTES が省略された場合、デフォルトは 3 である。
+ (訳注: 短縮形の ‘-S’ では BYTES を省略できない。)
‘-t TYPE’
‘--format=TYPE’
‘pr’ は、各 FILE (‘-’ は標準入力を表す) を標準出力に書き出す。FILE が指
定されていない場合は、標準入力を対象にする。 その際、ページ付けを行い、
指定があれば段組みをして出力する。また、すべての FILE を一つに統合し、1
-段 1 ファイルの形式で平行して表示することもできる。 (訳注: ‘pr’ はページ
-構成をするコマンドであって、 長い行の折り返しなどの整形をするわけではな
-い。そうしたことは、‘fmt’ や ‘fold’ の仕事である。なお、‘pr’ の日本語対
-応は十分ではない。 とくに段組みがうまくいかない。)
+段 1 ファイルの形式で平行して表示することもできる。
+
+ (訳注: ‘pr’ はページ構成をするコマンドであって、 長い行の折り返しなど
+の整形をするわけではない。そうしたことは、‘fmt’ や ‘fold’ の仕事である。
+なお、‘pr’ の日本語対応は十分ではない。 とくに段組みがうまくいかない。)
書式:
‘-w PAGE_WIDTH’
‘--width=PAGE_WIDTH’
- æ\9c¬æ\96\87ã\82\92å¤\9a段çµ\84ã\81¿å\87ºå\8a\9bã\81«ã\81\97ã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81®ã\81¿ã\80\81ã\83\9aã\83¼ã\82¸ã\81®å¹\85ã\82\92 PAGE_WIDTH æ\96\87å\97ã\81«ã\81\99
- ã\82\8b (PAGE_WIDTH ã\81®ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81¯ 72 å\97)ã\80\82å\90\84段ã\81®å¹\85ã\81\8cç\89ã\81\97ã\81\8fã\81ªã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\99
- るため、 ページ幅が指定した PAGE_WIDTH より狭くなることがある。 多
+ æ\9c¬æ\96\87ã\82\92å¤\9a段çµ\84ã\81¿å\87ºå\8a\9bã\81«ã\81\97ã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81«ã\81®ã\81¿ã\80\81ã\83\9aã\83¼ã\82¸ã\81®å¹\85ã\82\92 PAGE_WIDTH æ\96\87å\97ã\81«
+ ã\81\99ã\82\8b (PAGE_WIDTH ã\81®ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81¯ 72 å\97)ã\80\82å\90\84段ã\81®å¹\85ã\81\8cç\89ã\81\97ã\81\8fã\81ªã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81«
+ ã\81\99ã\82\8bã\81\9fã\82\81ã\80\81 ã\83\9aã\83¼ã\82¸å¹\85ã\81\8cæ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81\9f PAGE_WIDTH ã\82\88ã\82\8aç\8bã\81\8fã\81ªã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\80\82 å¤\9a
段組みで ‘-w’ オプションを指定せず、‘-s[CHAR]’ オプションだけ指定す
ると、デフォルトのページ幅が無効になり、 行の切り詰めや段の整列も行
われなくなる。 すなわち、各段の長い行が長いまま結合されてしまうのだ
==================================================
‘fold’ は、各 FILE (‘-’ は標準入力を表す) を、長い行は折り返して、標準出
-力に書き出す。 FILE が指定されていない場合は、標準入力を対象にする。 (訳
-注: ‘fold’ の日本語対応は完全ではない。出力行の長さによっては、 あるいは
-、日本語にアルファベットが混じると、文字化けすることがある。 なお、日本
-語の漢字やかなは、たいていの場合 1 字 3 桁として計算されているようだ。)
+力に書き出す。 FILE が指定されていない場合は、標準入力を対象にする。
+
+ (訳注: ‘fold’ の日本語対応は完全ではない。 UTF-8 の漢字やかなは、たい
+ていの場合 1 文字 が 3 桁として計算され、 実際の画面では 2 桁分を占める
+。だから、UTF-8 の文字がすべて 3 ビットで表現されるものなら、‘fold -w
+105’ で日本語のテキストが 1 行 35 字 (70 桁) できちんと表示される。だが
+、出力行の長さが不適切だったり、ASCII 文字や 4 ビットで表現される UTF-8
+の文字が交じたっりすると、文字化けすることになる。)
書式:
‘-L’
‘--max-line-length’
- 最長表示行の長さのみを表示する。タブは 8 桁ごとの位置ににあるものと
- ã\81\99ã\82\8bã\80\82 ã\83¯ã\82¤ã\83\89ã\83»ã\82ã\83£ã\83©ã\82¯ã\82¿ã\81«ã\81¤ã\81\84ã\81¦ã\81¯ã\80\81表示ã\81\95ã\82\8cã\82\8bå¹\85ã\82\92è\80\83æ\85®ã\81\99ã\82\8bã\80\82é\9d\9e表示
- 文字の幅は 0 とする。
+ 最長表示行の長さのみを表示する。タブ位置は 8 桁ごとにあるものとする
+ ã\80\82 ã\83¯ã\82¤ã\83\89ã\83»ã\82ã\83£ã\83©ã\82¯ã\82¿ã\81«ã\81¤ã\81\84ã\81¦ã\81¯ã\80\81表示ã\81\95ã\82\8cã\82\8bå¹\85ã\82\92è\80\83æ\85®ã\81\99ã\82\8bã\80\82é\9d\9e表示æ\96\87å\97
+ の幅は 0 とする。
‘--files0-from=FILE’
コマンドラインで名前を指定されたファイルの処理を行わない。その代わ
要なら、SHA-2 の使用を考慮した方がよい。 *Note sha2 utilities::.
指定された FILE が ‘-’ の場合や、ファイルが全く指定されなかった場合は
-、 ‘md5sum’ は標準入力のチェックサムを計算する。また、‘md5sum’ は、 ファ
+、 ‘md5sum’ は標準入力のチェックサムを計算する。また、‘md5sum’ は、ファ
イルとチェックサムの間に矛盾がないかどうかを判定することもできる。
書式:
各 FILE に対して ‘md5sum’ は、デフォルトでは MD5 チェックサム、一個の
空白、入力モードがバイナリかテキストかを示すフラグ、 それにファイル名を
出力する。バイナリモードの指標は ‘*’ であり、 テキストモードの指標は ‘ ’
-(空ç\99½) ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82 ã\83\90ã\82¤ã\83\8aã\83ªã\83¢ã\83¼ã\83\89ã\81¯ã\80\81ã\81\9dã\81®å\8cºå\88¥ã\81«æ\84\8få\91³ã\81®ã\81\82ã\82\8bã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81§ã\81¯ã\83\87ã\83\95ã\82©
-ã\83«ã\83\88ã\81 ã\81\8cã\80\81 ã\81\9dã\81\86ã\81§ã\81ªã\81\84ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81§ã\81¯ã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\83¢ã\83¼ã\83\89ã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82 FILE
-にバックスラッシュや改行文字が含まれている場合は、出力する行の先頭にバッ
-ã\82¯ã\82¹ã\83©ã\83\83ã\82·ã\83¥ã\82\92ä»\98ã\81\91ã\80\81 ã\81\95ã\82\89ã\81«ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8dä¸ã\81®å\95\8fé¡\8cã\81®ã\81\82ã\82\8bå\90\84æ\96\87å\97ã\82\92ã\83\90ã\83\83ã\82¯ã\82¹ã\83©
-ã\83\83ã\82·ã\83¥ã\81§ã\82¨ã\82¹ã\82±ã\83¼ã\83\97ã\81\99ã\82\8bã\80\82 ã\81\9dã\81\86ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81§ã\80\81ã\82\8fã\81\8cã\81¾ã\81¾ã\81ªã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8dã\81\8cã\81\82ã\81£ã\81¦ã\82\82
-ã\80\81å\87ºå\8a\9bã\81«èª¤è§£ã\81®ä½\99å\9c°ã\81\8cã\81ªã\81\84ã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\82\8fã\81\91ã\81 ã\80\82 FILE ã\81\8cæ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\8bã\81£
-たり、‘-’ という形で指定されている場合は、 標準入力から読み込む。
+(空ç\99½) ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82 ã\83¢ã\83¼ã\83\89ã\81®å\8cºå\88¥ã\81«æ\84\8få\91³ã\81®ã\81\82ã\82\8bã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\83\90ã\82¤ã\83\8aã\83ªã\83¢ã\83¼ã\83\89ã\81\8cã\83\87
+ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81 ã\81\8cã\80\81 ã\81\9dã\81\86ã\81§ã\81ªã\81\84ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81§ã\81¯ã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\83¢ã\83¼ã\83\89ã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82
+FILE にバックスラッシュや改行文字が含まれている場合は、出力する行の先頭
+ã\81«ã\83\90ã\83\83ã\82¯ã\82¹ã\83©ã\83\83ã\82·ã\83¥ã\82\92ä»\98ã\81\91ã\80\81 ã\81\95ã\82\89ã\81«ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8dä¸ã\81®å\95\8fé¡\8cã\81®ã\81\82ã\82\8bå\90\84æ\96\87å\97ã\82\92ã\83\90ã\83\83
+ã\82¯ã\82¹ã\83©ã\83\83ã\82·ã\83¥ã\81§ã\82¨ã\82¹ã\82±ã\83¼ã\83\97ã\81\99ã\82\8bã\80\82 ã\81\9dã\81\86ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81§ã\80\81ã\82\8fã\81\8cã\81¾ã\81¾ã\81ªã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8dã\81\8cã\81\82
+ã\81£ã\81¦ã\82\82ã\80\81å\87ºå\8a\9bã\81«èª¤è§£ã\81®ä½\99å\9c°ã\81\8cã\81ªã\81\84ã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81®ã\81 ã\80\82 FILE ã\81\8cæ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\81ª
+ã\81\8bã\81£ã\81\9fã\82\8aã\80\81â\80\98-â\80\99 ã\81¨ã\81\84ã\81\86å½¢ã\81§æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\81¯ã\80\81 æ¨\99æº\96å\85¥å\8a\9bã\81\8bã\82\89èªã\81¿è¾¼ã\82\80ã\80\82
このプログラムでは以下のオプションが使用できる。参照: *note Common
options::.
そうした入力ファイルの各行に対して、‘md5sum’ は、そこに名前を記載さ
れたファイルを読み込み、 その MD5 チェックサムを計算する。そして、
算出したメッセージダイジェストが、 そのファイル名と同じ行にあるチェ
- ã\83\83ã\82¯ã\82µã\83 ã\81¨ä¸\80è\87´ã\81\97ã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9få ´å\90\88ã\81¯ã\80\81 ã\81\9dã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¯テストに失敗したもの
+ ã\83\83ã\82¯ã\82µã\83 ã\81¨ä¸\80è\87´ã\81\97ã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9få ´å\90\88ã\81¯ã\80\81 ã\81\9dã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92テストに失敗したもの
とするのである。 両者が一致した場合は、テストにパスしたことになる。
デフォルトでは、有効な各行に対して標準出力にメッセージを 1 行づつ書
- ã\81\8då\87ºã\81\97ã\80\81 æ\8c\87å\90\8dã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\83\86ã\82¹ã\83\88ã\81«ã\83\91ã\82¹ã\81\97ã\81\9fã\81\8bã\81©ã\81\86ã\81\8bã\82\92å ±å\91\8aã\81\99ã\82\8bã\80\82 ã\81¾
- ã\81\9fã\80\81ã\81\99ã\81¹ã\81¦ã\81®ã\83\81ã\82§ã\83\83ã\82¯ã\81\8cå®\8cäº\86ã\81\97ã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\80\81ã\83\86ã\82¹ã\83\88ã\81«å¤±æ\95\97ã\81\97ã\81\9fã\82\82ã\81®ã\81\8cä¸\80ã\81¤ã\81§ã\82\82
- ã\81\82ã\82\8cã\81°ã\80\81 è¦å\91\8aã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\82\92æ¨\99æº\96ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\81«å\87ºå\8a\9bã\81\99ã\82\8bã\80\82 ã\81\93ã\81®å\87ºå\8a\9bã\82\92æ\8a\91å\88¶ã\81\97ã\81\9f
- ã\81\91ã\82\8cã\81°ã\80\81â\80\98--statusâ\80\99 ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92使ç\94¨ã\81\99ã\82\8cã\81°ã\82\88ã\81\84ã\80\82 ã\83ªã\82¹ã\83\88ã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\83\95ã\82¡ã\82¤
- ã\83«ã\81®ä¸ã\81«ã\80\81ã\82ªã\83¼ã\83\97ã\83³ã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\82\8aã\80\81èªã\81¿è¾¼ã\82\81ã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\82\8aã\81\99ã\82\8bã\82\82ã\81®ã\81\8cã\81\82ã\81£
- ã\81\9få ´å\90\88ã\82\84ã\80\81 æ\9c\89å\8a¹ã\81ªè¡\8cã\81«æ\9b¸ã\81\84ã\81¦ã\81\82ã\82\8bã\83\81ã\82§ã\83\83ã\82¯ã\82µã\83 ã\81\8c対å¿\9cã\81\99ã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®å®\9fé\9a\9b
- の値と一致しなかった場合、 それに、有効な行が全く存在しなかった場合
- は、‘md5sum’ は 0 以外のステータスで終了する。 それ以外の場合は正常
- 終了することになる。
+ ã\81\8då\87ºã\81\97ã\80\81 æ\8c\87å\90\8dã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\83\86ã\82¹ã\83\88ã\81«ã\83\91ã\82¹ã\81\97ã\81\9fã\81\8bã\81©ã\81\86ã\81\8bã\82\92å ±å\91\8aã\81\99ã\82\8b
+ ã\80\82 ã\81¾ã\81\9fã\80\81ã\81\99ã\81¹ã\81¦ã\81®ã\83\81ã\82§ã\83\83ã\82¯ã\81\8cå®\8cäº\86ã\81\97ã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\80\81ã\83\86ã\82¹ã\83\88ã\81«å¤±æ\95\97ã\81\97ã\81\9fã\82\82ã\81®ã\81\8cä¸\80ã\81¤
+ ã\81§ã\82\82ã\81\82ã\82\8cã\81°ã\80\81 è¦å\91\8aã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\82\92æ¨\99æº\96ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\81«å\87ºå\8a\9bã\81\99ã\82\8bã\80\82 ã\81\93ã\81®å\87ºå\8a\9bã\82\92æ\8a\91å\88¶
+ ã\81\97ã\81\9fã\81\91ã\82\8cã\81°ã\80\81â\80\98--statusâ\80\99 ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92使ç\94¨ã\81\99ã\82\8cã\81°ã\82\88ã\81\84ã\80\82 ã\83ªã\82¹ã\83\88ã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\83\95
+ ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®ä¸ã\81«ã\80\81ã\82ªã\83¼ã\83\97ã\83³ã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\82\8aã\80\81èªã\81¿è¾¼ã\82\81ã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\82\8aã\81\99ã\82\8bã\82\82ã\81®ã\81\8c
+ ã\81\82ã\81£ã\81\9få ´å\90\88ã\82\84ã\80\81 æ\9c\89å\8a¹ã\81ªè¡\8cã\81«æ\9b¸ã\81\84ã\81¦ã\81\82ã\82\8bã\83\81ã\82§ã\83\83ã\82¯ã\82µã\83 ã\81\8c対å¿\9cã\81\99ã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®
+ 実際の値と一致しなかった場合、 それに、有効な行が全く存在しなかった
+ 場合は、‘md5sum’ は 0 以外のステータスで終了する。 それ以外の場合は
+ 正常終了することになる。
‘--ignore-missing’
このオプションが役に立つのは、チェックサムの照合をするときだけであ
- ã\82\8bã\80\82 ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81ã\83\81ã\82§ã\83\83ã\82¯ã\82µã\83 ã\82\92ç\85§å\90\88ã\81\99ã\82\8bé\9a\9bã\80\81ファイル
+ ã\82\8bã\80\82 ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81ã\83\81ã\82§ã\83\83ã\82¯ã\82µã\83 ã\82\92ç\85§å\90\88ã\81\99ã\82\8bé\9a\9bã\81«ファイル
が存在しなくても、 実行に失敗したり、ステータス情報を出したりしなく
なる。 ダウンロードしたファイルにチェックサムの長大なリストが付いて
いるとき、 一部のファイルの照合をするのに便利である。
に当たっては、行の一部として扱われない。 入力ファイルの最後のバイトが改
行でなければ、GNU の ‘sort’ は黙って改行を追加する。 GNU の ‘sort’ では
(GNU のすべてのユーティリティについて規定されているとおり)、 入力行の長
-さに上限がない。言い換えれば、各行に含まれるバイト数に制限がない。
+さに上限がない。すなわち、各行に含まれるバイト数に制限がない。
‘sort’ には三つの動作モードがある。ソート (これがデフォルト)、 マージ
、それに、すでにソートされているかどうかのチェックである。 動作モードの
引用符を付加するクォート方式を使用している場合には (たとえば、
‘--quoting-style=c’)、引用符もオフセットの示す範囲に含まれる。 そこ
- ã\81§ã\80\81ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\81\8cç\92°å¢\83å¤\89æ\95° â\80\98QUOTING_STYLEâ\80\99 ã\82\92è¨å®\9aã\81\97ã\81¦ã\80\81 ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9fã\82¯ã\82©ã\83¼ã\83\88
- 方式を選択しているかもしれないことに気を付けなければならない。 要す
- ã\82\8bã\81«ã\80\81â\80\98--diredâ\80\99 ã\82\92使ç\94¨ã\81\99ã\82\8bã\82¢ã\83\97ã\83ªã\82±ã\83¼ã\82·ã\83§ã\83³ã\81§ã\81¯ã\80\81 ã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83³ã\81§æ\98\8e
- 示的に ‘--quoting-style=literal’ オプションを指定するか (‘-N’ や
+ ã\81§ã\80\81ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9fã\82¯ã\82©ã\83¼ã\83\88æ\96¹å¼\8fã\81\8cã\80\81ç\92°å¢\83å¤\89æ\95° â\80\98QUOTING_STYLEâ\80\99 ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦é\81¸æ\8a\9eã\81\95
+ れている可能性も考慮に入れておくべきだ。 すなわち、‘--dired’ を使用
+ ã\81\99ã\82\8bã\82¢ã\83\97ã\83ªã\82±ã\83¼ã\82·ã\83§ã\83³ã\81§ã\81¯ã\80\81 ã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\83©ã\82¤ã\83³ã\81§æ\98\8e示ç\9a\84ã\81«
+ ‘--quoting-style=literal’ オプションを指定するか (‘-N’ や
‘--literal’ と指定しても同じことだ)、 あるいは、エスケープされた名
前を解析できるするようにしておくか、 どちらかをするべきだということ
である。
ス権の各セットの 3 番目の文字で表現している。
‘s’
- set-user-ID ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\80\81ã\81¾ã\81\9fã\81¯ set-group-ID ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81¨ã\80\81対å¿\9cã\81\99ã\82\8bå®\9fè¡\8c
- ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81®ä¸¡æ\96¹ã\81\8cç«\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\80\82
+ set-user-ID ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81¾ã\81\9fã\81¯ set-group-ID ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81¨ã\80\81対å¿\9cã\81\99ã\82\8bå®\9fè¡\8cã\83\93
+ ットの両方が立っている場合。
‘S’
- set-user-ID ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\80\81ã\81¾ã\81\9fã\81¯ set-group-ID ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81\8cç«\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\8cã\80\81
- 対å¿\9cã\81\99ã\82\8bå®\9fè¡\8cã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81¯ç«\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84å ´å\90\88ã\80\82
+ set-user-ID ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81¾ã\81\9fã\81¯ set-group-ID ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81\8cç«\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\8cã\80\81 対
+ 応する実行ビットは立っていない場合。
‘t’
- å\89\8aé\99¤å\88¶é\99\90ã\83\95ã\83©ã\82°ã\80\81ã\81¾ã\81\9fã\81¯ã\82¹ã\83\86ã\82£ã\82ã\83¼ã\83»ã\83\93ã\83\83ã\83\88 (sticky bit) ã\81¨ã\80\81 ã\81\9d
- の他のユーザ (other) の実行ビットの両方が立っている場合。 削除
- 制限フラグは、スティッキー・ビットの別名である。 *Note Mode
+ å\89\8aé\99¤å\88¶é\99\90ã\83\95ã\83©ã\82°ã\81¾ã\81\9fã\81¯ã\82¹ã\83\86ã\82£ã\82ã\83¼ã\83»ã\83\93ã\83\83ã\83\88 (sticky bit) ã\81¨ã\80\81 ã\81\9dã\81®
+ 他のユーザ (other) の実行ビットの両方が立っている場合。 削除制
+ 限フラグは、スティッキー・ビットの別名である。 *Note Mode
Structure::.
‘T’
- å\89\8aé\99¤å\88¶é\99\90ã\83\95ã\83©ã\82°ã\80\81ã\81¾ã\81\9fã\81¯ã\82¹ã\83\86ã\82£ã\82ã\83¼ã\83»ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81\8cç«\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\8cã\80\81 ã\81\9dã\81®
- 他のユーザの実行ビットが立っていない場合。
+ å\89\8aé\99¤å\88¶é\99\90ã\83\95ã\83©ã\82°ã\81¾ã\81\9fã\81¯ã\82¹ã\83\86ã\82£ã\82ã\83¼ã\83»ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81\8cç«\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\8cã\80\81 ã\81\9dã\81®ä»\96
+ のユーザの実行ビットが立っていない場合。
‘x’
実行ビットが立っていて、上記のどれにも当てはまらない場合。
1 行 に 1 ファイルを表示する。標準出力が端末でないときの ‘ls’ のデ
フォルトである。 ファイル名中に改行文字があっても、それをそのまま出
力してしまわないようにするには、 ‘-b’ や ‘-q’ オプションも参照して
- いただきたい。 (訳注: ‘-1’ オプションを指定しても、標準出力が端末な
- ら、改行文字を ‘?’ 記号で表示するか、ファイル名を ‘shell-escape’ ス
- タイルでクォートするか、どちらかをやってくれる。)
+ いただきたい。
+
+ (訳注: ‘-1’ オプションを指定しても、標準出力が端末ならば、 ファイル
+ 名中の改行文字を ‘?’ 記号で表示するか、ファイル名を ‘shell-escape’
+ スタイルでクォートするか、どちらかをやってくれるはずだ。 上の注意書
+ きは、標準出力が端末でないときの話である。)
‘-C’
‘--format=vertical’
デフォルトのブロックサイズを標準の値の 1024 バイトに設定する。 その
とき、環境変数でそれ以外のどんな値が設定されていても、 それを上書き
する (*note Block size::)。このオプション自身も、 ‘--block-size’,
- ‘--human-readable’ (‘-h’), ‘--si’ オプションが現れれば、それによっ
- て上書きされる。
+ ‘--human-readable’ (‘-h’), ‘--si’ オプションがあれば、それによって
+ 上書きされる。
‘--kibibytes’ (‘-k’) オプションが影響を及ぼすのは、‘-l’ などのオプ
ションが書き出すディレクトリごとのブロック数や、‘--size’ (‘-s’) オ
‘-b’
‘--escape’
‘--quoting-style=escape’
- ファイル名中の非表示文字 (nongraphic characters) を、C 言語で使うよ
- うな、 バックスラッシュにアルファベットや 8 進数を続ける方法を使用
- して、クォートする。
+ ファイル名中の非表示文字を、C 言語で使うような、バックスラッシュに
+ アルファベットや 8 進数を続ける方法を使用して、クォートする (訳注:
+ このオプションでは、タブや改行だけでなく、空白 (Ox20) もバックスラ
+ ッシュでクォートされる)。
‘-N’
‘--literal’
‘-q’
‘--hide-control-chars’
- ファイル名中の非表示文字に代えて、疑問符を表示する、この動作は、 出
- 力先が端末で、プログラムが ‘ls’ の場合のデフォルトである。 (訳注: こ
- のオプションの現在の動作は変わっているかもしれない。 すなわち、非表
- 示文字を疑問符ではなく、‘$''’ という書式で表示するかもしれない。
- ‘--quoting-style’ の説明の末尾の訳注もご覧になっていただきたい。)
+ ファイル名中の非表示文字に代えて、疑問符を表示する。 この動作は、出
+ 力先が端末で、プログラムが ‘ls’ の場合のデフォルトである。
+
+ (訳注: このオプションの現在の動作は変わっているかもしれない。 すな
+ わち、出力先が端末以外の場合は、上記の通り、非表示文字を疑問符で表
+ 示するが、 出力先が端末の場合は、非表示文字を疑問符ではなく、‘$''’
+ という形で表示し、空白 (0x20) を含むファイル名はファイル名全体をシ
+ ングルクォートで囲むかもしれない。 ‘--quoting-style’ の説明の末尾の
+ 訳注もご覧になっていただきたい。)
‘-Q’
‘--quote-name’
‘shell-escape’
‘shell’ に似ているが、非表示文字のクォーティングに POSIX 提唱
の ‘$''’ という書式を使用する。ほとんどのシェルに適している。
+ (訳注: ファイル名中に空白 (0x20) がある場合は、ファイル名全体
+ をシングルクォートで囲む。)
‘shell-escape-always’
‘shell-escape’ に似ているが、普通ならクォートが不要な場合でも
、 文字列にクォートを施す。
‘shell-escape’ であり、端末以外のときは ‘literal’ である。
(訳注: 上記の説明からは、デフォルトの端末に対する出力のスタイルは、
- ‘shell-escape’ であるように読める。しかし、‘--hide-control-chars’ の
- 説明や、‘ls’ の章の冒頭では、非表示文字を疑問符として表示するのが、
- デフォルトの端末に対する出力だと言っている。info マニュアルの説明に
- 少し混乱があり、 部分的に古い記述が残っているらしい。実のところ、
- coreutils の開発元では、バージョン 8.25 あたりから、デフォルトの端
- 末に対する出力を ‘--quoting-style=shell-escape’ にしている。 たとえ
- ば、ファイル名にタブが含まれている場合、‘ls’ は ‘aaa?bbb’ ではなく
- ‘'aaa'$'\t''bbb'’ のように端末に表示するのである。しかし、ディスト
- リビューションによっては、 バージョン 8.26 でも、デフォルトの端末に
- 対する出力を ‘--quoting-style=literal’ にしていることもある。 その
- 方が見やすいかもしれないので、それも一見識だろう。 ご自分のところで
- はどうなっているか、一度お確かめになっておくとよい。)
+ ‘shell-escape’ であるように読める。しかし、‘--hide-control-chars’
+ (‘-q’) の説明や、‘ls’ の章全体の冒頭では、 非表示文字を疑問符として
+ 表示するのが、デフォルトの端末に対する出力だと言っている。 info マ
+ ニュアルの説明に少し混乱があり、部分的に古い記述が残っているらしい
+ 。実のところ、coreutils の開発元では、バージョン 8.25 あたりから、
+ デフォルトの端末に対する出力を ‘--quoting-style=shell-escape’ にし
+ ている。 たとえば、ファイル名にタブが含まれている場合、オプションな
+ しの ‘ls’ は、‘aaa?bbb’ ではなく ‘'aaa'$'\t''bbb'’ のように端末に表
+ 示するのである。また、ファイル名中に空白がある場合は、 ファイル名全
+ 体をシングルクォートで囲って、‘'/misc/xxx yyy'’ のように表示する。
+ しかし、ディストリビューションによっては、バージョン 8.26 でも、デ
+ フォルトの端末に対する出力を ‘--quoting-style=literal’ にしているこ
+ ともある。 その方が見やすいかもしれないので、それも一見識だと思う。
+ 端末に対するデフォルトの出力や ‘-q’ オプションの動作が、ご自分のと
+ ころではどうなっているか、一度お確かめになっておくとよい。)
‘--show-control-chars’
ファイル名中の非表示文字に手を加えず、そのまま出力する。 この動作は
、出力先が端末ではない場合や、プログラムが ‘ls’ ではない場合のデフ
ォルトである。
+ (訳注: 開発元配布のバージョン 8.26 では、‘--show-contrls-chars’ を
+ 指定した場合も、出力先が端末だと、非表示文字を ‘$''’ の書式で表示し
+ ている。 出力先が端末以外なら、上の説明どおり、非表示文字がそのまま
+ 出力される。 しかし、ディストリビューション配布の ‘ls’ では、出力先
+ が端末の場合に上記説明通りの動作をするものもある。 これも、お手元で
+ 実際の動作を確かめておいていただきたい。)
+
\1f
File: coreutils-ja.info, Node: dir invocation, Next: vdir invocation, Prev: ls invocation, Up: Directory listing
‘-S SUFFIX’
‘--suffix=SUFFIX’
- ‘-b’ によって作られる各バックアップファイルの後ろに SUFFIX を 付け
- ã\82\8bã\80\82 *Note Backup options::.
