msgstr ""
"Project-Id-Version: PACKAGE VERSION\n"
"POT-Creation-Date: 2014-04-08 10:38+0900\n"
-"PO-Revision-Date: 2015-05-22 10:14+0900\n"
+"PO-Revision-Date: 2015-06-05 10:52+0900\n"
"Last-Translator: Chonan Yoichi <cyoichi@maple.ocn.ne.jp>\n"
"Language-Team: Linux JM project <linuxjm-discuss@lists.osdn.me>\n"
"Language: \n"
msgstr ""
"ディレクトリの内容表示において、シェルのパターン (正規表現ではない) \n"
"@var{pattern} に名前がマッチするファイルを無視する。シェルの場合と同様、\n"
-"ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8dã\81®å\85\88é ã\81«ã\81\82ã\82\8b @samp{.} ã\81¯ @var{pattern} ã\81®å\85\88é ã\81®ã\83¯ã\82¤ã\83«ã\83\89ã\82«ã\83¼ã\83\89ã\81«\n"
+"ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8dã\81®å\85\88é ã\81«ã\81\82ã\82\8b @samp{.} ã\81¯ @var{pattern} ã\81®å\85\88é ã\81®ã\83¯ã\82¤ã\83«ã\83\89ã\82«ã\83¼ã\83\89ã\81¨\n"
"マッチしない。このオプションを二度以上使うと、便利なことがある。\n"
"たとえば、"
"(@file{/}) を削除しようとすると、エラーになる。これがデフォルトの\n"
"動作である。 @xref{Treating / specially}.\n"
"@sp 1\n"
-"(訳注: 確ã\81\8bã\81« @option{--preserve-root} ã\81¯ã\80\81@code{rm -rf /} ã\81¨ã\81\97ã\81\9få ´å\90\88ã\81«ã\81¯ã\80\81\n"
-"ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\82\92ä¿\9dè·ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\81 ã\81\8cã\80\81@code{rm -rf /*} ã\81¨ã\81\97ã\81\9f\n"
-"場合には、あまり役に立たない。なぜなら、@file{/*} は、@file{/bin}, @file{/usr}, \n"
-"@file{/home} などに展開されるが、そうしたディレクトリの消去は、 \n"
-"@option{--preserve-root} によっては止められないからである。)"
+"(訳注: 確ã\81\8bã\81« @option{--preserve-root} ã\81\8cæ\9c\89å\8a¹ã\81«ã\81ªã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8cã\81°ã\80\81@code{rm -rf /} \n"
+"ã\81¨ã\81\97ã\81\9få ´å\90\88ã\81«ã\80\81ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\82\92ä¿\9dè·ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\81 ã\81\8cã\80\81\n"
+"@code{rm -rf /*} とした場合には、あまり役に立たない。なぜなら、@file{/*} は、\n"
+"@file{/bin}, @file{/usr}, @file{/home} などに展開されるが、そうしたディレクトリの\n"
+"消去は、@option{--preserve-root} によっては止められないからである。)"
#. type: opindex
#: coreutils.texi:9380 coreutils.texi:9381 coreutils.texi:10571
"removed. If the string contains no slash, @command{dirname} prints @samp{.} "
"(meaning the current directory). Synopsis:"
msgstr ""
-"@command{dirname} は、各 @var{name} からスラッシュで区切られた最後の要素を取"
-"り除いて、\n"
+"@command{dirname} は、各 @var{name} からスラッシュで区切られた最後の要素を取り除いて、\n"
"残りのすべてを表示する。その際、最後の要素の左右どちらにあるスラッシュ\n"
-"も削除される。@var{name} を構成する文字列にスラッシュが一つも含まれない場"
-"合、\n"
+"も除去される。@var{name} を構成する文字列にスラッシュが一つも含まれない場合、\n"
"@command{dirname} は (カレントディレクトリを意味する) @samp{.} を表示する。\n"
"@sp 1\n"
"書式:"
"could be created under the above conditions."
msgstr ""
"実在しないファイル名を指定しても、エラーにはならない。その名前の\n"
-"ファイルが、上記の条件内で作成できればよい。"
+"ファイルが、上記の条件内で作成可能であればよい。"
#. type: table
#: coreutils.texi:13308
"@command{mktemp} は、@var{template} を基にして、安全なテンポラリファイルや\n"
"ディレクトリを作成し、その名前を表示する。@var{template} を指定する場合、\n"
"その最後の構成部分に少なくとも 3 個の連続する @samp{X} が含まれていなければ\n"
-"ならない。省略した場合は、@samp{tmp.XXXXXXXXXX} というテンプレートが使用\n"
-"され、 @option{--tmpdir} オプションが暗黙のうちに指定されることになる。\n"
-"@var{template} 中の @samp{X} が連続する最後の部分は、英数字で置き換えられ"
-"る。\n"
+"ならない。@var{template} を省略した場合は、@samp{tmp.XXXXXXXXXX} というテンプレート\n"
+"が使用され、@option{--tmpdir} オプションが暗黙のうちに指定されることになる。\n"
+"@var{template} 中の @samp{X} が連続する最後の部分は、英数字で置き換えられる。\n"
"従って、大文字小文字を区別するファイルシステムなら、テンプレートに\n"
"連続する @var{n} 個の @samp{X} が含まれていると、作成されるファイル名には、\n"
"62 の @var{n} 乗とおりの可能性があることになる。"
"and that knowledge of the temporary file name implies that the file was "
"created by the current script and cannot be modified by other users."
msgstr ""
-"æ\98\94ã\81®ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\83\86ã\83³ã\83\9dã\83©ã\83ªã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92ä½\9cæ\88\90ã\81\99ã\82\8bé\9a\9bã\81«ã\80\81å\8d\98ã\81«ã\83\97ã\83ã\82°ã\83©ã\83 \n"
-"の名前にプロセス ID (@samp{$$}) を拡張子として付けるのが習慣だった。しかし、\n"
+"æ\98\94ã\81®ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\83\86ã\83³ã\83\9dã\83©ã\83ªã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92ä½\9cæ\88\90ã\81\99ã\82\8bé\9a\9bã\80\81å\8d\98ã\81«ã\83\97ã\83ã\82°ã\83©ã\83 ã\81®\n"
+"名前にプロセス ID (@samp{$$}) を拡張子として付けるのが習慣だった。しかし、\n"
"この命名法は、名前の推測が容易であり、従って、競合状態を起こしやすい\n"
"という弱点がある。攻撃者としては、テンポラリファイルに使われそうな名前で\n"
"シンボリックリンクを作っておけばよい。そうすれば、スクリプトが未使用の\n"
"同じ命名法を使ってディレクトリを作成するのは、もう少し安全である。作成\n"
"しようとするディレクトリがすでに存在していると、@command{mkdir} は実行に失敗\n"
"するからだ。とは言え、こちらもサービス不能化攻撃 (denial of service \n"
-"attacks) を許してしまうわけで、やはり良策とは言えない。それ故、新しい\n"
-"スクリプトでは @command{mktemp} コマンドを使用するべきである。そうすれば、\n"
+"attacks) を可能にしてしまうわけで、やはり良策とは言えない。それ故、\n"
+"新しいスクリプトでは @command{mktemp} コマンドを使用するべきである。そうすれば、\n"
"生成されるファイル名が確実に予測不可能になるので、実行中のスクリプトが\n"
"テンポラリファイルの名前を知っているというまさにその事実が、ファイルを\n"
-"作成したのがそのスクリプトであり、他のユーザはそのファイルをいじることが\n"
-"ã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84ã\81¨ã\80\81é\96\93é\81\95ã\81\84ã\81ªã\81\8f示ã\81\99ã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82"
+"作成したのがそのスクリプトであり、他のユーザはそのファイルを変更でき\n"
+"ないと、間違いなく示すことになる。"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:13385
"reading and setting are performed on the tty line connected to standard "
"input, although this can be modified by the @option{--file} option."
msgstr ""
-"tty ラインの設定を指定しない場合、@command{stty} はボーレートと (それを\n"
-"サポートしているシステムでは) ライン制御規則番号 (line discipline \n"
+"tty ラインの設定を一つも指定しない場合、@command{stty} は、ボーレートと \n"
+"(それをサポートしているシステムでは) ライン制御規則番号 (line discipline \n"
"number)、それに、ライン設定のうち @samp{stty sane} によって設定される値から\n"
"変更のあるものを表示する。デフォルトでは、モードの取得や設定は、\n"
"標準入力に結びついている tty ラインに対して行うが、これは @option{--file} \n"
"標準入力に結びついている tty ラインを操作の対象にする代わりに、\n"
"@var{device} で指定されたファイル名を使ってオープンするラインを操作\n"
"の対象にする。このオプションが必要なのは、POSIX 準拠の tty を\n"
-"ã\82ªã\83¼ã\83\97ã\83³ã\81\99ã\82\8bã\81«ã\81¯ã\80\81@code{O_NONDELAY} ã\83\95ã\83©ã\82°ã\82\92使ã\81\86å¿\85è¦\81ã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\81\8bã\82\89ã\81§ã\81\82ã\82\8b。\n"
+"ã\82ªã\83¼ã\83\97ã\83³ã\81\99ã\82\8bã\81«ã\81¯ã\80\81@code{O_NONDELAY} ã\83\95ã\83©ã\82°ã\82\92使ã\81\86å¿\85è¦\81ã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\81\8bã\82\89ã\81 。\n"
"そうしないと、POSIX 準拠の tty は、@code{clocal} フラグがセットされて\n"
"いない場合に、キャリア検出線 (carrier detect line) が活発化する\n"
"まで、ブロッキングを起こす。そんなわけで、デバイスのオープンは、\n"
"optionally, the time zone rules) can be overridden by the @option{--date} "
"option."
msgstr ""
-"@w{RFC 2822/ISO 8601} 形式の数値によるタイムゾーン (たとえば、@samp{-0600} "
-"や \n"
+"@w{RFC 2822/ISO 8601} 形式の数値によるタイムゾーン (たとえば、@samp{-0600} や \n"
"@samp{+0530})。タイムゾーンが特定できない場合は、空になる。この値は、\n"
"環境変数 @env{TZ} によって指定されたタイムゾーンのルールを使用する\n"
"ことで、現在の日時に対応した、数値によるタイムゾーンを正しく反映\n"
-"ã\81\97ã\81¦ã\81\84る (訳注: 要するに、夏時間、冬時間が存在する地帯では、それを\n"
+"ã\81\99る (訳注: 要するに、夏時間、冬時間が存在する地帯では、それを\n"
"反映するということ)。操作の対象となる日時は (もしそうしたければ、\n"
"その日時におけるタイムゾーンのルールも)、@option{--date} オプションに\n"
"よって変更することができる。"
"null} instead."
msgstr ""
"標準入力が端末の場合、標準入力は @file{/dev/null} に付け換えられる。その\n"
-"結果、端末セッションが、@command{nohup} によって実行されたコマンドが端末を使"
-"用\n"
-"していると勘違いすることがなくなる。これは GNU の拡張である。GNU 以外\n"
-"のホストでも使うことを考えているプログラムでは、GNU の拡張を当てにせず、\n"
-"@samp{nohup @var{command} [@var{arg}]@dots{} </dev/null} を使った方がよい。"
+"結果、端末セッションが、@command{nohup} によって実行されているコマンドが端末を\n"
+"使用していると勘違いすることがなくなる。これは GNU の拡張である。\n"
+"GNU 以外のホストでも使うことを考えているプログラムでは、GNU の拡張を当てに\n"
+"せず、@samp{nohup @var{command} [@var{arg}]@dots{} </dev/null} を使った方がよい。"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:16428
"イルに追加されて行く。そのファイルに書き込めない場合は、@file{$HOME/nohup.out} \n"
"に追記されることになる。そのファイルにも書き込めない場合は、コマンドの\n"
"実行が行われない。@command{nohup} によって作成されるのが @file{nohup.out} であれ、\n"
-"@file{$HOME/nohup.out} であれ、それはファイルの所有者にのみ読み書き可能な\n"
+"@file{$HOME/nohup.out} ã\81§ã\81\82ã\82\8cã\80\81ã\81\9dã\82\8cã\81¯ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®æ\89\80æ\9c\89è\80\85ã\81«ã\81®ã\81¿èªã\81¿æ\9b¸ã\81\8då\8f¯è\83½ã\81ª\n"
"ものになる。現在の umask の設定の影響は受けない。"
#. type: Plain text
"standard output is closed, standard error terminal output is instead "
"appended to the file @file{nohup.out} or @file{$HOME/nohup.out} as above."