+ ‘-b’ によって作られる各バックアップファイルの後ろに SUFFIX を付ける
+ 。 *Note Backup options::.
‘-t DIRECTORY’
‘--target-directory=DIRECTORY’
換する。 変換テーブル中の 256 バイトのすべてについて、1 対 1 の
変換が行われる。 このオプションを指定すると、‘conv=unblock’ も
指定されることになる。 入力はまず ASCII に変換され、その後で末
- 尾のスペースが削除される。
+ 尾のスペースが除去される。
‘ebcdic’
ASCII を EBCDIC に変換する。これは ‘ascii’ 変換の逆の動作であ
ールは、 入力がブロックの分量に足りない場合、早めに戻ってくる
ことがある。 そうした場合に、‘read’ の呼び出しを繰り返して、ブ
ロックの残りを埋めようとする。 このフラグは、‘iflag’ でのみ使
- える。 このフラグが役に立つのは、たとえばパイプと組み合わせて
- 使うときである。 パイプとの組み合わせでは、入力からの読み込み
- がブロックの大きさに足りないことがあるからだ。 そうした場合に
- 、‘count=’ の引数が、読み込み動作の回数ではなく、 読み込むブロ
- ã\83\83ã\82¯æ\95°ã\81 ã\81¨ç¢ºå®\9fã\81«è§£é\87\88ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\99ã\82\8bã\81«ã\81¯ã\80\81ã\81\93ã\81®ã\83\95ã\83©ã\82°ã\81\8cå¿\85è¦\81ã\81«ã\81ª
- る。
+ 用できる。 このフラグが役に立つのは、たとえばパイプと組み合わ
+ せて使うときである。 パイプとの組み合わせでは、入力からの読み
+ 込みがブロックの大きさに足りないことがあるからだ。 そうした場
+ 合に、‘count=’ の引数が、読み込み動作の回数ではなく、 読み込む
+ ã\83\96ã\83ã\83\83ã\82¯æ\95°ã\81 ã\81¨ç¢ºå®\9fã\81«è§£é\87\88ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\99ã\82\8bã\81«ã\81¯ã\80\81ã\81\93ã\81®ã\83\95ã\83©ã\82°ã\81\8cå¿\85è¦\81
+ ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82
‘count_bytes’
‘count=’ オペランドをブロック数ではなく、バイト数の指定と見な
完了するか、‘SIGINT’ シグナルによって中断されたとき、 最終的な統計情報を
出力する。
- # ã\82·ã\82§ã\83«ã\81®子プロセスである dd をうっかり終了させてしまうことが
+ # ã\82·ã\82§ã\83«ã\81\8c子プロセスである dd をうっかり終了させてしまうことが
# 絶対にないように、USR1 シグナルを「無視する」にしておく。
# なお、SIGINFO が利用できる場合は、これをやる必要はない。
trap '' USR1
‘-C’
‘--compare’
インストール元とインストール先の対応するファイルを比較し、 インスト
- ã\83¼ã\83«å\85\88ã\81«ã\81\82ã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«å\85\83ã\81¨å\90\8cã\81\98å\86\85容ã\82\92æ\8c\81ã\81¡ã\80\81 ã\81\97ã\81\8bã\82\82ã\80\81æ\89\80æ\9c\89
- 者、グループ、許可属性、場合によっては SELinux コンテキストについて
- ã\80\81ã\81\9dã\81®ã\81©ã\82\8cã\82\82ã\81\8cæ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\82\82ã\81®ã\81¨å\90\8cä¸\80ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\81¨ã\81\8dã\81¯ã\80\81 ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«å\85\88
- ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92å\85¨ã\81\8få¤\89æ\9b´ã\81\97ã\81ªã\81\84ã\80\82 ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¯ã\80\81â\80\98--userâ\80\99, â\80\98--groupâ\80\99,
- ‘--mode’ オプションと組み合わせて使うのが、最善である。そうしたオプ
- ションと組み合わせて使えば、 ‘install’ コマンドが、(たとえば、ディ
- ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\81« setgid ã\81\8cä»\98ã\81\84ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\8bå\90¦ã\81\8bã\82\84ã\80\81POSIX ã\81®ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81® ACL ã\82\92
- 顧慮しないせいで)、 インストールされるファイルがデフォルトで持つは
- ã\81\9aã\81®å±\9eæ\80§ã\82\92ä¸\8dæ£ç¢ºã\81«æ±ºã\82\81ã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\86ã\81®ã\82\92é\81¿ã\81\91ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81§ã\81\8dã\82\8bã\80\82 ã\81\9dã\81\86ã\81\84ã\81\86ã\81\93ã\81¨
- があると、無駄なコピーが行われたり、 属性が正しいデフォルト値に設定
- し直されなかったりといった不都合が生じかねないのだ。
+ ã\83¼ã\83«å\85\88ã\81«ã\81\82ã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«å\85\83ã\81¨å\86\85容ã\81\8cå\90\8cã\81\98ã\81§ã\80\81 ã\81\97ã\81\8bã\82\82ã\80\81æ\89\80æ\9c\89è\80\85
+ 、グループ、許可属性、場合によっては SELinux コンテキストについて、
+ ã\81\9dã\81®ã\81©ã\82\8cã\82\82ã\81\8cæ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\82\82ã\81®ã\81¨å\90\8cä¸\80ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\81¨ã\81\8dã\81¯ã\80\81 ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«å\85\88ã\83\95
+ ァイルを全く変更しない。 このオプションは、‘--user’, ‘--group’,
+ ‘--mode’ オプションと併せて使うとき、最も役に立つ。そうしない場合、
+ ‘install’ コマンドが、(たとえば、ディレクトリに setgid が付いている
+ ã\81\93ã\81¨ã\82\84ã\80\81POSIX ã\81®ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81® ACL ã\82\92顧æ\85®ã\81\97ã\81ªã\81\84ã\81\9bã\81\84ã\81§)ã\80\81 ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«
+ されるファイルがデフォルトで持つはずの属性を不正確に決めてしまうか
+ ã\82\82ã\81\97ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\81®ã\81 ã\80\82 ã\81\9dã\82\93ã\81ªã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\81¨ã\80\81ç\84¡é§\84ã\81ªã\82³ã\83\94ã\83¼ã\81\8cè¡\8cã\82\8fã\82\8cã\81\9fã\82\8aã\80\81 å±\9e
+ 性のデフォルト値が正しくないものに設定し直されたりといった不都合が
+ 生じかねない。
‘-c’
無視する。Unix の古いバージョンの ‘install’ との互換性のために ある
‘-g GROUP’
‘--group=GROUP’
- インストールするファイルやディレクトリの所有グループを GROUP に設定
- ã\81\99ã\82\8bã\80\82 ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81¯ã\80\81ã\83\97ã\83ã\82»ã\82¹ã\81®ç\8f¾å\9c¨ã\81®ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82 GROUP ã\81¯ã\80\81ã\82°
- ã\83«ã\83¼ã\83\97å\90\8dã\81§ã\82\82ã\80\81ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81® ID ç\95ªå\8f·ã\81§ã\82\82ã\82\88ã\81\84ã\80\82
+ インストールするファイルやディレクトリの所有グループを GROUP にする
+ ã\80\82 ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\83\97ã\83ã\82»ã\82¹ã\81®ç\8f¾å\9c¨ã\81®ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82 GROUP ã\81¯ã\80\81ã\82°ã\83«
+ ープ名でも、グループの ID 番号でもよい。
‘-m MODE’
‘--mode=MODE’
- インストールするファイルやディレクトリのモードビットを MODE に設定
- ã\81\99ã\82\8bã\80\82 MODE ã\81®æ\8c\87å®\9aã\81¯ã\80\81â\80\98a=â\80\99 (誰ã\81«ã\82\82ã\82¢ã\82¯ã\82»ã\82¹ã\82\92許ã\81\95ã\81ªã\81\84) ã\82\92å\9fºç\82¹ã\81¨ã\81\97ã\81¦
- 行い、 8 進数でも、‘chmod’ で使うようなシンボリックモードでもよい
+ インストールするファイルやディレクトリのモードビットを MODE にする
+ ã\80\82 MODE ã\81®æ\8c\87å®\9aã\81¯ã\80\81â\80\98a=â\80\99 (誰ã\81«ã\82\82ã\82¢ã\82¯ã\82»ã\82¹ã\82\92許ã\81\95ã\81ªã\81\84) ã\82\92å\9fºç\82¹ã\81¨ã\81\97ã\81¦è¡\8cã\81\84
+ 、 8 進数でも、‘chmod’ で使うようなシンボリックモードでもよい
(*note File permissions::)。デフォルトのモードは、
‘u=rwx,go=rx,a-s’ である。すなわち、所有者には読み、書き、実行を許
可し、 グループとその他のユーザには読みと実行のみを許可、
‘--owner=OWNER’
‘install’ が適切な権限を持っている場合に (つまり、root 権限で実行さ
れている場合に)、インストールするファイルやディレクトリの所有者を
- OWNER に設定する。デフォルトは ‘root’ である。OWNER の指定は、ユー
- ザ名でも、ユーザの ID 番号でもよい。
+ OWNER にする。デフォルトでは ‘root’ になる。OWNER の指定は、ユーザ
+ 名でも、ユーザの ID 番号でもよい。
‘--preserve-context’
ファイルやディレクトリの SElinux セキュリティ・コンテキストを引き継
‘-S SUFFIX’
‘--suffix=SUFFIX’
- ‘-b’ によって作られる各バックアップファイルの後ろに SUFFIX を 付け
- ã\82\8bã\80\82 *Note Backup options::.
+ ‘-b’ によって作られる各バックアップファイルの後ろに SUFFIX を付ける
+ 。 *Note Backup options::.
‘-t DIRECTORY’
‘--target-directory=DIRECTORY’
‘-S SUFFIX’
‘--suffix=SUFFIX’
- ‘-b’ によって作られる各バックアップファイルの後ろに SUFFIX を 付け
- ã\82\8bã\80\82 *Note Backup options::.
+ ‘-b’ によって作られる各バックアップファイルの後ろに SUFFIX を付ける
+ 。 *Note Backup options::.
‘-t DIRECTORY’
‘--target-directory=DIRECTORY’
‘--preserve-root’
‘--recursive’ オプションと一緒に使った場合、ルートディレクトリ
- (â\80\98/â\80\99) ã\82\92å\89\8aé\99¤ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\81\93ã\82\8cã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81®å\8b\95ä½\9cã\81§
- ある。 *Note Treating / specially::.
+ (â\80\98/â\80\99) ã\82\92å\89\8aé\99¤ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\97ã\81\9fæ\99\82ç\82¹ã\81§ã\80\81å®\9fè¡\8cã\81«å¤±æ\95\97ã\81\99ã\82\8bã\80\82ã\81\93ã\82\8cã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81®
+ 動作である。 *Note Treating / specially::.
(訳注: 確かに ‘--preserve-root’ が有効になっていれば、‘rm -rf /’ と
した場合に、ルートディレクトリが保護されることになる。 だが、‘rm
に対するハードリンクの作成は禁じられている。 許可されているシステムでも
、それができるのは、スーパーユーザだけである (その場合でも、ファイルシス
テムにループが生じると、 ほかの様々なユーティリティ・プログラムで問題が
-起きるので、慎重にやらなければならない)。 なお、ハードリンクは、ファイル
+起きるので、慎重に行わなければならない)。 なお、ハードリンクは、ファイル
システムの境界を越えることができない。 (もっとも、ハードリンクに対するこ
うした制限は、POSIX で規定されているわけではない。)
‘-S SUFFIX’
‘--suffix=SUFFIX’
- ‘-b’ によって作られる各バックアップファイルの後ろに SUFFIX を 付け
- ã\82\8bã\80\82 *Note Backup options::.
+ ‘-b’ によって作られる各バックアップファイルの後ろに SUFFIX を付ける
+ 。 *Note Backup options::.
‘-t DIRECTORY’
‘--target-directory=DIRECTORY’
説明も参照していただきたい。
‘--preserve-root’
- ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ª (â\80\98/â\80\99) ã\82\92å\86\8d帰ç\9a\84ã\81«å¤\89æ\9b´ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81 ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\81«ã\81ª
- る。‘--recursive’ オプションを指定していない場合、 このオプションは
- 効果がない。 *Note Treating / specially::.
+ ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ª (â\80\98/â\80\99) ã\82\92å\86\8d帰ç\9a\84ã\81«å¤\89æ\9b´ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\97ã\81\9fæ\99\82ç\82¹ã\81§ã\80\81å®\9fè¡\8cã\81«å¤±
+ 敗する。 ‘--recursive’ オプションを指定していない場合、このオプショ
+ ンは効果がない。 *Note Treating / specially::.
‘--no-preserve-root’
‘--preserve-root’ オプションが前にあれば、その効果を無効にする。
説明も参照していただきたい。
‘--preserve-root’
- ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ª (â\80\98/â\80\99) ã\82\92å\86\8d帰ç\9a\84ã\81«å¤\89æ\9b´ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81 ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\81«ã\81ª
- る。‘--recursive’ オプションを指定していない場合、 このオプションは
- 効果がない。 *Note Treating / specially::.
+ ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ª (â\80\98/â\80\99) ã\82\92å\86\8d帰ç\9a\84ã\81«å¤\89æ\9b´ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\97ã\81\9fæ\99\82ç\82¹ã\81§ã\80\81å®\9fè¡\8cã\81«å¤±
+ 敗する。 ‘--recursive’ オプションを指定していない場合、このオプショ
+ ンは効果がない。 *Note Treating / specially::.
‘--no-preserve-root’
‘--preserve-root’ オプションが前にあれば、その効果を無効にする。
ない。
‘--preserve-root’
- ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ª (â\80\98/â\80\99) ã\82\92å\86\8d帰ç\9a\84ã\81«å¤\89æ\9b´ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81 ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\81«ã\81ª
- る。‘--recursive’ オプションを指定していない場合、 このオプションは
- 効果がない。 *Note Treating / specially::.
+ ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ª (â\80\98/â\80\99) ã\82\92å\86\8d帰ç\9a\84ã\81«å¤\89æ\9b´ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\97ã\81\9fæ\99\82ç\82¹ã\81§ã\80\81å®\9fè¡\8cã\81«å¤±
+ 敗する。 ‘--recursive’ オプションを指定していない場合、このオプショ
+ ンは効果がない。 *Note Treating / specially::.