msgstr ""
-"標準エラーが端末の場合、コマンドのエラー出力は、基本的には標準出力 \n"
-"(リダイレクトされていることもあるわけだ) と同じファイル・デスクリプタ\n"
-"にリダイレクトされる。ただし、標準出力がクローズされている場合には、\n"
-"標準エラーの端末への出力は、行き先が変わって、@file{nohup.out} や \n"
-"@file{$HOME/nohup.out} というファイルに追加される。どちらのファイルが使用\n"
-"されるかは、上述のとおりである。\n"
-"@sp 1\n"
-"(訳注: 具体的には、こういうことである。@code{nohup ./hoge.sh >hoge.log} \n"
-"というコマンドで、hoge.sh がエラーを出したとしよう。そのエラーメッセージ\n"
-"は、標準出力のリダイレクト先である @file{hoge.log} に書き出される。それに\n"
-"対して、@code{nohup ./hoge.sh} だけならば、hoge.sh の出すエラーメッセージは、\n"
-"カレントディレクトリの @file{nohup.out} か @file{$HOME/nohup.out} に書き込まれる。\n"
-"それでは、hoge.sh 中で、@code{cat geho.txt goho.txt >gehogoho.txt} などと、\n"
-"標準出力をファイルにリダイレクトしていたら、どうなるだろうか? cat \n"
-"コマンドの結果は問題なく、@file{gehogoho.txt} に出力される。エラーが出たら、\n"
-"そちらは @file{hoge.log} なり、@file{nohup.out} または @file{$HOME/nohup.out} なりに\n"
-"書き込まれるわけである。)"
+"標準エラーが端末の場合、コマンドの標準エラー出力は、基本的には\n"
+"標準出力 (リダイレクトされているかもしれない) と同じファイル・\n"
+"ディスクリプタにリダイレクトされる。ただし、標準出力がクローズ\n"
+"されている場合には、標準エラーの端末への出力は、リダイレクトされる\n"
+"ことなく、直接 @file{nohup.out} や @file{$HOME/nohup.out} というファイルに\n"
+"追加される。どちらのファイルが使用されるかは、上述のとおりである。"
#. type: Plain text
#: coreutils.texi:16438
"selected signal proves not to be fatal, @command{timeout} does not kill the "
"@var{command}."
msgstr ""
-"ここで指定した @var{duration} の経過後に、今度は @samp{KILL} シグナルを送り\n"
+"ここで指定した @var{duration} の経過後に、改めて @samp{KILL} シグナルを送り\n"
"付けて、監視対象の @var{command} を確実に終了させる。このオプションを\n"
"付けないと、選択したシグナルに @var{command} を終了させる力がなかった\n"
"場合に、@command{timeout} は @var{command} を殺すことができない。"
`--ignore=PATTERN'
ディレクトリの内容表示において、シェルのパターン (正規表現ではない)
PATTERN に名前がマッチするファイルを無視する。シェルの場合と同様、
- ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8dã\81®å\85\88é ã\81«ã\81\82ã\82\8b `.' ã\81¯ PATTERN ã\81®å\85\88é ã\81®ã\83¯ã\82¤ã\83«ã\83\89ã\82«ã\83¼ã\83\89ã\81«
+ ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8dã\81®å\85\88é ã\81«ã\81\82ã\82\8b `.' ã\81¯ PATTERN ã\81®å\85\88é ã\81®ã\83¯ã\82¤ã\83«ã\83\89ã\82«ã\83¼ã\83\89ã\81¨
マッチしない。このオプションを二度以上使うと、便利なことがある。
たとえば、
(`/') を削除しようとすると、エラーになる。これがデフォルトの
動作である。 *Note Treating / specially::.
- (訳注: 確ã\81\8bã\81« `--preserve-root' ã\81¯ã\80\81`rm -rf /' ã\81¨ã\81\97ã\81\9få ´å\90\88ã\81«ã\81¯ã\80\81
- ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\82\92ä¿\9dè·ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\81 ã\81\8cã\80\81`rm -rf /*' ã\81¨ã\81\97ã\81\9f
- 場合には、あまり役に立たない。なぜなら、`/*' は、`/bin', `/usr',
- `/home' などに展開されるが、そうしたディレクトリの消去は、
- `--preserve-root' によっては止められないからである。)
+ (訳注: 確ã\81\8bã\81« `--preserve-root' ã\81\8cæ\9c\89å\8a¹ã\81«ã\81ªã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8cã\81°ã\80\81`rm -rf /'
+ ã\81¨ã\81\97ã\81\9få ´å\90\88ã\81«ã\80\81ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\82\92ä¿\9dè·ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\81 ã\81\8cã\80\81 `rm
+ -rf /*' とした場合には、あまり役に立たない。なぜなら、`/*' は、
+ `/bin', `/usr', `/home' などに展開されるが、そうしたディレクトリの
+ 消去は、`--preserve-root' によっては止められないからである。)
`--no-preserve-root'
再帰的に削除を行う際、`/' を特別扱いしない。コンピュータ上にある
`dirname' は、各 NAME からスラッシュで区切られた最後の要素を取り除いて、
残りのすべてを表示する。その際、最後の要素の左右どちらにあるスラッシュ
-も削除される。NAME を構成する文字列にスラッシュが一つも含まれない場合、
+も除去される。NAME を構成する文字列にスラッシュが一つも含まれない場合、
`dirname' は (カレントディレクトリを意味する) `.' を表示する。
書式:
システムによってサポートされている最大長を越えている。
実在しないファイル名を指定しても、エラーにはならない。その名前の