‘--no-preserve-root’
‘--preserve-root’ オプションが前にあれば、その効果を無効にする。
。
‘touch’ コマンドは、ファイルのタイムスタンプを、 ユーザが指定した日時
-よりも精度が高くならない範囲で、表現できる最大の値にセットする。 この値
-ã\81\8cã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\81\8cæ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81\9fæ\97¥æ\99\82ã\81¨é\81\95ã\81\86ã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\81\8cã\80\81ã\81\9dã\82\8cã\81«ã\81¯ã\81\84ã\81\8fã\81¤ã\81\8bã\81®ç\90\86ç\94±ã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\80\82
-第一に、ユーザが指定した日時が、サポートされている精度を越えていることが
-ã\81\82ã\82\8bã\80\82 第äº\8cã\81«ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81\8cã\80\81æ\97¥æ\99\82ã\81®ã\82¿ã\82¤ã\83\97ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å\88¥ã\81®ç²¾åº¦ã\82\92使ã\81£ã\81¦
-いることがある。 第三に、ファイルのタイムスタンプが、オペレーティング・
-ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¹ã\82¿ã\83³ã\83\97ã\81¨ã\81¯å\88¥ã\81®ç²¾åº¦ã\82\92使ã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\80\82 第å\9b\9bã\81«ã\80\81ã\82ª
-ã\83\9aã\83¬ã\83¼ã\83\86ã\82£ã\83³ã\82°ã\83»ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81§ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¹ã\82¿ã\83³ã\83\97ã\81®æ\9b´æ\96°ã\81«ä½¿ç\94¨ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bå\9fºæ\9c¬ã\83\87ã\83¼ã\82¿
-型が、 さらに違う精度を採用していることがある。そんなわけで、理屈の上で
-ã\81¯ã\80\81 ã\81\9fã\81¨ã\81\88ã\81°ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\82¢ã\82¯ã\82»ã\82¹æ\97¥æ\99\82ã\81«ã\81¯ 10 ã\83\9eã\82¤ã\82¯ã\83ç§\92ã\81®ç²¾
-度を、更新日時には 100 ナノ秒の精度を使用し、オペレーティング・システム
-ã\81®æ\96¹ã\81§ã\81¯ã\80\81ç\8f¾å\9c¨ã\81®æ\99\82å\88»ã\81«ã\81¯ã\83\8aã\83\8eç§\92ã\81®ç²¾åº¦ã\82\92ã\80\81 â\80\98touchâ\80\99 ã\81\8cã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¹ã\82¿
-ã\83³ã\83\97ã\82\92ä»»æ\84\8fã\81®å\80¤ã\81«è¨å®\9aã\81\99ã\82\8bã\81\9fã\82\81ã\81«ä½¿ã\81\86å\9fºæ\9c¬ã\83\87ã\83¼ã\82¿å\9e\8bã\81«ã\81¯ã\80\81 ã\83\9eã\82¤ã\82¯ã\83ç§\92ã\81®ç²¾åº¦ã\82\92
-使用している、そういうこともありえるのである。
+よりも精度が高くならない範囲で、表現できる最も精密な値にセットする。 こ
+ã\81®å\80¤ã\81\8cã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\81\8cæ\8c\87å®\9aã\81\97ã\81\9fæ\97¥æ\99\82ã\81¨é\81\95ã\81\86ã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\81\8cã\80\81ã\81\9dã\82\8cã\81«ã\81¯ã\81\84ã\81\8fã\81¤ã\81\8bã\81®ç\90\86ç\94±ã\81\8cã\81\82
+る。 第一に、ユーザが指定した日時が、サポートされている精度を越えている
+ã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\80\82 第äº\8cã\81«ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81\8cã\80\81æ\97¥æ\99\82ã\81®ã\82¿ã\82¤ã\83\97ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å\88¥ã\81®ç²¾åº¦ã\82\92
+使っていることがある。 第三に、ファイルのタイムスタンプが、オペレーティ
+ã\83³ã\82°ã\83»ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¹ã\82¿ã\83³ã\83\97ã\81¨ã\81¯å\88¥ã\81®ç²¾åº¦ã\82\92使ã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\80\82 第å\9b\9b
+ã\81«ã\80\81ã\82ªã\83\9aã\83¬ã\83¼ã\83\86ã\82£ã\83³ã\82°ã\83»ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81§ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¹ã\82¿ã\83³ã\83\97ã\81®æ\9b´æ\96°ã\81«ä½¿ç\94¨ã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bå\9fºæ\9c¬
+データ型が、 さらに違う精度を採用していることがある。そんなわけで、理屈
+ã\81®ä¸\8aã\81§ã\81¯ã\80\81 ã\81\9fã\81¨ã\81\88ã\81°ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\82¢ã\82¯ã\82»ã\82¹æ\97¥æ\99\82ã\81«ã\81¯ 10 ã\83\9eã\82¤ã\82¯ã\83
+秒の精度を、更新日時には 100 ナノ秒の精度を使用し、オペレーティング・シ
+ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81®æ\96¹ã\81§ã\81¯ã\80\81ç\8f¾å\9c¨ã\81®æ\99\82å\88»ã\81«ã\81¯ã\83\8aã\83\8eç§\92ã\81®ç²¾åº¦ã\82\92ã\80\81 â\80\98touchâ\80\99 ã\81\8cã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®ã\82¿ã\82¤
+ã\83 ã\82¹ã\82¿ã\83³ã\83\97ã\82\92ä»»æ\84\8fã\81®å\80¤ã\81«è¨å®\9aã\81\99ã\82\8bã\81\9fã\82\81ã\81«ä½¿ã\81\86å\9fºæ\9c¬ã\83\87ã\83¼ã\82¿å\9e\8bã\81«ã\81¯ã\80\81 ã\83\9eã\82¤ã\82¯ã\83ç§\92ã\81®
+精度を使用している、そういうこともありえるのである。
タイムスタンプを現在の時刻にセットする場合には、 ユーザが所有していな
いファイルでも、書き込み権限さえ持っていれば、‘touch’ はそのタイムスタン
‘-h’
‘--no-dereference’
シンボリックリンクが参照しているファイルではなく、シンボリックリン
- ã\82¯ã\81®ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¹ã\82¿ã\83³ã\83\97ã\81®å¤\89æ\9b´ã\82\92試ã\81¿ã\82\8bã\80\82 ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92使ç\94¨ã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81空ã\81®
- ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¯ä½\9cæ\88\90ã\81\95ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\81\8cã\80\81 ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cå\98å\9c¨ã\81\97ã\81ªã\81\84ã\81¨ã\81\84ã\81\86è¦å\91\8aã\81¾ã\81§å\87ºã\81ªã\81\84
- ã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\99ã\82\8bã\81«ã\81¯ã\80\81â\80\98-câ\80\99 ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\82ä½µã\81\9bã\81¦ä½¿ç\94¨ã\81\99ã\82\8bå¿\85è¦\81ã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\80\82 ã\81\99ã\81¹ã\81¦
- ã\81®ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81\8cã\80\81ã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81®ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¹ã\82¿ã\83³ã\83\97ã\81®å¤\89æ\9b´ã\82\92ã\82µã\83\9dã\83¼ã\83\88ã\81\97
- ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\82\8fã\81\91ã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\84ã\80\82 ã\81ªã\81\9cã\81ªã\82\89ã\81°ã\80\81POSIX 2008 ã\81¾ã\81§ã\81¯ã\80\81ä¸\8b層ã\81§å\8b\95ã\81\84ã\81¦ã\81\84
- ã\82\8bã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81«å¯¾ã\81\97ã\81¦ã\80\81 ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9få\8b\95ä½\9cã\81®ã\82µã\83\9dã\83¼ã\83\88ã\82\92è¦\81æ±\82ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\81\8bã\82\89
- ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82 ã\81¾ã\81\9fã\80\81ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦ã\81¯ã\80\81ã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81¯ã\80\81調ã\81¹ã\82\8bã\81 ã\81\91
- ã\81§ã\82¢ã\82¯ã\82»ã\82¹æ\97¥æ\99\82ã\81\8cå¤\89ã\82\8fã\81£ã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\86ã\81®ã\81§ã\80\81 å¤\89æ\9b´ã\81®çµ\90æ\9e\9cã\81\8cå¾\8cã\80\85ã\81¾ã\81§æ®\8bã\81£ã\81¦è¦³å¯\9f
- ã\81§ã\81\8dã\82\8bã\81®ã\81¯ã\80\81æ\9b´æ\96°æ\97¥æ\99\82ã\81 ã\81\91ã\81 ã\81¨ã\81\84ã\81\86ã\82\82ã\81®ã\82\82ã\81\82ã\82\8bã\80\82 ã\81ªã\81\8aã\80\81ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92
+ ã\82¯ã\81®ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¹ã\82¿ã\83³ã\83\97ã\81®å¤\89æ\9b´ã\82\92試ã\81¿ã\82\8bã\80\82 ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92使ç\94¨ã\81\97ã\81\9få ´å\90\88ã\80\81空
+ ã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¯ä½\9cæ\88\90ã\81\95ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\81\8cã\80\81 ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cå\98å\9c¨ã\81\97ã\81ªã\81\84ã\81¨ã\81\84ã\81\86è¦å\91\8aã\81¾ã\81§å\87ºã\81ª
+ ã\81\84ã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\99ã\82\8bã\81«ã\81¯ã\80\81â\80\98-câ\80\99 ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\82ä½µã\81\9bã\81¦ä½¿ç\94¨ã\81\99ã\82\8bå¿\85è¦\81ã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\80\82 ã\81\99ã\81¹
+ ã\81¦ã\81®ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81\8cã\80\81ã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81®ã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¹ã\82¿ã\83³ã\83\97ã\81®å¤\89æ\9b´ã\82\92ã\82µã\83\9dã\83¼ã\83\88
+ ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\82\8fã\81\91ã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\84ã\80\82 ã\81ªã\81\9cã\81ªã\82\89ã\81°ã\80\81POSIX 2008 ã\81¾ã\81§ã\81¯ã\80\81ä¸\8b層ã\81§å\8b\95ã\81\84ã\81¦
+ ã\81\84ã\82\8bã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81«å¯¾ã\81\97ã\81¦ã\80\81 ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9få\8b\95ä½\9cã\81®ã\82µã\83\9dã\83¼ã\83\88ã\82\92è¦\81æ±\82ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\81\8b
+ ã\82\89ã\81 ã\80\82 ã\81¾ã\81\9fã\80\81ã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦ã\81¯ã\80\81ã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81¯ã\80\81調ã\81¹ã\82\8bã\81 ã\81\91ã\81§
+ ã\82¢ã\82¯ã\82»ã\82¹æ\97¥æ\99\82ã\81\8cå¤\89ã\82\8fã\81£ã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\86ã\81®ã\81§ã\80\81 å¤\89æ\9b´ã\81®çµ\90æ\9e\9cã\81\8cå¾\8cã\80\85ã\81¾ã\81§æ®\8bã\81£ã\81¦è¦³å¯\9fã\81§
+ きるのは、更新日時だけだというものもある。 なお、このオプションを
‘-r’ オプションと一緒に使用すると、 参照するタイムスタンプが、リン
クが指しているファイルからではなく、 シンボリックリンクから取得され
る。
在するファイルシステムの利用可能な容量ではない。また、GNU の ‘df’ は、マ
ウントされていないファイルシステムのディスク使用量を測定しようとはしない
。 なぜなら、ほとんどのファイルシステムにおいて、そういうことを行うには
-、 ファイルシステムの構造について他と全く共通性のない内奥の知識が必要だ
+、 ファイルシステムの構造について他と全く共通性のない緻密な情報が必要だ
からである。
このプログラムでは以下のオプションが使用できる。参照: *note Common
す。
‘shell-escape’
‘shell’ に似ているが、非表示文字のクォーティングに POSIX 提唱の
- ‘$''’ という書式を使用する。ほとんどのシェルに適している。
+ ‘$''’ という書式を使用する。ほとんどのシェルに適している。 (訳注: フ
+ ァイル名中に空白 (0x20) がある場合は、ファイル名全体をシングルクォ
+ ートで囲む。)
‘shell-escape-always’
‘shell-escape’ に似ているが、普通ならクォートが不要な場合でも、 文
字列にクォートを施す。
すると、最終アクセス日時がミリ秒の精度で出力される。ピリオド だけ指定し
て、精度を省略すると、‘stat’ は 9 桁を使用する。従って、 ‘%.X’ は ‘%.9X’
と同じことになるわけだ。なお、余分な精度を捨てる際、 タイムスタンプは負
-の無限大方向に切り下げられる (訳注: 日常の言葉で 言うと、タイムスタンプ
-ã\81®ã\82\88ã\81\86ã\81ªæ£ã\81®æ\95°å\80¤ã\81®å ´å\90\88ã\80\81æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fæ¡\81æ\95°ã\82\88ã\82\8aä¸\8bã\81® é\83¨å\88\86ã\81¯å\88\87ã\82\8aæ\8d¨ã\81¦ã\82\89ã\82\8cã\82\8bã\81¨ã\81\84
-うこと。以下の例を参照)。
+の無限大方向に切り下げられる (訳注: 平たく言うと、 タイムスタンプのよう
+ã\81ªæ£ã\81®æ\95°å\80¤ã\81®å ´å\90\88ã\80\81æ\8c\87å®\9aã\81\95ã\82\8cã\81\9fæ¡\81æ\95°ã\82\88ã\82\8aä¸\8bã\81®é\83¨å\88\86ã\81¯å\88\87ã\82\8aæ\8d¨ã\81¦ã\82\89ã\82\8cã\82\8bã\81¨ã\81\84ã\81\86ã\81\93ã\81¨ã\80\82
+以下の例を参照)。
0 で埋める:
$ stat -c '[%015Y]' /usr
‘sync’ は、メモリ中のファイルやファイルシステムを永続的な記憶装置に同期
する。
+ 書式:
+
sync [OPTION] [FILE]...
‘sync’ は、メモリ中にバッファされているデータがあれば、それをディスク
を引数として渡すのと、全く引数を使用しないのとでは、 同期のあり方が
違うかもしれないことにも気をつけていただきたい。 すなわち、fsync(2)
に渡される引数がある場合は、書き込みバリア (write barrier) が使われ
- ることによって、引数を指定しなかったときに使われるグローバルな
+ ることによって、引数を指定しなかったときに使用されるグローバルな
sync(2) よりも、 より確実な保証をもたらすかもしれないのである。
終了ステータス 0 は成功を示し、0 以外の値は失敗を示す。
FILE のサイズを調節することができる。
‘+’ => SIZE だけ増やす
‘-’ => SIZE だけ減らす
- ‘<’ => SIZE 以下に
- ‘>’ => SIZE 以上に
+ ‘<’ => 最大でも SIZE までにする
+ ‘>’ => 最小でも SIZE にはする
‘/’ => SIZE の倍数に切り下げる
‘%’ => SIZE の倍数に切り上げる
‘test’ には、‘test’ で始める書式のほかに、一対の角カッコを使用するも
う一つの書式がある。 たとえば、‘test -d /’ の代わりに、‘[ -d / ]’ と書い
-ても構わない。角カッコは、それぞれ独立した引数でなければならない (訳注:
-言い換えれば、他の引数と空白で分離されていなければならない)。 だから、た
-ã\81¨ã\81\88ã\81°ã\80\81â\80\98[-d /]â\80\99 ã\81§ã\81¯ã\80\81æ\9c\9bã\81¿ã\81®çµ\90æ\9e\9cã\82\92å¾\97ã\82\89ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\82\8fã\81\91ã\81 ã\80\82 â\80\98test EXPRESSIONâ\80\99
-と ‘[ EXPRESSION ]’ は、同じ意味なので、以下では前者の書式についてのみ解
-説する。
+てもよい。角カッコは、独立した引数でなければならない (訳注: すなわち、他
+の引数と空白で分離されていなければならない)。 だから、たとえば、‘[-d /]’
+ã\81§ã\81¯ã\80\81æ\9c\9bã\81¿ã\81®çµ\90æ\9e\9cã\82\92å¾\97ã\82\89ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82 â\80\98test EXPRESSIONâ\80\99 ã\81¨ â\80\98[
+EXPRESSION ]’ は、同じ意味なので、以下では前者の書式についてのみ解説する
+。
書式:
‘-h FILE’
‘-L FILE’
FILE が存在し、シンボリックリンクならば、真。 ファイル関係の他のす
- ã\81¹ã\81¦ã\81®ã\83\86ã\82¹ã\83\88ã\81¨ã\81¯é\81\95ã\81£ã\81¦ã\80\81ã\81\93ã\81®ã\83\86ã\82¹ã\83\88ã\81¯ã\80\81FILE ã\81\8cã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81®å ´
- 合、リンクの参照を行わない。
+ ã\81¹ã\81¦ã\81®ã\83\86ã\82¹ã\83\88ã\81¨ã\81¯é\81\95ã\81£ã\81¦ã\80\81ã\81\93ã\81®ã\83\86ã\82¹ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81FILE ã\81\8cã\82·ã\83³ã\83\9cã\83ªã\83\83ã\82¯ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81®
+ å ´å\90\88ã\80\81ã\83ªã\83³ã\82¯ã\81®å\8f\82ç\85§ã\82\92è¡\8cã\82\8fã\81ªã\81\84ã\80\82
‘-p FILE’
FILE が存在し、名前付きパイプならば、真。
test -n "$V"
- ã\81\93ã\81\93ã\81§å¼\95ç\94¨ç¬¦ã\81¯ã\80\81â\80\98$Vâ\80\99 ã\81\8c空ã\81 ã\81£ã\81\9fã\82\8aã\80\81ç\89¹æ®\8aæ\96\87å\97ã\82\92å\90«ã\82\93ã\81§ã\81\84ã\81\9fã\82\8aã\81\99ã\82\8bå ´å\90\88ã\81«ã\80\81
-意図に反した引数が ‘test’ に渡ることを防いでいる。
+ ã\81\93ã\81\86ã\81\97ã\81\9få¼\95ç\94¨ç¬¦ã\81¯ã\80\81â\80\98$Vâ\80\99 ã\81\8c空ã\81 ã\81£ã\81\9fã\82\8aã\80\81ç\89¹æ®\8aæ\96\87å\97ã\82\92å\90«ã\82\93ã\81§ã\81\84ã\81\9fã\82\8aã\81\99ã\82\8bå ´å\90\88ã\81«
+、 意図に反した引数が ‘test’ に渡ることを防いでいる。
‘-z STRING’
STRING の長さが 0 ならば、真。
pathchk [OPTION]... NAME...
‘pathchk’ は各 NAME に対して、以下の条件のどれかが真ならば、 エラーメ
-ッセージを表示する。
+ッセージを出す。
1. NAME 中の実在するディレクトリの一つが、検索 (実行) 許可を持っていな
い。
‘-p’
実際に使用しているファイルシステムに基づいて検査を行うのではなく、
- 以下の条件を調べて、そのどれかが真ならば、エラーメッセージを表示す
- る。
+ 以下の条件を調べて、そのどれかが真ならば、エラーメッセージを出す。
1. ファイル名が空である。
‘-P’
ファイル名が空だったり、‘-’ で始まる構成要素を含んでいたりすると、
- エラーメッセージを表示する。
+ エラーメッセージを出す。
‘--portability’
ファイル名が POSIX に準拠しているすべてのホストで使えるものでなけれ
- ば、 エラーメッセージを表示する。このオプションは、‘-p -P’ と同じこ
- ã\81¨ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82
+ ば、エラーメッセージを出す。 このオプションは、‘-p -P’ と同じことで
+ ある。
終了ステータス:
定されていれば、そこで指名されているディレクトリに作られるが、 設定
されていなければ、‘/tmp’ に作られる。
$ file=$(mktemp -q) && {
- > # $file ã\81®ä½¿ç\94¨ã\82\92ã\81\93ã\81®ã\83\96ã\83ã\83\83ã\82¯ã\81®å\86\85å\81´ã\81«é\99\90å®\9aã\81\97ã\81¦ã\81\8aã\81\91ば、
+ > # $file ã\82\92ã\81\93ã\81®ã\83\96ã\83ã\83\83ã\82¯ã\81®å\86\85å\81´ã\81§ã\81®ã\81¿ä½¿ç\94¨ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81\99ã\82\8cば、
> # 安全である。$file を引用符で囲んでいるのは、$TMPDIR が、
> # 従って、$file が、ホワイトスペースを含んでいるかも
> # しれないからだ。
てはならない。‘--suffix’ を指定する場合、 TEMPLATE は ‘X’ で終わっ
ていなければならない。 ‘--suffix’ が指定されていない場合は、
TEMPLATE 中の最後の ‘X’ の位置を調べることで、SUFFIX としてふさわし
- いものを割り出す。 このオプションが存在するのは、デフォルトの
+ いものを推測する。 このオプションが存在するのは、デフォルトの
TEMPLATE を使用しているとき、 ‘X’ で始まる SUFFIX を付けられるよう
にするためである。
‘-Z’
‘--context’
- プロセスのセキュリティ・コンテキストのみを表示する。 たいていの場合
- 、それは、親プロセスから継承したユーザのセキュリティ・コンテキスト
- ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82 SELinux ã\81¨ SMACK ã\81®ã\81©ã\81¡ã\82\89ã\82\82æ\9c\89å\8a¹ã\81«ã\81ªã\81£ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84å ´å\90\88ã\81¯ã\80\81 è¦å\91\8a
- メッセージを出し、終了ステータスを 1 にする。
+ 現プロセスのセキュリティ・コンテキストのみを表示する。 たいていの場
+ 合、それは、親プロセスから継承したユーザのセキュリティ・コンテキス
+ ã\83\88ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82 SELinux ã\81¨ SMACK ã\81®ã\81©ã\81¡ã\82\89ã\82\82æ\9c\89å\8a¹ã\81«ã\81ªã\81£ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\84å ´å\90\88ã\81¯ã\80\81 è¦
+ 告メッセージを出し、終了ステータスを 1 にする。
‘-z’
‘--zero’
(たとえば、‘-06:00:00’ や ‘+05:30:00’)。 タイムゾーンが特定できない
場合は、空になる。これは GNU による拡張である。
‘%:::z’
- â\80\98:â\80\99 ã\82\92使ç\94¨ã\81\99ã\82\8bæ\95°å\80¤ã\81«ã\82\88ã\82\8bã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¾ã\83¼ã\83³ã\81§ã\80\81æ\99\82é\96\93ã\81®ç²¾åº¦ã\81¯必要最小限で済
+ â\80\98:â\80\99 ã\82\92使ç\94¨ã\81\99ã\82\8bæ\95°å\80¤ã\81«ã\82\88ã\82\8bã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¾ã\83¼ã\83³ã\81§ã\80\81æ\99\82é\96\93ã\81®ç²¾åº¦ã\82\92必要最小限で済
ます (たとえば、‘-06’, ‘+05:30’, ‘-04:56:02’)。 タイムゾーンが特定
できない場合は、空になる。これは GNU による拡張である。
‘%Z’
‘date’
年から始まる日付だけを表示する。たとえば、‘2005-09-14’。 これ
- は、‘%Y-%m-%d’ という書式と等価ある。
+ ã\81¯ã\80\81â\80\98%Y-%m-%dâ\80\99 ã\81¨ã\81\84ã\81\86æ\9b¸å¼\8fã\81¨ç\89価ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82
‘seconds’
年から始まる日付と秒までの時刻を表示し、両者の間は空白で区切る
‘-c’
‘--compute’
セキュリティ・コンテキストの変更を行う前に、プロセスの遷移によるコ
- ã\83³ã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\82\92æ±\82ã\82\81ã\81¦ã\81\8aã\81\8f。
+ ã\83³ã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\82\92æ±\82ã\82\81ã\82\8b。
‘-u USER’
‘--user=USER’
nohup COMMAND [ARG]...
- 標準入力が端末の場合は、標準入力がリダイレクトされる。 その結果、端末
-セッションとしては、‘nohup’ から実行されているコマンドが、端末を使用して
-いると勘違いしないですむ。 さらに、標準入力の代わりになるファイルのファ
-イル・ディスクリプタを読み込み不可にする。 ‘nohup’ から実行されているコ
-マンドが、誤って標準入力から読み込を行おうとした場合に、 エラーメッセー
-ジを出すことができるようにするためである。 このリダイレクションは GNU の
-拡張である。 GNU 以外のホストでも使うことを考えているプログラムでは、GNU
-の拡張を当てにせず、 ‘nohup COMMAND [ARG]... 0>/dev/null’ を使えばよい。
-
- 標準出力が端末の場合、コマンドの標準出力は、‘nohup.out’ というファイ
-ルに追加されて行く。そのファイルに書き込めない場合は、‘$HOME/nohup.out’
-に追記されることになる。そのファイルにも書き込めない場合は、コマンドの実
-行が行われない。 ‘nohup’ によって作成されるのが ‘nohup.out’ であれ、
-‘$HOME/nohup.out’ であれ、それは、ファイルの所有者にのみ読み書き可能なも
-のになる。 現在の umask の設定の影響は受けない。
+ 標準入力が端末の場合は、標準入力がリダイレクトされる。 ‘nohup’ から実
+行されているコマンドが端末を使用していると、 端末で行われるセッションが
+誤解しないようにするためである。 さらに、標準入力の代わりになるファイル
+のファイル・ディスクリプタを読み込み不可にする。 ‘nohup’ から実行されて
+いるコマンドが、誤って標準入力から読み込を行おうとした場合に、 エラーメ
+ッセージを出すことができるようにするためだ。 このリダイレクションは GNU
+の拡張である。 GNU 以外のホストでも使うことを考えているプログラムでは、
+GNU の拡張を当てにせず、 ‘nohup COMMAND [ARG]... 0>/dev/null’ を使えばよ
+い。
+
+ 標準出力が端末の場合、コマンドの標準出力は、(訳注: カレントディレクト
+リの) ‘nohup.out’ というファイルに追加されて行く。 そのファイルに書き込
+めない場合は、‘$HOME/nohup.out’ に追記されることになる。そのファイルにも
+書き込めない場合は、コマンドの実行が行われない。 ‘nohup’ によって作成さ
+れるのが ‘nohup.out’ であれ、 ‘$HOME/nohup.out’ であれ、それは、ファイル
+の所有者にのみ読み書き可能なものになる。 現在の umask の設定の影響は受け
+ない。
標準エラーが端末の場合、コマンドの標準エラー出力は、基本的には標準出
力 (リダイレクトされているかもしれない) と同じファイル・ディスクリプタに
=====================================
‘kill’ コマンドは、プロセスにシグナルを送る。 シグナルを送られたプロセス
-は、終了するか、 あるいは、シグナルを受け取った瞬間に他の何らかの形で反
+は、終了するか、 あるいは、シグナルを受け取った時点で他の何らかの形で反
応する。 また、‘kill’ は、シグナルに関する情報を一覧表示する。
書式:
必須である。引数 SIGNAL を一つも指定しないと、 サポートされているすべて
のシグナルがリストされる。‘-l’ や ‘--list’ の出力は、シグナル名のリスト
であり、1 行に一つづつ表示される。 ただし、引数 SIGNAL がすでにシグナル
-å\90\8dã\81§ã\81\82ã\82\8bå ´å\90\88ã\81«è¡¨ç¤ºã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81®ã\81¯ã\80\81å\90\8då\89\8dã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\8fã\80\81ã\82·ã\82°ã\83\8aã\83«ç\95ªå\8f·ã\81 。 ‘-t’ や
+å\90\8dã\81§ã\81\82ã\82\8bå ´å\90\88ã\81¯ã\80\81å\90\8då\89\8dã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\8fã\80\81ã\82·ã\82°ã\83\8aã\83«ç\95ªå\8f·ã\81®è¡¨ç¤ºã\81«ã\81ªã\82\8b。 ‘-t’ や
‘--table’ の出力は、シグナル番号、シグナル名、その説明からなる表である。
この書式の ‘kill’ コマンドは、引数として指定されたすべての SIGNAL が有効
なものであり、出力エラーがなかったとき、成功のステータスで終了する。
ールド幅修飾子を使うと (‘-’ も同時に指定されていなければ)、 指定さ
れた幅になるまで数値の前に 0 を付けることになる。 ‘%.1f’ のような精
度指定は、入力データから引き出される精度や、‘--to’ オプションを使用
- したときの数値の大きさや桁数の自動調整 (auto-scaling) によって決め
- られた精度を上書きする。
+ したときの、数値の大きさや桁数の自動調整 (auto-scaling) によって決
+ ã\82\81ã\82\89ã\82\8cã\81\9f精度ã\82\92ä¸\8aæ\9b¸ã\81\8dã\81\99ã\82\8bã\80\82
‘--from=UNIT’
入力された数値の大きさや桁数を UNIT に従って自動調整 (auto-scaling)
‘--padding=N’
出力する数値が N 字分を占めるように、スペースを加えることでパディン
- グをする。 N が正の数の場合は、数値が右詰めになり、負の数の場合は、
+ グを行う。 N が正の数の場合は、数値が右詰めになり、負の数の場合は、
数値が左詰めになる。 デフォルトでは、数値は、入力行の幅に基づいて
- (訳注: 詳しく言うと、入力各行の数値のあるフィールドが固定幅の場合、
- ã\81\9dã\81®å¹\85ã\81«å\9fºã\81¥ã\81\84ã\81¦)ã\80\81 è\87ªå\8b\95ç\9a\84ã\81«æ\8f\83ã\81\88ã\82\89ã\82\8cã\82\8b (ã\81\93ã\82\8cã\81\8cè¡\8cã\82\8fã\82\8cã\82\8bã\81®ã\81¯ã\80\81ã\83\95ã\82£ã\83¼
- ルドの区切り文字がデフォルトの場合だけである)。
+ (訳注: 詳しく言うと、入力各行の変換する数値のあるフィールドが固定幅
+ ã\81®å ´å\90\88ã\80\81 ã\81\9dã\81®å¹\85ã\82\92使ç\94¨ã\81\97ã\81¦) è\87ªå\8b\95ç\9a\84ã\81«æ\8f\83ã\81\88ã\82\89ã\82\8cã\82\8b (ã\81\9fã\81 ã\81\97ã\80\81ã\81\9dã\82\8cã\81\8cè¡\8cã\82\8fã\82\8c
+ ã\82\8bã\81®ã\81¯ã\80\81ã\83\95ã\82£ã\83¼ã\83«ã\83\89ã\81®å\8cºå\88\87ã\82\8aæ\96\87å\97ã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81®å ´å\90\88ã\81 ã\81\91ã\81§ã\81\82ã\82\8b)ã\80\82
‘--round=METHOD’
数値の表現を変換するときに、METHOD に従って、数値を丸める。METHOD に
い。数列が終了するのは、現在の数値に INCREMENT を加えたら LAST より大き
くなってしまう時点である。だから、‘seq 1 10 10’ は、‘1’ しか表示しない。
INCREMENT の値には ‘0’ を指定できない。 同じ数を繰り返し出力したかったら
-、‘yes’ を使うべきである。また、FIRST, INCREMENT, LAST の値は、‘NaN’ で
-あってはならない。 数値には浮動小数点数を指定することもできる。*Note
-Floating point::.
+、‘yes’ を使うべきである。また、FIRST, INCREMENT, LAST の値は、‘NaN’ (訳
+注: Not a Number) であってはならない。数値には浮動小数点数を指定すること
+もできる。 *Note Floating point::.