-ファイルが、上記の条件内で作成できればよい。
+ファイルが、上記の条件内で作成可能であればよい。
このプログラムでは以下のオプションが使用できる。参照: *note Common
options::. オプションはオペランドの前に置かなければならない。
`mktemp' は、TEMPLATE を基にして、安全なテンポラリファイルや
ディレクトリを作成し、その名前を表示する。TEMPLATE を指定する場合、
その最後の構成部分に少なくとも 3 個の連続する `X' が含まれていなければ
-ならない。省略した場合は、`tmp.XXXXXXXXXX' というテンプレートが使用
-ã\81\95ã\82\8cã\80\81 `--tmpdir' オプションが暗黙のうちに指定されることになる。
+ならない。TEMPLATE を省略した場合は、`tmp.XXXXXXXXXX' というテンプレート
+ã\81\8c使ç\94¨ã\81\95ã\82\8cã\80\81`--tmpdir' オプションが暗黙のうちに指定されることになる。
TEMPLATE 中の `X' が連続する最後の部分は、英数字で置き換えられる。
従って、大文字小文字を区別するファイルシステムなら、テンプレートに
連続する N 個の `X' が含まれていると、作成されるファイル名には、 62 の
N 乗とおりの可能性があることになる。
- æ\98\94ã\81®ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\83\86ã\83³ã\83\9dã\83©ã\83ªã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92ä½\9cæ\88\90ã\81\99ã\82\8bé\9a\9bã\81«ã\80\81å\8d\98ã\81«ã\83\97ã\83ã\82°ã\83©ã\83
-の名前にプロセス ID (`$$') を拡張子として付けるのが習慣だった。しかし、
+ æ\98\94ã\81®ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\83\86ã\83³ã\83\9dã\83©ã\83ªã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92ä½\9cæ\88\90ã\81\99ã\82\8bé\9a\9bã\80\81å\8d\98ã\81«ã\83\97ã\83ã\82°ã\83©ã\83 ã\81®
+名前にプロセス ID (`$$') を拡張子として付けるのが習慣だった。しかし、
この命名法は、名前の推測が容易であり、従って、競合状態を起こしやすい
という弱点がある。攻撃者としては、テンポラリファイルに使われそうな名前で
シンボリックリンクを作っておけばよい。そうすれば、スクリプトが未使用の
同じ命名法を使ってディレクトリを作成するのは、もう少し安全である。作成
しようとするディレクトリがすでに存在していると、`mkdir' は実行に失敗
するからだ。とは言え、こちらもサービス不能化攻撃 (denial of service
-attacks) を許してしまうわけで、やはり良策とは言えない。それ故、新しい
-スクリプトでは `mktemp' コマンドを使用するべきである。そうすれば、
+attacks) を可能にしてしまうわけで、やはり良策とは言えない。それ故、
+新しいスクリプトでは `mktemp' コマンドを使用するべきである。そうすれば、
生成されるファイル名が確実に予測不可能になるので、実行中のスクリプトが
テンポラリファイルの名前を知っているというまさにその事実が、ファイルを
-作成したのがそのスクリプトであり、他のユーザはそのファイルをいじることが
-ã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84ã\81¨ã\80\81é\96\93é\81\95ã\81\84ã\81ªã\81\8f示ã\81\99ã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82
+作成したのがそのスクリプトであり、他のユーザはそのファイルを変更でき
+ないと、間違いなく示すことになる。
ファイルを作成する場合、作成されるファイルには現在のユーザに対する
読み込みと書き出しの許可が付くが、グループやその他のユーザに対しては、
stty [OPTION] [SETTING]...
stty [OPTION]
- tty ラインの設定を指定しない場合、`stty' はボーレートと (それを
-サポートしているシステムでは) ライン制御規則番号 (line discipline
+ tty ラインの設定を一つも指定しない場合、`stty' は、ボーレートと
+(それをサポートしているシステムでは) ライン制御規則番号 (line discipline
number)、それに、ライン設定のうち `stty sane' によって設定される値から
変更のあるものを表示する。デフォルトでは、モードの取得や設定は、
標準入力に結びついている tty ラインに対して行うが、これは `--file'
標準入力に結びついている tty ラインを操作の対象にする代わりに、
DEVICE で指定されたファイル名を使ってオープンするラインを操作
の対象にする。このオプションが必要なのは、POSIX 準拠の tty を
- ã\82ªã\83¼ã\83\97ã\83³ã\81\99ã\82\8bã\81«ã\81¯ã\80\81`O_NONDELAY' ã\83\95ã\83©ã\82°ã\82\92使ã\81\86å¿\85è¦\81ã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\81\8bã\82\89ã\81§ã\81\82ã\82\8b。
+ ã\82ªã\83¼ã\83\97ã\83³ã\81\99ã\82\8bã\81«ã\81¯ã\80\81`O_NONDELAY' ã\83\95ã\83©ã\82°ã\82\92使ã\81\86å¿\85è¦\81ã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\81\8bã\82\89ã\81 。
そうしないと、POSIX 準拠の tty は、`clocal' フラグがセットされて
いない場合に、キャリア検出線 (carrier detect line) が活発化する
まで、ブロッキングを起こす。そんなわけで、デバイスのオープンは、
や `+0530')。タイムゾーンが特定できない場合は、空になる。この値は、
環境変数 `TZ' によって指定されたタイムゾーンのルールを使用する
ことで、現在の日時に対応した、数値によるタイムゾーンを正しく反映
- ã\81\97ã\81¦ã\81\84る (訳注: 要するに、夏時間、冬時間が存在する地帯では、それを
+ ã\81\99る (訳注: 要するに、夏時間、冬時間が存在する地帯では、それを
反映するということ)。操作の対象となる日時は (もしそうしたければ、
その日時におけるタイムゾーンのルールも)、`--date' オプションに
よって変更することができる。
nohup COMMAND [ARG]...