このプログラムでは以下のオプションが使用できる。参照: *note Common
options::. オプションはオペランドの前に置かなければならない。
デフォルトの表示形式は、FIRST, INCREMENT, LAST がどういう表記を使用
しているかよって決まる。そのすべてが固定小数点の 10 進数表記を使用
- ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81ªã\82\89ã\81°ã\80\81ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81®è¡¨ç¤ºå½¢å¼\8fã\81¯ â\80\98%.Pfâ\80\99 ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82 ã\81\93ã\81\93ã\81§ P は
- ã\80\81å\87ºå\8a\9bã\81\99ã\82\8bæ\95°å\80¤ã\82\92é\81\8eä¸\8d足ã\81ªã\81\8f表ç\8f¾ã\81§ã\81\8dã\82\8bæ\9c\80å°\8fã\81®ç²¾åº¦ã\81§ã\81\82る。 それ以外の場
+ ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81ªã\82\89ã\81°ã\80\81ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81®è¡¨ç¤ºå½¢å¼\8fã\81¯ â\80\98%.Pfâ\80\99 ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82 ã\81\93ã\81® P ã\81«は
+ ã\80\81å\87ºå\8a\9bã\81\99ã\82\8bæ\95°å\80¤ã\82\92é\81\8eä¸\8d足ã\81ªã\81\8f表ç\8f¾ã\81§ã\81\8dã\82\8bæ\9c\80å°\8fã\81®ç²¾åº¦ã\81\8cæ\9d¥る。 それ以外の場
合、デフォルトの表示形式は ‘%g’ になる。
‘-s STRING’
項目を使用するよりも、前節で述べた ‘-0500’ のような、数値によるタイムゾ
ーン補正を使う方が、曖昧さがない分優れている。
- タイムゾーン項目とタイムゾーン補正のどちらも指定されていない場合、 日
-付の解釈は、デフォルトのタイムゾーンのルールを用いて行われる (*note
-Specifying time zone rules::)。
+ タイムゾーン項目とタイムゾーン補正のどちらも指定されていない場合、 タ
+イムスタンプの解釈は、デフォルトのタイムゾーンのルールを用いて行われる
+(*note Specifying time zone rules::)。
\1f
File: coreutils-ja.info, Node: Combined date and time of day items, Next: Day of week items, Prev: Time zone items, Up: Date input formats
二番目の ‘tr’ コマンドは、リストされた文字の補集合を操作対象にしてい
る。 すなわち、アルファベットのすべての文字、数字、アンダースコア、空白
以外を対象にするわけだ。 ‘\n’ は改行文字のことであり、これもそのまま残さ
-ã\81ªã\81\91ã\82\8cã\81°ã\81ªã\82\89ã\81ªã\81\84ã\80\82 (å¸\82販ã\81®ã\82¢ã\83\97ã\83ªã\81§ä½¿ã\81\86ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\83\88ã\81ªã\82\89ã\80\81念ã\81®ã\81\9fã\82\81 ASCII ã\82¿
-ã\83\96æ\96\87å\97ã\82\82å\90«ã\82\81た方がよいだろう。)
+ã\81ªã\81\91ã\82\8cã\81°ã\81ªã\82\89ã\81ªã\81\84ã\80\82 (å®\9fç\94¨ã\81«ä¾\9bã\81\99ã\82\8bã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\81¤ã\81\84ã\81§ã\81« ASCII ã\82¿ã\83\96æ\96\87å\97
+ã\82\82æ®\8bã\81\97た方がよいだろう。)
この時点で、空白 (訳注: 改行を含む) で区切られた単語からなるデータが
できていることになる。 単語には、英数字 (それにアンダースコア) しか含ま
行と、両方のファイルにある行が排除される。1 番目のファイル (標準入力、す
なわち、自分が使った単語のリストだ) にしかない行は、辞書に存在しない単語
だ。 そうした単語は、綴りを間違えている可能性がかなり高いわけである。 ご
-覧に入れたこのパイプラインは、Unix における市販のスペルチェッカーに対す
-る最初の一太刀だったのである。
+覧に入れたこのパイプラインは、Unix における本格的なスペルチェッカーへの
+最初の一歩だったのである。
他にも一言述べておくべきツールがいくつかある。
• 2017-03-26
coreutils-8.26 を元に増補・改訂 by 長南洋一
+ • 2017-06-23
+ 訳文の訂正と変更 by 長南洋一
+
\1f
File: coreutils-ja.info, Node: GNU Free Documentation License, Next: Concept index, Prev: About the translation, Up: Top
* *: Numeric expressions. (line 15)
* +: String expressions. (line 51)
* + <1>: Numeric expressions. (line 11)
-* +PAGE_RANGE: pr invocation. (line 47)
+* +PAGE_RANGE: pr invocation. (line 48)
* -: Numeric expressions. (line 11)
* - <1>: env invocation. (line 100)
* - and Unix rm: rm invocation. (line 128)
* -, removing files beginning with: rm invocation. (line 115)
* --: Common options. (line 47)
-* --across: pr invocation. (line 73)
+* --across: pr invocation. (line 74)
* --additional-suffix: split invocation. (line 161)
* --address-radix: od invocation. (line 44)
* --adjustment: nice invocation. (line 56)
* --break-file: Input processing in ptx.
(line 8)
* --buffer-size: sort invocation. (line 358)
-* --bytes: fold invocation. (line 28)
+* --bytes: fold invocation. (line 32)
* --bytes <1>: head invocation. (line 26)
* --bytes <2>: tail invocation. (line 41)
* --bytes <3>: split invocation. (line 47)
* --check <1>: sort invocation. (line 54)
* --check-chars: uniq invocation. (line 143)
* --classify: General output formatting.
- (line 57)
+ (line 60)
* --color: General output formatting.
- (line 26)
-* --columns: pr invocation. (line 58)
+ (line 29)
+* --columns: pr invocation. (line 59)
* --compare: install invocation. (line 50)
* --complement: cut invocation. (line 92)
* --compute: runcon invocation. (line 30)
* --crown-margin: fmt invocation. (line 40)
* --csh: dircolors invocation.
(line 42)
-* --data: sync invocation. (line 33)
+* --data: sync invocation. (line 35)
* --date: touch invocation. (line 96)
* --date <1>: Options for date. (line 11)
* --dead: who invocation. (line 45)
* --directory <3>: mktemp invocation. (line 94)
* --dired: What information is listed.
(line 17)
-* --double-space: pr invocation. (line 86)
+* --double-space: pr invocation. (line 87)
* --dry-run: mktemp invocation. (line 107)
* --echo: shuf invocation. (line 21)
* --elide-empty-files: split invocation. (line 166)
* --exclude-from=FILE: du invocation. (line 280)
* --exclude-type: df invocation. (line 245)
* --exclude=PATTERN: du invocation. (line 285)
-* --expand-tabs: pr invocation. (line 110)
+* --expand-tabs: pr invocation. (line 111)
* --field: General options in numfmt.
(line 20)
* --field-separator: sort invocation. (line 375)
* --file: stty invocation. (line 34)
* --file <1>: Options for date. (line 30)
* --file-system: stat invocation. (line 32)
-* --file-system <1>: sync invocation. (line 38)
+* --file-system <1>: sync invocation. (line 40)
* --file-type: General output formatting.
- (line 68)
+ (line 71)
* --files0-from=FILE: wc invocation. (line 67)
* --files0-from=FILE <1>: sort invocation. (line 241)
* --files0-from=FILE <2>: du invocation. (line 85)
* --filter: split invocation. (line 70)
-* --first-line-number: pr invocation. (line 188)
+* --first-line-number: pr invocation. (line 189)
* --flag-truncation: Output formatting in ptx.
(line 75)
* --follow: tail invocation. (line 58)
* --force <3>: shred invocation. (line 114)
* --force <4>: ln invocation. (line 105)
* --foreground: timeout invocation. (line 26)
-* --form-feed: pr invocation. (line 118)
-* --format: od invocation. (line 98)
+* --form-feed: pr invocation. (line 119)
+* --format: od invocation. (line 99)
* --format <1>: What information is listed.
(line 138)
* --format <2>: General output formatting.
(line 10)
* --format <3>: General output formatting.
- (line 19)
+ (line 22)
* --format <4>: General output formatting.
- (line 104)
+ (line 107)
* --format <5>: General output formatting.
- (line 114)
+ (line 117)
* --format <6>: General options in numfmt.
(line 30)
* --format <7>: seq invocation. (line 31)
* --groups <1>: chroot invocation. (line 29)
* --hardware-platform: uname invocation. (line 44)
* --head-count: shuf invocation. (line 33)
-* --header: pr invocation. (line 124)
+* --header: pr invocation. (line 125)
* --header <1>: join invocation. (line 96)
* --header <2>: General options in numfmt.
(line 68)
* --heading: who invocation. (line 49)
* --help: Common options. (line 40)
* --hide-control-chars: Formatting the file names.
- (line 24)
+ (line 25)
* --hide=PATTERN: Which files are listed.
(line 60)
* --human-numeric-sort: sort invocation. (line 142)
* --ignore-nonprinting: sort invocation. (line 161)
* --ignore=PATTERN: Which files are listed.
(line 74)
-* --indent: pr invocation. (line 193)
+* --indent: pr invocation. (line 194)
* --indicator-style: General output formatting.
- (line 57)
+ (line 60)
* --indicator-style <1>: General output formatting.
- (line 68)
+ (line 71)
* --indicator-style <2>: General output formatting.
- (line 72)
+ (line 75)
* --indicator-style <3>: General output formatting.
- (line 109)
+ (line 112)
* --initial: expand invocation. (line 37)
* --inode: What information is listed.
(line 131)
* --iso-8601[=TIMESPEC]: Options for date. (line 38)
* --iterations=NUMBER: shred invocation. (line 118)
* --join-blank-lines: nl invocation. (line 85)
-* --join-lines: pr invocation. (line 137)
+* --join-lines: pr invocation. (line 138)
* --keep-files: csplit invocation. (line 89)
* --kernel-name: uname invocation. (line 75)
* --kernel-release: uname invocation. (line 71)
* --kernel-version: uname invocation. (line 86)
* --key: sort invocation. (line 257)
* --kibibytes: General output formatting.
- (line 91)
+ (line 94)
* --kill-after: timeout invocation. (line 46)
-* --length: pr invocation. (line 147)
+* --length: pr invocation. (line 148)
* --length <1>: b2sum invocation. (line 12)
* --line-bytes: split invocation. (line 62)
* --line-increment: nl invocation. (line 81)
* --lines <3>: wc invocation. (line 58)
* --link: cp invocation. (line 169)
* --literal: Formatting the file names.
- (line 18)
+ (line 19)
* --local: df invocation. (line 92)
* --logical: ln invocation. (line 115)
* --logical <1>: realpath invocation. (line 33)
* --max-depth=DEPTH: du invocation. (line 78)
* --max-line-length: wc invocation. (line 62)
* --max-unchanged-stats: tail invocation. (line 121)
-* --merge: pr invocation. (line 153)
+* --merge: pr invocation. (line 154)
* --merge <1>: sort invocation. (line 61)
* --mesg: who invocation. (line 98)
* --message: who invocation. (line 98)
* --no-dereference <4>: touch invocation. (line 109)
* --no-dereference <5>: du invocation. (line 142)
* --no-dereference <6>: chcon invocation. (line 28)
-* --no-file-warnings: pr invocation. (line 200)
+* --no-file-warnings: pr invocation. (line 201)
* --no-group: What information is listed.
(line 117)
* --no-newline: readlink invocation. (line 49)
* --number: cat invocation. (line 33)
* --number <1>: split invocation. (line 88)
* --number-format: nl invocation. (line 92)
-* --number-lines: pr invocation. (line 168)
+* --number-lines: pr invocation. (line 169)
* --number-nonblank: cat invocation. (line 22)
* --number-separator: nl invocation. (line 107)
* --number-width: nl invocation. (line 116)
* --numeric-suffixes: split invocation. (line 134)
* --numeric-uid-gid: What information is listed.
(line 232)
-* --omit-header: pr invocation. (line 227)
-* --omit-pagination: pr invocation. (line 238)
+* --omit-header: pr invocation. (line 228)
+* --omit-pagination: pr invocation. (line 239)
* --one-file-system: cp invocation. (line 422)
* --one-file-system <1>: rm invocation. (line 72)
* --one-file-system <2>: du invocation. (line 291)
* --output <2>: df invocation. (line 104)
* --output <3>: stdbuf invocation. (line 32)
* --output-delimiter: cut invocation. (line 85)
-* --output-duplicates: od invocation. (line 158)
+* --output-duplicates: od invocation. (line 159)
* --output-error: tee invocation. (line 38)
-* --output-tabs: pr invocation. (line 130)
+* --output-tabs: pr invocation. (line 131)
* --owner: install invocation. (line 101)
* --padding: General options in numfmt.
(line 80)
-* --pages=PAGE_RANGE: pr invocation. (line 47)
-* --page_width: pr invocation. (line 258)
+* --pages=PAGE_RANGE: pr invocation. (line 48)
+* --page_width: pr invocation. (line 259)
* --parallel: sort invocation. (line 405)
* --parents: cp invocation. (line 278)
* --parents <1>: mkdir invocation. (line 36)
* --physical <2>: pwd invocation. (line 24)
* --pid: tail invocation. (line 138)
* --portability: df invocation. (line 161)
-* --portability <1>: pathchk invocation. (line 49)
+* --portability <1>: pathchk invocation. (line 48)
* --prefix: csplit invocation. (line 65)
* --preserve: cp invocation. (line 196)
* --preserve-context: install invocation. (line 107)
* --quiet <9>: realpath invocation. (line 52)
* --quiet <10>: tty invocation. (line 19)
* --quote-name: Formatting the file names.
- (line 33)
+ (line 38)
* --quoting-style: Formatting the file names.
(line 11)
* --quoting-style <1>: Formatting the file names.
- (line 18)
+ (line 19)
* --quoting-style <2>: Formatting the file names.
- (line 33)
+ (line 38)
* --quoting-style <3>: Formatting the file names.
- (line 37)
+ (line 42)
* --random-sort: sort invocation. (line 210)
* --random-source: sort invocation. (line 337)
* --random-source <1>: shuf invocation. (line 44)
* --section-delimiter: nl invocation. (line 66)
* --sentence-regexp: Input processing in ptx.
(line 76)
-* --sep-string: pr invocation. (line 215)
+* --sep-string: pr invocation. (line 216)
* --separate-dirs: du invocation. (line 147)
* --separator: tac invocation. (line 32)
-* --separator <1>: pr invocation. (line 205)
+* --separator <1>: pr invocation. (line 206)
* --separator <2>: split invocation. (line 176)
* --separator <3>: seq invocation. (line 49)
* --serial: paste invocation. (line 51)
* --sh: dircolors invocation.
(line 35)
* --show-all: cat invocation. (line 18)
-* --show-control-chars: pr invocation. (line 80)
+* --show-control-chars: pr invocation. (line 81)
* --show-control-chars <1>: Formatting the file names.
- (line 99)
+ (line 109)
* --show-ends: cat invocation. (line 29)
* --show-nonprinting: cat invocation. (line 53)
-* --show-nonprinting <1>: pr invocation. (line 243)
+* --show-nonprinting <1>: pr invocation. (line 244)
* --show-tabs: cat invocation. (line 46)
* --si: Block size. (line 135)
* --si <1>: What information is listed.
* --sort <7>: Sorting the output. (line 53)
* --sort <8>: Sorting the output. (line 61)
* --sort <9>: Sorting the output. (line 69)
-* --spaces: fold invocation. (line 34)
+* --spaces: fold invocation. (line 38)
* --sparse=WHEN: cp invocation. (line 340)
* --split-only: fmt invocation. (line 53)
* --squeeze-blank: cat invocation. (line 38)
* --tabs: expand invocation. (line 24)
* --tabs <1>: unexpand invocation. (line 28)
* --tabsize: General output formatting.
- (line 119)
+ (line 122)
* --tag: md5sum invocation. (line 111)
* --tagged-paragraph: fmt invocation. (line 46)
* --target-directory: Target directory. (line 34)
(line 105)
* --total: df invocation. (line 196)
* --total <1>: du invocation. (line 65)
-* --traditional: od invocation. (line 208)
+* --traditional: od invocation. (line 209)
* --type: df invocation. (line 212)
* --type <1>: chcon invocation. (line 78)
* --type <2>: runcon invocation. (line 43)
* --version: Common options. (line 44)
* --version-sort: sort invocation. (line 197)
* --warn: md5sum invocation. (line 132)
-* --width: od invocation. (line 165)
+* --width: od invocation. (line 166)
* --width <1>: fmt invocation. (line 65)
-* --width <2>: pr invocation. (line 247)
-* --width <3>: fold invocation. (line 40)
+* --width <2>: pr invocation. (line 248)
+* --width <3>: fold invocation. (line 44)
* --width <4>: Output formatting in ptx.
(line 34)
* --width <5>: General output formatting.
- (line 131)
+ (line 134)
* --word-regexp: Input processing in ptx.
(line 125)
* --words: wc invocation. (line 54)
* -3: comm invocation. (line 24)
* -A: cat invocation. (line 18)
* -A <1>: od invocation. (line 44)
-* -a: od invocation. (line 177)
-* -a <1>: pr invocation. (line 73)
+* -a: od invocation. (line 178)
+* -a <1>: pr invocation. (line 74)
* -a <2>: split invocation. (line 125)
* -A <2>: Output formatting in ptx.
(line 46)
* -b <1>: cat invocation. (line 22)
* -b <2>: tac invocation. (line 23)
* -b <3>: nl invocation. (line 47)
-* -b <4>: od invocation. (line 180)
-* -b <5>: fold invocation. (line 28)
+* -b <4>: od invocation. (line 181)
+* -b <5>: fold invocation. (line 32)
* -b <6>: split invocation. (line 47)
* -b <7>: csplit invocation. (line 69)
* -b <8>: md5sum invocation. (line 44)
* -b <18>: du invocation. (line 61)
* -b <19>: File type tests. (line 11)
* -b <20>: who invocation. (line 41)
-* -c: od invocation. (line 183)
+* -c: od invocation. (line 184)
* -c <1>: fmt invocation. (line 40)
-* -c <2>: pr invocation. (line 80)
+* -c <2>: pr invocation. (line 81)
* -c <3>: head invocation. (line 26)
* -c <4>: tail invocation. (line 41)
* -C: split invocation. (line 62)
* -c <10>: cut invocation. (line 38)
* -c <11>: Sorting the output. (line 13)
* -C <1>: General output formatting.
- (line 19)
+ (line 22)
* -c <12>: dircolors invocation.
(line 42)
* -C <2>: install invocation. (line 50)
* -c <20>: truncate invocation. (line 25)
* -c <21>: File type tests. (line 14)
* -c <22>: runcon invocation. (line 30)
-* -COLUMN: pr invocation. (line 58)
+* -COLUMN: pr invocation. (line 59)
* -d: nl invocation. (line 66)
-* -d <1>: od invocation. (line 187)
+* -d <1>: od invocation. (line 188)
* -d <2>: base64 invocation. (line 33)
-* -d <3>: pr invocation. (line 86)
+* -d <3>: pr invocation. (line 87)
* -d <4>: split invocation. (line 134)
* -d <5>: sort invocation. (line 100)
* -d <6>: uniq invocation. (line 67)
* -d DEPTH: du invocation. (line 78)
* -e: cat invocation. (line 25)
* -E: cat invocation. (line 29)
-* -e <1>: pr invocation. (line 110)
+* -e <1>: pr invocation. (line 111)
* -e <2>: split invocation. (line 166)
* -e <3>: join invocation. (line 91)
* -e <4>: readlink invocation. (line 36)
(line 23)
* -eq: Numeric tests. (line 20)
* -f: nl invocation. (line 73)
-* -f <1>: od invocation. (line 190)
-* -F: pr invocation. (line 118)
-* -f <2>: pr invocation. (line 118)
+* -f <1>: od invocation. (line 191)
+* -F: pr invocation. (line 119)
+* -f <2>: pr invocation. (line 119)
* -f <3>: tail invocation. (line 58)
* -F <1>: tail invocation. (line 115)
* -f <4>: csplit invocation. (line 65)
* -f <8>: cut invocation. (line 47)
* -f <9>: Sorting the output. (line 20)
* -F <3>: General output formatting.
- (line 57)
+ (line 60)
* -f <10>: cp invocation. (line 137)
* -f <11>: mv invocation. (line 76)
* -f <12>: rm invocation. (line 44)
* -h: Block size. (line 135)
* -H: Traversing symlinks. (line 19)
* -h <1>: nl invocation. (line 77)
-* -h <2>: pr invocation. (line 124)
+* -h <2>: pr invocation. (line 125)
* -h <3>: sort invocation. (line 142)
* -H <1>: Which files are listed.
(line 38)
* -h <11>: chcon invocation. (line 28)
* -H <8>: chcon invocation. (line 50)
* -i: nl invocation. (line 81)
-* -i <1>: od invocation. (line 193)
+* -i <1>: od invocation. (line 194)
* -i <2>: base64 invocation. (line 40)
-* -i <3>: pr invocation. (line 130)
+* -i <3>: pr invocation. (line 131)
* -i <4>: sort invocation. (line 161)
* -i <5>: shuf invocation. (line 25)
* -i <6>: uniq invocation. (line 63)
* -i <19>: stdbuf invocation. (line 28)
* -I[TIMESPEC]: Options for date. (line 38)
* -j: od invocation. (line 67)
-* -J: pr invocation. (line 137)
+* -J: pr invocation. (line 138)
* -k: Block size. (line 135)
* -k <1>: csplit invocation. (line 89)
* -k <2>: sort invocation. (line 257)
* -k <3>: General output formatting.
- (line 91)
+ (line 94)
* -k <4>: df invocation. (line 86)
* -k <5>: du invocation. (line 121)
* -k <6>: Access permission tests.
* -k <7>: timeout invocation. (line 46)
* -L: Traversing symlinks. (line 24)
* -l: nl invocation. (line 85)
-* -l <1>: od invocation. (line 196)
-* -l <2>: pr invocation. (line 147)
+* -l <1>: od invocation. (line 197)
+* -l <2>: pr invocation. (line 148)
* -l <3>: split invocation. (line 38)
* -l <4>: wc invocation. (line 58)
* -L <1>: wc invocation. (line 62)
* -l <12>: runcon invocation. (line 47)
* -le: Numeric tests. (line 20)
* -lt: Numeric tests. (line 20)
-* -m: pr invocation. (line 153)
+* -m: pr invocation. (line 154)
* -m <1>: wc invocation. (line 50)
* -m <2>: sort invocation. (line 61)
* -M: sort invocation. (line 169)
* -M <1>: Output formatting in ptx.
(line 99)
* -m <3>: General output formatting.
- (line 104)
+ (line 107)
* -m <4>: install invocation. (line 88)
* -m <5>: mkdir invocation. (line 22)
* -m <6>: mkfifo invocation. (line 24)
* -n: cat invocation. (line 33)
* -n <1>: nl invocation. (line 92)
* -N: od invocation. (line 84)
-* -n <2>: pr invocation. (line 168)
-* -N <1>: pr invocation. (line 188)
+* -n <2>: pr invocation. (line 169)
+* -N <1>: pr invocation. (line 189)
* -n <3>: head invocation. (line 43)
* -n <4>: tail invocation. (line 133)
* -n <5>: split invocation. (line 88)
* -n <10>: What information is listed.
(line 232)
* -N <2>: Formatting the file names.
- (line 18)
+ (line 19)
* -n <11>: cp invocation. (line 182)
* -n <12>: mv invocation. (line 89)
* -n <13>: ln invocation. (line 122)
* -ne: Numeric tests. (line 20)
* -nt: File characteristic tests.
(line 15)
-* -o: od invocation. (line 199)
-* -o <1>: pr invocation. (line 193)
+* -o: od invocation. (line 200)
+* -o <1>: pr invocation. (line 194)
* -o <2>: sort invocation. (line 317)
* -o <3>: shuf invocation. (line 38)
* -o <4>: Input processing in ptx.
* -P: Traversing symlinks. (line 28)
* -p: nl invocation. (line 103)
* -p <1>: General output formatting.
- (line 109)
+ (line 112)
* -p <2>: dircolors invocation.
(line 47)
* -P <1>: cp invocation. (line 188)
* -p <7>: File type tests. (line 29)
* -p <8>: tee invocation. (line 38)
* -p <9>: pathchk invocation. (line 29)
-* -P <7>: pathchk invocation. (line 45)
+* -P <7>: pathchk invocation. (line 44)
* -p <10>: mktemp invocation. (line 117)
* -P <8>: realpath invocation. (line 43)
* -P <9>: pwd invocation. (line 24)
* -q <1>: tail invocation. (line 163)
* -q <2>: csplit invocation. (line 111)
* -q <3>: Formatting the file names.
- (line 24)
+ (line 25)
* -Q: Formatting the file names.