標準入力が端末の場合、標準入力は `/dev/null' に付け換えられる。その
-çµ\90æ\9e\9cã\80\81端æ\9c«ã\82»ã\83\83ã\82·ã\83§ã\83³ã\81\8cã\80\81`nohup' ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å®\9fè¡\8cã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\81\8c端æ\9c«ã\82\92使ç\94¨
-していると勘違いすることがなくなる。これは GNU の拡張である。GNU 以外
-のホストでも使うことを考えているプログラムでは、GNU の拡張を当てにせず、
-`nohup COMMAND [ARG]... </dev/null' を使った方がよい。
+çµ\90æ\9e\9cã\80\81端æ\9c«ã\82»ã\83\83ã\82·ã\83§ã\83³ã\81\8cã\80\81`nohup' ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å®\9fè¡\8cã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\81\8c端æ\9c«ã\82\92
+使用していると勘違いすることがなくなる。これは GNU の拡張である。 GNU
+以外のホストでも使うことを考えているプログラムでは、GNU の拡張を当てに
+せず、`nohup COMMAND [ARG]... </dev/null' を使った方がよい。
標準出力が端末の場合、コマンドの標準出力は、`nohup.out' というファ
イルに追加されて行く。そのファイルに書き込めない場合は、`$HOME/nohup.out'
に追記されることになる。そのファイルにも書き込めない場合は、コマンドの
実行が行われない。`nohup' によって作成されるのが `nohup.out' であれ、
-`$HOME/nohup.out' であれ、それはファイルの所有者にのみ読み書き可能な
+`$HOME/nohup.out' ã\81§ã\81\82ã\82\8cã\80\81ã\81\9dã\82\8cã\81¯ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®æ\89\80æ\9c\89è\80\85ã\81«ã\81®ã\81¿èªã\81¿æ\9b¸ã\81\8då\8f¯è\83½ã\81ª
ものになる。現在の umask の設定の影響は受けない。
- 標準エラーが端末の場合、コマンドのエラー出力は、基本的には標準出力
-(リダイレクトされていることもあるわけだ) と同じファイル・デスクリプタ
-にリダイレクトされる。ただし、標準出力がクローズされている場合には、
-標準エラーの端末への出力は、行き先が変わって、`nohup.out' や
-`$HOME/nohup.out' というファイルに追加される。どちらのファイルが使用
-されるかは、上述のとおりである。
-
- (訳注: 具体的には、こういうことである。`nohup ./hoge.sh >hoge.log'
-というコマンドで、hoge.sh がエラーを出したとしよう。そのエラーメッセージ
-は、標準出力のリダイレクト先である `hoge.log' に書き出される。それに
-対して、`nohup ./hoge.sh' だけならば、hoge.sh の出すエラーメッセージは、
-カレントディレクトリの `nohup.out' か `$HOME/nohup.out' に書き込まれる。
-それでは、hoge.sh 中で、`cat geho.txt goho.txt >gehogoho.txt' などと、
-標準出力をファイルにリダイレクトしていたら、どうなるだろうか? cat
-コマンドの結果は問題なく、`gehogoho.txt' に出力される。エラーが出たら、
-そちらは `hoge.log' なり、`nohup.out' または `$HOME/nohup.out' なりに
-書き込まれるわけである。)
+ 標準エラーが端末の場合、コマンドの標準エラー出力は、基本的には
+標準出力 (リダイレクトされているかもしれない) と同じファイル・
+ディスクリプタにリダイレクトされる。ただし、標準出力がクローズ
+されている場合には、標準エラーの端末への出力は、リダイレクトされる
+ことなく、直接 `nohup.out' や `$HOME/nohup.out' というファイルに
+追加される。どちらのファイルが使用されるかは、上述のとおりである。
コマンドの出力を `nohup.out' 以外のファイルに書き込みたければ、
リダイレクトすればよい。たとえば、`make' の出力を `make.log' に書き
`-k DURATION'
`--kill-after=DURATION'
- ここで指定した DURATION の経過後に、今度は `KILL' シグナルを送り
+ ここで指定した DURATION の経過後に、改めて `KILL' シグナルを送り
付けて、監視対象の COMMAND を確実に終了させる。このオプションを
付けないと、選択したシグナルに COMMAND を終了させる力がなかった
場合に、`timeout' は COMMAND を殺すことができない。
$ date --date="$(date +%Y-%m-15) -1 month" +'Last month was %B!'
Last month was June!
- ã\81ªã\81\8a、標準時と夏時間の切り替えのような時刻変更があるときの前後で
-æ\97¥ä»\98ã\81®æ\93\8dä½\9cã\82\92è¡\8cã\81\86å ´å\90\88ã\81«ã\81¯ã\80\81注æ\84\8fã\81\97た方がよい。24 時間も加算されたり、
+ ã\81¾ã\81\9f、標準時と夏時間の切り替えのような時刻変更があるときの前後で
+æ\97¥ä»\98ã\81®æ\93\8dä½\9cã\82\92è¡\8cã\81\86å ´å\90\88ã\82\82ã\80\81æ°\97ã\82\92ä»\98ã\81\91た方がよい。24 時間も加算されたり、
減算されたりしてしまうことも、ないとは言えないからだ。そこで、
たいていの場合、日付の計算に取りかかる前に、環境変数 `TZ' を `UTC0'
に設定して、協定世界時を採用するのが賢明である。
coreutils-8.22 を元に増補・改訂 by 長南洋一
numfmt, ptx, tsort, chcon, runcon を翻訳
- * 2015-05-21
+ * 2015-06-03
numfmt の章の構成を修正。訳文の細かい変更 by 長南洋一
\1f
* exit status of ls: ls invocation. (line 31)
* exit status of mktemp: mktemp invocation. (line 145)
* exit status of nice: nice invocation. (line 67)
-* exit status of nohup: nohup invocation. (line 63)
+* exit status of nohup: nohup invocation. (line 52)
* exit status of pathchk: pathchk invocation. (line 55)
* exit status of printenv: printenv invocation. (line 26)
* exit status of realpath: realpath invocation. (line 93)
Node: install invocation\7f436927
Node: mv invocation\7f446031
Node: rm invocation\7f453492
-Node: shred invocation\7f460945
-Node: Special file types\7f475380
-Node: link invocation\7f477872
-Node: ln invocation\7f479643
-Node: mkdir invocation\7f494405
-Node: mkfifo invocation\7f498440
-Node: mknod invocation\7f500694
-Node: readlink invocation\7f504892
-Node: rmdir invocation\7f507968
-Node: unlink invocation\7f509653
-Node: Changing file attributes\7f511013
-Node: chown invocation\7f512221
-Node: chgrp invocation\7f521327
-Node: chmod invocation\7f525834
-Node: touch invocation\7f530020
-Node: Disk usage\7f541469
-Node: df invocation\7f542489
-Node: du invocation\7f557187
-Node: stat invocation\7f574312
-Node: sync invocation\7f584739
-Node: truncate invocation\7f586240
-Node: Printing text\7f588737
-Node: echo invocation\7f589203
-Node: printf invocation\7f592999
-Node: yes invocation\7f601893
-Node: Conditions\7f602750
-Node: false invocation\7f603496
-Node: true invocation\7f605170
-Node: test invocation\7f607121
-Node: File type tests\7f610206
-Node: Access permission tests\7f611486
-Node: File characteristic tests\7f612653
-Node: String tests\7f613644
-Node: Numeric tests\7f614586
-Node: Connectives for test\7f615805
-Node: expr invocation\7f616214
-Node: String expressions\7f620186
-Node: Numeric expressions\7f623719
-Node: Relations for expr\7f624480
-Node: Examples of expr\7f625969
-Node: Redirection\7f626986
-Node: tee invocation\7f627661
-Node: File name manipulation\7f634628
-Node: basename invocation\7f635331
-Node: dirname invocation\7f638105
-Node: pathchk invocation\7f640350
-Node: mktemp invocation\7f643037
-Node: realpath invocation\7f652330
-Node: Working context\7f657306
-Node: pwd invocation\7f658097
-Node: stty invocation\7f660071
-Node: Control\7f664138
-Node: Input\7f665754
-Node: Output\7f668125
-Node: Local\7f669991
-Node: Combination\7f672298
-Node: Characters\7f675047
-Node: Special\7f677391
-Node: printenv invocation\7f679576
-Node: tty invocation\7f680927
-Node: User information\7f681834
-Node: id invocation\7f682654
-Node: logname invocation\7f685935
-Node: whoami invocation\7f686748
-Node: groups invocation\7f687294
-Node: users invocation\7f689013
-Node: who invocation\7f690312
-Node: System context\7f694530
-Node: date invocation\7f695384
-Node: Time conversion specifiers\7f697578
-Node: Date conversion specifiers\7f701279
-Node: Literal conversion specifiers\7f705079
-Node: Padding and other flags\7f705427
-Node: Setting the time\7f708367
-Node: Options for date\7f710140
-Node: Examples of date\7f715740
-Ref: %s-examples\7f717465
-Node: arch invocation\7f721704
-Node: nproc invocation\7f722278
-Node: uname invocation\7f723711
-Node: hostname invocation\7f727702
-Node: hostid invocation\7f728501
-Node: uptime invocation\7f729456
-Node: SELinux context\7f731052
-Node: chcon invocation\7f731524
-Node: runcon invocation\7f734819
-Node: Modified command invocation\7f737169
-Node: chroot invocation\7f738060
-Ref: chroot invocation-Footnote-1\7f742095
-Node: env invocation\7f742635
-Node: nice invocation\7f748200
-Node: nohup invocation\7f754031
-Node: stdbuf invocation\7f758679
-Node: timeout invocation\7f762328
-Node: Process control\7f766093
-Node: kill invocation\7f766331
-Node: Delaying\7f771179
-Node: sleep invocation\7f771396
-Node: Numeric operations\7f772848
-Node: factor invocation\7f773191
-Node: seq invocation\7f775422
-Node: File permissions\7f781026
-Node: Mode Structure\7f781979
-Node: Symbolic Modes\7f787940
-Node: Setting Permissions\7f789519
-Node: Copying Permissions\7f793610
-Node: Changing Special Mode Bits\7f794698
-Node: Conditional Executability\7f797809
-Node: Multiple Changes\7f798718
-Node: Umask and Protection\7f801138
-Node: Numeric Modes\7f803076
-Node: Operator Numeric Modes\7f806112
-Node: Directory Setuid and Setgid\7f807548
-Node: Date input formats\7f813411
-Node: General date syntax\7f817296
-Node: Calendar date items\7f821548
-Node: Time of day items\7f824278
-Node: Time zone items\7f827227
-Node: Combined date and time of day items\7f829062
-Node: Day of week items\7f830204
-Node: Relative items in date strings\7f831976
-Node: Pure numbers in date strings\7f835771
-Node: Seconds since the Epoch\7f837236
-Node: Specifying time zone rules\7f839591
-Node: Authors of parse_datetime\7f843079
-Ref: Authors of get_date\7f843267
-Node: Opening the software toolbox\7f844539
-Node: Toolbox introduction\7f845367
-Node: I/O redirection\7f849584
-Node: The who command\7f854164
-Node: The cut command\7f855411
-Node: The sort command\7f856844
-Node: The uniq command\7f857830
-Node: Putting the tools together\7f858808
-Ref: Putting the tools together-Footnote-1\7f876156
-Node: About the translation\7f876264
-Node: GNU Free Documentation License\7f884728
-Node: Concept index\7f909917
+Node: shred invocation\7f460969
+Node: Special file types\7f475404
+Node: link invocation\7f477896
+Node: ln invocation\7f479667
+Node: mkdir invocation\7f494429
+Node: mkfifo invocation\7f498464
+Node: mknod invocation\7f500718
+Node: readlink invocation\7f504916
+Node: rmdir invocation\7f507992
+Node: unlink invocation\7f509677
+Node: Changing file attributes\7f511037
+Node: chown invocation\7f512245
+Node: chgrp invocation\7f521351
+Node: chmod invocation\7f525858
+Node: touch invocation\7f530044
+Node: Disk usage\7f541493
+Node: df invocation\7f542513
+Node: du invocation\7f557211
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+Node: sync invocation\7f584763
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+Node: Conditions\7f602774
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+Node: Numeric tests\7f614610
+Node: Connectives for test\7f615829
+Node: expr invocation\7f616238
+Node: String expressions\7f620210
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+Node: stty invocation\7f660103
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+Node: who invocation\7f690349
+Node: System context\7f694567
+Node: date invocation\7f695421
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+Node: Literal conversion specifiers\7f705110
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+Node: Setting the time\7f708398
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+Node: hostname invocation\7f727733
+Node: hostid invocation\7f728532
+Node: uptime invocation\7f729487
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+Ref: Authors of get_date\7f842452
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+Node: The cut command\7f854596
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+Node: The uniq command\7f857015
+Node: Putting the tools together\7f857993
+Ref: Putting the tools together-Footnote-1\7f875341
+Node: About the translation\7f875449
+Node: GNU Free Documentation License\7f883913
+Node: Concept index\7f909102
\1f
End Tag Table
@opindex --ignore=@var{pattern}
ディレクトリの内容表示において、シェルのパターン (正規表現ではない)
@var{pattern} に名前がマッチするファイルを無視する。シェルの場合と同様、
-ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8dã\81®å\85\88é ã\81«ã\81\82ã\82\8b @samp{.} ã\81¯ @var{pattern} ã\81®å\85\88é ã\81®ã\83¯ã\82¤ã\83«ã\83\89ã\82«ã\83¼ã\83\89ã\81«
+ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«å\90\8dã\81®å\85\88é ã\81«ã\81\82ã\82\8b @samp{.} ã\81¯ @var{pattern} ã\81®å\85\88é ã\81®ã\83¯ã\82¤ã\83«ã\83\89ã\82«ã\83¼ã\83\89ã\81¨
マッチしない。このオプションを二度以上使うと、便利なことがある。
たとえば、
(@file{/}) を削除しようとすると、エラーになる。これがデフォルトの
動作である。 @xref{Treating / specially}.