- (line 33)
+ (line 38)
* -q <4>: readlink invocation. (line 57)
* -q <5>: mktemp invocation. (line 101)
* -q <6>: realpath invocation. (line 52)
* -q <7>: who invocation. (line 72)
* -r: tac invocation. (line 28)
-* -r <1>: pr invocation. (line 200)
+* -r <1>: pr invocation. (line 201)
* -r <2>: sum invocation. (line 27)
* -r <3>: sort invocation. (line 204)
* -R: sort invocation. (line 210)
* -s <1>: tac invocation. (line 32)
* -s <2>: nl invocation. (line 107)
* -S <1>: od invocation. (line 89)
-* -s <3>: od invocation. (line 202)
+* -s <3>: od invocation. (line 203)
* -s <4>: fmt invocation. (line 53)
-* -s <5>: pr invocation. (line 205)
-* -S <2>: pr invocation. (line 215)
-* -s <6>: fold invocation. (line 34)
+* -s <5>: pr invocation. (line 206)
+* -S <2>: pr invocation. (line 216)
+* -s <6>: fold invocation. (line 38)
* -s <7>: tail invocation. (line 186)
* -s <8>: csplit invocation. (line 111)
* -s <9>: sum invocation. (line 34)
* -s BYTES: shred invocation. (line 130)
* -t: cat invocation. (line 42)
* -T: cat invocation. (line 46)
-* -t <1>: od invocation. (line 98)
+* -t <1>: od invocation. (line 99)
* -t <2>: fmt invocation. (line 46)
-* -t <3>: pr invocation. (line 227)
-* -T <1>: pr invocation. (line 238)
+* -t <3>: pr invocation. (line 228)
+* -T <1>: pr invocation. (line 239)
* -t <4>: split invocation. (line 176)
* -t <5>: md5sum invocation. (line 122)
* -t <6>: sort invocation. (line 375)
* -t <8>: unexpand invocation. (line 28)
* -t <9>: Sorting the output. (line 38)
* -T <4>: General output formatting.
- (line 119)
+ (line 122)
* -t <10>: cp invocation. (line 393)
* -T <5>: cp invocation. (line 398)
* -t <11>: install invocation. (line 138)
* -u <16>: env invocation. (line 95)
* -v: cat invocation. (line 53)
* -v <1>: nl invocation. (line 112)
-* -v <2>: od invocation. (line 158)
-* -v <3>: pr invocation. (line 243)
+* -v <2>: od invocation. (line 159)
+* -v <3>: pr invocation. (line 244)
* -v <4>: head invocation. (line 55)
* -v <5>: tail invocation. (line 199)
* -V: sort invocation. (line 197)
* -v <19>: uname invocation. (line 86)
* -v <20>: chcon invocation. (line 66)
* -w: nl invocation. (line 116)
-* -w <1>: od invocation. (line 165)
+* -w <1>: od invocation. (line 166)
* -w <2>: base64 invocation. (line 25)
* -w <3>: fmt invocation. (line 65)
-* -w <4>: pr invocation. (line 247)
-* -W: pr invocation. (line 258)
-* -w <5>: fold invocation. (line 40)
+* -w <4>: pr invocation. (line 248)
+* -W: pr invocation. (line 259)
+* -w <5>: fold invocation. (line 44)
* -w <6>: wc invocation. (line 54)
* -w <7>: md5sum invocation. (line 132)
* -w <8>: uniq invocation. (line 143)
* -w <9>: Output formatting in ptx.
(line 34)
* -w <10>: General output formatting.
- (line 131)
+ (line 134)
* -w <11>: Access permission tests.
(line 21)
* -w <12>: who invocation. (line 98)
* -w <13>: seq invocation. (line 54)
* -WIDTH: fmt invocation. (line 65)
-* -x: od invocation. (line 205)
+* -x: od invocation. (line 206)
* -X: Sorting the output. (line 69)
* -x <1>: General output formatting.
- (line 114)
+ (line 117)
* -x <2>: cp invocation. (line 422)
* -x <3>: shred invocation. (line 161)
* -x <4>: df invocation. (line 245)
* access time, printing or sorting files by: Sorting the output.
(line 45)
* access time, show the most recent: du invocation. (line 235)
-* across columns: pr invocation. (line 73)
+* across columns: pr invocation. (line 74)
* across, listing files: General output formatting.
- (line 114)
+ (line 117)
* adding permissions: Setting Permissions. (line 35)
* addition: Numeric expressions. (line 11)
* ago in date strings: Relative items in date strings.
* alpha: Character sets. (line 90)
* alternate ebcdic, converting to: dd invocation. (line 108)
* always color option: General output formatting.
- (line 30)
+ (line 33)
* always interactive option: rm invocation. (line 66)
* am i: who invocation. (line 22)
* am in date strings: Time of day items. (line 21)
* authors of parse_datetime: Authors of parse_datetime.
(line 6)
* auto color option: General output formatting.
- (line 29)
+ (line 32)
* b for block special file: mknod invocation. (line 38)
* b2sum: b2sum invocation. (line 6)
* background jobs, stopping at terminal write: Local. (line 44)
* binary I/O: dd invocation. (line 295)
* binary input files: md5sum invocation. (line 44)
* bind mount: rm invocation. (line 76)
-* bind mount <1>: stat invocation. (line 191)
+* bind mount <1>: stat invocation. (line 193)
* BLAKE2: b2sum invocation. (line 6)
* BLAKE2 hash length: b2sum invocation. (line 12)
* blank: Character sets. (line 92)
* color setup: dircolors invocation.
(line 6)
* color, distinguishing file types with: General output formatting.
- (line 26)
+ (line 29)
* cols: Special. (line 27)
* column to wrap data after: base64 invocation. (line 25)
* COLUMNS: General output formatting.
- (line 131)
+ (line 134)
* COLUMNS <1>: Special. (line 40)
* columns: Special. (line 27)
* combination settings: Combination. (line 6)
* commands for SELinux context: SELinux context. (line 6)
* commands for system context: System context. (line 6)
* commas, outputting between files: General output formatting.
- (line 104)
+ (line 107)
* comments, in dates: General date syntax. (line 63)
* common field, joining on: join invocation. (line 6)
* common lines: comm invocation. (line 19)
* count_bytes: dd invocation. (line 315)
* COW: cp invocation. (line 308)
* cp: cp invocation. (line 6)
-* crashes and corruption: sync invocation. (line 18)
+* crashes and corruption: sync invocation. (line 20)
* CRC checksum: cksum invocation. (line 6)
* cread: Control. (line 37)
* creating directories: mkdir invocation. (line 6)
* do nothing, successfully: true invocation. (line 6)
* do nothing, unsuccessfully: false invocation. (line 6)
* DOS file system: df invocation. (line 241)
-* double spacing: pr invocation. (line 86)
-* down columns: pr invocation. (line 58)
+* double spacing: pr invocation. (line 87)
+* down columns: pr invocation. (line 59)
* drain: Special. (line 30)
* dsusp: Characters. (line 59)
* dsync: dd invocation. (line 233)
* executable file check: Access permission tests.
(line 24)
* executables and file type, marking: General output formatting.
- (line 57)
+ (line 60)
* execute/search permission: Mode Structure. (line 18)
* execute/search permission, symbolic: Setting Permissions. (line 56)
* existence-of-file check: File characteristic tests.
* exit status of ls: ls invocation. (line 35)
* exit status of mktemp: mktemp invocation. (line 144)
* exit status of nice: nice invocation. (line 69)
-* exit status of nohup: nohup invocation. (line 55)
-* exit status of pathchk: pathchk invocation. (line 53)
+* exit status of nohup: nohup invocation. (line 57)
+* exit status of pathchk: pathchk invocation. (line 52)
* exit status of printenv: printenv invocation. (line 25)
* exit status of realpath: realpath invocation. (line 93)
* exit status of runcon: runcon invocation. (line 50)
* file timestamp resolution: touch invocation. (line 31)
* file timestamps, changing: touch invocation. (line 6)
* file type and executables, marking: General output formatting.
- (line 57)
+ (line 60)
* file type tests: File type tests. (line 6)
* file type, marking: General output formatting.
- (line 68)
+ (line 71)
* file type, marking <1>: General output formatting.
- (line 109)
+ (line 112)
* file types: Special file types. (line 10)
* file types, special: Special file types. (line 6)
* file utilities: Top. (line 32)
* formatting file contents: Formatting file contents.
(line 6)
* formatting of numbers in seq: seq invocation. (line 31)
-* formatting times: pr invocation. (line 90)
+* formatting times: pr invocation. (line 91)
* formatting times <1>: date invocation. (line 21)
* fortnight in date strings: Relative items in date strings.
(line 15)
* holes, copying files with: cp invocation. (line 340)
* holes, creating files with: truncate invocation. (line 15)
* horizontal, listing files: General output formatting.
- (line 114)
+ (line 117)
* host processor type: uname invocation. (line 60)
* hostid: hostid invocation. (line 6)
* hostname: hostname invocation. (line 6)
* imaxbel: Input. (line 61)
* immunity to hangups: nohup invocation. (line 6)
* implementation, hardware: uname invocation. (line 44)
-* indenting lines: pr invocation. (line 193)
+* indenting lines: pr invocation. (line 194)
* index: String expressions. (line 44)
* information, about current users: who invocation. (line 6)
* initial part of files, outputting: head invocation. (line 6)
* inode usage: df invocation. (line 81)
* inode usage, dereferencing in du: du invocation. (line 111)
* inode, and hard links: ln invocation. (line 36)
-* inodes, written buffered: sync invocation. (line 11)
+* inodes, written buffered: sync invocation. (line 13)
* inpck: Input. (line 22)
* input block size: dd invocation. (line 29)
* input encoding, UTF-8: Input. (line 38)
* input range to shuffle: shuf invocation. (line 25)
* input settings: Input. (line 6)
-* input tabs: pr invocation. (line 110)
+* input tabs: pr invocation. (line 111)
* install: install invocation. (line 6)
* intr: Characters. (line 19)
* invocation of commands, modified: Modified command invocation.
* LC_CTYPE <2>: sort invocation. (line 107)
* LC_CTYPE <3>: sort invocation. (line 161)
* LC_CTYPE <4>: printf invocation. (line 82)
-* LC_MESSAGES: pr invocation. (line 18)
+* LC_MESSAGES: pr invocation. (line 19)
* LC_NUMERIC: Block size. (line 62)
* LC_NUMERIC <1>: Floating point. (line 17)
* LC_NUMERIC <2>: sort invocation. (line 123)
* LC_NUMERIC <3>: sort invocation. (line 142)
* LC_NUMERIC <4>: sort invocation. (line 180)
* LC_NUMERIC <5>: printf invocation. (line 69)
-* LC_TIME: pr invocation. (line 97)
+* LC_TIME: pr invocation. (line 98)
* LC_TIME <1>: sort invocation. (line 169)
* LC_TIME <2>: Formatting file timestamps.
(line 31)
* leap seconds <6>: Time of day items. (line 14)
* leap seconds <7>: Seconds since the Epoch.
(line 28)
-* left margin: pr invocation. (line 193)
+* left margin: pr invocation. (line 194)
* length: String expressions. (line 48)
* limiting output of du: du invocation. (line 78)
* line: Special. (line 47)
* ls: ls invocation. (line 6)
* LS_BLOCK_SIZE: Block size. (line 12)
* LS_COLORS: General output formatting.
- (line 38)
+ (line 41)
* LS_COLORS <1>: dircolors invocation.
(line 25)
* lutimes: touch invocation. (line 109)
* nofollow: dd invocation. (line 289)
* nohup: nohup invocation. (line 6)
* nohup.out: nohup invocation. (line 6)
-* nohup.out <1>: nohup invocation. (line 23)
+* nohup.out <1>: nohup invocation. (line 24)
* nolinks: dd invocation. (line 292)
* non-directories, copying as special files: cp invocation. (line 115)
* non-directories, copying as special files <1>: cp invocation.
* nonblocking stty setting: Special. (line 30)
* none backup method: Backup options. (line 33)
* none color option: General output formatting.
- (line 28)
+ (line 31)
* none dd status=: dd invocation. (line 76)
* none, sorting option for ls: Sorting the output. (line 53)
* nonempty file check: File characteristic tests.
* output of parts of files: Output of parts of files.
(line 6)
* output settings: Output. (line 6)
-* output tabs: pr invocation. (line 130)
+* output tabs: pr invocation. (line 131)
* overwriting of input, allowed: sort invocation. (line 317)
* overwriting of input, allowed <1>: shuf invocation. (line 38)
* owned by effective group ID check: Access permission tests.
* POSIXLY_CORRECT: Common options. (line 11)
* POSIXLY_CORRECT <1>: Standards conformance.
(line 6)
-* POSIXLY_CORRECT <2>: pr invocation. (line 97)
+* POSIXLY_CORRECT <2>: pr invocation. (line 98)
* POSIXLY_CORRECT <3>: sort invocation. (line 331)
* POSIXLY_CORRECT <4>: sort invocation. (line 464)
* POSIXLY_CORRECT <5>: dd invocation. (line 417)
* pwd: pwd invocation. (line 6)
* quit: Characters. (line 22)
* quoting style: Formatting the file names.
- (line 37)
+ (line 42)
* radix for file offsets: od invocation. (line 44)
* random seed: Random sources. (line 31)
* random sort: sort invocation. (line 210)
(line 23)
* sane: Combination. (line 25)
* scheduling, affecting: nice invocation. (line 6)
-* screen columns: fold invocation. (line 19)
+* screen columns: fold invocation. (line 23)
* seconds since the epoch: Time conversion specifiers.
(line 32)
* section delimiters of pages: nl invocation. (line 66)
* sha384sum: sha2 utilities. (line 6)
* sha512sum: sha2 utilities. (line 6)
* SHELL environment variable, and color: General output formatting.
- (line 38)
+ (line 41)
* SHELL environment variable, and color <1>: dircolors invocation.
(line 25)
* shell utilities: Top. (line 32)
* suffix, stripping from file names: basename invocation. (line 6)
* sum: sum invocation. (line 6)
* summarizing files: Summarizing files. (line 6)
-* superblock, writing: sync invocation. (line 11)
+* superblock, writing: sync invocation. (line 13)
* supplementary groups, printing: groups invocation. (line 6)
* susp: Characters. (line 56)
* swab (byte-swapping): dd invocation. (line 150)
* terminal lines, currently used: who invocation. (line 12)
* terminal settings: stty invocation. (line 6)
* terminal, using color iff: General output formatting.
- (line 29)
+ (line 32)
* terse output: stat invocation. (line 58)
* test: test invocation. (line 6)
* text: dd invocation. (line 299)
* time <1>: Special. (line 12)
* time conversion specifiers: Time conversion specifiers.
(line 6)
-* time formats: pr invocation. (line 90)
+* time formats: pr invocation. (line 91)
* time formats <1>: date invocation. (line 21)
* time limit: timeout invocation. (line 6)
* time of day item: Time of day items. (line 6)
* tsort: tsort invocation. (line 6)
* tty: tty invocation. (line 6)
* two-way parity: Control. (line 9)
-* type size: od invocation. (line 130)
-* TZ: pr invocation. (line 103)
+* type size: od invocation. (line 131)
+* TZ: pr invocation. (line 104)
* TZ <1>: Formatting file timestamps.
(line 19)
* TZ <2>: touch invocation. (line 75)
-* TZ <3>: stat invocation. (line 227)
+* TZ <3>: stat invocation. (line 229)
* TZ <4>: who invocation. (line 27)
* TZ <5>: date invocation. (line 17)
* TZ <6>: Options for date. (line 117)
* VERSION_CONTROL <3>: mv invocation. (line 71)
* VERSION_CONTROL <4>: ln invocation. (line 93)
* vertical sorted files in columns: General output formatting.
- (line 19)
+ (line 22)
* vtN: Output. (line 60)
* wc: wc invocation. (line 6)
* week in date strings: Relative items in date strings.
Tag Table:
Node: Top\7f9947
Node: Introduction\7f28547
-Node: Common options\7f31602
-Node: Exit status\7f36789
-Node: Backup options\7f38034
-Node: Block size\7f41275
-Node: Floating point\7f49650
-Node: Signal specifications\7f51737
-Node: Disambiguating names and IDs\7f55273
-Ref: Disambiguating names and IDs-Footnote-1\7f57888
-Node: Random sources\7f57990
-Node: Target directory\7f60834
-Node: Trailing slashes\7f66344
-Node: Traversing symlinks\7f68094
-Node: Treating / specially\7f69948
-Node: Special built-in utilities\7f72823
-Node: Standards conformance\7f75229
-Node: Multi-call invocation\7f77716
-Node: Output of entire files\7f79593
-Node: cat invocation\7f80469
-Node: tac invocation\7f83014
-Node: nl invocation\7f85033
-Node: od invocation\7f90544
-Node: base32 invocation\7f101268
-Node: base64 invocation\7f101982
-Node: Formatting file contents\7f104108
-Node: fmt invocation\7f104654
-Node: pr invocation\7f109001
-Node: fold invocation\7f127758
-Node: Output of parts of files\7f130033
-Node: head invocation\7f130577
-Node: tail invocation\7f134752
-Node: split invocation\7f151793
-Node: csplit invocation\7f165256
-Node: Summarizing files\7f172720
-Node: wc invocation\7f173695
-Node: sum invocation\7f178585
-Node: cksum invocation\7f180744
-Node: b2sum invocation\7f182327
-Node: md5sum invocation\7f183299
-Node: sha1sum invocation\7f194129
-Node: sha2 utilities\7f195195
-Node: Operating on sorted files\7f195838
-Node: sort invocation\7f196593
-Ref: sort invocation-Footnote-1\7f239399
-Node: shuf invocation\7f240337
-Node: uniq invocation\7f244895
-Node: comm invocation\7f253994
-Node: ptx invocation\7f259490
-Node: General options in ptx\7f266261
-Node: Charset selection in ptx\7f267002
-Node: Input processing in ptx\7f268505
-Node: Output formatting in ptx\7f278053
-Node: Compatibility in ptx\7f289341
-Node: tsort invocation\7f294353
-Node: tsort background\7f298831
-Node: Operating on fields\7f301779
-Node: cut invocation\7f302208
-Node: paste invocation\7f309383
-Node: join invocation\7f312214
-Node: Operating on characters\7f323034
-Node: tr invocation\7f323481
-Node: Character sets\7f326035
-Node: Translating\7f333006
-Node: Squeezing and deleting\7f336115
-Node: expand invocation\7f340807
-Node: unexpand invocation\7f343068
-Node: Directory listing\7f346590
-Node: ls invocation\7f347204
-Ref: ls invocation-Footnote-1\7f351044
-Node: Which files are listed\7f351365
-Node: What information is listed\7f357255
-Node: Sorting the output\7f371379
-Node: Details about version sort\7f375202
-Node: General output formatting\7f377591
-Node: Formatting file timestamps\7f386231
-Node: Formatting the file names\7f394338
-Node: dir invocation\7f400790
-Node: vdir invocation\7f401416
-Node: dircolors invocation\7f401950
-Node: Basic operations\7f404551
-Node: cp invocation\7f405395
-Node: dd invocation\7f434865
-Node: install invocation\7f460153
-Node: mv invocation\7f469700
-Node: rm invocation\7f477861
-Node: shred invocation\7f485659
-Node: Special file types\7f500505
-Node: link invocation\7f502992
-Node: ln invocation\7f504799
-Node: mkdir invocation\7f519914
-Node: mkfifo invocation\7f524070
-Node: mknod invocation\7f526392
-Node: readlink invocation\7f530714
-Node: rmdir invocation\7f534222
-Node: unlink invocation\7f535943
-Node: Changing file attributes\7f537321
-Node: chown invocation\7f538529
-Node: chgrp invocation\7f548160
-Node: chmod invocation\7f553107
-Node: touch invocation\7f557419
-Node: Disk usage\7f569184
-Node: df invocation\7f570236
-Node: du invocation\7f585758
-Node: stat invocation\7f603455
-Node: sync invocation\7f618104
-Node: truncate invocation\7f621608
-Node: Printing text\7f624201
-Node: echo invocation\7f624660
-Node: printf invocation\7f628603
-Node: yes invocation\7f638269
-Node: Conditions\7f639230
-Node: false invocation\7f639979
-Node: true invocation\7f641700
-Node: test invocation\7f643704
-Node: File type tests\7f646886
-Node: Access permission tests\7f648193
-Node: File characteristic tests\7f649386
-Node: String tests\7f650387
-Node: Numeric tests\7f651359
-Node: Connectives for test\7f652615
-Node: expr invocation\7f654350
-Node: String expressions\7f658417
-Node: Numeric expressions\7f662083
-Node: Relations for expr\7f662855
-Node: Examples of expr\7f664380
-Node: Redirection\7f665434
-Node: tee invocation\7f666110
-Node: File name manipulation\7f675944
-Node: basename invocation\7f676640
-Node: dirname invocation\7f679718
-Node: pathchk invocation\7f682252
-Node: mktemp invocation\7f685020
-Node: realpath invocation\7f694522
-Node: Working context\7f699911
-Node: pwd invocation\7f700699
-Node: stty invocation\7f702738
-Node: Control\7f707222
-Node: Input\7f708866
-Node: Output\7f711309
-Node: Local\7f713265
-Node: Combination\7f716250
-Node: Characters\7f719198
-Node: Special\7f721904
-Node: printenv invocation\7f724983
-Node: tty invocation\7f726322
-Node: User information\7f727229
-Node: id invocation\7f728046
-Node: logname invocation\7f731607
-Node: whoami invocation\7f732426
-Node: groups invocation\7f732983
-Node: users invocation\7f734715
-Node: who invocation\7f736439
-Node: System context\7f741295
-Node: date invocation\7f742143
-Node: Time conversion specifiers\7f744384
-Node: Date conversion specifiers\7f748316
-Node: Literal conversion specifiers\7f752432
-Node: Padding and other flags\7f752787
-Node: Setting the time\7f755791
-Node: Options for date\7f757608
-Node: Examples of date\7f763856
-Ref: %s-examples\7f765653
-Node: arch invocation\7f769956
-Node: nproc invocation\7f770741
-Node: uname invocation\7f772180
-Node: hostname invocation\7f776321
-Node: hostid invocation\7f777514
-Node: uptime invocation\7f778711
-Node: SELinux context\7f780875
-Node: chcon invocation\7f781341
-Node: runcon invocation\7f784754
-Node: Modified command invocation\7f787155
-Node: chroot invocation\7f788423
-Ref: chroot invocation-Footnote-1\7f794340
-Node: env invocation\7f795208
-Node: nice invocation\7f800975
-Node: nohup invocation\7f807250
-Node: stdbuf invocation\7f811490
-Node: timeout invocation\7f815590
-Node: Process control\7f819848
-Node: kill invocation\7f820080
-Node: Delaying\7f825127
-Node: sleep invocation\7f825340
-Node: Numeric operations\7f826842
-Node: factor invocation\7f827237
-Node: numfmt invocation\7f829526
-Node: General options in numfmt\7f830954
-Node: Possible UNITs\7f838982
-Node: Examples of using numfmt\7f843176
-Node: seq invocation\7f847467
-Node: File permissions\7f853512
-Node: Mode Structure\7f854461
-Node: Symbolic Modes\7f860496
-Node: Setting Permissions\7f862089