@sp 1
-(訳注: 確ã\81\8bã\81« @option{--preserve-root} ã\81¯ã\80\81@code{rm -rf /} ã\81¨ã\81\97ã\81\9få ´å\90\88ã\81«ã\81¯ã\80\81
-ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\82\92ä¿\9dè·ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\81 ã\81\8cã\80\81@code{rm -rf /*} ã\81¨ã\81\97ã\81\9f
-場合には、あまり役に立たない。なぜなら、@file{/*} は、@file{/bin}, @file{/usr},
-@file{/home} などに展開されるが、そうしたディレクトリの消去は、
-@option{--preserve-root} によっては止められないからである。)
+(訳注: 確ã\81\8bã\81« @option{--preserve-root} ã\81\8cæ\9c\89å\8a¹ã\81«ã\81ªã\81£ã\81¦ã\81\84ã\82\8cã\81°ã\80\81@code{rm -rf /}
+ã\81¨ã\81\97ã\81\9få ´å\90\88ã\81«ã\80\81ã\83«ã\83¼ã\83\88ã\83\87ã\82£ã\83¬ã\82¯ã\83\88ã\83ªã\82\92ä¿\9dè·ã\81\99ã\82\8bã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82ã\81 ã\81\8cã\80\81
+@code{rm -rf /*} とした場合には、あまり役に立たない。なぜなら、@file{/*} は、
+@file{/bin}, @file{/usr}, @file{/home} などに展開されるが、そうしたディレクトリの
+消去は、@option{--preserve-root} によっては止められないからである。)
@item --no-preserve-root
@opindex --no-preserve-root
@command{dirname} は、各 @var{name} からスラッシュで区切られた最後の要素を取り除いて、
残りのすべてを表示する。その際、最後の要素の左右どちらにあるスラッシュ
-も削除される。@var{name} を構成する文字列にスラッシュが一つも含まれない場合、
+も除去される。@var{name} を構成する文字列にスラッシュが一つも含まれない場合、
@command{dirname} は (カレントディレクトリを意味する) @samp{.} を表示する。
@sp 1
書式:
@end enumerate
実在しないファイル名を指定しても、エラーにはならない。その名前の
-ファイルが、上記の条件内で作成できればよい。
+ファイルが、上記の条件内で作成可能であればよい。
このプログラムでは以下のオプションが使用できる。参照: @ref{Common options}.
オプションはオペランドの前に置かなければならない。
@command{mktemp} は、@var{template} を基にして、安全なテンポラリファイルや
ディレクトリを作成し、その名前を表示する。@var{template} を指定する場合、
その最後の構成部分に少なくとも 3 個の連続する @samp{X} が含まれていなければ
-ならない。省略した場合は、@samp{tmp.XXXXXXXXXX} というテンプレートが使用
-ã\81\95ã\82\8cã\80\81 @option{--tmpdir} オプションが暗黙のうちに指定されることになる。
+ならない。@var{template} を省略した場合は、@samp{tmp.XXXXXXXXXX} というテンプレート
+ã\81\8c使ç\94¨ã\81\95ã\82\8cã\80\81@option{--tmpdir} オプションが暗黙のうちに指定されることになる。
@var{template} 中の @samp{X} が連続する最後の部分は、英数字で置き換えられる。
従って、大文字小文字を区別するファイルシステムなら、テンプレートに
連続する @var{n} 個の @samp{X} が含まれていると、作成されるファイル名には、
62 の @var{n} 乗とおりの可能性があることになる。
-æ\98\94ã\81®ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\83\86ã\83³ã\83\9dã\83©ã\83ªã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92ä½\9cæ\88\90ã\81\99ã\82\8bé\9a\9bã\81«ã\80\81å\8d\98ã\81«ã\83\97ã\83ã\82°ã\83©ã\83
-の名前にプロセス ID (@samp{$$}) を拡張子として付けるのが習慣だった。しかし、
+æ\98\94ã\81®ã\82¹ã\82¯ã\83ªã\83\97ã\83\88ã\81§ã\81¯ã\80\81ã\83\86ã\83³ã\83\9dã\83©ã\83ªã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\82\92ä½\9cæ\88\90ã\81\99ã\82\8bé\9a\9bã\80\81å\8d\98ã\81«ã\83\97ã\83ã\82°ã\83©ã\83 ã\81®
+名前にプロセス ID (@samp{$$}) を拡張子として付けるのが習慣だった。しかし、
この命名法は、名前の推測が容易であり、従って、競合状態を起こしやすい
という弱点がある。攻撃者としては、テンポラリファイルに使われそうな名前で
シンボリックリンクを作っておけばよい。そうすれば、スクリプトが未使用の
同じ命名法を使ってディレクトリを作成するのは、もう少し安全である。作成
しようとするディレクトリがすでに存在していると、@command{mkdir} は実行に失敗
するからだ。とは言え、こちらもサービス不能化攻撃 (denial of service
-attacks) を許してしまうわけで、やはり良策とは言えない。それ故、新しい
-スクリプトでは @command{mktemp} コマンドを使用するべきである。そうすれば、
+attacks) を可能にしてしまうわけで、やはり良策とは言えない。それ故、
+新しいスクリプトでは @command{mktemp} コマンドを使用するべきである。そうすれば、
生成されるファイル名が確実に予測不可能になるので、実行中のスクリプトが
テンポラリファイルの名前を知っているというまさにその事実が、ファイルを
-作成したのがそのスクリプトであり、他のユーザはそのファイルをいじることが
-ã\81§ã\81\8dã\81ªã\81\84ã\81¨ã\80\81é\96\93é\81\95ã\81\84ã\81ªã\81\8f示ã\81\99ã\81\93ã\81¨ã\81«ã\81ªã\82\8bã\80\82
+作成したのがそのスクリプトであり、他のユーザはそのファイルを変更でき
+ないと、間違いなく示すことになる。
ファイルを作成する場合、作成されるファイルには現在のユーザに対する
読み込みと書き出しの許可が付くが、グループやその他のユーザに対しては、
stty [@var{option}]
@end example
-tty ラインの設定を指定しない場合、@command{stty} はボーレートと (それを
-サポートしているシステムでは) ライン制御規則番号 (line discipline
+tty ラインの設定を一つも指定しない場合、@command{stty} は、ボーレートと
+(それをサポートしているシステムでは) ライン制御規則番号 (line discipline
number)、それに、ライン設定のうち @samp{stty sane} によって設定される値から
変更のあるものを表示する。デフォルトでは、モードの取得や設定は、
標準入力に結びついている tty ラインに対して行うが、これは @option{--file}