-Node: Copying Permissions\7f866245
-Node: Changing Special Mode Bits\7f867373
-Node: Conditional Executability\7f870541
-Node: Multiple Changes\7f871450
-Node: Umask and Protection\7f873894
-Node: Numeric Modes\7f875891
-Node: Operator Numeric Modes\7f878970
-Node: Directory Setuid and Setgid\7f880444
-Node: Date input formats\7f886359
-Node: General date syntax\7f890270
-Node: Calendar date items\7f894675
-Node: Time of day items\7f897485
-Node: Time zone items\7f900540
-Node: Combined date and time of day items\7f902406
-Node: Day of week items\7f903548
-Node: Relative items in date strings\7f905409
-Node: Pure numbers in date strings\7f909332
-Node: Seconds since the Epoch\7f910805
-Node: Specifying time zone rules\7f913204
-Node: Authors of parse_datetime\7f916781
-Ref: Authors of get_date\7f916970
-Node: Opening the software toolbox\7f918284
-Node: Toolbox introduction\7f919129
-Node: I/O redirection\7f923341
-Node: The who command\7f927935
-Node: The cut command\7f929205
-Node: The sort command\7f930678
-Node: The uniq command\7f931676
-Node: Putting the tools together\7f932679
-Ref: Putting the tools together-Footnote-1\7f950278
-Node: About the translation\7f950386
-Node: GNU Free Documentation License\7f958650
-Node: Concept index\7f984023
+Node: Common options\7f31593
+Node: Exit status\7f36780
+Node: Backup options\7f38025
+Node: Block size\7f41266
+Node: Floating point\7f49641
+Node: Signal specifications\7f51728
+Node: Disambiguating names and IDs\7f55264
+Ref: Disambiguating names and IDs-Footnote-1\7f57879
+Node: Random sources\7f57981
+Node: Target directory\7f60825
+Node: Trailing slashes\7f66335
+Node: Traversing symlinks\7f68085
+Node: Treating / specially\7f69939
+Node: Special built-in utilities\7f72814
+Node: Standards conformance\7f75220
+Node: Multi-call invocation\7f77707
+Node: Output of entire files\7f79565
+Node: cat invocation\7f80441
+Node: tac invocation\7f82986
+Node: nl invocation\7f85005
+Node: od invocation\7f90516
+Node: base32 invocation\7f101315
+Node: base64 invocation\7f102029
+Node: Formatting file contents\7f104155
+Node: fmt invocation\7f104701
+Node: pr invocation\7f109048
+Node: fold invocation\7f127811
+Node: Output of parts of files\7f130343
+Node: head invocation\7f130887
+Node: tail invocation\7f135062
+Node: split invocation\7f152103
+Node: csplit invocation\7f165566
+Node: Summarizing files\7f173030
+Node: wc invocation\7f174005
+Node: sum invocation\7f178889
+Node: cksum invocation\7f181048
+Node: b2sum invocation\7f182631
+Node: md5sum invocation\7f183603
+Node: sha1sum invocation\7f194441
+Node: sha2 utilities\7f195507
+Node: Operating on sorted files\7f196150
+Node: sort invocation\7f196905
+Ref: sort invocation-Footnote-1\7f239705
+Node: shuf invocation\7f240643
+Node: uniq invocation\7f245201
+Node: comm invocation\7f254300
+Node: ptx invocation\7f259796
+Node: General options in ptx\7f266567
+Node: Charset selection in ptx\7f267308
+Node: Input processing in ptx\7f268811
+Node: Output formatting in ptx\7f278359
+Node: Compatibility in ptx\7f289647
+Node: tsort invocation\7f294659
+Node: tsort background\7f299137
+Node: Operating on fields\7f302085
+Node: cut invocation\7f302514
+Node: paste invocation\7f309689
+Node: join invocation\7f312520
+Node: Operating on characters\7f323340
+Node: tr invocation\7f323787
+Node: Character sets\7f326341
+Node: Translating\7f333312
+Node: Squeezing and deleting\7f336421
+Node: expand invocation\7f341113
+Node: unexpand invocation\7f343374
+Node: Directory listing\7f346896
+Node: ls invocation\7f347510
+Ref: ls invocation-Footnote-1\7f351350
+Node: Which files are listed\7f351671
+Node: What information is listed\7f357561
+Node: Sorting the output\7f371642
+Node: Details about version sort\7f375465
+Node: General output formatting\7f377854
+Node: Formatting file timestamps\7f386615
+Node: Formatting the file names\7f394722
+Node: dir invocation\7f402598
+Node: vdir invocation\7f403224
+Node: dircolors invocation\7f403758
+Node: Basic operations\7f406359
+Node: cp invocation\7f407203
+Node: dd invocation\7f436672
+Node: install invocation\7f461966
+Node: mv invocation\7f471439
+Node: rm invocation\7f479599
+Node: shred invocation\7f487406
+Node: Special file types\7f502252
+Node: link invocation\7f504739
+Node: ln invocation\7f506546
+Node: mkdir invocation\7f521660
+Node: mkfifo invocation\7f525816
+Node: mknod invocation\7f528138
+Node: readlink invocation\7f532460
+Node: rmdir invocation\7f535968
+Node: unlink invocation\7f537689
+Node: Changing file attributes\7f539067
+Node: chown invocation\7f540275
+Node: chgrp invocation\7f549914
+Node: chmod invocation\7f554869
+Node: touch invocation\7f559189
+Node: Disk usage\7f570958
+Node: df invocation\7f572010
+Node: du invocation\7f587532
+Node: stat invocation\7f605229
+Node: sync invocation\7f620007
+Node: truncate invocation\7f623526
+Node: Printing text\7f626154
+Node: echo invocation\7f626613
+Node: printf invocation\7f630556
+Node: yes invocation\7f640222
+Node: Conditions\7f641183
+Node: false invocation\7f641932
+Node: true invocation\7f643653
+Node: test invocation\7f645657
+Node: File type tests\7f648821
+Node: Access permission tests\7f650131
+Node: File characteristic tests\7f651324
+Node: String tests\7f652325
+Node: Numeric tests\7f653301
+Node: Connectives for test\7f654557
+Node: expr invocation\7f656292
+Node: String expressions\7f660359
+Node: Numeric expressions\7f664025
+Node: Relations for expr\7f664797
+Node: Examples of expr\7f666322
+Node: Redirection\7f667376
+Node: tee invocation\7f668052
+Node: File name manipulation\7f677886
+Node: basename invocation\7f678582
+Node: dirname invocation\7f681660
+Node: pathchk invocation\7f684194
+Node: mktemp invocation\7f686932
+Node: realpath invocation\7f696440
+Node: Working context\7f701829
+Node: pwd invocation\7f702617
+Node: stty invocation\7f704656
+Node: Control\7f709140
+Node: Input\7f710784
+Node: Output\7f713227
+Node: Local\7f715183
+Node: Combination\7f718168
+Node: Characters\7f721116
+Node: Special\7f723822
+Node: printenv invocation\7f726901
+Node: tty invocation\7f728240
+Node: User information\7f729147
+Node: id invocation\7f729964
+Node: logname invocation\7f733528
+Node: whoami invocation\7f734347
+Node: groups invocation\7f734904
+Node: users invocation\7f736636
+Node: who invocation\7f738360
+Node: System context\7f743216
+Node: date invocation\7f744064
+Node: Time conversion specifiers\7f746305
+Node: Date conversion specifiers\7f750237
+Node: Literal conversion specifiers\7f754353
+Node: Padding and other flags\7f754708
+Node: Setting the time\7f757712
+Node: Options for date\7f759529
+Node: Examples of date\7f765780
+Ref: %s-examples\7f767577
+Node: arch invocation\7f771880
+Node: nproc invocation\7f772665
+Node: uname invocation\7f774104
+Node: hostname invocation\7f778245
+Node: hostid invocation\7f779438
+Node: uptime invocation\7f780635
+Node: SELinux context\7f782799
+Node: chcon invocation\7f783265
+Node: runcon invocation\7f786678
+Node: Modified command invocation\7f789073
+Node: chroot invocation\7f790341
+Ref: chroot invocation-Footnote-1\7f796258
+Node: env invocation\7f797126
+Node: nice invocation\7f802893
+Node: nohup invocation\7f809168
+Node: stdbuf invocation\7f813458
+Node: timeout invocation\7f817558
+Node: Process control\7f821816
+Node: kill invocation\7f822048
+Node: Delaying\7f827089
+Node: sleep invocation\7f827302
+Node: Numeric operations\7f828804
+Node: factor invocation\7f829199
+Node: numfmt invocation\7f831488
+Node: General options in numfmt\7f832916
+Node: Possible UNITs\7f840969
+Node: Examples of using numfmt\7f845163
+Node: seq invocation\7f849454
+Node: File permissions\7f855523
+Node: Mode Structure\7f856472
+Node: Symbolic Modes\7f862507
+Node: Setting Permissions\7f864100
+Node: Copying Permissions\7f868256
+Node: Changing Special Mode Bits\7f869384
+Node: Conditional Executability\7f872552
+Node: Multiple Changes\7f873461
+Node: Umask and Protection\7f875905
+Node: Numeric Modes\7f877902
+Node: Operator Numeric Modes\7f880981
+Node: Directory Setuid and Setgid\7f882455
+Node: Date input formats\7f888370
+Node: General date syntax\7f892281
+Node: Calendar date items\7f896686
+Node: Time of day items\7f899496
+Node: Time zone items\7f902551
+Node: Combined date and time of day items\7f904432
+Node: Day of week items\7f905574
+Node: Relative items in date strings\7f907435
+Node: Pure numbers in date strings\7f911358
+Node: Seconds since the Epoch\7f912831
+Node: Specifying time zone rules\7f915230
+Node: Authors of parse_datetime\7f918807
+Ref: Authors of get_date\7f918996
+Node: Opening the software toolbox\7f920310
+Node: Toolbox introduction\7f921155
+Node: I/O redirection\7f925367
+Node: The who command\7f929961
+Node: The cut command\7f931231
+Node: The sort command\7f932704
+Node: The uniq command\7f933702
+Node: Putting the tools together\7f934705
+Ref: Putting the tools together-Footnote-1\7f952289
+Node: About the translation\7f952397
+Node: GNU Free Documentation License\7f960726
+Node: Concept index\7f986099
\1f
End Tag Table
@command{sort} や @command{date} コマンドの動作に疑問がある場合は、@option{--debug}
オプションを試してみていただきたい。
その出力が手がかりになって、バグレポートに対する回答を待つまでもなく、
-問題の在り処を突き止め、それを解決できることも多いからだ。
+問題の在り処を突き止め、解決できることも多いからだ。
デバッグの出力が問題を自分で解決するのに十分でないときは、
それを圧縮して、提出するバグレポートに添付していただきたい。
@itemx --suffix=@var{suffix}
@opindex -S
@opindex --suffix
-@option{-b} によって作られる各バックアップファイルの後ろに @var{suffix} を
-付ける。 @xref{Backup options}.
+@option{-b} によって作られる各バックアップファイルの後ろに
+@var{suffix} を付ける。 @xref{Backup options}.
@end macro
@macro optTargetDirectory
最近のシステムでは、ほとんどすべてが IEEE-754 の浮動小数点を採用しているので、
今日では IEEE-754 の動作を想定しておけば、たいていどこでも問題がない。
IEEE-754 には、正と負の無限があり、正と負のゼロを区別する。
-また、NaN (訳注: not a number) という特別な値を使って、
+また、NaN (訳注: Not a Number) という特別な値を使って、
ゼロをゼロで割るといった無効な演算を表現する。
より詳しい情報については、デイビッド・ゴールドバーグの論文
@uref{http://@/www.validlab.com/@/goldberg/@/paper.pdf,
POSIX 1003.1-2001, POSIX 1003.1-2008 を表している。
一例を挙げよう。御使用のシステムが POSIX 1003.1-2001
に準拠しているのに、動かしているソフトウェアが @samp{sort +1} や @samp{tail +10}
-ã\81¨ã\81\84ã\81£ã\81\9fæ\97§æ\9d¥ã\81®ç\94¨æ³\95ã\82\92持っている場合には、環境に @samp{_POSIX2_VERSION=200809}
+ã\81¨ã\81\84ã\81£ã\81\9fæ\97§æ\9d¥ã\81®ç\94¨æ³\95ã\82\82持っている場合には、環境に @samp{_POSIX2_VERSION=200809}
を設定することで、互換性の問題を回避することができる。
@c This node is named "Multi-call invocation", not the usual
@command{coreutils} コマンドは個々のユーティリティ・プログラムを呼び出す。
呼び出されるユーティリティ・プログラムは、@command{coreutils}
-を呼び出すために使ったファイル名の最後の要素によって @command{coreutils}
-が自動的にに選んだものか、あるいは、@option{--coreutils-prog}
-オプションを使って明示的に指定されたものである。
-@sp 1
-書式
+を呼び出すために使ったファイル名の最後の要素によって自動的に選ばれたものか、
+あるいは、@option{--coreutils-prog} オプションを使って明示的に指定されたものである。
+
+書式:
@example
coreutils @option{--coreutils-prog=PROGRAM} @dots{}
@command{cat} は、各 @var{file} (@samp{-} は標準入力を意味する) を標準出力にコピーする。
@var{file} が一つも指定されていない場合は、標準入力から読み込む。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{tac} は、各 @var{file} (@samp{-} は標準入力を意味する) を、@var{file} ごとにレコード
(records、デフォルトでは行) の順番を逆にして、標準出力にコピーする。
@var{file} が一つも指定されていない場合は、標準入力から読み込む。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{nl} は、各 @var{file} (@samp{-} は標準入力を意味する)
を、すべての行、または、一部の行に行番号を付けて、標準出力に書き出す。
@var{file} が一つも指定されていない場合は、標準入力から読み込む。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{od} は、各 @var{file} (@samp{-} は標準入力を意味する) の内容を、
曖昧さの余地がない形で標準出力に書き出す。@var{file} が一つも指定されていない場合は、
標準入力から読み込む。
-@sp 1
+
書式:
@smallexample
@option{-j} オプションの場合と同じように解釈される。
@option{--strings} に続く @var{bytes} が省略された場合、デフォルトは 3 である。
+(訳注: 短縮形の @option{-S} では @var{bytes} を省略できない。)
@item -t @var{type}
@itemx --format=@var{type}
@command{base64} はファイル、または標準入力から読み込んだデータを、
base64 でエンコードした形式に変換する (あるいは、その逆を行う)。
base64 でエンコードした形式は、表示可能な ASCII 文字を用いて、バイナリデータを表現する。
-@sp 1
+
書式:
@smallexample
@command{fmt} は行を折り返したり、結合したりして、出力する各行が指定された文字数に納まるように調整する。
1 行のデフォルトはアスキー文字で 75 文字である。
(訳注: 日本語のテキストは、通常単語を空白で区切らないので、うまく整形できない。)
-@sp 1
+
書式:
@example
を標準出力に書き出す。@var{file} が指定されていない場合は、標準入力を対象にする。
その際、ページ付けを行い、指定があれば段組みをして出力する。また、すべての
@var{file} を一つに統合し、1 段 1 ファイルの形式で平行して表示することもできる。
+
(訳注: @command{pr} はページ構成をするコマンドであって、
長い行の折り返しなどの整形をするわけではない。そうしたことは、@command{fmt} や
@command{fold} の仕事である。なお、@command{pr} の日本語対応は十分ではない。
とくに段組みがうまくいかない。)
-@sp 1
+
書式:
@example
@itemx --width=@var{page_width}
@opindex -w
@opindex --width
-本文を多段組み出力にしたときのみ、ページの幅を @var{page_width} 文字にする
+æ\9c¬æ\96\87ã\82\92å¤\9a段çµ\84ã\81¿å\87ºå\8a\9bã\81«ã\81\97ã\81\9fã\81¨ã\81\8dã\81«ã\81®ã\81¿ã\80\81ã\83\9aã\83¼ã\82¸ã\81®å¹\85ã\82\92 @var{page_width} æ\96\87å\97ã\81«ã\81\99ã\82\8b
(@var{page_width} のデフォルトは 72 字)。各段の幅が等しくなるようにするため、
ページ幅が指定した @var{page_width} より狭くなることがある。
多段組みで @option{-w} オプションを指定せず、@option{-s[CHAR]}
@command{fold} は、各 @var{file} (@option{-} は標準入力を表す)
を、長い行は折り返して、標準出力に書き出す。
@var{file} が指定されていない場合は、標準入力を対象にする。
-(訳注: @command{fold} の日本語対応は完全ではない。出力行の長さによっては、
-あるいは、日本語にアルファベットが混じると、文字化けすることがある。
-なお、日本語の漢字やかなは、たいていの場合 1 字 3 桁として計算されているようだ。)
-@sp 1
+
+(訳注: @command{fold} の日本語対応は完全ではない。
+UTF-8 の漢字やかなは、たいていの場合 1 文字 が 3 桁として計算され、
+実際の画面では 2 桁分を占める。だから、UTF-8 の文字がすべて
+3 ビットで表現されるものなら、@samp{fold -w 105} で日本語のテキストが 1 行 35 字
+(70 桁) できちんと表示される。だが、出力行の長さが不適切だったり、ASCII 文字や
+4 ビットで表現される UTF-8 の文字が交じたっりすると、文字化けすることになる。)
+
書式:
@example
@command{head} は、各 @var{file} の先頭部分 (デフォルトでは 10 行) を表示する。
ファイルが指定されていない場合や、@var{file} として
@option{-} が指定されている場合は、標準入力から読み込む。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{tail} は、各 @var{file} の末尾部分 (デフォルトでは 10 行) を表示する。
ファイルが指定されていない場合や、@var{file} として
@samp{-} が指定されている場合は、標準入力から読み込む。
-@sp 1
+
書式:
@example
あるいは 1 行づつ順番に分配された形で含まれることになる (訳注: 前者は単純な分割であり、
後者は後述の「ラウンド・ロビン方式」である。@option{-n} オプションを参照)。
@var{input} が指定されていない場合や、@samp{-} である場合には、標準入力から読み込む。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{csplit} は、入力ファイル @var{input} を分割して 0 個以上の出力ファイルを生成する。
@var{input} が @samp{-} である場合は、標準入力から読み込む。
-@sp 1
+
書式:
@example
(訳注: 空白、タブ、改行など) で区切られた単語数、改行数を算出する。
@var{file} が指定されなかった場合や、@var{file} として @samp{-}
が指定された場合は、標準入力を対象とする。
-@sp 1
+
書式:
@example
@itemx --max-line-length
@opindex -L
@opindex --max-line-length
-最長表示行の長さのみを表示する。タブは 8 桁ごとの位置ににあるものとする。
+最長表示行の長さのみを表示する。タブ位置は 8 桁ごとにあるものとする。
ワイド・キャラクタについては、表示される幅を考慮する。非表示文字の幅は 0 とする。
@macro filesZeroFromOption{cmd,withTotalOption,subListOutput}
@command{sum} は、指定された各 @var{file} の 16-bit チェックサムを計算する。
@var{file} が指定されなかった場合や、@var{file} として @samp{-} が指定された場合は、
標準入力を対象とする。
-@sp 1
+
書式:
@example
CRC (cyclic redundancy check、巡回冗長検査) チェックサムを計算する。
@var{file} が指定されなかった場合や、@var{file} として @samp{-} が指定された場合は、
標準入力を対象とする。
-@sp 1
+
書式:
@example
@xref{sha2 utilities}.
指定された @var{file} が @samp{-} の場合や、ファイルが全く指定されなかった場合は、
-@command{md5sum} は標準入力のチェックサムを計算する。また、@command{md5sum} は、
-ファイルとチェックサムの間に矛盾がないかどうかを判定することもできる。
-@sp 1
+@command{md5sum} は標準入力のチェックサムを計算する。また、@command{md5sum}
+ã\81¯ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¨ã\83\81ã\82§ã\83\83ã\82¯ã\82µã\83 ã\81®é\96\93ã\81«ç\9f\9bç\9b¾ã\81\8cã\81ªã\81\84ã\81\8bã\81©ã\81\86ã\81\8bã\82\92å\88¤å®\9aã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\82\82ã\81§ã\81\8dã\82\8bã\80\82
+
書式:
@example
MD5 チェックサム、一個の空白、入力モードがバイナリかテキストかを示すフラグ、
それにファイル名を出力する。バイナリモードの指標は @samp{*} であり、
テキストモードの指標は @samp{ } (空白) である。
-ã\83\90ã\82¤ã\83\8aã\83ªã\83¢ã\83¼ã\83\89ã\81¯ã\80\81ã\81\9dã\81®å\8cºå\88¥ã\81«æ\84\8få\91³ã\81®ã\81\82ã\82\8bã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81§ã\81¯デフォルトだが、
+ã\83¢ã\83¼ã\83\89ã\81®å\8cºå\88¥ã\81«æ\84\8få\91³ã\81®ã\81\82ã\82\8bã\82·ã\82¹ã\83\86ã\83 ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\83\90ã\82¤ã\83\8aã\83ªã\83¢ã\83¼ã\83\89ã\81\8cデフォルトだが、
そうでないシステムではテキストモードがデフォルトである。
@var{file} にバックスラッシュや改行文字が含まれている場合は、出力する行の先頭にバックスラッシュを付け、
さらに、ファイル名中の問題のある各文字をバックスラッシュでエスケープする。
-ã\81\9dã\81\86ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81§ã\80\81ã\82\8fã\81\8cã\81¾ã\81¾ã\81ªã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8dã\81\8cã\81\82ã\81£ã\81¦ã\82\82ã\80\81å\87ºå\8a\9bã\81«èª¤è§£ã\81®ä½\99å\9c°ã\81\8cã\81ªã\81\84ã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\82\8fã\81\91だ。
+ã\81\9dã\81\86ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81§ã\80\81ã\82\8fã\81\8cã\81¾ã\81¾ã\81ªã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8dã\81\8cã\81\82ã\81£ã\81¦ã\82\82ã\80\81å\87ºå\8a\9bã\81«èª¤è§£ã\81®ä½\99å\9c°ã\81\8cã\81ªã\81\84ã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81®だ。
@var{file} が指定されていなかったり、@samp{-} という形で指定されている場合は、
標準入力から読み込む。
そうした入力ファイルの各行に対して、@command{md5sum} は、そこに名前を記載されたファイルを読み込み、
その MD5 チェックサムを計算する。そして、算出したメッセージダイジェストが、
そのファイル名と同じ行にあるチェックサムと一致しなかった場合は、
-ã\81\9dã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81¯テストに失敗したものとするのである。
+ã\81\9dã\81®ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92テストに失敗したものとするのである。
両者が一致した場合は、テストにパスしたことになる。
デフォルトでは、有効な各行に対して標準出力にメッセージを 1 行づつ書き出し、
-æ\8c\87å\90\8dã\81\95ã\82\8cã\81\9fファイルがテストにパスしたかどうかを報告する。
+æ\8c\87å\90\8dã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bファイルがテストにパスしたかどうかを報告する。
また、すべてのチェックが完了したとき、テストに失敗したものが一つでもあれば、
警告メッセージを標準エラーに出力する。
この出力を抑制したければ、@option{--status} オプションを使用すればよい。
@opindex --ignore-missing
@cindex verifying MD5 checksums
このオプションが役に立つのは、チェックサムの照合をするときだけである。
-ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81ã\83\81ã\82§ã\83\83ã\82¯ã\82µã\83 ã\82\92ç\85§å\90\88ã\81\99ã\82\8bé\9a\9bã\80\81ファイルが存在しなくても、
+ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92æ\8c\87å®\9aã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81ã\83\81ã\82§ã\83\83ã\82¯ã\82µã\83 ã\82\92ç\85§å\90\88ã\81\99ã\82\8bé\9a\9bã\81«ファイルが存在しなくても、
実行に失敗したり、ステータス情報を出したりしなくなる。
ダウンロードしたファイルにチェックサムの長大なリストが付いているとき、
一部のファイルの照合をするのに便利である。
ファイルが一つも指定されなかった場合や、@var{file} として @samp{-}
が指定された場合は、標準入力から読み込む。デフォルトでは、@command{sort}
は結果を標準出力に書き出す。
-@sp 1
+
書式:
@example
行末の改行は、比較に当たっては、行の一部として扱われない。
入力ファイルの最後のバイトが改行でなければ、GNU の @command{sort} は黙って改行を追加する。
GNU の @command{sort} では (GNU のすべてのユーティリティについて規定されているとおり)、
-入力行の長さに上限がない。言い換えれば、各行に含まれるバイト数に制限がない。
+入力行の長さに上限がない。すなわち、各行に含まれるバイト数に制限がない。
@command{sort} には三つの動作モードがある。ソート (これがデフォルト)、
マージ、それに、すでにソートされているかどうかのチェックである。
@command{shuf} は、入力された行をランダムに並べ替えてから出力することによって、
入力のシャッフルを行う。どの並び替えが出力されるかは、確率的に等しい。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{uniq} は、指定された @var{input} ファイルにある行を、重複を省いて書き出す。
ファイルが指定されていない場合や、@var{input} として
@samp{-} が指定されている場合は、標準入力を対象とする。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{comm} は、二つの入力ファイルの共通する行と独自な行を、標準出力に区別して書き出す。
@samp{-} というファイル名は、標準入力を意味している。
-@sp 1
+
書式:
@example
が指定されている場合は、標準入力を対象にする。
より詳しい説明や、このコマンドが作成された経緯については、次節「@command{tsort}:
誕生の背景」を御覧になっていただきたい。 @ref{tsort background}
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{cut} は、各ファイルから各行の一部を抜き出して、標準出力に書き出す。
ファイルが指定されていない場合や、ファイル名として @samp{-}
が指定されている場合は、標準入力を対象とする。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{join} は、二つの入力ファイルを対象に、同一の共通フィールド
(join field) を持つことで「対」になっている各行を、
1 行にまとめて、標準出力に書き出す。
-@sp 1
+
書式:
@example
その際にタブ文字を適切な数のスペースに変換する。
@var{file} が指定されていない場合や、@var{file} として @samp{-}
が指定されている場合は、標準入力を対象にする。
-@sp 1
+
書式:
@example
標準入力を対象にする。デフォルトの POSIX ロケールでは、空白 (@dfn{blank})
とは、スペースかタブのことである。
他のロケールでは、ほかの空白文字が追加されているかもしれない。
-@sp 1
+
書式:
@example
引用符を付加するクォート方式を使用している場合には (たとえば、
@option{--quoting-style=c})、引用符もオフセットの示す範囲に含まれる。
-ã\81\9dã\81\93ã\81§ã\80\81ã\83¦ã\83¼ã\82¶ã\81\8cç\92°å¢\83å¤\89æ\95° @env{QUOTING_STYLE} ã\82\92è¨å®\9aã\81\97ã\81¦ã\80\81
-ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9fã\82¯ã\82©ã\83¼ã\83\88æ\96¹å¼\8fã\82\92é\81¸æ\8a\9eã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\8bã\82\82ã\81\97ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\81\93ã\81¨ã\81«æ°\97ã\82\92ä»\98ã\81\91ã\81ªã\81\91ã\82\8cã\81°ã\81ªã\82\89ã\81ªã\81\84。
-要するに、@option{--dired} を使用するアプリケーションでは、
+ã\81\9dã\81\93ã\81§ã\80\81ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9fã\82¯ã\82©ã\83¼ã\83\88æ\96¹å¼\8fã\81\8cã\80\81ç\92°å¢\83å¤\89æ\95° @env{QUOTING_STYLE}
+ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦é\81¸æ\8a\9eã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bå\8f¯è\83½æ\80§ã\82\82è\80\83æ\85®ã\81«å\85¥ã\82\8cã\81¦ã\81\8aã\81\8fã\81¹ã\81\8dã\81 。
+すなわち、@option{--dired} を使用するアプリケーションでは、
コマンドラインで明示的に @option{--quoting-style=literal}
オプションを指定するか (@option{-N} や @option{--literal} と指定しても同じことだ)、
あるいは、エスケープされた名前を解析できるするようにしておくか、
@table @samp
@item s
-set-user-ID ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\80\81ã\81¾ã\81\9fã\81¯ set-group-ID ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81¨ã\80\81対å¿\9cã\81\99ã\82\8bå®\9fè¡\8cã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81®ä¸¡æ\96¹ã\81\8cç«\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bå ´å\90\88ã\80\82
+set-user-ID ビットまたは set-group-ID ビットと、対応する実行ビットの両方が立っている場合。
@item S
-set-user-ID ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\80\81ã\81¾ã\81\9fã\81¯ set-group-ID ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81\8cç«\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\8cã\80\81
+set-user-ID ビットまたは set-group-ID ビットが立っているが、
対応する実行ビットは立っていない場合。
@item t
-å\89\8aé\99¤å\88¶é\99\90ã\83\95ã\83©ã\82°ã\80\81ã\81¾ã\81\9fã\81¯ã\82¹ã\83\86ã\82£ã\82ã\83¼ã\83»ã\83\93ã\83\83ã\83\88 (sticky bit) ã\81¨ã\80\81
+削除制限フラグまたはスティキー・ビット (sticky bit) と、
その他のユーザ (other) の実行ビットの両方が立っている場合。
削除制限フラグは、スティッキー・ビットの別名である。 @xref{Mode Structure}.
@item T
-å\89\8aé\99¤å\88¶é\99\90ã\83\95ã\83©ã\82°ã\80\81ã\81¾ã\81\9fã\81¯ã\82¹ã\83\86ã\82£ã\82ã\83¼ã\83»ã\83\93ã\83\83ã\83\88ã\81\8cç«\8bã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\8cã\80\81
+削除制限フラグまたはスティキー・ビットが立っているが、
その他のユーザの実行ビットが立っていない場合。
@item x
@command{ls} のデフォルトである。
ファイル名中に改行文字があっても、それをそのまま出力してしまわないようにするには、
@option{-b} や @option{-q} オプションも参照していただきたい。
-(訳注: @option{-1} オプションを指定しても、標準出力が端末なら、改行文字を
-@samp{?} 記号で表示するか、ファイル名を @samp{shell-escape}
-スタイルでクォートするか、どちらかをやってくれる。)
+
+(訳注: @option{-1} オプションを指定しても、標準出力が端末ならば、
+ファイル名中の改行文字を @samp{?} 記号で表示するか、ファイル名を
+@samp{shell-escape} スタイルでクォートするか、どちらかをやってくれるはずだ。
+上の注意書きは、標準出力が端末でないときの話である。)
@item -C
@itemx --format=vertical
そのとき、環境変数でそれ以外のどんな値が設定されていても、
それを上書きする (@pxref{Block size})。このオプション自身も、
@option{--block-size}, @option{--human-readable} (@option{-h}),
-@option{--si} オプションが現れれば、それによって上書きされる。
+@option{--si} オプションがあれば、それによって上書きされる。
@option{--kibibytes} (@option{-k}) オプションが影響を及ぼすのは、@option{-l}
などのオプションが書き出すディレクトリごとのブロック数や、@option{--size}
@opindex --escape
@opindex --quoting-style
@cindex backslash sequences for file names
-ファイル名中の非表示文字 (nongraphic characters) を、C 言語で使うような、
-バックスラッシュにアルファベットや 8 進数を続ける方法を使用して、クォートする。
+ファイル名中の非表示文字を、C 言語で使うような、バックスラッシュにアルファベットや
+8 進数を続ける方法を使用して、クォートする (訳注:
+このオプションでは、タブや改行だけでなく、空白 (Ox20)
+もバックスラッシュでクォートされる)。
@item -N
@itemx --literal
@itemx --hide-control-chars
@opindex -q
@opindex --hide-control-chars
-ファイル名中の非表示文字に代えて、疑問符を表示する、この動作は、
-出力先が端末で、プログラムが @command{ls} の場合のデフォルトである。
+ファイル名中の非表示文字に代えて、疑問符を表示する。
+この動作は、出力先が端末で、プログラムが @command{ls}
+の場合のデフォルトである。
+
(訳注: このオプションの現在の動作は変わっているかもしれない。
-すなわち、非表示文字を疑問符ではなく、@samp{$''} という書式で表示するかもしれない。
+すなわち、出力先が端末以外の場合は、上記の通り、非表示文字を疑問符で表示するが、
+出力先が端末の場合は、非表示文字を疑問符ではなく、@samp{$''}
+という形で表示し、空白 (0x20) を含むファイル名はファイル名全体をシングルクォートで囲むかもしれない。
@option{--quoting-style} の説明の末尾の訳注もご覧になっていただきたい。)
@item -Q
@item shell-escape
@samp{shell} に似ているが、非表示文字のクォーティングに POSIX 提唱の
@samp{$''} という書式を使用する。ほとんどのシェルに適している。
+(訳注: ファイル名中に空白 (0x20) がある場合は、ファイル名全体をシングルクォートで囲む。)
@item shell-escape-always
@samp{shell-escape} に似ているが、普通ならクォートが不要な場合でも、
文字列にクォートを施す。
(訳注: 上記の説明からは、デフォルトの端末に対する出力のスタイルは、
@samp{shell-escape} であるように読める。しかし、@option{--hide-control-chars}
-の説明や、@command{ls} の章の冒頭では、非表示文字を疑問符として表示するのが、
-デフォルトの端末に対する出力だと言っている。info マニュアルの説明に少し混乱があり、
-部分的に古い記述が残っているらしい。実のところ、coreutils
+(@option{-q}) の説明や、@command{ls} の章全体の冒頭では、
+非表示文字を疑問符として表示するのが、デフォルトの端末に対する出力だと言っている。
+info マニュアルの説明に少し混乱があり、部分的に古い記述が残っているらしい。実のところ、coreutils
の開発元では、バージョン 8.25 あたりから、デフォルトの端末に対する出力を
@option{--quoting-style=shell-escape} にしている。
-たとえば、ファイル名にタブが含まれている場合、@command{ls}
-は @samp{aaa?bbb} ではなく @samp{'aaa'$'\t''bbb'}
-のように端末に表示するのである。しかし、ディストリビューションによっては、
-バージョン 8.26 でも、デフォルトの端末に対する出力を
+たとえば、ファイル名にタブが含まれている場合、オプションなしの
+@command{ls} は、@samp{aaa?bbb} ではなく @samp{'aaa'$'\t''bbb'}
+のように端末に表示するのである。また、ファイル名中に空白がある場合は、
+ファイル名全体をシングルクォートで囲って、@samp{'/misc/xxx yyy'}
+のように表示する。しかし、ディストリビューションによっては、バージョン
+8.26 でも、デフォルトの端末に対する出力を
@option{--quoting-style=literal} にしていることもある。
-ã\81\9dã\81®æ\96¹ã\81\8cè¦\8bã\82\84ã\81\99ã\81\84ã\81\8bã\82\82ã\81\97ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\81®ã\81§ã\80\81ã\81\9dã\82\8cã\82\82ä¸\80è¦\8bè\98ã\81 ã\82\8dã\81\86ã\80\82
-ご自分のところではどうなっているか、一度お確かめになっておくとよい。)
+ã\81\9dã\81®æ\96¹ã\81\8cè¦\8bã\82\84ã\81\99ã\81\84ã\81\8bã\82\82ã\81\97ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\81®ã\81§ã\80\81ã\81\9dã\82\8cã\82\82ä¸\80è¦\8bè\98ã\81 ã\81¨æ\80\9dã\81\86ã\80\82端æ\9c«ã\81«å¯¾ã\81\99ã\82\8bã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81®å\87ºå\8a\9bã\82\84
+@option{-q} オプションの動作が、ご自分のところではどうなっているか、一度お確かめになっておくとよい。)
@item --show-control-chars
@opindex --show-control-chars
この動作は、出力先が端末ではない場合や、プログラムが @command{ls}
ではない場合のデフォルトである。
+(訳注: 開発元配布のバージョン 8.26 では、@option{--show-contrls-chars}
+を指定した場合も、出力先が端末だと、非表示文字を @samp{$''} の書式で表示している。
+出力先が端末以外なら、上の説明どおり、非表示文字がそのまま出力される。
+しかし、ディストリビューション配布の @command{ls}
+では、出力先が端末の場合に上記説明通りの動作をするものもある。
+これも、お手元で実際の動作を確かめておいていただきたい。)
+
@end table
コピーによって作られたファイルは、コピー元から全く独立したものになる。
一つのファイルを別のファイルにコピーすることもできるし、
好きなだけたくさんのファイルをコピー先のディレクトリに一遍にコピーすることもできる。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{dd} はファイルをコピーする (デフォルトでは、標準入力から標準出力へコピーする)。
その際、入出力のブロックサイズを変更することができる。
また、データ形式の変換を行いつつコピーすることもできる。
-@sp 1
+
書式:
@example
POSIX が規定している変換テーブルを使って、EBCDIC を ASCII に変換する。
変換テーブル中の 256 バイトのすべてについて、1 対 1 の変換が行われる。
このオプションを指定すると、@samp{conv=unblock} も指定されることになる。
-入力はまず ASCII に変換され、その後で末尾のスペースが削除される。
+入力はまず ASCII に変換され、その後で末尾のスペースが除去される。
@item ebcdic
@opindex ebcdic@r{, converting to}
各ブロックが一杯になるまで入力から読み込む。@code{read} システムコールは、
入力がブロックの分量に足りない場合、早めに戻ってくることがある。
そうした場合に、@code{read} の呼び出しを繰り返して、ブロックの残りを埋めようとする。
-このフラグは、@code{iflag} でのみ使える。
+このフラグは、@code{iflag} でのみ使用できる。
このフラグが役に立つのは、たとえばパイプと組み合わせて使うときである。
パイプとの組み合わせでは、入力からの読み込みがブロックの大きさに足りないことがあるからだ。
そうした場合に、@samp{count=} の引数が、読み込み動作の回数ではなく、
最終的な統計情報を出力する。
@example
-# ã\82·ã\82§ã\83«ã\81®子プロセスである dd をうっかり終了させてしまうことが
+# ã\82·ã\82§ã\83«ã\81\8c子プロセスである dd をうっかり終了させてしまうことが
# 絶対にないように、USR1 シグナルを「無視する」にしておく。
# なお、SIGINFO が利用できる場合は、これをやる必要はない。
trap '' USR1
@command{install} はファイルをコピーするとき、ファイルのモードビット
(訳注: 一般にアクセス権とか、許可属性と言われるもの) をセットし、可能ならば、
所有者やグループも設定する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@opindex -C
@opindex --compare
インストール元とインストール先の対応するファイルを比較し、
-ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«å\85\88ã\81«ã\81\82ã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«å\85\83ã\81¨å\90\8cã\81\98å\86\85容ã\82\92æ\8c\81ã\81¡、
+ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«å\85\88ã\81«ã\81\82ã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«å\85\83ã\81¨å\86\85容ã\81\8cå\90\8cã\81\98ã\81§、
しかも、所有者、グループ、許可属性、場合によっては SELinux
コンテキストについて、そのどれもが指定されているものと同一であるときは、
インストール先ファイルを全く変更しない。
このオプションは、@option{--user}, @option{--group}, @option{--mode}
-オプションと組み合わせて使うのが、最善である。そうしたオプションと組み合わせて使えば、
+オプションと併せて使うとき、最も役に立つ。そうしない場合、
@command{install} コマンドが、(たとえば、ディレクトリに
-setgid ã\81\8cä»\98ã\81\84ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\8bå\90¦ã\81\8bや、POSIX のデフォルトの ACL を顧慮しないせいで)、
-ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81§æ\8c\81ã\81¤ã\81¯ã\81\9aã\81®å±\9eæ\80§ã\82\92ä¸\8dæ£ç¢ºã\81«æ±ºã\82\81ã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\86ã\81®ã\82\92é\81¿ã\81\91ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81§ã\81\8dã\82\8b。
-ã\81\9dã\81\86ã\81\84ã\81\86ことがあると、無駄なコピーが行われたり、
-å±\9eæ\80§ã\81\8cæ£ã\81\97ã\81\84ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88å\80¤ã\81«è¨å®\9aã\81\97ç\9b´ã\81\95ã\82\8cã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\82\8aã\81¨ã\81\84ã\81£ã\81\9fä¸\8dé\83½å\90\88ã\81\8cç\94\9fã\81\98ã\81\8bã\81ã\81ªã\81\84ã\81®ã\81 。
+setgid ã\81\8cä»\98ã\81\84ã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\81\93ã\81¨や、POSIX のデフォルトの ACL を顧慮しないせいで)、
+ã\82¤ã\83³ã\82¹ã\83\88ã\83¼ã\83«ã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81\8cã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81§æ\8c\81ã\81¤ã\81¯ã\81\9aã\81®å±\9eæ\80§ã\82\92ä¸\8dæ£ç¢ºã\81«æ±ºã\82\81ã\81¦ã\81\97ã\81¾ã\81\86ã\81\8bã\82\82ã\81\97ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\81®ã\81 。
+ã\81\9dã\82\93ã\81ªことがあると、無駄なコピーが行われたり、
+å±\9eæ\80§ã\81®ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88å\80¤ã\81\8cæ£ã\81\97ã\81\8fã\81ªã\81\84ã\82\82ã\81®ã\81«è¨å®\9aã\81\97ç\9b´ã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\82\8aã\81¨ã\81\84ã\81£ã\81\9fä¸\8dé\83½å\90\88ã\81\8cç\94\9fã\81\98ã\81\8bã\81ã\81ªã\81\84。
@item -c
@opindex -c
@opindex -g
@opindex --group
@cindex group ownership of installed files, setting
-インストールするファイルやディレクトリの所有グループを @var{group} に設定する。
-ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81¯ã\80\81ã\83\97ã\83ã\82»ã\82¹ã\81®ç\8f¾å\9c¨ã\81®ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81§ã\81\82る。
+インストールするファイルやディレクトリの所有グループを @var{group} にする。
+ã\83\87ã\83\95ã\82©ã\83«ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\83\97ã\83ã\82»ã\82¹ã\81®ç\8f¾å\9c¨ã\81®ã\82°ã\83«ã\83¼ã\83\97ã\81«ã\81ªる。
@var{group} は、グループ名でも、グループの ID 番号でもよい。
@item -m @var{mode}
@opindex -m
@opindex --mode
@cindex permissions of installed files, setting
-インストールするファイルやディレクトリのモードビットを @var{mode} に設定する。
+インストールするファイルやディレクトリのモードビットを @var{mode} にする。
@var{mode} の指定は、@samp{a=} (誰にもアクセスを許さない) を基点として行い、
8 進数でも、@command{chmod} で使うようなシンボリックモードでもよい
(@pxref{File permissions})。デフォルトのモードは、
@vindex root @r{as default owner}
@command{install} が適切な権限を持っている場合に
(つまり、root 権限で実行されている場合に)、インストールするファイルやディレクトリの所有者を
-@var{owner} に設定する。デフォルトは @code{root} である。@var{owner}
+@var{owner} にする。デフォルトでは @code{root} になる。@var{owner}
の指定は、ユーザ名でも、ユーザの ID 番号でもよい。
@item --preserve-context
@pindex mv
@command{mv} は、ファイル (やディレクトリ) の移動、または名前の変更を行う。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{rm} は、指定された各ファイルを削除する。
デフォルトでは、ディレクトリの削除は行わない。
-@sp 1
+
書式:
@example
@opindex --preserve-root
@cindex root directory, disallow recursive destruction
@option{--recursive} オプションと一緒に使った場合、ルートディレクトリ
-(@file{/}) ã\82\92å\89\8aé\99¤ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\81«ã\81ªる。これがデフォルトの動作である。
+(@file{/}) ã\82\92å\89\8aé\99¤ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\97ã\81\9fæ\99\82ç\82¹ã\81§ã\80\81å®\9fè¡\8cã\81«å¤±æ\95\97ã\81\99る。これがデフォルトの動作である。
@xref{Treating / specially}.
(訳注: 確かに @option{--preserve-root} が有効になっていれば、@code{rm -rf /}
@xref{Hard Links, , , libc, The GNU C Library Reference Manual}.
従って、より一般に使われる @command{ln} コマンドのような、様々な付加機能をあえて備えていない
(@pxref{ln invocation})。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{ln} はファイル間のリンクを作成する。デフォルトではハードリンクを作成するが、
@option{-s} オプションを指定すると、シンボリックリンク (@dfn{soft} linkとも言う)
を作ることになる。
-@sp 1
+
書式:
@example
たいていのシステムでは、ディレクトリに対するハードリンクの作成は禁じられている。
許可されているシステムでも、それができるのは、スーパーユーザだけである
(その場合でも、ファイルシステムにループが生じると、
-ほかの様々なユーティリティ・プログラムで問題が起きるので、慎重にやらなければならない)。
+ほかの様々なユーティリティ・プログラムで問題が起きるので、慎重に行わなければならない)。
なお、ハードリンクは、ファイルシステムの境界を越えることができない。
(もっとも、ハードリンクに対するこうした制限は、POSIX で規定されているわけではない。)
@cindex creating directories
@command{mkdir} は、指定された名前でディレクトリを作成する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{mkfifo} は、指定された名前で FIFO (名前付きパイプ @dfn{named pipes}
とも言う) を作成する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{mknod} は、指定された名前で FIFO、キャラクター・スペシャルファイル、
ブロック・スペシャルファイルを作成する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@cindex directories, removing empty
@command{rmdir} は、空のディレクトリを削除する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@xref{Deleting Files, , , libc, The GNU C Library Reference Manual}.
従って、より一般に使われる @command{rm} コマンドのような、様々な付加機能をあえて備えていない
(@pxref{rm invocation})。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{chown} は、指定された各 @var{file} の所有者や所有グループを
@var{new-owner} に変更する。所有者とグループを、存在する参照用ファイル
(reference file) のそれと同じものに変更することもできる。
-@sp 1
+
書式:
@example
@item --preserve-root
@opindex --preserve-root
@cindex root directory, disallow recursive modification
-ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ª (@file{/}) ã\82\92å\86\8d帰ç\9a\84ã\81«å¤\89æ\9b´ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81
-エラーになる。@option{--recursive} オプションを指定していない場合、
-このオプションは効果がない。 @xref{Treating / specially}.
+ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ª (@file{/}) ã\82\92å\86\8d帰ç\9a\84ã\81«å¤\89æ\9b´ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\97ã\81\9fæ\99\82ç\82¹ã\81§ã\80\81å®\9fè¡\8cã\81«å¤±æ\95\97ã\81\99ã\82\8bã\80\82
+@option{--recursive} オプションを指定していない場合、このオプションは効果がない。
+@xref{Treating / specially}.
@item --no-preserve-root
@opindex --no-preserve-root
に変更する (@var{group} は、グループ名でもグループ ID 番号でもよい)。
所有グループを、存在する参照用ファイル (reference file)
のグループと同じものに変更することもできる。 @xref{chown invocation}.
-@sp 1
+
書式:
@example
@item --preserve-root
@opindex --preserve-root
@cindex root directory, disallow recursive modification
-ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ª (@file{/}) ã\82\92å\86\8d帰ç\9a\84ã\81«å¤\89æ\9b´ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81
-エラーになる。@option{--recursive} オプションを指定していない場合、
-このオプションは効果がない。 @xref{Treating / specially}.
+ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ª (@file{/}) ã\82\92å\86\8d帰ç\9a\84ã\81«å¤\89æ\9b´ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\97ã\81\9fæ\99\82ç\82¹ã\81§ã\80\81å®\9fè¡\8cã\81«å¤±æ\95\97ã\81\99ã\82\8bã\80\82
+@option{--recursive} オプションを指定していない場合、このオプションは効果がない。
+@xref{Treating / specially}.
@item --no-preserve-root
@opindex --no-preserve-root
@cindex permissions, changing access
@command{chmod} は、名前を指定したファイルのアクセス権を変更する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@item --preserve-root
@opindex --preserve-root
@cindex root directory, disallow recursive modification
-ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ª (@file{/}) ã\82\92å\86\8d帰ç\9a\84ã\81«å¤\89æ\9b´ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\99ã\82\8bã\81¨ã\80\81
-エラーになる。@option{--recursive} オプションを指定していない場合、
-このオプションは効果がない。 @xref{Treating / specially}.
+ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ª (@file{/}) ã\82\92å\86\8d帰ç\9a\84ã\81«å¤\89æ\9b´ã\81\97ã\82\88ã\81\86ã\81¨ã\81\97ã\81\9fæ\99\82ç\82¹ã\81§ã\80\81å®\9fè¡\8cã\81«å¤±æ\95\97ã\81\99ã\82\8bã\80\82
+@option{--recursive} オプションを指定していない場合、このオプションは効果がない。
+@xref{Treating / specially}.
@item --no-preserve-root
@opindex --no-preserve-root
@command{touch} は指定されたファイルのアクセス日時 (access time) や更新日時
(modification time) を変更する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@cindex file timestamp resolution
@command{touch} コマンドは、ファイルのタイムスタンプを、
-ユーザが指定した日時よりも精度が高くならない範囲で、表現できる最大の値にセットする。
+ユーザが指定した日時よりも精度が高くならない範囲で、表現できる最も精密な値にセットする。
この値がユーザが指定した日時と違うことがあるが、それにはいくつかの理由がある。
第一に、ユーザが指定した日時が、サポートされている精度を越えていることがある。
第二に、ファイルシステムが、日時のタイプによって別の精度を使っていることがある。
@cindex symbolic links, changing time
@findex lutimes
シンボリックリンクが参照しているファイルではなく、シンボリックリンクのタイムスタンプの変更を試みる。
-ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92使ç\94¨ã\81\99ã\82\8bã\81¨、空のファイルは作成されないが、
+ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\82\92使ç\94¨ã\81\97ã\81\9få ´å\90\88、空のファイルは作成されないが、
ファイルが存在しないという警告まで出ないようにするには、@option{-c} オプションも併せて使用する必要がある。
すべてのシステムが、シンボリックリンクのタイムスタンプの変更をサポートしているわけではない。
なぜならば、POSIX 2008 までは、下層で動いているシステムに対して、
-ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9få\8b\95ä½\9cã\81®ã\82µã\83\9dã\83¼ã\83\88ã\82\92è¦\81æ±\82ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\81\8bã\82\89ã\81§ã\81\82ã\82\8b。
+ã\81\9dã\81\86ã\81\97ã\81\9få\8b\95ä½\9cã\81®ã\82µã\83\9dã\83¼ã\83\88ã\82\92è¦\81æ±\82ã\81\97ã\81¦ã\81\84ã\81ªã\81\8bã\81£ã\81\9fã\81\8bã\82\89ã\81 。
また、システムによっては、シンボリックリンクは、調べるだけでアクセス日時が変わってしまうので、
変更の結果が後々まで残って観察できるのは、更新日時だけだというものもある。
なお、このオプションを @option{-r} オプションと一緒に使用すると、
@cindex disk usage by file system
@command{df} は、ファイルシステムごとに、使用されているディスク容量と利用可能なディスクス容量を報告する。
-@sp 1
+
書式:
@example
デバイス・ノードが存在するファイルシステムの利用可能な容量ではない。また、GNU の
@command{df} は、マウントされていないファイルシステムのディスク使用量を測定しようとはしない。
なぜなら、ほとんどのファイルシステムにおいて、そういうことを行うには、
-ファイルシステムの構造について他と全く共通性のない内奥の知識が必要だからである。
+ファイルシステムの構造について他と全く共通性のない緻密な情報が必要だからである。
このプログラムでは以下のオプションが使用できる。参照: @ref{Common options}.