標準入力に結びついている tty ラインを操作の対象にする代わりに、
@var{device} で指定されたファイル名を使ってオープンするラインを操作
の対象にする。このオプションが必要なのは、POSIX 準拠の tty を
-ã\82ªã\83¼ã\83\97ã\83³ã\81\99ã\82\8bã\81«ã\81¯ã\80\81@code{O_NONDELAY} ã\83\95ã\83©ã\82°ã\82\92使ã\81\86å¿\85è¦\81ã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\81\8bã\82\89ã\81§ã\81\82ã\82\8b。
+ã\82ªã\83¼ã\83\97ã\83³ã\81\99ã\82\8bã\81«ã\81¯ã\80\81@code{O_NONDELAY} ã\83\95ã\83©ã\82°ã\82\92使ã\81\86å¿\85è¦\81ã\81\8cã\81\82ã\82\8bã\81\8bã\82\89ã\81 。
そうしないと、POSIX 準拠の tty は、@code{clocal} フラグがセットされて
いない場合に、キャリア検出線 (carrier detect line) が活発化する
まで、ブロッキングを起こす。そんなわけで、デバイスのオープンは、
@samp{+0530})。タイムゾーンが特定できない場合は、空になる。この値は、
環境変数 @env{TZ} によって指定されたタイムゾーンのルールを使用する
ことで、現在の日時に対応した、数値によるタイムゾーンを正しく反映
-ã\81\97ã\81¦ã\81\84る (訳注: 要するに、夏時間、冬時間が存在する地帯では、それを
+ã\81\99る (訳注: 要するに、夏時間、冬時間が存在する地帯では、それを
反映するということ)。操作の対象となる日時は (もしそうしたければ、
その日時におけるタイムゾーンのルールも)、@option{--date} オプションに
よって変更することができる。
@end example
標準入力が端末の場合、標準入力は @file{/dev/null} に付け換えられる。その
-çµ\90æ\9e\9cã\80\81端æ\9c«ã\82»ã\83\83ã\82·ã\83§ã\83³ã\81\8cã\80\81@command{nohup} ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å®\9fè¡\8cã\81\95ã\82\8cã\81\9fã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\81\8c端æ\9c«ã\82\92使ç\94¨
-していると勘違いすることがなくなる。これは GNU の拡張である。GNU 以外
-のホストでも使うことを考えているプログラムでは、GNU の拡張を当てにせず、
-@samp{nohup @var{command} [@var{arg}]@dots{} </dev/null} を使った方がよい。
+çµ\90æ\9e\9cã\80\81端æ\9c«ã\82»ã\83\83ã\82·ã\83§ã\83³ã\81\8cã\80\81@command{nohup} ã\81«ã\82\88ã\81£ã\81¦å®\9fè¡\8cã\81\95ã\82\8cã\81¦ã\81\84ã\82\8bã\82³ã\83\9eã\83³ã\83\89ã\81\8c端æ\9c«ã\82\92
+使用していると勘違いすることがなくなる。これは GNU の拡張である。
+GNU 以外のホストでも使うことを考えているプログラムでは、GNU の拡張を当てに
+せず、@samp{nohup @var{command} [@var{arg}]@dots{} </dev/null} を使った方がよい。
@flindex nohup.out
標準出力が端末の場合、コマンドの標準出力は、@file{nohup.out} というファ
イルに追加されて行く。そのファイルに書き込めない場合は、@file{$HOME/nohup.out}
に追記されることになる。そのファイルにも書き込めない場合は、コマンドの
実行が行われない。@command{nohup} によって作成されるのが @file{nohup.out} であれ、
-@file{$HOME/nohup.out} であれ、それはファイルの所有者にのみ読み書き可能な
+@file{$HOME/nohup.out} ã\81§ã\81\82ã\82\8cã\80\81ã\81\9dã\82\8cã\81¯ã\80\81ã\83\95ã\82¡ã\82¤ã\83«ã\81®æ\89\80æ\9c\89è\80\85ã\81«ã\81®ã\81¿èªã\81¿æ\9b¸ã\81\8då\8f¯è\83½ã\81ª
ものになる。現在の umask の設定の影響は受けない。
-標準エラーが端末の場合、コマンドのエラー出力は、基本的には標準出力
-(リダイレクトされていることもあるわけだ) と同じファイル・デスクリプタ
-にリダイレクトされる。ただし、標準出力がクローズされている場合には、
-標準エラーの端末への出力は、行き先が変わって、@file{nohup.out} や
-@file{$HOME/nohup.out} というファイルに追加される。どちらのファイルが使用
-されるかは、上述のとおりである。
-@sp 1
-(訳注: 具体的には、こういうことである。@code{nohup ./hoge.sh >hoge.log}
-というコマンドで、hoge.sh がエラーを出したとしよう。そのエラーメッセージ
-は、標準出力のリダイレクト先である @file{hoge.log} に書き出される。それに
-対して、@code{nohup ./hoge.sh} だけならば、hoge.sh の出すエラーメッセージは、
-カレントディレクトリの @file{nohup.out} か @file{$HOME/nohup.out} に書き込まれる。
-それでは、hoge.sh 中で、@code{cat geho.txt goho.txt >gehogoho.txt} などと、
-標準出力をファイルにリダイレクトしていたら、どうなるだろうか? cat
-コマンドの結果は問題なく、@file{gehogoho.txt} に出力される。エラーが出たら、
-そちらは @file{hoge.log} なり、@file{nohup.out} または @file{$HOME/nohup.out} なりに
-書き込まれるわけである。)
+標準エラーが端末の場合、コマンドの標準エラー出力は、基本的には
+標準出力 (リダイレクトされているかもしれない) と同じファイル・
+ディスクリプタにリダイレクトされる。ただし、標準出力がクローズ
+されている場合には、標準エラーの端末への出力は、リダイレクトされる
+ことなく、直接 @file{nohup.out} や @file{$HOME/nohup.out} というファイルに
+追加される。どちらのファイルが使用されるかは、上述のとおりである。
コマンドの出力を @file{nohup.out} 以外のファイルに書き込みたければ、
リダイレクトすればよい。たとえば、@command{make} の出力を @file{make.log} に書き
@itemx --kill-after=@var{duration}
@opindex -k
@opindex --kill-after
-ここで指定した @var{duration} の経過後に、今度は @samp{KILL} シグナルを送り
+ここで指定した @var{duration} の経過後に、改めて @samp{KILL} シグナルを送り
付けて、監視対象の @var{command} を確実に終了させる。このオプションを
付けないと、選択したシグナルに @var{command} を終了させる力がなかった
場合に、@command{timeout} は @var{command} を殺すことができない。
numfmt, ptx, tsort, chcon, runcon を翻訳
@item
-2015-05-21@*
+2015-06-03@*
numfmt の章の構成を修正。訳文の細かい変更 by 長南洋一
@end itemize