@command{du} は、指定した一連のファイルのディスク使用量を報告する。
引数がディレクトリの場合は、サブディレクトリごとのディスク使用量も報告する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@cindex file system status
@command{stat} は指定されたファイルに関する情報を表示する。
-@sp 1
+
書式:
@example
と指定すると、最終アクセス日時がミリ秒の精度で出力される。ピリオド
だけ指定して、精度を省略すると、@command{stat} は 9 桁を使用する。従って、
@samp{%.X} は @samp{%.9X} と同じことになるわけだ。なお、余分な精度を捨てる際、
-タイムスタンプは負の無限大方向に切り下げられる (訳注: 日常の言葉で
-言うと、タイムスタンプのような正の数値の場合、指定された桁数より下の
-部分は切り捨てられるということ。以下の例を参照)。
+タイムスタンプは負の無限大方向に切り下げられる (訳注: 平たく言うと、
+タイムスタンプのような正の数値の場合、指定された桁数より下の部分は切り捨てられるということ。
+以下の例を参照)。
@example
0 で埋める:
@command{sync} は、メモリ中のファイルやファイルシステムを永続的な記憶装置に同期する。
+書式:
+
@example
sync [@var{option}] [@var{file}]@dots{}
@end example
また、システムによっては、個々のデバイスノードやファイルを引数として渡すのと、全く引数を使用しないのとでは、
同期のあり方が違うかもしれないことにも気をつけていただきたい。
すなわち、fsync(2) に渡される引数がある場合は、書き込みバリア (write barrier)
-が使われることによって、引数を指定しなかったときに使われるグローバルな sync(2) よりも、
+が使われることによって、引数を指定しなかったときに使用されるグローバルな sync(2) よりも、
より確実な保証をもたらすかもしれないのである。
@end table
@cindex truncating, file sizes
@command{truncate} は、各 @var{file} のサイズを指定したサイズにまで短縮したり、引き伸ばしたりする。
-@sp 1
+
書式:
@example
@example
@samp{+} => @var{size} だけ増やす
@samp{-} => @var{size} だけ減らす
-@samp{<} => @var{size} 以下に
-@samp{>} => @var{size} 以上に
+@samp{<} => 最大でも @var{size} までにする
+@samp{>} => 最小でも @var{size} にはする
@samp{/} => @var{size} の倍数に切り下げる
@samp{%} => @var{size} の倍数に切り上げる
@end example
@command{echo} は、指定された @var{string} を標準出力に書き出す。その際、各 @var{string}
の間に 1 個のスペースを置き、行末に改行を付け加える。
-@sp 1
+
書式:
@example
@pindex printf
@command{printf} は、テキストを整形して表示する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{test} には、@samp{test} で始める書式のほかに、一対の角カッコを使用するもう一つの書式がある。
たとえば、@samp{test -d /} の代わりに、@samp{[ -d / ]}
-と書いても構わない。角カッコは、それぞれ独立した引数でなければならない
-(訳注: 言い換えれば、他の引数と空白で分離されていなければならない)。
-ã\81 ã\81\8bã\82\89ã\80\81ã\81\9fã\81¨ã\81\88ã\81°ã\80\81@samp{[-d /]} ã\81§ã\81¯ã\80\81æ\9c\9bã\81¿ã\81®çµ\90æ\9e\9cã\82\92å¾\97ã\82\89ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\82\8fã\81\91ã\81 。
+と書いてもよい。角カッコは、独立した引数でなければならない
+(訳注: すなわち、他の引数と空白で分離されていなければならない)。
+ã\81 ã\81\8bã\82\89ã\80\81ã\81\9fã\81¨ã\81\88ã\81°ã\80\81@samp{[-d /]} ã\81§ã\81¯ã\80\81æ\9c\9bã\81¿ã\81®çµ\90æ\9e\9cã\82\92å¾\97ã\82\89ã\82\8cã\81ªã\81\84ã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8b。
@samp{test @var{expression}} と @samp{[ @var{expression} ]}
は、同じ意味なので、以下では前者の書式についてのみ解説する。
@opindex -h
@cindex symbolic link check
@var{file} が存在し、シンボリックリンクならば、真。
-ファイル関係の他のすべてのテストとは違って、このテストは、@var{file}
+ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«é\96¢ä¿\82ã\81®ä»\96ã\81®ã\81\99ã\81¹ã\81¦ã\81®ã\83\86ã\82¹ã\83\88ã\81¨ã\81¯é\81\95ã\81£ã\81¦ã\80\81ã\81\93ã\81®ã\83\86ã\82¹ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81@var{file}
がシンボリックリンクの場合、リンクの参照を行わない。
@item -p @var{file}
test -n "$V"
@end example
-ã\81\93ã\81\93ã\81§引用符は、@samp{$V} が空だったり、特殊文字を含んでいたりする場合に、
+ã\81\93ã\81\86ã\81\97ã\81\9f引用符は、@samp{$V} が空だったり、特殊文字を含んでいたりする場合に、
意図に反した引数が @command{test} に渡ることを防いでいる。
@table @samp
@command{tee} コマンドは、標準入力を標準出力にコピーするとともに、
引数として指定されたファイル (複数可) にもコピーする。
これは、あるデータをパイプに送るだけでなく、同時にそのコピーを保存したい場合に、便利である。
-@sp 1
+
書式:
@example
@cindex leading directory components, stripping
@command{basename} は、@var{name} の先頭にディレクトリ部分があれば、それを取り除く。
-@sp 1
+
書式:
@example
残りのすべてを表示する。その際、最後の要素の左右どちらにあるスラッシュも除去される。
@var{name} を構成する文字列にスラッシュが一つも含まれない場合、
@command{dirname} は (カレントディレクトリを意味する) @samp{.} を表示する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@cindex portable file names, checking for
@command{pathchk} は、ファイル名が有効かどうか、可搬性があるかどうかを検査する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@end example
@command{pathchk} は各 @var{name} に対して、以下の条件のどれかが真ならば、
-エラーメッセージを表示する。
+エラーメッセージを出す。
@enumerate
@item
@item -p
@opindex -p
実際に使用しているファイルシステムに基づいて検査を行うのではなく、
-以下の条件を調べて、そのどれかが真ならば、エラーメッセージを表示する。
+以下の条件を調べて、そのどれかが真ならば、エラーメッセージを出す。
@enumerate
@item
@item -P
@opindex -P
-ファイル名が空だったり、@samp{-} で始まる構成要素を含んでいたりすると、
-エラーメッセージを表示する。
+ファイル名が空だったり、@samp{-} で始まる構成要素を含んでいたりすると、エラーメッセージを出す。
@item --portability
@opindex --portability
-ファイル名が POSIX に準拠しているすべてのホストで使えるものでなければ、
-ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\82\92表示ã\81\99ã\82\8bã\80\82ã\81\93ã\81®ã\82ªã\83\97ã\82·ã\83§ã\83³ã\81¯ã\80\81@samp{-p -P} ã\81¨å\90\8cã\81\98ã\81\93ã\81¨ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82
+ファイル名が POSIX に準拠しているすべてのホストで使えるものでなければ、エラーメッセージを出す。
+このオプションは、@samp{-p -P} と同じことである。
@end table
@cindex temporary files and directories
@command{mktemp} は、テンポラリファイルやテンポラリディレクトリの作成を行う。
-@sp 1
+
書式:
@example
設定されていなければ、@file{/tmp} に作られる。
@example
$ file=$(mktemp -q) && @{
-> # $file ã\81®ä½¿ç\94¨ã\82\92ã\81\93ã\81®ã\83\96ã\83ã\83\83ã\82¯ã\81®å\86\85å\81´ã\81«é\99\90å®\9aã\81\97ã\81¦ã\81\8aã\81\91ば、
+> # $file ã\82\92ã\81\93ã\81®ã\83\96ã\83ã\83\83ã\82¯ã\81®å\86\85å\81´ã\81§ã\81®ã\81¿ä½¿ç\94¨ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81\99ã\82\8cば、
> # 安全である。$file を引用符で囲んでいるのは、$TMPDIR が、
> # 従って、$file が、ホワイトスペースを含んでいるかも
> # しれないからだ。
はスラッシュを含んでいてはならない。@option{--suffix} を指定する場合、
@var{template} は @samp{X} で終わっていなければならない。
@option{--suffix} が指定されていない場合は、@var{template}
-中の最後の @samp{X} の位置を調べることで、@var{suffix} としてふさわしいものを割り出す。
+中の最後の @samp{X} の位置を調べることで、@var{suffix} としてふさわしいものを推測する。
このオプションが存在するのは、デフォルトの @var{template} を使用しているとき、
@samp{X} で始まる @var{suffix} を付けられるようにするためである。
@samp{/./} や @samp{/../} に対する参照を解決する。
さらに、余分な @samp{/} 文字の削除も行う。デフォルトでは、
指定したファイル名のうち、最後の要素以外のすべての要素が実在していなければならない。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{pwd} は、カレントディレクトリの名前を表示する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{stty} は、たとえばボーレート (baud rate) のような、端末の諸特性を表示、
または変更する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@cindex environment variables, printing
@command{printenv} は、環境変数の値を表示する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{tty} は、自分の標準入力に接続している端末のファイル名を表示する。
標準入力が端末ではない場合は、@samp{not a tty} というメッセージを出す。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{id} は、指定されたユーザについて情報を表示する。
ユーザが指定されていない場合は、@command{id} を実行しているプロセスについて情報を表示する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@opindex --context
@cindex SELinux
@cindex security context
-プロセスのセキュリティ・コンテキストのみを表示する。
+現プロセスのセキュリティ・コンテキストのみを表示する。
たいていの場合、それは、親プロセスから継承したユーザのセキュリティ・コンテキストである。
SELinux と SMACK のどちらも有効になっていない場合は、
警告メッセージを出し、終了ステータスを 1 にする。
ユーザ名が指定されていなければ、現在のプロセスの基本グループ名と補助グループ名を表示する。
複数の名前が指定されている場合は、
各ユーザの名前がグループのリストの前に置かれ、両者の間はコロンで区切られる。
-@sp 1
+
書式:
@example
ユーザ名はログインセッションごとに表示されるので、
あるユーザが複数のログインセッションを行っていれば、
そのユーザの名前はログインセッションの数だけ出力に現れることになる。
-@sp 1
+
書式:
@example
@cindex information, about current users
@command{who} は、現在ログインしているユーザについての情報を表示する。
-@sp 1
+
書式:
@example
(たとえば、@samp{-06:00:00} や @samp{+05:30:00})。
タイムゾーンが特定できない場合は、空になる。これは GNU による拡張である。
@item %:::z
-@samp{:} ã\82\92使ç\94¨ã\81\99ã\82\8bæ\95°å\80¤ã\81«ã\82\88ã\82\8bã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¾ã\83¼ã\83³ã\81§ã\80\81æ\99\82é\96\93ã\81®ç²¾åº¦ã\81¯必要最小限で済ます
+@samp{:} ã\82\92使ç\94¨ã\81\99ã\82\8bæ\95°å\80¤ã\81«ã\82\88ã\82\8bã\82¿ã\82¤ã\83 ã\82¾ã\83¼ã\83³ã\81§ã\80\81æ\99\82é\96\93ã\81®ç²¾åº¦ã\82\92必要最小限で済ます
(たとえば、@samp{-06}, @samp{+05:30}, @samp{-04:56:02})。
タイムゾーンが特定できない場合は、空になる。これは GNU による拡張である。
@item %Z
@table @samp
@item date
年から始まる日付だけを表示する。たとえば、@samp{2005-09-14}。
-これは、@samp{%Y-%m-%d} という書式と等価ある。
+ã\81\93ã\82\8cã\81¯ã\80\81@samp{%Y-%m-%d} ã\81¨ã\81\84ã\81\86æ\9b¸å¼\8fã\81¨ç\89価ã\81§ã\81\82ã\82\8bã\80\82
@item seconds
年から始まる日付と秒までの時刻を表示し、両者の間は空白で区切る。
@cindex system information, printing
@command{arch} は、マシンのハードウェア名を表示する。@samp{uname -m} と同じことである。
-@sp 1
+
書式:
@example
そうした情報が取得できない場合は、搭載されているプロセッサの数を表示する。
環境変数 @env{OMP_NUM_THREADS} が設定されている場合は、
その変数が、返される値を決めることになる。なお、結果は必ず 0 より大きくなる。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{uname} は、自分がその上で実行されているマシンとオペレーティング・システムについて情報を表示する。
オプションが一つも指定されない場合は、@option{-s} オプションが指定されたかのように振る舞う。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{hostname} は、引数なしで実行すると、使用しているホストシステムの名前を表示する。
引数を一つ付けて実行すると、指定した文字列を使用しているホストの名前として設定する。
ホストの名前を設定するには、しかるべき権限が必要である。
-@sp 1
+
書式:
@example
@cindex change SELinux context
@command{chcon} は、指定されたファイルの SELinux セキュリティ・コンテキストを変更する。
-@sp 1
+
書式:
@smallexample
@itemx --compute
@opindex -c
@opindex --compute
-ã\82»ã\82ã\83¥ã\83ªã\83\86ã\82£ã\83»ã\82³ã\83³ã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\81®å¤\89æ\9b´ã\82\92è¡\8cã\81\86å\89\8dã\81«ã\80\81ã\83\97ã\83ã\82»ã\82¹ã\81®é\81·ç§»ã\81«ã\82\88ã\82\8bã\82³ã\83³ã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\82\92æ±\82ã\82\81ã\81¦ã\81\8aã\81\8f。
+ã\82»ã\82ã\83¥ã\83ªã\83\86ã\82£ã\83»ã\82³ã\83³ã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\81®å¤\89æ\9b´ã\82\92è¡\8cã\81\86å\89\8dã\81«ã\80\81ã\83\97ã\83ã\82»ã\82¹ã\81®é\81·ç§»ã\81«ã\82\88ã\82\8bã\82³ã\83³ã\83\86ã\82ã\82¹ã\83\88ã\82\92æ±\82ã\82\81ã\82\8b。
@item -u @var{user}
@itemx --user=@var{user}
なお、@var{newroot} が元の @file{/} ディレクトリと同じ場合、@command{chroot}
コマンドは @code{chroot} システムコールを使わないで済まそうとする。
これは、非特権ユーザにもそういったことが許されているシステムとの一貫性を保つためである。}
-@sp 1
+
書式:
@example
@cindex running a program in a modified environment
@command{env} は、環境を変更して、コマンドを実行する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@dfn{niceness} は、プロセスがシステム中でどの程度優先的にスケジュールされるかに影響を及ぼす。
(訳注: niceness を「スケジューリング優先度」と訳さない理由については、
三つほど下のパラグラフを御覧いただきたい。)
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{nohup} を使って、@var{command} を実行すると、
指定されたコマンドがハングアップ・シグナルを無視するようになる。
従って、そのコマンドは、ユーザがログアウトした後でも、バックグラウンドで実行を継続することができる。
-@sp 1
+
書式:
@example
@end example
標準入力が端末の場合は、標準入力がリダイレクトされる。
-その結果、端末セッションとしては、@command{nohup}
-から実行されているコマンドが、端末を使用していると勘違いしないですむ。
+@command{nohup} から実行されているコマンドが端末を使用していると、
+端末で行われるセッションが誤解しないようにするためである。
さらに、標準入力の代わりになるファイルのファイル・ディスクリプタを読み込み不可にする。
@command{nohup} から実行されているコマンドが、誤って標準入力から読み込を行おうとした場合に、
-ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\82\92å\87ºã\81\99ã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81§ã\81\8dã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\99ã\82\8bã\81\9fã\82\81ã\81§ã\81\82ã\82\8b。
+ã\82¨ã\83©ã\83¼ã\83¡ã\83\83ã\82»ã\83¼ã\82¸ã\82\92å\87ºã\81\99ã\81\93ã\81¨ã\81\8cã\81§ã\81\8dã\82\8bã\82\88ã\81\86ã\81«ã\81\99ã\82\8bã\81\9fã\82\81ã\81 。
このリダイレクションは GNU の拡張である。
GNU 以外のホストでも使うことを考えているプログラムでは、GNU の拡張を当てにせず、
@samp{nohup @var{command} [@var{arg}]@dots{} 0>/dev/null} を使えばよい。
@flindex nohup.out
-標準出力が端末の場合、コマンドの標準出力は、@file{nohup.out}
-というファイルに追加されて行く。そのファイルに書き込めない場合は、@file{$HOME/nohup.out}
+標準出力が端末の場合、コマンドの標準出力は、(訳注: カレントディレクトリの)
+@file{nohup.out} というファイルに追加されて行く。
+そのファイルに書き込めない場合は、@file{$HOME/nohup.out}
に追記されることになる。そのファイルにも書き込めない場合は、コマンドの実行が行われない。
@command{nohup} によって作成されるのが @file{nohup.out} であれ、
@file{$HOME/nohup.out} であれ、それは、ファイルの所有者にのみ読み書き可能なものになる。
@command{stdbuf} を使用すると、プログラムと結びついている
3 種類の標準入出力ストリームに対して、そのバッファリング動作を変更することができる。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{timeout} は渡されたコマンドを実行し、
指定された時間が経過してもまだ実行が続いていたら、そのコマンドを終了させる。
-@sp 1
+
書式:
@example
@command{kill} コマンドは、プロセスにシグナルを送る。
シグナルを送られたプロセスは、終了するか、
-あるいは、シグナルを受け取った瞬間に他の何らかの形で反応する。
+あるいは、シグナルを受け取った時点で他の何らかの形で反応する。
また、@command{kill} は、シグナルに関する情報を一覧表示する。
-@sp 1
+
書式:
@example
オプションの指定は必須である。引数 @var{signal} を一つも指定しないと、
サポートされているすべてのシグナルがリストされる。@option{-l} や @option{--list}
の出力は、シグナル名のリストであり、1 行に一つづつ表示される。
-ã\81\9fã\81 ã\81\97ã\80\81å¼\95æ\95° @var{signal} ã\81\8cã\81\99ã\81§ã\81«ã\82·ã\82°ã\83\8aã\83«å\90\8dã\81§ã\81\82ã\82\8bå ´å\90\88ã\81«è¡¨ç¤ºã\81\95ã\82\8cã\82\8bã\81®ã\81¯ã\80\81å\90\8då\89\8dã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\8fã\80\81ã\82·ã\82°ã\83\8aã\83«ç\95ªå\8f·ã\81 。
+ã\81\9fã\81 ã\81\97ã\80\81å¼\95æ\95° @var{signal} ã\81\8cã\81\99ã\81§ã\81«ã\82·ã\82°ã\83\8aã\83«å\90\8dã\81§ã\81\82ã\82\8bå ´å\90\88ã\81¯ã\80\81å\90\8då\89\8dã\81§ã\81¯ã\81ªã\81\8fã\80\81ã\82·ã\82°ã\83\8aã\83«ç\95ªå\8f·ã\81®è¡¨ç¤ºã\81«ã\81ªã\82\8b。
@option{-t} や @option{--table} の出力は、シグナル番号、シグナル名、その説明からなる表である。
この書式の @command{kill} コマンドは、引数として指定されたすべての
@var{signal} が有効なものであり、出力エラーがなかったとき、成功のステータスで終了する。
@cindex delay for a specified time
@command{sleep} は、コマンドラインで引数として指定された値を合計した時間だけ停止する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@cindex prime factors
@command{factor} は、素因数を表示する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@samp{0} フィールド幅修飾子を使うと (@samp{-} も同時に指定されていなければ)、
指定された幅になるまで数値の前に 0 を付けることになる。
@samp{%.1f} のような精度指定は、入力データから引き出される精度や、@option{--to}
-オプションを使用したときの数値の大きさや桁数の自動調整 (auto-scaling)
+オプションを使用したときの、数値の大きさや桁数の自動調整 (auto-scaling)
によって決められた精度を上書きする。
@item --from=@var{unit}
@item --padding=@var{n}
@opindex --padding
-出力する数値が @var{n} 字分を占めるように、スペースを加えることでパディングをする。
+出力する数値が @var{n} 字分を占めるように、スペースを加えることでパディングを行う。
@var{n} が正の数の場合は、数値が右詰めになり、負の数の場合は、数値が左詰めになる。
デフォルトでは、数値は、入力行の幅に基づいて
-(訳注: 詳しく言うと、入力各行の数値のあるフィールドが固定幅の場合、その幅に基づいて)、
-自動的に揃えられる (これが行われるのは、フィールドの区切り文字がデフォルトの場合だけである)。
+(訳注: 詳しく言うと、入力各行の変換する数値のあるフィールドが固定幅の場合、
+その幅を使用して) 自動的に揃えられる
+(ただし、それが行われるのは、フィールドの区切り文字がデフォルトの場合だけである)。
@item --round=@var{method}
@opindex --round
@cindex sequence of numbers
@command{seq} は、数列を標準出力に表示する。
-@sp 1
+
書式:
@example
@var{last} より大きくなってしまう時点である。だから、@code{seq 1 10 10}
は、@samp{1} しか表示しない。@var{increment} の値には @samp{0} を指定できない。
同じ数を繰り返し出力したかったら、@command{yes} を使うべきである。また、@var{first},
-@var{increment}, @var{last} の値は、@code{NaN} であってはならない。
-数値には浮動小数点数を指定することもできる。@xref{Floating point}.
+@var{increment}, @var{last} の値は、@code{NaN} (訳注: Not a Number)
+であってはならない。数値には浮動小数点数を指定することもできる。
+@xref{Floating point}.
このプログラムでは以下のオプションが使用できる。参照: @ref{Common options}.
オプションはオペランドの前に置かなければならない。
デフォルトの表示形式は、@var{first}, @var{increment}, @var{last}
がどういう表記を使用しているかよって決まる。そのすべてが固定小数点の
10 進数表記を使用しているならば、デフォルトの表示形式は @samp{%.@var{p}f} になる。
-ã\81\93ã\81\93ã\81§ @var{p} ã\81¯ã\80\81å\87ºå\8a\9bã\81\99ã\82\8bæ\95°å\80¤ã\82\92é\81\8eä¸\8d足ã\81ªã\81\8f表ç\8f¾ã\81§ã\81\8dã\82\8bæ\9c\80å°\8fã\81®ç²¾åº¦ã\81§ã\81\82る。
+ã\81\93ã\81® @var{p} ã\81«ã\81¯ã\80\81å\87ºå\8a\9bã\81\99ã\82\8bæ\95°å\80¤ã\82\92é\81\8eä¸\8d足ã\81ªã\81\8f表ç\8f¾ã\81§ã\81\8dã\82\8bæ\9c\80å°\8fã\81®ç²¾åº¦ã\81\8cæ\9d¥る。
それ以外の場合、デフォルトの表示形式は @samp{%g} になる。
@item -s @var{string}
二番目の @command{tr} コマンドは、リストされた文字の補集合を操作対象にしている。
すなわち、アルファベットのすべての文字、数字、アンダースコア、空白以外を対象にするわけだ。
@samp{\n} は改行文字のことであり、これもそのまま残さなければならない。
-(å¸\82販ã\81®ã\82¢ã\83\97ã\83ªã\81§ä½¿ã\81\86ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\83\88ã\81ªã\82\89ã\80\81念ã\81®ã\81\9fã\82\81 ASCII ã\82¿ã\83\96æ\96\87å\97ã\82\82å\90«ã\82\81た方がよいだろう。)
+(å®\9fç\94¨ã\81«ä¾\9bã\81\99ã\82\8bã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\81¤ã\81\84ã\81§ã\81« ASCII ã\82¿ã\83\96æ\96\87å\97ã\82\82æ®\8bã\81\97た方がよいだろう。)
この時点で、空白 (訳注: 改行を含む) で区切られた単語からなるデータができていることになる。
単語には、英数字 (それにアンダースコア) しか含まれていない。
にしかない行と、両方のファイルにある行が排除される。1 番目のファイル
(標準入力、すなわち、自分が使った単語のリストだ) にしかない行は、辞書に存在しない単語だ。
そうした単語は、綴りを間違えている可能性がかなり高いわけである。
-ご覧に入れたこのパイプラインは、Unix における市販のスペルチェッカーに対する最初の一太刀だったのである。
+ご覧に入れたこのパイプラインは、Unix における本格的なスペルチェッカーへの最初の一歩だったのである。
他にも一言述べておくべきツールがいくつかある。
@item
2017-03-26@*
coreutils-8.26 を元に増補・改訂 by 長南洋一
+
+@item
+2017-06-23@*
+訳文の訂正と変更 by 長南洋一
@end itemize
@node GNU Free Documentation License